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運営運営
ハナ
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1:
名無しさん
ハナが、口の右端だけを上げて笑う。
何か企んでいる証拠。2006-11-27 03:04:00 -
181:
名無しさん
少し冷たい言い方をしてしまったかなって、言った後に一瞬思ったけど
『それはそうやけどさ。准ちゃん店長やんか。バレたら示しつかへんくない?』
気にしてる様子もなく会話を続けるハナを見て、安心した。のと、ちょっとへこんだ。2006-12-27 02:52:00 -
182:
名無しさん
「あ〜。まぁな。でも別に、店内恋愛禁止してるわけちゃうし。啓太だって、リナと付き合ってるし。」
『えっ?!そうなん?!』
身を乗り出し、ハナは目をキラキラ輝かせて食い付いてきた。やっぱ、女はみんなこの手の話好きなんやなぁ〜…。
「せやで。まぁ、一応二人とも俺にしか言ってないみたいやけどな。《ミナミに送って》は、お泊りの合図や笑」2006-12-27 02:56:00 -
183:
名無しさん
『へぇ〜。そうなんや…。すごい…すごいなぁ!!』
《…んな、感動せんでも》
「そゆこと〜!はいっ、ご馳走様でした!」2006-12-27 02:58:00 -
184:
名無しさん
ハナがうれしそうに笑うから、なんとなく俺もうれしくなって元気良く手を合わせた。
『…准ちゃんは?彼女。』
そっと顔色を伺いながらそう聞くハナは、摘み食いしようとする猫みたいで、不覚にもまたドキッとした。2006-12-27 03:02:00 -
185:
名無しさん
「出来たらお前追い出すから、すぐ用意しろよ!笑」
『それちょっとヒドくない?!笑 死んでしまえ!』
その言葉に笑い合いながら、俺はテーブルから立ち上がり、食べ終わったお皿と茶わんを流しに持っていった。2006-12-27 03:06:00 -
186:
名無しさん
「准ちゃん!いいよ、あたしやるから!」
『おう、ありがとう。でもその《准ちゃん》っての辞めて。』
「なんで〜?かわいいやんか!」
《かわいないわ…−》2006-12-27 03:09:00 -
187:
名無しさん
「なんでもッ!」
そう言って俺はベットに勢い良く飛び込んだ。うつむせになって伸びする俺の背中を、両手で揺すって、ハナは相変わらず『なんでなんで?』ってしつこく聞いてくる。
「…ガキ扱いされてる気がするから。」2006-12-27 03:13:00 -
188:
名無しさん
『え?なんて?なんて?』
言った瞬間、いきなり恥ずかしくなって、俺は枕に顔をうずめたまま、ハナの言葉を無視してた。
《…二度と言うか!》2006-12-27 03:16:00 -
189:
名無しさん
ふと、ハナが黙った。諦めたのかとハナの方へ顔を向けた。
けど…ほらな、またそうやって笑うやろ?
『も〜!准ちゃん!か〜わ〜い〜い〜!!』
…逆効果。2006-12-27 03:19:00 -
190:
名無しさん
散々バカにした後、やっと飽きたのか、ハナはすっと立ち上がり、今度は手際良く片付けを始めた。
本間気分屋。
きまぐれ。
猫そのまま。2006-12-27 03:22:00