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金魚

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  • 1:

    名無しさん

    ノンフィクションです?私の体験談です。読んでもらえるとうれしいです!

    2006-12-14 13:21:00
  • 51:

    名無しさん

     〔俺が出すからぃいよ〕と言われたケド、初対面と言ってもいい人に出させるのは気がひけるので、   『半分出すから』   と言って財布を出すと、  〔今度おごって〕   と言われた。       (今度なんてないのに。)と思ったけど、    『ぢゃぁごちそぅ様』と言うと、何故か紅葉は満足そうだった。

    2006-12-18 19:30:00
  • 52:

    名無しさん

     〔なぁ俺の名刺もってる?〕           『ぁあ机の上にあるょ』 〔ぢゃぁ、これは財布用に☆この名刺レアやから大事にしてや〕       『うん…』      …よく名刺をみると紅葉…                             店長                             『え?紅葉って、店長ッ!?』           〔うん。何で?〕    『え…だってキャッチしてるし…それに顔をピアスいっぱいやし…』     〔いや、暇やからキャッチとかしてただけやし、ピアスは関係ないかと…〕  『まぁそぅやけど…以外…』           〔そぅ?それよりも時間大丈夫なん?〕      しまった!あと10分しかなぃ。          『ゴメン。急ぐわ。ごちそう様』         〔今日仕事終わったらメールしてッ〕       紅葉の声は聞こえたケド、聞こえないふりをして急いだ。

    2006-12-18 21:16:00
  • 53:

    名無しさん

     美容院につきセットをすませて、店に急いだ。  サチはまだ来ていない。 とりあえず着替えをすませて、更衣室で化粧をなおしていると、       「ぁあ?さむッ」と言う聞き慣れた声がしてきた。サチが来た。       『サチあんた昨日なんで休んだん?』       「ぁぁちょっと…」   少し話をしようと思ったケド、他の女の子が来たのでやめた。        今日は土曜日、忙しそぅだ。サチは早めにあがるそぅだ。          私は何故サチが早くあがるかわからなかった。

    2006-12-18 22:43:00
  • 54:

    名無しさん

     土曜日というだけで忙しかった。        私は指名のお客さんがかぶり、サチが帰ったのに気づかなかった。      気がつけばもぅ朝6時だった。          サチもいないので、私は真っすぐ家に帰ることにした。

    2006-12-18 22:52:00
  • 55:

    名無しさん

     家に着いて、スグにお風呂に入るコトにした。  お風呂カラあがって携帯をみると、        ゛着信、メールあり¨  となっていた。     携帯をひらいてみると、紅葉カラだった。     {仕事まだおわらんの?もしかして帰ったトカ?} とメールに入っていた。 (そぉいや、メールしてっていうてたなぁ。めんどくさいからほっとこぉ)  と思ったら、紅葉カラ電話がかかってた。     『もしもし?』     〔今どこぉ?〕     『え?家?』      〔仕事終わったら連絡してって言うたやん?まぁいいやぁ。それとサチちゃんが飲み過ぎて、ダウンやからミナミまで迎えにきてくれへんか?〕       『…うん。わかった。スグ行くわ。』       私はお風呂からあがったばっかりなので、化粧をしていなかった。でも化粧をする暇はないので、サングラスをかけてタクシーに乗り込んだ。

    2006-12-18 23:47:00
  • 56:

    名無しさん

     紅葉に指定された場所に行くと紅葉とサチの口座がいた。サチは熟睡状態だった。          『ほら、サチ起きやぁ』 「Zzz。。。」      私はサチの口座に   『あんまりサチ酒つよくないねんから、これからあんま飲まさんようにしてや』とだけ言って、サチをタクシーに座らせ      『紅葉、連絡してくれてありがとう』       それだけ言ってタクシーに乗り込み、寮に帰った。

    2006-12-18 23:52:00
  • 57:

    名無しさん

    今日はここまでにします?

    2006-12-18 23:54:00
  • 58:

    名無しさん

    凄い楽しく読ませてもらってます?更新楽しみにしてます?頑張って下さいね?

    2006-12-19 02:28:00
  • 59:

    名無しさん

    >>58 さんありがとうございます?今日も少しですが更新しますね?

    2006-12-19 10:56:00
  • 60:

    リカ

    気になる?おもしろいです。頑張って下さい??

    2006-12-19 11:08:00
  • 61:

    名無しさん

     [はい。着きましたよ]タクシーの運転手が私に声をかけた。       私はお金を渡し、サチをかついで、歩かせようとしたけど、サチは全く動かなかった。         『ほらっサチしっかりして!歩いてよ?もぅッ』   頭にきたッ?おんぶしてやる。         [お姉ちゃん大丈夫?腰いわさんかぁ?]     『だっ大丈夫…?』   くそっ、ヒールなんてはいてくるぢゃなかった。  私はパンプスをぬいで、裸足でサチをおんぶして歩く。足が冷たい…     やっとの思いで、部屋につき、サチをベッドに寝かせた。          「ん〜……もう一杯?」 あほかぁ!飲めるかぁ?             私はお風呂に急ぎ、足を洗う。さっき裸足で歩いた時にベティキュアがこすれ、剥がれてしまっていた。 『あ?ぁ…これ気に入ってたのにな?』まぁ仕方ない。           お風呂を出て部屋に戻るとサチがいびきをかいて寝ている。         『ホンマ幸せなやつ…寝よ』   ピリリッ♪   “新着メールあり”   〔帰れたか?ホンマは今日、蘭とご飯行こうと思ってたんやけど……まぁ明日ご飯食べに行こうや?おやすみぃ〕         紅葉カラだった。    『店長のあんたとなんか行くわけないやん。。。』 そぅつぶやいて         ‘返信’    『また暇があればね?今日はどうも?お休み』    とだけメールをいれ、私も寝ることにした。

    2006-12-19 11:10:00
  • 62:

    名無しさん

     サチの話し声で私は目を覚ました。       「うん。今日も仕事終わったら行くから?またメールする。ぢゃぁねぇバイバイ」           『……おはよ。』    「蘭ッマジで昨日はゴメンッ!」         『おまえなぁ?おんぶしてんぞぉ』        「マジでッ?ホンマゴメン?」          『まぁいいよ。金魚のお礼』           「ありがとぉ?」    『ってかあんた今日もホスト行くの?何でこの間も店休んでホスト行ってたん?あのホストすきなん?』 「……この間は、りゅうじカラ電話かかってきて、どうしても今カラ店来てくれへんかって…言われて……サチな…りゅうじのことスキになってもぅた……」どうやら、りゅうじと言うのがサチの口座らしい…。             『…そっか。でも仕事休んだらあかんで。こう言うこと続けてたら、あんた寮住まれへんくなるで?』  「…うん。わかってる。」

    2006-12-19 11:20:00
  • 63:

    名無しさん

     それだけ言うと私は、お風呂にお湯をために行った。           サチは何故か正座をして今にも泣きだしそうだった。『大丈夫。あんたのことは嫌いにはならんから。』 そぅ言って、お香をたいた。           「サチ…この匂いスキ。何か落ち着くねん」    私は何も言わずほほ笑み返して、冷蔵庫カラ、ビールをとりだした。     「…サチに水ちょうだい」私は冷蔵庫カラ、ミネを取り出して、コップに注ごうとしたけど、      「ペットボトルごと頂戴?」           ん…            グビグビグビッ       ぷはッ     サチはほぼ1.5?を一気飲みして私に       「今日は頑張るッ」    いつものサチに戻っていた。          私はタバコを手にとり開けてみると1本も入っていない。          『ふぅ‐』       ため息をつくとサチが鞄をがさがさあさり、    「ぢゃぁんッ!昨日買いましたッ」        私の目がキラキラ光る? 『Thank You?』     私はカルティエのタバコを吸っていたので、なかなか売っていない。      「サチえらいやろぉ?」 単純なやつやなぁ。と思ったケド、そんなサチが可愛くてスキだった。

    2006-12-19 11:33:00
  • 64:

    名無しさん

    リカさん ありがとうございます?頑張ります?

    2006-12-19 11:34:00
  • 65:

    名無しさん

       ‐ピンッ‐    部屋に私のデュポンのライターの音が響く。     サチが私のライターをまじまじとみて、      「なぁ…蘭。この…S・Kって何?暗号?」     こいつはどうやら、イニシャルも知らないらしい。 『そぅ暗号。秘密や』  「えー?気になるゥ???」           『ゴメン、サチ灰皿とビールとって』       「うん?ぢゃなくってぇ?」           『クスクス。お風呂はいっておいでや。あんた化粧時間かかるやろ?』    サチは私の言うとうりにお風呂に入りに行った。  お風呂カラはサチの歌声が聞こえた。 『S・Kかぁ…』   そぅいえばそんな人もあたな。そぅつぶやいて、ビールをひと飲みした。

    2006-12-19 11:46:00
  • 66:

    名無しさん

     スイマセン↑↑    そんな人もいたな。でした。ゴメンなさい?

    2006-12-19 11:48:00
  • 67:

    名無しさん

     サチはずっと歌を歌っている。今日は機嫌がいいのか、あゆをずっと歌っていた。サチは機嫌が悪かったり落ち込んでいると、演歌を歌う。何故、サチが演歌を知っているのか不思議だった。          『サチのやつ遅いな。私も入ろう。』      待っているのもめんどくさくなってきたので、お風呂に、ビールとタバコを持って向かった。      『邪魔すんでぇ』    サチの目がまるまるとなっていた。        「きゃぁ蘭のエッチ?」 『うれしそうやん?』  「別にィ?」      私はビールを飲み干した。「何でそんなに急いで飲むのぉ?」        『ビールは鮮度が命やから?ちょっとサチ、半身浴したいから、あんた出て、体でも洗って』      「ほいほい」      サチはシャワーをだしながらもしゃべりかけるので何を言っているかわからなかったけど、       『うん。うん。』    と返事だけしておいた。

    2006-12-19 11:59:00
  • 68:

    名無しさん

     私はサチを先に上がらせ、化粧を早くするよぅにサチに言った。      私がお風呂カラ上がるとサチは半分ぐらい化粧が完成していた。       私は冷蔵庫カラ、ビールを取出し、化粧を始めた。

    2006-12-19 12:10:00
  • 69:

    名無しさん

     また夕方更新しにきます??

    2006-12-19 12:11:00
  • 70:

    名無しさん

    続き書いていきますねェ?

    2006-12-19 14:54:00
  • 71:

    名無しさん

     私の化粧は10分程度で終わってしまう。顔は濃いほうなので、薄化粧でもしっかりメイクにみえる。  あとはサチの化粧を待つだけ。          「……ん‐できたッ☆どうバッチリッ!?」    『お〜ぁゅみたいに可愛いわ』          「ムカツク…?」    そんなコトを言いながら、タクシーに乗り込み     《ミナミまで》   そぅ運転手に伝え、ミナミに向かう。       また私のいつも通りの1日が始まる……         ……はずだった……

    2006-12-19 15:00:00
  • 72:

    名無しさん

     店に着いた。     『今日はどのドレスにしようかなぁ』       黒のロングドレスにした。サチは、淡いピンクのドレスを着ていた。     開店までの間、一服をしよぅとタバコに火をつけた。そこにボーイが買い出しカラ帰ってきた。     袋の中には、缶ビールが入っている……      『1本ちょうだいッ』  {え、もぅ飲むん?}  と言いながらも1本渡してくれた。        私はいつも酒を飲んでテンションをあげないと接客できなかった。          グビグビ    『んまッ』       「ってかあんたの血液アルコールちゃうか?笑」  サチにそぅ突っ込まれ思わず           『きっとそぅ…笑』               あれこれ話ているうちに開店の時間になった。                                                                            なぁ…サチ…まさか今日があんたの運命の別れ道の1歩やと思わへんかった…  あんたの運命は、私の運命でもあってん………

    2006-12-19 15:09:00
  • 73:

    名無しさん

     日曜のミナミ。 12時を過ぎると客の入りも、まばらだった。    フリーの客の接客をしていると、         {蘭さんお電話です!} でかいボーイの声。   『誰?』        {林さんです}     この客は斎藤さんに続く太客だった。       電話をかけなおした。  『もしもし?林さん?』 〈おぉ蘭かぁーいつ聞いても色っぽい声やなぁ☆〉 『そぅですか?(私には酒でやけてきて明らかオバハンの声に聞こえるけど…)』           〈また冷たい言い方やのぉ。まあえぇわ。あと30分ぐらいで店着くわ。しっかり接客してやぁ〉     『はぃ。わかりました。待ってますね』          ブチッ。    電話を切り、ボーイに林さんが来ることを伝えると {ぢゃぁ、蘭ちゃんそれまで休憩しててぃぃよ。} と言ってくれたので、私は更衣室に戻り、タバコを吸っていた。

    2006-12-19 15:21:00
  • 74:

    名無しさん

       コンコン     更衣室のドアをノックする音。          『はぁいっ』         ガチャッ      鏡ごしにみていると入ってきたのはサチだった。  『えっ?サチもぅあがり?』           「あっ、うん?」    『そっかぁ。気をつけてなぁ?』         その日、私は朝7時まで仕事をした。       林さんが珍しくプレゼントもくれたので気分もよく、店をあとにした。

    2006-12-19 15:47:00
  • 75:

    名無しさん

     いつものようにタクシーに乗り込む。      部屋に着いた。       ピリリー♪     紅葉カラ着信。しかもムカツクことにウィンクしてる写メがうつしだされている。           一応出ることにした。  『もしもし。』     「もっしもぉぉしッ蘭ちゃぁんですかぁッ?」   『何ベロ酔いやん?』  「だってぇイベントやったんやもぉん☆蘭〜ご飯食べにいこぉ?」      『いかんはッボケッ。はよ帰って寝ぇや。』    「冷たッ?もぅ俺は怒ったぞぉ。まって……」     ブチッツーツー。  いや、話の途中で電話きれてるんですけど…                                                                  私は紅葉の店が     イベントってことに   全然違和感を持たなかった……          このイベントが     サチの運命を狂わした  んだ…

    2006-12-19 15:58:00
  • 76:

    名無しさん

    また夜に更新しにきます?

    2006-12-19 16:01:00
  • 77:

    名無しさん

    リアルタイム?又?覗かせてもらいます?

    2006-12-19 16:09:00
  • 78:

    名無しさん

    ?

    2006-12-19 19:31:00
  • 79:

    名無しさん

    >>78さん、>>77さんありがとぅございます?    更新していきます?

    2006-12-19 21:47:00
  • 80:

    名無しさん

     紅葉カラの電話をきると私はお風呂に入ることにした。          何故か胸騒ぎがする…  でもたいして気にとめず、寝ることにした。

    2006-12-19 21:51:00
  • 81:

    名無しさん

     『ぃぃよ。大丈夫やったん?』         「うん。まぁ何とか…店泊したわ。蘭今日は仕事?」『うぅんー休みやけど?何で?』         「ぢゃぁ、デートしよッ☆」           『はぁ?なんで私が…』 「とにかく、9時にミナミのビクドの前おるから、絶対きてやッ!んぢゃぁ」 『ちょっッ』       ブチッツーツー…               あの私まだ話終わってないんですけど…                   別に行きたくないんですけど…         でも待ってるって言うてたし…          ちょっと待って、私デートとかしたことないねんけどッ           服何着ていこうッ!?  もぅッ何でもいぃやんッ私のあほッ        えぇいッこの間買ったワンピでいぃや…

    2006-12-19 22:03:00
  • 82:

    名無しさん

     私は化粧を始めた。  時間はまだある…    何故か鏡の前に正座し、自分の姿を見ていた。   『まだ時間あるし髪でもまこうかな?』      久しぶりに自分でセットした。          『ちょっとまきすぎたか…』           私は男性経験がまったくなかった。しかも相手は紅葉。ホストであり同業者の彼にこんなこと絶対に気づかれたくなかった。

    2006-12-19 22:08:00
  • 83:

    名無しさん

    8時30分。       そろそろ家を出よう。 シャネルのチャンスを一振り。          マンションを出、タクシーをひろう。          《ミナミまで》  いつもと同じ台詞。   でも今日の私は何かが違う…           『紅葉とあうからッ!?いっ否絶対違うッ』     {はいよっミナミやで}タクシーのおっちゃんが私に呼びかける。     『あっ、ありがとぅっ!はい、おっちゃんお金』  おつりをもらいタクシーを降り、ビクドの前へ急ぐ。

    2006-12-19 22:43:00
  • 84:

    名無しさん

     皮のジャケットを着た、いかつい兄ちゃんがビクドの前に立ち、タバコをふかしていた。        『紅葉だ……』    深呼吸をし、気持ちを落ち着かせ          『おっお待たせ』   ダッサ…声が裏返ってしまった。         〔おぅッ!ってかなんか今日感じ違うくないッ?俺のためにお洒落してきてくれたん??〕       『はぁ?ちゃうし。ドコ行くん?』        くそッ、バカにされた感じ……          〔とりあえず、俺、車あるから取りにいこか☆〕  『うん…』

    2006-12-19 22:49:00
  • 85:

    名無しさん

     パーキングに着いた。紅葉が係員に札を渡し、奥の方から紅葉の車がでてきた。            …これって…     『なぁこの車ってまさか』〔ん?ハマーやけど、何?〕           『いっいや。』     〔蘭?乗って?〕    『あっうん…』      なんとも、ホストの店長というものはこんなにすごいものなのか…

    2006-12-19 23:02:00
  • 86:

    名無しさん

     しばらく車を走らせ、神戸に着いた。      何やら紅葉おすすめの店があるとか…       車をパーキングに止め、その店に向かった。

    2006-12-19 23:05:00
  • 87:

    名無しさん

     {いらっしゃいませ} 落ち着いた雰囲気のお店だった。         店員に案内された所は個室だった。        〔このコース料理で…〕何か紅葉がいつも違うくて、すごく大人っぽくみえた。

    2006-12-19 23:09:00
  • 88:

    名無しさん

     {少々お待ちくださいませ}          店員が部屋からでていくと、           〔蘭?今日来てくれるか俺めっちゃ心配やったしぃ〕…いつもの紅葉に戻った。『私は約束は守るよ』  〔そぉいうトコすき?〕  『ってかウッゼぇ?』   ってかちょっと待って。紅葉と私の距離近いで? その個室は壁にテーブルがひっついていて、ソファーがテーブルに向かって1つしかなかった。        紅葉は私の肩の後ろに手をまわしながらタバコに火をつけた。

    2006-12-19 23:18:00
  • 89:

    名無しさん

     ちょっと待ってや。緊張するやん…       そんな私を無視して紅葉は色々話をしていたけど、私はあまり頭に入らなかった…           〔なぁ蘭?〕      『ん?どうしたん?』  〔蘭はホストが嫌いかぁ?〕           そのあまりにも唐突な質問にビックリした。    『…嫌い…』      〔何で?〕紅葉のやさしい問い掛けだった。    『…ん。だってな皆チャラいし、あまりにも女をどっぷりハマらせる。同業なだけにあんまりスキになられへん…まぁそんな私もお客さんに同じことしてんねんけどな…』       〔そっか…なぁ蘭は何で水商売始めたん?〕    『実家が嫌で家でたくて、出たけど、行くあてもないし、財布みたら千円しかなかったから!それだけ。紅葉は?』        〔ん?俺は……蘭に会うためぇ〕         『あんたッ、私正直に答えたのにッ!』

    2006-12-19 23:35:00
  • 90:

    名無しさん

    {お待たせ致しました}  コース料理の1品目がテーブルに届いた。      〔ここの焼酎おいしいねん。蘭、焼酎飲めるかぁ?〕『私何でも飲めるよ』  〔ぢゃぁ焼酎頼むなぁ〕  焼酎を頼んだらすぐにテーブルに届いた。      ボトルで頼んだので、アイスペールも一緒にきた。〔蘭?俺に接客してぇ〕 『えっ?休みやのに?』 〔こぅいぅのは女の子がするものなのッ〕      そぅなのか……私はうまく紅葉にのせられ、紅葉に『水割りですか?』   〔ロックでお願いします〕『笑。』         何故か紅葉といると落ち着いた。        今日初めてまともに会話したのにそんな気が全くしなかった。

    2006-12-19 23:44:00
  • 91:

    名無しさん

     料理もつぎつぎと運ばれてきた。        私は小食なのけれど、残したら悪いな。と思って、ガンバって食べていたら  〔蘭、お腹いっぱいやったら無理して食べやんでいいで?〕          何でわかったんやろー私そんな苦しそうに食べてたかな…?        『うん。ありがとぅ。あっ、紅葉グラスあいてるやん。飲む?』       紅葉の目を見てそぅ聞いたら、紅葉が私をじっとみて、           〔…うん。飲む。〕   私は紅葉から目を話せなかった。         紅葉の目は深くて、全てを見抜いていて、私の全てを見透かせていて、全てを吸い込んでしまいそぅな目だった。         でも、すごく冷たそぅな、淋しい目をしていた。

    2006-12-19 23:50:00
  • 92:

    名無しさん

    ×目を話せなかった。〇目を離せなかった。    誤字ばかりでスイマセン??

    2006-12-19 23:52:00
  • 93:

    名無しさん

     『あっ、紅葉はまだロック飲む??』      〔ロックでいいよ。〕紅葉のやさしい微笑み。   『わかった?あっ、』  アイスをテーブルに落としてしまった。       『へへっごめん』    そぅ言って、拾おうとしたら、紅葉の手が私の手を包んだ。私はビックリして紅葉をみていると     {お待たせ致しました。デザートになります}   店員が入ってきて、私はパっと手を離した。

    2006-12-19 23:58:00
  • 94:

    名無しさん

    おもろいッ??

    2006-12-19 23:59:00
  • 95:

    名無しさん

     デザートは小さなパフェだった。        〔わぁいッパフェだいすき?〕紅葉は子供のようにはしゃいだ。       『紅葉って甘いのんスキやなぁ』         〔うん。蘭と同じぐらいスキ?〕         思わずそのことばにドキッとしてしまった。     紅葉はホストやから…これは深い意味ではないんや…           そぅ自分に言い聞かせて 『そぅ?ありがとう』  あくまで平然にさらりと流した。         〔俺、本気やのになぁ〕

    2006-12-20 00:04:00
  • 96:

    名無しさん

     〔料理も酒もなくなったし、蘭はこの後予定ある?〕            あるって言え!あるって言え!         『ないよッ』      私のあほ…       何故か紅葉にはうそをつけなかった。       〔ぢゃぁちょと俺に付き合ってくれへんか?〕   『…?いいけど?』   どこいくんやろー?   ここからそぅ遠くないので、歩いて行こう。と紅葉。                        場所は三の宮。東門。  『こんなとこきてドコいくの?』         そこは明らかに夜の飲み屋街。

    2006-12-20 00:10:00
  • 97:

    名無しさん

    >>94さん ありがとうございます??もぅ少し更新していきますね?

    2006-12-20 00:11:00
  • 98:

    名無しさん

     〔ここや☆ここッ〕  とあるビルに着いた。  エレベーターで4階へ…  〔さぁ着いた?蘭ッ俺から離れるなよ。〕     えっ!?そんな危ない店?帰ろうかな……。                             ♪カランカラン♪                            《いらっしゃいませ》                         えっ?ホストやん…?どういうこと?

    2006-12-20 00:16:00
  • 99:

    名無しさん

     紅葉につめようと思ったらすかさず、役職っぽい人が紅葉にしゃべりかけた  [よぅっ久しぶりやなぁ‐元気しとった?ってか今日はえらいべっぴん連れてるやん♪]                                  今日は…?                                        一気に不機嫌になる私。                                     〔蘭ッ何ぼけっとしてんねん!こっちこっち〕   と言いながら、私の手を引っ張った。       思わず私は手をほどいてしまった。        そんな私の行動を紅葉は振り向いて確認したけど、 〔蘭ッ?あの奥のテーブルいこ?〕紅葉の優しい微笑み。でもその微笑みは今はうっとおしくてしょうがなかった。

    2006-12-20 00:23:00
  • 100:

    名無しさん

     テーブルに案内され、おしぼりを渡された。    さっき紅葉に話かけていた人はやっぱりその店の店長だそぅだ。       店長と代表が私たちのテーブルを囲み話かけてくる。  [名前なんて言うの?] 『…蘭。です…』   [蘭チャン何のむかなぁ?]           ちらっと紅葉の方を見るとニコっと笑って、    〔スキなの飲み?〕   『…ぢゃぁ、、、』   ビールでッ。と言おうとした瞬間、        《3番テーブルからドンペリ頂きましたぁ》      代表と店長は〈ちょっと〉とだけ言い残して、席を立った。マイクを通したでかい声。あまりにもびっくりして思わず紅葉の腕にしがみついてしまった。   〔大丈夫?ごめんな。今日この店イベントやねん。あの代表、俺の兄貴…〕                              はッ?                              だってあんたと顔全然違うやんッ!       そぅ思ったけど、あまりにもビックリしたので声にできなかった。      〔だから顔だしたかってん。ごめんな。すぐ、チェックするから。〕     そぅ説明しているときも紅葉はずっと手をつないでくれた。

    2006-12-20 00:35:00
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