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  • 1:

    ナナコ

    小説にして色んな人たちに伝えたいお話があります??すべて実話です?色々忙しくてすぐに更新出来ない時もあるかもしれませんが頑張って最後までお話します?拙い稚拙な文章ですがよければ読んでやってください?

    2006-11-15 02:37:00
  • 251:

    名無しさん

    ?

    2007-02-07 20:30:00
  • 252:

    名無しさん

    (* 皿 *;)

    2007-02-07 23:41:00
  • 253:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    マサヤ⇒「………それホンマなん?」私⇒「ホンマやって!」マサヤ⇒「コウキが京橋でナナちゃん見たって言うてた。そん時男と2人で話してたって。友達とおるゆうたやん。友達って男かよ。さーりちゃんやってゆうてたやん!?」
    それを聞いて頭がこんがらかりそうになった。マサヤの言ってる意味が飲み込めなかった。私は事情をどこから説明すればいいのかわからず声がどもった。
    私⇒「さーりちゃんちゃうよ!地元の友達の『サユリ』やから!似てるから聞き間違えたんやん!」

    2007-02-08 00:00:00
  • 254:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    マサヤ⇒「でも京橋で男とおったってのは?コウキはしっかり見たってゆうてたで!」コウキは京橋の近くに住んでいて京橋の駅前のコンビニかなんかでバイトをしていると聞いた。でもまさかいくらコウキが京橋の近くに住んでいて京橋でバイトしてるからってまさかあの現場を偶然に目撃するとは思ってもみなかった…。私はどこから説明していいかわからなかった。とにかく早くマサヤに誤解を解きたくて必死に弁解を始めた。

    2007-02-08 17:49:00
  • 255:

    名無しさん

    気になる???

    2007-02-08 18:51:00
  • 256:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    一から順にサユリに何があったか、私と話していたのはサユリの彼氏で近くにサユリもいたけど少し離れた場所で泣いていたから私と彼氏が2人きりでいるように見えたのだろうとゆうことを必死に説明していった。その話を無言で聞くマサヤ。私の弁解は30分以上続いた。頭の悪い私は要約して説明することができない。最初から最後まで話し終わるとマサヤが言った。
    「それが事実なら信じる。でもそれがもし嘘なんやったら俺はもうナナちゃんのこと信じられへんようになると思うわ。」

    2007-02-09 02:06:00
  • 257:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    私は「今の言葉に嘘とか偽りなんかないから!信じて!」とはっきりと言った。マサヤはそれなら信じると言って許してくれた。しかし、今思うと本当は先に自分との約束があったのに友達を優先した私に対してやはり別の意味で不信感を持っていたのではないか…と思う。事実、マサヤは後々私に「ナナちゃんは俺のこと好きちゃうんやんか!」と今までの我慢の結晶を爆発させることになるのである。この時の私はただただ愛されてる自信があったからマサヤの不満に気付いてやることができなかったのだ。

    2007-02-09 02:14:00
  • 258:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    明日はマサヤの誕生日。付き合った初日から会う約束をしていた。明日の待ち合わせの場所と時間を決めてそのまま電話を切った。最後に「メリークリスマス」と言ってくれたのがなんだか嬉しかったのを今でも覚えている。
    目まぐるしい1日に漸くピリオドが打ててホッとしたのか電話を切った後、いつねまにか眠ってしまった。

    2007-02-09 02:36:00
  • 259:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    夜中の12時にサユリからの着信で一旦目が覚めた。
    サユリ⇒「もしもしナナ?今日はせっかくのクリスマスやのに台なしにしてごめんな。ナナがいてくれへんかったらうち、どうなってたかわからん…。ホンマありがとう。うちスナックの仕事辞めるわ。同じ京橋やし、店近いし、リョウに会うのなんか嫌やし。それにオカンに今まで居酒屋ゆうて、スナックで働いてるん黙ってたん心苦しいし。しばらくは事務の仕事頑張ってやるわ。ナナの彼氏にもごめんねって謝っといて。」私⇒「うん、気にせんといて。うちら10年来の友達やん。マサヤも気にしてへんよ。家にお金入れたりで大変やろけど事務の仕事頑張ってな。あいつからお金ちゃんと返してもらいや。」

    2007-02-09 02:49:00
  • 260:

    名無しさん

    ??

    2007-02-09 12:38:00
  • 261:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    「うん。返してもらう。ありがとう…ありがとう…。」サユリは涙混じりで何度もありがとうと連呼していた。私は「もう遅いからゆっくり寝えや」と言って電話を切った。サユリの感謝の気持ちがひしひしと伝わってきたのを今でも覚えている。その後は眠れぬ夜を一人ボーっと過ごした。問題は解決したはずなのに何故か心にしこりが残った気分だった。
    翌日。約束の場所でプレゼントを持って一人マサヤを待つ。たいがい時間に几帳面なマサヤがめずらしく遅刻してきた。

    2007-02-10 01:36:00
  • 262:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    息を切らせながら走ってくるマサヤ。「ごめん!遅れて!とりあえず飯食いに行こか!」と言いながら昨日は何事もなかったかのように私の手を取り歩き出した。マサヤが予約を入れているとゆうイタメシ屋に入った。本当はクリスマスに来たかったらしいが予約がとれなかったとゆう。「俺の誕生日やけど昨日のくり越しで俺のおごりやから!」マサヤがそう言いながらオススメの料理を注文してくれた。「うちがパスタ好きなん覚えてててくれたんや」パスタが大好きな私は感激だった。

    2007-02-10 01:52:00
  • 263:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    そのお店のパスタは少し値段ははるが本当に美味しかった。
    お腹いっぱいになったところで目的地を決めていなかった私たちはどこへ行くか困った。散々迷ったあげく結局無難に映画にした。天王寺のアポロシネマに着くと次の回まで2時間近く時間があったのでブラブラすることになった。少しだけ買い物をして歩き疲れたのでMIOの喫茶店で時間を潰すことになった。

    2007-02-10 02:02:00
  • 264:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    「ニコチン切れ(笑)」お店に入って席に着くなりマサヤは満面の笑みで美味しそうに煙草を吸う。私はマサヤのそんな笑顔が大好きだった。マサヤは昨日はごめん、と謝った。少し冷たくしすぎたのと、疑ってごめん、と。「今日1日どのタイミングで言おうか迷った」そう少し困った顔で照れながら言うマサヤはなんだか可愛かった。私も「私の方こそ疑われるような行動とってごめん」と謝った。昨日の電話の時より、お互いの顔を見て言えたのでやっとわかり合えたような気持ちになった。

    2007-02-10 03:29:00
  • 265:

    名無しさん

    ?あげ?

    2007-02-10 05:47:00
  • 266:

    名無しさん

    ?

    2007-02-10 12:33:00
  • 267:

    名無しさん

    ????

    2007-02-10 18:16:00
  • 268:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    ご飯を食べ終え店を出た。マサヤは「昨日のことで疲れてるやろうからもう帰る?」と聞いてきた。素直じゃない私は意地悪で「マサヤが帰りたいんやったら!」と言ってみた。すると「俺は帰りたないけど…ナナちゃん歩く早さいつもよりゆっくりやから…疲れてるんかなって」と言った。そんなところまで気にかけていてくれたのかと素直に嬉しかった。私は「まだ帰りたくない!」と素直に気持ちを伝えた。

    2007-02-10 21:44:00
  • 269:

    めぇ?

    更新してる嬉しい?

    2007-02-10 21:46:00
  • 270:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    応援してくれてる方本当にありがとうございます?励みになります?頭が悪い故グダグダ小説になってますが頑張って更新してゆくのでこれからもお願いします?

    2007-02-11 00:23:00
  • 271:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    「じゃあ俺ん家おいでや!」不意にマサヤが言った。『えっ…』私は一瞬構えてしまった。しかしそのはやとちりも去ることながら「両親は仕事で家におらんけど姉ちゃんは家におるしナナちゃんのこと紹介しときたい」と言われた。ホッとしたような寂しいような…。
    私⇒「じゃあ行く!」マサヤ⇒「よっしゃ☆」
    マサヤの家は天王寺から電車で揺られること30分のところにある。初めてお邪魔するマサヤの家…なんだか緊張した。『マサヤのお姉さんてどんな人なんやろ。』古典的考えの私は挨拶の言葉をしきりに考えていた。

    2007-02-11 01:14:00
  • 272:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    「お邪魔しまーす」中に入るとマサヤのお姉さんが出迎えてくれた。
    私は「はじめまして。マサヤ君と同じ予備校の○○ナナコです。こんな夜中に突然お邪魔してすみません!」お姉さんは「はじめまして!姉のアイです。マサヤから話聞いてますよ!マサヤがいつもお世話になってます。マサヤからメール入ってきた時は驚いたぁ!いきなり彼女連れてくる!やもん!寒かったやろ?気にせんと上がって上がって!」と言って手招きしてくれた。思っていたより堅苦しくなく、気さくなお姉さんでホッとした☆

    2007-02-11 01:39:00
  • 273:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    お姉さんは私が来ると聞いてマサヤの誕生日も兼ねてケーキを買ってきてくれたらしかった。お姉さんと私でバースデーソングを歌って3人で再度お祝いをした。そしてケーキをいただきながら色々話をした。マサヤのお姉さんは私たちの6歳年上で24歳だった。ネイルサロンを経営しているらしく頭の先から指の先まで綺麗にしていてとても女らしい人だった。それからマサヤの両親と他の兄弟の話もしてくれた。お父さんは某食品会社の社長さんだとゆうこと。お母さんはアパレル関係のお仕事で今は2週間程海外へ出張に行ってるとゆうこと。マサヤと3歳違いのお兄さんは大学生で今は東京で一人暮しをしてるとゆうこと。私は初めて聞くマサヤの家族の話にとても興味深々でお姉さんとマサヤの話を夢中になって聞いていた。

    2007-02-11 01:57:00
  • 274:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    『うち意外とマサヤのこと何も知らんかってんなぁ。それにしてもすごい家族やなぁ。うちの家族とえらい違いやわ。世界が違うわ。なんかかっこいい。』一般ピープルの私は何もかも自分の置かれた環境と違い過ぎてとにかく感心していた。その話を聞いてマサヤが経営学部か商学部に進みたいと言っていたのもお父さんの仕事を手伝いたいとゆう気持ちからなのだろうな、とゆうのが容易に想像出来た。

    2007-02-11 02:10:00
  • 275:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    時刻は10時を回っていた。マサヤの家に着いたのは8時ジャストぐらいだったので丸々2時間以上話していたことになる。マサヤ⇒「そろそろ送ってこか?」私⇒「うん☆」そう言って帰る支度に取り掛かろうとした時、お姉さんが「夜も遅いし泊まって行きぃ!着替えとか私の貸すし!」と言った。私⇒「そんな、突然お邪魔したうえにケーキまでごちそうになって悪いですよ」マサヤ⇒「姉ちゃん!ナナちゃん受験生やし勉強とか明日の予定とか色々あるねんから!」お姉さん⇒「え〜ショック〜!せっかく仲良くなれたのにぃ!もう冬休みやしたまには息抜きぐらいいいやん〜!」お姉さんはなおも食いかかる。

    2007-02-11 02:36:00
  • 276:

    名無しさん

    ?

    2007-02-11 12:38:00
  • 277:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    ケーキを食べている最中、シャンパンを2本開けていた。そのうち1本はお姉さんがほとんど飲み干した。そのため結構…とゆうよりかなり酔っ払った様子だった。お姉さんは「泊まってけぇ!」と私に抱き着いてきた。マサヤにも絡んで行く始末…。「じゃあ、せっかくなんで」私は泊まらせてもらうことにした。 マサヤは「ええんかぁ!?明日の予定とか勉強とか大丈夫かぁ!?」と心配してくれた。「大丈夫大丈夫!」私は結局泊まることになった。

    2007-02-11 14:58:00
  • 278:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    お姉さんはその後泥酔して寝てしまった。途中でマサヤが起こそうとしたが中々起きなかったので仕方なくマサヤは毛布を持ってきてかけてあげていた。私がお風呂を借りた後、マサヤもお風呂に入った。その後リビングで子供の頃のアルバムや小学校、中学の卒アルを見せてもらった。その中には美人のお母さん、賢そうなお父さん、マサヤとうりふたつのお兄さん、可愛いお姉さんが写っていて本当に幸せそうだった。
    『こんな家族いいな…』なんだか羨ましくなった。

    2007-02-11 23:01:00
  • 279:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    兄が警察にお世話になる度に一緒に住んでいたお婆ちゃんと私が迎えに行き、頭を下げていた。勿論、お母さんには心配をかけてはいけないので兄が度々警察にお世話になっていることや退学になったことは黙っていた。「お兄ちゃんはお母さんの治療費稼ぎたいから就職することにして自主退学してん」と中学生の子供ながらに母に心労をかけまいと必死に嘘をついていた。

    2007-02-11 23:36:00
  • 280:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    その代わり祖母が目一杯手塩にかけて私を育ててくれた。それは今だにとても感謝しているし祖母は大好きだ。けれどやはり両親が家にいて、温かい家庭が羨ましかった。マサヤは「うちの親どっちも仕事で忙しくてしょっちゅう家空けてるで!」と言っていたが話を聞く限りマサヤの両親は仕事で忙しいながらもちゃんと子供との時間を作って大切にしている様子だった。だからマサヤやお姉さんからも穏やかで幸せそうな雰囲気が漂っている。

    2007-02-11 23:53:00
  • 281:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    だから父にも祖母にも「寂しい」なんて言えなかった…。私も一度は道を踏み外しそうになったこともある。兄がヤンチャしていたのでそれで中学の時、先輩たちから「あの○○先輩の妹」とゆうことで誘われ、何も知らない私は付いて行き、色んな悪さを教えられたこともあった。

    2007-02-12 00:12:00
  • 282:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    煙草の吸い方、バイクの盗み方、万引き、かつあげ…先輩は毎日のように私を誘い私の目の前で私に見本を見せてくれた。「こんなんまだまだ序の口やで!」そう言って先輩に連れて行かれたのはとある雑居ビルの中にある『スカーレット』とゆう麻雀店(今もまだあるかもしれない…)だった。

    2007-02-12 00:19:00
  • 283:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    明らかに15〜17歳ぐらいの男女が6、7人集まって麻雀をしたり煙草を吸ったりしていた。ここへ連れて来た先輩《渡辺先輩》いわく、この麻雀店は渡辺先輩の先輩が叔父さんに任されている店らしいので入りたい放題だと言っていた。(記憶では)
    「こっち来てみ…!」そう言って渡辺先輩に付いて行くと「桜」と書かれた個室に連れて行かれ、中で2人の男の人が何やら煙を吸って機嫌よく「わ〜た〜な〜べ〜!見てやぁ〜!俺の肩にちっさいおっさん乗ってんねん〜!」

    2007-02-12 00:43:00
  • 284:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    と言って近付いてきた。『クックスリや…!』私は一瞬にして顔が蒼白し、呆然として固まっていた。渡辺先輩は男2人から煙草とお金を交換していた。『ん?煙草やのに何で渡辺先輩さっきかつあげしたお金全部渡したんやろ?』疑問に思い、キョトンと首をかしげて見ていると、煙草の箱の中から粉が入った袋を取り出して「ナナコもやってみるかぁ?」と言ってニヤリと笑った。怖くなった私は顔を引き攣らせながら「やっいいです…苦笑」と言って断った。渡辺先輩は「爽快感抜群やのに!」と言ってなおも私に勧めてきた。

    2007-02-12 01:03:00
  • 285:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    『ヤバイ!これ以上深入りしたらどんどん堕ちて行く…!』そう思った私は「先輩!トイレどこですか?」と言ってトイレに行くふりをしてダッシュで店を出た。
    『あ〜怖かった!クスリなんかTVのドキュメント番組とかでしか見たことなかったけど実際こんな身近でやってる人おったんや!てかホンマにあんな明らか覚醒剤ってわかるような白い粉なんや!渡辺先輩がやってるってことはお兄ちゃんもやってたんかな…』まだ胸がドキドキしている。そんなことを考えながら『もう先輩には付いて行かない!』と心に決め、家に帰った。

    2007-02-12 01:08:00
  • 286:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    その日の夜遅くに家に何度も電話があった。留守電を聞いたら渡辺先輩だった。『ナナコ!お前先帰るとかどーゆうつもりやねん!いくらユウスケ先輩(兄の名前)の妹でも承知せえへんからなぁ!』幸い祖母はもう寝ている時間だったのでこのメッセージを祖母に聞かれなくて心底ホッとした。心配性で特に私が可愛かった祖母はこんな留守電を聞いたら倒れるんじゃないかと思ったからだ。祖母に聞かれないうちにメッセージをそっと消去して眠りについた。

    2007-02-12 01:43:00
  • 287:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    次の日。学校へ行くと昼休みに渡辺先輩が私のクラスまで来て「放課後付き合えや!」と言って私を呼び出した。私は放課後恐る恐る呼び出しされた西館の裏まで行った。
    「おっ!ちゃんと来たやん!さすがユウスケ先輩の妹なだけあって根性はあるやんけ!」渡辺先輩と3年の他の女の先輩4人が来た。『えっ1対4で何する気やねん…。そんなん聞いてへんし…。どーしよどーしよ!』完全に私はびびってしまっていた。

    2007-02-12 01:50:00
  • 288:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    『先生にちくったらまた呼び出しされる…いや絶対ボコボコにされる…。どうしよ…今すぐに謝ったほうがええんかな…。』私は恐怖で金魚のように口をパクパクさせていた。
    「おどれ、昨日のんどーゆうつもりやねん?!せっかくあんなとこまでお前乗せて原付き走らせて連れてったったんやんけ!おんどれ、ボコボコにされたいんか!?」下を巻いた渡辺先輩が猛烈に暴言を吐く。

    2007-02-12 02:00:00
  • 289:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    「すみません!急に用事思い出して!ホンマにすみませんでした!」私は渡辺先輩に言われる前に土下座した。渡辺先輩はよく後輩を叱る時土下座をさせる。それを知っていた私は言われる前に土下座した。しかし渡辺先輩はそれでも腹の虫がおさまらないといった様子で私の髪の毛を引っ張り、「ぺっ!」と私の顔に唾を吐いて私の顔をまた地面にグシャっと叩きつけた。

    2007-02-12 02:08:00
  • 290:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    「すみません!急に用事思い出して!ホンマにすみませんでした!」私は渡辺先輩に言われる前に土下座した。渡辺先輩はよく後輩を叱る時土下座をさせる。それを知っていた私は言われる前に土下座した。しかし渡辺先輩はそれでも腹の虫がおさまらないといった様子で私の髪の毛を引っ張り、「ぺっ!」と私の顔に唾を吐いて私の顔をまた地面にグシャっと叩きつけた。

    2007-02-12 02:16:00
  • 291:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    間違えて連続投稿してしまいました?すみません?誤字脱字多くて読みにくいかもしれません?
    私の過去の話に遡ってつまらないかもしれませんがこれからの展開に必要だと思ったので書きました?こんな不快な小説ですが、最後まで書くと決めたので最後まで書きたいと思います。読んでくれている方がいましたら最後までお付き合いお願いします

    2007-02-12 02:22:00
  • 292:

    名無しさん

    あげ

    2007-02-12 02:31:00
  • 293:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    『ここで泣いたらまた余計先輩を怒らせる』泣きそうなのを我慢して何度も「すみません!すみません!」と謝った。
    他の女の先輩がきて「マユミ!(渡辺先輩の下の名前)あとはうちらに任せときや!」と言って近寄ってきた。渡辺先輩は「サンキュ〜後は任した!」と言ってさっさと去っていった。
    女の先輩は私の頭をくいっと持ち上げて「あ〜あ〜!綺麗なお顔が台なしやん!」と言ってケラケラ笑った。そして「立ち!」と言ってセーラーの衿を掴んだ。

    2007-02-12 02:32:00
  • 294:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    「あんたなぁ、マユミに逆らうとかええ度胸してんなぁ!あんた前から気に食わんかってんなぁ!なんやねんその頭!ピアスもあかんやろが!ええ!?スカートも切りよって!2年がそんなことしてええと思ってるんか!?」女の先輩は暴言を吐いた。「すみません」私は何度も謝る。煙草に火をつけ、そして私の腕を引っ張り「我慢せーよ?大声出したらどつくからな!」と言って煙草の火を私の手首の裏に押し付けた。

    2007-02-12 02:40:00
  • 295:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    『熱いっ!!辞めて!!辞めて!!』私は泣き叫びそうだった。
    「わざわざ見えへんとこ焼いたったんやから感謝せーよ?先公にちくったらもっと痛い目見るからな!」そう言って唾を吐いて笑いながら3人とも去っていった。恐る恐る腕を見ると火傷の痕がくっきり残っていた。私は悔しいのと痛いのとでその場で泣き崩れてしまった。家に帰ると幸い誰もいなかった。祖母はきっと買い物か料理教室だろう。(当時、和食の料理教室を趣味で友人と開いていたらしい)私は砂で汚れた制服を濡れたタオルで綺麗に拭き取り、汚れた髪や体を洗おうとお風呂に入った。

    2007-02-12 02:51:00
  • 296:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    鏡を見ると顎を擦りむいて血が滲み出ていた。お湯をかけると火傷のあともかなりしみた。ぬるま湯に設定して祖母が帰ってくる前にさっさと体を洗い風呂から上がるやいなやマキロンで顔の傷を消毒し、上からバンソーコーを貼った。火傷もヒリヒリするので氷水で冷やした後、ばれないようにバンソーコーを貼った。《ガチャッ》ドアが開く音がした。祖母が帰ってきたようだ。

    2007-02-12 02:57:00
  • 297:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    祖母⇒「ナナちゃん!あんたの大好きな回転焼きこうてきたで!」そう言って私の部屋に入ってきた。私は何事もなかったかのように振る舞うのに必死だった。祖母は「なんやその顔どないしたんや!?」と言って驚いていた。私は「体育ん時に転んでん!たいしたことないから!」と言って懸命に隠し通した。祖母はその言葉をあっさり信じ「大丈夫か?ちゃんと消毒しとかなあかんよ?女の子やねんから顔に傷残ったら大変やで」と言ってご飯の支度に取り掛かるため台所のほうへ行った。

    2007-02-12 03:05:00
  • 298:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    『お婆ちゃん嘘ついてごめん…。うちお婆ちゃんが思ってるようないい子とちゃうねん…。』私は罪悪感でいっぱいになった。『お婆ちゃんに隠れて悪いことしたからバチが当たったんや…。』涙が流れた。いくら先輩のしたことを傍観してただけとはいえ、それは共犯に違いなかった。私はもう誘惑に負けない、お婆ちゃんを悲しませるようなことは絶対しない、と心に誓い、火傷の痕も一生お婆ちゃんに隠し通すことを決意した。

    2007-02-12 03:13:00
  • 299:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    後でわかったことだが、渡辺先輩と私の兄ユウスケは兄が中学2年の頃付き合っていたらしい。当時ヤンチャな子がモテモテで兄はかなりモテていた。結局兄に新しい彼女が出来て渡辺先輩はフラれたらしいが、別れた後も渡辺先輩は兄のことを恨む反面、好きだったらしい。今となっては何故渡辺先輩が私に近付いたかはわからない。私に近付くことによってまた兄と寄りを戻せると思ったのか、兄に復讐をしたくて私を悪の道に引きずりこもうとしたのか…。想像にしか過ぎないが、今思うと渡辺先輩の気持ちもわからんでもないな…と思う。

    2007-02-12 03:24:00
  • 300:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    そんな自分の過去を思い出しながらマサヤとリビングでお姉さんが起きるまで話をしていた。夜中の1時ぐらいにお姉さんは目覚め、「ごめん!酔って寝てしまってた!」と言い、私に着替えやスキンケア用品を貸してくれた。
    お姉さんは客間に布団をしいてくれ、「泊まってけってゆうたん私やのに寝てもうてごめんな。ここでゆっくり寝てな。おやすみ!」と言って自分の部屋に戻って行った。私はマサヤの家族の話を聞いて、自分の家族の話や過去の話もしたほうがいいのかな…と考えて寝付けなかった。
    不意に《トントン》とドアを叩く音がして起き上がるとマサヤだった。

    2007-02-12 04:51:00
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