-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
小説:砂の城
-
1:
サクラ ◆sfmh9zaJHs
フィクションです。よかったら読んでみてください。
2005-05-03 21:23:00 -
279:
サクラ ◆sfmh9zaJHs
にゃぉさん、まぁ?でもなんか幻滅されそうです?笑
2005-05-19 03:43:00 -
280:
サクラ ◆sfmh9zaJHs
「なんで?俺の事嫌いになったんか!?必要じゃなくなったんか?」
「違うよ。」
あたしは呻くように答えた。まるで縫い付けられたように唇がひどく重く感じた。
「あたしにはもう主馬を支えてあげる事はできない。もう風俗も辞めたし、お店に行ってあげる事もできない。」2005-05-19 03:51:00 -
281:
サクラ ◆sfmh9zaJHs
「そんなんいらん!ただ、ただ傍におってくれるだけでいい。こんな風に俺の前から消えんといてや!!」 弱々しい、主馬の声。泣きそうになる。
「今のあたしにはそれすら無理だよ…もし、主馬と一緒にいれたとしても、あたしは妬いてしまう。きっと主馬がお客さんとメールや電話するだけで、苛々してしまう。」2005-05-19 03:55:00 -
282:
サクラ ◆sfmh9zaJHs
「あたしがこんなに独占欲の強い女だって知らなかったでしょう…?我慢するのが当たり前だと思ってた。だけど限界だよ。だから主馬の前からいなくなったの。あなたの事支える自信がなかった。あなたが売り上げ伸びなくて悩んでても、限度があった。あなたがお客さんや従業員との対人関係で悩んでても、どうする事もできない。何もしてあげられない。そんなの嫌だったの。」
2005-05-19 03:59:00 -
283:
サクラ ◆sfmh9zaJHs
「舞…」
「だけどすべてを微笑んで受け入れてあげられるほどあたしは大人じゃないの。まだ甘えて、守られて、頭を撫でてもらいたい子供なの。ごめんなさい…」
あたしは謝る事しかできなかった。一方的な、自分勝手な言い訳。だけど本心だった。2005-05-19 04:02:00 -
284:
サクラ ◆sfmh9zaJHs
「それでも、俺はお前に傍にいてほしい。もっと…しっかりするから。」
主馬が呟く。
「できないよ…」
「じゃあ…せめて連絡だけとれるようにしてて?」2005-05-19 04:05:00 -
285:
サクラ ◆sfmh9zaJHs
「それじゃ会いたくなっちゃうよ。」
あたしは苦笑いしながら答えた。
《あたしが言った事、ちゃんと理解してくれてるのかな?》2005-05-19 04:07:00 -
286:
サクラ ◆sfmh9zaJHs
あたしよりも自分勝手な人。我儘で、独占欲が強くて、その癖淋しがりや。
ひどく愛しい人。
「じゃあ、じゃあ俺がもっとしっかりして、ホスト辞めたら会ってくれる?」2005-05-19 04:09:00 -
287:
にゃぉ
そんな事なぃケロ??
2005-05-19 04:11:00 -
288:
サクラ ◆sfmh9zaJHs
「わかった。その時にまだ主馬があたしの事好きでいてくれたら。」
「絶対に、来るから。半年後の今日迎えにくるよ。」
主馬が強く言った。その言葉は今まで聞いたどんな甘い言葉よりも真実味を帯びていて、あたしは素直に頷いた。2005-05-19 04:12:00