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1:
樹里
早く忘れよう…
そう思えば思う程、あなたは私の頭の中にいつも存在する…
綺麗な思い出だけを残して2007-02-02 12:27:00 -
2:
樹里
「樹里〜!早く行こう!!」
私の手を引っ張って楽しそうに歩く。
吸い込まれそうな大きな目、優しくて、女の子らしい。人形みたいにかわいい彼女は男には不自由しなかった
私の親友…美咲。2007-02-08 22:59:00 -
3:
樹里
いや、違う。
私の親友……だった。
あの日までは…。2007-02-08 23:02:00 -
4:
樹里
「俊くんとはうまくいってんの?」
俊は私の彼氏。付き合って二年ぐらい経つ。彼女の私が言うのもなんやけど、俊はかっこいい。2007-02-08 23:16:00 -
5:
樹里
「うんッ☆もちろん!!」
二年経った今でもラブ?だった。2007-02-08 23:18:00 -
6:
樹里
「いいなぁ〜♪美咲も彼氏ほしいぃ〜っ♪♪」
「すぐ出来るってぇ!!美咲はかわいいねんから!!今日見つかるかもよッ♪笑」
そう!今日は俊の飲み会に樹里はお呼ばれした。だから美咲も連れて行こうと思って誘い出したのだ。2007-02-08 23:27:00 -
7:
樹里
美咲は最近まで付き合っていた彼氏がいた。だけど…あまりいい男ではなかった。仕事も辞め借金してまでハマっていたギャンブル。美咲はそんな彼氏に愛想尽かして別れを告げた。
だから美咲にはいい人が見つかればいいなって思っていた。俊の友達と美咲が付き合えば4人で遊べる…。
そう思って今日、美咲を誘ったのだ。2007-02-08 23:37:00 -
8:
樹里
美咲……
何で俊なん?
私は俊と美咲をくっつけるために呼んだんじゃないんよ…
何でよ…何で俊なんよ…2007-02-09 12:50:00 -
9:
樹里
------------------------
「もしもし?着いたでッ☆」
居酒屋に着き、俊に電話した。
「二階におるから入っておいで!」2007-02-09 12:55:00 -
10:
樹里
階段を上り二階に着くと俊が私に気付き「こっちこっち!」と大きく手招きしていた。
俊の友達にはまだ会った事ない美咲に気を使いながら美咲を皆に紹介した。
「私の親友の美咲やでッ☆かわいいやろぉ?でもぉ〜変な事したら樹里が許さんで!!笑 特に俊!!手出したらシバくで?」2007-02-09 13:01:00 -
11:
樹里
「そんなんするわけないやん;あほかお前!!俺は樹里チャンにメロメロですからぁ〜笑」
俊はそう言ってニコッって笑った。
「樹里チャン愛されてんなぁ」俊の友達はそう言って私達を冷やかし始めた。2007-02-09 13:07:00 -
12:
樹里
「本間仲良いなぁ〜」
美咲は羨ましそうにそう呟いた。
「てかッ!!!うちらの事はどうでもいいねんけど美咲と仲良くしてねッ♪♪」
美咲は俊以外、初めて会う人達ばっかりだから美咲に寂しい思いをさせない様に常に美咲を会話に入れようと必死だった。2007-02-09 13:16:00 -
13:
樹里
時間が経つにつれて美咲はみんなと仲良くなっていった。
「樹里チャンちょっと…」
俊の友達、翔太くんが私の肩をポンポンと叩いて一階へ降りて行った。2007-02-09 13:20:00 -
14:
樹里
ん?何やろう……私…?
ちょっと疑問に思ったけどすぐに翔太の後を追い掛けた。2007-02-09 13:24:00 -
15:
名無しさん
ドキドキ?
2007-02-09 13:25:00 -
16:
樹里
店の外に出て翔太が立ち止まった。
「あのさ…樹里ちゃんに、こんなん言うのもどうかと思うけど……」
翔太は言いづらそうに、下を向いていた。2007-02-09 13:28:00 -
17:
樹里
「何?翔ちゃん…?」
「あのさぁ…美咲ちゃんと俊って前にも会った事あるん?」
「えっ?あるよ!大分前に一回だけやけど…何で?」2007-02-09 13:32:00 -
18:
樹里
そう。美咲は俊と会うのは今日で二回目。俊と出会ったのは合コン。その合コンには美咲も来てたから。
だけど美咲と俊は今日で二年振り…のはず…。2007-02-09 13:38:00 -
19:
樹里
「いやぁ〜俺の勘違いかもしれんけど…俊は普通やねんけど、美咲ちゃんが俊と話す時だけ違うから…何か前にあったんかなって思って…あの二人。」
「はぁ?翔ちゃん何言ってんの!?笑 あるわけないやんかぁ〜!な〜んだ…そんな事やったんや;翔ちゃん、深刻そうな顔するから何かと思ったら…笑」2007-02-09 13:43:00 -
20:
樹里
「そっか☆ごめん、ごめんッ!俺あほやなぁ;(笑) 俊と樹里チャンは仲良くやってんのになぁ〜!!俺、心配性やねん;すまんッ(笑)」
翔ちゃんは両手を合わせ私に謝った後、頭を掻きながら店の中へと入って行った2007-02-09 13:52:00 -
21:
樹里
翔ちゃんの話をあまり気にも止めず私も後を追って店へと戻った。
翔ちゃんが感じた美咲への違和感…その勘が当たってたなんて…。
私は予想もつかなかった。2007-02-09 14:02:00 -
22:
樹里
この日は皆で美咲を家まで送り、私と俊は皆と別れた後、仲良く手を繋ぎ俊の家へと帰った。
2007-02-09 14:06:00 -
23:
樹里
美咲……
あんたは私を利用したんやろ?俊に近づくために…。
私はそのきっかけを作ってしまったんやね…。気付かなかった…。
ねぇ美咲…うちら親友じゃなかったん…?2007-02-09 14:11:00 -
25:
15番?
お疲れさま?またねっ?
2007-02-09 14:21:00 -
26:
樹里
15番さんありがとうございます?
2007-02-11 01:43:00 -
27:
樹里
------------------------「今日ありがとうなぁ〜」
「うんッ☆楽しかったぁ☆美咲も楽しそうやったし!」
「そっか!なら良かった!また美咲ちゃんも誘って皆で飲もうな!」2007-02-11 02:00:00 -
28:
樹里
「うんッ☆」
「樹里…こっち来て……」
俊の腕の中で安らかに眠った。2007-02-11 02:02:00 -
29:
樹里
美咲に対して不信感なんてこれっぽっちもなかった。
この時、翔太の話をちゃんと受け止めてればまた違ったんかな…2007-02-11 02:06:00 -
30:
樹里
朝、目が覚めた。隣にいる俊はまだ眠っている。
今日は日曜日。休みだからゆっくり寝かしてあげよ…そう思いまた目を閉じた。2007-02-13 11:50:00 -
31:
樹里
……り……じゅり…樹里ッ!
「……ぅん………なにぃ?」
俊の声で起こされた。時計を見ると昼前。2007-02-13 11:54:00 -
32:
樹里
「出掛けよッ♪」
子犬みたいに寝起きの私に引っ付いて離れない。
「……ぅん…」2007-02-13 11:58:00 -
33:
樹里
まだ、ぼーっとしている私を俊はベットから出すと洗面所に連れて行く。
「早く顔洗って!!」
洗顔フォームで乱雑に洗った後水浸しの私の顔をフワフワのタオルで俊は綺麗に拭き取った。2007-02-13 12:04:00 -
34:
樹里
「次は化粧ねッ♪」
テーブルの前に座らせ、早くと言わんばかりに化粧品を次々に持って来る。2007-02-13 12:09:00 -
35:
樹里
簡単に化粧を済ませ、俊に言われるがままに服を着る
あっという間に出掛ける支度が整った。
「じゃっ行こっか☆」2007-02-13 12:12:00 -
36:
樹里
ガチャッ…バタンッ!!
いつもこうして着せ替え人形の様に出掛ける準備をさせられた後、二人揃って家を出る。2007-02-13 12:19:00 -
37:
樹里
「今日はどこに…」
「ミナミに買い物やでッ☆」
「さようですか…」2007-02-13 12:20:00 -
38:
樹里
俊は色んな服を見てお気に入りの服を見つけ即購入。
私もちゃっかり服をおねだりして買ってもらった。
街をブラブラした後、夕食を食べて帰る事にした。2007-02-13 12:24:00 -
39:
樹里
何回か行った事のある創作料理のお店に入った。
お酒を飲みながら美味しいご飯。俊とのたわいのない会話。平凡だけど幸せを感じていたところに電話が鳴った。2007-02-13 12:29:00 -
40:
樹里
「もしもしぃ☆」
「もしもしぃ?樹里何してんのぉ?」
後ろがザワザワしているけれどはっきりと聞こえる美咲のカワイイ声。2007-02-13 12:32:00 -
41:
樹里
「今、俊とミナミにいるよ☆ご飯食べてるとこやでッ☆」
「そうなぁん?美咲も今、ミナミにいるぅ☆今一人やねん…そっち行っていい?」2007-02-13 12:35:00 -
42:
樹里
「美咲来るケドいい?」
「あっ!美咲ちゃん?もちろんいいよ☆」
「俊もいいって言ってるしおいで☆」2007-02-13 12:37:00 -
43:
樹里
店の場所を教え電話を切った。
それからすぐに美咲は来た。2007-02-13 12:41:00 -
44:
樹里
「昨日振りッ!!(笑)」
俊は美咲に挨拶をした。
「そうやね(笑)昨日振りッ!」美咲は俊にニコッと笑って私の隣に座った。2007-02-13 12:45:00 -
45:
樹里
「こうやって美咲と俊と三人でご飯食べるの初めてやんなぁ〜☆」
美咲と俊が仲良くなって、こうやって気兼ねなく二人の中に入って来てくれる様になればいいなって前から思っていた。2007-02-13 12:50:00 -
46:
樹里
ただ私は単純に私の大事な人と仲良くなってほしかった。俊と美咲には。
だって二人とも大事で信用してる人だから…。2007-02-13 12:54:00 -
47:
樹里
美咲が俊に打ち解けて来た頃、私はトイレに行った。
何で私は席を離れてしまったんだろう…
美咲はこの時、二人を繋ぐ手段を手に入れたんだ。私がトイレに行ってるすきに…この事に気付くまでにあまり時間はかからなかった。だけど…遅かった。二人は急速に距離を縮めていた。私は知っていながら事の重大さに気付かなかったんだ
二人を信用し過ぎて…2007-02-13 13:04:00 -
48:
樹里
-----------------------この日から何日か経ったある日、私は俊の家に泊まりに来ていた。
俊は仕事で疲れていたせいか、夕食を済ませすぐに眠ってしまった。2007-02-13 13:15:00 -
49:
樹里
まだ眠くない私は俊が起きない様に音量を小さくしてテレビを見ていた。
「♪♪-♪♪♪〜」
テーブルに置いてある俊の携帯が大音量で鳴り出した。2007-02-13 13:18:00 -
50:
樹里
俊が起きてしまうと思い慌てて携帯を開きメールだと確認すると電源ボタンを押した
俊の携帯はテロップが流れる様になっている。2007-02-13 13:21:00 -
51:
樹里
[メール受信中………美咲チャン]
えっ………?今、美咲って…美咲って私の親友の美咲?
まさか…ね……2007-02-13 13:25:00 -
52:
樹里
動揺していた…。
ドクンッ―ドクンッ―ドクッ―
心臓が大きな音で刻み始める。2007-02-13 13:28:00 -
53:
樹里
まさか…まさかねっ…私が知ってる美咲なわけがない
そう自分に言い聞かせる。2007-02-13 13:30:00 -
54:
樹里
確かめるため。疑いを晴らすため。
してはいけない事。
だけど…
俊が起きていないかそっと俊に近づく。2007-02-13 13:35:00 -
55:
「俊……?」私の声も届かずスヤスヤと眠っていた。
俊が起きてない事を確認すると受信BOXから『美咲チャン』という人から届いたメールを開く―" " "07/02/13 13:392007-02-13 13:39:00 -
56:
樹里
―ドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクッ―
《俊くんお疲れ様☆今何してるの?》
一呼吸ついた後、返信を押し宛先を確認した…。2007-02-13 13:43:00 -
57:
樹里
[略]
一呼吸ついた後、返信を押し宛先を確認した…。2007-02-13 13:45:00 -
58:
樹里
《mi-521*****@****》
何で…どうして…
震えが止まらなかった。不安で泣きそうになった。2007-02-13 13:50:00 -
59:
樹里
だってこのアドレスは…
私の親友…美咲のだから。
見間違えるはずがない。携帯見なくても覚える程、何千回、何万回ってメールしてるもんね。だけど…何で…?
何で俊と連絡取ってるの…2007-02-13 13:57:00 -
60:
樹里
[略]
何で俊と連絡取ってるの…2007-02-13 13:59:00 -
61:
名無しさん
リアルタイムだ?
頑張ってね?2007-02-13 14:00:00 -
62:
樹里
こうなったら止まらない。私の指は勝手に動いていた。
受信BOXから美咲の名前を探しだす。
「あった……。」2007-02-13 14:07:00 -
63:
樹里
日付を見ると三人で食事をした日から始まっていた。その日からは何通ものメールが来ていた。
何でこんなにいっぱい… わけがわからなかった。2007-02-13 14:10:00 -
64:
樹里
>>61さん☆見てくれてるんですね!!ありがとうございますッ!!中途半端ですが今日はここまでにします↓↓読みにくいかもしれないですけど;また読んでくれると嬉しいです☆
2007-02-13 14:15:00