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【my way】

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  • 1:

    初めて書きます。この話は半フィクションです。不倫など不快な内容を含みますので、sage進行とさせて頂きます。

    2006-06-06 19:03:00
  • 2:

    水内 瀬莉、20歳。
    職業OL、不倫歴3日。

    彼氏は森谷 祥司、30歳。
    職業美容師、新婚3日目。

    2006-06-06 19:06:00
  • 3:

    出会った当時はまだ
    あたしが16歳、
    彼は26歳だった。

    お互いに何か惹かれるものがあったんかな?祥司とプライベートでデートするまでに、そんなに時間はかからなかった。

    2006-06-06 19:11:00
  • 4:

    歳は10個も違ったけど、あんまり差は感じんかった。Hはめっちゃ上手いし、たまに甘えてくる仕草がたまらなく可愛くて、16歳のあたしはズルズルと祥司にハマっていった。
    好きで好きで、愛しくてたまらない。
    祥司はあたしを好きだと言ったし、デートもHも何回も何回もしたけど、付き合うとかの話をしたら
    いつも上手にはぐらかされた。

    2006-06-06 19:20:00
  • 5:

    不安や疑問は常にあったけど、祥司の前でガキ臭いことを言いたくなくて、グッとこらえて大人の女を精一杯演じた。

    背伸びして祥司に接することで少しずつ大人になれる気がした。我儘も束縛も嫉妬も、本当は言いたい事をめっちゃ我慢してた。
    早く大人になりたかった。祥司に釣り合う女になりたかった。

    2006-06-06 19:25:00
  • 6:

    独立して店をOPENした祥司はいつもしんどそうで、「逢いたい」も「寂しい」も口に出せんかった。
    困らせるような事したらあかん。祥司は今しんどいねん。忙しいねん。
    最近連絡が少ないのも、疲れてるからや。今我儘ゆったら嫌われてしまう。

    《大人の女》を演じていたはずなのに、いつの間にかあたしは《都合のイイ女》に成り下がっていた。

    2006-06-06 19:30:00
  • 7:

    「面倒臭いから」と言って初期設定のまま変えていない祥司のメロディコールが嫌いになった。
    一定時間流れると切り替わる留守電のガイダンスを聞くたびに諦めようと思った。
    携帯が鳴る度に飛び付いて期待して、表示を見る度に虚しく思った。
    それでも祥司の指定着信音が流れると嬉しくて、アホみたいに逢いに行った。

    2006-06-07 08:55:00
  • 8:

    前は家の前まで迎えに来てくれていたのに、いつのまにかあたしが逢いに迎うようになっていた。
    たくさんしてたデートも、祥司の自宅オンリーに変わった。
    逢ってすぐ体に触れてくる。Hが手抜きになることはなかったけど、毎回感じていた愛情は性欲にしか感じられなくなった。
    『気持ちイイ?』『気持ちイイ』気持ちイイけど…同じくらい寂しい。

    2006-06-07 09:01:00
  • 9:

    それでも体を重ねている間だけは、幸せな気分になれたし不安も多少消えた。
    『付き合いたい。独り占めしたい』から、『ただ一緒にいてくれたらいい』に変化してきていた。
    噂で祥司の女癖の悪さも度々耳にした。
    それでも逢いたい。これは恋なのか、愛なのか、ただ寂しいだけなのか…あたしにももうよくわからない。

    2006-06-07 09:04:00
  • 10:

    そんな中、あたしはある男と出会った。
    裕之という名のその男は、服装も性格も年齢も、何もかもが祥司とは似ても似つかない奴だった。
    本音でぶつかってくるし、なぜかあたしも素直に感情をぶつける事ができた。
    祥司との曖昧な関係に正直疲れていたあたしは、連絡してこない祥司より裕之をとった。
    彼氏とゆう存在ができた事を、なんとなく祥司には言えなかった。この頃には祥司からの連絡は全くなくなり、敢えてあたしから電話する事もなかった。

    2006-06-07 09:20:00
  • 11:

    自然消滅だった。

    付き合えてすらいないのに、自然消滅ッてのも間違ってるのかもしらんけど。

    2006-06-07 09:22:00
  • 12:

    裕之とも順調に過ごしていた半年目の秋。
    あたしの携帯に着信があった。何度も何度もかけようとして見つめていた番号が薄暗い部屋でチカチカ表示されていた。
    心臓が口から飛び出るんじゃないかとゆうくらい驚いた。祥司の顔が、声が、癖が、頭の中を埋め尽くしていくのがわかった。
    裕之はまだ仕事中だ。脳から警報音が鳴る。ヤメロ、デルナってゆう声がする。
    するのに、あたしの指は簡単に通話ボタンを押していた。

    2006-06-07 09:29:00
  • 13:

    なんて出たらいいのかわからずに、耳にあてたまま黙り込んだ。
    『もしもし、祥司やけど、瀬莉?わかる?』
    久しぶりすぎに聞いたはずの声は、気持ち悪いくらい耳に馴染んだ。
    「わかる。久しぶり‥」

    2006-06-07 09:32:00
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