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1:
涼
旧掲示板作品です。
2005-06-02 17:03:00 -
12:
ホストなんてやめょう、そぅ思っていたのに、ユウは終わる時間になると迎えに来た。
そしてそのまままた朝まで店で飲む。
未収は増える一方だ。
週給制なので単純計算で給料日には20万くらいは入る。大丈夫かな。
涼はぁまり何も考えていなかった。
給料日、支払いの額を聞いてみた。
なんと給料では足りない。
涼は今頃自分か地獄に足を踏み入れたことに気づいた。2005-06-02 17:24:00 -
13:
未収の事なんて涼の頭にはなかった。
金銭感覚が麻痺したのだ。
働けば何とかなる。
それくらいにしか考えておらず毎回伝票もろくに見なかった。
気づけば未収の額は100万を越えていた。2005-06-02 17:28:00 -
14:
『お前昼も働けへん?俺調子乗りすぎたわ……未収の支払期限は延ばしてもらうから……』
拒む術はなかった。昼も働くといったってまさかOLなんかをするわけもなく……
『ここ稼げるし、面接行ってみたら?』
神戸!?福原!?
多少夜の世界にも慣れ、業種の違いもわかってきた。
………ソープだ。2005-06-02 17:29:00 -
15:
いつものように仕事の後に飲みにゅき、眠い体を引きずり神戸ゆきの電車に乗る。
面接のためだ。
電車にゆられ半分寝かかった時、ユウ専用の着メロが鳴った。
『辛いと思うけど俺たち二人やったら何でも乗り越えていけるから。涼に迷惑かけるけど二人で幸せになるためやから。俺も頑張るし、涼も頑張ってな。』
2005-06-02 17:30:00 -
16:
この頃から涼は疑問を抱いていた。
この男は本当に自分の事を好きなのか?
はじめは涼はユウが大好きだった。
しかし未収の額が増えるにつれユウはキツくなってゆく。
逃げ出したい。
そんな気持ちが涼の中に芽生え始めた。2005-06-02 17:31:00 -
17:
ユウに渡された印のつけられた求人誌。そこに載っている番号に電話をかける。
せっかく神戸まで来たと言うのにソープは18では働けないと言われた。水商売はいけるのになぜだろう。
2005-06-02 17:32:00 -
18:
ソープのイメージはけして良いものではなかった。むしろ悪いイメージしかなかった。働かなくてすんで良かったと思う反面、ユウの反応が怖かった。
なんて言われるのだろう。
どきどきしながら電話をかける。
出ない……
寝ているのだろう。
一緒に頑張っろうったって、頑張ってんのはぁたしだけでは……?
そんな気がしてきた。2005-06-02 17:33:00 -
19:
『面接どぉやった?』
ユウからの電話で目が覚めた。
開口一番面接かよ……涼は悲しくなった。
『18やったらソープ無理やねんて……』
『あーやっぱ無理か〜』2005-06-02 17:34:00