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私の恋愛人生

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  • 1:

    美月

    上手く文章は書けないけど。自分自身の思い出のため、同じ過ちを繰り返さないため。今までの恋愛を文字にします。

    2006-11-15 19:16:00
  • 2:

    美月

    思えば昔から惚れっぽくて常に好きな人が居たな。     初めて付き合った人は一つ上のギャル男風な人だった。(…ギャル男は好きじゃないのに…)
    知り合ったきっかけはよくある知り合いの知り合い。     全然タイプじゃなかった。でもかっこいいとは思ったな。

    2006-11-15 19:24:00
  • 3:

    美月

    知り合ったのは夏休みだった。お互いの家は遠かったけどそれなりに遊んだりしたり電話ではなしたりよくベルしたりした(まだ携帯とかみんなが持ってなかった頃…ポケベル…古…)
    何回か遊んだりした頃私の友達と彼Aの友達が付き合い始めた。     羨ましい。いいなぁ。     夏休みも終りに近づいていた。

    2006-11-16 01:53:00
  • 4:

    美月

    夏休みが終われば…会えなくなる?!
    あまりにも儚いひと夏の思い出、ひと夏の片思い………。     になんて嫌。
    ベル《ナツヤスミオワッタラアエナクナルカラソノマエニイットクネ。Aガスキ》一文字一文字打つ度に緊張と恐怖に襲われた。
    ベルなんてせこい逃げ姿勢の告白。

    2006-11-16 02:01:00
  • 5:

    美月

    Aは私と知り合う前まで゛遊んでた゛らしい。どこまで本当かは分からないし゛遊んでた゛程度も分からない。
    ただ『遊んでた事後悔してる。今は女はいい。普通にしてて好きになれる人がいいな』
    そう言って少し落ち込んでて過去を後悔し前を向いているAを私は好きになった。 (立候補します!普通に出会い好きになって)

    2006-11-16 02:09:00
  • 6:

    美月

    ベルを入れてからは落ち着かない。震える手、体、心…。
    (とうとう言ってしまった。でももし振られても二度と会う事のない所の人)
    とことんせこい私……。
    家の電話が鳴る。
    鼓動が加速する。もしかしてA…?

    2006-11-16 02:15:00
  • 7:

    美月

    Aだった。「何で電話?!電話嫌やからベルにしたのにっ」
    恥ずかしくて緊張して可愛げのない言葉が出てきた。『うん』「………」 何か言ってよ。少し沈黙。沈黙が耐えられないかのようにAが言った。
    『夏休み終わっても会うつもりやってんけどな笑』「あ。そうなん?笑」『俺も好きやし付き合お』「………うん(照)」
    そんな感じでAとの付き合いは始まった。初めての彼氏。

    2006-11-16 13:27:00
  • 8:

    美月

    学校が始まるとあんまり会えなくなる。早く学校の終わる土曜とか日曜に゛梅田の改札前゛それがいつもの待ち合わせ場所だった。
    お互いの友達も付き合って居たから四人でデート。が多かった。
    たまに別行動して集合したり。梅田スカイビル行ったりビルの上まで行って夜景みたり。
    夜景が定番デートだった。

    2006-11-16 13:34:00
  • 9:

    美月

    初めての彼氏。手を繋いだ事もキスをした事も無かった頃。そんなかわいい時が私にもあったな。
    Aはすごく私を大事に思ってくれてた。
    私はデートの度、会う度、緊張してた。
    いつだったかな初めて手を繋いだ時びっくりして心臓が飛び出るかと思った位ドキドキしたな。スカイビルでイスに座った時近すぎてどうすればいいか分からなかった。友達カップルはそんな私を見て笑ってたね。

    2006-11-16 13:42:00
  • 10:

    美月

    でもそんな幸せな日はいつまでも続かなかった。私が終わらせてしまった。
    昔の事をいつまでも後悔してるAに対して(昔のAの事私は知らない。今の目の前にいるAを私は好きになったんやから。)そう言ってたはずなのに。Aの過去にこだわってたのは私だったのかもしれない。

    2006-11-16 13:48:00
  • 11:

    美月

    同じ頃に付き合い始めた友達カップルも周りの友達も皆経験していってるのに対してAは私に一切触れようとはしてくれなかった。
    キスでさえしなかった。
    (どうして?今まで遊んできてキスとか余裕でしてきてるのに…私には何でしてくれないの?)付き合って三ヶ月がたとうとしていた。
    私に触れようとしないA。友達カップルが別れ。私は付き合って行く自信が無くなって行った。

    2006-11-16 13:53:00
  • 12:

    美月

    「別れよう」そう切り出したのは私だった。
    つまらないこだわり。Aはただ私に触れようとしなかったんじゃなくて触れられなかった。今まで遊んできたから。ただ一緒にいるだけでいい。
    そう思ってくれてたのに理解が出来なかった。好奇心が上をいってしまってた。あまりにもあっけない私の初めての彼氏だった。 お互い言葉がたりなかった。

    2006-11-16 13:58:00
  • 13:

    美月

    Aの事だけは忘れない。
    初めて付き合った人。可愛くて純情な頃の幼い恋愛。
    きれいな大事な思い出。

    2006-11-16 19:36:00
  • 14:

    美月

    次に好きになった人はバイト先の四つ年上のBだった。ただ大学生っていうだけで大人に見えたあの頃。コンパをしてくれとB。なんとなく連絡を取り出した。ロン毛なんて大嫌いだったのに。
    電話で長電話ばかりしていた。気付けば好きになってた。

    2006-11-16 19:41:00
  • 15:

    美月

    ある日Bの家に行った。私のテストのため勉強を教えてくれると。何の疑いもなく。
    勉強してるとBは後ろでねだした。
    「何で寝るん?おもんない」『ちょっと休憩。おいでや』
    私は緊張しながらも寝てる横に座った。
    こそばされたり何やかんやとしてるうちに何故か二人で寝る事になった。

    2006-11-16 19:47:00
  • 16:

    美月

    緊張しながらも隣で寝てた。
    Bは手慣れた感じでキスしてきた。
    びっくりして思考回路が止まった。
    どうしよう…。
    どうしたらいい?拒んでいいの?でもそれで嫌われたら…。

    2006-11-16 19:50:00
  • 17:

    美月

    その日はそのまま帰った。
    初めてキスしてドキドキして夢心地だった。(キスしたんや)
    ちょっとにやけてしまう…。
    その時は深く考える事もなくただ初めてのキスでいっぱいだった。

    2006-11-16 19:55:00
  • 18:

    美月

    キスをした事で前よりもBの事を好きになってしまった私。
    またその後Bの家に遊びに行った。
    『寝よう。こっちおいで』またそう言われても私は恥ずかしくて自分から横に寝るなんて出来なくてとまどっていた。Bは私の腕を引っ張って隣にくるようにした。
    それがまた手慣れた感じて慣れていない私にはドキッとさせた。

    2006-11-16 20:02:00
  • 19:

    美月

    Bはまたキスをしてきた。その時の私にはわからなかった。
    (何で?何でキスするんだろう。付き合ってもないのに何で…?)男なんて付き合ってなくても好きじゃなくてもやれるしキス位するだろう。今ならそう思うけどキスもした事のなかった頃の私には分からなかった。

    2006-11-16 20:08:00
  • 20:

    美月

    わからなくてBの考えてる事がわからなくて気付いたら涙が溢れてた。
    Bはびっくりしてた。『どうしたん』「どうしたらいいかわからん。私はBに彼女が出来ても何も言えん。私は彼女でもなんでもないから」そう言って私は泣いた。 その私に対してBは『じゃあ付き合おう』と言って抱き締めてくれた。

    2006-11-16 20:14:00
  • 21:

    美月

    この頃位からかな。男運が悪いのか男見る目がないのか。

    2006-11-16 20:16:00
  • 22:

    美月

    電話かけても遊んでいたり忙しそうだったりして普通に話す事もなかった。
    大学生は忙しいのかな。忙しいから電話もしてくれないんや。時間が出来たら電話してくれる。
    そう思い込むようになった。
    自分からは怖くて電話出来なくなってた。

    2006-11-16 20:33:00
  • 23:

    美月

    そんな私を見て友達が私の携帯からBに電話をかけてくれた。
    『ずっと連絡ないから美月が心配してたで』そう言って私に変わった。『ごめんな連絡しんくて』久しぶりに聞いたBの声に安心し゛ごめん゛何て言わせてしまい泣いてしまった。

    2006-11-16 20:38:00
  • 24:

    美月

    それをきっかけに変わると思った。それでも会いたくても会えない日々。
    連絡もあまりしてくれない日々。
    もうダメなんだと気付き始めていた。その頃から煙草を吸うようになった。 ただ理由はBが煙草を吸う女を嫌いだから…。

    2006-11-16 20:49:00
  • 25:

    美月

    泣きそうになる夜は散歩して煙草を吸って気持を落ち着かせるようになった。

    珍しくBが『会おう。迎えに行くわ』
    そう言った。(ああ。別れ話か…)やっぱり思った通りだった。

    2006-11-16 20:53:00
  • 26:

    美月

    少し車を走らせ公園に止め、車を降りた。
    『前の彼女から電話がかかってきて……そいつには俺しかおらんねん。お前にはもっと他にもおるよ。ごめん。』………何それ。「分かった」そう言うしかなかった。『お前はそれでいいんか?』………。「その人が好きなんやったらもうどうしようもないやん」………前の彼女とか出してきときながら何言ってんの?よくないよ。全然よくないよ。何よそれ。他なんかいらんねん。私にもあんたしかおらんのに。

    2006-11-16 21:00:00
  • 27:

    美月

    『送るわ』
    そう言われて車に乗った。泣きそうだった。でも泣きたくなかった。彼の前では。最後の意地だった。
    「もうここでいいよ」『家まで送るよ。まだちょっと遠いやろ』
    最後の優しさのつもり?ただもうこれ以上一緒にいれないだけ。
    家の近くまで結局送られて車を降りた。
    公園に行って煙草に火をつけた。涙が止まらなかった。

    2006-11-16 21:17:00
  • 28:

    美月

    別れてからも忘れられなかった。ずっと心に残ったままだった。
    (前に進めない)
    やっぱりまだ好き。それだけでも伝えておきたい。………いや、それは表向きキレイゴトだ。もしかしたらまた戻れるかもしれない。
    電話をかけていた。
    でもいつも忙しい。そう言ってBは話さえ聞いてくれなかった。

    2006-11-17 00:26:00
  • 29:

    美月

    かしていたモノがあった。それを口実に電話をかけよう。
    もう理由もなく電話かけれなかった。
    それでも話にさえならない…。友達にモノだけもらってもらう事にした。
    今となればそれは大失敗だ。

    2006-11-17 00:29:00
  • 30:

    美月

    友達とBが普通に連絡とるようになりまた会う機会が出来た。
    三人で遊ぶ事になった。
    『ほんま付き合ってた時はお前には悪い事したなぁって思うわ』
    「ほんまはそんな私の事好きじゃなかったんやろ」
    『好きになれるかなとは思ったけど…だってお前泣くとか卑怯やわ』……………最低。泣きたくて泣いた訳でもないし。好きじゃないなら付き合うなよ。

    2006-11-17 00:34:00
  • 31:

    美月

    それでもすぐに諦めはきかなかった。
    現在じゃその友達とBは結婚した。あの時モノもらって来てもらったから…。
    私一人バカみたいだ。

    2006-11-17 00:38:00
  • 32:

    美月

    Bと遊ぶ約束をしていた。別の友達とBからの連絡を待っていた。一向にかかってくる気配がない。ブッチかよ……。友達とBからの連絡を待っていたそんな時に出会ったのがCだった。Cは服の勉強してていろんな人に写真を撮らせてもらってると言って私たちに言ってきた。
    写真をとってありがとうといいそのままどっか行った。

    2006-11-17 00:42:00
  • 33:

    美月

    相変わらずBを待って入った店にCが居た。「あれ?さっきの人やん。」『何してんの?』そう言って好きだったBにブチられた事を話したりして時間潰しに付き合ってもらった。「カラオケ行きたいねん!一緒に行こうや」
    そう言って皆でカラオケに行く事になった。

    2006-11-17 00:47:00
  • 34:

    美月

    それからよく連絡とるようになった。
    友達と二人で家に遊びに行ったり、服の勉強してるという事で一緒に買い物行ってもらったり。Cは5歳年上だった。少しずつ惹かれていった。
    また懲りずに好きな人が出来つつあった。

    2006-11-17 08:32:00
  • 35:

    美月

    Bと付き合い始めてからよく落ち込む事が多くなってた。
    その日も家で落ちていた。Cに落ちてるから励ましてと電話した。
    Cは落ちていた私に歌ったるわって言って寝起きだった事もありかけなおすって言ってくれた。
    Cは路上でアコギを弾きならがら歌ったりしている人だった。

    2006-11-17 21:35:00
  • 36:

    美月

    電話がかかってきた。
    『何歌って欲しい?』私はその時好きだったミスチルの゛車の中で隠れてキスをしよう゛がいいと言った。
    すると電話の向こうでCがギターを弾きながら歌ってた。
    (ほんまに歌うんや。ちょっとサムイ…)
    とか思いながらやっぱり少し嬉しかった。
    そんな私もサムイのか?!しかもCはリクエストもしてないのに二曲目を歌い出した。斉藤和義の゛歌うたいのバラッド゛だった。でもこの曲も私のお気に入りになった(笑)

    2006-11-17 21:40:00
  • 37:

    美月

    それからCと買い物に行く事になった。
    梅田での買い物。
    その時買ったのはオレンジ色のパンツ。ボーダーの長袖Tシャツ。
    『次会う時はそれ着て来てな』

    次もまたあるんだね。

    2006-11-19 11:13:00
  • 38:

    美月

    好きになったらすぐ言いたくなる私の性格。我慢出来ず「Cの事が好き」…言ってしまった。『お前の事は妹にしか思えへん』…。振られた…。「分かった。でもまた遊んでな」『おう』それからも連絡をとっていた。

    2006-11-19 11:21:00
  • 39:

    美月

    また遊ぶ約束をしていた。
    買った服のお披露目会。Cの家に行った。服を着て見せたらCは『似合うやん。ちょっと後ろ向いて』とか言って私も後ろ向いた。そしたらCが後ろから抱き締めて来た。(何で?)そのままベッドに連れて行かれた。

    2006-11-19 11:25:00
  • 40:

    美月

    それが私の初体験だった。(付き合ってもないのにあかんよなぁ)そう思いつつも拒めなくて好奇心の方が勝っていた。初めての感想なんて特になかった。幸せだとかも気持ちいいとかも。ただ痛くてこんなもんか。と思ってた。ずっと醒めた自分が遠くから見てる感じ。自分の体が自分じゃなく別のモノになったみたいに。

    2006-11-19 11:35:00
  • 41:

    美月

    『も一回していい?』「痛いからっっ!!」そんな事いいつつ流されるまましてしまったり…。嫌でも嫌って言えなかった。
    帰ってからも不思議な気持ちでいっぱいだった。

    2006-11-19 14:19:00
  • 42:

    美月

    キスした時みたいにフワフワした嬉しい恥ずかしい。そんな気持ち全くなく。゛こんなもんか゛それが大半を占めてた。すごいなぁこんなとこにほんとに入るんや。自分の事じゃなくほんと他人事のようだった。でも付き合ってもないのにしてしまった感に埋もれていった。

    2006-11-19 14:23:00
  • 43:

    美月

    それからも私は変わらず電話した。でも遊んでくれなくなって行った。
    『もう遊ぶのやめよ』「何で?」『会ったらやってしまう』「やりたいだけでもいい」『そんなんあかんやろ』『ごめんな』一回やればもうようなしなんや。そうか私はやり逃げされたんか。初めて男の汚いところを見た気がした。

    2006-11-19 17:20:00
  • 44:

    美月

    その時のバイトの先輩に言われたな。そういえば。《普通妹とはやらんやろ。男運が悪いせいにすんな。男見る目がないだけや。でも皆がそいつを遊んでるだの良くないだの言ってもお前はそいつの事を違う角度から見ててそいつのいいところを好きなったんやしいい事なんちゃう》私はこの時先輩のこの言葉があったから救われた。好きになったのは間違いじゃなかった。好きになれて良かったんだ。って。

    2006-11-20 08:31:00
  • 45:

    美月

    でもこの言葉を理由に自分をただ正当化してただけなのかもしれない。

    2006-11-20 08:36:00
  • 46:

    美月

    まだCの事をひきずっていた頃、初めて付き合ったAと再会した。昔話をしたりCとの事を話したりした。久々に会って懐かしさに二人ではなしこんでいた。それをきっかけにまた連絡とるようになりAが『もう一回付き合おう』と言ってくれた。私はCの事を忘れたいがために付き合った。Aの事も好きだとも思った。

    2006-11-20 18:56:00
  • 47:

    美月

    今度は上手く付き合って行けると思った。
    Aはよく私の地元まで来てくれた。二人でカラオケに行ったりした。Aを駅まで送って、駅で名残惜しいように一本一本と電車を遅らせて話していた。そんな時Aと初めてキスをした。前の人としたキスとは違ってかわいいかわいい小鳥のようなキス。

    2006-11-20 19:07:00
  • 48:

    美月

    でも上手くは付き合っていけなかった。ぎこちない二人だった。気をつかって相手の顔色伺って。Aはよく『お前が前の男の事で傷付いてても落ち込んでても俺何も出来ひん』そう言って落ち込んでいた。そのAの優しさが私を責め、前にAと付き合っていた頃のように何も知らなかった私じゃないと思い知らされるようだった。

    2006-11-20 19:13:00
  • 49:

    美月

    どんどんAの優しさが重荷になっていった。また私から別れをきりだした。大好きなA。でももう耐えられない。これ以上一緒に居られない。電話をかけた。震える体、声をおさえて別れよう。そう言った。Aは『分かった』そう言って私たちは終わった。

    2006-11-23 01:18:00
  • 50:

    美月

    後日Aから『やっぱり別れたくない』そう電話がきたけどもう決めてしまった私は戻る事も出来なかった。Aの友達からも電話が来た。それでも私の気持ちは変わらない。Aがどんなに思ってくれてたのか痛いほど分かった。でもAが私には重かった。

    2006-11-23 08:31:00
  • 51:

    美月

    正直Dはお世話にもかっこいいとは言えない人で彼氏かぁ。。。って感じの人。でもいい人で楽しい人。
    付き合おうかなって思ったのも好きだからじゃなくてDと付き合ったらおもしろいネタやろ(笑)。てな感じだった。

    2006-11-26 17:27:00
  • 52:

    美月

    そんなんで付き合ったから最初はよく「Dとはキスは出来んわぁ」って友達に言ってた。
    でも付き合っていくにつれて《Dの気持ちにちゃんと向き合って答えてあげたい》
    何故か上目線だけど…そう思うようになった。

    2006-11-26 17:31:00
  • 53:

    美月

    実際Dが仕事を辞めようと私はどうでもよかった。
    別に結婚してる訳じゃないんやし好きにしたらいいんちゃう?
    そう思ってた。
    それからDはずっと働かず家に居た。
    私は学校終わったら、バイトが終わったらDの家にほとんど毎日通うようになった。
    家から自転車で30分位だった。

    2006-11-26 17:41:00
  • 54:

    美月

    バイトもしなくなったDにお金がある訳もなく常に家だった。でもどんどん好きになってたし毎日楽しかった。
    初めてDとキスした時も「以外に普通に出来たゎ」なんて友達に言ってたりした。
    それなりに喧嘩もしたなぁ。あんまり覚えてないけど。Dの家から帰る途中にバイト先に寄って喋って帰ったってだけで怒られて喧嘩ぽくもなった。

    2006-11-27 03:34:00
  • 55:

    美月

    Dも恋愛にのめりこんでたのかもしれない。ある日Dの家で寝てて目が覚めて横見たらDが携帯触っててよく見たら《それ私の携帯やんっっ!!?》てな事があった。
    もちろんその時も喧嘩。バイト先の人とのメールを見て。携帯見るのは反則やろう。。。

    2006-11-27 03:38:00
  • 56:

    美月

    それからDはよく私の寝てる隙に携帯を見るようになった。喧嘩をして帰ると言えば腕を引っ張られて私が「痛い」って言ってもおかまいなしだった。私は力で押さえつけられてるような気分だった。
    痛いって言っても分かってくれない。もうこの人は自分しか見えてない。

    2006-12-06 14:06:00
  • 57:

    美月

    私はDに「好きか分からん。距離おこう。」そう言った。『距離おくって何やねん。』『………分かったけど早めに結論出せよ』Dはそう言った。
    一人になってちゃんと考えよう。自分の気持ちのまま動こう。そう決心した。決心したつもりだった。

    2006-12-06 14:09:00
  • 58:

    美月

    毎日Dと会ってたのにする事の無くなった。
    私は前から欲しかった゛蛍゛のCDを探しに出た。何件もショップを回ってやっと一枚だけ見付けて買った。

    2006-12-07 11:37:00
  • 59:

    美月

    夜景が見たくなってそのまま原付で山の方に向かってみたりした。道に迷って山奥に入ってしまったり挙げ句の果てには雨が降りだした。
    もう回りも暗くなってた。急に寂しくなってそのままDに会いに行ってしまった。
    ダメだとは分かっていても行ってしまった。

    2006-12-07 16:51:00
  • 60:

    美月

    私は結局Dの事が好きだったんだろうか。
    結局私もDに依存してたんだろうか。

    2006-12-07 16:58:00
  • 61:

    美月

    その日は平日で暇だったのかキャッチだけで帰った。
    でもDに対しての罪悪感でもう行けないと思った。

    2006-12-08 11:29:00
  • 62:

    美月

    でもDは全く違う反応だった。深くため息をついて怒った。
    Dが髪を染めたりする子が嫌いなのを知ってて染めたから。
    付き合って初めてDに『この先付き合って行くか考えさせて』そう言われた。《こんなこと位で…?》この時位から狂っていってたのかもしれない。

    2006-12-27 12:37:00
  • 63:

    美月

    それでもやっぱり別れなかった。私は短大生になった。学校が終わりバイトに行ってDの家に行く。Dは相変わらず働いてなかった。

    2006-12-27 12:39:00
  • 64:

    美月

    友達が18歳になり本格的にキャバで働くようになった。
    それをきっかけに周りの友達が行きだした。私はDと付き合ってる事もあり行ってなかった。
    あまり友達とも時間が合わなくなりD一色の生活になっていった。

    2006-12-27 14:32:00
  • 65:

    美月

    友達が楽しそうに夜働いているのを聞いたり見たりしてると羨ましくて仕方がなかった。
    短大に行っていても楽しくなく目的も失って私は短大をやめた。

    2006-12-27 14:34:00
  • 66:

    美月

    《専門学校に行こう》ただそう思ってバイトに励もうと考えていた。いきなり短大を辞めていきなり目の前の道が見えなくなって焦り出した。私は普通に短大に行き卒業し就職して結婚するんだろう。なんとなくそう思っていたのが急に無くなったのだ。

    2006-12-27 14:37:00
  • 67:

    美月

    ただただ気持ちだけが焦っている時。バイトに励もうとしている。Dにそう相談した時『そんなに俺に会いたくないんか』そう言われて私は愕然とした。
    もうため息しか出てこない。

    2006-12-27 14:39:00
  • 68:

    美月

    なんとなくDとの間に溝が出来ていた。それでも私は初めてまともに付き合い一年という長い期間付き合ったという事からなかなか別れるまでの決意が出来ないまま付き合っていた。
    短大を辞めて時間が出来た。
    友達と一緒にキャバに体験行くようになった。ほんの数回だったけど。

    2006-12-29 00:34:00
  • 69:

    美月

    ある日友達と体験に行った日。
    店も終わり地元に帰って来て友達と駅前を歩いてた。夜中に歩いてるとナンパしてる人がちらほら居た。
    そのうちの一組に声をかけられて遊ぶ事になった。《Dと付き合ってるのに…いいのかなぁ》

    何故か花火を買って公園に行きただ花火をした。

    2006-12-29 00:39:00
  • 70:

    美月

    彼氏の話をした。
    その時そのうちの一人が言った言葉。
    『ただ初めて長く続いたからこの人しかおらんって思ってるだけで周りみたらもっといい奴いっぱいおんで』
    初めて出会った人に言われた言葉が私の心を動かしてくれた。

    2006-12-29 00:42:00
  • 71:

    美月

    《確かにそうかもしれない。初めて長く続いたから執着してるんや》

    いつDに言おう。そう思ってる時に決定的な事があった。
    いつもみたいにDの家で二人でまったりしてたらDが
    『煙草買ってくるわ』そう言って当たり前のように私の財布を持って出て行った。
    《えっ?ちょっとまって。私の財布やんな》

    2006-12-29 00:47:00
  • 72:

    美月

    愕然とした。《もうだめだ》 ただただそう思った。
    ナンパされて遊んだ人Eとまた遊ぶ事になった。Dの事を相談していた。
    《もう別れよう》その決意が固まるだけだった。

    2007-01-16 17:45:00
  • 73:

    美月

    その日帰ってから寝る前にDにメールした。【ごめん。別れよう。】ただそう入れた。怖くて、メールを入れた後ずっとドキドキしていた。

    2007-01-16 17:48:00
  • 74:

    美月

    その時Dから来た返事は『分かった。お前がそう思ってるんならいいよ』だった。思ったよりあさっり別れた事に戸惑った。ほんと自分勝手な話だけど《この一年はそんなもんだったんだ》そう思った。

    2007-01-17 23:44:00
  • 75:

    美月

    次の日もまたEたちと遊んだ。「別れた。何かあっさりやった」
    そう話をしていた。気付けばもうこの時にはEに惹かれてたのかもしれない。だから別れる決心がついたのかもしれない。

    2007-01-17 23:47:00
  • 76:

    美月

    Eたちと別れた後Dからメールがきた。【電話でいいからちゃんと話そう】ちゃんとやっぱり話さなきゃだめだ。そう思ってDに電話した。

    2007-01-17 23:49:00
  • 77:

    美月

    『もうほんまに無理なん?』「ごめん」『別れたくない』「ごめん」『お前がおらなあかんねん』「………」私が支えて欲しかったのに気付けば逆になってたんや。涙が溢れて来た。『お前に別れよう言われて寝れへんし飯も食えへん。死んだ方がましや』何も言えない。何を言ったらいいか分からん。

    2007-01-17 23:54:00
  • 78:

    美月

    初めて知った。自分の言葉、行動がこんなにも人を追い詰める事が出来るんだ。《どうしよう》『最後に会って話そう』「それは無理」『何でなん?ほんましんどいねん。』「ごめん」『ああ…お前殺したらいいんか』その言葉に震えが止まらなくなった。怖い。もうそれしか考えれなくなった。

    2007-01-18 00:00:00
  • 79:

    美月

    何回も゛最後に会って゛って言われたけど無理。それを言い続けた。男の人が泣く声を初めて聞いた。情はあったけど゛怖い゛よりをもどそうとは思えなかった。最後はDが『そんなに会いたくないねんな。分かった。』そう言って電話を切った。


    ごめんなさい。

    2007-01-18 00:05:00
  • 80:

    美月

    それからもDは何回か私の家に話に来たけど結局戻る事は無くDが『じゃあ、友達しよう』とあんなにぐちゃぐちゃで別れたのに綺麗に終わった。それからも遊んだりしていて結局本当に友達だ。

    2007-01-18 00:08:00
  • 81:

    美月

    Eと連絡をとる機会がよくありどんどん好きになっていった。私は熱しやすく冷めやすいんだろうなぁ。Eの大学に連れて行ってもらったりした。結局エッチして捨てられた。遊ばれたというよりやり逃げだねあれは。でもその時はその時でEの事好きだったと思うしそれなりに傷付いていた。

    2007-01-18 00:16:00
  • 82:

    美月

    傷付いた事に蓋をしてこんな事どうって事ない。そう周りにも言って自分に言い聞かせていた。
    もう傷を深めたくない。

    2007-01-20 19:17:00
  • 83:

    美月

    それが駄目だったのかもしれない。この時ちゃんと現実を受け止めてちゃんと傷付いてあげてれば何かが変わったのかな。

    2007-01-20 19:19:00
  • 84:

    美月

    傷付きたくない。傷つく前にはまらなければいい。誰も信じない。゛来るもの拒まず去るもの追わず゛それでいい。

    2007-01-20 19:22:00
  • 85:

    美月

    その頃そんな人にばかり出会っていた。
    ヤリタイだけの男ばっかり。
    《私はヤリタイだけの対象で私をほんとに好きだと思ってくれる人付き合いたいと思ってくれる人はいないんだ》
    ほんとにそう思いこんでいた。

    2007-02-03 20:17:00
  • 86:

    美月

    友達とキャバの体験に行った。
    いつもの事だった。
    その日遊ぶお金が欲しいから。

    いつもと違ったのは私たちについたマネージャーが良かった事。

    ただそれだけでどうせやるなら入店しようと思った。

    2007-02-03 20:27:00
  • 87:

    美月

    次の日入店初日。
    今まで体験だったからちゃんとは教えてもらってない事までマネージャーはことこまかに教えてくれた。

    2007-02-03 20:29:00
  • 88:

    美月

    席につくときは座る前に「お隣失礼します」そして「はじめまして。美月です。」と笑顔で握手をし、名刺を渡す。水割りの作り方。席の座り方。帰る時は腕を組外まで見送る。そして゛単語帳゛にお客様のなまえ、電話番号、特徴etc...

    2007-02-03 20:33:00
  • 89:

    美月

    とりあえず初日。
    それだけの事を守って挑んだ。
    一人目のお客様。
    運が良かったのだろう。
    新人好きのお客様でほんとに最初のお客様だと言うと初指名だと喜んで指名してくれた。
    二人目のお客様も忘れもしない。
    阪急電車の少し偉い人。
    ほんとに運がいいとしか言いようがない。

    2007-02-03 20:38:00
  • 90:

    美月

    幕開けはよくそれからその二人はよく来てくれて助けてくれた。
    同伴。
    それも教えてくれたのは最初のお客様だ。
    私は右も左も分からない状態でマネージャーが教えてくれるまま頑張っていた。

    2007-02-03 20:40:00
  • 91:

    美月

    単語帳も毎日書いてお客様に最初からお礼の電話をして記入していく。
    真面目に言われたまま頑張っていた私をマネージャーは分かってくれていた。
    少しずつなれていきお客様も何人か、ほんの数人だけど来てくれるようになっていた時。Fに出会った。

    2007-02-03 20:43:00
  • 92:

    美月

    お酒も飲めないのに付き合いで連れてこられていたFについた。
    色んな事を話した。今までの事。これからしたい事。Fはそんな店の中で私に付き合おうと言って来た。

    2007-02-03 20:45:00
  • 93:

    美月

    信じられるはずもなく、適当に流す私にFは『夜の仕事辞め。お金が必要なら俺が今の倍仕事頑張って助けるから。』そう真剣に言って来た。Fは私の三個歳上だった。そんなFに言われ少し心は揺れていた。

    2007-02-03 20:49:00
  • 94:

    美月

    でも店での会話。信じるなんで出来ない。
    「本気なら店以外で会った時もう一回ちゃんと言って」そう言ってその日別れた。

    2007-02-03 20:51:00
  • 95:

    美月

    それから二、三日後会う事になった。私の地元の駅まで来てくれて車でぷらぷらしていた。
    私が言った言葉をちゃんと覚えてくれていて真剣に付き合おうと言ってくれた。

    2007-02-03 20:54:00
  • 96:

    美月

    ただただ嬉しかった。思った以上に惹かれていたのだろう。
    付き合う事になった。

    2007-02-03 20:55:00
  • 97:

    美月

    この時は気付かなかった。あんな最低な自分勝手な人だったなんて。
    たまに会う約束をしても平気で二時間三時間遅れて来る。
    謝りもしない。
    もう夜なのに一人で駅前で待たしても心配もしない。

    2007-02-03 20:58:00
  • 98:

    美月

    お姉系が好きだからと言って服を買って与えてお姉系にさせようとしていたり。
    私が悩んでいても適当に流していたり。

    2007-02-03 21:00:00
  • 99:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 100:

    美月

    それでもまだFが好きだった。何が好きだったんだろう。今思うと分からない。でもただ好きだった。

    2007-02-14 00:03:00
  • 101:

    美月

    Fの誕生日。何をあげたらいいのか分からずスヌーピーの小さなぬいぐるみが5つ入っていたのを買った。渡したいからという口実を作りFの地元まで会いに行った。

    2007-02-14 00:07:00
  • 102:

    美月

    『ちょっと待ってて』そう言われて近くのコンビニで立ち読みしながら時間を潰した。
    でも何分待っても来ない。帰るに帰れない状態の中ひたすら待っていた。
    二時間近くたち終電も無くなりどうしようも無くなった私は待つしか出来ない。

    2007-02-14 00:10:00
  • 103:

    美月

    それから30分、一時間近く待った頃にやっとFが来た。待つ事に大分いらついていたけどFが来た瞬間そんなのは緊張と嬉しさで吹っ飛んでいた。

    2007-02-14 00:12:00
  • 104:

    美月

    でもFは会うなり
    『今からちょっと仕事いかなあかんからこれでタクひろって帰って。ごめんな』
    そう言ってすぐに行ってしまった。
    ――――結局プレゼントも受け取る事もなく―――――
    お金だけ渡された。

    2007-02-14 00:15:00
  • 105:

    美月

    電話でプレゼント渡してない。と私が言うまで気付きもしなかった。
    『次会う時もって来て』
    Fにとってはそんなもんだったんだ。
    それからも会う度何時間も遅れて来る。
    サーフィン行くから朝早く迎えに来ると言ってそのまま連絡もなく昼過ぎまで寝てる。
    それが当たり前。

    2007-02-14 00:20:00
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