小説掲示板エレベーターが止まるまで。のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

夜遊びweb掲示板 関西夜遊びweb掲示板 関西
エリア選択

夜遊び掲示板を検索する

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。

掲示板リストメニュー

エレベーターが止まるまで。

スレッド内検索:
  • 1:

    あい

    ホストが好きだった。
    どうしようもない背徳感めくるめく甘美な夢。

    スリルとドキドキはくりかえし、やりきれない虚無感さえスパイスとなって私を夜の街に駆り立てた。

    2007-02-05 14:16:00
  • 21:

    あい

    午前五時をまわると店も賑わいを増していく。

    大和のお客さんがまたひとり来店した。

    被ってるテーブルは3つ。

    2007-02-09 06:09:00
  • 22:

    あい

    大和「ちょ、ごめん。いってくるわ!」

    と言葉を残したまま、大和は席まわりをはじめたので、私は大勢の中での一人の時間を楽しんでいた。

    ヘルプの言葉には適当に相槌をうちながら、今、自分がいるホストクラブという空間に身をゆだねて物思いに耽った。

    2007-02-09 06:16:00
  • 23:

    あい

    店内は爆音の音楽が溢れている。

    [笑っていれば適当に過ぎてく毎日だけれど、とりまいてる現実を避けてるだけなのかもね]
    聴くだけであのときを思い出すフライミーソーハイ。
    狂ったような陽気さでリアルな現状を歌うそれは、私を含めた客全員、否、ホスト達さえまでをも揶揄するかのようだった。

    2007-02-09 06:29:00
  • 24:

    あい

    店の中央には大きな円柱の電灯があり、淡いブルーの光を放っている。

    ぼうっとした虚ろな光の奥に焦点の定めどころをさがしながら、又煙草を口につける。

    騒がしい店内には一切関与していないかの如く、私はただただゆったりと時間を揺らした。

    2007-02-09 06:35:00
  • 25:

    名無しさん

    ?

    2007-02-16 00:49:00
  • 26:

    あい

    黄昏遊びも飽きてきて、店内を見渡し大和の姿をさがした。

    大和はちょうど斜め前の席で接客中だった。

    接客されている女は安キャバにいそうなギャルだった。

    2007-02-17 03:20:00
  • 27:

    あい

    自分の中でいやらしい感情が渦巻く。

    《勝ってるよな》

    そんな考えもちな時点で低俗である自分には敢えて気付かないふりをする。

    2007-02-17 03:24:00
  • 28:

    あい

    多分、大和はそのギャルに色営なんだろうなと感じ取れた。

    【需要と供給】

    ホストは商品である。

    2007-02-17 03:29:00
  • 29:

    あい

    ギャルの目は、大和に対して抱く明らかな恋愛感情を物語っていた。

    そして出来る範囲で大和もそれに答えているのであろうことが読み取れた。

    不必要な程、至近距離で話す二人が視界の隅にちらつくのが不快にかんじられた。

    2007-02-17 03:33:00
  • 30:

    あい

    見たくない。

    ━━━けれども見てしまう━━━。

    葛藤する自分。そんな己の器の小さささえも苦痛だった。

    2007-02-17 03:36:00
新規レスの投稿
名前 (8文字まで)
E-mail
必須本文 (750文字まで)
エレベーターが止まるまで。を見ている人におすすめの掲示板

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。
※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。