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??ノンフィクション??

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  • 1:

    ナナコ

    小説にして色んな人たちに伝えたいお話があります??すべて実話です?色々忙しくてすぐに更新出来ない時もあるかもしれませんが頑張って最後までお話します?拙い稚拙な文章ですがよければ読んでやってください?

    2006-11-15 02:37:00
  • 2:

    ナナコ

    私が選んだのは国公立文系コースでした。国公立なんて恐れおおかったけれど何事も志はでっかく…と思い選択しました。教室の中はみんな勉強やる気モード全開。異様な空気が漂っていました。私はいつも左端真ん中に座っていました。窓側でとても落ち着く席でした。

    2006-11-15 02:55:00
  • 3:

    ナナコ

    今さらですが「ですます体」やめます?小説っての忘れてました??

    2006-11-15 03:00:00
  • 4:

    ナナコ

    女A⇒「あっ!男好き2号や!なんやどないしたんやろ〜。腹抱えてんで」女B⇒「妊娠ちゃうん〜。いかにもってかんじやわ。ヤリマンぽいし」と私をののしった。陰口のつもりが丸聞こえだった。その時私は激痛のせいで怒ることもできなかった。しばらくして救急車が来た。病院に運ばれ、検査の結果『急性腸炎』だった。短期間だが入院が必要だったので私はそのまま入院することになった。

    2006-11-15 03:37:00
  • 5:

    ナナコ

    明日は学校なので今日は落ちます???って見てくれてる人いてるかな??ワラ
    続きはまた明日書きます?

    2006-11-15 03:54:00
  • 6:

    ナナコ

    《続き》
    少し悲しくなったが仕方なかった。退院後マサヤからすぐにメールが来た。マサヤ⇒「退院出来てよかったな〜?たいしたことなくてよかったやん?見舞い行けんで悪かったな?いつから予備校復帰するん〜?来る時教えてや?」私は「ありがとう?明日から行くで?もう大丈夫?いつもんとこで待ってるね?」と送って、いつも待ち合わせをしていた予備校の自習室前で待ち合わす約束をした。

    2006-11-15 15:22:00
  • 7:

    ナナコ

    当日。久しぶりの予備校で少し緊張した。久しぶりと行っても8日程度だったが以前は毎日のように通っていたためものすごく懐かしく感じてしまった。 5時半。マサヤとその友達の【ヤスノリ】と【ショウタ】と【コウキ】が来た。 マサヤ⇒「久しぶり。もう大丈夫かあ?」私⇒「大丈夫大丈夫。センター古文の授業出るやんな?あとで進んだ分のん見せてー」マサヤ⇒「ええで〜。俺ナナちゃんのために頑張って寝んと授業受けていっぱい大事なとこライン引いたから(笑)」 コウキ⇒「こいつマジ頑張ってたから。ナナちゃん愛されてんな(笑)」 私は嬉しくなった。でもこの時はマサヤの気持ちと大切さに気付いていなかった…。ただマサヤは私のことを本当の友達として大事にしてくれているんだと…。この頃は何気ない平凡なこの予備校生活が幸せであったことに気付いていなかった…。

    2006-11-15 15:38:00
  • 8:

    ナナコ

    7月になった。期末試験も終わりもう夏休みに突入する頃だった。「夏が勝負」予備校の講師の口癖だった。私は相変わらずマサヤたちとつるんでいた。帰りはいつも寄り道していたがそのぶん予備校の授業と休日はみんな集中して勉強に励んだ。未だに私は派手な外見といつも男グループとつるんでいたため他の塾生からは敬遠され、マサヤたちといない時は1人浮いていた。陰でコソコソ言われているのもわかった。時には授業時に配るプリント等を私だけとばされる時もあった。それでもそこまで苦に思ったことはあまりなかった。それはやはりいつもマサヤたちが私と仲良くしてくれていたから、いつも笑い合って、時には支えてくれていたからだった。だから私は1人の時でも寂しくなかった。

    2006-11-15 15:53:00
  • 9:

    名無しさん

    私は少し考えた。煙草を手にとり深く肺に入れた。私は緊張したり考え事をすると煙草を何本も続けて吸う。それをマサヤも気付いていたのでマサヤも私が考えているのに気付いているらしかった。マサヤたちも黙ったまま煙草を手に取り吸い出した。私たちは煙草の本数を減らそうと約束しあった直後だった。マサヤたちも今日は私服だったので周りを気にせず吸い続けた。私たちがこう沈黙を保ち続けたのには理由があった。ヤスノリの元カノのことだった。ヤスノリの元カノは【ミホちゃん】という。ミホちゃんはいつも女の子3人でつるんでいた。目の綺麗な子だ。某お嬢校に通っていてツンとした雰囲気で少し恐い。私もミホちゃんに何度も睨まれたことがあった。ミホちゃんは勉強はできるらしいが授業はサボりがちで私も同じ授業があるがたまに授業に出席しても横を向いて喋りっぱなしだったりする。平気で人を傷つける発言もするし、真面目な子を馬鹿にしたり、いいように使ったりするらしい。ヤスノリとは6月に別れたらしかった。原因はヤスノリに好きな子が出来たからだ。

    2006-11-15 19:10:00
  • 10:

    ナナコ

    ヤスノリは3月からさーりちゃんのことが気になっていたらしかった。ミホちゃんと4月に1度は別れたがミホちゃんが何度もやり直したいと言うのでまた戻ってみることにしたらしい。さーりちゃんのことをその期間予備校で見かけることはなかったので熱も少し冷めかけていた頃だった。しかし6月の後半に予備校の受付前で約3カ月ぶりにさーりちゃんを見かけて「やっぱり自分はこの子が好きだと」と思い、ミホちゃんに別れを告げた。ミホちゃんは納得してくれなかったが半ば無理矢理ヤスノリの方から連絡を絶ち、予備校で会ってもシカト状態になったらしい。

    2006-11-15 21:39:00
  • 11:

    ナナコ

    それをヤスノリは少し後悔していたが好きでもないのに優しくは出来ないと思い、シカト状態のまま今に至る。私たちはヤスノリに好きな子がいるというのは本人から聞いていたので知っていたがそれがまさかさーりちゃんだったとは思ってもみなかった。しかし薄々みんななんとなくではあるがヤスノリのさーりちゃんにたいする態度が恋情かもしれない…と心のどこかで感じとっていたのかもしれない。だからヤスノリからさーりちゃんが好きだと打ち明けられてもみんなが全員一致で冷静だった。私も驚いたがすぐに「やっぱり」と思った。そしてミホちゃんのことがひっかかった。

    2006-11-15 21:48:00
  • 12:

    ナナコ

    心配だった。ミホちゃんが心配なのではなくさーりちゃんが心配だった。ミホちゃんがもしその事実を知ったらさーりちゃんがひどい仕打ちを受けるかもしれない。そう思ったからだ。後々わかったことだが以前私が急性腸炎でうずくまっていた時、茶々を入れて来た女の子2人組がミホちゃんと学校は違うがたまに一緒にいる子たちだった。その後もたまに通りすがりに「ヤリマン」と言われたことがあった。ただでさえマサヤたちと一緒にいるだけで色々言われるのにばれたらさーりちゃんが危ない。私は杞憂の不安があった。

    2006-11-15 23:24:00
  • 13:

    ナナコ

    私たちは黙ったままだった。豪を煮やしたヤスノリは「なんか言うてや。俺がさーりちゃんのこと好きなんみんな感づいてたんやろ。」と言った。ショウタがまず口を開いた。ショウタ⇒「俺は正直そんなかんじがした。だからお前が『好きな子が出来た』って言った時もそれ以上追求できへんかった。」マサヤ⇒「俺も。ミホちゃんが可哀相ってのもあったけどミホちゃんて気が強いみたいやし女って裏で嫌がらせとかしそうでなんか恐かった。」コウキ⇒「俺は全然気付いてへんかったけど、でもやっさんがさーりちゃんのこと気に入ってるのはなんとなくわかった。」私⇒「私も気付いてたってのはなかったけど…でもなんとなく心の底でもしかしたら…って思ってた。でもミホちゃんのことがあるしあんまり突っ込めなかってん」やはりみんななんとなく気付いていたようだった。私はヤスノリにどう答えてあげればいいのかわからずまた煙草を手にとり吸い続けた。

    2006-11-16 00:32:00
  • 14:

    ナナコ

    私はその場にいるのが息苦しくなった。でも席を立つこともできない。ヤスノリは哀願するように私たちの顔見てそのまま下を向いたままこう言った。「俺、諦めるつもりないで。最初は一目惚れから始まったけど、ナナちゃんのおかげで話せるようになって話してみてわかってん。俺はこの子が好きやって心底思ってん。ミホには悪いと思ってるけど自分の気持ち抑えることはできん。でも今みんなの言葉聞いて受験が終わるまではこの気持ちは封印しとくべきやと思ってん。さーりちゃん2浪してるし迷惑かけたないし。ミホも同じ予備校にいてるわけやしな。それが今1番大事なことやと思うわ」そう言うとヤスノリは空気をにごしてごめんと謝り、そろそろ帰ろうかと切り出した。みんな浮かない表情のまま席を立ち、駅へ向かった。

    2006-11-16 00:59:00
  • 15:

    ナナコ

    帰りの電車の中で私はずっと考えていた。ヤスノリとさーりちゃんのことを。ヤスノリはああ言ったが本当はすぐにでも気持ちを伝えたいのではないかと。ヤスノリの性格上そんなかんじがしてならなかった。しかしこれ以上何も言ってやる言葉も見つからないし力になってやることも出来ない。私はもうこのことについて深く考えるのはやめようと思った。私の最寄り駅の2つ手前でヤスノリとマサヤとコウキが乗り換えのため下車していった。私も最寄りの駅に着くと、私の4つ先の駅で下りるショウタとバイバイをして帰った。

    2006-11-16 01:10:00
  • 16:

    名無しさん

    電車の中は気まずかったので1人になってやっと息が出来たとゆう気分になった。学校同士も近いためか5人共利用している電車と方向がたまたま一緒だったのでこの時ばかりはそのことを恨んだ。
    次の日。今日はマサヤとコウキだけが予備校に来た。それからマサヤたちと同じ学校の【ヒロシ】も一緒に現れた。ヒロシは理系コースなので授業はほとんど違った。たまに顔をあわすと話をしたり昼食を食べたりしたが、とくに夏休みに入ってからは話す機会があまりなかった。ヒロシは昨日のことを何も知らないので1人ニコニコしていたが私たちはなんとなく気まずかった。しかしみんなそのことには触れずお互いいつも通りを懸命に装っていた。ヤスノリは来ていなかったので私は少しほっとしてしまった。さーりちゃんが来た。さーりちゃんは最近いつも原チャで来ていた。さーりちゃん⇒「おはよ〜。昨日1人でぱにくってたからわからんとこチューターに聞きにいってくるわあ」そう行ってすぐ去って行った。みんな何も知らないさーりちゃんにどんな顔をすればいいのかわからなかったはずだ。だから少し安心した。私たちはいつものように授業のある者は授業へ行き、ない者は自習室へ向かった。私とマサヤは同じ授業だった。2人横並びに座った。私の好きな窓側に座った。窓側と行っても外が見えるわけではないがなぜかこの席はすごく落ち着いた。

    2006-11-16 01:37:00
  • 17:

    ナナコ

    ※↑のチューターとは大学生のバイト講師のことです。

    マサヤが突然私にこう言った。「昨日のこと俺らだけの秘密な。とくにミホちゃんの耳には入らんようにしよう」私⇒「そうやな。絶対漏らさんようにしよう。ほんでこのままやったら気まずいからもう深読みせんと普通にしとこ。」そう約束を交わして今日1日みんないつも通り勉強に励んだ。

    2006-11-16 01:53:00
  • 18:

    ナナコ

    8月半ば。お盆休み以外はずっと勉強勉強の毎日だった。1度だけお盆休みの前の日にみんなでご飯を食べに行ってカラオケしたりボーリングしたりオールで遊んだ。この頃にはもう気まずい空気など1?もなかった。さーりちゃんもバイトと勉強に明け暮れる日々だった。
    お盆休みが明けるとマサヤたちは学校だった。私はあと2週間弱休みがあったのでさーりちゃんと2人で勉強することが多くなった。2人で図書館へ行って勉強をする約束をした。その日はとても暑かった。図書館の中は涼しかったが勉強に熱をいれていると冷房のきいた部屋でも暑く感じた。煙草を吸いに外に出た。さーりちゃんは煙草を吸わないが一緒についてきてくれた。外はかんかん照りの猛暑。じっとしているだけで一気に汗だくになった。さーりちゃんも額から汗が滲み出ていた。しかしさーりちゃんは長袖だった。暑そうにしているのに羽織り物を脱ごうとしない。そういえばさーりちゃんは夏でも毎日長袖だ。いくら室内が冷房がききすぎでも外はこんなに暑いのに。私は不思議に思って「さーりちゃんいつも長袖やけど暑くないん?もしかして日焼け防止?まだ10代やのに気にしすぎやで〜(笑)」と言った。一瞬さーりちゃんの顔が曇った。しかしすぐに微笑みながら「もうお肌の曲がり角やしシミ、ソバカスは気にせなー!美白命やから(笑)」と言い話題を変えた。

    2006-11-16 02:14:00
  • 19:

    ナナコ

    私はさーりちゃんの一瞬見せた暗い表情のことが少し頭にひっかかった。なんとも言えない辛そうな顔だった。あの顔を見た時なんだか切なくなった。けど…私の気のせいかもしれない…。そう思うことにした。
    夕方図書館が閉館になると同時に私たちは帰ることにした。さーりちゃんは久しぶりに息抜きがしたいと言い出した。カラオケへ行こうということになった。とても楽しそうなさーりちゃん。久しぶりにこんな笑顔を見た。散々歌ったあと私たちは家路に帰ることになった。帰り際さーりちゃんは「ありがとう。めっちゃ楽しかったで。また息抜きしような〜」と言ってバイバイをした。私はさっきさーりちゃんの顔が曇った時、何かいけないことを言ってしまったのではないかと思っていたので安心した。

    2006-11-16 12:18:00
  • 20:

    ナナコ

    9月。マサヤたちとは学校が始まってからあまり顔を合わせなくなった。私も学校が始まった。夏はみんな本当によく勉強したように思う。だからあまり遊べなかったが後悔はない。さーりちゃんは相変わらずバイトと予備校の毎日だったがさーりちゃんとはよく一緒にいた。家は逆方向だが予備校帰りにミナミや梅田に出て2人で寄り道したりすることも増えた。たまに週末マサヤたちも混じってご飯を食べに行ったりもした。私は正直学校がおもしろくなかったので予備校メンバーといる時はとても楽しかった。そんなある日。いつものようにさーりちゃんと2人で予備校帰りにご飯を食べに行った。さーりちゃんは普段あまりお酒を飲まないが勉強のストレスが溜まっていたのかこの日はガンガンに飲んだ。私は「もうやめときやあ」と咎めたがそれでも飲み続けた。7杯目で完璧に酔い潰れてしまった。

    2006-11-16 12:32:00
  • 21:

    ナナコ

    他のお客さんに迷惑がかかるといけないので私はフラフラのさーりちゃんを支えながら店を出た。本当にフラフラだった。時間は11時をとっくに過ぎていた。この日さーりちゃんは電車だった。私も電車だったがさーりちゃんをこのまま1人で返すわけにいかなかった。タクシーを拾って送ってあげようと思ったがさっきのお店の会計をすべて私が払ったのでそんなお金もない。酔っ払ったさーりちゃんに「さーりちゃんをタクシーで送りたいねんけどお金ある?」と聞いてもわけのわからないことをペラペラ喋ってまるで会話が成立しない。私は仕方なく電車で送ろうとしたがそしたら私が終電を逃してしまうので私の家に泊めてあげることにした。私の家は梅田から4駅程度だったので近かった。終電に乗って最寄駅から私の家までさーりちゃんをがっしり支えながら歩いた。私の家へ着くとさーりちゃんはベターっと横たわってやがて爆睡状態になった。

    2006-11-16 12:46:00
  • 22:

    ナナコ

    風邪をひいてはいけないので布団をかけてあげ、私もベットに入った。30分もたたないうちにさーりちゃんは目覚め、気持ち悪いと言い出しトイレまで我慢できずにそのまま吐いてしまった。私は急いで水を持ってきてさーりちゃんに飲ませた。マシになったのか少し顔色がよくなった。さーりちゃんはごめんねと謝った。私は気にしないでいいから横になっててと言って掃除をはじめた。

    2006-11-16 13:26:00
  • 23:

    ナナコ

    さーりちゃんは青ざめた顔で私の作業を見ながらまたごめんと言った。私は「誰だってそんな時あるからいいよ。喋るんしんどいやろ?寝てていいよ」と言ってまたさーりちゃんに布団をかけてあげようとした時、さーりちゃんの服が汚れているのに気がついた。私は急いで替えのシャツを持ってきて着替えるようにと言った。さーりちゃんは首を横に降り大丈夫だと言ったがこのまま風邪をひくといけないのでもう一度着替えるように言った。

    2006-11-16 15:54:00
  • 24:

    ナナコ

    さーりちゃんは横を向いていてほしいと言った。女同士なのに恥ずかしがらなくてもいいのに…と少し思ったが素直に従った。その瞬間、さーりちゃんはまだ完全に酔いが醒めてなかったようで床においてた水の入ったコップをひっくり返してしまった。私は慌てて大丈夫?と言ってタオルをさーりちゃんに渡した。その時たまたまさーりちゃんの腕を見た瞬間一瞬沈黙になった。私は見てはいけないものを見てしまった気持ちになり顔をそらした。

    2006-11-16 17:08:00
  • 25:

    ナナコ

    何も言えなかった。さーりちゃんも黙っている。しかしすぐに口を開いてこう言った。「びっくりしたやろ?ほんま自分で切るとかアホよな。ダメやなうち。」私は返す言葉が見つからなかった。でもさーりちゃんは私に何か言ってほしそうな顔をし「こんなん克服してみせるからさ!」と笑顔で付け加えた。しかしその目はどことなく寂しそうでいて冷ややかだった。私は「さーりちゃんに何があったのかとか気持ちとかうち、わからなくてごめん。いつからなん?」そう言うとさーりちゃんは神妙な顔つきで「話せば長くなるけど聞いてくれる?」と答えた。私はいいよと返事し、さーりちゃんは一息ついて話し始めた。

    2006-11-16 17:53:00
  • 26:

    名無し

    読んでるよ。頑張って書いてな〜おもしろい

    2006-11-16 21:09:00
  • 27:

    名無しさん

    読みにくいしおもんない

    2006-11-17 02:12:00
  • 28:

    名無しさん

    めちゃいい
    続き書いて

    2006-11-17 04:27:00
  • 29:

    ナナコ

    読みにくいみたいでごめんなさい??おもしろくないかもしれませんが小説にしてみたいと思ったんでとりあえず完結させたいと思います?でも読んでくれてる人がいたんですね??ありがとうございます?頑張って最後まで書きますね?

    2006-11-19 00:25:00
  • 30:

    ナナコ

    帰って来てからユウ君からちょくちょく連絡が来るようになって遊びに行ったりしてるうちに付き合うことになってん。うちは中学以来の彼氏やったからすごい浮かれてた。毎日が楽しくて。ユウ君は2歳年上ですごく落ち着いてて優しかった。うちの病気のことも理解してくれて。今まで病んでたのが嘘みたいに明るくなってん。だから夏休み中勉強そっちのけでユウ君と会っててん。今思うと浮かれ過ぎてたなって後悔してるけど。

    2006-11-19 03:16:00
  • 31:

    ナナコ

    ↑ごめんなさい??「」をつけたりつけるの忘れてたりしましたが>>38以降は全てさーりちゃんの会話です。まだ続くんで頑張って書きます?

    2006-11-19 03:36:00
  • 32:

    ナナコ

    11月に公募推薦があったけど志望校は全部全滅。滑り止めも全滅。最悪やった。相変わらず学校は休みがちで専門学生で一人暮らしのユウ君の家に入り浸り状態。親もあきれはてて何も言わなかった。うちはそれが楽やったけど時々寂しかったなあ。出席日数はなんとかまだ大丈夫だったからやばくない程度に学校行って、みたいな毎日やった。予備校も通ってたけど友達もいないしやる気もおきなくてほとんど行かなかったし。ホンマ最悪やったよ、うち…。

    2006-11-19 03:44:00
  • 33:

    ナナコ

    12月に入ってすぐぐらいにユウ君の就職が決まってん。それと同時にうちは親に自宅謹慎されるようになってユウ君に会わせてもらえなくなった。無理矢理家飛び出そうもんなら警察に捜索願い出されたりね。やることエグイのよ。それでユウ君に迷惑かけたこともあったからそっからしばらく親の言うこときいてユウ君には会えなかった。クリスマスとかもあるのに丸々3週間会えなかったのはきつかったわあ。あん時からかなあ、うちの生活の歯車がどんどん狂っていったんて。

    2006-11-19 03:58:00
  • 34:

    ナナコ

    ユウ君の就職先は神戸やってん。大阪ではなかなか決まらんかってんて。それでうちも神戸方面の大学受験しようと思って、今さらやけど必死に勉強した。年明けに試験控えとったからユウ君とは初詣すら行かせてもらえんかった。それにうち、試験が終わるまで親に携帯解約されてしまって。でも受験が終わるまでの辛抱やと思って耐えとったわ。でもどうしても耐えれんくて試験の前々日にユウ君のマンションまで行ってん。親には予備校行くゆうて。ユウ君に電話してもつながらんかったからアポなしで行ってんけど案の定おらんかったから合い鍵でマンションん中入って待ってることにしてん。

    2006-11-19 04:13:00
  • 35:

    ナナコ

    いくら待ってもユウ君は帰ってけーへんかった。そろそろ帰らな親に怪しまれる。あと30分待って帰ってこんかったら帰ろうと思った時、ドアの開く音がしたから玄関まで行くとユウ君と女の子が立っててん。ユウ君はまさかうちがおるなんて…って思ったみたい。びっくりした顔して『何してんねん』って言われた。それはこっちのセリフやって言い返そうとした時、横にいた女の子が『誰?元カノ?』って。うちはそれ聞いてカーっとなって『どーゆうことか説明してや』って怒鳴りちらした。ユウ君はまずそうな顔してあたふたしはじめた。急に開き直った顔して『正直冷めたんやわ。サオリも気付いてたやろ?俺ら終わりやって。だから帰れ』と言った。うちは全然気付いてへんかった。確かに連絡もあんまりしなくなったしうちの携帯が解約されてから会ってへんし…でもそれはうちの受験が終わるまでの辛抱やと思ってた。ユウ君もそれを理解して気遣ってあんまり連絡したりしなくなったんやって思ってた。ショックで声が出なくて。それでもなおユウ君は『今すぐ出ていけ。もう来んなや。またお前の親に捜索願い出されたらたまったもんちゃうで。こっちの迷惑も考えろや』と吐き捨てた。

    2006-11-19 14:10:00
  • 36:

    ナナコ

    玄関に立ちはだかったままうちは下向いてた。急に涙が出てきて、そのまましゃがみこんでむせび泣いてたら、横にいた女に『どいて。中に入られへんから。』って蹴られた。ユウ君は笑いながら『お前気違いやろ。近所迷惑。はよ出ていけや病気のくせに。』って言ってうちの靴を放り投げてドアを閉めようとした。女が『こいつ病気なん?病気やのにこんなとこまで押しかけてくるん?ストーカーやん。あっこいつ合い鍵持ってんやろ。返してもらってや』と言ってうちのカバンの中をかきだした。鍵はうちのコートのポケットん中やった。ユウ君に『はよ出せや。もしスペアとか作ってたら殺す』って言われたから震えた手でポケットから鍵を取り出して渡した。

    2006-11-19 14:24:00
  • 37:

    ナナコ

    アキコのお母さんが出た。うちは『夜分遅くにすみません』って言ってアキコに代わってもらった。アキコのお母さんは何かあったのか心配そうに大丈夫?とだけ聞いて快くアキコに代わってくれた。アキコが出た。『何?なんかあったん?』と言われ、うちは泣きながら今までのことを途切れ途切れに全部話した。アキコは黙って最後まで聞いてくれた。でも思いもよらんかった言葉が帰ってきてん。アキコ⇒『なにそれ。それ、あんたが悪いって。うちが散々忠告したやん。学校も停学になったりさ。散々痛い目見てきたのに気付かんかったあんたの責任やん。今さら被害者ぶるなって。』確かにうちとユウ君が付き合うことになった時、アキコはうちに『ユウ君は女にだらしないとこあるし自分さえよければ他人はどうでもいいって思ってるとこあるから気をつけや』って何回も言ってた。それをうちは無視してた。確かにアキコの言う通りユウ君はうちが家に帰らなくても学校停学になっても何も言わなかった。でも好かれてる自信があったから何も思わんかった。うちはアキコから聞いた言葉がショックでまた泣いた。『アキコ…そんなこと言わんといて。アキコの忠告無視してたこと謝るしケンカのことも謝るから。ごめん。本当ごめん。だからうちのこと見捨てんといて。お願い。』と泣きながら謝った。アキコは『今さらなんなん?ユウ君とうまくいってる時はうちのことなんかほったかしのくせにフラれたらフラれたらで許してって。むしがよすぎるで。うちはもうサオリのこと友達ともなんとも思ってへんから。うち今勉強中やしもう電話してこんといて。』と言って電話が切れた。

    2006-11-19 15:42:00
  • 38:

    アキコ

    うちは電話ボックスの中でむせび泣いた。どれぐらい泣いたかわかんない。とにかく泣いてた。そのうち涙が涸れてきて声も出なくなった。うちの目の前を車が通った。車から男が出てきて遊びに行こうって誘われた。うちは1人になりたくない、うちなんかどうなったっていいって思ってその男についてった。カラオケに行ってそのままヤラられた。カラオケから出て車に乗り込んでまたヤラれた。そのまま家の近くのサンクスまで送ってもらって連絡先も聞かずにわかれた。

    2006-11-19 15:52:00
  • 39:

    ナナコ

    ↑の主の名前の欄「ナナコ」がさーりちゃんの親友の名前の「アキコ」になってます?間違えました?気にしないでください?携帯で打ってるもので誤字脱字が多いかもしれません?気付いたらあとでこうやって訂正します?ちんぷんかんぷん文でごめんなさい??

    2006-11-19 15:57:00
  • 40:

    ナナコ

    どうなったったって構わんって思ったから本当に何も感じなかった。泣くことも怒ることもできなかった。家に着いたら朝やった。両親にすごく怒られたけど…何を言われたか覚えてない。そのまましばらく家から出させてもらえなかった。それでよかったんかも…外に出る気もおきなかったしなにもしたくなかったから。

    2006-11-19 23:26:00
  • 41:

    ナナコ

    取りあえず入試は受けた。入試も散々やった。合格通知が来てもすべってるのは確実やった。とにかく毎日が生き地獄やった。何も感じない冷静な自分と毎日が苦しくて耐えられない必死な自分がいた。どっちが自分でどっちが本心なんかわからんくなってた。気付いたら手首から血が流れてた。切った時のことを全然覚えてない。次第に血で服が赤くなった。このまま死んじゃうのかな…でも死んじゃってもいいや。どうせ生きてたっていいことなんてないし。大切な人はもうおらん。夢もない。大学受験もボロボロ。そのまま流れる血を眺めてた。

    2006-11-19 23:55:00
  • 42:

    ナナコ

    玄関の開く音がして一瞬我に返った。お母さんが帰ってきたみたいやった。お母さんはうちの部屋のドアを叩いて『ちゃんと勉強してるん?』と尋ねてきたけどうちは返事をせんかった。勢いよくドアが開いた途端お母さんの顔から血の気がひいていくんがわかった。お母さんはすぐにうちの手からカミソリを取り上げてタオルを手首に覆い被せた。血が止まっていった。傷が浅かったみたいやった。それからお母さんに連れられて病院に行った。

    2006-11-20 01:33:00
  • 43:

    ナナコ

    それから通院が必要になった。カウンセリングとかも受けたけど効果なんかなかった。赤の他人に話すことなんてなんにもなかったし誰とも口をききたくなかった。大量の薬を飲まされたりしたけどなんで自分がこんなめにあってるんかわからんかった。両親は急に優しくなったけど両親とも口きくことは殆どなかったし、仲のよかったお姉ちゃんとも話さなくなった。誰もうちに触れないで、うちの中に踏み込んでこんといて、そんな気持ちで毎日が苦痛やった。そのたびに手首を切った。切った時の記憶はないけど流れる血を見たらなんだか気持ちが落ち着いてん。でもそのたびに両親もお姉ちゃんも泣いてた。うちはそれを見て気分がいいわけではなかったけどなんかやめることができへんかってん。

    2006-11-20 01:42:00
  • 44:

    ナナコ

    2ヶ所、3ヶ所、4ヶ所…どんどん増えていく手首の傷を見て冷静な時は後悔したけどまたすぐに切りたくなった。学校は入試シーズンで休む子もたくさんいた。前よりも学校には殆ど行かなくなってった。行っても速攻早退。担任も心配して家によく電話かけてきたけどでーへんかった。願書を出した学校もいくつかあったけど、不受験のまま終わった。前に受けた入試結果も案の定全部不合格。なんやかんやで2月になって卒業を迎えてん。

    2006-11-20 01:52:00
  • 45:

    ナナコ

    とうとうこの嫌な生活の一部が解消される…卒業がある意味楽しみやった。アキコとももう顔を合わせずにすむ。少しだけ気持ちが軽くなってん。手首を切る回数も一時に比べたら減ってったし。ただ毎日思い出すのがユウ君との楽しかった思い出とあの日受けた屈辱。人はいつか裏切る…人はそうゆうもんなんやって自分に言い聞かせとった。永遠の友情…永遠の愛なんかこの世に一つもないって。

    2006-11-20 01:59:00
  • 46:

    ナナコ

    元々うちは『社会不安障害』で通院してた時期もあってん。でもユウ君と付き合ってからどんどんよくなってって。完全にうちはこの病気を克服出来たんやって思っててん。でもそれは(心の)傷口を応急手当てしたみたいなもんやった。時が来ればまた(心の)傷口は一層広がる。誰もこの傷口をふさいでくれる人はおらんかった。だから余計に切り続けてたんかも、今思うと。誰かに助けてほしくて、誰かにこの傷口をふさいでほしくて。でももう一人の自分が他人を拒否しててん。なんかまるで一つの体に複数の人格がおるみたいやったは、あん時。」

    2006-11-20 02:45:00
  • 47:

    ナナコ

    ここで一端さーりちゃんの過去の話は終わった。さーりちゃんは私の目を見ずに淡々と話していった。時折見せる悲しい表情と涙がその当時の悲しい光景とすさまじい思いをまじまじと感じさせるものがあった。私も悲しかった。悲しくていつの間にか涙が頬を伝っていた。人の話を聞いてこんなにも感情移入して泣いたのは初めてだった。さーりちゃんは涙を隠している私を見て少し微笑んだ。「ありがとう。」さーりちゃんはそう言うとハンカチを差し出してくれた。

    2006-11-20 02:54:00
  • 48:

    ナナコ

    私は「うちが泣いてごめん。ホンマはさーりちゃんのほうが泣きたいぐらいやんな。ごめんな。ホンマは思い出したくないはずの過去やのにうちなんかに話してくれてありがとう。」と言って涙を拭いた。さーりちゃんは「思い出したくない過去なんは確かやけど、今立ち直ったからこそこうやってナナちゃんに話すことができたんやで。それにナナちゃんは興味本位で聞いたりする子じゃないって思ったから。どっちみちいつかはナナちゃんに話そうと思ってたことやねん。」と言ってくれた。私は嬉しいような悲しいような複雑な気持ちになったがさーりちゃんの私にたいする確かな友情を感じ取った気がした。

    2006-11-20 10:48:00
  • 49:

    ナナコ

    さーりちゃんは疲れたのかそのままぐっすり眠ってしまった。私もすぐに横になっていつのまにか眠ってしまっていた。朝、さーりちゃんのほうが先に目覚めた。さーりちゃんは私を起こしたら悪いと思ったのか私の携帯に「バイトもあるし先に帰るね。昨日はありがとう。また予備校でね」とだけメールし、帰っていったようだった。私は昨日のことを思い返しながら「さーりちゃんの心の支えになろう」と誓った。

    2006-11-20 13:37:00
  • 50:

    ナナコ

    11月に入った。毎日がめまぐるしかった。学校へ行って予備校へ行って帰ってからも勉強。毎日勉強漬けの毎日だった。マサヤたちとの寄り道も最近ではほとんどなくなった。とにかく毎日が同じことの繰り返しでヘトヘトだった。しかし公募推薦も控えていたのでなお一層頑張った。みんなもそうだった。これが受験生の宿命と言い聞かせ、みんなで励まし合いながら頑張った。しかしある日を境に突然さーりちゃんが予備校に来なくなってしまった。この大事な時期に…。

    2006-11-20 14:23:00
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