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金魚

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  • 1:

    名無しさん

    ノンフィクションです?私の体験談です。読んでもらえるとうれしいです!

    2006-12-14 13:21:00
  • 101:

    名無しさん

     『紅葉…早く帰りたい…』           気がつけばそんなことを口走ってしまった。    私はなんてことを言ったんやろうッ!       恥ずかしくなって、下を向くと、紅葉が顔をのぞかせて           〔蘭。でよか〕         コクン     〔ちょっと待っててや〕 そぅ言うと紅葉は代表である、兄貴の所へ行き何やら話していた。      すぐに紅葉がテーブルに帰ってきて、〔いこか?〕と手を差し伸べた。     私は紅葉の手を無言でつなぎ、店を後にした。

    2006-12-20 00:42:00
  • 102:

    名無しさん

     『…』あまりの恥ずかしさに黙っていると紅葉が沈黙をやぶり、      〔飲みなおそうかぁ☆〕 『うん。』       それから近くのバーに連れて行ってくれた。    〔蘭、何飲む?〕    『テキーラバック…』  〔大丈夫なん?〕    『いけるしなッ』    〔ぢゃぁ俺も。〕    テキーラバックを2つ頼んだ。          『紅葉は色んな女の子がまわりにおるやろ?』   〔うん?まぁ、仕事上なぁ…〕          『やろ?せやのに何で今日は私を誘ってお兄さんの店連れて行ったん?』   〔蘭がスキやから…〕  『ホンマにッ!?真面目答えてやッ!』      〔真面目やで…?〕   『私は嘘はつかへん性分やねんッ』        〔俺もせやで?〕                              …何であんたは      ホストやろ?…                          『そぅなん?まぁいいや☆楽しく飲もうッ?』   〔…おぅッせやなッ〕               私は一心不乱のよぅに  お酒を飲んだ。     だんだん私の視界が   揺らいで行った。               〔蘭っ?〕        遠くで紅葉の声が聞こえた。          『何?』そぅ返事できたのかできていなかったのか…                                                 ゆらゆら揺らぐ世界…  私は金魚…       水の中でしか生き続け  水の中で死んでいく   水の中で…       音をさえぎり、     光をさえぎる…     そんな生活の中     紅葉…あんたが表れてん 一筋の光…       でも恐かった      その光が恐かった

    2006-12-20 01:14:00
  • 103:

    名無しさん

    今日はここまでにしますね?

    2006-12-20 01:15:00
  • 104:

    58

    うわぁ先が気になります?マメに更新されてるので読みやすいです?遅くまで?お疲れ様でした?

    2006-12-20 02:48:00
  • 105:

    にゃん

    むちゃ進んでて嬉しかったしぃ??
    気になる???

    2006-12-20 14:13:00
  • 106:

    名無しさん

    ?

    2006-12-20 16:59:00
  • 107:

    。セノマコ」ヤツア

    2006-12-20 17:33:00
  • 108:

    名無しさん

    あげ

    2006-12-21 03:09:00
  • 109:

    名無しさん

    2006-12-21 13:27:00
  • 110:

    名無しさん

     どこからかクラシックが聞こえてくる…                  夢かな…??                  ん?ちょっと待って。私昨日どうしたんやったけ?たしか紅葉とバー行って、それでかなり飲んで……  あれ?これ私のベッドぢゃないッ                                   〈ガバッ〉                             起きるとかなりでかいベッド…          隣には紅葉……                             〔……んー?蘭起きたん?〕          『…ここは…???』  〔ラブホ。〕                      はッ?                 服を見るとバスローブに着替えさせられていた。   『紅葉のあほッ最低』    バチンッ     ビンタをくらわせた。  〔ちょー待ってぇ俺何も手だしてないでッ〕    『でも私着替えさせられてるやんッ!』      〔おまえ昨日めっちゃゲロ吐いて服汚れてたから着替えさせてあげてんやん!でもゴメン!見やんよぅにしようと思ってんけど、下着姿はみてもうたッ…〕  『………』       〔あ、服は洗っといたからそこに干してるわ。〕   私は急いでベッドを降り、窓際に行くと、半乾きの私の服がハンガーにつるされ干されてあった。

    2006-12-21 13:40:00
  • 111:

    名無しさん

     『………ホンマに何もしてないのッ?』      声が震える。     〔してないよ。〕    紅葉が真剣な顔で答えた。            私は少しホッとした。  と同時に、下着姿を見られた恥ずかしさと、吐いた所を見られた恥ずかしさが一気にこみあげてきた。              〔…?蘭、顔赤いケド大丈夫?〕         『うるさいわッ!私、お風呂入るッ』       〔ん。どうぞ〕                  何で私、ありがとうって言わへんかってん!    自己嫌悪………

    2006-12-21 13:49:00
  • 112:

    名無しさん

        ザァー     シャワーを浴びていると、脱衣所で物音がした。  〔蘭?バスタオルここ置いとくで!〕       『うん。早く部屋戻って!』           〔蘭はけちやなぁ。〕  紅葉ののんきな答えが返ってきた。        脱衣所からお風呂場は絶対見えないのに、かなり恥ずかしかった。      心臓がドクンドクン波打つのが分かった。     聞こえるはずないのに、私の心臓の音が紅葉にも聞こえるような気がした。

    2006-12-21 13:57:00
  • 113:

    名無しさん

    ?

    2006-12-22 12:52:00
  • 114:

    名無しさん

     更新少なくてスイマセン?また更新していきます

    2006-12-23 23:34:00
  • 115:

    名無しさん

     シャワーを浴び終わり、私は服を着ようと思ったが服は乾いていないし、その服をとりに行こうと思っても紅葉の前をバスタオル1枚でとおりすぎなければいけない…           どうしよ…    とりあえずバスタオルを取るとバスタオルの下に、バスローブが置いてあった。  仕方ない…これ着るかぁ…          なんだか少し前かがみになっただけで胸がはだけてしまいそうな感じがした。

    2006-12-23 23:51:00
  • 116:

    名無しさん

    あげ?

    2006-12-31 16:24:00
  • 117:

    ななみ

    続きが気になるです。
    完結までゆっくり頑張ってくださいね?

    2006-12-31 18:38:00
  • 118:

    名無しさん

     読んでくださっていた皆様スイマセン?色々と忙しくなかなか更新できませんでした?少しずつ更新していくので完結までお付き合いお願いします??

    2007-01-04 23:56:00
  • 119:

    名無しさん

    バスローブを身につけお風呂場を後にした。    部屋に戻ると何やら、ぃぃ匂い。         テーブルに目をやると朝食が並んでいた。      『何これ?』      〔見たらわかるやん。朝ご飯〕          『でも私コーヒーだけでいいや。あっゴメン紅葉、私のタバコ知らん?』   〔あっ、はい。ってかせっかく頼んでんから、一緒に食べようやぁ?〕    『せやねぇ。はいはい食べます?』        《いただきまぁす》

    2007-01-05 00:10:00
  • 120:

    名無しさん

     私はまずタバコに火をつけ、コーヒーに手を伸ばした。          私はブラックがダイスキ。こんな女の子はめったにおらんやろうけど……   紅葉はコーヒーに私の分の砂糖とミルクをたっぷりいれていた。       私は紅葉のコーヒーを見てるだけでお腹いっぱいになった。         〔蘭!野菜食えッ!野菜ッ!〕          『食べる?ちょっと待ってよ』

    2007-01-05 00:15:00
  • 121:

    名無しさん

     紅葉がフォークを私に渡してくれたけど私はとりそこねて、落としてしまった。           前かがみになりフォークを拾おうとしたら     〔ストップッ!〕    『えっ?』       〔俺が拾うから。〕   といい紅葉が広って渡してくれた。        『……?ありがと……』

    2007-01-05 00:29:00
  • 122:

    名無しさん

     私は『何で紅葉拾ったんー?』て言う顔をしていると           〔……胸、見えそうやったから……〕       とぶっきらぼうに言われた。           その時何だか紅葉が可愛くて微笑んだ。      〔蘭が笑うん初めてみたぁ〕           『え?私いっぱい笑ってたやん。』        〔蘭の笑顔はホンマもんぢゃないで。今のがホンマの笑顔。〕           そぅかな?       私今まで笑えてなかった?           いつから?                              ぼーっと考えながらタバコを吸う私に紅葉が   〔でもそんな蘭がスキなんやぁ。〕        と一言。        『ん?ありがと。さぁ食べよ。いただきます。』  〔俺の告白無視かいっ!〕『サラダ食べや。おいしいで』          〔食うわァ!ぼけェ!〕

    2007-01-05 00:45:00
  • 123:

    名無しさん

     朝食を終え、2人で一服していると紅葉がお風呂に入ると言うので私は化粧することにした。     私が化粧を終わると同時に紅葉もお風呂からあがってきた。          パッと紅葉に目をやるとパンツ一丁ッ!     『きゃぁ!紅葉服着ぃやぁ!』          思わず目を反らした私に紅葉が          〔えっ?普通やん?何で?〕           『いいから着てやっ!』 〔ぢゃぁ、蘭とお揃いのバスローブ着ぃよぉ☆〕  『はいはい。』

    2007-01-05 00:55:00
  • 124:

    名無しさん

     少ないですが今日はここまでにします?また明日も少し更新します?おやすみなさい?

    2007-01-05 00:57:00
  • 125:

    名無しさん

     〔みてみてぇ☆蘭とお揃い??〕        『よかっなぁー』    と返事を返すと紅葉が携帯を取出した。      〔蘭と写メとるゥ?〕  『は!?絶対とらへんからッ!』         しばらく口論が続きここは公平にジャンケンと言うコトになり、          《ジャンケン》  紅葉 グー  私 チョキ   負けた…     『くそォ負けたァ?』   〔ぢゃぁとろぉ?〕   仕方なく パシャッ?  〔蘭かわいぃ?これ待ち受けにしよぉ〕      『はぁ?せんでいいから。あんたホストなんやろー!私そんな写メあんたのお客さんに見られてごちゃごちゃ言われるの嫌やでッ』 と言いタバコに火をつけた。           〔蘭はそんなに俺が嫌いかぁ…?〕        少し紅葉がいつもと違う真剣そうな顔で聞いてきたので、          『紅葉は嫌いぢゃないよ。でもホストって言う職業は嫌い』

    2007-01-05 13:31:00
  • 126:

    名無しさん

     タバコをふかしていると紅葉は         〔俺もホストはあんまりスキやない……いつか辞めんねん……絶対。〕    なんかわけありそぅな感じがしたので、深く聞き込まず、          『そぅなんや?でもそれまでは頑張りや。』    とだけ紅葉に伝えた。

    2007-01-05 13:35:00
  • 127:

    名無しさん

    あげ?

    2007-01-05 13:41:00
  • 128:

    名無しさん

     そろそろホテルを出よう。と紅葉が言いだしたので、私も服を着ようと思い服が吊されてある窓側に向かった。         〔乾いてるかぁ?〕   『んー乾いてるわぁ!ってか着替えたいからあっち向いててッ!』      〔えっ!?見たい?〕  『殺すで?』      〔はぁいッ!向こうむいてまぁす?〕       私は紅葉に背を向け、ハンガーから服をはずし、急いでワンピースを着た。  着替え終わり、紅葉のほうに目をやると紅葉が私の方に向きかえていた。   と言うことは、着替えてるのをずっと見てたってことッ!?

    2007-01-05 13:44:00
  • 129:

    名無しさん

     『ちょっと!紅葉どういうッ』         私が言う言葉をさえぎり、紅葉が         〔蘭!腰にタトゥー何いれてるん?金魚やんな?〕 『…えっ!?そぅやけど…』           〔俺も…〕       『はッ!?』      〔俺も腰に金魚のタトゥーいれてる!〕      と言いバスローブを上半身だけ脱いで私に腰を見せた。

    2007-01-05 13:49:00
  • 130:

    名無しさん

    >>127さんありがとぅございます?

    2007-01-05 13:50:00
  • 131:

    名無しさん

     じぃーと紅葉の腰をみた。           『え?紅葉……タトゥーなんかはいってないやん!……………………ん?』  何か紅葉の右腰あたりがほのかに赤みがでてきた。 『……えっ?何これ!?』さっきまで紅葉の腰には何もなかったのに、今はハッキリと金魚が紅葉の腰に浮き出ていた。

    2007-01-05 13:54:00
  • 132:

    名無しさん

     〔これ浮き彫りや。体の体温が上がったら絵がでてくんねん。〕      へぇ!聞いたことはあったけど実際みたのは初めてだった。         『へぇー!お酒飲んだりとか、お風呂はいったりとかしたら出てくんねんやんなぁ?』         〔そぅッ!今は蘭の着替える姿みて興奮して出てきた。〕          『最悪やなぁ!』    〔ゴメン!だって気になって仕方なかってん〕    とひたすら謝る紅葉に私は           『あんたわひやァ!』   〔ゴメンなさい。お昼とってもおいしいご飯食べにいきましょー!〕

    2007-01-05 14:05:00
  • 133:

    名無しさん

    『あんたわひやァ』×   『あんたわびやァ』〇  でした。ごめんなさぃ?                        とりあえずここまで更新します。また夜にきます?

    2007-01-05 14:07:00
  • 134:

    名無しさん

    続き書いていきまぁす?

    2007-01-05 22:02:00
  • 135:

    名無しさん

     それからホテルを後にし、紅葉の車で神戸市内を走らせ、北野坂にある洋食屋さんに連れて行ってもらった。          〔ここのオムライスめっちゃおいしいで〕     『ぢゃぁオムライス食べるわ』          〔スイマセン〜!オムライス2つ〕         テーブルで紅葉と向き合い、よく紅葉の顔を見てみると、ほどよく整った美顔だった。なのにどうして顔にピアスをあけてしまったのか……理解できない…                          『なぁ何で紅葉、顔にピアスあけたん?』     〔ん?趣味?みたいなもん。笑〕         笑ってなんやねん!笑  私は紅葉に       『なぁ私のことスキって言うケドたとえばどんなトコがスキなん?』     〔何で?気になる?〕  といぢわるな質問をされたので          『もぉええわ!』    〔蘭のなぁスキなトコ……何か内に蘭って秘めてる部分あるやん?そぉ言うミステリアスなトコに引き付けられたけど、今は実は恋愛したことない蘭にひかれてる?〕           私、恋愛したこと    ないの気づかれて    るやん………。   『はッ!?』      あまりにも恥ずかしくてうつむく私に、紅葉が   〔おちょくってるんと違うで。ホンマにそぅ思ってる。〕          ホンマに真剣な顔をして言われたので       『ありがとう。』    そぅ言うだけでも私にはいっぱいっばいだった。

    2007-01-05 22:18:00
  • 136:

    名無しさん

     テーブルにオムライスが2つ店員さんによって並べられた。紅葉はシャツにナフキンをひっかけ      〔これはケチャップ対策やぁ!〕         とちょけたことを言っていたケドいざ食べ始めると無言でがつがつ食べ5分もかからない内に全部食べおわってしまった。     私は、と言うとまだ3分の1も食べてなかった。   〔ホンマ蘭は食べるん遅いし小食やなぁ!蘭はタバコとコーヒーとアルコールで生き延びそうやなぁ!〕 思わず私もその言葉に吹き出してしまった。

    2007-01-05 22:27:00
  • 137:

    名無しさん

     ガラス張りの店内を見ながら一服していると何やら紅葉は買うアクセサリーを見つけたみたいで、お金を払っていた。      私がタバコを吸いおわると同時に紅葉も店内から出てきて          〔お待たせェ?〕     とオカマ声で言われた。『何買ったん?』    〔オカマ声には触れてくれへんねんやッ!?プレゼント買ったぁ〕       へぇ。お客さんにでもあげるのか…ホストって大変やなぁ。

    2007-01-05 22:47:00
  • 138:

    名無しさん

     『いやッ!紅葉言ってることおかしいッ!』   〔蘭はいい子やから、大丈夫〜〕とのんきな答え。 『私がめっちゃ悪いヤツやったらどうすんのぉ?』 〔いや、蘭は大丈夫。というコトで引っ越しは来週の俺の休みの日なッ!ぢゃぁ、またねぇ☆〕     と言い、走りさってしまった。          『ホンマ勝手なヤツ。』 そぅつぶやき、自分の部屋に転がりこんだ。

    2007-01-05 23:00:00
  • 139:

    名無しさん

     家に入り、すぐにサチが私に買ってくれた金魚にエサをあげた。       『あんたはいぃね。私も金魚になりたい。金魚になって水の中で生き続けたい。そんな世界ってこの世にはないんかな………』  ソファーに座り、テレビをつけた。つまんない番組…  アハハハハ     テレビの中で笑う人達。   …つまんない…   テレビを消してカーテンを閉めた。           紅葉、何で金魚のタトゥー入れてたんやろ?    金魚好き?       まさか……       私と仲間。      急に笑けてきた。紅葉のコトを考えると楽しかった。タバコに火をつけ、冷蔵庫からビールを取り出した。                                      ぼぉっと金魚鉢をみていると、金魚が私をじってみているような気がした。 『そぅや。あんな名前なかったな。今つけたるわ。何にしよぅ……』                                                                                           そうや。       紅葉にしよう。                                        『紅葉。』      金魚に話し掛けてみる。 金魚はゆらゆら揺れながら口をパクパクしていた。 もぅ一度『紅葉』と呼んでみた。                                   この時サチがいっぱいいっぱいになってたなんて気づかなかった。                             サチ……あんたは今でも私の一番大切な友達やで。でもあんたはドコに行ってもぅたん?       もしかしたらサチも金魚になってしまったんかな? もぅあんたは呼んでも返事返してくれへん……                なぁサチ。私の声聞こえてる………?

    2007-01-05 23:23:00
  • 140:

    名無しさん

    今日はここまでにします?

    2007-01-05 23:24:00
  • 141:

    にゃん

    毎回楽しみにしてます??

    2007-01-06 14:10:00
  • 142:

    ?マリー?

    うちも楽しみにしてまぁす?

    2007-01-06 17:02:00
  • 143:

    名無しさん

    にゃんサン覗いてくれたんですねぇ?ありがとうございます?  ?マリー?サンもありがとうございます。 誤字多いですがガンバって完結させますのでお願いします???

    2007-01-06 23:19:00
  • 144:

    名無しさん

     次の日のお昼すぎ。自然と目が覚め、ゆっくりお風呂に入ることにした。  入浴剤は最近、肌が乾燥しぎみだったのでニベアを選んだのを今もハッキリ覚えている。        何故か気分がよく生活防水がついたCDデッキを持ってお風呂場に持って行った。レゲーがダイスキだったのでダンスホールをガンガンにかけてお風呂に入っていた。                                                 もし……この時に    音楽をかけなければ…  もぅ少し音量を下げて  聞いていれば……    もぅ少しお風呂に入る  時間をずらしておけば  ……もぅ少しだけ    私が遅く目覚めれば…                                      着信音に気付けたのに……            サチを救えたかもしれなかったのに……                                                                             サチ……          ごめんな…?

    2007-01-06 23:31:00
  • 145:

    名無しさん

     私はその日1時間半もかけて半身浴をし、お風呂からあがった。      まず冷蔵庫へ急ぎ、ビールを取出しひとのみした。 そしてソファーへもたれながら携帯を開くと     “着信15件”    『誰や。こんな早い時間から』          と思い、着信履歴をみると全部サチからだった。   どうしたんやろ?と思いかけなおしてみても話中でつながらなかった。   『まぁ今日出勤やし、会うからまぁいいか』    と思い、それ以上サチに電話はかけなかった。

    2007-01-06 23:38:00
  • 146:

    名無しさん

     私はいつもどうりにタクシーに乗り込み、いつもどうりに運転手に        『ミナミまで』  と伝え、いつもどうりにセットに向かいいつもどうり店には30分前に着きタバコを吸って開店時間を待っていた。        まわりの女の子達は今日は締日やから、お客さんいっぱい呼んだぁ。と話していた。          『そっかぁ今日は締日かぁ忘れてたぁ』 私は呑気に店の子達と話していた。 開店15分前。     サチがまだ来ない…   『どぉしたんやろー』と思い、サチに電話をかけた。              プルルー………               なかなかサチは出ない。もぅ切ろうかと思った時              「もしもし…」少し元気なさげなサチの声。    『もぅ店始まるで?向かってる?』        「あっ!うん今向かってるよー。ってかッさっむぅー!」いつものサチの元気そぅな声だった。     『はよおいでや。また後でなぁ』         と言い、電話を切った。

    2007-01-06 23:53:00
  • 147:

    名無しさん

     開店5分前。やっとサチが来た。        「ひゃぁ、遅刻ギリギリぃ?」          『早くしぃよォ』     と声をかけた。私はどうせお客さんもよんでいなかったので当分は暇だろうと思い、サチに声をかけにいった。         『サチぃ?今日電話なんやったん?』       「………あっ、あのな…」[蘭さんッ]とボーイに呼ばれた。私、指名のお客さんが来たのですぐに席につけ。とのことだった。  『ごめん。サチまた仕事おわってからゆっくり聞くわ?』          と言い、ざわつく店内に戻った。                                                                                  サチ……あんたはあの時私に勇気ふりしぼって言おうとしてくれててんな… ごめんやで。あんたがあんたことになるくらいやったら、接客なんかしやんかった。          あんたは更衣室にこもってた15分くらいの間、1人で何を考えてたん……?

    2007-01-07 00:08:00
  • 148:

    にゃん

    リアル?

    2007-01-07 00:09:00
  • 149:

    名無しさん

     私は最強に忙しく、気がつけばもぅ6時だった。 うんざりしながら店内を見渡すとサチの姿がない。 でも席をはずすことはできないので早く閉店の時間を首を長くして待っていた。            やっと営業が終わり、タバコを手にとり、携帯でサチに電話をかけた。      プルルー……      留守番電話サービス…            つながらなかった。   ちょうどボーイが通ったので、          『サチ何で今日早くあがったん?』と聞くと    [さぁ…?]と頼りない返事が返ってきた。    なんぢゃそら。と思いサチにもぅ一度電話をかけてみても繋がらなかった。  『もしかしてッ紅葉の店に行ったんかな?』と思い、紅葉に電話をかけることにした。

    2007-01-07 00:53:00
  • 150:

    名無しさん

    にゃんさんありがとぅございます?

    2007-01-07 00:54:00
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