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アンナノヒヨコ
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1:
アンナ
慌ただしく仕事に行く支度をするいつもと変わらない私の日常。
胸ポケットにはいつでもヒヨコがいるんだ
2007-02-16 06:12:00 -
191:
アンナ
とりあえずあまり関わりたくない人物なのは確かだったため軽くお辞儀をしてサッと帰ろうとした。
゛グイッ゛
「ひぃ!!」いきなり腕を掴まれ我ながら情けない声を出してしまった。
「ちょっ…話したいねん」春は変な事を聞いたからか?少し笑いながらちょっと待ってて!それだけ言って急いで買い物を済ませ店から出てきた2007-03-08 05:03:00 -
192:
アンナ
春とまともに話すのは今日が初めてと言ってもおかしくない。それに年上。かなり緊張していた…
話しの内容はなんとなく分かっていた。まさとの事。
正直まさとの話しなんてどーでもよかった。まさととは何の関わりもないんだから。とりあえず早く帰りたい!!それだけだった2007-03-08 05:07:00 -
193:
アンナ
「ごめんな…いきなり。」近くの公園に移動し煙草に火をつけ春は言った。
「いえ…暇なんであたし…まさと君の話しですか?」
自分から切り出して良いものなのか分からなかった。…が、春がなかなか切り出さないため私から切り出した。春は深く頷きそのまま下を向いて話しだした2007-03-08 05:12:00 -
194:
アンナ
「淳也…殺ったんは……………まさとやねんやん」
一瞬時間が止まった様な気がした。言葉が出てこない。まさとを疑っていたとはいえ、いくらまさとでも…そういう気持ちもあったからだ。
まさとの一番の友達の春が言うのだから……淳也君を殺した犯人は確実にまさと………なんだ。2007-03-08 05:23:00 -
195:
アンナ
確信したと同時に堪えようのない悲しみと怒りがきっと表情に出ていただろう。
「……あいつ、淳也が死んだ日の夜中に…俺んちきてん。顔とか服に血ついててポケットからナイフ出して"殺ってもた"って何回も呟いてた。笑いながら」2007-03-08 05:27:00 -
196:
アンナ
「…あいつの目…いっとったわ。多分薬で…。」
「……たくない…………」「えっ?」
「んな話し聞きたない!」私は耳を押さえて泣きじゃくり目をグッと閉じた。
‐淳也君は薬で頭のおかしい奴のせいで死んだんだ‐2007-03-08 05:32:00 -
197:
アンナ
「ごめん…ごめんな……」少し震えた私の肩を春は静かにさすりながら呟いた。春が悪いわけじゃない。ただまさとが死んでしまった今、誰に怒りをぶつければいいのか分からずひたすら春に怒りぶつけた。
‐まさとが憎い‐2007-03-08 05:38:00 -
198:
アンナ
「……はい」
少し落ち着いた頃、春が自販機でジュースを買ってきてくれた。
「ありがと…ございます」泣いて赤くなった目を隠すようにキャップを深く被りジュースを受け取る。
しばらく無言になり気まずい空気が流れる。2007-03-08 05:43:00 -
199:
アンナ
「…あの、まさと…君は薬で亡くなったんですか?」先に沈黙を破ったのは私だった。
「誰が言うてた?」
「まさと君のお母さんが多分そうやって…」私が聞いたのに逆に聞き返され少し自信なく言うと春はボソッと何か言葉にした。
「えっ?」2007-03-08 05:49:00 -
200:
アンナ
「あいつは多分……誰かに殺された…と思う」
それを聞いた瞬間まさとの携帯の未送信メールが頭をよぎった。
「私この前…」
春にまさとの家に行った事、ナイフを見つけた事、携帯を見た事全て話した。2007-03-08 05:57:00