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素直になれなくって

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  • 1:

    純子

    私は22歳キャバクラ始めるには遅い年齢だった

    2007-01-30 04:19:00
  • 2:

    純子

    ブルブル-毎日鳴り響く電話の音。そして留守電には「こちら林と申します。宮崎哲也さんに伝言です。メッセージを聞かれましたら連絡ください。07…」ピー。それは返済の期日に振り込まなかって催促だった

    2007-01-30 04:27:00
  • 3:

    純子

    横では子供が寝てる。
    そして私や子供に詫びることもなくゲームをする旦那
    今は平日の昼間だ。旦那は仕事をすることもなく子供と私はお腹を空かせ見ているだけだった

    2007-01-30 04:31:00
  • 4:

    純子

    子供は四歳の女の子愛、今年幼稚園に入園したばかりだった。そして、まだ生後五ヶ月にもならない男の子雄太だった。愛は幼稚園の月謝が払えず行けなくなった。お腹も空かしても言わない子だった。それは私を守ってるつもりだった…。私が旦那にご飯買うお金ないと言うと殴る蹴るの暴力をみていたからだ。雄太は私の出ないおっぱいを一生懸命吸うては泣き疲れ寝るのが日課だった。

    2007-01-30 04:41:00
  • 5:

    名無しさん

    哲也とは駆け落ち同然で一緒になり探し回る親から逃げて色々な建築会社の寮で住んでた。寮といっても一軒家に何人も住み一つの部屋を借りて生活してた。お風呂もなくトイレは共同で毎日銭湯に行ってた。昔の歌で神田川みたいな生活で貧しくっても幸せだった。

    2007-01-30 04:48:00
  • 6:

    純子

    それから五年が過ぎた。親に許してもらい子供と四人幸せに暮らしてた。けして裕福ではないが普通に当たり前のように生活していた。それが一緒になって四年が過ぎた頃、旦那がサイトにはまり毎日遅くまで起きては朝仕事に行かなくなってきた。今のようにパケ放題もなくメールができるようになった時だ。携帯の請求も半端ではなかった。

    2007-01-30 04:55:00
  • 7:

    純子

    毎月の支払と生活費は決まってくる。初めは家賃を遅らせた。それから携帯も飛ばしては違う会社にしては飛ばした。それからは旦那と金の話しで毎日喧嘩になり暴力を受けては耐える毎日だった。

    2007-01-30 05:01:00
  • 8:

    純子

    私が働くしかない…
    決断もはやかった。

    2007-01-30 05:03:00
  • 9:

    純子

    昼間はいくら稼いでも給料は安かった。私は夜働くことにした。旦那に夜見てもらって夜働こう。
    これが私の人生初めての仕事だった。それが水商売。昼間は早くに結婚したから働いたことがない。不安だった。何一つ世間で働いたことがなかったから…。
    でも…子供にお腹いっぱいご飯を食べさせたい。お風呂に入れさせたい。当たり前のことができない自分を責めた。その時は電気もガスも電話も止められてたから。借金取りが来るからカーテンを閉め居留守をつかった。一日何回もドアを叩く音だけが聞こえてる世界だった。

    2007-01-30 05:13:00
  • 10:

    純子

    コンビニで求人雑誌を立ち読みして適当な店を探し公衆電話で電話をした。そして今日にでも面接してくれるように頼んだ。後残りは百二十円とテレホンカードだけ。面接に行く交通費もない。しかたないから自転車で行くことにした。当時の家は宝塚。面接場所は梅田だった。

    2007-01-30 05:21:00
  • 11:

    純子

    お風呂にも入ってない。でも幸い水は半年以上も滞納してても止められなかった。水で頭を洗った。ひぇーっめたい…。それもそのはず今は二月の半ばだ。我慢して髪を洗いタオルで髪の水分を抑えできるだけ早く用意した。そして愛を抱きしめて出掛けてくるから、待ってて。と言い自転車で梅田に向かった。

    2007-01-30 05:39:00
  • 12:

    純子

    たぶん寒かったんだろうか、暑かったのか感覚はなかった。でも周りは寒かったのたしかだ。雪がちらついてたから…でも私は寒いとは思わなかった。水で髪を洗いそのまま自転車で雪の中を走っても…。私が考えてたのは面接落ちたらどないしょう?子供等は?そのことしか考えられなかった。初めての仕事、水商売そんな不安はなかった。不安は子供のことだけだった。昔の人は母は強というが本当だった。三時間は走ったのかな?案外色々考えてたら早く着いたように感じた。

    2007-01-30 05:48:00
  • 13:

    純子

    場所がわからなかった。
    電話をした。
    私 今梅田の駅です。場所がわからないのですが…
    男 泉の広場まで来てください。
    私 わかりました。
    と電話を切った。
    問題だ!泉の広場ってどこ?わからないと言えば良かったがなぜか言えなかった。人に聞いてなんとか待ち合わせ場所に着いた。
    男の人が宮崎純子さんですか?と聞いてきた。私は「はい」と答えた。お店の人が迎えにくるなんてスゴイ店だと勘違いしたまま面接に突入した。

    2007-01-30 05:56:00
  • 14:

    純子

    案内され店に着いた。そこはテレビで観るような華やかな店ではなく黒を基調とした少し広い店だった。お客さんもたくさん居て繁盛してそうだった。
    面接してくれた人は大川さんという少し年配の人だった。とりあえず働きたかったので面接をしすぐ働いた。

    2007-01-30 09:30:00
  • 15:

    純子

    大川さんに水割りの作り方等を聞いた。大川さんは水商売初めての子はいたが仕事をするのが初めてな子は今までいなかった(笑)と言われ社会人の仕事の話しや色々と教えてくれた。
    今日は店長いないねん。同じ系列の店に居てるとか女の子はどうとか…。女の子もここは居心地いいよ。慣れたら楽しいよ!みんなが口を揃えて言うてくれた。ここならやっていけそう…と思った。

    2007-01-30 09:36:00
  • 16:

    純子

    帰りは大川さんに送ってもらった。送りは普通送りの運転手さんに送ってもらうらしい。私は今日が初めてだから店の人だった。
    家に帰り真っ先に子供の顔をみた。私の枕で愛は寝てた。かわいい
    旦那は「おい金もらったんか?かせ!」それがあの人の最初の言葉だった。無理矢理お金をとられた。普通は「疲れたか」ぐらいはあるかなと思ったがなかった。私は旦那の為に働いてない!子供の為に…。

    2007-01-30 09:45:00
  • 17:

    純子




    な さ け な い

    2007-01-30 09:46:00
  • 18:

    名無しさん

    頑張ってください?

    2007-01-30 09:48:00
  • 19:

    純子

    私はすぐ寝てしまった。
    全てが初めてなことばかりで。また今日も借金取りがドアを叩いてる音で目が覚めた。愛にお父さんは…?聞いてみた。
    愛 しらない。お金置いてどこか行った。
    テーブルの上には千円しかなかった。昨日もらったお金は一万千円。後のお金は…。

    2007-01-30 10:20:00
  • 20:

    純子

    それでも千円あって嬉しかった。今の私からでは考えられないことだ。それは、また後ほどに。
    その千円でスーパーに行った。コンビニ弁当は添加物が多いから…せめてスーパーが店で作った弁当を食べさせたかった。下の子には…何もない。とりあえず携帯用の粉ミルクを買った。もちろんお湯なんかでない。ガスが止められてるから。水でミルクを作って飲ました

    2007-01-30 10:27:00
  • 21:

    純子

    冷たいミルクでも勢いよく飲んでくれた。
    なんともいえない気持ちだ。
    ごめんね。

    2007-01-30 10:30:00
  • 22:

    純子

    残り三百円ちょっと。
    昨日よりは貯まったかも(笑)
    旦那が夕方帰ってきた。
    私 おかえり。どこ行ってたん?
    旦那 のりちゃんと仕事の話ししてたんや。
    のりちゃんは旦那の男友達で女癖が悪く遊び人仕事の話し等する人ではない。
    私 お金は?
    旦那 ちょっと仕事の話しで金つかったんや!
    やられた…

    2007-01-30 11:39:00
  • 23:

    純子

    私 なんで全部使うん?子供等のご飯は?ミルク代は?お風呂は?ガスも電気も止まってるんやで!何考えてるん?私があんたの遊び代の為に働いてるんちゃう!愛だって幼稚園行きたいのに行かれへん!友達と遊びたいのに遊ばれへん!
    なんでか解る?愛ちゃんの家借金取りに追われてる遊んだら巻き込まれるいわれてるねんで

    2007-01-30 11:44:00
  • 24:

    純子

    旦那 ……

    お腹がイタ…
    いきなり跳びげりして、それからは馬乗りに乗られて殴られ蹴られボコボコ…
    愛と雄太は大泣きしてる

    2007-01-30 11:47:00
  • 25:

    純子

    愛 お母さん(泣)
    私 大丈夫!もう泣いたらあかん。
    そう言いながら頭をヨシヨシしながら旦那を睨みつけ言うた。
    私 こんな姿じゃ仕事できんやろ!
    旦那 服着たら隠れるやろ!目は結膜炎言うて包帯したらわからんわ!早く仕事行け!金ないんじゃ!
    そう言いながら髪の毛を引きズリながら言うてた。

    2007-01-30 19:44:00
  • 26:

    純子

    こいつホンマに別れたる

    2007-01-30 19:45:00
  • 27:

    純子

    とりあえず痛いのを我慢して店へ向かった。
    お金の為…
    子供の為だった。このままじゃご飯も食べずに子供が痩せていく。お風呂にもはいらせたい

    2007-01-30 19:50:00
  • 28:

    純子

    店の前に着き一旦深呼吸した。ふぅ〜。
    普通におはようございます。にこやかに言うたが誰もが私の顔をみた。服は着てるからわからないけど、顔は…。
    その場に居た人全員が絶句した。『どないしたん?』

    2007-01-30 19:54:00
  • 29:

    純子

    私 うん?どないしたの?
    大川さん その痣と目は?
    私 結膜炎やねん。
    ある男が話しかけてきた。男 ホンマに?だいじょうぶ?
    わたしは、大丈夫ですよ!と笑顔で答えた

    2007-01-30 19:57:00
  • 30:

    純子

    その男の名前は森山と言う男だった。この店の店長さん。これからの物語で重要人物になる人である。物語だけではなく私の人生を…今はこれぐらいにしときます。後でわかることでしょう。見た目は優しそうなモテる感じだった。
    大川さんに紹介してもらい私も軽く自己紹介をした。私 まいです。水商売初めてです。宜しくお願いします
    そう、これが私の名前だ。

    2007-01-30 20:06:00
  • 31:

    純子

    服を着替え仕事についた。 営業が終わった。
    帰りは店長さんが送ってくれるらしい。
    店長さんとはなにげない普通の会話を楽しんで家の前まで着いた。
    店長 まいちゃん本当に何もない?何かあったら相談にのるよ!
    まい 本当に何もないですよ。笑顔で応えた。
    店長 何かあったら連絡してな。すぐ行くから!
    まい …ありがとうございます。でも大丈夫ですから

    2007-01-30 20:24:00
  • 32:

    純子

    家に帰ると旦那は酒を飲んでた。
    旦那 金は?また殴られたいんか?
    しかたなく渡した。それから毎日、仕事をして帰っては金を渡しまた仕事に行く。それが日課になった。
    私は水商売にもなれお客さんも増えて店でも楽しく仕事ができた。

    2007-01-30 20:43:00
  • 33:

    純子

    ある黒服が話してきた。
    店長てまいさんみたいな子タイプやと思うで。まいさん見てる眼がちゃうやん!仕事ではキツイやん!それぐらいでムキになって怒ることないやんと思うやろーけど、絶対そうやって!店長が好きな子にはあんな態度やと初めて知った!とからかわれた。でも、興味ないから流してた。たしかに嫌われてるのかと思うぐらい仕事の面で厳しかった

    2007-01-30 23:48:00
  • 34:

    名無しさん

    完結頑張ってください?

    2007-01-31 06:48:00
  • 35:

    名無しさん

    あげ

    2007-01-31 11:20:00
  • 36:

    純子

    何日かするとある事件が起きた。夜仕事から帰ってくると旦那は誰か知らない女とイチャついてた。そんなことは見ても何も思わず普通に挨拶した。
    まい 雄太と愛は?
    旦那 愛は寝てる。雄太はそこ居てるやんけ。
    見たらタバコを口に入れてた。ビックリした私は
    まい あんた女と何しょうが関係ないけど自分の子供ぐらいちゃんとみとけ!
    急いで救急車を呼んだ

    2007-01-31 15:36:00
  • 37:

    名無しさん

    がんばって書いて〜ぇ☆

    2007-01-31 15:38:00
  • 38:

    純子

    ピーポーピー
    家の前で止まった。
    私は涙が止まらなかった。しなないで…

    2007-01-31 15:38:00
  • 39:

    純子

    病院に着き急いで先生や看護婦さんが処置をしてくれた。その間何もすることがなくただ泣いてた。
    処置が終わり先生に言われた。
    お母さん、大丈夫です。胃の洗浄はしました。でも、これから気をつけてください。今回は助かったけど大量にタバコを食べてました。これがタバコを染み込んだ液体を飲んでたらアウトですよ!
    ゾーッとした。その時足と手がカタカタ震えてたのを今でも覚えてる

    2007-01-31 15:45:00
  • 40:

    純子

    ハッと気付いた!
    愛は…愛を家に置いてきた!あの時はパニクってて他のことは何も考えてなかった。あんな男の所に居たら愛もあかん!
    その時に思った。子供の為に思って離婚もせずにきた。子供の為に思って夜働いてきた。全て、子供の為…でも…間接的に傷つけてた。

    2007-01-31 15:52:00
  • 41:

    純子

    あんな思いはしたくない。今日もらった日払いでタクシーに乗り込み急いで帰った。

    別れよう

    2007-01-31 15:55:00
  • 42:

    名無しさん

    純子
    37さん、ありがとうございます。これから、タイトルの【素直になれなくって】の意味がわかってきます。母親としての自分、女としての自分、そして人間の寂しさ、エゴ
    水商売という世界で色々なモノを失い手に入れ後悔していく実際にあった体験です。そのモノは、人であったり物であったり…
    初めてで読みにくかったり変であっても最後まで読んでくれたら嬉しいです

    2007-01-31 16:12:00
  • 43:

    純子

    家に着き旦那はまだ知らない女といた。
    私 とりあえず帰ってくれますか?
    女に言うた。
    女 …
    旦那 お前には関係ないやろ!お前が出て行け!
    私 雄太の面倒もみられへん!仕事はしない!子供居てる場所に女連れ込む!最低やな!別れてくれるか?旦那 お前は働いてたらいいねん!家に居れるだけでもありがたく思え!
    また殴られた。

    2007-01-31 16:55:00
  • 44:

    純子

    もう我慢の限界や!
    こいつ殺したい…
    愛を起こした。愛は眠たそうだったが。
    私 愛お母さんと一緒にこの家でよう。
    愛 うん。お母さんと雄太と一緒やったらいい。
    可哀相に…こんな小さな子でもわかってたんや。急いで雄太を抱き抱え愛の手を引っ張って家を出ようとした。その時、旦那に雄太を取上げ愛も取られた。また殴られた。女は雄太、愛を捕まえてる。いつも以上に殴られる。

    2007-01-31 17:01:00
  • 45:

    純子

    あかん!このままやったら殺される…。
    私が死んだら…この子達は…そんなんアカン。
    人間って不思議な生き物で考えてる時は痛いとも思わない。旦那は暴力振るい過ぎたのか旦那の方が疲れ始めた。旦那が後ろを振り向いて歩きだした瞬間逃げた。

    2007-01-31 17:05:00
  • 46:

    純子

    そのまま走った。
    裸足で走った。近くの交番に駆け込んだ。
    おまわりさんはビックリしたやろ。裸足で殴られた女が深夜駆け込んでくるから警官 どないしたん?
    私 すいません、電話貸してもらいませんか?
    警官 何があったんや?
    私は今までのことを話し親に電話をしたいのとを告げた。警官 ここの電話は使われない。被害届け出したら警察も動ける。暴行で捕まえれる。
    私 一応子供の親ですから子供がかわいそう。
    警察官は自分の財布から十円玉を何枚もくれた。
    警官 そこの公衆電話で両親に電話し。
    私 ありがとうございます
    すぐに電話をし親が今から行くと告げて電話をきった。私は子供が気になり家に戻った。また殴られるのを覚悟の上で。

    2007-01-31 17:16:00
  • 47:

    名無しさん

    あげ

    2007-02-01 07:15:00
  • 48:

    名無しさん

    痛々しい?頑張れ?

    2007-02-01 11:43:00
  • 49:

    純子

    家に帰ると何もなかったように静かだった。子供は旦那がどこか連れて行ってはないのか……

    2007-02-01 22:08:00
  • 50:

    純子




    いた。よかった…

    2007-02-01 22:10:00
  • 51:

    純子

    旦那はやはりいたか。
    どこか行けばいいのに。

    お母さん早く来て。早く。一秒一秒がとても長かった。普通なら車で20分で着くはずだが二時間、三時間?もっと待ってるような感じだった。でも、自分が思ってる以上に早く来てくれた。

    2007-02-01 22:15:00
  • 52:

    純子




    ガチャ
    ドアが開く音がした。

    2007-02-01 22:17:00
  • 53:

    名無しさん

    主さんがんばって!すごい読みやすい☆

    2007-02-02 00:55:00
  • 54:

    名無しさん

    純子 ありがとうございます。そう言うてもらえると嬉しいです。初めてで読みにくい場合は愛嬌で許してください

    2007-02-02 01:20:00
  • 55:

    純子

    ? 純子?愛?雄太?どこ?
    お母さんの声だ。私は迷子になって子供が親を見つけたぐらい安心した。
    私 おかあさん…
    お父さん もう何も言わんでいい。子供等は?
    私 あっち
    指を示した。そこには旦那と女が仲良く二人で子供の傍で監視してるようだった。お父さんは愛と雄太を抱っこしお母さんは私を抱きしめてくれた

    2007-02-02 01:29:00
  • 56:

    純子

    お母さん あんた本当にうち等おこらせたな!純子にこんな思いさせる為に結婚認めたんちゃうで。私等は純子や孫が可愛いから色々してきた。お前本当に人間のクズやの。それに何やその女?よくも子供いてる家に入れたもんやの

    2007-02-02 01:36:00
  • 57:

    純子

    お父さん お前覚えとけ!ただで済む思うなよ!この子等(子供)今居てなかったらシバキ回したるからなぁ。
    旦那 聞いてくださいよ!不況で仕事なくって探してたのに純子が金ない煩いんです。俺は金だけかと思って…。
    お母さん だから殴るんか?
    お父さん 男が大事な嫁、子供の為に働くのは当然じゃ。何を眠たいことむかしとるねん。
    旦那 子供は俺の子です。置いてください。
    お母さん あんたに育てられたらご飯も食べさしてもらわずに死ぬわ

    2007-02-02 01:45:00
  • 58:

    純子

    お父さんがこれ以上大人が子供の前でもめたらアカンと思ったのか
    お父さん 簡単な荷物まとめ
    お母さんは我に還ったのか『とりあえず今必要な保険書とか二日分ぐらいの着替えオムツとか用意しー後は買ったらいいから』
    と言いながら荷物をまとめてくれた。その間、旦那と女はただ見てるだけだった。

    2007-02-02 01:52:00
  • 59:

    純子

    荷物をまとめ、車に乗り込むとホット安心した。

    やっと解放された…

    2007-02-02 01:58:00
  • 60:

    純子

    実家に着き荷物を運び終え
    愛、雄太は真夜中であったが久しぶりのおばーちゃんの家が嬉しかったのか、安心したのか、はしゃぎ回ってた。

    パッと親子三人の心が暖かくなったように思えたのは私だけだったのか…
    それは三人同じように思えたのは後からわかったことだった。

    2007-02-02 02:06:00
  • 61:

    純子

    お父さんに今までのことを全部話した。
    お父さん 男運がなかっただけやん。まだ純子も若いんやから子供や純子を大事にしてくれる良い人いたら再婚したらいいねん。それまでここに居たらいいねん。
    お母さん 三人生きとって良かったなぁ
    冗談で話してた。
    おとうさんは子供の顔みながらまた言うてくれた。
    じーちゃん、ばーちゃんにいじめられて可哀相やねんで。愛や雄太じーちゃんの味方なってなぁ
    愛は笑ってた。久しぶりにみた笑顔だった

    2007-02-02 02:17:00
  • 62:

    純子

    みんなが寝静まった後なかなか寝られなかった私は起きてタバコを吸うてた。

    お父さんが起きてきて、

    何も考えずにゆっくりねーやぁ。と頭をクシャクシャしてまたお父さんは寝室に戻った。

    2007-02-02 02:21:00
  • 63:

    純子



    うれしかった

    2007-02-02 02:21:00
  • 64:

    純子

    一番嬉しかった。

    私の『今』のお父さんとは血の繋がりはない。
    いわゆる育ての父親だ。
    本当のお父さんは私が2歳の時お母さんと離婚した。お母さんは一人で姉と私二人の子を育てた。水商売で働きながら…

    2007-02-02 02:27:00
  • 65:

    純子

    その当時は今より水商売への理解がなかった。もちろん子育て中では託児所なんてものはない。
    だからといって私はいじめられた訳でもない。むしろ友達や先輩にヤンママやとかカッコイイとか純子のお母さん綺麗とか褒め言葉が多かった。先輩や友達はお母さんが吸うてるキャスターマイルドを吸いタバコケースもお揃いにしてしまうぐらいお手本?にしてた人物だった。自分の店を持ち贅沢に暮らしてた。

    2007-02-02 02:35:00
  • 66:

    純子

    その時にお父さんと知り合った。
    初めは、なんや?こいつ!と思いながら嫌ってた。
    何回も四人で遊びに行き一緒に住んでくれたらなぁと思ってた。その頃にお母さんから聞かれた。おっちゃんと住みたくなかったら正直に言いよと言われて私は一緒に住むことを了解した。了解しても年頃の娘は気まぐれで、お父さんと洗濯物と一緒に洗うなとか言うては傷つけてた。何も言わないお父さんだったから…たぶん…初めから上手くいくとは考えてなかったのか、お母さんが好きだったからだろう…

    2007-02-02 02:45:00
  • 67:

    純子

    あんなことしても、最後は…。
    とても嬉しかった。そして傷つけた昔を後悔した。

    2007-02-02 02:48:00
  • 68:

    純子

    次の日
    私は久しぶりにゆっくり寝れた。そして朝ご飯を食べた。炊き立てのご飯の香と味噌汁の匂いがこんなに美味しいとは…
    家に明かりが付いてる…
    電気が通ってる。ガスも。全てが暖かく安心できた。

    2007-02-02 02:52:00
  • 69:

    純子

    とりあえず買物に出掛けようと話しになり子供の物を適当に買った。そして
    市役所にも行ってきた。
    市が違っても離婚届けは全国一緒だ。
    その時は旦那と話し合いとかは望んでいない。旦那が何を言うが勝手に離婚届けを書いて提出すると考えてた。昨日まで迷子の子供みたいにお母さんと泣いてた大人が…母は強いと昔から言うのもわかる気がする

    2007-02-02 02:59:00
  • 70:

    純子

    離婚届けに私の欄には全て書いた。後は旦那の書く所だけが残ってる。
    私 お母さんおっさんの書く所どないしょう?保証人の欄もあるから三人違う字で書いてもらったらいいんちゃう?
    お母さん そうやなぁ。そないしたらいいやん

    2007-02-02 03:05:00
  • 71:

    純子

    こわ



    女って時に冷酷で何でも後先考えずにする生き物

    これは立派な犯罪だ

    2007-02-02 03:07:00
  • 72:

    純子

    その日の晩
    とらあえず借金もあるからこのまま夜働く話しをした。仕事終わった後の帰りを心配してた両親は送りが有ることを話したら私の時はなかったのに今は恵まれてるなぁとあっさり認めてくれた。氏を返る話しをした。旦那の氏を語るのは気持ち悪いとのことだった。
    色々な話しをして夕食を終え店に電話をした。

    2007-02-02 03:15:00
  • 73:

    名無しさん

    よんでるからね?

    2007-02-02 03:43:00
  • 74:

    純子

    私 おはようございます。まいです。今日と明日お休み頂けませんか?
    店長 どないしたん?
    まい 旦那と離婚して色々と手続きとかあるし今は殴られた後がひどいので…
    店長 大丈夫なん?怪我ひどいん?子供は?今からそっち行っていいか?
    予想しなかった言葉が返ってきた。
    まい はい、大丈夫です。今は実家に子供といます。店長 わかった。今日、明日はゆっくり休んで子供の傍にいてあげて…明日また連絡頂戴
    まい ありがとうございます。
    電話を切った

    2007-02-02 04:34:00
  • 75:

    純子



    店の人も大変だ。人事やのに何とも思ってないのに心配するような振りをするから…

    男は信用しない。
    全てが金がなければ…

    2007-02-02 04:37:00
  • 76:

    純子

    私は誓った。
    もう自分と子供の為にがんばろう…
    男はお金の成る木。
    口では優しい言葉を述べても金がなければただのゴミ
    私はここで稼ぐ。
    この世界で…

    従業員も女の子も店長も優しい振りだけ

    総てはお金の為…

    水商売でよく使う手

    男も
    そして 女も

    2007-02-02 04:45:00
  • 77:

    純子


    ここから私はひねくれたのかもしれない

    昔の笑顔を忘れて…
    素直になれなくって…

    そして
    色々な人の人生も狂わせた

    2007-02-02 04:49:00
  • 78:

    純子

    次の日
    私は現住所である役所に出向いた。
    前の晩に偽造した離婚用紙を持って

    2007-02-02 04:52:00
  • 79:

    純子

    係の者に用紙を渡すと疑えもなく受理された。
    氏を代えたいと係の者に伝えると家庭裁判所で手続きしてほしいと言われ先に転居届けをだし、その足で家庭裁判所へ行った。

    2007-02-02 04:59:00
  • 80:

    純子

    家庭裁判所
    普通ではあまり縁のないような場所だった。
    私 すいません。離婚したので氏を変えたいのですが係の人 ではこの用紙に書いてください。
    言われるがままに書いた
    係の者 お子さん居てますね。お子さんもですか?
    私はうなずいた。
    係の者 お母さんは離婚したら新しい戸籍を作りますが、お子さんの場合は離婚しても旦那さんの戸籍のままです。例え氏が変わっても…

    2007-02-02 05:05:00
  • 81:

    純子


    なんでなん?
    子供も氏が変わったら旦那の戸籍じゃなくなるんじゃないの…

    2007-02-02 05:07:00
  • 82:

    純子

    よく話しを聞くと、それぞれの両親の戸籍に私も旦那もいて結婚して二人の新しい戸籍が作ってそこに子供が産まれ夫婦の子として子供の戸籍がつくられた。
    離婚したらお母さんは夫婦の戸籍から抜け新しく戸籍を作る。その時に氏は変わっても子供は旦那の戸籍に入ったままだそうだ。

    ただ家庭裁判所で手続きをして正当な理由があれば子供も旦那の戸籍から新しく作った私の戸籍へ移動できるらしい。私は祈るように手続きをした

    2007-02-02 05:15:00
  • 83:

    純子



    お願いします。うまくいきますように

    2007-02-02 05:17:00
  • 84:

    純子

    家庭裁判所を後にし次は
    実家にある市役所へ行った。
    まず転居届けをだし母子の手続きと保育所の手続きをした。
    なぜか、いくら離婚手続きをして親権は母親であっても母子家庭にはならなかった。
    家庭裁判所の結果待ちになった。
    普通はすぐ母子家庭として認めるが戸籍まで移動する親は珍しく今は母子家庭でもなく父子家庭でもなく離婚した状態らしい。
    なんとも変な状態だ。
    とりあえず認められた場合は今日から母子になるそうだ。でも、今は無理みたいだ。今できることで保育所の手続きをした。
    母子家庭ではなく父子家庭でもない一人親の保育所優先で。でも、母子、父子家庭優先だから順番は『今』は後回しらしい

    2007-02-02 05:30:00
  • 85:

    純子

    お父さんも帰ってきて楽しく晩ご飯を食べてた。
    あいかわらず、じーちゃんばーちゃんは孫には弱い。甘やかし過ぎ…
    それも見ていて嬉しかった
    あ 店長が電話しろ言うてたなあ。まぁいいっか。前の日に連絡入れたし…

    2007-02-02 05:50:00
  • 86:

    純子



    明日から頑張ろう

    頑張って借金かえそう

    2007-02-02 05:52:00
  • 87:

    純子

    朝から大忙しだった。
    電車に乗り託児所まで連れて行きまた迎えに行きお風呂に入って出勤準備をした。
    さぁ〜今日から気合入れるぞ!

    2007-02-02 05:55:00
  • 88:

    純子

    マイ おはようございます。
    店長 まいちゃんちょっと…
    なぜか呼び出された。
    どうせ休んだことと離婚の話しやろ…
    店長 今から一緒にきて
    むりやり連れて行かれた。悪くいえば…
    拉致だ

    2007-02-02 05:58:00
  • 89:

    純子



    どこ行くねん

    何するねん

    このおっさんなに?

    2007-02-02 06:00:00
  • 90:

    純子

    二人は早や歩きをして歩いた。周りはサラリーマンが今夜の飲み場へ行き交う。
    そして私と同じ水商売の子はお客さんと同伴場所、店へ向かう。

    そう。夜になれば嘘の世界だ。嘘の話しが真実になる。

    2007-02-02 22:52:00
  • 91:

    純子


    男 と 女
    二つの生き物があれば
    裏切りがある。

    2007-02-02 22:55:00
  • 92:

    純子

    この人も
    お な じ…

    一体どこへ行くのだろう…
    二人が一緒に歩いてても誰も振り向かない。

    この街は他人のことはどうでもいい…
    力だけだ。お金と力だけ

    2007-02-02 23:00:00
  • 93:

    純子

    ?ここは携帯ショップ? 店長がショップの店員さんと話してる。そして何やら手続きをしたようだ。
    周りの人は私と店長を不思議そうにみてる。
    変な組合せにみえたんだろう…
    黒服とドレスを着た女の子
    どうみても、店の従業員と女の子。普通はドレスで来る子はいない。

    2007-02-02 23:07:00
  • 94:

    純子

    こいつ…


    何考えてる?

    2007-02-02 23:08:00
  • 95:

    純子

    そして紙袋をもって店長がきた。
    店長 はい。まいちゃんにあげるわ
    まい …ありがとう
    中を見たら携帯だった。
    店長 まいちゃん携帯持ってなかったやろ?連絡できんやん(笑)
    店長は新しく買ったプリケーに自分の番号を鳴らしプリケには店長の番号を最初に登録した。

    2007-02-02 23:14:00
  • 96:

    純子

    000店長
    最初のメモリーだ。

    今 思えばここからが二人の始まりだった…


    二人がはじまってどれだけの人の人生を変えたか…
    その時は何もわからなかった

    2007-02-02 23:20:00
  • 97:

    純子

    ――――完結――――

    2007-02-03 04:23:00
  • 98:

    名無しさん

    ↑ちょ、ほんまにやめや 内容読んだ?めっちゃおもろいねんからやめて

    2007-02-03 04:31:00
  • 99:

    純子

    99さん98は本人ではありません。まだまだこれから続くので読んでくれたら光栄です

    2007-02-03 04:49:00
  • 100:

    99

    今まで書き込みせんかったけどずっと読んでます?あたしみたいな子いっぱいいてる思うし頑張ってな?ハラハラしっぱなしです?

    2007-02-03 04:54:00
  • 101:

    純子

    店に戻ったら営業は始まってた。同伴する子が出勤する時間だった。
    私は…同伴なんてまだしたことない。
    入店してまだ一週間も経ってない。指名のお客さんは三人いたぐらい。
    営業が終わり帰る準備をしてるとまた店長が送ってくれるらしい

    2007-02-03 04:56:00
  • 102:

    純子

    送りの車の中
    まい 店長携帯ありがとう!これで営業頑張るわ。
    店長 えっっ?まいちゃん携帯持ってなかったん?
    はぁ〜この人何考えてるんだろ…わざとらしい…
    まい 持ってませんよ(笑)だから今日お客さんに教えました。えらい?(笑)店長 … 連絡つかないから俺専用にしょう思って。
    まい 店長て女の子に自分だけ?と思わすのが上手ですね。さすが水商売の人。店長 意味わからん。俺そんなことしない。
    ちょっと怒ってた

    2007-02-03 05:06:00
  • 103:

    純子

    怒り方も上手なこと
    さすが店長。そんなことでは騙されない。

    何かの本でみたことがある。ボーイは店の女の子を辞めさせない為に擬似恋愛する。

    2007-02-03 05:10:00
  • 104:

    純子

    この時は水商売の世界どころか、昼間の社会もわからない。
    なんせ生まれて初めてした仕事が水商売。
    世間がどんなものかもわからない。
    学生の時バイトでも少ししとくべきだった…後悔…
    今は本でお水の世界を勉強中だ。

    2007-02-03 05:15:00
  • 105:

    名無しさん

    純子101さんありがとうございます。
    今日はこれで終わります。これからはキャバ嬢の本音が炸裂します。そして店長と私。周りの人間模様がなかなか…です。

    2007-02-03 05:23:00
  • 106:

    純子

    家の前に着いた。
    店長とは軽く挨拶をして家についた。
    服を着替えてると電話が鳴った。

    2007-02-04 02:24:00
  • 107:

    純子



    着信
    店長

    2007-02-04 02:25:00
  • 108:

    純子

    なんだろ…
    まい もしもし?
    店長 電話いい?
    まい はい。
    店長 今度ご飯食べに行かへん?もちろんまいちゃんのおごりで。

    こいつ、あほ…?

    まい 店長のおごりやったらいいよ。
    店長 俺 寿司がいい。回らない寿司やで。
    まい おごりで!楽しみにしてます。
    店長 いつがいい?俺いつでもいいよ
    まい まいもだいたいは空いてるので店長に合わすから店長決めてね。
    店長 わかった。都合の良い日を教えて。おやすみ
    電話を切った

    2007-02-04 02:33:00
  • 109:

    純子

    こいつ言いたいことだけ話して電話を切るなよ

    さすが水商売の男やなぁ〜あかん!騙されたらあかん!!軽く流すのに限る。

    2007-02-04 02:35:00
  • 110:

    名無しさん

    元旦那ホンマ最低?

    2007-02-04 12:44:00
  • 111:

    名無しさん

    純子サンがんばって完結して下さい?私も息子いてて同じ母親としてすごいなぁ。って思いました?完結までかげながら応援してます?

    2007-02-04 13:07:00
  • 112:

    名無しさん

    元旦那ホンマ最低?
    この小説おもろいあげ?

    2007-02-04 15:15:00
  • 113:

    名無しさん

    ???

    2007-02-05 05:48:00
  • 114:

    名無しさん

    純子みなさんありがとうございます。私自身下手くそな文でも楽しみにしてるのがわかり励みにまります。ありがとうございます。

    2007-02-05 13:45:00
  • 115:

    純子

    次の日の夕方
    お客さんから今日ご飯行かないか?と誘いの電話があった。行きたかったが同伴のやり方がわからなくて明日にしょうと断った。
    店に行き同伴はどないしたらいいのか?と聞いた。

    2007-02-05 13:49:00
  • 116:

    純子

    女の子は美味しいご飯食べれるよ!普段、自分のお金で行けない場所に行くとか教えてくれた。
    黒服のにーちゃんは、女っていいよなぁ〜仕事して美味しいご飯食べれるもんなぁ〜と言うてた。店長は…黙ってた。私は店長に聞いたら応えてくれた。
    店長 気をつけるなあかんことは車に乗らない。二人っきりになるような人気のない場所には行かない。
    まい ありがとう。

    一番大事なことを頭に叩き入れた

    2007-02-05 13:57:00
  • 117:

    純子

    あまり食べれない。
    好きでもない相手と二人で食べても美味しくない。私は同伴無理やぁ。時間の無駄だ。早く店に行きたい。

    2007-02-05 20:16:00
  • 118:

    純子

    一時間半後にお客さんと同伴で店に入った。着いたら店長を筆頭にみんなが初めての同伴どんな感じ?と聞いてきた。
    まい 何とも言えないなぁ。焼肉食べたけど美味しくなかった!
    そんな話しをしながら楽しく仕事をした。

    2007-02-05 20:43:00
  • 119:

    純子

    今日の帰りは送りの人だった。送りの車の中で女の子同士が話してる

    2007-02-06 03:18:00
  • 120:

    純子

    まいちゃん店長とゆきちゃん付き合ってるんだって。知ってる?ゆきちゃんの家に何回も泊まりに来たと本人言うてた。
    私は軽く聞き流してたが、腹がたった。

    その時、携帯が鳴った。

    2007-02-06 03:22:00
  • 121:

    純子





    着信 店長

    2007-02-06 03:23:00
  • 122:

    純子

    まい はい?
    店長 もう家着いた?
    まい まだ送り。
    店長 誰かいてる?
    まい うん…
    店長 帰ったら電話ちょうだい。
    まい わかりました。

    すぐ電話をきった。

    2007-02-06 03:28:00
  • 123:

    純子

    毎日なんの用なん?

    彼女いてるくせに…。
    やっぱり夜の人間だ。


    やだ
    私 嫉妬?

    2007-02-06 03:30:00
  • 124:

    純子

    帰ったら顔も洗わずに真っ先に店長に電話した。

    店長は何もなかったように普通に話してくれた。
    店長 今日は同伴おめでとう。どこで待ち合わせしてどこ行ってきたん?何時に待ち合わせ?
    私は普通に説明をした。
    店長 お腹空いた!
    突然 なに!?
    まい 店長ゆいちゃんと付き合ってるんでしょ?泊まりに行ったりもしてるのに、まいに電話ばっかりして恨まれるのは嫌やから
    店長 そんなん絶対にない。
    まい じゃもう寝るからおやすみなさい。

    2007-02-06 03:44:00
  • 125:

    純子

    嫌な女
    わたし
    店長のこと好き?

    泣けてきた。
    付き合ってもないのに…

    2007-02-06 03:46:00
  • 126:

    名無しさん

    主さんごめんなんやけど略どうにかならんかな??改行四回までにおさえたら略にはならんしお願いします???

    2007-02-06 04:01:00
  • 127:

    純子

    次の日
    ゆきちゃんは出勤してなかった。ゆきちゃんはこの店のNo1で休んだらかなり痛い存在だ。ゆきちゃんを嫌いな子はたくさんいてた。理由は嘘つきだから…。あることないことを実際にあったかのように話すのが好きらしい。それで今まで何回も揉め事があったらしい。そして悲しいことに現実逃避する癖があり薬物にはまってた。あるボーイは店長はゆきと付き合ってるとは絶対ない。勝手に言うとるだけやん!うっとしいけど売上あるから代表に言われて話し相手してるだけやん!とは言うてた。

    2007-02-06 12:10:00
  • 128:

    純子

    店長の携帯に何回もゆきちゃんから着信があった。店長はずっと無視してた。昨日のことが原因?
    それから店にゆきちゃんから電話があり、何かを店長と話ししてゆきちゃんが出勤してきた。

    2007-02-06 12:16:00
  • 129:

    純子

    古株の女の子の話しによると店長はみんなの話しを聞いたり相談にのったりしてるから女の子が勘違いするらしい。
    出勤してくる代わりに今日はゆきちゃんと営業後にご飯を食べに行くと話してた。

    2007-02-06 12:20:00
  • 130:

    純子

    なんて男やねん 女の子の気持ちを利用するなんて… これやから水商売の男はあかんねん。

    2007-02-06 12:22:00
  • 131:

    名無しさん

    まったくや?あげ?

    2007-02-08 12:19:00
  • 132:

    純子

    それから何日も同じ日が続いた。私は着々とリピートを増やしお店で二番、三番ぐらいまでに昇りついた。
    明日は初めての給料日だ。離婚して初めて全額自分の働いた分がもらえる。
    ウキウキ気分に浸ってた。

    2007-02-09 05:17:00
  • 133:

    純子

    まいさんメッセージです。ボーイさんに呼ばれた。 メッセージはお店にかかってきた電話や伝達を伝える為に店側が決めた合い言葉みたいなものだ。今日は金曜日だ。お客さんからの電話と思い私は電話にでた。

    2007-02-09 05:34:00
  • 134:

    純子

    まい はい。お電話かわりました。まいです。 男 俺や!わかるか?
    声を聞いてすぐにわかった元旦那だ。
    私は一瞬に背筋がゾクとした。
    あの生活が思いだされた。周りは賑やかに話し声やカラオケを唄う声が聞こえるはずが私には周りの音は聞こえなかった。元旦那の俺や!わかるか?…その声だけが頭にズキンときた。

    2007-02-09 05:42:00
  • 135:

    名無しさん

    あげ

    2007-02-10 00:38:00
  • 136:

    名無しさん

    あげます?

    2007-02-10 00:48:00
  • 137:

    名無しさん

    しおり????

    2007-02-10 03:38:00
  • 138:

    名無しさん

    あげ

    2007-02-11 16:16:00
  • 139:

    名無しさん

    あげ?頑張って下さい?

    2007-02-11 21:28:00
  • 140:

    名無しさん

    書いて〜?

    2007-02-16 16:59:00
  • 141:

    純子

    もと旦那だーーー 旦那 俺三日何も食べてないねん。ラーメンも何もない。返すからお金貸してくれへんか?必ず返す。店終わったら車で迎えに行くわ。
    私の金を当てにしてる。
    私 お前に貸す金なんかあるか!あんたに貸すぐらいならその辺のおっさんに投げつけとるわ!もー電話かけてくんな!

    2007-02-27 23:51:00
  • 142:

    純子

    私のすごい怒鳴り声で一瞬に注目を浴びた。
    それからすぐに席に戻り平然を装うてたが、動揺してたと思う。指名客も私のハイピッチの飲む量に驚いてた。私は構わず飲んでた。店長はそんな私を見てまだ酔ってもないし指名客も居るがお客さんに何かを説明して私を上がらした。

    2007-02-27 23:59:00
  • 143:

    純子

    店長 まいちゃん、正樹さん(客の名前だ)には今日は十一時上がりと説明したからもう帰り。着替えたら俺が送るからな。
    私は納得しなかったが、仕事にはならないのは解ってたからうなずいた。
    すぐ着替えると店長は居なかった。黒服が送りの場所に居てるから来てと伝言を伝えてた。

    2007-02-28 00:05:00
  • 144:

    名無しさん

    アゲ

    2007-03-01 01:06:00
  • 145:

    純子

    送りの場所まで行くと店長が車で待っていた。

    2007-03-02 00:07:00
  • 146:

    純子

    店長 まいちゃんモテモテやな〜元旦那さんからラブコールあったやん♪
    こいつ…何考えてるねん?普通は事情はわからなくても状況はわかるはず…。なしてや、怒鳴ってたら…。私は、はぁ〜とどうでもいい返事を返した。その後も何かと訳のわからないことばかり話し正直こいつはアホ?と思ったぐらいだ。普通は仕事の話しとかするだろう…。

    2007-03-02 00:13:00
  • 147:

    純子

    家に近くに着くと店長が、元気だしーや!いつご飯食べに行くん?日にち決めてーや!俺はいつでもいいから。
    私はじゃ今度の土曜の営業後は?と聞くと、いいよ!とのことで約束をして帰った。
    私は家に帰ると顔がほころんでた。嬉しかった。これも仕事なんだと思っても嬉しかった。食事に行く約束したことよりも、何も言わず聞かずに冗談ばかり言うて元気つけてくれることが…。

    2007-03-02 00:22:00
  • 148:

    名無しさん

    あげ

    2007-03-02 03:20:00
  • 149:

    名無しさん

    次も楽しみにしてまふO?

    2007-03-02 10:48:00
  • 150:

    純子

    次の日も次の日もあいかわらず店長は普通にしてた。私だけなぜか店長が気になり始めた

    2007-03-04 02:37:00
  • 151:

    純子

    土曜日ーー 営業が終わりそれぞれが女の子も送りで帰っていく。私だけ同じ方向の子が居たが今日は店に残った。店長と約束してるからだ。ゆきちゃんは私が残ってることに疑いを持っていた。私に送りで帰らないの?とか聞いてきたのだ。その時店長は言うた。
    まいちゃん送り帰ってこないから俺が送るわ。方向一緒やから待っててなぁ。
    わざとらしい言い訳だ。
    同じ方向の子は一人で帰って行った。

    2007-03-04 02:46:00
  • 152:

    純子

    ゆきちゃんは勢いよく怒って帰って行った。私は明日からのことを心配した。ゆきちゃん彼女は六年も店に居てる古株だ。今はNO1だ。私はまだ一ヶ月も在席してない。女の嫉妬は恐い。そんな私の心配はよそに店長は男子従業員より先に店を出た。私はみんなにあいさつを軽くして店を後にした。

    2007-03-04 02:55:00
  • 153:

    純子

    店長 何を食べたい?
    私 なんでもいい。任せる……。
    シーンとした。なんて、無愛想なんだ!普通にするなあかん!
    そんなことを考えながら車に乗り込んだ。窓から反射に見える自分の顔は何とも言えないぐらい情けない顔だ。

    2007-03-04 03:00:00
  • 154:

    純子

    その時何回も店長の携帯に着信が入った。店長は携帯を見たら電話が自然に消えるまで待ってすぐ音をマナーモードにしてた。ブーと振動だけが響いてた。私は聞いたらあかんと思いながら気になり冗談ぽく言うてみた。
    私 電話鳴ってんで。でていいで。それともヤバイ相手?
    あちゃ〜言うてもうた!そう思ったがズバッと言うちゃった!私の勘はゆきちゃんだった。
    店長 ……。何も言わないと思ったが急に電話にでた。

    2007-03-04 03:10:00
  • 155:

    名無しさん

    主さん頑張って書いてな!リアルタイムで読めてうれしい?

    2007-03-04 04:06:00
  • 156:

    純子

    店長ー おつかれさん。今送り中やねん。何?どないした?どこか行こうが行くまいが自分には関係ないやん。俺の彼女でも何でもないし。そうゆうのん止めてくれへん。仕事せーへんとか関係ないやん。俺疲れるし、頼むから疲れることせんどいて!もーそんなんやったら話し聞いたげへんで!わかった。おやすみ〜ゆっくり寝ーやぁ

    2007-03-06 00:59:00
  • 157:

    純子

    これが店長の電話での話した統べてだった。私は察した。相手はゆきちゃんだ。電話から話し声が漏れてた。私が同じ方向の子と帰らなくて店長に送ってもらうのは言い訳で一緒にどこかに行くと察したのであろう…。それで、あの内容ということは店長とは付き合ってないのかなぁ…
    なぜか、そんな期待もあった。

    2007-03-06 03:08:00
  • 158:

    純子

    うどんを待ってる間も何がない普通の話しをした。最近のはまってることやお互いの友達の話し趣味の話し等をしてた。どこから見ても普通のカップル?それかアフターできたお客さんと女の子にしか見えない感じだった。店の話しや元旦那の話しは一切なかった。
    聞いてくれたら話したかった。疲れてたのかもしれないが聞いてくれたら喜んで話してたかも…聞いてくれないのが辛かったし、この人の優しさだと思った

    2007-03-06 16:14:00
  • 159:

    純子

    うどんも食べ終え帰りの車の中も普通に冗談ばかり話して家の近くに着いた

    2007-03-07 02:32:00
  • 160:

    名無しさん

    ??

    2007-03-07 12:03:00
  • 161:

    純子

    なんだか帰りたくなかった。店長と私の間には無言な空気が流れてきた。お互い話しのキッカケを探ってた。
    私 今日はごちそうさま
    店長 次はまいちゃんおごってなぁ〜
    えっっ?次って…!?私は嬉しかった。次もまたご飯行ける

    2007-03-09 04:29:00
  • 162:

    純子

    それから家に着きウキウキ気分でいた。その反面に、何か失敗はしてなかったか…等思い返してた。

    2007-03-29 22:48:00
  • 163:

    純子

    次の日も、また次の日も普通に出勤をしてた。店では女の子と店長。それ以上でもそれ以下でもない。あいかわらず店長好き×?の奴は色々な手を使いアタックしてる。簡単に言えば子供が親にかまってほしい為悪いことをしたり店に来なくて連絡を来るのを待ったり。私は腹立ちながら楽しんでた。

    2007-03-29 22:53:00
  • 164:

    純子

    ゆきちゃんは私に敵対心を抱いてた。彼女が色々な手で気を惹こうとする中私は段々と店長とプライベートでも仲良くなっていった。それを同じ店の女の子に聞いたのであろうか、無視された。もちろん、その頃には彼女と互角かそれ以上の成績であった為に入店三カ月であっても女の子の中では、ゆき派とまい派で別れてた。男子はまい派だった。私はそんなことはどうでも良かった。毎日忙しく遊んでる暇もなかった

    2007-03-29 23:01:00
  • 165:

    純子

    もちろんーーーー
    そんなことに巻き込まれたくもなかった。

    2007-03-29 23:02:00
  • 166:

    アツコ

    凄く続きが気になります!!

    続きはもう無いんですか?

    2007-04-28 14:12:00
  • 167:

    名無しさん

    age

    2007-04-29 17:30:00
  • 168:

    純子

    その願いは虚しく店長とは仲良くなり私が一番信頼できる人、一番大事な人、そしてーーー

    2007-04-30 23:56:00
  • 169:

    純子

       一番好きな人

    でも、本当に好きになったらお客さんみたいに好きとかどっか食べに行こうとか言えない。ましてや、用事もないのに電話したら迷惑?とかウザそう…等悪い方にしか考えていなかった。私にしてくれるのは仕事だから…?本当は本人が言うてるみたいに付き合ってるんじゃないの?

    2007-05-01 00:02:00
  • 170:

    純子

    それから店長とは一度も御飯は行ってない。ゆきちゃんの猛攻撃が二人の溝を作ってしまった。私は好きだけど、ゆきちゃんが仲の良い嬢に付き合ってると話してると私は仕事上だから忘れようと思い店長から電話あると出ずに店で、気付かなかった!何の用やった?と言うようになり他の男子従業員とは仲良く話し店長には仕事での伝達しか話さなくなった。

    2007-05-01 00:12:00
  • 171:

    純子

    大川さんが送り行き他の男子が厨房で片付けして私は送り待ちの時に店長が話してきた。
    俺、まいちゃんに何かした?なんか最近冷たくない?
    ドキッとした

    2007-05-01 00:15:00
  • 172:

    純子

    別に何もないで!何?何か私に嫌なことした?心当たりあるん?冗談ぽく言うてみた。
    店長は、『ないから聞いてるねん。自分頭悪いなぁ〜。』あいかわらずムカつく言い方だ。私『ただ、彼女に勘違いされて攻撃されたくないだけ』嫌みを言うてしまった。

    2007-05-01 00:22:00
  • 173:

    純子

    店長は何も言わない。
    やっぱり事実だから…?

    2007-05-01 00:24:00
  • 174:

    純子

    黙まり続けて二人の間に変な空気が流れた。
    すると、洗い物や片付けを終えたボーイがこっちに歩いてきた。『まいジュース賭けて勝負しょうやぁ〜』『いいよ♪』私は助かった思いボーイの方に駆け寄って行った

    2007-05-01 00:29:00
  • 175:

    純子

    ボーイと遊んでいると、『まいちゃんこれからミーティングやから早く帰りー送り来たし。』店長に言われた。私とボーイは送りの車まで行こうとすると店長が『ミーティングの準備して』とボーイに言い私は店長と送りの場所まで行くことになった。気まずい…

    2007-05-01 00:35:00
  • 176:

    純子

    送りの場所までは店から?、2分その間何も会話はない。送り場所まで着いても、まだ送りの人は来てない。

    2007-05-01 23:48:00
  • 177:

    純子

    おらぁ〜ぴしっ!!
    突然店長が当たったか当たらなかったかわからないぐらいに腕にパンチをしてきた。
    ??なんなん??

    2007-05-01 23:51:00
  • 178:

    純子

    『まいちゃん、メールしたことある?使い方わかる?』と聞いてきた。まい 『あるわ!店長と一緒にするな!あほ』店長 『あるんやぁ。まいちゃんおばちゃんやから使い方わからん思った。ほんまにできるん?』まい 『できるわ。』店長 『じゃメールしょうやぁメルアド教えて』まい『いいよ』お互い交換した。その時はさっきまでとの空気ではなく、楽しい感じだった。

    2007-05-02 00:01:00
  • 179:

    名無しさん

    お互いメルアドを交換した。私 「休む時メールするわなぁ〜」店長 「メールでは受付しません。誰にもメルアド教えたらあかんで。俺メールしないことになってるから」理由は一人の子としてる聞いたらみんな教えろと煩いやん。そうなったらめんどくさいそうだ。その言葉を聞いて嬉しかった。

    2007-05-28 00:19:00
  • 180:

    名無しさん

    .

    2007-05-30 14:48:00
  • 181:

    名無しさん

    続き気になるぅ?

    2007-06-05 14:20:00
  • 182:

    すいません。二年ぶりに更新します。

    2008-08-19 01:23:00
  • 183:

    名無しさん

    送りの車の中でメールがきた。
    『おやすみ(^_-)-☆』
    たったこれだけだ。

    私は愛想もない『おやすみなさい』と絵文字も顔文字もない(笑)

    でも嬉しかった。
    私だけ、私だけ特別に教えてくれる。それだけで嬉しかった。
    でもどうしても素直になれない。
    素直になれないんじゃなく、『好き』な気持ちをばれたくなかった。
    なんせ水商売の男だから…。

    2008-08-19 01:31:00
  • 184:

    それから私と店長の間はいつもと変わらない日常が流れてた。

    変わることは接客中に私がどうしても店長の話題がでたり、店長の視線が感じてお互い眼が合うとそらしたり…そこらへんがメール交換からかわった。
    でも関係は店長と女の子の関係でそれ以上でもそれ以下でもない。

    2008-08-19 01:37:00
  • 185:

    名無しさん

    送りが私と同じ方向の女の子のお客さんがお連れさんと来店してきた。
    同じ方向の女の子は私をお連れさんにと思って指名してくれた。
    そのお客さんと話しの流れでアフターに行くことになった。
    女の子と一緒だから大丈夫?でも店以外は嫌だし。と色々考えたが結局はアフターに行くことになった。
    営業が終わり女の子が『アフター行くから二人送りいらない。』とボーイに話した。ボーイはそのまま店長に話しをした。
    そしたらメールがきた!

    店長『アフター大丈夫なん?』私『ノアちゃん(女の子)も一緒だから大丈夫』店長『でも初めてアフターに行くんやろ?本当に大丈夫?帰りはどうやって帰るん?』私 『店長も店の責任者やからって心配性やなぁ。大丈夫やって』とやり取りをした。
    それから着替えて挨拶をして店を出ようとした。
    でも店長の視線がなんとなく感じて顔を合わせられなかった。理由はないけど何故だろう。
    そのまま顔を見ないで帰ろうとした。

    2008-08-19 01:52:00
  • 186:

    名無しさん

    略うざい。どうせまたかかんくなんねやろ?

    2008-08-19 01:55:00
  • 187:

    名無しさん

    純子ちゃん
    店長が呼んだ。
    ?なんだ?
    店長 終わったらメールして。
    私 わかった
    なんだか嬉しかった。心配してくれてるの?この時は嬉しさを隠しきれなかった。ノアちゃんもお客さんも私のご機嫌にテンションあがりまくってた。
    居酒屋でご飯を食べてると店長からメールがきた。『まだ一緒?早く帰りーや。子供待ってるで』もう帰りそうな雰囲気があったので『会計して帰る』と適当に返信した。
    でもまたノアちゃんは注文して飲んでた。
    それから10分か20分ぐらいしてから着信があった。この雰囲気で電話になんか出れない。
    そのまま無視してるとメールがきて『終わった?』『帰れる?』と二回きてまた着信があった。
    しかたないのでトイレで電話をした。

    2008-08-19 02:07:00
  • 188:

    名無しさん

    店長はすぐ電話にでてくれた。
    店長 何してんの?帰られへんの?
    私 うん。帰れると思ったらノアちゃんが注文したからかえられへんねん。
    店長 子供待ってるんやから明日昼間の仕事あるから言うて置いて帰り。今どこにいてる?どうせ帰れないやろ?迎えに行くから場所教えて
    私 でも置いて帰ったらあかんやろ。それに迎えにくる言うてもタクシーで来たから場所わからない。
    店長 いいから店でて!店出たらすぐ電話して!わかった!
    怒り口調で言われたので『うん』と返事をして言われた通りにノアちゃんを置いて店をでた。
    すぐ電話をしたら『大きな道路に出るてコンビニ捜すかどこか店に入って場所聞いて。そのまま電話繋げたままで』
    私は隣の焼肉屋さんに場所を聞いて伝えコンビニまでの道を教えてもらい店長に伝えた。
    そして電話を繋いだまま歩きコンビニの中に着いたことを話すと電話を切った。店長は車で向かってくれたからコンビニに着いて5分もかからないぐらいに会えた。

    2008-08-19 02:23:00
  • 189:

    名無しさん

    だから略!

    2008-08-19 02:27:00
  • 190:

    名無しさん

    会ったら店長は何も言わずに私の頭をクシャクシャして笑ってた。

    子供扱いしてる?

    腹がたつけど嬉しい。
    私 ありがとう。
    店長 ありえへん。詫びでコーヒー買って。
    私 しゃーないなぁ!店長どれがいいの?
    さっきまでの怒り口調や慌ただしいのが嘘みたいに二人は普通にしてた。

    2008-08-19 02:32:00
  • 191:

    名無しさん

    〜た。
    ばっかやな

    2008-08-19 02:53:00
  • 192:

    名無しさん

    ノアちゃんほってきたけど大丈夫?
    店長 いいぁら。
    私 でも。。。
    しばらくしてノアちゃんから電話がかかってきた。
    知り合いが迎えにきたことにして電話を切った。

    2013-11-13 23:22:00
  • 193:

    名無しさん

    帰りはそのままどこも寄らずに帰った。
    家の前に着いて普通に『ありがとう』『お疲れさん』これで終わった。
    嬉しいけど期待したいけど期待したら自分が自分でなくなると少し怖かった。
    次の日もいつもと変わらない日々が続き、たまに店終わるとご飯を食べに行く。たまにメールをする。たまにドライブに行く。

    2013-11-13 23:34:00
  • 194:

    名無しさん

    ずっとこの状況が続き自分の気持ちが抑えきれなくなった。
    いつもより飲んでた日、送りが店長だったので酔った勢いでついに伝えた。

    『私、店長のこと好き。店長は私のことどう思ってる?』

    2013-11-13 23:40:00
  • 195:

    名無しさん

    店長『酔うてない時に言うて』
    私『酔うてないから』
    店長『酔うてるから。早く寝ーや。おやすみ』
    そして、おでこにキスをして帰った。
    一瞬のことだけど、凄く長く感じた。
    嬉しくて興奮してなかなか寝れなかった

    2013-11-13 23:46:00
  • 196:

    名無しさん

    次の日
    店長は普通だった。何事もなく私に接してる。わたしも普通にしてる。
    昨日のことはなかったより、夢だったのかと思うぐらい普通だった。
    でもその日からメールはかなり多かった。
    もやもやした気持ちのまま日にちだけが過ぎた。
    いつかタイミングをみて言うてみよう。。。。

    2013-11-13 23:52:00
  • 197:

    名無しさん

    事件が起きた。
    その事件が何だったのか今となってはこの小説を書いた時から何年も経過して記憶がハッキリとわからない。
    でも事件が起きた。
    送りの時、勇気を振り絞り次は酔うてない時に伝えた。

    2013-11-14 00:00:00
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