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ハナ
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1:
名無しさん
ハナが、口の右端だけを上げて笑う。
何か企んでいる証拠。2006-11-27 03:04:00 -
741:
名無しさん
2007-02-01 23:47:00 -
742:
名無しさん
2007-02-02 00:43:00 -
743:
名無しさん
Final
SIDE ハナ
2007-02-02 00:44:00 -
744:
名無しさん
『准ちゃん言うな!』
あたしが彼をそう呼ぶと、決まって准はこう言った。それがおもしろくて、あたしはわざと‘准ちゃん’と呼んだりした。
あの日、彼と最後に交わしたのもその言葉だった。
そしてまた、整った顔をくしゃっと歪まして、彼は笑ったんだった。2007-02-02 00:45:00 -
745:
名無しさん
涙が止まらなくて、上手に字が書けない。何度も何度も、あたしはそれを書き直した。
伝えたいことや、言っておきたい言葉はたくさん思い浮かぶのに、うまく表現出来なくて、結局便箋一枚だけで終わってしまった。
最後の最後まで、素直になれないこんなあたしを、准ちゃんはどう思うだろう。2007-02-02 00:45:00 -
746:
名無しさん
まとめていた荷物を手に取る。といっても、ここに来たあの日と同じ様に、カバンは一つだけで、中身もほとんど空っぽだった。
准と一緒に買いに行った大量の服も、准に選んでもらったドレスも、お揃いの食器も…−。咲君と過ごしたあの部屋に、置いていったのと同じ様に
全部置いていく。
だけど、‘いらないから’じゃない。
そうでもしないと、一つ一つに思い出が多すぎて、いつまでも准から離れられない気がしたのだ。2007-02-02 00:47:00 -
747:
名無しさん
2003年12月24日
AM0:00
机の上に置いた、黒色の携帯があの着うたを鳴らす。
きっと准からだろう。いつもの出勤時間はとっくに過ぎている。2007-02-02 00:48:00 -
748:
名無しさん
〜♪
永遠を 貴方は信じてた?奪わないで いなくならないで あたしは 君の隣にいたいよ 叶わなくても 届かなくても あたしは あたしには 貴方しかいないの
毎晩 何を祈るの? 真っ白な雪が君を隠して 見失ってしまう 好き それすらもう 伝えられないの?
最初は、何度聞いても安っぽい歌詞だとしか思えなかった。2007-02-02 00:49:00 -
749:
名無しさん
だけど『いい歌やな』って、准があの時言ったから、あたしはこの歌を嫌いにはなれなかった。
だって、
准の隣にいる時だけは
‘永遠’を、
信じてみたくなったから。2007-02-02 00:50:00 -
750:
名無しさん
鳴り続ける携帯を背中に、あたしは玄関に向かった。
ヒールを履いて、最後にもう一度だけ、部屋の中を見渡した。
黒色のカーテン、白いベット、大きなソファーに、ふわふわのカーペット。可愛いタンス、古いテレビ、たまに音が飛ぶコンポ、星型の掛け時計。
全部を、目蓋の裏に焼き付けた。
いつも准があたしの為に玄関の上に置いていた鍵を、同じ所に置いて…−2007-02-02 00:52:00