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金魚
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1:
名無しさん
ノンフィクションです?私の体験談です。読んでもらえるとうれしいです!
2006-12-14 13:21:00 -
251:
名無しさん
それから紅葉は酒も少し抜けたので寮に帰って行った。 1人、私はソファーに座りながら紅葉のコトを考えていた。 さっき別れたばかりなのに、会いたくて仕方なかった。 頭は紅葉一色で、私の頭の中は赤でうめつくされた… やっぱり…… 私は… 紅葉がすき……
2007-01-17 22:28:00 -
252:
名無しさん
私はベッドルームへ行き、携帯を手に取り、メールを打った。 『また、おいしいご飯食べに連れて行って。今度はしゃぶしゃぶが食べたい』 紅葉に送信した。 すぐにメールが返ってきた。 〔しゃぶしゃぶまかせろ?俺のお姫様?〕
2007-01-17 22:33:00 -
253:
名無しさん
メールを読み なんてチャラい男だと思いながら、そんな男がスキだという自分もチャラいと思いながらも、ニヤけている私だった。 幸せな気持ちで私は眠りについた……
2007-01-17 22:37:00 -
254:
☆
しぉり?
2007-01-17 23:11:00 -
255:
名無しさん
がんばれッ?
2007-01-18 08:47:00 -
256:
名無しさん
☆さん、名無しさんありがとうございます? 続き書いていきます???
2007-01-18 17:43:00 -
257:
名無しさん
夕方すぎ… うるさい携帯のアラームで目をさました。 もぅ夕方か…… 今日からまた仕事。 少しうんざりしながらも早々支度にとりかかった。 紅葉のマンションに引っ越しして、バスタブが広くなったので毎日の入浴は楽しかった。 とりあえず、冷蔵庫から、ビールを取出し、お風呂に入ろうと思った時、
2007-01-18 17:50:00 -
258:
名無しさん
ピリリー♪ 着信“サチ” 『もしもしぃ?』 「あ?蘭??今日、久しぶりに一緒にセット行かへん?」 『せやなぁ!久しぶりやし一緒に行こうかぁ☆』 「ぢゃぁいつもの喫茶店で待ってるわ」 私は電話を切った後すぐにお風呂に入り、急いで用意をした。 電話越しだったけど、サチはもぅ家を出てる様子だったカラとにかく急いでミナミに向かった。
2007-01-18 17:59:00 -
259:
名無しさん
カランカラン♪ 《いらっしゃいませ》 いつもの喫茶店に着いた。やっぱりいつもどうり、水商売系のお姉さんや、スカウトと面接を受けている人など何とも独特の喫茶店だ。 サチの姿を探すまでもなく、私はサチがドコに座っているかは知っていた。 一番奥の一番角…… 入り口からは絶対に見えない席に必ずサチは座っている。
2007-01-18 18:07:00 -
260:
名無しさん
『サチ。』 やっぱり今日も一番奥の一番角に座っていた。 私がテーブルに近付き声をかけるとサチは顔をあげニッコリ笑い 「おはよ」 と小さな声で言った。 すぐに店員さんがきて私はいつもと同じホットコーヒーを頼んだ。
2007-01-18 18:11:00 -
261:
名無しさん
『久しぶりやんッ何かあんま最近しゃべられへんかったもんなぁ』 「そぅやなぁ……ッてか蘭はどうなんッ?紅葉くんとッ!」 『えッ?別に何もないよッ!』 「……蘭。顔にスキになってもうたって書いてんで…」 サチにはバレバレの様子だった。
2007-01-18 18:15:00 -
262:
名無しさん
一旦中断してまたきます???
2007-01-18 18:16:00 -
263:
名無しさん
気になるゥ〜★完結までがんばって書いてェ☆
2007-01-18 19:13:00 -
264:
名無しさん
『……うん…。スキ……かも…………』 「別にサチにまで隠すことないやぁん!」 サチはぷくっと頬をふくらませて私を、恨めしそうににらんでみせた。 『……ってかなぁ、あんま自分でもよくわからんねん。スキはスキやねんけどさぁ…ほらぁ私付き合ったりとかしたことないし…』 「まぁ、そのうち、いてもたってもおられへんくなるわぁ!」 と私にいぢわるそに笑いかけた。
2007-01-19 08:47:00 -
265:
名無しさん
〈お待たせ致しました〉 私のホットコーヒーが運ばれてきた。 砂糖とミルクを入れずブラックをすする私をみてサチは 「……サチなぁ、今の店やめようと思って………」
2007-01-19 08:51:00 -
266:
名無しさん
『えッ!?』
2007-01-19 08:51:00 -
267:
名無しさん
『えッ!?ちょっと待って!急にどうしたん?誰かにまた何かされたん?』 サチは半年ほど前に、同じ店の女の子に陰湿ないやがらせを受けたことがあった。 「……いや。違う…」 『ぢゃぁ何でぇ?』 「……………。」 とりあえずタバコを吸うことにした。
2007-01-19 08:56:00 -
268:
名無しさん
ピンッ 「サチなぁ……」 私のライターの音とサチの声が被った……
2007-01-19 08:58:00 -
269:
名無しさん
「…………サチなぁ……ちょっとお酒飲むんしんどくなっちゃったぁ…」 『店をやめるってか、キャバをやめるってこと……?』 「………まぁそんな感じ…かな……」
2007-01-19 09:01:00 -
270:
名無しさん
『………キャバぢゃない仕事……すんの…?』 「……うん…。」 『………………。』 ただ単にサチがお酒を飲むのがしんどいから、キャバを辞めるって……… そんなの嘘なことぐらい私にも分かった……。 せっかくのホットコーヒーはもぅ湯気もたってなく、生温いコーヒーを私は口に運んだ。
2007-01-19 09:06:00 -
271:
名無しさん
『…………何の仕事するん?』 「……とりあえず、セクキャバ行こうと思って…」 『……そうなんや。』 りゅうじに、セクキャバ行けって言われたん? って思わず言いそぅになってしまった言葉をのみこんだ。 「……何かゴメンな。」
2007-01-19 09:10:00 -
272:
☆
しぉり?
2007-01-19 19:06:00 -
273:
名無しさん
☆さん。いつもありがとう?
2007-01-20 21:40:00 -
274:
名無しさん
『……ってか、私に謝ることないやん。サチがんばりやぁ!』 「……うんッ。ありがとう。」 『でも……あんまりホストはまりなや…。』 「うん……」 そぉ言うとサチは氷の溶けたアイスティーをストローで吸い上げた。 『そろそろ、セットしに行こうかッ!』 「うんッ!」
2007-01-20 21:45:00 -
275:
名無しさん
私達は喫茶店を後にし美容院に向かった。 いつになくサチは元気がなく、静まり返っていた。 何か常に考えこんでいる様子だった。 セットが終わり美容院を後にし店に向かうまでの間もサチはずっと無言だった。 『…なぁサチ?』 「ん?」 『ホンマはセクキャバなんか行きたくないんぢゃないん?』 「…まぁ本音はなぁ…。でももぅしんどいから。」 『………』 「あッ!?でもあれやで?店いてるまでは頑張るしッ!それに…店変わっても、また遊んでな……?」 そぅ言うサチの目は不安でいっぱいだった。 『当たり前やん!』 そう言うとサチの顔にはいつもの笑顔が戻った。
2007-01-20 21:55:00 -
276:
名無しさん
店に着いた。サチは店長に辞めることを話てくると言い更衣室を私より先に出た。 サチはすぐに更衣室に戻ってき、 「話したわ…今週いっぱいでやめるかとになった。」『そっか……頑張りや!さぁもぅ時間やからいこうかぁ!』 「うんッ!頑張ろうッ!」
2007-01-20 22:10:00 -
277:
名無しさん
2007-01-20 22:11:00 -
278:
名無しさん
《お疲れ様でしたぁ》 今日はサチが最後の出勤日だった。 従業員の皆と店が終わってから小さなパーティーをした。 サチに花とケーキをプレゼントし、シャンパンを皆で飲んでいた。 朝6時をまわるとサチはしきりに時計の針を気にしだし、携帯もずっと鳴っているようだった。
2007-01-20 22:18:00 -
279:
名無しさん
そろそろ帰ろう。と店長が言いだしたので皆で帰ることにした。 店から出、サチはとても慌ててるようだった。 ずっとソワソワしっぱなしだった。 『サチ、これから予定あんの?』 「あー…うん。ゴメン急ぐわぁ!皆お世話になりましたぁ!ありがとうッ。」 そぅ言いサチはコツコツとヒールの音をさせながら小走りで心斎橋商店街に消えて行った……
2007-01-20 22:27:00 -
280:
名無しさん
もぅこの頃から 私のダイスキなサチは 音を立てて崩れていった…
2007-01-20 22:28:00 -
281:
名無しさん
私はサチが店をやめてからも相変わらずな毎日を送っていた。 紅葉とは毎日連絡はとっていた。 紅葉の店の店休日には休みをとっていた。 紅葉から遊びに行こうと誘われてはいたけど、あえて遊ばなかった。 と言うよりも遊ぶ気にならなかった。頭からサチのことが離れず、心配で仕方なかった。
2007-01-20 22:41:00 -
282:
名無しさん
そんなある日サチから電話がかかってきた。 『もしもしッ!?どうしたん?』 「………。」 サチは泣いているようだった。 『サチッ?泣いてるん?どこいてんのッ?』 「………今……つるとんたんの近く……」 『そこおって!すぐ行くからッ!なッ?』 「うん………」 そぉ言い電話を切った。
2007-01-20 22:50:00 -
283:
名無しさん
たまたま私が休みでよかった。 マンションを出すぐにタクシーをつかまえ 『ミナミまで!なるべく急いで下さい!』 運転手にそぅ伝えた。
2007-01-20 22:55:00 -
284:
名無しさん
サチは…今まで私の前で一度も泣いたことなんてなかった。 店の女の子にひどい、いやがらせをされても、付き合っている男に浮気されても一度も泣かなかった… サチ…… 一体どうしたん? あんたをそこまで そぅさせるのって……
2007-01-20 22:59:00 -
285:
名無しさん
今日はここまでにしまぁす?
2007-01-20 23:00:00 -
286:
☆
しぉり?
2007-01-21 00:05:00 -
287:
?
続きが楽しみです?頑張ってくださいね?
2007-01-21 02:52:00 -
288:
名無しさん
がんばれ
2007-01-21 05:25:00 -
289:
名無しさん
長い間スイマセン?最近忙しくて?続き書いていきます? ☆さん、?さん、名無しさんありがとう?
2007-01-24 20:54:00 -
290:
名無しさん
つるとんたんの前でタクシーを止めてもらい、おつりももらわずに飛び降りた。 つるとんたんの横にサチはうづくまるように座っていた。 『……サチ…大丈夫?』そぅ声をかけるとサチはゆっくりと顔をあげた。 サチは少し痩せていて、いつも綺麗にしていた化粧は涙で流れてしまい、髪もボサボサだった。 私はその場にしゃがみこみ、 『……落ち着くまでここおろか……』 そぅサチに言うとまたサチは泣きだしてしまった。 まだまだ寒い春のミナミの夜風が私たちをなでた。
2007-01-24 20:59:00 -
291:
名無しさん
30分ぐらいたっただろうか…… よくやくサチは泣きやみ、ゆっくりと 「……ちょっと……喫茶店いかへん…?」 サチの可愛い笑顔がこぼれた。 『そうやな…歩けるか…?』 そぅ言うと私はサチの腕をとりミナミの喫茶店に向かった。
2007-01-24 21:06:00 -
292:
名無しさん
喫茶店に入り、私達は一番奥の一番角の席に座った。 ホットコーヒーとホットミルクティーを頼んだ。 『……で、サチどうしたん?別に話したくなかったら言わんでもいいよ…』 「………あんな………」 〈お待たせ致しました〉ホットコーヒーとミルクティーがテーブルに運ばれてきた。 「…………昨日…りゅうじに怒られて……」 何となくは私も気づいていたけどやっぱそうか…… 『何で怒られたん?』 そぅ言いコーヒーを口に運んだ。
2007-01-24 21:25:00 -
293:
名無しさん
「……サチの稼ぎが少ないって……だから…出ていけって言われて…それで……サチが嫌やって泣き付いたら…………」 『………どした?』 「………殴られて……」 『ひどく殴られたん?』 「…うん…結構…」 正直、腹が煮え繰り返っていた。 『サチはこの先どうしたいの…?』
2007-01-24 21:31:00 -
294:
名無しさん
「……りゅうじのことスキやから、一緒におりたい。」 『……………そこまでされてもスキなん?』 「………うん。スキ」 なんて声をかけて言いかわからず、タバコに火をつけた。
2007-01-24 21:37:00 -
295:
名無しさん
りゅうじに腹がたった反面、こんなに人に愛されてうらやましいとも思った。またサチのそこまで人を愛せる心もうらやましかった……… 『……また仕事変えるつもり………?』 「…うん…風俗いこうって…」
2007-01-24 21:41:00 -
296:
名無しさん
私のダイスキなサチが崩れていく……… 可愛くて綺麗な肌も少しくすんでいた。 髪の毛もプリンになり、 顔にはあざができている。笑顔も少し疲れていて、 目の下にはくまができている。 白い肌にあざはよく目立った。
2007-01-24 21:48:00 -
297:
名無しさん
私はその時に自分をせめた…… あの日ボーリングになんて行くんぢゃなかった… そしたら、サチはこんな目にあわずにすんだのに 私もサチを失わずにすんだのに……… 神様は私には微笑んでくれへん………
2007-01-24 21:52:00 -
298:
名無しさん
きりがいいので中断します?
2007-01-24 21:52:00 -
299:
名無しさん
しおり?
2007-01-24 22:07:00 -
300:
名無しさん
あげ
2007-01-25 15:53:00