-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
?AV女優の本音?
-
1:
鮎川桜
これは実際にあった三年前の話。 思い出したくない遠い記憶。性を売り物にしたあたし。 鮎川桜のすべて。
2007-01-22 19:25:00 -
181:
鮎川桜◆aR/DXU8tFk
「実家に帰ろう…。」借金も三分の一返済できたんだからもういいじゃないか。帰ってちょっと時給のいいバイト、そうだ、またパチ屋のカウンターに戻ろう。うん、そうすればいい。 あたしはそれから数日間入院し、退院した。 歌舞伎町のそばの自分のマンションに戻り、ぼーっとしていた時だった。 ♪♪♪着信、事務所♪♪♪「はい…。」「あ、桜ちゃん?また単体のお仕事入ったよー!良かったね!」「えっ…。あたし実はもう辞めるつもりだったんですけど。」「は!?困るよーそういうことは半年前に言ってくれないと!」「は、半年前……?!」
2007-02-09 11:55:00 -
182:
鮎川桜◆aR/DXU8tFk
「そうだよ。もうキャストも決まってるし今更辞めるなんてありえないから。それじゃ、明日事務所に来てね。」プツ。ツーツーツー。 切れた……。どうしよう。どうしよう。このままバッくれちゃおうか。それとも………もう一本だけ出る? 結局あたしは後者を選んだ。なぜなら、やはり、借金のためと、もし飛んでも探されて実家まで来られたらどうしようという不安からだった。
2007-02-09 11:58:00 -
183:
鮎川桜◆aR/DXU8tFk
「おはようございまーす。」あたしは次の日、事務所に来ていた。 「おはよう、桜ちゃん。もう辞めるなんて言わないでよね。うちの稼ぎ頭なんだから。」………あたしが稼ぎ頭?? 「次のビデオはね、桜ちゃんの一日に密着したないようになってるから。」「はい…。」「ギャラは120万。」「120!?」「良かったね。借金もうすぐ終わるね。」「はい…。」「撮りは一週間後だからね。よろしく!じゃ、これに判子押して。」またもや、契約書。あたしは判子がなかったので拇印を押した。「じゃ、あたし帰ります。」「うん。当日は9時にここだから。遅れずにね。」「はい。」そう言って事務所を後にした。
2007-02-09 13:05:00 -
184:
鮎川桜◆aR/DXU8tFk
当日になり、あたしは事務所に行った後、カメラさんや監督さんと共に公園にきていた。「じゃ、ブランコにのりながら小さいころのこと、セリフどおりに話してね。」「はい。」「じゃ、本番行きまーす!3…2…」 「桜ちゃんは小さい頃どんな子供だった?」「あたし?あたしは、一人遊びが好きな子だった。なんか、友達と遊んでるより、家でずっと絵を描いてるような暗い子だった笑」「オナニーをするようになったのはいつごろ?」「中学二年やったかなぁ、自分で自分のアソコ触ってみたらなんか、気持ち良くて、それが始まり。」「そっかぁ。エッチだね。」「エッチかなぁ?普通ちゃう?みんなしてない振りして絶対してるよ。」「じゃ、後でおもちゃ、いっぱい用意してるからそれでやって見せてね。」「うん。わかった。」「カーーット!!自然で良かったよ!じゃ、次の現場行くから!」次は買い物をしているシーン。その次は料理をしてるシーン。その次はご飯を食べているシーンを続けて撮った。
2007-02-09 13:15:00 -
185:
鮎川桜◆aR/DXU8tFk
「OK!じゃあ、今日はこれで解散!」「いつ絡み撮るんですか?」「明日も朝から撮るから。明日は絡みだからね。」「わかりました。」 夜11時ーー-。なんだか家に帰る気にもならずあたしは歌舞伎町をふらふら歩いていた。「お姉さん!鮎川桜ちがう!?」ふいに芸名を呼ばれて振り返った。 「あーやっぱり!俺すっげーファンなんだよね!サインして!」サイン!?まるで芸能人だ。その子が手帳を出してきたのでサインをしてあげた。「すっげーうれしい!次のDVDいつでるの!?」「今撮ってる最中やから…。」「そーなんだ!絶対見るから頑張ってよ!」「うん…。ありがとう。」「じゃ、俺行くね!ほんとにありがとう!」そう言って男の子は走り去っていった。
2007-02-09 13:22:00 -
186:
鮎川桜◆aR/DXU8tFk
「ファンかぁ…。」なんだか少し暖かい気持ちになれた。うれしい……。明日もこれで頑張れる。 あたしは足早に家へ帰った。 次の日ーーー。朝早く起き、スッピンにディオールのでかサングラスをかけて出かけた。事務所につき、まずはメイクさんにメイクをしてもらった。「じゃ、行こうか!」皆で車に乗り込みホテルへむかった。もう男優さんは先に着いていた。その男優をみてあたしはギョッとした。デブで毛深くて顔もこれ以上ないほど不細工だ。
2007-02-09 13:28:00 -
187:
鮎川桜◆aR/DXU8tFk
あたしこの人とHしなあかんわけ!?ありえへん! その時、その男優が近づいてきて言った。「今日は〜よろしくね〜楽しみだよ!桜ちゃんの相手役なんて。」「こ、こちらこそ……。」あたしは無理矢理に笑顔を作った。 もうこうなったら引き下がれない。やるしかない!! 順調にオナニーシーンを撮りおわり、ついに絡みだ。あたしは嫌で嫌でたまらなかった。が、これが今のあたしの仕事なのだ。
2007-02-09 21:47:00 -
188:
鮎川桜◆aR/DXU8tFk
「リハいきまーす!」リハなんていらんし!何回もこの男とくっつきたくない!!! リハも無事終わりあたしは鳥肌が立っていた。寒いんじゃなくて。 「じゃ、本番行きまーす!」ついに本番。感じてるフリをしてあたしはこれ以上ないくらいよがった。
2007-02-09 21:49:00 -
189:
鮎川桜◆aR/DXU8tFk
男優も声を出している。これも演技なのだろうか。 「アッアッ、イクイクイクよ!」最後は顔射でフィニッシュ。 撮影も無事終わり、あたしはホテルで熱いシャワーを浴びた。あの気持ち悪い男優の皮膚の感触。どれだけ洗っても消えなかった。 そうしてあたしは120万を手にした。闇金にはすべて返しおわり、あとはアコムと武富士とアイフルだ。あと130万。 あたしは手にしたお金をすべて返済には回さなかった。アイフルぐらいは完済できたのだけどそうしなかった。なぜなら、またホストクラブへ行こうと思ってたからだ。
2007-02-09 22:02:00