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いつも、いつでも……

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  • 1:

    アサヒ ◆ym4yVferzk


    この話はフィクションです。
    あなたにとって大切な人、
    忘れてはいませんか??こんな淋しい現代、人は一人では生きていけません。 忘れないで下さい    誰よりもそばにいてくれていた人の事を………。

    2006-06-01 04:16:00
  • 2:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    19××年──
    小さな産婦人科で産声を上げた、深雪 誕生

    この世に一つの“命”が生まれた、彼女の人生が、今始まる。

    2006-06-01 04:19:00
  • 3:

    名無しさん

    朝日ちゃん?

    2006-06-01 04:22:00
  • 4:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    深雪の家族は、父、母、兄二人とおばぁちゃんの五人家族
    生まれて五年の月日が流れ毎日幸せに暮らしていた、
    そんなある日の事、事件がおきた。

    2006-06-01 04:25:00
  • 5:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    ガシャァ〜〜〜〜〜ン!!その時、二階にいた深雪はびっくりして階段を下りようとしていると、父と母の怒鳴る声が聞こえてきた。『あんた!!いい加減にしぃや!全部わかっとるんやからね!!』
    『なにを根拠にゆうとるんじゃ!!わしはなんもないゆうとるやないかぁ!!!』
    父と母の初めて怒っている姿を見て全身が震えた。

    2006-06-01 04:31:00
  • 6:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    えっと…朝日ちゃんじゃないですよ!名前被ってる人いてるんですか?
    あたしは初めてここに書いてますので、もしそうなら教えて下さい??

    2006-06-01 04:33:00
  • 7:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    父と母の口論は鳴り止まない。昨日まであんなに仲の良かった親が、こんなに怒ってるなんて……。
    ただごとではないのだと、肌で感じずには入られなかった、
    その時『ギャイギャイうるさいんじゃ!!いてこますぞ!!』と父が母のむなぐらを掴んだ!!

    2006-06-01 04:39:00
  • 8:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    深雪はまだ幼いながらも、危機を察知したかのように父達の元へ、
    泣きながら、母に抱きついた。
    「ぅえぇ?、やめてょぉ〜、ヒック、ヒック、おと?さぁん、おか?さぁん、ぅっ、ふぇぇ?、喧嘩はだめやぁぁぁ??!」

    2006-06-01 04:45:00
  • 9:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    すると、父は深雪に『うっっさいんじゃ!!!!子供はあっちいっとれ!!!』
    バキィィ‥‥‥


    深雪の目の前で、母が吹っ飛んだ。

    2006-06-01 04:51:00
  • 10:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    !!!!!!!!


    その光景は、スローモーションのように、
    母はたんすに吸い込まれていった。

    2006-06-01 04:55:00
  • 11:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    気がついたら、深雪は病院のベットに寝ていた

    『あらっ?みゆちゃん気がついた?』
    声の方に振り向けば、そこには、「おばぁちゃん‥‥‥。」

    2006-06-01 04:59:00
  • 12:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    「みゆどうしてここにいるの?」頭がパニックだ。よく思い出せない。

    『もぅ恐い事はないからねぇ、おばぁちゃんがみゆちゃんを守ってあげるからね』
    …………まもる?…………
    ハッと我にかえり、父と母の事を思い出した!!  「おばぁちゃん!お父さん達は!?」

    2006-06-01 05:04:00
  • 13:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    おばぁちゃんは、うつむき黙ったまま部屋から出ていった。

    「……おばぁちゃん。」

    長男の直希が来て状況を聞いた。だが渋々だった・・親の喧嘩を目の辺りにした深雪にとって話ていいものか、

    2006-06-01 05:22:00
  • 14:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    あまりにもショックを受け傷ついた心に、真実を伝えていいものかと、直希の心は悩みに悩んだ。
    その反対に深雪は知りたくてしかたがなかった、大好きな父と母、仲直りしたのか、母の傷は大丈夫なのか、一刻も早く知りたくて知りたくて、必死に兄直希にお願いした、
    無事を祈る深雪に対して、現実はあまりにもひどかった…………。

    2006-06-01 05:28:00
  • 15:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    小一時間、兄との交渉をし、兄の重い口が開いた。
    『これから話す事は、今の深雪にとったら酷かもしれん!覚悟できてるか?』
    いつになく真剣な眼差しの直希。
    この時直希は、心に強く深く決めていたことがある。昔も今も変わらぬ気持ち。
    ━━何があっても深雪は一生守ってみせる━━━━━。

    2006-06-01 05:37:00
  • 16:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    深雪は兄の真剣な眼差しに生唾を飲んだ。
    コクりと頷いた深雪を見て、直希は深雪の目は見つめたまま、真実をつげた。

    『母さんは、死んだよ』

    2006-06-01 05:44:00
  • 17:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    直希は何をゆっているのだろう??深雪の脳裏に走った言葉、、また直兄ちゃんは冗談ゆってみゆを脅かそうとしてるんだ
    「あはっ、何ゆって」『ほんとだ。』
    ━━━━━━━━そんな、

    2006-06-01 05:51:00
  • 18:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    目の前は真っ暗だ。。
    兄は何ってゆったの???『これは真実だ。父さんは警察に捕まった、母さんは、殴られて、たんすに頭をぶつけて打ち所が悪くて亡くなった』「嘘だ」『ほんとだ!受けとめるんだ!!』兄直希の目から次第に涙が溢れていた、

    2006-06-01 05:58:00
  • 19:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!

    覚悟していたつもりなのに、現実を受けとめられない。
    深雪にとって悲惨な現実、そんな簡単に受けとめる事なんかできるはずがない。
    病室には、直希の殺しながら泣いている声が静かに響いていた。

    2006-06-01 06:14:00
  • 20:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    ━━数週間の入院も終わりかけていた頃、おばぁちゃんが『みゆちゃん、峰おばちゃんを覚えてる??』
    「…?…覚えてるよ。」
    『そう、‥‥明日からみゆちゃんの家は、峰おばちゃんの家になるからね』

    2006-06-01 06:27:00
  • 21:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    精神の休養の為空気のすんだ、田舎に数か月預けられるようだ。深雪はそうなんだ程度に受けとめた。

    2006-06-01 06:28:00
  • 22:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    ⇒今日はここまで⇒
    書けたら夕方か夜にでも更新するかもしれないですね。読んでくれてる人いるいるのかな?いてくれたら嬉しいです(/∀`*)

    2006-06-01 06:31:00
  • 23:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    それから、数か月が過ぎた、峰おばちゃんは、口を閉ざしあまり喋らない深雪に対してよくしてくれた。
    峰おばちゃんには、家族がいない、昔はいたが今はいないのだ。そんな淋しさからか
    『イヤな場所に無理して帰らなくてもいいのよ?深雪ちゃんがもしよかったらうちのこに……。』

    深雪は何も言わない。あたしの家はあそこだけだ!!と心の中で返事をした。

    2006-06-01 20:27:00
  • 24:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    この田舎と別れる日がやってきた。それまでの間峰おばちゃんは、うちのこに……と何度も何度も言い続けたが、深雪は首を縦に振ることはなかった。
    例え自分にとって思い出したくない所でも、家族で楽しくすごしたかけがえのない場所だから、家族の元へ戻り暮らしたかった。

    2006-06-01 20:39:00
  • 25:

    アサヒ ◆ym4yVferzk


    神様は、残酷です。もぅ幸せにしてはあげれないのですか?
    試練を与えまだなお試練を与え続けるなんて━━━━

    2006-06-01 20:52:00
  • 26:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    田舎を離れ生まれ親しんだ街へと辿りついた。
    『おかえり、深雪…』と駅で帰りを待っていたのは、次男の勇希だった。
    「ただいま‥兄チャン」
    久しぶりに再会する兄弟、なんだかぎこちなかった‥。勇希は、事件のあった日家にはいなかった、友達の家で遊んでいたらしい

    2006-06-01 21:06:00
  • 27:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    二人は何も話す事なく、歩き始めた、前を歩く兄のあとをおって
    ついに帰ってきたのか…と思いながら周りの景色を見ながら歩いて行くと、見慣れない場所へと進んで行くのがわかった。
    「ゆう兄チャン、そっち家と違うやん」と言うが、黙って歩き続ける兄勇希。
    黙ったままなので、仕方なしについて行くと、一つのボロアパートに辿り着いた。

    2006-06-01 22:48:00
  • 28:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    『……ついたで』
    !!えっ!?ここ?「前の家は?」
    『引っ越したんやで、前の場所には、おられへんやん』
    そうやんね、当たり前だと思った。深雪ももう思い出したくもない、一刻も悪い記憶をいい記憶に塗り替えたかった

    2006-06-01 23:05:00
  • 29:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    それから、隣街の学校に通い始め、新たな生活がスタートした━━━━━━━━━。
    かに見えたが…………………ザワザワ『オラっ俺の荷物もてぇよぉ』「ィャッ‥。」
    『あぁ〜?聞えないんだよ、人殺しィィ』「フ、ゥゥ…グス」深雪はイジメられていた、始めは良かった学校生活も、どこからともなく噂が広まり、イジメの対象になってしまった。

    2006-06-01 23:16:00
  • 30:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    バタンッと勢い良く扉が空き『おやぁ?みゆちゃん、どぉしたのぉ?』おばぁちゃんにヒシッと抱きつき声を上げて泣いた、
    『いじめられたの?大丈夫、大丈夫』ヨシヨシと撫でてくれるおばぁちゃんのシワシワの手
    大好きなおばぁちゃん。ずっと一緒だと思っていたのに…………。

    2006-06-01 23:31:00
  • 31:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    ?今日はここまで?
    また朝方か明日かに更新しまぁす!

    2006-06-01 23:37:00
  • 32:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    いつもと同じような日が半日すぎ、またイジメにあい泣き走り家についたが、静まりかえっていた。いつもならおばぁちゃんが
    『おかえりぃ〜まぁたやられたの〜?』と深雪を抱き締め撫でてくれたのに……………。
    「おばぁちゃん?…いないの?」
    部屋はボロアパートで台所と部屋一室しかない、風呂はもちろん、ベランダもない
    部屋のふすまを開けると、目に飛び込んで来たのは、………………………………………………………………おばぁちゃんが倒れていた。

    2006-06-02 04:43:00
  • 33:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    「「おばぁーちゃん!」」倒れているおばぁちゃんにかけよると、身体をゆすってみた。ただ昼寝をしていただけなんだと信じて
    …………………………………………………………………………………………………………………………………………シンデル??……………………………………いくら揺らしてもおばぁちゃんは、起きてはくれなかった、
    兄達が帰って来て隣の住人に助けを求めたが、病院に運ばれる前からもうダメだったのだ。

    2006-06-02 04:50:00
  • 34:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    突如襲った悲劇……これからどうすごしていけばいいのだろう
    『深雪?これからは兄ちゃんが深雪達の親やからな』「…直兄チャン…。」
    『直兄なにゆうてるん?俺等はまだ子供やんけ』
    『勇希、兄ちゃんな、工場で働く事にしてん!朝は新聞配達や!贅沢はできんけど食わせていく事はできるやろ』
    『直ちゃん、何ゆうてるの?あんたまだ遊びたい盛りやないの?おばちゃん達のとこに住めばええのよ?』ヒシッと深雪と勇希を抱き締め直希は言った。『おばちゃんの気持ち嬉しいよ?やけどな、俺が守るって決めたんや!大事な家族ばらばらに預けられて離れ離れになるのは、たえられん!』目頭が熱くなっていくのをぐっと押え、『………ンッ…、お願いや、一緒にいさせてんか?』━━━━━━━━━━━━それから親戚達は何も言えなかった。

    2006-06-02 05:13:00
  • 35:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    一つだけ条件を守る事を約束した

    何かあればすぐ連絡すること‥。
    ━━━━━━━━それから今のアパートは家賃が発生するから前の家に帰る事になった、煙たがれるであろうと覚悟を決めて。

    2006-06-02 05:24:00
  • 36:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    ?今日はここまで?
    また明日に書きまーす!気が付いたら更新してるかも?

    2006-06-02 05:26:00
  • 37:

    名無しさん

    あげ?

    2006-06-02 07:32:00
  • 38:

    名無しさん



    2006-06-02 22:30:00
  • 39:

    アサヒ ◆pR7rtxio/w

    持ち家となっている、久しぶりの産まれ育った家は、なんだか前よりいっそう古びて暗い印象だった
    元はおばぁちゃんが住んでいたから古くて当たり前だが、よけいに古く見えた、思い出したくない事は胸にひめて……。
    ━━━━━━━『さぁ、中に入ってご飯の支度でもするかな?』
    『……兄チャンつくれるん?』『まぁ‥ある程度は?』といい、買い出しへと兄は出掛けていった、

    2006-06-07 01:25:00
  • 40:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    その日兄直希が作った料理はサイアクだった。
    食べれたもんじゃない、だけどみんな必死で食べた。いつ食べれなくなるかもしれないし、
    今あるものを必要としていかなければ罰があたる

    深雪は不安でいっぱいだったが、兄達の笑顔を見ているとそんな事思っちゃいけないと、兄弟三人で頑張っていくんだと、心のどこかで強く密かに誓った

    2006-06-07 01:37:00
  • 41:

    アサヒ ◆ym4yVferzk

    深雪達しかいないと言っても警察はとりあってくれないだろうし‥‥‥ここは、仕方がない
    プルルルルルプルルルルル…《はい、もしもし?》「あっ、峰おばちゃん??」
                      事情を話、おばちゃんはすぐ行くから!とゆってくれた。本当にこれでよかったのかはわからないが、あとで後悔するとは何も思っていなかった。

    2006-06-07 02:48:00
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