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人を食べたことはありますか?
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1:
名無しさん
その肉は
牛肉よりもやわらかく、豚肉よりもさっぱりしていて鳥肉よりも臭みがない。
そう、極上なんだ。2007-04-15 14:21:00 -
431:
◆JYoZQOEpnQ
突然、まぶたが鉛のように重くなる瞬間。
彼は言った。
「俺ね、本気になったら止まれへんの。」2008-04-18 03:27:00 -
432:
◆JYoZQOEpnQ
少し肌寒い気がして目が覚めた。そして固まる。
両手両足の、冷たい金属の感触が痛い。
全裸なわけではない。あたしの自慢の白い肌に、負けないくらい真っ白のネグリジェを"着せられて"いた。
仰向けの体制のせいで、手錠か鎖か、何で縛られているのかは見えない。ただ、抵抗したところで、カチャカチャと無機質な音が響くだけで、無駄だということはすぐにわかった。2008-04-18 03:31:00 -
433:
◆JYoZQOEpnQ
「…あ、やっと起きたん?」
重たい扉が開く音がして、奴が現れた。
「この部屋ね、実はSMルーム。気付かなかったでしょ?(笑)」2008-04-18 03:32:00 -
434:
◆JYoZQOEpnQ
さっきとはまるで別人の顔をした洋一は、自分だけしっかりと、彼にとっては戦闘体制のスーツに着替えていた。
「愛さんさー、誰かさん達とは違って、絶対馬鹿じゃないのに、なんで俺なんかに着いて来たの。」
"達"。…ということは、かつてこうなっていたのは、唯だけじゃないんだろう。2008-04-18 03:34:00 -
435:
◆JYoZQOEpnQ
「でもまぁ、俺にとってはすごく好都合なんやけどね。だって絶対、愛さんは特別やん。そりゃ俺だって本気になるよ。仕方ないことやんな?」
持って来ていたのか、元からこの部屋にあったのか。
彼は四角い木の箱の中から、色々な物を楽しそうに次から次へと取り出し始めた。2008-04-18 03:37:00 -
436:
◆JYoZQOEpnQ
カチッ…
ライターの音と一緒に、まず彼が取り出したのは真っ赤な蝋燭だった。
ジジジ、と、火が灯る。
「愛さんは、特別。綺麗な顔、形良い胸、細くて長い手足。真っ白な肌。うん、特別。特別、壊しがいあるわ。」2008-04-18 03:39:00 -
437:
◆JYoZQOEpnQ
「ッツッ…!」
頭の上で両手をまとめて拘束された右腕に、ポタリとロウが垂らされる。見た目だけのプレイ用の蝋燭ではなかったようで、垂れたロウはしっかり焼け付くように熱い。
「ほら、そうやって、綺麗な顔、歪むの、おもろいやん。興奮するわ。」2008-04-18 03:40:00 -
438:
◆JYoZQOEpnQ
そのまま、左の頬に数滴。次は服の上から、右の胸に。次はお腹、次はM字に拘束された太股。
「真っ白の肌、汚くなって。可哀相やなぁ。」
じわじわと、中々熱は引かない。熱い。
だけど単純に、どうリアクションをとればいいのか、あたしは戸惑っていた。2008-04-18 03:42:00 -
439:
◆JYoZQOEpnQ
「ってか、もっと熱がってよ。おもんないやん。」
淡々とした、抑揚のない声と同時に、今度はボタボタと一気にロウを落とす。真っ白のネグリジェが、赤色のロウに染められ、身体中に鈍い痛みが広がる。
「はぁ。やっぱり愛さんは特別やから、こんなんじゃ効かへんの?んなこれは?」2008-04-18 03:45:00 -
440:
◆JYoZQOEpnQ
次に彼が取り出したのは鞭だった。確かあの形は、いつか客に連れられ、競馬に行った時に見たことがある、馬用のもの。
パチンと、軽く叩かれただけで固まりかけていたロウが剥げ、その上でミミズ腫れのように肌が盛り上がる。
仰向けから四つん這いに向きを変えられ、お尻をたたかれながらあたしも馬のように悲鳴を上げた。
声が、出したくなくても出てしまう、ひどい痛みだった。2008-04-18 03:49:00