小説掲示板【―脱落人生―】のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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【―脱落人生―】

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  • 1:

    はじめて書かせてもらいます。恥を忍んで赤裸々に私の人生を書きたいと思います(/_・、) 下手な文章ですが読んでもらえると嬉しいです。

    愛、当日16歳。その頃はヤンチャに毎日遊び暮れていた。

    2005-05-04 12:37:00
  • 2:

    バイトも何もせず毎日遊んでいた私は、とうとうお金が底をついた…
    ある日、年下の朋子とチャリを乗りながらブラブラしていた。「愛さん、ちょっと前乗ってこいでもらえます?」と朋子が言ってきた。何でこがなアカンねん!と思いつつ、いつもこいでくれてるし少しならいいかーと思いかわった。

    2005-05-04 12:39:00
  • 3:

    人通りのない道にさしかかったとき朋子が「愛さん、私ちょっくら鞄パクってくるんで戻ったら速攻でチャリ走らせて逃げて下さい!」えっ…それひったくりやん…私はそんなんしてまで金は欲しくなかった。そう頭で思ってるとチャリから朋子がおりて、ひったくれるカモを探しに行った。

    2005-05-04 12:40:00
  • 4:

    それから5分もしないうちに息を切らしすごい勢いで走ってくる朋子の姿が見えた。「愛さん、ダッシュで適当にここから遠くへ行って下さい!」と言いながら後ろに座った。 私は、何故か言われる通りに凄い勢いでチャリをこいだ。10分くらいこいだだろう…『もう大丈夫やろ〜』と朋子に声をかけた。

    2005-05-04 12:42:00
  • 5:

    とりあえず近くに公園があったので公園で先ほどひったくりした鞄をあさる事にした。
    『どんな人狙ったん?』と朋子に問い掛けてみた。「年寄りのおばぁちゃんですよ!パクった瞬間キャーって言いながら倒れました!」と笑いながら言った。そうゆう朋子に私は『最悪やん!』と言いつつ本当にコイツ頭おかしいわ。と思った。

    2005-05-04 12:43:00
  • 6:

    結局財布の中には五千円ぽっちしか入っていなかった 私たちは、そのお金を握りしめ鞄を近くのゴミ箱へ捨てその場を立ち去った。 朋子「今からどーします?外いてポリに会ったらマズイでしょ。帰りましょうか!」私は早く帰りたかったのもあって朋子に家まで送ってもらい別れた。

    2005-05-04 12:45:00
  • 7:

    家に帰り部屋で一息つきながら煙草を吸った。 今日の出来事を思い返し、ひったくりした事に対して申し訳なくなった…『年寄り狙うなんて卑怯やなぁ〜』と思いながら捕まりませんように!と願った。

    2005-05-04 12:46:00
  • 8:

    亜由美「ぢゃー千秋に電話する☆」と言い亜由美が千秋と電話している間、私はどんな人やろ?と舞い上がっていた。
    亜由美「千秋が愛、明日行ける?って聞いてるけど」私は何も予定なかったので『いけんでー☆』と言った そしたら明日、千秋の地元に来てとの事で明日の予定が決まった。

    2005-05-04 12:48:00
  • 9:

    亜由美は電話を切り「明日楽しみやなー♪」と言ってニコニコした。私も『楽しみ☆』と言い、その日は亜由美の家に泊まり二人は明日に備えて早々眠りに入った。。。

    2005-05-04 12:50:00
  • 10:

    ―次の日―
    物音で目を覚ました私。見ると亜由美が風呂上がりで「もう昼やで!愛も早く風呂入っておいでよ!」と言い私は眠たい目を擦りながら急いで風呂に入った。 風呂から上がると念入りに化粧をしている亜由美に『気合いいれすぎ!笑』 「可愛いやろ?笑」と他愛もない会話をし二人して昼間っからテンション上がっていた

    2005-05-04 12:51:00
  • 11:

    私も亜由美が気合い入れてるのを見て、いつも以上にバッチリきめてみた。
    そうこうしているうちに夕方になり、亜由美の家から30分程かかる千秋の地元へ向かった。 バスに乗り電車に乗り換え普段なら長く感じる道のりが早く感じた。それは亜由美も感じていただろう。

    2005-05-04 12:52:00
  • 12:

    プルルル… 亜由美の携帯が鳴った。千秋かららしい。 亜由美「もうすぐ着くよ!…分かった☆」と言い電話を切った。亜由美「千秋、改札のとこで待ってるってさ!」そんな会話をしてるうちに、降りる駅に到着。私たちは急いで改札口へ向かった。

    2005-05-04 12:53:00
  • 13:

    改札の向こうに千秋の姿が見え「お待たせー☆久々♪」と私らは言いながら千秋に近付いて行った。
    千秋「あんなー男の子らまだやねんやん…少し待たなアカンけどゴメンなぁ」
    とりあえず三人で近くの階段に座り今から来る男の子達の話題をした。

    2005-05-04 12:54:00
  • 14:

    名無しさん

    当日?
    当時?

    2005-05-04 12:54:00
  • 15:

    15サン。ご指摘ありがとうございます(^-^;私も気付いていたんですが、書き込んだ後だったんで手遅れでした(>_

    2005-05-04 13:00:00
  • 16:

    はしゃいでいると、ヤンシャに改造した原チャリが二台こちらに向かって走ってきた! 千秋が立ち上がり手を振っている。「こっち!!」いかにもヤンキーみたいな二人がこっちに向かってきた。「二人とも本間に男前やからっ♪」と千秋が笑いながら私ら二人に言ってきた。亜由美と私は目を合わし二人してドキドキした。笑

    2005-05-04 13:02:00
  • 17:

    「おう!!」と言いながら男の子二人は原チャリを降りてきた。千秋が男の子らに「愛と亜由美やで!仲良くしたりな!」と紹介してくれた。一人は15歳、千秋が言った通り可愛いらしい顔をしてる浩二。もう一人は背は低いが顔は整ってる勇気くん17歳。私より一つ上の勇気くんに私は一目惚れをした。この人が私の脱落人生のきっかけになるとは知らずに…。

    2005-05-04 13:03:00
  • 18:

    とりあえず五人で近くのカラオケに入った。 亜由美は浩二を気に入ったらしい…やたら二人は会話が盛り上がっていた。 それに比べて私は緊張して勇気くんとあまり喋れてない…【第一印象最悪やわ。もう無理や】と諦めてカラオケの本をめくり歌を歌おうとした。 トントン 肩を叩かれ振り向くと勇気くん… えっはぃ? …

    2005-05-04 13:04:00
  • 19:

    なんと勇気くんから喋りかけてくれた…☆「自分、愛やっけ?」『うん…』「愛ってあんま喋れへんなぁ」と少し笑いながら話しかけてくれた。『なんか緊張してるねん…』と私は頬を赤らめた。笑った顔が目に焼き付き虜になった。

    2005-05-04 13:06:00
  • 20:

    千秋が歌を入れ、その場を盛り上げてくれた!しばらくし、私と亜由美はトイレに立ち二人でミーティングをした 『亜由美、浩二といい感じやんけ☆どーなんよ?』「うーん☆浩二可愛い♪ちょっと惚れそうやわ。笑 愛は勇気くんどない?☆」『緊張して喋られへんし!何話したらいいか分からんわ。』とスネ気味で言った

    2005-05-04 13:07:00
  • 21:

    「ぢゃーうちらが、きっかけ作ってくから愛ちゃんと喋んやで?わかった?」 『…うん』と照れながら私は頷いた。 気合いを亜由美と入れ部屋に戻ると三人はビールをこっそり持ち込んで飲んでいた。「愛、ビール飲める?」と勇気くんが声かけてくれた☆私はビールなんて苦くて飲めんかったけど勇気くんの誘いを断るなんて出来なく私は嫌いなビールを少しづつ飲みだした…

    2005-05-04 13:08:00
  • 22:

    全員でビールを飲みながら歌をうたい、あっという間に時間は過ぎた。私は既にホロ酔いに出来上がってた。笑 亜由美と浩二は酔って二人でジャレてる。唯一シラフなのが勇気くんと千秋だったそんな私たちを見兼ねて勇気くんが「ちょい原チャリで ブラッチしよか☆酔い覚ましにな!」と言い全員大賛成した☆

    2005-05-04 13:10:00
  • 23:

    カラオケを出て「どーする?二台しかないなぁーどっちか三ケしな。」と勇気くんが言いだし亜由美が「千秋と浩二と三ケする!」と言った。亜由美は私の方を見てウィンクした。そんな亜由美の気遣いもあって私は勇気くんのケツに乗せてもらった☆ 「ちゃんとつかまっときや☆落ちたら危ないから」と声をかけてくれた♪「そっち三人も気付けて着いてこいよ!」勇気くんは皆に優しい☆…更に惚れた。。

    2005-05-04 13:11:00
  • 24:

    「愛?どっか行きたいとこある?」勇気くんが聞いてきた。『どこでもいい☆勇気くんと一緒やったら♪』と酔った勢いもあって大胆に言ってしまった。笑
    「ぢゃー俺の地元行くな」『うん☆』勇気くんは後から着いて来てる三人に「俺の地元のタコ公園行く!」と告げ先を走った。勇気くんの原チャリはマフラーをいじってて人の声が聞こえにくいくらいの音がしていた。

    2005-05-04 13:14:00
  • 25:

    走り出して10分くらい勇気くんが何か話している。原チャリの音に掻き消されながら聞こえたのが「愛って…可愛いなっ…」確かにそう言った。私は聞こえない振りをし笑いながら『何か言ったー?』と聞き返したが「何もない」と勇気くんが照れた。気持ちが舞い上がった私は勇気くんの腰に手を回しギュッとしがみついた

    2005-05-04 13:15:00
  • 26:

    走り出して20分くらいたっただろう。住宅街に入り公園が見えてきた。さっき勇気くんがタコ公園って言っていたからタコが見えすぐ分かった。 ― 到着 ―
    勇気「着いたよ☆」『アレ?後ろの三人来てないで?』と焦りながら私は言ったが「タコ公園って言ってるし浩二も千秋も場所分かるから大丈夫やろ☆」と勇気くんは答えた。 二人っきりに緊張して全く喋れなくなってる自分がいた。勇気くんも明らか意識してるのが分かった。お互い目を合わせれなかった…

    2005-05-04 13:17:00
  • 27:

    そんな中、この空気をきり口をひらいたのは勇気くんだった。「愛って学校行ってるん?」普通の質問だった。『行ってないよ!中卒やねん』…「俺と一緒や!毎日何してん?」…『遊んでるかな☆』…「そうか、悪い事はしたらアカンで!笑」と言ってきた。悪い事…ふっと前に朋子としたひったくりが頭をよぎった…。そんな事勇気くんにバレたらカッコ悪い…『悪い事なんてしてませーん♪』と茶化してしまった。

    2005-05-04 13:18:00
  • 28:

    「…彼氏はいてるん?」とまだ質問攻めに合っていた 『いてないよ…いたら今日遊びに来てないし!勇気くんは?』……「最近までパクられてたから、その間に振られた!笑」一瞬勇気くんが悲しげな顔をした。『ゴメンへんなん聞いて…』勇気くんの事は気になるが聞いたら駄目だと思い私は口を閉ざした。しばらく沈黙になり…勇気くんが「愛可愛いな」…へ?今なんて言った?と私はビックリした 何て答えたらいいか分からず黙ったら、いきなしキスしようとしてきた…

    2005-05-04 13:19:00
  • 29:

    『えっ…ちょっと待って…出来ひん…』私は動揺した 彼氏でもないのに出来ひん。勇気くん軽すぎるわと少しショック受けた。勇気くんはすぐに「ゴメン…」と言って離れた。 その時見計らったように亜由美達がやっと到着した。『遅いー!何してたんよー!』と私の問い掛けに三人は「途中でポリに追い掛けられて巻いてた!ごめんてー」 そうゆう事やったんや。まぁタイミング良かったし許してあげた

    2005-05-04 13:20:00
  • 30:

    もう、時間的にも遅くなり日も暮れて真っ暗。とりあえず皆で輪になり他愛もない話をしていた。
    プルルル…♪ 「携帯鳴ってるで!誰?」と誰かが言った その携帯は私だった。『ちょっとゴメン』と言ってその場を離れた。 液晶を見ると…着信―たいき―… 地元の男友達だった。

    2005-05-04 13:21:00
  • 31:

    『はい?何?今遊んでて忙しいんやけどー!』とふてこく出た。「遊んでる場合じゃないで!お前!今すぐ地元戻って来いよ!」たいきは慌ただしく戻れと言わんばかり。『無理やし!今すぐは嫌やわ!』…「お前なぁ〜…。朋子おるやろ?アイツ、パクられよった!」……『まじで?なんで?』私は焦った。朋子がパクられたら私まで芋釣る式にひっぱられるんちゃうん…と思った。とりあえず地元に戻ったら連絡すると伝え、電話を切った。。。

    2005-05-04 13:23:00
  • 32:

    亜由美が「電話誰?」と聞いてきた。『たいきやで!なんか地元で色々あったみたいで今すぐ来いって言われた』…「行くんか?」と亜由美に聞かれ、居てもたってもいれなくて私は『行かないとアカンっぽい』と皆に伝えた。 それは仕方ないと言ってくれ亜由美にだけ朋子の事を伝え私は帰ろうとした。

    2005-05-04 13:26:00
  • 33:

    私は立ち上がり電車で帰ろうと思い駅の場所を聞いたら「送ってってあげる」それだけを言い勇気くんが立ち上がり原チャリにエンジンをかけた。『ゴメン。ありがとう』とだけ言い亜由美達と別れた。

    2005-05-04 13:28:00
  • 34:

    「地元どこ?」…えっ?地元まで?『愛の地元こっから30分はかかるで!遠いから駅でいいし』って言ったがそれでも「どこ?」と聞いてきて場所を伝えた。 地元に向かう途中、一言も言葉を交わさなかった。30分くらいたった頃、見慣れた地元近くまで来ていた それから少しすると、いつもたまり場にしているーたいきの家の近くまできていた。『次の信号のとこでいいよ』… −到着−。

    2005-05-04 13:29:00
  • 35:

    …『ありがとう。ごめんね』…「ぢゃー番号とアド教えて☆」と笑いながら聞いてきた。私は両方教えて、その場で勇気くんと別れた
    急いでたいきに電話をした 『もうたいきの家の近くやけど!』「おう!鍵あいてるから上がってこいよ☆」 そう言われ、たいきの家へ足早に歩いた。

    2005-05-04 13:30:00
  • 36:

    ピピピッ♪
    −メール一件受信− 開いてみると、知らないアドレス…。【勇気やけど、今日は楽しかったわ。また遊ぼうな!はよ帰れよ☆ 俺、愛の事…好きになったっぽい】…勇気くんからのメールだった 好き?うそぉ?めっちゃ嬉しい♪すぐに【愛も☆今日はありがと♪】と送信した。。これっきり連絡がとれなくなるとも知らずに…

    2005-05-04 13:31:00
  • 37:

    少し歩くと、たいきの家が見えた。 ―ガチャ―
    ドアを開けると、大量の靴がグチャグチャに散乱していた たいきの家は一階に台所があり部屋は二階にある。二階から皆の声がしている 階段をのぼり、たいきの部屋を覗いたら男女7、8人 がいた。「おう愛!」皆が出迎えてくれた!「愛ともう少しで会えんなるなー」とたいきが言ってきた。私は意味が分からなかった…『意味わからんて!何でなん?朋子の話聞かせて!』と皆に問い掛けた。

    2005-05-04 14:44:00
  • 38:

    たいき「朋子な、一週間前くらいに窃盗でパクられてんて…それで愛も前に朋子の奴とひったくりしたやろ?あいつの事やからお前の事まで言いそうやろ…」私は頷きながら話を聞いた。確かに朋子は口が軽く私の事まで言ってそうな予感はした。 たいきが話を続けて「朋子がパクられてから一週間くらいやん?そろそろお前にポリ来てもおかしくないかなって…」

    2005-05-04 14:44:00
  • 39:

    それを聞き私は『仕方ないわ。愛前科ないし一ヶ月で出てこれるやろ?ちょっと旅でたと思って☆』…皆心配してくれて言ってくれてるのに私は、平然を装った 「手紙書くわなぁ〜!」まだパクられるとも決まってないのに勝手に話進めんなよ…と思いながら『淋しいから絶対書いてなぁ』と話を終わらせた。 はぁ〜『今日は疲れたから帰る』と皆に告げその場を後にした。 家に帰るまで約10分くらい…いつもより家が遠く感じた・・・

    2005-05-04 14:46:00
  • 40:

    帰りながら今日の出来事を振り返ってた。勇気くんの事ばかり…頭から離れない 家に帰ってからも、メール しようか悩んだ末明日メールする事にした。亜由美には【今家帰ったわ〜!先帰ってゴメンなぁ(T-T)また明日浩二との報告待ってる☆】とだけ送信し、その日は寝る事にした。

    2005-05-04 14:47:00
  • 41:

    ―翌朝― ピンポーン〜♪やたらひつこく鳴ってる家のチャイムで目が覚めた。 何やら玄関の方で男の人の話し声がする。。 トントントン…と誰かが私の部屋をノックした。 ガチャ……「警察や。自分が何したか分かるな?とりあえず今から署に来てもらうから三日分くらいの着替えを用意してきなさい。」警察の人は、それだけを私に伝え私の部屋をあさりだした。。 もう心臓止まるかと思った。いきなりすぎる…予告してくれよと思いながら言われた通り仕度をする。

    2005-05-04 14:48:00
  • 42:

    着替えに部屋を出て、婦人警官に体チェックされて凶器を持ってないかなど調べられた。。チェック完了!「ぢゃー行こうか。お母さん、後で署の方に来て下さい。それと愛さん三日くらい帰れませんから少しお金を渡してあげて下さい。」と警察は母に告げ母から五千円渡された。母は私が連れて行かれる前に「愛ちゃん…。」何が言いたかったのかは痛い程わかる。 母の泣きそうな顔をみて胸が、ギュンと詰まった感じがした。『ごめん』とだけ言い私は背を向け家を出た。

    2005-05-04 14:49:00
  • 43:

    警察に腕を持たれながら、少年課と書かれた部屋に通され、その中の更に小さな部屋がありそこへ案内された。 ―ガチャ― 扉が閉められ体の大きい男の人が入ってきて「今から読み上げる事に間違いないか確かめてくれな」それだけを言い渡し私は『はい』と答えた。

    2005-05-04 15:41:00
  • 44:

    「平成○年×月△日 私、石川愛は菅原朋子と共謀し……【省略】ひったくりをした事に間違いありません。
    どうや愛!間違いないか?」途中まで聞いていたが面倒臭くなり聞き流していたが『はい』とだけ答えた。

    2005-05-04 15:43:00
  • 45:

    「よし!ぢゃー名前を書いて左手の人差し指でハンを押してくれな!」もう何もかも始めての体験で頭がいっぱいやった。。言われる通りにし次は逮捕状を読み上げた。先ほど読み上げた内容と似ていた。「【省略】石川愛を逮捕する。」と言われワッパ(手錠)をかけられた。「今日は午後から現場検証して留置所に入ってもらうからな?」…『はい』とだけ答え黙り込んだ

    2005-05-04 15:44:00
  • 46:

    それから母は警察所に来たみたいだか説明をうけただけで私とは会わずに帰って行った。きっと母の顔を見たら泣きそうになってただろう。。 ―数時間後―

    現場検証も終わり留置所に通され、その日はそこで眠った。 案外ノー天気な私は安らかに眠りについた。

    2005-05-04 15:45:00
  • 47:

    ―翌朝― ガチャガチャと鍵を開ける音がした。歯磨や洗顔。朝食を食べた。
    午後になり、昨日会った体のでかい男の人がきて、「今から裁判所に行くから出ようか」といわれ又手錠をされた。裏口に出て車へ乗り込み30分くらい車を走らせてただろう。【家庭裁判所堺支部】に到着し又も裏口から入った。

    2005-05-04 15:45:00
  • 48:

    お次は何すんねん?と不思議でたまらなかった。
    小さな部屋へ通され体の大きい男の人と女の人と私で待ち合い室みたいな所で待たされた。 しばらくすると別の部屋へ通され「そこの長椅子に座りなさい」と言われ私は素直に従った。 私の目の前には老婆という感じの女の人が座っていた。…この人が裁判官?…と一人考えていたら老婆の人が挨拶をし「今から石川愛さんに対して審判を行います」…ん?意味がわからなかったが延々と老婆の人が喋り続け「石川愛さんを少年鑑別所へ送致します」と言う審判結果だった。

    2005-05-04 15:46:00
  • 49:

    【やっぱりカンベかぁ…】
    「さぁー鑑別所に向かおうか!ここからすぐや。同じ堺の田出井町ってとこやからな」…私は少し楽しみにしていた!罪を犯したのにワクワクしていた。前にテレビで広末主演の《リップスティック》のドラマを見ていて、あんなんやと勝手に思い込んでいた。車に乗り込み10分もしないうちに鑑別所に到着した。

    2005-05-04 15:53:00
  • 50:

    建物の中に入り、警察の人とはここでお別れ。鑑別所の先生に向かって「石川愛です。お願いしますと引き渡され又調書に来るからな」と言いその場を去って行った。
    女の人が来て身体検査をされた。全裸にされブラをはずされた。…『ブラしないと乳首すけますやん!』と小さな抗議をしたが、ワイヤーが入ってあり「凶器になるから駄目だ」と言われた 【なかなか厳しいやん】と一人で呟いた。

    2005-05-04 16:01:00
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