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イラナイ子

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  • 1:

    ちぃ

    昭和62年12月16日
    あたしが産まれた日…それはおじいちゃんが死んだ日でした。

    2007-03-20 03:54:00
  • 2:

    ちぃ

    あたしが生まれる3時間程前、お母さんのお父さん。
    あたしのおじいちゃんが亡くなった。
    あたしはおじいちゃんの事をよく知らない。ただ亡くなった日の朝まで凄く元気で、突然の死だとそうです。

    2007-03-20 04:01:00
  • 3:

    ちぃ

    ばたばたした空気の中、あたしは予定日よりも2週間も早く産まれて来た。未熟児とまではいかないものの、本当に小さかったと言うのを父方のおばあちゃんから聞いた。

    2007-03-20 09:03:00
  • 4:

    ちぃ

    皆が悲しみに打ちひしがれる中、あたしの誕生は喜ばれる事も無く、タイミングの悪い子や。と、お母さんには物心ついた頃から『あんたのせぃでお母さん、おじいちゃんの死ぬ時そばにいてあげられへんかってんから。』

    2007-03-20 09:08:00
  • 5:

    ちぃ

    ウチのお母さんは、父子家庭で育った。おじいちゃんはお母さんが結婚して家を出るまで一生懸命育ててくれたそうで、お母さんはおじいちゃんとすごく仲がよかったみたい。

    2007-03-20 09:26:00
  • 6:

    ちぃ

    そのおじいちゃんの死に目に会えないってすごくツライ事なんだと思う。
    けど産まれるタイミングなんてあたしが決められる事じゃない。

    2007-03-20 09:34:00
  • 7:

    ちぃ

    あたしには、3つ上のお兄ちゃんと4つ下の妹がいる。お兄ちゃんが産まれた時も妹が産まれた時も誰も死んでいない。
    あたしはお母さんから見たら死に神扱い。

    2007-03-20 09:42:00
  • 8:

    ちぃ

    小さい時あたしは殆どおばあちゃんに育ててもらった。どこかに連れて行ってもらうのもおばあちゃん。幼稚園の送り迎えもおばあちゃん。幼いながらも、お兄ちゃんはお母さんやのに何であたしはおばあちゃんなんやろ?って思ってた。

    2007-03-20 09:51:00
  • 9:

    ちぃ

    小学生くらいになってくると、お母さんの冷たさが分かってきた。
    あたしは妹と遊ばしてもらえない。お兄ちゃんは妹が赤ちゃんの頃から抱っこしたり、遊んだりしてたのに……

    2007-03-20 14:39:00
  • 10:

    ちぃ

    あたしは妹が嫌いやった。お母さんは妹ばっかり構ってあたしの事には無関心。テストで100点とろうが妹が一泣きすればあたしの存在は消えてしまう。

    2007-03-20 14:44:00
  • 11:

    ちぃ

    だけど、おばあちゃんは違った。あたしが100点取れば『ちぃちゃんは賢いなぁ。頑張ったなぁ』って言ってくれるし、おやつがなければ『おばあちゃんと散歩いこか?』と言ってお菓子を買ってくれる。

    2007-03-20 14:47:00
  • 12:

    ちぃ

    一度おばあちゃんにアイスを買ってもらって公園で食べてた時に、お兄ちゃんに見つかった事がある。お兄ちゃんはそれをお母さんに告げ口した。

    2007-03-20 14:50:00
  • 13:

    ちぃ

    あたしは怒られた。おばあちゃんも怒られた。『お母さん!何であの子に勝手にお菓子買ったりするんです?洋がかわいそうでしょ!?』
    『かわいそうなんはちぃちゃんや!あんたがちぃちゃんの分おやつ用意したげへんから買ってあげるんや!』

    2007-03-20 14:54:00
  • 14:

    ちぃ

    『それはあの子が好き嫌いするし、おやつ食べたら晩御飯残すからです!勝手な事はせんとって下さい!』『そしたらご飯減らしたげたらいいでしょうが!洋君だって残す事あるでしょ!子供は同じように育ててあげなあかん!』

    2007-03-20 14:58:00
  • 15:

    ちぃ

    そんな言い合いはしょっちゅうあった。ケンカが始まる度にあたしのせいや!って思ってた。どんだけケンカしてお母さんに何を言われても、おばあちゃんはずっとあたしの味方でおってくれた。

    2007-03-20 15:01:00
  • 16:

    ちぃ

    おばぁちゃんの事は大好きやった。けど、やっぱり幼い頃は母親の愛情が欲しい。
    参観日には来てほしいし、運動会だって、音楽祭だってやっぱりお母さんには見に来てほしかった。

    2007-03-20 15:04:00
  • 17:

    ちぃ

    あたしのそんな願いも虚しくお母さんが行事事に来てくれたのは小学校六年間の内5回くらいだった。入学式・運動会・懇談会・修学旅行説明会・卒業式。
    運動会はお兄ちゃんが居るから来てたような物やし、修学旅行説明会に至っては渋々だった。

    2007-03-20 15:11:00
  • 18:

    ちぃ

    "お兄ちゃんの時に説明聞いてますから大体の事は分かります。"
    と言うのがお母さんの参加しない理由。
    "お兄さんの時とは行き先も日程も違いますし、万が一ケガされた時とか困りますので…"
    と言われたからだ。

    2007-03-20 15:14:00
  • 19:

    ちぃ

    渋々でかけたお母さんは帰ってきてからすごく不機嫌だった。あたしは一人で修学旅行の準備をした。そしておばあちゃんに見送られて家を出た。皆は親が学校まで見送りてた。

    2007-03-22 17:11:00
  • 20:

    ちぃ

    あたしは幼なじみが2人いて一人は駿ちゃん。男3兄弟の長男でしっかりしてる。と、浩だった。浩は一人っ子のせいがすごいわがまま。ガキ大将みたいな奴やけど、弱っちい。寂しがり屋。

    2007-03-22 17:15:00
  • 21:

    ちぃ

    あたし達は家が近いからよく3人で遊んでた。浩はわがままやけど、駿の言う事だけゎよく聞いてた。2人の両親はスゴく優しい人で、女の子が家にいないから遊びに行ったらいつも良くしてくれてた。

    2007-03-22 17:20:00
  • 22:

    ちぃ

    修学の日も2人ともおばちゃんが送りに来てた。バスの窓から見るとあたしにも『気ぃつけて行っておいでな!』って声をかけてくれた。めっちゃ嬉しかったのを覚えてる。

    2007-03-22 17:24:00
  • 23:

    ちぃ

    修学旅行の?日間あたし達は殆ど3人で行動してた。あたしはあんまり社交的でゎないタイプで、嫌いな子とか仲良くない子には自分から話かけない。クラスの女の子達はそんなあたしを『男好き』とか『ぶりっ子』とか言ってた。

    2007-03-22 17:31:00
  • 24:

    ちぃ

    そりゃあたしだって女の子やから、女より男の方が好きさ。女の子は腹黒い。皆で集まって悪口大会。遊ぶって言ったら室内遊び。あたしは家で遊ぶより外に出て野球したりザリガニ捕まえたりローラーブレードとか秘密基地作ったりしてる方が好きやった。

    2007-03-22 17:35:00
  • 25:

    ちぃ

    あたしの服装だって、皆が着てたカワイイスカートとかじゃなくて、お兄さんのお下がりばっかり。可愛い服に憧れたりしたけど、買ってもらえない。
    駿も浩もあたしの服装をバカにしたりしないけど、周りは(特に女の子)オトコオンナ!って言ってた。

    2007-03-22 17:42:00
  • 26:

    ちぃ

    修学旅行が終わり学校に帰って来た時もやっぱり迎えは来てなかった。あたしは駿と浩に『バイバイ』って言って帰ろうとした。けど、駿のおばちゃんが『一緒に帰ろ!送ってあげる!』って言って車に乗せて帰ってくれた。おばちゃんの話では、あたしが修学旅行に行ってる間に、おばぁちゃんが、自分は車も自転車も乗れないから一緒に連れて帰って来てください。とお願いしに来たらしい。

    2007-03-22 17:47:00
  • 27:

    ちぃ

    あたしは嬉しくて家に帰って一番におばあちゃんの元に行きお礼を言った。そしておばあちゃんにもらったお小遣いで買って来たシャモジのお守りみたいなんともみじまんじゅうを渡した。家族にも買って来てたもみじまんじゅうはなぜかおばあちゃんが『自分で食べてなさい』って言ったから部屋にかくしておいた。

    2007-03-22 17:51:00
  • 28:

    ちぃ

    あたしが中学生になる頃には親の関心は完全にお兄ちゃんと妹にしか注がれなくなってた。殆ど毎日お母さんとはケンカしてたし、兄弟とも口をきかなくなってた。

    2007-03-22 17:57:00
  • 29:

    名無しさん

    みてるよ

    2007-03-22 18:01:00
  • 30:

    ちぃ

    あたしは頭悪かったから運動頑張ろう!と思って毎日クラブを頑張ってた。先輩が厳しくてもあたしは耐えたし、苦手な人付き合いも少しづつしてた。駿も浩もそれぞれクラブに入ってて、帰りは大体一緒やった。1日のグチを言い合ってまた明日!みたいな感じで。

    2007-03-22 18:03:00
  • 31:

    ちぃ

    中学生最初の運動会。あたしはその頃にはクラスの子達ともある程度なじめてた。出場種目を決めるホームルームで日々クラブで鍛えた体力を試したくてあたしは1000?走に立候補した。3学年3クラス。あたしの学校は生徒数が少なかった。各クラス2人づつ。男女別での競技。

    2007-03-22 18:09:00
  • 32:

    ちぃ

    あたしはどうしても一番をとって親に誉められたかった。だから毎日クラブでも走り込みは人一倍頑張ったし基礎体力作りも今まで以上にセット数を増やして頑張った。
    クラブが終わった後も、駿と浩に付き合ってもらってランニングしたりした。

    2007-03-22 18:12:00
  • 33:

    名無しさん

    >>29サン
    ありがとう?
    見て貰えてたら嬉しいです?更新にかなりムラあってすいません??

    2007-03-22 18:13:00
  • 34:

    ちぃ

    運動会当日。必死で親を説得して見に来てもらった。着々と各種目が過ぎていき、あたしの出場種目が近づいて来る。あたしは1000?走以外で無駄な体力を使いたくなかったので、借り物競走と、午後一番の競技クラス対抗選抜リレーにしかエントリーしてなかった。

    2007-03-22 18:18:00
  • 35:

    ちぃ

    1000?走は午前最後の競技。段々近づくにつれてすごい緊張してきた。先輩とかクラスの子達に頑張れ!とか応援してもらいつつ集合場所に。
    入場してスタートラインに立つ。皆が凄い早そうに見える。

    2007-03-22 18:29:00
  • 36:

    ちぃ

    パン???
    スターターがピストルを鳴らす。大丈夫。ちゃんとペース配分も考えてるから。自分に言い聞かせ足を踏み出す。走り出してすぐに差が出てきた。あたしは辛うじてトップグループだった。

    2007-03-22 18:32:00
  • 37:

    ちぃ

    後の事を考えて体力残しておきたい。けどココで抜けて差をつけたい。
    あたしは色々考えてたけど、観覧席を見て差を付けようと思った。

    ダレモミテナイ…

    2007-03-22 18:37:00
  • 38:

    ちぃ

    あたしの家族は誰もあたしの走ってる姿なんて見ていなかった。

    2007-03-22 18:40:00
  • 39:

    ちぃ

    あたしはトップに走り出た。実況アナウンスが響く。《今トップに出てきたのはー!一年生の○○さんです!ここで差をつけてトップでゴールか!残りは後2周です!》
    グラウンドに引かれた白線は一周200?。

    2007-03-22 18:45:00
  • 40:

    ちぃ

    あたしの名前が呼ばれれば見てくれるだろう!
    あたしは考えた。それからは周りを見る余裕も無く、声援も耳に入らない。後ろに迫る気配と自分の心音。焦る気持ちに足がついてこない苛立ち。ラスト一周までは何とかトップを保ち続けた。

    2007-03-22 18:48:00
  • 41:

    ちぃ

    ラスト一周。半分過ぎたくらいにフって誰かに抜かれた。焦った。集中できない。後ろから来る足音が気になって仕方ない。前を走る人との差が縮まらない。ちょっと踏み込めば縮まる差のはずやのに!

    2007-03-22 18:51:00
  • 42:

    名無しさん

    おもろい??頑張って

    2007-03-22 18:52:00
  • 43:

    ちぃ

    苛々する。ゴールが近い。焦る。最後の50?くらいであたしはラストスパートをかけた。まだいける!って思ってた。だけど、皆も体力残してる。前の人に追いつきたい!ちょっとでも差縮めたい!

    2007-03-22 18:54:00
  • 44:

    ちぃ

    結局一番は3年の先輩。あたしは2位。ほんのちょっと。3歩くらいの差やったのに……
    あたしはくやしくて仕方なかった。その後3位の子がゴールしたのはあたしがゴールしたちょっと後やった。

    2007-03-22 18:57:00
  • 45:

    ちぃ

    >>42サン
    ありがとー?
    そう言ってもらえたら嬉しいです?頑張って更新しますね?

    2007-03-22 18:59:00
  • 46:

    ちぃ

    あたしがすぐ後ろから聞こえてくると思ってた足音は気のせいだった。後でクラスの子から聞いた話では、あたしがトップに出た時点でだいぶ差がついてたらしい。その後の先輩の追い上げが凄くて1、2位争いが競ってただけで後は見たままの順番だったそう。

    2007-03-22 19:02:00
  • 47:

    ちぃ

    クラスの子や先輩が『やるやん!凄かったで!頑張ったな!おめでとう!』て言ってくれた。
    嬉しかった。あの頑張り認めてもらえた。後はお母さん達に『頑張ったやん!』って言ってほしかった。

    2007-03-22 19:05:00
  • 48:

    ちぃ

    生徒の退場が終わり、昼食のアナウンスが流れる。あたしは急いで生徒席から親の居た所に走った。

    あるはずのビニールシートが無くなって家族が居なくなってた。

    2007-03-22 19:25:00
  • 49:

    ちぃ

    近くに浩の家族が居たから話かけてみた。
    『おばちゃん!ちぃのお母さんとかどこ行ったか分かる?』
    『ちぃちゃん頑張ってたなー!おばちゃん応援しとってんで!聞こえとった?皆帰りはったで?』
    『…ありがとぅ……』

    2007-03-22 19:35:00
  • 50:

    ちぃ

    お母さん達帰ったんや…何も言うてくれへんかった…
    あたし頑張ったよな?
    体力作りもしたし、トレーニングもいっぱいしたよな?お母さんそれ知ってるよな?
    何で何も言うてくれへんの?あたしが一番じゃなかったから?やっぱり2番やったらあかん?

    2007-03-22 19:52:00
  • 51:

    ちぃ

    あたしは泣きそうになったからおばちゃんに『また遊びに行くわ!午後のリレーも出るから見て行ってな!』ってだけ言って走って校舎に戻った。

    2007-03-22 19:54:00
  • 52:

    ちぃ

    あたしはそのままクラスに戻らんかった。学校の裏に駿と浩とで作った秘密基地に行った。
    あたしはそこでひたすら泣いてた。普段誰も来ない所やし、基地ではあたしの居場所があったから安心できた。

    2007-03-22 19:59:00
  • 53:

    ちぃ

    あたしがうづくまって泣いてたら、人の足音が聞こえてきた。『こっち来んなよ!』って思ってたら『ちぃ!』って呼ばれて顔を上げた。
    駿があたしのカバンを持って立ってた。

    2007-03-22 20:03:00
  • 54:

    ちぃ

    駿はあたしのクラスに行ってあたしが戻って来てナイ事を聞いたらしい。で、わざわざカバンを持って探しに来てくれた。
    『お前何泣いてん?弁当食ってないんやろ?早よ食わな昼休みなくなんで!浩もココ来るから3人で食ぉや!ちぃの弁当!』あたしは駿が来てくれて更に涙が出てきた。

    2007-03-22 20:08:00
  • 55:

    ちぃ

    駿は『何やねん?どないしてん?』ってびっくりした顔してた。あたしは泣きながらお母さんの事を話した。駿は真剣に聞いてくれてた。
    『おばちゃんまだそんなんやねんや…』
    駿がポソって言った。

    あたしはびっくりして『どーゆー意味!?』って聞いた。

    2007-03-22 20:12:00
  • 56:

    ちぃ

    『お前には言ぇへんかったけどな、俺も浩もちぃの家の事知ってるねん。ちぃがどーゆー扱い受けとるとか…ちぃがぁんま家の話とかせんやろ?だから俺らもその話には触れんかってん。』
    あたし達は幼稚園からね付き合い。知ってても不思議じゃない。けどあたしは2人に家族の話をしたのはすごく僅か。どっから情報仕入れて来たん?って思ってた。

    2007-03-22 20:17:00
  • 57:

    ちぃ

    あたしは小学校の4年生くらいからお父さんによく怒られてた。今で言う《虐待》的なもの。
    怒られる原因は色々あった。テストの点数が悪い。帰って来るのが遅い。行儀が悪い。兄弟とケンカした。口答えした。
    日常の些細な事で怒られる。

    2007-03-22 20:21:00
  • 58:

    ちぃ

    怒られる度合いはお父さんの機嫌によって違うかった。ビンタ・ゲンコツで済む時もあれば竹の定規とかフライパンで殴られる時もあった。一番びっくりしたのは掃除機のゴミ吸う所。あたしはゴミ扱いかいな!って思った。
    お父さんに怒られる度にあたしは体に傷を作ってた。誰かに聞かれても『お兄ちゃんとケンカした』って言ってた。

    2007-03-22 20:28:00
  • 59:

    ちぃ

    駿も浩もその傷が何かを全て知ってたそうだ。『うちのな…オカンに昔聞いてん…お前生まれる時にじぃちゃん死んでるんやろ?それでおばちゃんお前に冷たいって。おっちゃんにしてもやで。お前ん家の前通ったら怒鳴り散らしとる声聞いたって人いてるし。お前が夜家放り出されて玄関の前で一人でおったりするやろ?そんなんオカンから聞くねん。』

    2007-03-22 20:50:00
  • 60:

    名無しさん

    あげ?

    2007-03-22 22:40:00
  • 61:

    ちぃ

    駿も浩も全部知ってたんや…
    『俺も浩もちぃの事心配やってんけど、お前が何も言わんから何も聞けんかってん。今までごめんな。』
    『…いつから知ってたん?』
    『俺は結構昔から…小4くらいん時かな?そん時はあんまり意味分かってなかった…浩はちょっと前やで6年の真ん中くらいやったかな?俺から話てん。』
    『………そうやったんや。』

    2007-03-22 22:49:00
  • 62:

    ちぃ

    あたしはそれ以上何も言えへんかった。しばらくしたら浩が走って来た。『浩。俺あの事ちぃに話してん。』
    『え!ちぃにゎ駿言わんって言うてなかった?』『ちぃのおばちゃんら…帰ってもぉたらしいわ。』『いつ!?』『多分昼休みの放送入る前や。』『んぢゃちぃの走ってるトコは見てたんや…』『ちぃが行った時にはおらんくなってたって。』

    2007-03-22 22:53:00
  • 63:

    ちぃ

    『そうか…ちぃ!午後のリレーは俺らが応援してるやん!お前は青組のエースやねんから!』
    『とりあえず飯食えよ。腹へってるやろ!リレー走られへんで!』
    『うん。食べるわ。』
    あたしは駿の持って来てくれたお弁当を食べた。あんまり食べる気なかった。半分くらい食べてあとは駿と浩にあげた。

    2007-03-22 22:59:00
  • 64:

    ちぃ

    あたしはその後のリレーをガムシャラに走った。アンカーだったのでゴールテープを一番に切った。クラスの子もクラブの先輩も浩と駿の両親も凄い誉めてくれた。頑張ったねって言ってくれた。一番見てて欲しい人は、そこにはいなかった……。

    2007-03-22 23:22:00
  • 65:

    ちぃ

    運動会が終わってからまた3人で帰った。帰り道で浩が『うちで打ち上げや!帰って着替えたらうち集合やで!』
    そう約束して帰った。家に帰るとおばあちゃんとおにいちゃんしかいなかった。『おばあちゃん!ちぃ今日運動会で1000?走で2番やってん!3学年合同で2番やってん!』『そうか!ちぃちゃん凄いな!よぅ頑張った!皆に自慢できるわ〜!』やっぱりおばあちゃん大好きやと思った。

    2007-03-22 23:29:00
  • 66:

    ちぃ

    あたしはシャワーを浴びてから着替えておばあちゃんに声をかけた。『浩の家で運動会の打ち上げしてくるわ!夜帰って来るってゆっといて〜』
    あたしは浩の家に出かけた。駿はもう着いてるかな?と思いつつ、チャイムを押す。
    『はい?』『あ!ちぃ!』『開いてる!リビングおるゎ!』『おじゃまします〜!』駿の靴があった。早いなと思ってリビングに向かう。来なれた家。

    2007-03-22 23:34:00
  • 67:

    ちぃ

    『しゅ〜ん!ひ〜ろ!早いな……』
    リビングに入りながら言ったあたは言い終わる前に体が固まった。

    2007-03-22 23:37:00
  • 68:

    ちぃ

    《運動会お疲れ〜!!》あたしは一生あの光景を忘れない。浩の両親に駿と浩。テーブルには丸い丸いケーキ。あたしの好きな食べ物。ドリア・唐揚げ・ポテトサラダ・チキンナゲット・チーズオムレツあたしが小さい頃からずっと好きなメニュー。

    2007-03-22 23:43:00
  • 69:

    ちぃ

    『浩のおばちゃんからメール来てな、ちぃの好きな食べ物何?って。でお前と別れた瞬間浩から電話かかって来て一瞬で来いってさ。(笑)訳分からんと来てみたら納得!みたいな!』
    あたしは嬉しくなって泣いた。本間に嬉しかった。浩の気づかいも、おばちゃんの優しさも、駿があたしの好きな物を覚えていてくれた事も。

    2007-03-22 23:49:00
  • 70:

    ちぃ

    あたしはその日本当に心から幸せな時間を過ごした。おばちゃんもおっちゃんも自分の子供みたいにあたしに接してくれた。駿も浩もよく笑って三人とも本当の兄弟みたいな食卓だった。

    2007-03-22 23:52:00
  • 71:

    ちぃ

    浩の家でのパーティーも終わり。現実の待つ家に。駿が帰り道に『何かあったら俺とか浩とかに言えよ。俺らで何ともできんとしても、お前には浩のおっちゃんもおばちゃんも味方やん。ウチのオカンとオトンも!だから何でもこれから話せよ!』
    あたしはまた泣きそうになりながら『ありがとう』って言った。

    2007-03-22 23:57:00
  • 72:

    ちぃ

    家に帰るとやっぱり現実だった。何事も無かった1日。部屋に戻って一人で本を読んでた。浩の家での楽しかった事を思い出しながら。幸せな気分だった。妹が来るまでは……

    2007-03-23 00:02:00
  • 73:

    ちぃ

    ガチャ。部屋の扉が開いた。見ると妹が立ってる。『何?』と聞くと妹は『ダッサ!2番て何?お母さんもお父さんも来て損したって言うてたで!時間無駄にしたって!必死な顔して走ってたなー!めっちゃブッサイクで笑えたゎ。あの後なー○○行ってご飯食べて来てん。その後な、アイスも食べにハーゲンダッツも行ったし♪めっちゃおいしかった!あんたのしょーもない運動会より100倍くらい楽しかったわ!』


    あたしの中で何かがブチ切れた。

    2007-03-23 00:08:00
  • 74:

    ちぃ

    あたしは妹を蹴り倒してた。体を鍛えて筋肉が結構付いてたあたしのキックは小学生の妹を蹴り倒すには充分威力があった。倒れた妹にビンタをくらわす。妹は髪の毛をひっぱったり腕を引っかいたりしてたけど全く効かない。効く訳がない。普段お父さんからされてる事に比べたら可愛い物やった。

    2007-03-23 00:14:00
  • 75:

    ちぃ

    妹を掴んで殴る。泣き出した。泣きながらも抵抗してるつもりか蹴りとばそうと必死だった。
    ちょっと可哀想になって来たから手を離して『出ていけや!』って叫んだ。妹を部屋から追い出す。部屋の扉を閉めて窓を開けた。その瞬間…階段を登る足音が聞こえた。あたしはすぐに分かった。お父さんや。あの独特のドスドスした足音。今日はだいぶ怒ってる。どの位怒られるんやろ?妹の事やからなー。

    2007-03-23 00:20:00
  • 76:

    ちぃ

    部屋の扉がバンッ!!!って開けられた。その瞬間にあたしは感情を切り替える。泣いても許してもらえる訳じゃないなら無駄に体力を使いたくない。運動会の事もあって相当怒ってる。『お前なぁ!妹泣かして楽しいんかぃ!えぇ!?蹴り倒したそうやないかぃ!何してくれとんだ!!』

    2007-03-23 00:25:00
  • 77:

    ちぃ

    蹴り来る!って思った。右や!って思った瞬間に素早く軽く右の頭をガードする。その頃には大体の予想が付くようになってた。行動パターンゎ決まってるから。ガードしてもやっぱり蹴り飛ばされる。まるでサッカーボールやなって思う。あんまり痛くない。大丈夫。あたしが普通の顔してるのが気に入らないのか、今度は髪の毛をつかみビンタ。右から来るから軽く顔を背けてダメージ軽減する。けどこれはタイミング外して失敗した。バッチィィィンって鳴った。音は派手やけどそこまで痛くない。

    2007-03-23 00:31:00
  • 78:

    ちぃ

    ビンタは音が派手やから大げさに痛いフリする。相手はダメージ与えたと思う。あたしは怒られてる時ずっと痛いフリの演技とダメージ軽減させる事ばっかり考えてる。その日はお父さん意外な行動に出た。

    2007-03-23 00:35:00
  • 79:

    ちぃ

    髪の毛を掴んだまま引きずり一階に向かった。あたしは今までに無い行動で回避の仕方が分からない。そのまま階段を降りる。コレはさすがに痛かった。リビングまで引きずられて行った。そこではいつも通りだった。

    2007-03-23 00:42:00
  • 80:

    ちぃ

    お父さんの蹴りがあたしの横腹に当たった。当たり所が悪かったのかあたしはあたしは吹っ飛んだ。そのままベランダの窓ガラスに突っ込んだ。

    2007-03-23 00:50:00
  • 81:

    ちぃ

    ガシャーーン!!!!
    あたしは窓ガラスを突き破って縁側から庭に飛ばされた。大した顔ではないけど、反射的に顔を守ってた。腕と足が数カ所切れてた。ビックリしすぎて涙も出ない。お父さんも予想外だったのか、それ以上何もしてこなかった。ただ一言。
    『…散らかしたガラス片付けとけよ…』

    2007-03-23 00:55:00
  • 82:

    ちぃ

    なるほど。お兄ちゃんが焦る訳や。あたしの左目の上がザックリ切れてダラダラ血が出てる。お化けみたいやった。軽く水で流した。血は止まらない。タオル汚すと怒られそうやから、ティッシュで押さえる。そのままリビングに戻ると丁度お兄ちゃんがガラス片付け終えた所やった。

    2007-03-23 01:09:00
  • 83:

    ちぃ

    『片付けありがとう。何かちぃの顔お化けみたいやな。』『あほか。部屋戻っとけ。』『うん。ごめんな。』あたしは部屋に戻って鏡の前に立った。うでと足わき腹もちょっと青じんでた。顔は…別にいつもの事。けど顔の切り傷の言い訳が思いつかない。椅子に座って考えてみる。まぁ適当に言うか…と思ったらお兄ちゃんが部屋に入ってきた。

    2007-03-23 01:27:00
  • 84:

    ちぃ

    『びっくりした!乙女の部屋やねんからノックせぇよ。』『ドコに乙女なんかおんねん。お岩さんもどきしかおらんがな!』『お岩さんより若いわ!どないしたん?』お兄ちゃんは手に救急箱を持ってた。『どーせ消毒してへんやろ?』『打ち身をどない消毒するん?(笑)』『顔や!』『大丈夫やろ。』『だいぶ血出てるやんけ。もぅちょい気にせぇよ!座れ!』

    2007-03-23 01:33:00
  • 85:

    ちぃ

    あたしは床に座った。お兄ちゃんが向かいに座る。変な感じがした。『なぁこんな洋と喋るん久々ちゃう?』『せやな。俺お前苦手やしな。』『嫌いの間違いやろ?(笑)』『何かなお前いつも無表情で何考えてるか分からんもん。』『何も考えてへんから無表情やねん。』『あほには何言うても無駄か…』あたしらは久々に一緒に冗談を言い合って笑った。お兄ちゃんは顔以外にもアホほどマキロンを吹きかけてた。
    しみるっちゅうねん!

    2007-03-23 01:39:00
  • 86:

    ちぃ

    あたしは今日の事を話してみた。『ちぃ今日運動会やってんやん。で1000?走で2番やってん。ちなみに、クラス対抗の選抜リレーはアンカーで一番やってん。どぅ思う?』『お前聞き方間違ってるやろ。凄いやろ?とか頑張ったやろ?とか普通聞くで。』『そんなん別にどーでもええねん!』『…普通に頑張ったんちゃう?1000?のとかは3学年合同やしな。リレーはお前の力だけちゃうしな。前の子らが頑張ってたんちゃうん?(笑)』『ちゃんと1人抜きました!余裕勝ちやったわ!(笑)』

    2007-03-23 01:47:00
  • 87:

    ちぃ

    『まっ!お前にしたら頑張ったやん!おめでとうさん!』何か恥ずかしかった。今までお兄ちゃんとこんな会話した事なかった。お兄ちゃんが知らん間に成長してた。傷の手当てをしてもらい、お兄ちゃんは部屋に戻った。あたしの部屋を出る時なぜかあたしはお兄ちゃんに『洋!ありがとぅ。また喋ってな?』って言った。『ホンマあほやな。兄弟でこの会話おかしいから!しかも喋ってな!じゃなくて喋ろな!やろ!国語勉強せぇ国語!(笑)』お兄ちゃんは笑ってた。けど、あたしにはちょっと照れ笑いにも見えた。

    2007-03-23 01:55:00
  • 88:

    名無しさん

    おもろい

    2007-03-23 02:00:00
  • 89:

    ちぃ

    あたしはすぐに眠り込んだ。左瞼あたりがズキズキしてたけど、あんまり気にしやんかった。初めてお兄ちゃんっていいなって思った。

    2007-03-23 05:16:00
  • 90:

    ちぃ

    次の日目覚めたらやっぱり体が痛かった。わき腹の所々に青タンができてるし、顔も切った所が昨日よりも腫れ上がって顔を洗うのが凄い痛かった。運動会の次の日学校は休みだったけど、クラブの練習はあった。体中が痛かったからあたしは休んだ。この顔で行くのも嫌だった。言い訳をゴロゴロしながら考えてたけど、何も思いつかない。
    駿と浩に相談する事にした。2人に電話をかける。昼過ぎに基地に集合にした。休みの日3人で集まる時は雨の日以外は大抵基地で集まってた。

    2007-03-23 05:27:00
  • 91:

    名無しさん

    親最低やな

    2007-03-23 05:40:00
  • 92:

    名無しさん

    ありえへんな妹も。ばりきしょいわ。主頑張れ???????????

    2007-03-23 12:10:00
  • 93:

    名無しさん

    がんばっ?

    2007-03-23 16:02:00
  • 94:

    ちぃ

    皆ありがとぅ??今からちょっと更新します?

    2007-03-24 03:21:00
  • 95:

    ちぃ

    基地に行ったらまだ誰も来てなかった。あたしはケータイを持ってなかったからすごい不便やった。しばらく一人でいたら駿と浩が一緒に来た。
    あたしは髪の毛で傷を隠して2人に『遅いって〜!暇やったわ〜』って手招きした。

    2007-03-24 03:27:00
  • 96:

    ちぃ

    2人はあたしに近づくなり『どないしてん!』て声を揃えて言った。その息のピッタリさにあたしは笑って『いつものケンカやん今回激しかってな、ホラコレ。何てゆったらいいと思う?』あたしは傷を見せながら言った。

    2007-03-24 03:53:00
  • 97:

    ちぃ

    2人とも傷を見てびっくりしてるみたいやった。あたしは一部始終を話て言い訳を考えてと頼んだ。浩は無言であたしの傷ばっかり見てる。駿は『病院行かんで大丈夫なんか?』って聞いてくれた。『顔より体のあちこちが痛いゎ。青タンだらけや!』と言ってお腹の青タンを見せた。

    2007-03-24 04:06:00
  • 98:

    ちぃ

    更に2人はびっくりしてた。『ちぃ…いつもこんなんなってたん?』浩がポソっとあたしに聞いた。『もぅちょい軽い時もあるで。今日のはヒドイ方やな。で・何か思いついた?』『まずソノ傷何とかしなあかんやろ。絆創膏貼るとか…』『ないゎ』『俺んちある!』とりあえず浩の家に移動した。

    2007-03-24 04:19:00
  • 99:

    名無しさん

    呼んでるさ

    2007-03-24 09:50:00
  • 100:

    ちぃ

    浩の家で今更ながら絆創膏を貼り、駿が『傷見せへんかったら、カミソリで切れたとでも言うたら?あんまりバレへんのんちゃうかな?』駿の言った通り、絆創膏で隠してたら特に何も突っ込まれなかった

    2007-03-24 20:31:00
  • 101:

    ちぃ

    体育とかで着替える時はトイレで時間潰して教室に人が少なくなってから着替えた。傷は目立たなくなり普通に着替えれるようにはなったけど、傷はまだうっすら残ってる。

    2007-03-24 20:36:00
  • 102:

    ちぃ

    そのケンカ以来お父さんと口をきく事が全くなくなった。と言うより家族と食卓を囲む事が無かった。あたしはクラブを本気でやり出し終わってから自主トレで帰りが遅くなった。家で居場所がなくなったあたしはクラブの中で居場所を掴んでいった。

    2007-03-24 20:44:00
  • 103:

    ちぃ

    頑張った甲斐があり、春には先輩に混ざってスタメンとして試合にも出る事ができた。バスケしてる時はホンマに楽しかったからスタメンに選ばれた時は嬉しかった。試合に出る為にはちゃんとしたバッシュが必要やった。

    2007-03-24 20:49:00
  • 104:

    ちぃ

    買ってもらえるハズもなく、あたしは先輩に相談して、古くなったバッシュを譲ってもらった。古くも何でもよかった。あたしはコレで試合に出る準備を整えた。もちろん駿と浩には一番に報告した。一応お兄ちゃんにも言ってみた。『よかったやん。おめでとさん』って言ってくれた。お兄ちゃんとはあの日以来ごくたまに話するようになった。

    2007-03-24 20:55:00
  • 105:

    ちぃ

    初めての試合は緊張しまくってたけど、めっちゃ楽しかった。勝ったときはすごい爽快やった。

    2007-03-24 21:04:00
  • 106:

    ちぃ

    その頃のあたしはクラブが生きがいだった。2年生になって好きな人もできた。あたしは今まで駿と浩と一緒にいる事が多くて、周りには男の子が多かった。女の子扱いされる訳じゃなくて、ほぼ男扱い。恋愛対象に入るハズがない。

    2007-03-24 21:11:00
  • 107:

    ちぃ

    駿と浩に色々手助けしてもらったりして、2人で遊びに行く事ができた。女の子らしい服とか持ってなかったあたしは友達についてきてもらって買い物に行った。あたしの少ないお金で買える物は限られていて、結局服は友達に借りる事にした。

    2007-03-24 21:16:00
  • 108:

    ちぃ

    あたしが張り切って女の子らしくしても結果はダメやった。普段の印象って大切やと。

    2007-03-24 21:20:00
  • 109:

    ちぃ

    中学生の恋って幼かったと今になって思う。彼氏できた事もあったけど、やっぱり駿とか浩と一緒におる方が気が楽やったし楽しかった。たまにお父さんとケンカしたりしたけど、その時は殆どかわしたりできたから問題なくなってた。

    2007-03-24 21:30:00
  • 110:

    ちぃ

    中2の冬。おばあちゃんが死んだ。心臓発作やった。あたしはクラブの練習中。秋にはキャプテンになってた。おばあちゃんが死んだ日はあたしの誕生日の3日前。お葬式やらであたしは自分の誕生日を忘れてた。それよりも一番の見方のおばあちゃんが死んでしまった事がすごいショックやった。

    2007-03-24 21:35:00
  • 111:

    ちぃ

    おばあちゃんはずっと体調が悪かったけど、いきなりすぎた。自分の死期が分かっていたのか、あたしの部屋の机の引き出しに手紙とお金を残してくれてた。

    2007-03-24 21:39:00
  • 112:

    ちぃ

    手紙には
    〜ちぃちゃんへ〜
    もうすぐお誕生日やね。14才おめでとう。おばあちゃん今までちぃちゃんに何もしてあげられへんくてごめんなぁ。年寄りはいつ死ぬか分からへん。そのせいでちぃちゃんがずっと辛い思いしてきたんは可哀想すぎるわ。ちぃちゃんは強い子に育ってや。将来子供産んだとしても皆同じに愛情注いであげなあかんよ。何があっても親は子供を守ってあげなあかん。おばあちゃんはお父さんの育て方間違えたんかも知れへん。

    2007-03-24 21:47:00
  • 113:

    ちぃ

    ごめんな。ちぃちゃんこれから幸せになりや。今まで辛かった分ちぃちゃんは幸せになれるから。もぅお父さんもお母さんもアテにしたらあかん。周りに居てくれる人を大切にしぃ。お金を貯めて早くこの家出て暮らした方が幸せや。頑張って生きるんやで。ちぃちゃんはおばあちゃんの自慢の孫やからな。ありがとう。おばぁちゃんより

    2007-03-24 21:53:00
  • 114:

    ちぃ

    あたしはお葬式が終わりしばらくしてからこの手紙を見つけた。読みながら号泣した。おばあちゃんがあたしの事こんなに心配してくれてた。大好きやったおばあちゃんは死んでからもやっぱりあたしの味方でいてくれた。封筒にはおばあちゃんが『少ないけど何かの時の為に』って5万円も入れててくれた。あたしは大切にそのお金を使おうと思った。

    2007-03-24 21:57:00
  • 115:

    ちぃ

    おばあちゃんが死んでからしばらくはずっと落ちてたけど、駿も浩も元気付けてくれた。あたしは段々立ち直ってきた。

    2007-03-24 22:34:00
  • 116:

    ちぃ

    それからは何事もなくいつもと同じように過ぎて行った。あたしは3年生になり修学旅行やった。今回の修学旅行も自分で用意した。あたしはおばあちゃんね残してくれたお金を少しだけ使いいる物を揃えた。

    2007-03-24 22:45:00
  • 117:

    ちぃ

    お小遣いも持って行けたし楽しい修学旅行だった。その写真を撮ったたりり思い出も残せた。長崎でカステラを買っておばあちゃんに買って帰って供えた。

    2007-03-24 22:59:00
  • 118:

    ちぃ

    あたしは3年間運動会には1000?走に出続けた。2年3年とも一番になれた。だけど、家族は誰も見てくれてなかった。

    2007-03-24 23:12:00
  • 119:

    ちぃ

    浩と駿は違う学校だった。あたしはどっちかと同じ学校がよかった。浩は正直アホで私立しか行けなかった。あたしは私立なんて行く気がなかったから駿と同じ学校を選んだ。

    2007-03-24 23:28:00
  • 120:

    名無しさん

    あげ

    2007-03-25 12:45:00
  • 121:

    ちぃ

    受験ギリギリになってあたしは駿に急かされ勉強を始めた。クラブでキャプテンをしていた事と運動会での活躍もありあたしの内心はかなりよかった。後は入試で平均点さえ取ればよかった。あたしは数学が大嫌いだったから数学は捨てて他の科目しか勉強しなかった。

    2007-03-25 19:45:00
  • 122:

    名無しさん

    あげ?待ってるよ?

    2007-03-26 21:10:00
  • 123:

    チーコ

    見てます?頑張ってね?

    2007-03-26 23:52:00
  • 124:

    名無しさん

    みてるよ

    2007-03-27 00:27:00
  • 125:

    ちぃ

    皆さんありがとぅございます?更新遅くてごめんなさい???見てもらえてたら嬉しいです?今からちょっと更新しますね☆

    2007-03-27 04:23:00
  • 126:

    ちぃ

    なかなか勉強に身が入らないまま卒業式を迎えた。やっぱりお母さんもお父さんも来てくれなかった。代わりに浩と駿のおばちゃんが写真をいっぱい撮ってくれた。『オメデトウ』も言ってくれた。クラブの後輩達も色紙や花束をくれたし、友達も手紙を書いてくれてた。ホンマに嬉しかった。中学校の友達・先輩・後輩達は今でもあたしの中では凄い掛け替えのない存在。

    2007-03-27 04:34:00
  • 127:

    名無しさん

    泣きました?

    2007-03-27 08:05:00
  • 128:

    ちぃ

    卒業式が終わり家に帰る。誰もいない。お父さんは仕事。お母さんは友達とでも出かけてるんか、妹もお兄ちゃんも学校だろう。あたしは真っ直ぐおばあちゃんの仏壇のある和室に向かった。仏壇の前に座りカバンから卒業証書の入った筒を取り出した。おばあちゃんに見せる。

    2007-03-29 02:10:00
  • 129:

    ちぃ

    『けど、クラブも続けたいねんな、どーしよ?あはは!何だかんだでちょっと楽しみかも!まぁ受かったらの話やけどなぁ。今から浩ん家で卒業祝いしてくるゎな!』
    あたしはおばぁちゃんにそぅ言って部屋に戻った。さっと着替えて部屋を出ると帰って来たお兄ちゃんに会った。

    2007-03-29 02:44:00
  • 130:

    ちぃ

    この頃のお兄ちゃんは親みたいやった。むしろ親よりも親っぽい事を言ってくれてた。さり気なくお父さんから守ってくれてた時もある。お父さんの機嫌が悪い時はあたしに教えてくれてたし、ケンカになりそうになれば話をそらせてくれてた。そんなお兄ちゃんにはちょっと感謝してた。

    2007-03-29 02:57:00
  • 131:

    ちぃ

    浩の家でご飯を食べて楽しい時間を過ごした。浩の部屋で話もした。浩『俺はもぅ学校決まってるケドさーちぃいけるんか?』ち「大丈夫ちゃう?そんな賢い学校ちゃうし。」駿〈ちゃんと勉強してんか?〉「あんまり……」『てかさー俺だけ学校ちゃうやん?今までみたいに集まりできひんくなるやろなー』〈家こんだけ近かったらいつでも集まれるやんけ!〉「浩さみしいんやろーあんたがアホ過ぎるからしゃあないで!」『俺アホやけど顔いいから大丈夫!!』【大丈夫の意味が分からんから!!】駿とハモった。

    2007-03-29 03:05:00
  • 132:

    ちぃ

    入試の日の朝。あたしはいつもよりも早起きした。近所の神社に行き賽銭を投げ込む。五円玉2枚。『ちぃと駿が合格できますように!』それだけお願いして家に帰る。制服に着替えて準備をしてたらお兄ちゃんが来た。『入試頑張ってこいよ〜まぁよっぽどアホちゃうかったら落ちひんやろうけど。ハイこれやるわ。』またお兄ちゃんはコンビニの袋を渡した。中身の確認。

    2007-03-29 03:17:00
  • 133:

    ちぃ

    〈10秒チャージ!2時間キープ!!〉のアレが入ってた。しかも2つ。『何でコレなん?』『駿とお前のんや。何となく気合い入りそうやん?』『気合いの象徴?(笑)まぁありがとー行ってくるわ!』『ん。落ちるなよ!』『ハイハイ!』そのまま駿の家に行くと台所から濃い匂いがしてきた。『おばちゃん?おはよー何か濃い匂いすんねんけど?』

    2007-03-29 03:23:00
  • 134:

    ちぃ

    『ちぃちゃんおはよー。駿起きてるで!ご飯出来てるから皆呼んできて!』『分かったー。』あたしは駿の部屋に行き『ごはんできたって!下りてきぃや!』とだけ言ってその隣の部屋に行った。隣の部屋には駿の弟達が寝てるハズ。そろっと扉をあける。爆睡してる。あたしは2人に近づいて飛び乗る。『翔!龍!起きれ!メシじゃー!』『ゥグッ……』変なうめき声出して2人は迷惑そぅな顔しながら起きた。『おばちゃんが起こしてって言うてんもんー。早よ下行くで!』『ちぃちゃん…もぅちょっと優しく起こしてや!そんなんしてたら彼氏できひんで!』まだ中1の翔に言われる。笑いながら隣で龍が立ち上がる。『りゅ〜ぅ〜ちゃ〜ん!』今度は龍に飛び乗りエビぞりを決めた。

    2007-03-29 03:36:00
  • 135:

    ちぃ

    男の子は多少の事で泣く事ないから遊んでて楽しい。しばらく3人でじゃれてたら駿が来た。『ちぃ!早くメシ食え!時間なくなんぞ!翔も龍も早よ下りて来い!』【はぁぁぁ〜い】やっぱり駿はお兄ちゃんや。駿とキッキンに行くとテーブルの上には[カツ丼]が……

    2007-03-29 03:40:00
  • 136:

    ちい

    『…またベタな…』『ちぃちゃん早く食べてしまいや!縁担ぎのカツ丼やから!』多分ソレは夜ご飯として食べてたら凄い美味しかったと思う。ジユーシーなカツにトロトロ卵、炊きたてのご飯。駿のおばちゃんは料理上手。けど、さすがに朝からカツ丼はキツかった。頑張って胃袋に流し込み味噌汁でシメる。『ふぅーごちそうさま!おばちゃん美味しかったゎー!』『食べた?コレで合格できるからな〜』

    2007-03-29 11:27:00
  • 137:

    ちぃ

    『おばちゃん…カツ丼で合格できたら皆食べてるよ。まぁ気持ちの問題やろなぁ。』『そぅやで!気持ちが大事!駿呼んできて!そろそろ家出るから。車乗って待っててー』言いながら車のキーを渡される。駿は部屋でカバンに荷物を入れてた。『駿ーもぉ行くってさ!用意できてる?』『うん!あ!お前ちゃんと受験票とか持ってきたんか?』『うん!あ…コレあげるゎ!洋がくれてん!』

    2007-03-29 15:05:00
  • 138:

    ちぃ

    『またベタな感じの!多分今日の弁当にもトンカツとか入ってんで…ありがとぅ!貰っとくゎ!』『皆ベタなん好きやなぁ…あ!おばちゃんが車乗っとけやってー』『ベタついでにハイ。ちぃも一応持っとき。』駿は【合格祈願】って書いた赤い御守りをくれた。『ベタベターズやな(笑)ありがと』あたしはソレをかばんにつけた。

    2007-03-29 15:11:00
  • 139:

    ちぃ

    車に乗って待ってたらおばちゃんがすぐに来た。あたしと駿の受験する学校は自転車で40分くらいかかる。この日は送ってもらう事になってたけど、学校受かればかなりメンドクサイ。朝やから道も混んでる。ちょっと早めに出てよかった。
    学校に着いて『頑張りや!!』っておばちゃんは帰って行った。あたしと駿は途中まで一緒にいたが試験の始まる10分前にはそれぞれの教室に戻った。

    2007-03-29 15:16:00
  • 140:

    ちぃ

    受験教室は男女別だった。あたしの中学校から受けに来てる女の子はいなかった。男の子は駿を入れて5人。教室で喋る相手もいなく一人でボーっとしていた。周りは同じ学校同士の子達が集まっていた。試験の監視の人達が入って来ると皆席についた。
    【ジリリリリリリ】
    試験が始まった。

    2007-03-29 15:19:00
  • 141:

    ちぃ

    国語・数学・英語・社会・全部で4科目だった気がする。あたしがちゃんとできたのは、国語と英語だけだった。数学はホンマにボロボロで適当な答えを取りあえず書いておいた。試験が終わり駿との待ち合わせ場所に向かった。まだ駿は来てなかった。ボーっと座っていると、50?くらい先に見覚えのある顔があった。

    2007-03-29 15:26:00
  • 142:

    ちぃ

    『うん。前一緒にいてるとこ見て声かけたら彼女って言うてたもん。』『それ最近!?』『えっとなー4日くらい前かなぁ?』『めっちゃ最近やん!知らんかったゎ……帰って聞いてみよ!』『最近仲良くなったよな〜洋君何かとちぃの事気にするようなったし!こないだ…卒業式終わった後ソコで洋君に会ったらコンビニ拉致られてな、ちぃの好きなん何って聞かれたもん。』
    ナルホド……だからあの時あんなにナイスチョイスやったんか……

    2007-03-29 16:13:00
  • 143:

    ちぃ

    我が兄ながら大ざっぱ……
    『もし?今何してん?そーなんや。今から来れん?妹がお前に聞きたい事あるらしーわ。おー待ってるゎー。』テキトー!!
    『今から来るってさー』『展開早すぎるねんけど!てかどんな人なんよ?ギャルとか怖いで?』『まぁ…普通の奴やゎ。』『名前は?』『ゆかオレと同じ年。ショップでバイトしとるから服とか詳しいんちゃうか?』

    2007-03-29 16:34:00
  • 144:

    ちぃ

    お兄ちゃんは春から専門学校に行くらしい。美容師になりたいと…彼女サンも一緒の学校らしい。情報が少ないまま彼女サンが家に着いてしまった。電話が鳴る『おー開いてるから入れー二階上がって!誰もいーひんから。』階下から『お邪魔しまーす』って声が聞こえ軽快にトントンと階段を登る音。緊張した。『ちぃ部屋教えたって。』お兄ちゃんに言われあたしは部屋のドアを開け顔を出す。『あの…ここです。』キョロキョロしていたゆかサンはあたしの姿を確認するとトトトと部屋に走って入って来た。

    2007-03-29 16:41:00
  • 145:

    ちぃ

    その頃のあたしは髪は短く男みたいやった。運動してたからスリムやったけど、顔も別に可愛い!って訳ぢゃなかった。ゆかサンはあたしに『んぢゃぁ〜どんな感じになりたいー?キレイ系ギャル系可愛い系色々あるやんー?』『取りあえず…女の子らしくなりたい!』『んーちぃちゃんの顔の系統的ゎー……キレカワ系でいこか!』キレカワ系???ナニソレー?ってのがあたしの気持ちやった。

    2007-03-29 16:58:00
  • 146:

    ちぃ

    『取りあえずな、髪の毛色変えてみよ?あーゆか妹おらんから何かこーゆーの楽しい♪』『けどまだ合格発表前で…』『学校どこ受けたん?』『○○です』『ほんだら大丈夫!友達行ってる子おったけど校則緩いって!』『そーなんや……』『金パとかせんから大丈夫!ちょっと色入れるくらい!で!エクステ付けよう!だいぶ雰囲気変わるでー♪ピアスとかも大丈夫?』『多分…』『んぢゃゆかの家の方が色々都合いいな〜。ヨウ!行くで!』『ハイハイ。』ゆかさん凄い!マイペースなお兄ちゃんより更に上を行ってる……

    2007-03-29 17:07:00
  • 147:

    ちぃ

    あたし達は3人でゆかサン家に向かった。お兄ちゃんと出かけるの初めてやった。途中でドラッグストアに寄り毛染めを買ったあたしはドレがいいか分からなかったから全てゆかサン任せにした。薄いベージュに近いブラウン。お兄ちゃんが買ってくれた。ゆかさんの家に着き部屋に行く。早速肩にタオルを掛けられイヤーキャップをされる。あっと言う間に染め粉を塗って行く。されるがままのあたし。お兄ちゃんはまたマンガ読んでるし!

    2007-03-29 17:16:00
  • 148:

    ちぃ

    時間を置いて流すとキレイに染まった髪の毛に感動した。『うわー!何か頭浮いてる!え?軽い感じするー!』『なかなかの出来やな♪よし!次はーメイクやな!』ゆかサンはそれから眉毛の整え方を熱心にレクチャーしてくれた。それからマスカラやらチーク・アイシャドウ・アイライン・ベースとか色々教えてくれたけど、一気に覚えられなかった。今度また教えるって約束してその日は帰った。帰り道お兄ちゃんは『マイペースやけどおもろい奴やろ?』って言ってた。あたしはお兄ちゃんが彼女紹介してくれて何か嬉しかった。

    2007-03-29 17:27:00
  • 149:

    ちぃ

    あたしとお兄ちゃんが家に帰ると家族全員が帰ってた。『ただいま〜』とお兄ちゃんが言うとリビングから妹が顔を出した。あたしの顔を見ると、『おとーさん!おかーさん!ちぃが髪の毛染めてる!!』と叫んだ。あたしはお兄ちゃんの方を見た。『何とかなるやろ〜』とマイペースな返事。リビングからお父さんが出てくる。『お前!卒業したからって調子乗りよって!何も言ゎんかったらソレか!ええ加減にせぇよ!!』掴みかかりそうな勢いやった。『俺がやってん。学校行く前に一回人のんしときたかったから。他の奴探して頼むの手間やって、帰って来たらちぃがおったから丁度よかってん。』 お兄ちゃんがフォローしてくれた。

    2007-03-29 17:41:00
  • 150:

    ちぃ

    お兄ちゃんはやっぱり守ってくれた。帰り道であたしは浩と駿に見せてから帰るから先帰ってて!って言うたけど、『遅いから明日にせぇよ』って言うてた。ゆかサンの家に行くのも別にあたしだけ行ってもよかったのに付いて来てくれた。普段『ただいま』とか言わんのに今日に限って言った。あたしと一緒に帰って来て、一緒におる時にお父さんに見つかった方が言い訳しやすいからやった。何も考えてないようで色々考えてくれてる。お父さんもお兄ちゃんがそぅ言ったから『そうか…あんまりやり過ぎんなよ。』ってしか言ゎへんかった。

    2007-03-29 17:47:00
  • 151:

    ?

    途中メッチャ泣いた?
    ちぃチャン頑張ってな???

    2007-03-29 22:37:00
  • 152:

    名無しさん

    誰がきもいって妹死ぬほどきっしょいな

    2007-03-30 02:09:00
  • 153:

    名無しさん

    いや、親が一番きしょい?妹もロクな人間に育たんやろけど。

    2007-03-30 09:35:00
  • 154:

    ちぃ

    >>166サン>>167サン>>168サン
    読んでもらってありがとうございます?色々な意見あると思いますけど、妹ゎお母さんにベタベタに育てられたんで仕方ないんですよ?読みにくいとかあったら指摘して下さいね?また読んで貰えたら嬉しいです?

    2007-03-31 19:39:00
  • 155:

    ちぃ

    あたしは部屋に戻って鏡の前に立った。今までと違う自分。髪の色を変えて眉毛を少しいじったダケでこんなに変わるんだと思った。あたしは机の引き出しを開け、その中から封筒を取り出す。中には4万円。修学旅行で少し使ってしまった。こんな事でこのお金を使ってはいけない気がした。

    2007-03-31 19:49:00
  • 156:

    ちぃ

    あたしはエクステを付けるのにいくらくらいかかるのか分からなかった。封筒を机に直して一階に降りる。キッチンに行きお湯を沸かす。家族はもぅご飯を食べ終わった後だった。キレイに食器が片付けられている。炊飯器を開けてみると空っぽだった。溜め息をついて戸棚を開けて。パスタを取り出し適当にお湯に入れた。冷蔵庫からウィンナー・人参玉ねぎ・ピーマンを出してきて切るフライパンを温めて炒め塩胡椒を振りお湯を切ったパスタを入れ混ぜる。ケチャップで味付けしてあたしの晩ご飯はできた。

    2007-03-31 20:06:00
  • 157:

    ちぃ

    ここ最近は家族と一緒にご飯を食べてなかった。ご飯の時間にリビングに降りてもあたしの分はないから。行くだけ惨めになる。浩や駿のおばちゃんが食べさせてくれる時もある。コンビニでお弁当を買うお金もないから自分で作った物を食べていた。今日はナポリタン。豪華な方だった。

    2007-03-31 20:11:00
  • 158:

    ちぃ

    そんな会話してる内にお兄ちゃんはご飯食べ終わってた。あたしが食器を片付けてる間もリビングにお兄ちゃんはいた。ちゃんと片付けておかないとお母さんに怒られてしまう。
    片付けが終わるとお兄ちゃんが『アイス食いたいな…コンビニ行くけどお前も行く?』『行く!』2人でコンビニにでかけた。お兄ちゃんが雑誌を買ってくれた。今まであんまり興味が無かったから立ち読みすらしたことない奴[ポッ○ティーン]てやつ。あたしは家に帰って読破した。

    2007-03-31 20:35:00
  • 159:

    ちぃ

    あたしはギャルは嫌いやったけど、読んでる内にギャルも可愛いなと思うようになった。ゆかサンの言ってたキレカワの意味もちょっと分かった気がした。

    2007-03-31 20:38:00
  • 160:

    ちぃ

    次の日は駿と浩にびっくりされた1日やった。雑誌を見せてこの服が可愛いとかこの子が可愛いとか言ってすごした。
    合格発表まではダラダラと過ごしてた。発表の日朝からまた駿の家に行きおばちゃんに車で送ってもらった。ナゼか浩も付いてきてた。あたしと駿より浩の方が緊張してるみたいやった。

    2007-03-31 20:42:00
  • 161:

    ちぃ

    ひとまず家に帰らないと。駿のおばちゃんに送ってもらい家に帰る。家にいたお母さんに『ちぃ受かったで!合格やってん!よかったわぁ!』って報告をすると、『当たり前やろ。あんな学校受かって当然や。何がそんな嬉しいん?落ちてたらアンタ追い出してたゎ。入学説明会あんねやろ?終わったらすぐ帰るから教科書とか自分で取りに行ってや。…メンドクサイ。』

    2007-03-31 20:55:00
  • 162:

    ちぃ

    お母さん?あたしの合格はメンドクサイん?よかったね!じゃなくて当たり前の事なん?確かに賢い所じゃないけど…駿のおばちゃんは喜んでたよ?ちぃの合格も喜んでくれてたよ?オメデトウ!って喜んでくれたよ?
    やっぱりあたしの事はどーでもいいんや。ホンマにイラン子やったんや…

    2007-03-31 21:01:00
  • 163:

    ちぃ

    説明会が終わるとお母さんはサッサとかえってしまった。あたしは一人で制服の採寸をしに行ったり教科書の受け取りに行った。周りは皆親子で来てた。荷物が大量になったが帰りも駿のおばちゃんが車で送ってくれたから問題なかった。駿はあたしの事を気の毒そうに見ていたがあたしは笑ってた。『ダイジョウブダイジョウブ。イツモノコト。』

    2007-04-01 05:27:00
  • 164:

    ちぃ

    家に帰って荷物の整理をする。おばあちゃんに報告し、部屋に戻る。お兄ちゃんが帰ってきて部屋にきた。『合格してんてな?おめでとー』『うん。誰に聞いたん?』『駿からメール来たから。』『そっか。いつも情報早いな』『だって駿が逐一報告くれるもん』『そーやったん!?知らんかった…』『まぁ何か祝いやるゎー』『期待してんで!』『今日ゆかと飯行くけど行くか?』『いいの?』『てかゆかが呼んでるんやけどな』『いく!』『そぅや。お前に土産!!』お兄ちゃんが紙袋を差し出した。

    2007-04-01 05:45:00
  • 165:

    ちぃ

    中には服が入ってた。『ゆかの着やんくなった服やらバーゲンで買ったけどサイズ合ゎへんかった服やって。いらんかったら捨ててってさ。』『まぢで!?もらっていいん!?』『おーそれ今日着て行けば?』『うん!着ていく!』あたしは紙袋をひっくり返して中身を出した。トップスが5着くらいにデニムのスカートとグレーのミニスカート。全部可愛い。あたしはミニのデニムスカートにロンTを合わせた。どこからどぅ見ても女の子だ。

    2007-04-01 06:11:00
  • 166:

    ちーこ

    見てるよん??

    2007-04-01 11:43:00
  • 167:

    名無しさん

    ってか、こんな親おるか?贔屓しすぎやろ?自分の産んだ子供にここまでするのはおかしいと思うけど?

    2007-04-01 16:47:00
  • 168:

    ちぃ

    ちーこさんありがとう?見てくれてて嬉しい?
    >>185サン信じてもらえないかもしれないですけどホンマにいてるんですよ?虐待してる親とかがいてるのと同じですよ?

    2007-04-01 23:05:00
  • 169:

    ちぃ

    あたしは新しい服を着て浮かれていた。楽しかった。可愛い服を着て出かける事が。お兄ちゃんとゆかサンとの待ち合わせ場所に行くとゆかサンも『ちぃーチャン!似合うやんー!やー!何か楽しい♪もーゆかの妹なりやぁ♪なぁ!洋!似合ってるよな?』『んーいつもの服よりいいんちゃう?』『ちぃちゃん!ウチにまだ服いっぱいあるから後で見においで!合格祝や!おいしーもん食べに行くでーッ』
    ゆかサンゎホンマにいい人や。

    2007-04-01 23:35:00
  • 170:

    ちぃ

    あたし達は焼き肉を食べに行った。あたしは外食自体あんまりした事なかったし、焼き肉は初体験ですごい楽しかった。その後ゆかサンの家に寄って大量に服を貰った。さすがショップ店員。ハンパなく服を持ってる。あたしが紙袋2つ満タンになるくらい貰ってもまだクローゼットには服が溢れてた。家に帰って貰った服を全部キレイになおしておいた。春休み中にバイトを探そうと思った。色んな物が欲しい!頭の中は楽しい事ばかりだった。

    2007-04-01 23:44:00
  • 171:

    ちぃ

    『何もないよ?行けるで?』『ほんだら今からおいで!場所わかるか?』『うん!分かるで用意して行くゎ!』『ほんだら気つけておいでや!待ってるで。』あたしは電話を切ると顔を洗って急いで用意した。吉川のおばちゃんは、おばぁちゃんの妹で、普段ウチと連絡とる事はあんまりなかった。

    2007-04-01 23:58:00
  • 172:

    ちぃ

    おばちゃん家にはおばぁちゃんと何回か行った事があったから場所は覚えてる。近くの駅から4つ先。駅から少し歩いた商店街の近く。自転車でも行ける距離。外に出ると天気もよかったからあたしは自転車で行く事にした。30分くらい自転車をこいで到着した。【ピンポーン】とチャイムを鳴らすと中からおばちゃんが出てきてくれた。『こんにちゎ!おばちゃん久しぶり!』『久しぶりやなぁ!まぁ入って!』『おじゃまします!』

    2007-04-02 00:06:00
  • 173:

    見させてもらいました!
    更新楽しみにしています。

    2007-04-02 00:14:00
  • 174:

    ちぃ

    輝サンありまとー?ノロノロ更新やけど頑張ります?

    2007-04-02 00:31:00
  • 175:

    ちぃ

    おばちゃんの家に入ってリビングに座る。『ちぃちゃんお茶とりんごジュースどっち飲む?』『りんごで♪』『自転車で来たんか?はい。りんご』『ありがとー自転車やで!』しばらく他愛ない話をしておばちゃんが切りだした。『あんなぁちぃちゃんに渡すモンあるんや。おばぁちゃんから預かってたんやけどな、ちょっと待っといてや。』そぅいっておばちゃんは違う部屋に行った。

    2007-04-02 00:56:00
  • 176:

    ちーこ

    しおり???
    頑張ってねぇ?

    2007-04-02 08:23:00
  • 177:

    名無しさん

    ?

    2007-04-02 22:04:00
  • 178:

    ちぃ

    おばあちゃんがあたしに残してくれたお金は30万円。通帳にはちょこちょこ入金した後が記されていた。『えッ?何で?ちぃに?』『おばちゃんな、色々話聞いてたんよ。おばあちゃんから。ちぃちゃんの家の話。それでおばあちゃんは心配してやったんよ。早くあの家出してあげなあかんって。けど、おばあちゃん体悪いから出してあげる事できひんからって、お金残しはってん。お母さんに見つかったら取られるからって、おばちゃんに預けててん。』あたしはおばあちゃんに感謝した。

    2007-04-03 03:52:00
  • 179:

    ちぃ

    久しぶりに来た店やったけど、変わらずおいしかった。あたしはおばちゃんに最近お兄ちゃんとその彼女と仲がいい事を話した。学校やクラブの話もした。おばちゃんは笑いながら聞いてくれてた。あたしはお母さんにこんな話した事なかったから話せるのが嬉しかった。

    2007-04-03 04:33:00
  • 180:

    ちぃ

    しばらく商店街をブラブラしてからあたしは家に帰った。おばちゃんは封筒の中に2万円も入れてくれてた。これでエクステつけられる!!おばあちゃんからの通帳は机の引き出しの奥に入れておいた。

    2007-04-03 04:39:00
  • 181:

    名無しさん

    ぉばぁちゃんもおばちゃんもメッチャえぇ人やねぇ??

    2007-04-03 13:05:00
  • 182:

    名無しさん

    親の顔見てみたいわ?

    2007-04-03 14:13:00
  • 183:

    名無しさん

    ?

    2007-04-03 20:55:00
  • 184:

    名無しさん

    読んでるよ

    2007-04-04 00:42:00
  • 185:

    名無しさん

    ???

    2007-04-04 08:10:00
  • 186:

    ちぃ

    皆さん読んでくれてありがとぉ??最近忙しくて更新進まないです?すみません?今からちょっとダケ更新しますね?

    2007-04-04 08:57:00
  • 187:

    ちぃ

    夜お兄ちゃんがバイトを終えて帰って来るとスグにお兄ちゃんの部屋に行った。
    『洋?入んでー?』『どしたん?』『あんな、エクステ付けたいねん!2万あったらいける?』『いけるけどお前そんな金あるん?』『吉川のおばちゃんが入学祝いにくれてん。』『あぁ。今日会ったん?』『そぅ!朝電話くれてなぁ…久々におばちゃん家行って来てん。洋も専門学校の入学祝い取りにおいでって言うてたで!』『そっかまた連絡しやなな。』『でな!どこでエクステ付けたらいいかゆかサンに聞きたいねん!』

    2007-04-04 09:15:00
  • 188:

    ちぃ

    『メールすれば?ケータイ貸したる。』『…使い方知らんねんけど…』そう言うとお兄ちゃんはメールの送信画面にしてくれた。『後文打って送るだけ。』あたしはケータイと必死に格闘した。5分くらいかけてスゴイ片言な文を完成させた。それを送ってもらいドキドキしながら返信を待った。10分程経つと電話が鳴った。
    『電話や。ゆかやから出て。』あたしは教られた通話ボタンを押した。

    2007-04-04 09:28:00
  • 189:

    ちぃ

    『はい…ちぃです!』『おッ!ちぃちゃん初電話やなぁー♪ごめんなーお風呂入ってて今メール見てん!』『あ!変な時間にごめんなさい!』『全然いけるで!エクステやんな?安いとこ知ってるでー♪一緒に行く?ミナミやねんけど、多分口で説明しても分かりづらいし。ゆかもミナミ用事あるしー!ちぃちゃんいつ暇?』『行きたい!行きたい!ちぃいつでも暇です!』『ほんぢゃー日にち決めてもいいかな?』『うんッ決めて下さい!』『ぢゃちょっと洋に代わってもらえる?』『待って下さいね!』
    あたしはケータイをお兄ちゃんに渡す。しばらくお兄ちゃんはゆかサンと話した後電話を切った。

    2007-04-04 09:40:00
  • 190:

    名無しさん

    ∪おリ?

    2007-04-04 11:18:00
  • 191:

    名無しさん

    ?

    2007-04-05 02:03:00
  • 192:

    ちぃ

    『明後日行くってさ。昼前に迎えに来るって。予約もしといてくれるらしいわ。』『洋も一緒に行くん?』『おーゆかが来いってさ。』『ゆかサンめっちゃいい人♪ちぃゆかサン好きやわぁ♪』『よかったなー』

    2007-04-05 06:50:00
  • 193:

    ちぃ

    お兄ちゃんとしばらく喋ってあたしは部屋に戻った。髪の毛…どのくらいにしよっかなーとか考えて眠りについた。
    次の日ゎ浩と駿に明日エクステを付けることを報告して春休みの課題みたいなのを3人でして過ごした。次の日が待ち遠しかった。

    2007-04-05 07:07:00
  • 194:

    名無しさん

    がんばってね?

    2007-04-05 08:44:00
  • 195:

    しおり

    2007-04-05 16:05:00
  • 196:

    ちぃ

    朝あたしはいつもより早く目覚めた。出かける用意をしてお兄ちゃんが起きるの雑誌を読みながら待った。しばらくするとお兄ちゃんが起きて一緒に朝ご飯を食べてしばらくしたら、ゆかサンが来た。3人で電車に乗りミナミまで出た。ゆかサンは凄いミナミに詳しい。

    2007-04-06 19:59:00
  • 197:

    ちぃ

    あたしはミナミに来る事何か殆ど無かったから道が分からない。ゆかサンは喋りながらドンドン歩く。あたしは周りをキョロキョロしながら必死に付いて行く。
    ゆかサンに店の前まで連れて行ってもらった。『ゆかと洋はブラブラしてるな!終わる頃に迎えに来るからココおってやー♪』『何かスゴイ緊張するゎ…』『大丈夫♪変身しておいでぇ〜♪』『うん!行ってきます!』『ハイハーイ♪』
    あたしは一人店に入って行った。『いらっしゃいませー!ご予約の方ですか?』ゆかサンがあたしの名前で予約してくれてるハズ。『あ…ハイ。北野千秋です。』『北野様ですねー。本日エクステでよろしいですか?』『はい。』

    2007-04-06 20:14:00
  • 198:

    ちぃ

    しばらく待った後に席に案内された。Bガールのスタッフ。最初ゎ怖そうなイメージやったけど、話が面白くてスグに馴染めた。エクステ初めて付ける事を言うとケアの仕方とかを丁寧に教えてくれた。全部つけ終わってみると、ガラっと雰囲気が変わった!女の子らしくなってきた。サービスって言って髪の毛を巻いてくれた。初めての巻き髪体験。嬉しくて早くゆかサンに見せたかった。

    2007-04-06 20:21:00
  • 199:

    ちぃ

    あたしが会計を済ませて外に出るとゆかサンとお兄ちゃんはいた。『ゆかサン!見て見て♪髪の毛巻いてくれたぁ!』『おぉ〜変わったなぁ!カワイイカワイイ!記念にプリクラとりに行こっか!』『うん!』あたし達は近くのゲームセンターに行きプリクラをとった。その後にお昼ご飯を食べに『五右衛門』に行った。ゆかサンゎここのパスタがめっちゃ好きらしい。おいしかった。ご飯を食べ終わるとゆかサンが鞄をゴソゴソして袋を取り出した。

    2007-04-06 20:28:00
  • 200:

    ちぃ

    『ハイ!コレゆかと洋からの入学祝い♪開けてみて〜♪』『うゎ…ほんまに?めっちゃ嬉しいやん。ありがとー!!』あたしは袋を開けてみた。中にゎ色々なメイクグッズ。『ゆかが使って良かったヤツ集めてみてん♪ファンデとかゎ色あるから入ってナイねんけどなー。』『スゴイ!いっぱいある!めっちゃありがとー!』

    2007-04-06 20:44:00
  • 201:

    名無しさん

    ?

    2007-04-07 02:56:00
  • 202:

    名無しさん

    あげ

    2007-04-09 23:34:00
  • 203:

    マコ

    今一気に読みました。ちぃサン頑張ってきたんやねぇ?これからもチョクチョク覗くので、完結まで頑張ってくださぃ?

    2007-04-10 22:00:00
  • 204:

    名無しさん

    めっちゃ続き気になる??ブックマークしたんで完結まで頑張ってください??

    2007-04-10 22:09:00
  • 205:

    ちぃ

    マコさん >>225さん
    ありがとうございます??
    色々と用事が重なって更新遅くなりました?また今日からチョコ?更新して行くのでお付き合い宜しくお願いします??

    2007-04-12 07:33:00
  • 206:

    名無しさん

    ???

    2007-04-13 02:00:00
  • 207:

    名無しさん

    ?

    2007-04-14 20:21:00
  • 208:

    名無しさん

    あれ

    2007-04-15 13:50:00
  • 209:

    名無しさん

    ?

    2007-04-16 03:11:00
  • 210:

    ちぃ

    書こう?と思ってて遅くなりました??

    2007-04-16 23:19:00
  • 211:

    名無しさん

    読んでるよ〜、完結まで頑張ってね。

    2007-04-17 14:51:00
  • 212:

    名無しさん

    がんばれ???

    2007-04-18 02:23:00
  • 213:

    名無しさん

    ?

    2007-04-18 10:16:00
  • 214:

    名無しさん

    ??

    2007-04-21 02:09:00
  • 215:

    名無しさん

    書いて

    2007-04-21 05:52:00
  • 216:

    名無しさん

    書いてよ?

    2007-04-23 23:09:00
  • 217:

    名無しさん

    めっちゃ楽しい?

    2007-04-24 05:56:00
  • 218:

    めい

    一気に読ンだあ?
    おばあちャんの手紙に
    泣いてしまッたあ?
    ちいさン頑張って?さい?

    2007-04-24 09:01:00
  • 219:

    名無しさん

    ?

    2007-05-03 06:28:00
  • 220:

    名無しさん

    更新して???

    2008-02-23 16:12:00
  • 221:

    名無しさん

    .

    2008-02-23 17:50:00
  • 222:

    名無しさん

    完結楽しみにしてます

    2008-02-24 22:17:00
  • 223:

    名無しさん

    完結楽しみにしてます

    2008-02-24 22:18:00
  • 224:

    名無しさん

    書いて??

    2008-03-05 16:08:00
  • 225:

    なお汰

    (´・ω・`)

    2008-03-08 10:51:00
  • 226:

    名無しさん

    昔を思ぃ出して泣ぃた?
    ちぃサン、応援してるので、これからも頑張って下さぃ?

    2008-03-10 08:59:00
  • 227:

    名無しさん

    泣いた??

    2008-03-11 19:39:00
  • 228:

    名無しさん

    2008-03-16 02:10:00
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