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恋愛ジャンキー
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1:
涼
旧掲示板作品です。
2005-06-02 17:03:00 -
351:
涼
『○○です・・・』できるだけ彼氏の話題は避けようと思った。深く突っ込まれてきたら困る。ユウのときに、軽々しくしゃべって痛い目を見たから喋る気にはならなかった。
『今度うちの行ってる店に行こうよ!うちな、口座君に片思いしてんねんやん。涼ちゃんは?口座君のことはホストとしてしか見てないの??』恋愛相談に乗ってほしいのか、自分と同じ立場の人間でも探しているのだろうか…それにしても答えにくい質問だ…と黙っていると奈々は続けた。2005-06-22 00:59:00 -
352:
涼
『あたしの行ってる店に一緒に行って、口座君の態度見てよぉ。』・・・・・・無理だよ…よその店に行ったらばれるかもしれない。そして、こいつの誘いを断るには、彼氏がホストだとばらさなければいけない。。。
『あたし、彼氏ホストだから・・・よそには行けないねん。ごめんね。』
『バレへんバレへん!!』奈々は笑いとばした。2005-06-22 01:00:00 -
353:
涼
仕事が終わって漫画喫茶で寝ていると誠ちゃんからの着信で目が覚めた。
『ねとったぁ?今日暇ねん〜俺んち来る?』
一瞬で目が覚めた。化粧を直して誠ちゃんちへすっ飛んでいった。2005-06-22 01:02:00 -
354:
涼
家に着くと、誠ちゃんは鍵をあけてくれた後また寝てしまった。相変わらず汚い。飲み会でもしたのかテーブルには酒の空き缶がごろごろ転がっている。食べ残した宅配ピザ、いつのかわからないパックのお茶・・・あたしの部屋も大概汚いが、こういう食べ物系はほったらかさないのでなんだか気になった。虫がわく。そう思って掃除を始めた。
2005-06-22 01:03:00 -
355:
涼
誠ちゃんは起こしてもおきないので、掃除の音くらいでは目を覚まさず相変わらずすうすうと寝息を立てている。部屋を片付け終わって、次は洗い物だ。・・・洗剤がない。もう隣のスーパーは開いている。洗剤を買いに、一人で出た。
2005-06-22 01:04:00 -
356:
涼
『涼!?』
部屋に戻るとドアの音に反応したのか誠ちゃんが飛び起きた。
『わっ、びっくりした、起きてたの?おはよ。』
『さっき、目覚ましたらおらんから…どこ行ったんかと思ったよう〜なんか怒ってんのかと思って…』
半泣きだ。これじゃ昼寝から目を覚ましたらお母さんがいなかった三歳児だ。可愛い。2005-06-22 01:05:00 -
357:
涼
『ごめんね。洗剤買いに行ってたんよ〜。』
『部屋めっちゃ綺麗になってるやん!涼が片付けたん?』あたしがやんなきゃ誰がやるんだよ。
『そうだよ〜誠ちゃん、食べ残しくらいは捨ててや〜』2005-06-22 01:06:00 -
358:
涼
だんだん目がさえてきたのか、誠ちゃんはあたしをほったらかしゲームに夢中になった。ほんと、こいつは可愛いのは眠いときと酔ったときだけだな…なんて思いながら、一緒にいられるのが嬉しくて、会話をしなくても苦ではなかった。
2005-06-22 01:07:00 -
359:
涼
『暇やなぁ〜スロットいこか。』
特に会話もせず時間が経ち、なんだか結婚五年目の夫婦のようなこの関係は周りからも【熟年夫婦】だといわれていた。付き合ってまだ間もないのに、妙な感覚。本当に、ずっと前から一緒だったかのような不思議な居心地。2005-06-22 02:58:00 -
360:
涼
家の近くのパチ屋へ行くと【海一番全台設定?】と書いたポスターが目に付いた。んなあほな。店内の海一番には本当に全台に?、とかかれた札が刺さっている。まぁ、刺すだけなら誰にでもできるし…とあたしは素通りした。のに、誠ちゃんは座っている。踊らされてんじゃないよ〜と思いながら違う台を打つ。誠ちゃんの様子を見に行くと・・・出してる!
2005-06-22 02:58:00