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人を食べたことはありますか?
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1:
名無しさん
その肉は
牛肉よりもやわらかく、豚肉よりもさっぱりしていて鳥肉よりも臭みがない。
そう、極上なんだ。2007-04-15 14:21:00 -
193:
名無しさん
ぼ く の こ と だ
2008-02-20 06:46:00 -
194:
名無しさん
おじさんの肉なんて、本当は食べたくないんだけど。僕の愛しい人を僕からとりあげようとするから。こうなるんだよ?
さぁ今日は、どこを食べよう。2008-02-20 06:48:00 -
195:
名無しさん
両手を後ろで縛られた汚い体からは、すこし焦げたニオイがする。今までは若い肉ばかりだったけど、色んな女を金で抱いてきたこの人は、もしかしたら結構いけるかもしれない。だけど見た目があまりよろしくないから、1番大事な所はいらない。だから返してあげるね。
…「確実に精神に異常をきたしていますよね、犯人は。」「そうですね。しかし全く痕跡を残さない巧妙な手口からは、かなり頭がいいであろうことが推測されます。」 …
親指と人差し指だけでつまんだそれを、いつもの解体用の包丁で少しずつ切り取っていく。同時に赤黒い血がこぼれる。後ろでは、そんなことを、馬鹿みたいに真面目な顔をした専門家達がテレビの向こうで話し合っていた。2008-02-20 07:01:00 -
196:
名無しさん
ケタケタ僕は笑う。だってこの人、自分で自分の1番大切なところ食べてるんだよ。笑っちゃうよね。
殺すのは、意外と簡単だった。きっとこのおじさんは見た目と違って頭が良くて、もうどうあがいても手遅れなことに、途中で気付いたんだと思う。だって可哀相なのはこのおじさんなのに、僕のことを可哀相な目で見つめたから。
まぁ、それで余計に腹が立って、それまで足の指一本一本に当てていたバーナーを今度は頭のてっぺんにあててあげたんだけど。2008-02-20 07:09:00 -
197:
名無しさん
チリチリに焼けた髪の毛の間から除く、僕がバーナーで開けた穴から、ピンク色の液体が流れていた。指で少しすくって舐めたら、意外と香ばしくて美味しかった。パスタと絡めるソースにしてみよう。
これで僕は今以上に頭がよくなるはずだ。
ね、そうだよね?2008-02-20 07:14:00 -
198:
名無しさん
.2008-02-20 07:15:00 -
199:
名無しさん
「茜さん、茜さんってば!」
気持ち良く眠っていたのに、平良に起こされ目を開ける。なんなの、もう。
「茜さん!携帯、もうずっと鳴り続けてるんだけど。」
平良にそう言われ初めて、耳に携帯の着信音が流れてきた。2008-02-20 07:19:00 -
200:
名無しさん
今日は確か日曜日で、仕事は休みのはずだった。開かない目を無理矢理こじ開けて、携帯を開く。
…うざっ。2008-02-20 07:21:00 -
201:
名無しさん
携帯をすぐに閉じて、ベットの下に放り投げた。山口とは、昨日小坂さんの件で喧嘩したままだった。というか、根掘り葉掘りしつこく聞いてくる山口に、あたしが一方的に切れただけだけど。どうせ謝りたいだけだろう。ベットの下で携帯は鳴り続けていたが、無視し続けた数分後に、やっと切れてくれた。
まぁその頃には、すっかりあたしの目も覚めてしまったけれど。2008-02-20 07:30:00 -
202:
名無しさん
「平良。コーヒー入れて。」
「ん、わかった。」平良は優しくそう言うと、ベットルームから出て行った。時計に目をやると、まだ10時をやっと過ぎた頃で、あたしにとっては久々の、"朝"だった。
カーテンから差し込む光りが目に眩しい。だけど意外と心地良い気持ちになった。2008-02-20 07:35:00