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【―脱落人生―】

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  • 1:

    はじめて書かせてもらいます。恥を忍んで赤裸々に私の人生を書きたいと思います(/_・、) 下手な文章ですが読んでもらえると嬉しいです。

    愛、当日16歳。その頃はヤンチャに毎日遊び暮れていた。

    2005-05-04 12:37:00
  • 51:

    次に女の人は「これを着なさい」とブラウスとジャージを持ってきた。…一通り生活の流れや説明を受け生活に必要な物をカゴに入れカゴを持ち女子寮4号舎へ案内され個室部屋に通された。
    「用がある時は小さな食器口からほうきを出しなさい」とだけ言われ女の先生は消えて行った。…部屋に通され入ってみた印象は【狭い!ドラマと違うやん!】……当たり前だ。ドラマなんて信じてた私はアホだった…笑 トイレもカーテンで仕切られてるだけで小さなタンスと小さなテレビに小さな勉強机に布団。それだけしかなかった…

    2005-05-04 16:10:00
  • 52:

    何故か、この狭い部屋にいると淋しさが込み上げてきた。。。はじめて味わった孤独感。その夜、私は布団にもぐりながら泣いた。
    勇気くん…亜由美…たいき…お母さん…すごく皆に会いたくなり今まで当たり前に一緒にいた友達や家族に会えなくなり、当たり前だった日々を思いだし泣き続けた。そして私は極度の淋しがり屋だったことを思い知らされた。

    2005-05-04 16:17:00
  • 53:

    入所して一週間それなりにしっかり規則を守り平凡に過ごしている中、手紙が何通か届いた…。一通目差し出し人【亜由美】からだった。先に看守が手紙をチェックしてから渡される。既に開封されていた…《大好きな愛へ☆元気かな?愛がいなくて皆淋しがってるよ…早く帰ってきてね(>_

    2005-05-04 16:26:00
  • 54:

    また手紙を読んでたら涙が溢れてきた…私は手紙から亜由美の元気を貰った!

    二通目、差出人《たいき》愛へ。はよ帰ってこいよ。みんな待ってるからよ!ぢゃーな。 …それだけだった。【不器用なたいきが一生懸命書いてくれた手紙、どんな顔しながら書いたんやろ?】と想像したらニヤけてた。笑

    2005-05-04 16:32:00
  • 55:

    …三通目…差出人《母》
    愛ちゃん、自分のした事の重大さをよく考えてしっかり反省してきて下さい。母は愛ちゃんの事を想うと一晩中寝れません。お父さんも愛ちゃんが美味しいご飯を食べてないだろうと言って何もご飯食べません。毎日ビールしか飲まずに皆耐えてます。一日も早く愛ちゃんの顔が見れますように…面会にも行きますね。母
    …と書かれていた。…震えが止まらない。母親の手紙を読み私は又涙が出た。胸が締め付けられる思いで…

    2005-05-04 16:38:00
  • 56:

    みんなの手紙を読み、早く帰りたいと強く思うようになり私は真面目に生活をしていた。 毎日何より楽しみなのが勇気くんからの手紙♪いつ届くか待ち遠しかった。 ―しかし―
    勇気くんからの手紙はいつまで待っても届く事なく…審判の日を迎えた…。

    2005-05-04 16:42:00
  • 57:

    ―審判当日―予定時刻は16時からだ。朝起床し、いつもの用に掃除をし、ぼんやりしながら昼食を済ました昼休憩の間に女の先生に「出る仕度をしなさい」と言われ身支度を始めた。…やっとこの日が来た♪…身支度を終えたと同時に女の先生が迎えに来た。
    「石川!審判に行くから出なさい」と言われ入所した時に身体検査をされた部屋へと入り又も検索され私服に着替えた。

    2005-05-04 16:50:00
  • 58:

    『お世話になりました』と軽く頭を下げた。「二度とここへは帰ってきては駄目ですよ」『はい!』と言い車へ乗り込み鑑別所を後にした…。 ―数分後― 裁判所に到着した。午後からの審判は私を合わせ男三人、女二人だった。一人一人約30分づつくらいで審判は始まった…。私の手にはまだ手錠がはめられている…。この手錠は今日はずされるのか…家にちゃんと帰れるのか…審判が始まるまでドキドキしながら待っていた。

    2005-05-04 16:57:00
  • 59:

    刻々と時間は過ぎ予定時間の16時を迎えた。―コンコン―ドアがひらかれた…「石川愛!でなさい」私は静かに立ち上がり審判室の前で手錠外された。
    ―コンコン―『失礼します』ゆっくり扉を開けると、そこには以前鑑別所へ送致すると言った老婆がいた。
    私の座る長椅子の後ろに両親もいた。裁判官が「どうぞ!お座りください」と微笑みながら言った。

    2005-05-04 17:04:00
  • 60:

    「それでは審判をはじめます。全員起立。」と挨拶を交わした。 裁判官は分厚い私の調書を読み上げた 「石川愛さん、鑑別所はどうでしたか?しっかり反省できましたか?」…『はい。被害者の方に申し訳なく思い深く反省しました』と私は裁判官に告げた。…「そうですか。では、もし一般社会へ戻れたら何をしますか?」…『一生懸命仕事をして美容師になる夢を叶えたいと想います』…と少し大袈裟に返答した。…「それでは石川愛さんに審判を下したいと思います………石川愛さんを…保護観察にします…」

    2005-05-04 17:12:00
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