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人を食べたことはありますか?
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1:
名無しさん
その肉は
牛肉よりもやわらかく、豚肉よりもさっぱりしていて鳥肉よりも臭みがない。
そう、極上なんだ。2007-04-15 14:21:00 -
201:
名無しさん
携帯をすぐに閉じて、ベットの下に放り投げた。山口とは、昨日小坂さんの件で喧嘩したままだった。というか、根掘り葉掘りしつこく聞いてくる山口に、あたしが一方的に切れただけだけど。どうせ謝りたいだけだろう。ベットの下で携帯は鳴り続けていたが、無視し続けた数分後に、やっと切れてくれた。
まぁその頃には、すっかりあたしの目も覚めてしまったけれど。2008-02-20 07:30:00 -
202:
名無しさん
「平良。コーヒー入れて。」
「ん、わかった。」平良は優しくそう言うと、ベットルームから出て行った。時計に目をやると、まだ10時をやっと過ぎた頃で、あたしにとっては久々の、"朝"だった。
カーテンから差し込む光りが目に眩しい。だけど意外と心地良い気持ちになった。2008-02-20 07:35:00 -
203:
名無しさん
お気に入りの淡いピンク色のカーディガンをパジャマの上に羽織ってから、あたしもベットルームを出た。
キッチンでは、既にコーヒーメーカーがコポコポ音を立てていた。2008-02-20 07:38:00 -
204:
名無しさん
「あ、欲しかったのって、それ?」
指を指した先には、昨日あったものよりも一回りか二回り近く大きくなった冷蔵庫があった。
「そう。最近、食材が入り切らなくて、苦労してたんだ。冷凍庫も広いんだよ、いいでしょ。」2008-02-20 07:43:00 -
205:
名無しさん
嬉しそうに笑って平良はそう言ったが、前あった冷蔵庫も、二人(正確には一人と一匹。) 暮らしのあたしたちには充分すぎる大きさのものだった。
そのため業務用並に大きな冷蔵庫と平良の笑顔に、少し違和感を感じながらも、まぁいいか、という感じで大して気にはしなかった。
「はい、どうぞ。」2008-02-20 07:49:00 -
206:
名無しさん
差し出された赤いマグカップには、綺麗にミルクで渦が出来ていた。もちろん平良はよく知っている。あたしのコーヒーには、ミルクのみ。
色違いの青いマグカップに、今度は自分の分のコーヒーを注ぎながら、平良はあたしの向かいに座った。それから、砂糖とミルクをたっぷり入れた。2008-02-20 07:54:00 -
207:
名無しさん
二人で、コーヒーをスプーンで掻き交ぜながら他愛もない話しをする。
笑う平良はやっぱり可愛くて、初めて平良と出会ったあの日のことを、あたしは久々に思い出していた。2008-02-20 07:57:00 -
208:
名無しさん
更新ありがとう
ドキドキしながら見てます2008-02-20 08:02:00 -
209:
名無しさん
あたしは18の時、田舎から、鞄一つで上京して来た。特に夢があったわけではなく、ただ、自分が"普通の人生"を送ることに実感が湧かなかった。
"普通の人生"とは、大学に行き、就職して結婚、出産し主婦になる、つまり母のようになることだ。
別に母が嫌いなわけでない。だけど母の用にはなりたくなかった。2008-02-20 08:04:00 -
210:
名無しさん
あたしは男三人、女一人の四人兄弟の末っ子で、父にも母にも、歳の離れた兄達にも、可愛がられて甘やかされて育ってきた。1番上の兄とで、8つ歳が離れている。だだ、そのためあたしを産んだ時には既に母は34歳で、やんちゃな息子達とあたしの世話で、ものごころ付いた頃から母は少しやつれ、到底女とは言えない姿だった。
その反動だったのかもしれないと、今になって思う。2008-02-20 08:25:00