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干物女

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  • 1:

    飛鳥

    私は干物女。名前は飛鳥。22歳。無職歴半年。毎日家でぐーたら。同棲中の彼氏とモコっていう犬と暮らしてる。

    2006-12-08 00:32:00
  • 56:

    飛鳥

    海君は手をあげた後に、必ずあたしに優しくした。別れた後でDVに関するテレビを見た時に、それが手をあげる人男の人のパターンだと知った。女性は優しくされる事で「期待」をしてしまう。あたしはその時は無知でそんな事知らなかった。海君の暴力はエスカレートしていく。半レイプ状態であたしに中出しする海君。逆らうと殴られる。あたしは2回目の妊娠をした。

    2006-12-10 20:19:00
  • 57:

    飛鳥

    それを告げると海君は笑いながらあたしに「堕ろすまでの間、気にせず中出しできるな」と言った。あたしは海君が怖くなった。堕ろすまでの間、あたしは海君に一切逆らわなかった。おとなしくしていれば、暴力はない。「手術が終わったら逃げよう」と計画していた。手術の日海君は仕事を休んでついてきた。あたしもふらふらだった。海君の車で2人の家に帰る。「3日ぐらいなら休める」と海君は言っていた。実行は3日後…。あたしは準備を進めた。

    2006-12-10 20:24:00
  • 58:

    飛鳥

    だけど問題があった。実家も仕事場もバレている。幸い仕事場は家の仕事を手伝っていたので、融通はきく。あたしは母親に頼み、しばらく休みをもらった。海君は明日から仕事だ。やるなら明日だ。そんな事を考えていた計画実行の前夜だった。海君はまた機嫌が悪かった。あたしを殴る。貧血気味のあたしは、あっさり倒れ込んだ。そんなあたしに海君は覆い被さる。無理矢理服を脱がされた。「無理!まだエッチなんかできない!!」あたしの言葉を無視して、海君はあたしの中に入ってきて、そして中で果てた…。

    2006-12-10 20:31:00
  • 59:

    飛鳥

    海君は満足そうに眠りについている。こんなに男の寝顔が憎らしく見えたのは初めてだった。お腹に鈍い痛み。血もでていた…。あたしは悔しくて泣いた。「明日…絶対に逃げる…。」あたしの中で、気持ちは大きく固まっていた。朝5時、海君が仕事に行くのを笑顔で見送る。夜中に帰って来た海君の母親も、8時には仕事に出掛けた。

    2006-12-10 20:36:00
  • 60:

    飛鳥

    あたしはそれを見届けた後、急いで荷物をまとめた。旅行鞄1つ分ぐらいの荷物しか持ってきてなかったので、すぐ用意は出来た。お風呂に入り、メイクをして足早にその家を出た。貯金は30万程。バスに乗り、駅へ向かった。行き先は決まっていた。東京に例の芸能人(この時もう引退をしていた)の彼が住んでいた。理由を話すと「うちにおいで」と言ってくれた。彼の言葉に甘えて、しばらく彼の家に身を隠す事にしたのだ。駅で東京行きの切符を買い、新幹線に乗り込む。約3時間の電車の中で、あたしは「これでよかったんだ…」と呟いた。

    2006-12-10 20:46:00
  • 61:

    飛鳥

    東京駅に着くと、彼(以後、隆君)はあたしを待っていてくれた。「久しぶり」隆君のやさしい声。あたしはそれだけで癒された。隆君はあたしを気遣ってか、あまり海君との事には触れず、「しばらくこっちでゆっくりしたらいいよ。」とだけ言った。優しい隆君。家に着くと、あたしの大好きなレモンティーを出してくれた。ふと携帯を見ると、海君から昼の休憩であろう時間に着信が入っていた。あたしは携帯の電源を切った。隆君はあたしの話をずっと静かに聞いてくれてた。

    2006-12-10 20:53:00
  • 62:

    飛鳥

    全て話終わった後に「ずっと我慢してたんだね。頑張ったね。」と言ってあたしの頭をポンポンッとしてくれた。あたしは泣いていた。泣きやむまで隆君はずっと隣にいてくれた。気付けばもう外は暗くなっていた。2人で「お腹へったね」って、近くのご飯屋さんへ行く事に。ご飯を食べる頃には、あたしはスッキリしていた。我慢していた事、親にも言えなかった事も、隆君には全部話せたおかげで、笑えるようになってた。

    2006-12-10 21:00:00
  • 63:

    飛鳥

    それからしばらくは隆君の家にいた。隆君も用事や仕事以外は、あたしの事を気遣って一緒にいてくれた。隆君の家族が遊びに来たり、友達が来たり、楽しい時間を過ごしていた。ずっとあたしの携帯は電源を切ったまま。母親にたまに連絡をいれるために使うくらい。メールの問合せもしなかった。思い出したく無い。それだけ。みんなでわいわい過ごす日々。たまに夢を見てうなされて起きても、隆君はあたしを抱き締めて安心させてくれた。

    2006-12-10 21:08:00
  • 64:

    飛鳥

    もうすぐ2週間が過ぎようとしていた頃、母親との電話の中で「そろそろ帰ってこないと、仕事を代わりに入ってくれてる子も大変だから。」と言われ、あたしは帰る決意をした。隆君にその事を伝えると「またいつでもおいで!」と言ってくれた。次の日、隆君達に見送られながら電車に乗り込む。不安そうなあたしを隆君や隆君の友達が励ましてくれた。「あり…がと」みんなの暖かい気持ちが嬉しかった。まだこの時は気付いてなかった。この後何が起きるのか…

    2006-12-10 21:15:00
  • 65:

    飛鳥

    同じ頃、あたしの友達と海君と海君の友達はあたしの事を必死で探していた。けれど見付からない…見付からない…。どこだ?どこにいるんだ?海君は精神的に弱かったんだと思う。あたしが失踪してから仕事を休んでいた海君。思い通りにならないと手をあげる海君。そうする事でしかあたしを繋ぎ止める事ができない海君。なんで消えた?なんで逃げた…?そんな海君の気持ちに電車に乗っているあたしは気付くはずもなかった。

    2006-12-10 21:22:00
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