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雨の夜

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  • 1:

    ニナ

    雨が降る夜は、
    『このまま降っていて…』と…何回願っただろう。

    2006-11-15 03:37:00
  • 21:

    ニナ

    『……はぁ?』 当然のリアクションだと思う。誰が〈あー。そうですか〉何て言えるだろう。事情を説明すると、銀河は何度も何度も『はぁ??』やら『マジかよ?』と言っていた。

    2006-11-15 06:48:00
  • 22:

    ニナ

    次の日、彼の家で銀河と顔を合わせた。まるで昼間に似合わない黒い派手なスーツ。脱色されて痛みきった明るく長い髪の毛。酒の匂いがしていた。
    まるで出会った頃の彼を見ているかのようで懐かしさで胸が締め付けられた。

    2006-11-15 17:02:00
  • 23:

    ニナ

    銀河は静かに手を合わせると、2滴程の涙を流し、立ち上がった。

    『話はアツシから聞いてました。こんな形で会う事になるなんて、残念や』『彼は貴方にどんな話を?』

    お茶を差し出すと、銀河は話だした。私の知らない、夜の世界で生きていた彼の全てを――。

    2006-11-15 17:11:00
  • 24:

    ―1章―" " "06/11/18 02:47

    2006-11-18 02:47:00
  • 25:

    ギンガ

    朝は汚くて淋しい。太陽から逃げるようにネオンが消え、夜の人間を吐き出そうとする。華やかだと思ったこの世界は意外に狭く、ちっぽけだと感じていた。
    何かに憧れて入った世界だったが……、
    今ではそんな事すら解らなくなっていた。

    2006-11-18 02:56:00
  • 26:

    ギンガ

    『銀河サン!寒いっすねぇ。早く上げないと、凍死してまぃますよ。おっ!あの子達どうすか?』
    最近入ったばかりの新人。キャッチすらも新鮮なんだろうか?意気込んでいるのが初々しい。何かに期待して、この仕事を選んだんだろう。しかし、こんな男は腐る程いる。そしてほとんどがこの街から消えていく。

    2006-11-18 03:03:00
  • 27:

    ギンガ

    俺達は使い捨てだ。

    罵声を浴びせられて蹴落とされ、人気も出ずに消える奴。未収を回収出来ずに店から逃げる奴。壊れるまで酒を飲み、吐く。

    消えたらまた補充。それでこの街は動いている。汚い汚い夜の世界。

    2006-11-18 03:20:00
  • 28:

    ギンガ

    派手な服を着た女が、手をふりながら走ってくる。顔を確認する前に香水の匂いが鼻を刺す。甘ったるい大嫌いな匂い。

    『お!ルミやん!仕事帰り?寒いねん!!寄ってや!お金あんま使わんでぇぇしッ!!』 『えー。どうしよっかなぁ。今日、店終わってから相手してくれるんだったら行くぅ』 『全然ぃぃょ!暇だし!』

    一緒にキャッチをしていた新人と共に店へと戻る。やっと暖かい場所に入れた。

    2006-11-18 03:28:00
  • 29:

    ギンガ

    ルミは俺にベッタリくっついて仕事の愚痴を喋り続ける。俺は、その話にリアクションをつけて頷く。時には『ルミが悪いやん!』何てのも言ったりする。
    ルミは風俗嬢。それなりの太客で、大事にしている。イベントにも必ず顔を出してくれ、いい客だ。

    2006-11-18 03:34:00
  • 30:

    ギンガ

    『あ!ちょっと待ってて!すぐ戻るし!』 入り口に俺の客の姿を見つけ、だだをこねるルミから離れて入り口に向かう。ニコッと笑うと八重歯が可愛い。この子はキャバ嬢のユリア。いつも予告も無しに店に来ていた。
    キッチンでボーっとしていた新人にルミを任せてユリアの席についた。

    2006-11-18 03:48:00
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