-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
ダイヤ
-
1:
名無しさん
2006-06-02 08:35:00 -
2:
名無しさん
ダイヤ・・・
この地球上でもっとも硬いと言われているものの1つだ。2006-06-02 17:10:00 -
3:
名無しさん
でも、火の中にいれられるとあっけなく灰になってしまう。
私の心と体はこの日を境に灰になった。
もう、輝く事は出来ないんだ。2006-06-02 17:14:00 -
4:
名無しさん
ダイヤのようには・・・
もう2度と。2006-06-02 17:15:00 -
5:
名無しさん
母が言った。
「話さないといけない事があるから・・・」
なんとなくわかってた。2006-06-02 19:43:00 -
6:
名無しさん
でも、それはただの強がりで、実際言われると耐えられなかった。
ただ、ただ泣き続けるしか出来なかったんだ。
私はそんなに強い人間ぢゃないよ。2006-06-02 19:48:00 -
7:
名無しさん
神様は私にたくさんの物を与えてくれた。
大好きな彼氏
優しい友達
そして温かい家族を。2006-06-02 20:00:00 -
8:
名無しさん
私は本当に神様に感謝した。
そんなときだった。
神様は私にもう一つプレゼントを与えた。
決して拒む事は許されないプレゼントを。2006-06-02 20:04:00 -
9:
削除削除されますた
あぼ~ん -
10:
名無しさん
いつからだったかな・・・
手を動かすのがすごくだるかった。
それから時々ビクビク痙攣している。2006-06-02 20:40:00 -
11:
名無しさん
手、疲れてるのかな??
その時は軽く考えていた。
これが初期症状だったなんて無知の私には全くわからなかった。2006-06-02 20:43:00 -
12:
名無しさん
ある日ジュースを飲もうと、冷蔵庫からジュースを取り出した。ガシャンッッ 一瞬何が起きたかわからなかった。そぅ私はジュースを持つ力さえ入らなかった
2006-06-03 01:57:00 -
13:
名無しさん
『何やってんだよ、馬鹿だなぁ』
彼が私の頭をポンと叩いた。
私はジュースを拾い彼のほっぺたにくっつけた。2006-06-04 02:37:00 -
14:
名無しさん
『冷たッ』
そう言うと彼が私の手を掴んだ。
えっ・・・冷たい??2006-06-04 02:42:00 -
15:
名無しさん
私は耳を疑った。
だって私の手は冷たさなんか感じなかった。
でも、そのジュースを飲んでみた。
確かにそれは冷たかった。
2006-06-04 02:45:00 -
16:
名無しさん
昨日バレーの練習頑張りすぎたのかな??
明日病院にでも行ってみよう。
その時の私は軽く考えていた。
薬でももらってゆっくり休めばすぐ治るって・・・2006-06-04 02:50:00 -
17:
名無しさん
次の日は学校を休んで母に病院に連れていってもらった。
足もダルイなぁ。
早く帰って寝たい・・・
ずっとそんなことばかり考えていた。2006-06-04 02:54:00 -
18:
名無しさん
検査も終わりやっと家に帰った私は吸い込まれるように眠っていた。
2006-06-04 02:57:00 -
19:
名無しさん
あれから1週間がたった。
私の手足は時々痙攣を起こすようになっていた。
そして、何度も病院に通わなければならない。
2006-06-04 03:01:00 -
20:
名無しさん
母に尋ねたりもした。
『私どこが悪いの??』
『いつ治るの??』
『私病気なの??』2006-06-04 03:03:00 -
21:
名無しさん
母は決まって
『何心配してんのよ。あんたが病気になるわけないじゃない。すぐ治るわよ。』
と明るく喋る。2006-06-04 03:06:00 -
22:
名無しさん
こんな会話誰が聞いたってわかる。
母が嘘を付いていることぐらい。
身近な私には痛いほどそれが伝わってきた。2006-06-04 03:08:00 -
23:
名無しさん
ぢゃあなんで検査の後遅くまで先生と話してるの??
何を話しているの??
どうして話した後は決まって目が赤いの??
泣いてるの??2006-06-04 03:11:00 -
24:
名無しさん
こんな母を見ているともう病気の話をすることができなかった。
だってこれ以上母を悲しませたくなかったから・・・2006-06-04 03:13:00 -
25:
名無しさん
そんな時だった。
母が言った。
『話があるから・・・』
2006-06-04 03:17:00 -
26:
名無しさん
『あのね・・・』
沈黙が続く。
『・・・ずっと黙ってたけど言わなきゃいけないと思って・・・』
そう言った母の目から涙が流れた。2006-06-04 03:24:00 -
27:
名無しさん
『なんで泣いてんの??私どこも悪くないって言ってたじゃん。意味分かんない。』
なんでこんな冷たい言葉しか出てこないんだろう・・・2006-06-04 03:28:00 -
28:
名無しさん
『私・・・どこが悪いの??治るんでしょ??』
母は何も言わない。
ただ泣いている。
不安とイライラが募っていく。
2006-06-04 03:31:00 -
29:
名無しさん
母が言った・・・
『・・・筋萎・・・縮・・・症なの・今の技術ぢゃ・・治らな・・・いの・・・よ・・・』
2006-06-04 03:34:00 -
30:
名無しさん
筋萎縮症??
治らない??
『何それ・・・治らないってどおゆう事??お母さん私に病気ぢゃないって言ったよね??すぐよくなるって言ってたぢゃん!!嘘つき!!なんで私が・・・』
このときの私には母を責める言葉しか出てこなかった。2006-06-04 03:41:00 -
31:
名無しさん
リビングをめちゃめちゃに荒らした。
母は何も言わず泣いていた。
そして部屋で泣き続けた。
なんで私が・・・2006-06-04 03:45:00 -
32:
名無しさん
それから3日間部屋にこもった。
母はそんな私を心配していた。
それがうっとうしくてしかたなかった。
当て付けに自殺してやろうかとも思った。
2006-06-04 03:53:00 -
33:
名無しさん
でも手に力がはいらなければ自殺なんてできなかった。飛び込みはこわいし。手首をきることもできない。
2006-06-04 23:05:00 -
34:
名無しさん
私は死ぬという選択肢まで奪われたんだ。
悔し涙が出てきた。
でも心の中ではホッとしている自分がいる。
死ななくて・・・死ねなくてよかった・・・と。2006-06-04 23:31:00 -
35:
名無しさん
色々考えていると頭が痛くなってきたので私はもぉ考えないことにしようと、歌を歌う事にした。
「おとぎ話の王子でもっ昔はとても食べられない。アイスクリームーアイスクリームー僕は王子ではないけれどアイスクリームを召し上がる。すぷんですくってペロンペロ♪」2006-06-04 23:37:00 -
36:
名無しさん
すると心なしか明るい気分になることができたんだ。
2006-06-05 08:38:00 -
37:
名無しさん
この調子で街に繰り出そうと決心した。
2006-06-05 08:41:00