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??ノンフィクション??

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  • 1:

    ナナコ

    小説にして色んな人たちに伝えたいお話があります??すべて実話です?色々忙しくてすぐに更新出来ない時もあるかもしれませんが頑張って最後までお話します?拙い稚拙な文章ですがよければ読んでやってください?

    2006-11-15 02:37:00
  • 101:

    104

    そなんや。大丈夫?無理しないで書いてな?
    あんまりあたし書き込んだら読んでる人の邪魔なるからもうあんまり書き込まんときます。たまに書くけど(笑)頑張ってね。最後まで見てるから?

    2006-12-12 22:31:00
  • 102:

    ナナコ

    うちは悔しくて涙が出てきた。なんかわかんないけど…なんでうちこんな目にあってるんやろうって…。ミホちゃんは『ウザッ!泣くなって。ウザイからもう行こ〜!』ってそのままどっか行った。うちはそのまましゃがみ込んでしばらくずっと泣いてた。もちろんミホちゃんたちにされたことも悔しかったけど、何より自分自身にも腹が立って。何で切っちゃったんやろ…何で泣いちゃったんやろ…って。しばらくそのことがきっかけで予備校に行くのが嫌になってん。でもここで行かないまま去年みたいに大学滑ったりしたら後悔すると思ったし、あんな奴らのために自分がダメになるのも悔しい気がしたから2〜3日休んだ後またちゃんと行くようにした。

    2006-12-12 23:01:00
  • 103:

    ナナコ

    でも、あの日行くんじゃなかったわ。夕方から予備校行った日に予備校の入口のとこでまたミホちゃんに会ってしまってん。うちが2〜3日予備校行かなかったことなんか知らんミホちゃんはうちになんて言ったと思う?『しぶとっ!ゴキブリみたいなやつやな!』って言ってん…。うちは聞こえへんふりしてシカトしたつもりやったんやけど、体が震えてきて…。ミホちゃんはそれ見て『怒ってんの?また泣くんやろどーせ!』って取り巻きたちとゲラゲラ笑い出した。『ウザイ』とか『死ね』とか言われた。でもとどめがこの言葉やった。『手切って死ね!死に損ない!』うちはこの言葉聞いた瞬間自分ん中で何かがキレた気がしてん。

    2006-12-13 04:49:00
  • 104:

    名無しさん

    あげ

    2006-12-13 18:49:00
  • 105:

    ナナコ

    114さん117さんありがとう?うれしいです??ホンマめっちゃ少しずつしか更新出来なくてゴメンね??みんなが読んで応援してくれてるから頑張るね?長くなるけどお付き合いください?

    2006-12-14 01:35:00
  • 106:

    ナナコ

    もう嫌だ…。もう誰にも会いたくない。関わりたくない。辛い。うちはそのまま走ってその場から逃げ出した。逃げた時、ミホちゃんに『勉強する気ないんやったら二度と来んな〜!浪人は家で勉強しとけ〜!』って叫ばれた。もう頭ん中が真っ白でそのあとのことも覚えてへん。ただ無我夢中で走り続けて。気付いたらカバンをどこかに置いてきてた。幸い携帯は上着のポケットん中に入ってた。カバンん中にはテキスト以外は特に大事なもん入れてへんかったけど財布はカバンん中…。金欠で現金は電車賃程度しか入れてへんかったけどその日は電車できてたからどうしようってなった。

    2006-12-14 01:44:00
  • 107:

    ナナコ

    おそらく予備校の入口に置いてきたんやと思う。でも引き返したらまたミホちゃんに会うかもしれへんし引き返されへんかった。どーするべきか悩んだけどどーしても引き返せんかった。仕方なく歩いて帰ることにしてん。帰る途中またさっきの記憶が蘇って吐き気がした…。今度は涙が流れてきて…。泣きたくない、あんなやつらのために涙なんか流したくないのに涙が勝手に出てくるねん。もう、うちはどーしたらいいのかわかんなくて。自分がなんでこんな状況におかれてるかもわかんなくて。

    2006-12-14 01:50:00
  • 108:

    ナナコ

    ただ自分は可哀相な子…って自分に酔いたかっただけかもしれへん…。でもあの時は世界で1番自分が不幸な気さえしてん。家まで歩いて1時間半。家に着いてもなんか生きた心地がせんかった。でも気付いたら手首から血がしたたってて…。一瞬我にかえったけどなんか流れてる血見てたらすごい落ち着いてん。前に切った時より傷が深くて自分でもびっくりしたん覚えてる。

    2006-12-15 02:57:00
  • 109:

    ナナコ

    それからはもう毎日気付いたら手首切ってた。切ったら落ち着いたから。仕事も少しの間休んだけどお金のためにすぐに復帰した。一度は死のうとか思ったけど…死ぬのめんどくさいってゆうか…。なんか死ぬとか考える時間がしんどかったから何も考えへんよーにしてた。でもなぜか記憶がとんで気付いたらいつも血流してた。あとで痛みが出て来てバファリン飲んでバンドエード貼って終わり。1年ぶりに切って以来傷は浅くなってったけど切る回数はどんどん増えてった。

    2006-12-15 05:10:00
  • 110:

    ナナコ

    そのうち切る箇所がなくなってきて、腕の外側まで切るよーになってもうてん。仕事の時、ドレス着たりするから腕にファンデ塗ってごまかしたり必死やった。そーゆう時『切るんじゃなかった』って後悔するけどまたすぐ切りたくなるねん。しばらく予備校にも行かんかったけどなんか気が楽やったし。いらんこと考えんですんだから。正直ミホちゃんに会いたくなかったんもあるけど、ナナちゃんたちに会っても普通に話せる自信なかったから。公募受けるつもりやったけど全部捨てたし。一般入試がありからいっかあ〜みたいな暢気なこと考えれた自分がすごいなって思った。でもそれは今思うと禁断症状みたいなもんやったんかも…。

    2006-12-15 05:19:00
  • 111:

    名無しさん

    あげ

    2006-12-15 23:05:00
  • 112:

    名無しさん

    あげ

    2006-12-16 19:57:00
  • 113:

    名無しさん

    あげ

    2006-12-17 02:09:00
  • 114:


    2006-12-17 02:15:00
  • 115:

    ナナコ

    久しぶりに更新していきます?まだ読んでくれている方がいたら幸いです?待ってくれていた方は本当にありがとう?本当にお待たせしました?頑張ります?

    2006-12-18 03:14:00
  • 116:

    ナナコ

    《続き》
    ある日、うちは何気なく出勤前に梅田のHEPで買い物しててん。ホンマに久しぶりの買い物であれやこれや買ってるうちに、つけられてることに気付かんかった。実はミホちゃんにつけられててん…。ミホちゃんは多分梅田でたまたまうちを見掛けたんやろな。出勤前でド派手な化粧と髪型のうちを見ておかしい思ったんやろな…。そのまま仕事先までつけられて…。うちはそん時はまだミホちゃんの存在に気付いてへんかったんやけど…。翌日、うちの携帯があって。最初、まったく知らん番号やったから、『お客さんかな?』とか思って出てみたらミホちゃんからやった。

    2006-12-18 03:41:00
  • 117:

    ナナコ

    【なんでミホちゃんがうちの番号を…?】うちは蒼然として声が出なかった。ミホちゃんは『あんた新地の○○○で働いてるやろ?金曜見たで!浪人のくせにエライ余裕ぶっこいてますね〜!何あの髪型?ライオン?似合ってへんからあ!(笑)』ほんで変わるがわるミホちゃんの取り巻きたちに電話を代わってった。取り巻きA⇒『さすがキャバ嬢!えらく大量に買い物されてましたね〜!いいご身分で!』取り巻きB⇒『おっさんに体触られるとかありえなあ〜い!あたしら○○女学院の清純な乙女ですからあ!』ほんで後ろで数人がゲラゲラ笑っとった。黙ってんとすぐにでも電話切ったったらよかったんやけどなんでこんなことになってるんか状況が把握出来なくて頭真っ白やった。胸がドキドキして手が震えてきて電源ボタン押されへんまま床に携帯を落としてもうた。

    2006-12-18 03:55:00
  • 118:

    ナナコ

    足もガクガク震えてきてそのままうちはしゃがみ込んだ。ほんでまた気付いたら手首切ってて。同時に2箇所切ってしまってん。また我にかえって痛みが出て来てから目の前の事実に気付くねん。【なんでまた切るん…。あんな奴らのためになんでうちが…うちが傷つかなあかんの…。】いつもみたいにバファリンを手にとってん。でも…ふと傷を見たら何かわからん衝動にかられてん…。【死にたい…。】通常2錠飲むはずのバファリンをうちは10粒以上出して一気に飲み込んでん。同時に病院で出された睡眠薬も一気に何錠か飲み込んで…。でもハッキリとは覚えてへん…。うちはなんか知らんけどそのままフラフラ倒れた…。それも定かちゃうねんけど…。

    2006-12-18 04:08:00
  • 119:

    ナナコ

    >>129 『うちの携帯があって』じゃなくて『うちの携帯に電話があって』です??

    2006-12-18 09:40:00
  • 120:

    ナナコ

    《続き》目が覚めたら病院んのベットの上やった。
    【え?うちなんでこんなとこにおるん…?】状況が把握出来なくて一瞬パニックやった。起き上がろうとした時、看護婦さんがうちの病室に来た。看護婦さん⇒『大丈夫?あなた、自分の部屋の外で倒れてたんよ。それでお隣りの住人の方が救急車呼んで助けてくれはってんよ。』
    【ああ、そおいえばうち、バファリン大量に飲んで…】
    『あの、私…』看護婦さん⇒『まだおとなしく寝てなあかんよ。こんなアホなマネ二度としたらあかんよ?親御さんも心配しはるよ。』うちは『はい…』とだけ言ってまた横になった。

    2006-12-18 09:50:00
  • 121:

    ナナコ

    看護婦さんはホッとした様子で病室から出てった。【アホやな、うち…。こんなマネ…。結局生きてるやん…。何やってんねやろ…。】後から聞いてんけど、うちバファリンと睡眠薬大量に飲んだ後、フラフラ外に出て行ったみたいやねん。覚えてへんねんけど…。多分苦しくてやっぱり死にたくないって無意識のうちに出て行ったんやろな。結局うちは弱虫やねん…。次の日両親とお姉ちゃんが慌てて病室に駆け込んできた。なんか、3人共母方の実家の宮崎に帰ってたらしくて病院から連絡が入ってすぐ夜中に車すっ飛ばしてきたらしい。

    2006-12-18 09:59:00
  • 122:

    名無しさん

    あげ

    2006-12-19 18:13:00
  • 123:

    名無しさん

    あげぇ〜。
    わたしも某Yゼミ行ってたので親近感?

    2006-12-19 19:27:00
  • 124:

    お久しぶりです★久しぶりに書きます??まだ読んでくれてる人がいたら今後ともよろしくです?

    2006-12-23 02:16:00
  • 125:

    ナナコ

    《続き》お母さんとお姉ちゃんは『うぅ…よかった。ホンマによかった…。』って言いながら泣いてた。お父さんは『あほ娘が…心配させて!』って言って涙ぐんでた。うちはなんかフッと体の力が抜けて三人の顔を見た。うちは安心してまた眠ってしまったみたい。退院後に『実家に帰ってこい』って両親から言われたけどうちはなんなく嫌やってん。親がうちを見る時、なんともいえんような悲しそうな顔をするねん。憐れむような…。うちはそれがとてつもなく心地悪かったし、余計気が滅入りそうやってん。

    2006-12-23 02:22:00
  • 126:

    ナナコ

    だから断固として実家には帰らんかった。でも両親は一度は勘当したもののやっぱり心配やったみたい。また自殺未遂を犯さんかって。だからちょくちょく何の前ぶれもなしにうちのマンションに来たりしたけどその度に喧嘩の繰り返し。あまりにも激しいから近所迷惑やったとは思うけど。退院してからすぐキャバにも復帰してんけど…そこでもまた揉め事があってさ。なんでうちの人生はこんな揉め事だらけなんやろ…ってつくづく自分の運命恨んでるし。

    2006-12-23 02:29:00
  • 127:

    ナナコ

    仕事でドレス着る時にやっぱ腕は隠されへんやん?で、ファンデとかコンシーラーで一生懸命隠してるとこを仕事の先輩に見られてしまってん。それ見てその先輩は『へぇ〜腕の化粧直しなんかいるんやあ〜』って。嫌味たっぷりに。うちはすぐ思ったこと口にするから抑えてたんやけど『いりますよ!』ってポロっと口にしてしまってん。その先輩はそん時は『ふ〜ん』って言ってその場から去ってったけど、後から仕事仲間に言いふらされてん。

    2006-12-23 02:36:00
  • 128:

    ナナコ

    そっから遠回しな嫌がらせが始まってん。ミホちゃん時みたいにあからさまじゃないからまたある意味いけ好かないかんじの嫌がらせ。うちがヘルプについたお客さんに『この子ホンマに女の鑑なんですよ〜!化粧直しも顔だけじゃなくて他も念入りにやってるんですよ〜』とか、やたらと傷や怪我の話をしたりとか。頭にきてもお客さんの前では笑顔でおらなあかん。たまに先輩が言うことを『それどーゆうこと?』とか深く突っ込んでくるお客さんとかいてすごい辛かった。

    2006-12-23 02:43:00
  • 129:

    ナナコ

    毎日続く嫌がらせにもうちは耐えてた。だって今ここで辞めたらまたうちは挫折の繰り返しやって思ったから。でも、ある日、酔ったお客さんに『マリアちゃん(さーりちゃんの源氏名)てリスカしてるんやろ〜?』って聞かれてうちはその安易な言葉にめっちゃショック受けてん。《ばれた…。やっぱいくらファンデで隠してもバレバレやったんや…。》うちは泣きそうなのを我慢して適当に笑ってごまかしながらトイレに行くふりして席を立ってん。そしたら同じ仕事仲間の【ミサキ】が来てうちにこう言ってん。『あのお客さん、ルミさんとアフターした時に聞いたらしいで。ルミさん、うちらにも〈マリアはリスカしてる。精神異常者やで!みんな関わらん方がええで!〉って言い触らしてるもん。』って。

    2006-12-25 03:49:00
  • 130:

    ナナコ

    ※【ルミ】は前述で出てきたさーりちゃんに嫌がらせしてる先輩のことらしいです。

    《続き》
    うちはショックで声も出んかった。ミサキはそれでも気にすることなく『でも切ってるってマジ?こんなとこで仕事してんと病院行きやあ。まっ気落とさんと元気出しや!仕事戻るわ!』って言って仕事に戻ってった。うちはその言葉にも傷ついた。軽々しく切ってること聞かれたあげく、何の事情も知らないで病院行けなんて…。うちはまた泣きそうなのを我慢して仕事に穴を空けたらあかんって思ってまた仕事に戻った。頑張って頑張って作り笑顔をして。仕事が終わった後ルミさんとロッカールームで一緒になった。ルミさんはうちを見て『お疲れ様〜』って満面の笑みで言ってきた。うちも『お疲れ様です』って言った。さっきのことがあってかうちは浮かない顔してたみたい。ルミさんは『顔暗いで〜嫌なお客さんにでもあたったん〜?』って。

    2006-12-25 04:06:00
  • 131:

    ナナコ

    うちは『あんたの客にリスカのこと突っ込まれたからや!』って言ってやりたかったけどここでまた揉めて自分が傷つくんが嫌やったから抑えた。だから『何にもありませんよ。』って言って着替えを続けた。でもルミさんはなおもしつこく『そーゆう暗い顔ってお客さんにも伝わるからやめてやあ。新人やからってなんでも許されるとか思ってなめとったらあかんで』ってつっかかってきた。うちはその言葉にやり場のない怒りで頭がいっぱいになって、『お前のせいやんけ!お前が軽々しく客にうちがリスカしてるとか言うからやんけ!うちに何の恨みがあんねん!』って言って化粧ポーチ投げ付けてん。

    2006-12-25 04:16:00
  • 132:

    名無しさん

    ?しおり?

    2006-12-25 07:00:00
  • 133:

    ナナコ

    ルミはア然として立ったまんまやった。うちはそれでも怒りが治まらんかったから喚き散らした。仕事仲間や上の人たちがゾロゾロ集まってきた。その途端、ルミは大声で泣き出した。『いったーい!!この子に顔にポーチぶつけられたあ!!』上の人が現場を見て『ルミちゃん大丈夫かあ!?!?どーゆうことなん?なんでこんなことになったん?』って聞いてきた。ルミはうちを遮って説明しだした。『マリアがあたしのお客さんに嫌味言われたからってあたしにあたってきてん!うちなんもしてへんのに八つ当たりされてん!ひどいやろ!?!?』

    2006-12-28 01:43:00
  • 134:

    ナナコ

    自分の中で何かが切れた
    その瞬間にはポーチから見えてた安全剃刀でルミの顔を切り裂いた

    2006-12-28 04:50:00
  • 135:

    ナナコ

    >>147は主じゃありません??IPも明らかに違うので?また今日の夜更新していく予定です

    2006-12-29 10:02:00
  • 136:

    名無しさん

    何かそう思った。
    主さん大丈夫やから。
    続き待ってるな?

    2006-12-29 11:16:00
  • 137:

    ナナコ

    うちはその言葉にまた興奮して『はあ?お前が悪いんやろ!お前が!泣き落としで通用する思うな!』ルミに掴みかかろうとしたうちをみんなが止めに入った。店長まで出て来て現場を見るなり焦った様子でうちらを相互に見て言った。『2人共落ち着いて。とりあえず落ち着いて話しよう。何があったんや?ゆっくりでいいから話してみ。』店長は穏やかに聞いた。まず口を開いたんはルミやった。『店長〜聞いてくださいよ〜!マリアがお客に嫌味言われたんを私のお客やからって八つ当たりするんですよ!顔にポーチ投げられたうえにさっきだってまた私に掴みかかろうとしてきたんです!こんな暴力的な子すぐに辞めさせるべきですよ!』ルミは間を置くことなく話し続けた。うちはそれを遮ることなく黙ったまま下を向いてた。

    2006-12-30 04:39:00
  • 138:

    ナナコ

    店長はルミの話を聞いた後、今度はうちに話を振った。『マリアちゃん、つむじ見せてんと顔上げて話し。マリアちゃんにも言い分があるんやろ?』それをルミが遮って『店長!言い分もなにも一方的に悪いのは明らかにマリアなんですよ!』って言った。それをまた店長は遮り、『ルミちゃん、今はマリアちゃんに聞いてるんや。マリアちゃん、ゆっくりでいいからこうなった訳を話してよ。』って言ってうちが口開くんを待った。うちは正直、訳なんか話したくなかった。自分の惨めさをみんなに曝すようで絶対に嫌やった。うちはリスカしてる事実が恥ずかしくて、惨めで仕方なかったから。店長はうちの気持ちを察してもうそれ以上は追求せーへんかった。

    2006-12-30 04:49:00
  • 139:

    ナナコ

    店長は『とりあえず、落ち着いてよかったよ。2人共明日も出勤やろ?寒いしはよ帰り。もう金輪際こんなことが起こらんように2人共自分の行為がどんなけ大人げなかったか自重するんやで。2人共笑ってるほうが可愛いねんから!ほら!そんな膨れっ面でおったらせっかくのべっぴんが台なしやんか!』って言いながらうちら2人の肩をポンポンって叩いて去ってった。他のスタッフやボーイたちもホッとした様子で各自の作業へ戻ってった。ルミはうちに睨みをきかせた顔つきで『店長も甘いな。』ってうちの耳元で囁いて着替えに入った。

    2006-12-30 05:01:00
  • 140:

    ナナコ

    うちはもう何も言い返さんとそのまま着替えに入った。ルミや他のスタッフたちからの冷たい視線を感じた。『はあ〜びっくりぃ〜いきなり切れ出すとかめっちゃ迷惑!』『ほんま!ハラハラしたし!やるなら店の外でやれって』『やっぱあいつルミちゃんの言う通り頭おかしかったんや!』口々に他のスタッフたちからの悪口が聞こえた。《やっぱうちが結局は悪者になるんや…うちはやっぱ頭おかしいんや…》うちは沈んだ気持ちでそそくさと店を出てった。ほんでそのままお店にはもう一切顔出してない…。飛んだってことやな…。また1つ自分の居場所失った気持ちやった…。

    2006-12-30 05:14:00
  • 141:

    ナナコ

    それからスカウトのサトシさんに出会って別のキャバ紹介してもろてん。今働いてるとこがそこ。まだ出勤し始めて3日ぐらい。まあ、相変わらず腕は切ってるよ…。こんなん前の仕事先では口が裂けても言えんかったけど…なんでやろ…今はなんか言える…。うちとうとう感覚まで麻痺してきたんかなあ…。」さーりちゃんの1ヶ月ちょっとの間あった出来事の話は一先ず終わった。さーりちゃんは瞬きもせず床を見つめていた。私はさーりちゃんの話を聞いて思うところは沢山あったがあまりにも壮絶で自分の知らない間にさーりちゃんは沢山傷ついたんだ、と思うと掛ける言葉さえ見つからなかった。声を失ったと言っても過言じゃない程胸が苦しかった。

    2006-12-30 06:12:00
  • 142:

    名無しさん

    今の仕事場ではリスカしてることまわりに言ってるってこと?

    2006-12-30 18:01:00
  • 143:

    名無しさん

    そっか。これ実話なん忘れてた?
    説明ありがとう?
    見てるから頑張ってな?

    2006-12-31 08:00:00
  • 144:

    名無しさん

    ぁげ??

    2007-01-14 16:52:00
  • 145:

    ナナコ

    お久しぶりです?まだ読んでくれてる人がいたら幸いです?
    これからまた少しずつ更新していきます?

    2007-01-24 09:25:00
  • 146:

    ナナコ

    話が終わるとさーりちゃんは「ご飯食べに行こう!」と言って立ち上がった。私はこんな話を聞いた後なので乗り気な顔が出来なかったが、さーりちゃんはそんなことも気にせず、私の腕を引っ張って支度を始めた。そんなさーりちゃんを見て私は痛々しく思えたが、私が滅入った顔をしていてはだめだ、と思い一緒に支度を始めて外へ出た。外はもう暗くなり始めていた。さーりちゃんはがっつり系が食べたいと言うので焼き肉屋に行くことにした。

    2007-01-24 09:30:00
  • 147:

    ナナコ

    焼き肉屋に入るやいなや、さーりちゃんは「全部うちのおごりやからどんどん好きなもん頼んで」と言いながら私にメニューを手渡した。私が遠慮がちに注文をしているとさーりちゃんは横から「ご飯2つとバラ4人前、ハラミ4人前、テールスープとモヤシナムルも追加で!」と言ってどんどん注文していく。華奢な体に似合わずよく食べるさーりちゃん。私はそんなさーりちゃんを見て安心した。久しぶりに会ったさーりちゃんは元々華奢なのにそれ以上に華奢になっていたから。注文したものが来るとさーりちゃんは肉を焼きながらさっきまでとは打って変わって明るい話題に花を咲かせた。いつから予備校に復帰しようか、ヤスノリやマサヤは元気か、など話し出すと止まらないと言った様子だった。

    2007-01-24 09:38:00
  • 148:

    ナナコ

    お腹いっぱいになったところで私たちは次はどーしようかという話になった。2人共お酒が入っていたのでとにかくハイテンションだった。さーりちゃんはカラオケに行きたいと言った。私たちのいつものお決まりコースだ。近くのカラオケ屋に入って4時間歌いまくった。気分のいい私たちはとにかく喉が枯れるまで歌い続けた。

    2007-01-24 09:43:00
  • 149:

    名無しさん

    2007-01-24 12:32:00
  • 150:

    ナナコ

    あっとゆう間に時間は過ぎ、そろそろ終電が近付いてきた。時間は11時30分。最終は11時45分だった。私は酔いもだいぶ醒めていたので慌てて駅に向かおうとした。さーりちゃんは大きく手を振って「またなぁ!また連絡する!今日はありがと!」と言って慌てる私を見送った。私は「うん!こっちこそありがと!今度はうちがご馳走するから!また連絡待ってる!」と言って安心して駅へと向かった。

    2007-01-24 13:07:00
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