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世界で一番好きでした…

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  • 1:

    ユナ

    前書いてる途中で夜遊び一瞬止まったのでまた最初から書きます?

    2005-05-11 00:49:00
  • 2:

    ユナ

    17才から21才…     中途半端な子供から   中途半端な大人になる時 ず〜っと一緒にいてたね…あの頃のあたし達はこれからも一緒にいると    信じてた

    2005-05-11 00:50:00
  • 3:

    ユナ

    神田ユナ17才…あたしはクラス発表の掲示板を見てぼーぜんとしていた。
    『なぁんでユナだけサエとミキとクラスちゃうの〜?』           『ほんまやっ!選択授業も一緒に合わせたのにっ!』『ユナとサエは一緒に授業さぼりまくってたから離されたんちゃうかぁ?』
    あたしとサエとミキはめっちゃ仲良し☆特にあたしとサエはいつも行動を共にしていて三年の選択授業とかゆう3科目もすべて合わせて一緒にしていた…のにもかかわらずあたしだけクラスが離された。
    『まぁ選択授業の時は一緒やし寂しくなったらいつでも五組おいで☆』    『ふぁい…』      あたしは重い足取りで体育館に向かった。

    2005-05-11 00:52:00
  • 4:

    ユナ

    あたしとサエはいわゆる問題児とゆう奴だった、別に先生とは仲が悪くなかったがとにかく身なり素行があまりよろしくなかった。一方ミキは時々一緒にサボるけど頭も良く普段は身なり素行も優等生…あたしとサエがクラスを離されたのは先生方の正しい判断だろう…。体育館に入ると同じクラスになった子達が声をかけてきた。       『おっ!ユナも二組!?俺と一緒とか初めてやな!』『おは〜☆ユナとクラス一緒とかめっちゃ嬉しい☆』まぁたお前と一緒!?腐れ縁やな笑』
    親友とクラスが離れたとはいえ二年以上も通っていれば殆どが[知り合い]になる。別に寂しくはなかった。

    2005-05-11 00:55:00
  • 5:

    ユナ

    『まぁこれから一年よろしく☆★☆★』
    そういってあたしは適当に列に並んだ。 始業式が始まり校長のおもしろくない話が延々続く…
    「やっぱ10時位からこればよかった…」
    そう後悔していると…
    バンッ!!!
    突然閉じていた鉄のドアが開きシーンとしていた体育館に響きわたった。みんなが後ろを見ると…
    入り口には綺麗な金髪の頭に制服のシャツの下にTシャツを着てダボッとした制服のズボンをひきずりながら眠そうに歩く男の子がいた。
    「小西カケルだ」

    2005-05-11 00:57:00
  • 6:

    ユナ

    (略)
    突然閉じていた鉄のドアが開きシーンとしていた体育館に響きわたった。みんなが後ろを見ると…
    入り口には綺麗な金髪の頭に制服のシャツの下にTシャツを着てダボッとした制服のズボンをひきずりながら眠そうに歩く男の子がいた。
    「小西カケルだ」

    2005-05-11 00:59:00
  • 7:

    ユナ

    小西君は一年の時から有名人、学年一番の男前のヤンチャクレ…男からも女からも人気があった。確かに顔は男前…だと思う。いや男前とゆうよりかっこいい顔だ。すこし細めのいたずらっ子のような目、スーッとした顎、自分で切っているらしい無造作ヘア、細いけどちゃんと筋肉がついている体、でもあたしは小西君に興味はなかった。チャランポランだったし遊び人としても有名だったから。喋る事はあっても仲良くなる事はなかった。

    2005-05-11 01:01:00
  • 8:

    ユナ

    小西君登場でなんだかザワザワした中始業式が終わりあたしとサエはそのまま帰る事にした。
    『てかさぁサエ、小西と直人も良介も同じクラスやったわぁ☆』
    とサエが言った。
    小西君とサエは一年の頃からずっとクラスが一緒で仲が良かった、直人と良介は小西君と同じグループで良介は一年二年とあたしと同じクラスだったのであたしとも仲が良かった。
    『そうなん☆よかったやん』
    あたしがそうゆうとサエは少し残念そうに言った。
    『でも野田君とクラス離れたぁ…』
    野田君も小西君と同じグループの子で今現在のサエの好きな人。かなり惚れていて無口な野田君との事を小西君になにかと協力してもらっていた。

    2005-05-11 01:03:00
  • 9:

    名無しさん

    (略)
    あたしがそうゆうとサエは少し残念そうに言った。
    『でも野田君とクラス離れたぁ…』
    野田君も小西君と同じグループの子で今現在のサエの好きな人。かなり惚れていて無口な野田君との事を小西君になにかと協力してもらっていた。

    2005-05-11 01:04:00
  • 10:

    ユナ

    新学期が始まり選択授業の日が来てサエがあたしのクラスまで迎えにきた。選択授業は[家庭科]だ。あたし達がこれを選んだ理由は『将来お料理が上手なお嫁さんになりたいから☆』とかではなく選択授業の二日に一回のペースで調理実習とゆう楽しい時間があるからだ、だから家庭科には男の子もすこぶる多かった。そりゃ誰だって古典やら英語を勉強してるよりキャイキャイ料理作って遊んでいる方がいい。だから英語を選択したミキはほんとにえらいなと思った。

    2005-05-11 01:06:00
  • 11:

    ユナ

    初めの授業は調理実習ではないので一組の教室で授業だった。
    『あれ?サエ早くない?まだ休憩時間始まったばっかやで?』
    『だって野田君一組やん☆うまくいったらしゃべれるかも』
    な〜るほど☆
    『あっ!そや☆ユナに提案があるねん♪調理実習の班な、小西と直人と良介とサエとユナでやろやぁ?みんなでゆうててん☆』

    2005-05-11 01:07:00
  • 12:

    ユナ

    『おっ!いいでぇ☆なんか楽しそうやなぁ♪』
    そんな会話をしながら一組に向かった。

    2005-05-11 01:09:00
  • 13:

    ユナ

    別に嫌いな訳じゃない…ただ小西君は何を考えてるか分からない子だったのであたしは少し緊張していたのかもしれない…。
    授業が始まり今日は初めの授業なので実習の説明と実習の班決めをした、男女混合なのであたし達以外の班はなかなか決まらず時間がないのであたし達以外の班は先生が勝手に決めて授業が終わった。
    授業が終わって教室に帰る途中サエから野田君と遊ぶ約束をした事をきいた、なんだかんだゆっても自分で積極的に話を進めるのがサエだ。

    2005-05-11 01:12:00
  • 14:

    ユナ

    その日の夜…あたしは近くのコンビニに行った。適当に立ち読みをして煙草とお茶を買ってあまり店員の顔を見ずお釣りを受け取りレジから離れようとすると…『おい!神田さんっ!いい加減きづこーや笑』
    突然店員から呼び慣れない名字を呼ばれびっくりして顔あげると
    『え!?小西君!?何してるん!?』
    小西君だった。

    2005-05-11 01:13:00
  • 15:

    ユナ

    『何ってバイトやんっ!俺ずっと見てたのに全然気づかんしな笑』
    『だって小西君ここらの子ちゃうやろ?』
    『あんまり地元でやったらツレとかチャカシにくるやろ?だからここらでやってんねん、今日は休みやけど良介もバイトここやで☆』

    2005-05-11 01:15:00
  • 16:

    ユナ

    『そうなんやぁ…全然知らんかった!』
    それからあたし達はレジ前で三十分位喋り込んだ。気付くともう10時…
    『やっば!ユナもう帰らなっ!』
    『俺ももう上がりやっ!なんかめっちゃ話込んでもたな!ごめんやで!』
    そんな会話で終わってあたしは急いで家に帰った。家に帰るとメールが届いていた。

    2005-05-11 01:16:00
  • 17:

    ユナ

    〈今バイト終わったぁ☆ちゃんと家着いたか?あんまり夜女の子が一人で外ウロウロするもんちゃうで!〉あたしはすぐさま返信した〈お疲れ☆ちゃんと着いたよ☆明日初実習やな!よろしこ☆★〉
    〈おうよ☆ほなはよ寝〜やぁ☆また明日な!〉
    たったこれだけのやりとり…でもなんだか嬉しかった

    2005-05-11 01:17:00
  • 18:

    ユナ

    次の日家庭科の授業がやってきた。あたしのクラスにサエ、直人、良介、そして小西君が迎えに来た。小西君はあたしの顔を見るなりいきない話かけてきた。
    『神田さんっ!煙草とお茶て色気なさすぎやわっ!』『う、うるさいなぁ!絶対必要なもんやんかぁっ!』それから二年の時同じクラスだったのにあんまりしゃべらなかったのが嘘みたいに会話が弾んだ。それがなんだかすごく嬉しかった。

    2005-05-11 01:46:00
  • 19:

    ユナ

    それからあたしと小西君はよく話をするようになった。内容はバカみたいな話、エロ話、バイト先の話、いつも笑っていた。遅刻やサボりが多かったあたしと小西君だったがちゃんと学校にも行くようになっていた。そんな時…ある事件が起きた。
    いつものように学校に行くとサエがあたしの顔を見るなり走ってきて言った。
    『小西が入院したっ!なんか昨日ボコられて今集中治療室におるらしいっ!!』

    2005-05-11 01:47:00
  • 20:

    ユナ

    『え!?どうゆう事なん?』
    あたしは心臓がバクバクするのを感じた。
    『サエもよく知らんねんけどさっき一也が来て直人と良介に大きい声で喋ってんのんたまたま聞いてん!!』
    サエが聞いた話では昨夜一也と洋平君、そしてその二人の地元の子らと小西君と原付で走っていて後ろから来た車にいきなり金属バットで殴られそのまま小西君だけ捕まり集団リンチをくらったらしい。

    2005-05-13 22:53:00
  • 21:

    ユナ

    ちなみに一也はあたしが一年の初めに付き合っていた元カレ、イキリのくせに根性無しのもっともあたしが嫌いなタイプ…
    洋平君は一也と地元が一緒で小西君とも仲が良かった。
    『…でそのまま一也ら小西君を置いて逃げたん!?』『だからサエも詳しく知らんねんって!』
    『ユナが直接洋平君に聞くわ』
    洋平君はあたしと同じクラスだ、あたしはすぐさま洋平君の席に向かった。

    2005-05-13 22:54:00
  • 22:

    ユナ

    『…それ誰から聞いたん?』
    『なんか一也が五組ででっかい声で喋ってるらしいで!』
    それを聞いた洋平君は鋭い目になり小さな声で『あいつっ!』と舌打ちをして席を立った。
    『ちょっ!!洋平君っ!』あたしが呼び止めると洋平君があたしの耳元で言った

    2005-05-13 22:58:00
  • 23:

    ユナ

    『その話は本間やで、途中みんなバラバラにはぐれて小西だけが捕まってもてん、神田さんには最近小西と仲いいみたいやからゆうたけど小西の為にあんまみんなにゆわんといたってな、今から一也のアホどついてくるわ』
    そう言って教室から出ていってしまった。

    2005-05-13 22:59:00
  • 24:

    ユナ

    それから三日後…洋平君から小西君が今日退院すると知らされた。どんなケガだったとか、退院するとはいえ今どんな状態なのかとか全然わからなくて心配だった。電話したかった。
    小西君とは二年の初めにケー番交換したがそれから三年になるまでの一年間メールした事なんてほんの2、3回、電話で話した事なんて一度もなかった。いくら最近仲良くなっていたとはいえこんな時に電話するのはずうずうしいんぢゃないかと思い電話しにくかった。

    2005-05-13 23:00:00
  • 25:

    ユナ

    サエに相談してみる…
    『ん〜?別にいい思うで?退院するって事はもう体大丈夫って事やしさ』
    『でもサエは一年から仲良いけどユナ最近やで、なんか図々しい気がするわぁ…』
    『そんなん関係ないって!てかなんで小西相手に気使ってるん?!……ユナもしかして小西の事好きなん?』
    サエにそう聞かれてあたしは慌てて否定した。

    2005-05-13 23:01:00
  • 26:

    ユナ

    『そ、そんな訳ないやんっ!!』
    『そうやんな〜☆ユナには健太がおるもんな!まぁなんし電話しても全然大丈夫や思うで☆』
    そう言ってサエは帰って行った。サエが帰ったあとあたしは一人で考えた。
    「サエのゆうとおりあたし小西君の事好きなんかな…」

    2005-05-13 23:02:00
  • 27:

    ユナ

    バイトが終わり健太の家に少し寄って家に帰りあたしは携帯とにらめっこ。
    『どうしょ…でも元気かどうか気になるしなぁ…』
    あたしは思い切って小西君のメモリを呼び出し発信ボタンを押した。
    〜トゥルル トゥルル〜 ドキドキして電話を耳におしつけて待っていると…

    2005-05-13 23:41:00
  • 28:

    ユナ

    『はい〜』
    小西君が出た。
    『も、もしもしっ!』
    『神田さん久しぶりやん☆どしたん??』
    『あっ!あの、大丈夫かなぁて思って…』

    2005-05-13 23:42:00
  • 29:

    ユナ

    『ああ〜!大丈夫やで☆洋平から神田さん心配してたでって聞いたわ☆あしたから学校も行くしな!ケガもな頭何針か縫うただけで骨折もしてないしたいした事ないねん☆』
    『頭縫うたってたいした事やんかっ!』
    それからあたし達は一時間位しゃべった。
    最後に小西君が言った。
    『わざわざ電話ありがとうな☆また明日久しぶりに学校でゆっくり顔見てしゃべろな☆』

    2005-05-13 23:44:00
  • 30:

    ユナ

    電話を切ったあとあたしは嬉しくてサエにメールを入れた。
    《ユナ今日小西君に電話したよ!明日学校来るって☆》
    サエからのメールの返事はなかった。あたしはそのまま眠りについた。

    その日あたしは小西君の事が好きな事を自覚した。

    2005-05-13 23:45:00
  • 31:

    ユナ

    次の日学校に行くとサエがあたしを見つけて走ってきた。
    『ユナ〜おはよ!昨日メール返せんでごめんなっまた話すけどいろいろあってん…それより小西もう来てんで!五組おいで!』
    サエと五組に行くと小西君が教室の後ろの方でたくさんの男子達に囲まれていた。まだ頭やほっぺに包帯やらガーゼをつけていたけど真ん中で元気そうに笑っていた。

    2005-05-14 00:43:00
  • 32:

    ユナ

    『サエらもいこっか☆』
    とサエに手をひっぱられたがあたしは首を振って言った。
    『今はいっぱいおるしええわ、それよりサエ昨日どしたん?』
    『あぁ〜!実はなぁサエ昨日野田君に告ってん、まぁ見事に振られましたけど☆』
    『え!?そうなんっ!?』い、いつのまにそこまで…

    2005-05-14 00:45:00
  • 33:

    ユナ

    あたしがそんな事を考えて一人でニヤニヤしているとサエが逆に聞いてきた。
    『で、ユナは?ユナぶっちゃけ小西の事好きになってるんちゃうの?』
    『じ、実は好きになってるっぽい…。』
    あたしは正直に答えた。

    2005-05-14 00:48:00
  • 34:

    ユナ

    『やっぱり☆まぁええやん!サエから見ても小西ええ奴やし、頑張り☆ただし、サエはユナが健太と別れてからぢゃないと応援せんからねぇ!』
    ………自分の気持ちを改めて口にするとますます気持ちが盛り上がってきた。だけど元カレに似ている小西君をこれ以上好きになっていくのが怖かったしなにより安心を与えてくれる健太の元を離れる勇気もなかった。

    2005-05-14 00:50:00
  • 35:

    くらら

    ぉ?また復活ャン?応援しとるけ??ュナちん頑張って??〃

    2005-05-14 01:17:00
  • 36:

    ユナ

    くららやぁ?まだまだ前止まったとこまで追い付くん大変だ?ありがちょ?

    2005-05-14 01:22:00
  • 37:

    ユナ

    それから体育祭の準備に入る時期になった、うちの体育祭は毎年かなり盛り上がる、あたし達は今年三年で先頭に立つ立場だ。あたしやあたしの周りの子達は小西君も含めてみんな団の幹部の役職についていて違うクラスともなれば選択授業以外ではなかなか会えなかった。
    でもあたしが電話した日以来小西君は団の仕事を終え学校から帰ってからやバイトがおわってからメールをしてくるようになりあたしと小西君の日課になった。

    2005-05-24 04:34:00
  • 38:

    ユナ

    メールの内容はいたって普通だった。体育祭の話、今日の出来事、共通の友達の話。毎日小西君からメールが来るのはすごく嬉しかった。ある日恋愛の話になった。
    《俺今めっちゃ彼女欲しいわ〜》
    《小西君やったらその気になったらすぐできるよ☆》《めっちゃ人ゴトやん笑神田さんは彼氏おるからって!》
    《小西君モテるやんか☆あっ!でも遊び人やからなぁ笑》
    《俺な、今は本気でお互いの事大事に思って付き合える彼女が欲しいねん》

    2005-05-24 04:35:00
  • 39:

    ユナ

    なんだか…ドキッとした。あたしは思い切って聞いてみた。
    《小西君…今好きな人とかおるん?》
    《今はいてないなぁ》
    ホッとしたような悲しいような…
    《そっかぁ☆早く出来るといいね☆小西君遊び人やおもてたけど一応ちゃんと考えるようになってたんや☆》

    2005-05-24 04:36:00
  • 40:

    ユナ

    《俺確かに今までひどい事とかしてきたけどこれからはもう女の子泣かせるような事は絶対せーへん!これだけは絶対信じてな!》
    と最後に入ってきた。あたしは正直嬉しかったけど期待するなと心に言い聞かせた。

    2005-05-24 04:37:00
  • 41:

    ユナ

    体育祭三日前、忙しい中健太とはだいぶ会ってなかった。そんな時知らない番号から電話がかかってきた。『はい…誰?』
    『久しぶり………俺、トモキやけど……』
    あたしが健太と付き合う前に付き合っていたあたしの歴史上最低最悪の元カレ…トモキだった。今はあたしのバイト先の子と付き合っている。
    『なぁ、お前今の新しい男とうまくいってるん?』
    『そんなんトモキに関係ないやん』
    『…いや、お前の事紹介してってゆうてる奴おるから。』

    2005-05-24 04:39:00
  • 42:

    ユナ

    (略)         『ええからゆえって!!』

    2005-05-24 04:41:00
  • 43:

    ユナ

    『そんなんいらんし!今ユナ好きな子おるし!』
    思わずゆってしまった。するとトモキの口調が変わった。
    『は?そいついくつ?どこの奴やねん?』
    『別にトモキに答える必要ないやん』
    『ええからゆえって!!』

    2005-05-24 04:41:00
  • 44:

    ユナ

    47の略部分間違ってました?           『お前の事紹介してゆうてる奴おんねん』     です?

    2005-05-24 04:43:00
  • 45:

    ユナ

    トモキはしつこく聞いてきた、あまりにもしつこくて少しイライラしてたあたしはまくしたてるように言った。
    『井出岡のおない、ちなみにトモキの青年団といっちゃん仲悪い浦枕青年団に入ってるわ』
    『…そいつと今付き合ってるって事?』
    『ちゃうよ!ユナが勝手に小西君に片思いしてるだけや!だから紹介とかいらんからっ!バイバイ!』

    2005-05-24 04:45:00
  • 46:

    ユナ

    そう言って一方的に電話を切った。「何で今更電話かけてくるんよ……」
    声を聞いた瞬間ちょっとだけ嬉しかった自分が嫌だった。
    それからトモキからちょくちょく電話がかかってくるようになった。内容は今暇だとか遊ぼうとかばっかり…あたしも電話に出なきゃいいんだけどまだどこか気持ちが残っていてついつい出てしまう
    「信じたってまた裏切られる、今だってナミと付き合ってるくせに」

    2005-05-24 04:46:00
  • 47:

    ユナ

    そんな事を思いながらあたしはトモキに対して皮肉たっぷりに会話する、それでもトモキは電話をしてくる。あたしが嫌いになりきれてないのわかってるんだろうなぁ…。
    そして体育祭の日がやってきた、あたし達三年の幹部はみんなバタバタしていた、団長で忙しい小西君を見付けあたしも時間を作り小西君の団に行った、見てみると小西君は女子から一緒に写真をとってくれと頼まれまくってたがすべて断っていた。あたしも思いきって誘った。
    『小西君一緒に写真とろうやぁ☆』
    『えっ!いいわ〜〜』
    『一枚位いいやんか☆』

    2005-05-24 04:47:00
  • 48:

    ユナ

    『しゃーないなぁ☆』
    そう笑っていって一緒に撮ってくれた、嬉しかった……でもふとトモキの事が頭によぎった。小西君もトモキみたいな男なんかな……

    2005-05-24 04:48:00
  • 49:

    ユナ

    その日の夜はどこの団もみんな打ち上げだった。
    「小西君も今頃自分の団で飲んで騒いでんねやろなぁ…」
    そう思うと同じクラスのサエ達がうらやましく思えた。あたし達の団は二次会は三団(三組)と大きい公園で花火する事になった。花火に火をつけ友達らと騒いでいると…
    『あれ〜?小西!一也!どないしたん〜?』
    と男の子らの声がした、見ると小西君と一也が来ていた。

    2005-05-26 09:00:00
  • 50:

    ユナ

    『洋平にここで花火してるって聞いて抜けてきた!うちの団は今カラオケやわ☆』
    そう言って花火をしだした。回りの女の子はキャーキャー騒いでいる。何人かは小西一緒にしよ〜?と甘い声を出して近づいていった。いつもならうっとしそうにしている小西君も今日は笑顔で火をつけてあげている。相当酔っ払っているらしい。

    2005-05-26 09:01:00
  • 51:

    ユナ

    遠巻きにその光景をボーッと見ていると小西君と目があった。小西君はあたしを見つけるなり花火を投げ捨て走ってきて
    『神田さぁぁん!』

    と抱きついて…いや倒れ込んできたとゆうのが正しいだろう。
    『ちょっ!ちょっと!』

    2005-05-26 09:02:00
  • 52:

    ユナ

    あたしは小西君に押し倒されそのまま少し坂になっている地面に座り込んだ、小西君はそのままあたしの横にゴロンとあおむけになり寝転んだ。思った通り相当酔っている。

    2005-05-26 09:04:00
  • 53:

    ユナ

    『はぁ…しんど…』
    そう言って小西君は目をつむった。あたしもゴロンと横になってみる。
    途中うちの団の二年の子があたしに声をかけてきたが状況をどう察したのかそそくさと逃げていった。
    初夏の夜は暑くも寒くもなく天気のいい夜空は意外にも星がたくさん見えて綺麗だった。
    「……なんか久しぶりにこうやって夜空見たなぁ…」

    2005-05-26 09:06:00
  • 54:

    ユナ

    そんな事を考えながらあたしはぼーっと夜空を見ていた。すると小西君が口を開いた。
    『神田さん…やらせてや』はぁぁぁぁぁあ!?
    『は?何ゆってるん?』
    『ええやん、別に』
    あたしは小西君にそんな事を軽くいわれてめっちゃショックやった、でも必死で笑顔を作って言った。

    2005-05-26 09:07:00
  • 55:

    ユナ

    『そんなん好きな子にじゃないとゆうたらあかんよ』すると小西君が小声で言った。
    『好きじゃないとこんなん俺ゆわんし。』
    いや…好きやったらこんな簡単にゆえんやろ…………あたしは必死でなだめるように言った。
    『ぢゃっ!ぢゃあさっ!この後みんなでカラオケいこっ!?』
    『…みんなでやったら行かん、二人でやったら行く』ふ、二人!?あきらかヤリ目的やん、でもここでユナが断ったら他の子と…そんなん嫌やし何より小西君と一緒にいたい!!

    2005-05-26 09:09:00
  • 56:

    ユナ

    『いいよ!二人でいこ!』あたしは覚悟を決めていった。もうどうにでもなれ!すると小西君はニパッと笑い
    『よし!決まり!いこ☆』と起き上がりみんな大きい声で叫んだ。
    『俺ぇ〜今から神田さんと二人でカラオケ行ってくるからぁ!後はよろしく☆』そう言ってあたしの手をとり走った。あたしはひっぱられながら後ろを見るとみんなポカァンとした顔であたし達を見送っていた。

    2005-05-26 12:50:00
  • 57:

    ユナ

    あたし達は駅前のカラオケに向かった。途中小西君に良介から電話がかかってきた。
    『はい、え?今からみんなガスト行くん?俺今から神田さんとカラオケ行くねん!おう、また電話するわ』そう簡単に言って電話を切った。
    『小西君、自分の団戻らんでいいん?』
    あたしが聞くと小西君はあっけらかんと言った。
    『別にええやろ!』

    2005-05-26 12:52:00
  • 58:

    ユナ

    『そ、そっか☆』
    あたしは覚悟を決めたもののかなり緊張していた。駅前につき小西君の原付とあたしの自転車を止めていると
    『あっ!ユナやぁ☆あれ?小西君も?』
    同じバイト先でトモキの今カノ奈美だった。奈美は小西君と同じ地元だから小西君とも知り合いみたいだった。

    2005-05-27 22:55:00
  • 59:

    ユナ

    『今からカラオケ行くねん〜☆』
    そう言ってしばらく雑談していると奈美が急に真顔になって言った。
    『なぁ…最近トモキユナに連絡してない?』
    『あ〜なんか意味なくようかかってくるわぁ』
    あたしがそう答えると奈美はやっぱりって顔をして言った。

    2005-05-27 22:56:00
  • 60:

    ユナ

    『やっぱりそうなん!?あいつ本間ありえへんわっ』そんな事を話ているとなんとトモキから電話がかかってきた。
    『ユナ、トモキに奈美と一緒におるってゆわんと普通に電話でてみて!あっスピーカーにしてなっ!!』
    そーゆわれてあたしは電話をとった。

    2005-05-27 22:58:00
  • 61:

    ユナ

    『もし〜?あほユナ!何してん??』
    会話がつつ抜けなのも知らないでトモキはしゃべる。『今日体育祭やったからその打ち上げぇ、今からカラオケ行くねん』
    『俺今一人で暇やねん〜俺と遊んでやぁ☆』
    『トモキには奈美がおるやん、ユナ何時に終わるかわからんし』
    『そんなん行かんと俺と遊べって☆迎えに行くし!』

    2005-05-27 22:59:00
  • 62:

    ユナ

    『無理、無理。』
    『じゃあ終わったらあそぼ!電話しろよ、迎えに行くから☆』
    『考えとくわ』
    そう言って電話を切った。一連の会話を聞いて奈美が激怒した。

    2005-05-27 23:00:00
  • 63:

    ユナ

    『なんなん!?あいつ!本間信じられへん!!今日奈美が遊ぼて誘ったら忙しいとかゆうてたしっ!……なぁユナ、トモキにユナから聞いたってゆったらあかん?』
    『ええで〜ユナはいまさらあいつにどう思われようがええし、ガツンとゆうたり!』
    そう言って奈美と別れあたしと小西君はカラオケに向かった

    2005-06-08 01:31:00
  • 64:

    ユナ

    『は?誰からそんなん聞いたん?』
    『野田からやで!あいつ北中の奴やもん』
    『いや、そんなアイドルとかたいしたもんちゃうから』
    『野田はなんか北中のヤンキーの子らが神田さんのバイト先によく行っててその内の一人が抜けがけしたらしいってゆうてたで!てかサエッチ野田に告ったやろ』
    『そうそう!びっくりやろ!!』

    2005-06-08 01:34:00
  • 65:

    ユナ

    『ユナァ〜お前奈美にチクッたやろ!』
    『奈美はトモキの彼女、ユナは奈美と友達、当然の行動や思うけど?』
    『はぁ〜…もうええわ、また電話する。』
    そう言ってトモキは電話を切った。あたしは不思議だった、こんなにも普通にトモキに冷たくできたのは初めてだった。「もしかして小西君と一緒にいるからかな」そう思った。

    2005-06-09 04:37:00
  • 66:

    ユナ

    二人っきりのカラオケは朝まで続いた。あれだけ覚悟していたのに小西君はあたしに何一つ手を出してくる事はなかった、喋ったりふざけたり歌ったりで怪しいフインキになる事もなかった。
    『さぁみぃ〜〜!!』
    お会計を済ませて外に出た。五月とはいえ朝方はまだ寒い…
    『よっしゃ!神田さん送るわっ☆』
    小西君がニカッと笑っていった。目は相当眠そうだ。

    2005-06-09 14:09:00
  • 67:

    ユナ

    『ええよ!もう朝方やし遠いし…それに原付とチャリやったら走りにくいし遅いで!』
    『女の子一人で帰らすわけにはいかんわ!!』
    『ユナでも帰り彼氏んとこ寄るから…』
    『そ、そっか!じゃあ途中まで送るわ☆』
    そういって小西君は健太の家の近くまで送ってくれた。

    2005-06-09 14:10:00
  • 68:

    ユナ

    合鍵で健太の部屋に入る…健太はスヤスヤと寝ている、時間はまだ六時半、健太が起きなきゃいけない時間までまだ一時間もある。あたしは健太の寝顔を見ながら一人考えてた。
    「健太はトモキでボロボロになっていたユナを助けてくれた人、すごく幸せにしてくれたけど結局トモキの事忘れられんかってんな、でも小西君といるときは…」
    あたしの中で何かがはっきりした気がした。

    2005-06-11 01:22:00
  • 69:

    ユナ

    体育祭は金曜に行なわれたので次の日は土日で休みだった。結局土曜日は健太が仕事から帰ってくる前に家に帰り日曜日も何かと理由をつけて健太と会うのを断った。日曜日、家でゴロゴロしているとサエからメールが入ってきた
    《ユナ〜ヒマぁ?いろいろ話たい事あるし今から遊べへん??》
    あたしもいろいろ聞いてほしい事があったのですぐ返信して会う事になった。

    2005-06-11 01:23:00
  • 70:

    ユナ

    待ち合わせのカフェに行くとサエはもういた。
    『おは☆てかもう昼やな笑』
    なんだかご機嫌だ。あたしは席に座りミックスジュースを頼んでサエに聞いた。『……で、どんないい事があったん?』

    2005-06-11 01:24:00
  • 71:

    ユナ

    『あっわかった?その前にあんたも小西とどうやったんよ??』
    あたしは体育祭の打ち上げの時の話、そしてトモキから電話があった事を言った『トモキうざいな〜いまさらなんやねんってな!、てかあんた小西とヤッてなかってんや!?』
    『当たり前やんっ!!』

    2005-06-11 01:26:00
  • 72:

    ユナ

    『え!?展開早すぎやろ!?』
    『あんたなぁ恋愛なんてもんは勢いやろ!!遊ばれるか遊ばれへんかは自分の魅力しだいや☆ってあんたもゆうてたやんっ!』
    『…………………。』
    『とにかく健太と別れ!ぢゃないと話進まんわっ!』………もっともな事を言われたと思った。

    2005-06-11 01:28:00
  • 73:

    ユナ

    次の日、学校の昼休み、食堂に行く為に一組の前を通ると教室の廊下側の窓から顔を出したヨシに呼び止められた。ヨシは一年の時一也の次に付き合った元カレで顔は正統派の男前、性格もいいので別れてからも大事なお友達だ。
    『お前体育祭の打ち上げの時小西と消えたらしいなっ!』
    『え?!なんで知ってるん!?』
    『五団がガストおった時うちの団もたまたまおって良介が小西と電話して切った後にでっかい声で《小西今からユナと二人でカラオケ行くらしいでぇ!!》て叫んでた笑今や学年中の噂やで?゛小西カケルと神田ユナがヤッた´って!』

    2005-06-11 02:03:00
  • 74:

    ユナ

    あ…、良介から小西君に電話がかかってきた時だ。
    『……で、真相はどやねん?てかお前健太さんと付き合ってなかったっけ??』ヨシと健太は地元の先輩後輩の仲だった。
    あたしは一緒にいた友達らに先に行っててもらいヨシが座っている席の前の席に座った。
    『ユナと小西君ヤッてないよ。でもなぁ…健太とはもう別れよ思ってんねん…』

    2005-06-11 02:04:00
  • 75:

    ユナ

    『やっぱりなぁ!お前見た目派手やから遊んでるように見られるけど俺はお前は絶対ヤッてない思ってたわ…、でも小西の事好きなんやろ?だから健太さんと別れるんやろ…?』
    さすがあたしの元カレ…よくわかってる。
    『俺、健太さん本間にいい人や思う、でも小西の事好きになったんやったらしゃーないよな、頑張れよ!!小西モテるからはよしな取られんで!』
    『うん…ありがと。』

    2005-06-11 02:05:00
  • 76:

    ユナ

    そう言ってあたしは教室を出た。
    後ろからヨシの
    『遊ばれんなよっ!!』
    て叫んだ声が聞こえた。

    2005-06-11 02:06:00
  • 77:

    ユナ

    その日……あたしは健太の家に別れ話をしに言った。『好きな人ができたから別れて欲しい……』
    そう伝えると小西君か?と聞かれあたしはびっくりして黙っていると健太は静かに話した。
    『俺な、本間は気付いててん、ユナ三年になってから学校の話する時小西君の話多かったし俺にもあんまり会いにこやんようになったし、ユナが俺から離れていってるんわかっててん…』『ごめん……健太はユナを救ってくれたのに……』
    『そんなん関係ないよ、俺はユナが好きやから側におってん、ユナを離してしまったんは俺や、ユナが他に好きな子できるって事は俺にどっか問題あってんよ』

    2005-06-11 04:30:00
  • 78:

    ユナ

    『そんな事ないっ!!健太ごめっ!』
    あたしが謝ろうとすると健太はかぶせるように言った。
    『謝んな。もう帰ってくれ、お前の顔これ以上見るん正直辛いわ……今までありがとうな!』
    そしてあたしは健太の家を出た。
    一生の別れでもないのに涙がポロポロ出た。

    2005-06-11 04:31:00
  • 79:

    ユナ

    泣きながら帰ってる途中バイトの先輩からメールがきた。
    《健太からユナと別れたって電話かかってきた!今から会いに行ってくる、……健太電話で泣いてたよ?》あたしは健太のメモリを出して電話をかけようとしたがすぐ携帯をとじた。
    『今ここであたしが電話したって健太の涙を止める言葉何一つかけてやれないやん』
    あたしは心の中で健太に
    「今までありがとう…バイバイ」 と言った。

    2005-06-11 04:32:00
  • 80:

    ユナ

    それから何日かの間小西君との関係は変わらず毎日メールや電話、学校でもよく一緒にいててテスト期間に入った。テストを受け学校帰りにサエとミキとお昼ご飯を食べている時いい加減進展しろとせかされ遊ぼうと誘えと言われた。
    ドキドキしながら誘うとオッケーだった。そして一回家に帰って着替えてから体育祭の打ち上げの時花火をした大きい公園で待ち合わせとなった。

    2005-06-11 04:35:00
  • 81:

    ユナ

    大きい公園に行くと小西君はもう着いていた。
    『お、お待たせ〜☆』
    なるべく普通に喋ろうとしてるが内心心臓バクバクだった。
    『お〜!しかしもう暑いなぁ!』
    と小西君はベンチに座った。あたしも隣に座る。

    2005-06-11 04:36:00
  • 82:

    ユナ

    それからたわいのない話やふざけてこしょばしあいとかお腹がすいたらコンビニで食物買って食べたりなどをしていたら辺りはもう真っ暗だった。
    『てか今何時!?』
    『え?えぇ!?もう十二時やっ!!』
    『マジで!?俺ら待ち合わせしたん昼の三時やで笑てか俺らどっかいけよな笑』『楽しくて全然気付かんかったわぁ☆でももうユナ帰らなあかん……』

    2005-06-11 04:37:00
  • 83:

    ユナ

    『そうやな、神田さんは女の子やもんな!家まで送るわ☆』
    そう言ってバイバイした、遊んだもののついつい楽しくて本気で遊んでしまった笑あんまり進展はしてないけど楽しかったからまぁいいや☆と思った。

    2005-06-11 04:39:00
  • 84:

    ユナ

    『ほ、本間にええの!?』『ええよ☆付き合おーや!俺も神田さんの事好きやったもん☆』
    『めっちゃうれしい☆仲良くしよね☆』
    そう言って電話を切った。電話を切ってから小西君からすぐメールがきた。
    《俺、今までスロットよう行ってたけど我慢するようにするわ!神田さんとのデート代貯めなあかんもんな☆》
    幸せだぁ〜〜☆☆

    2005-06-11 04:41:00
  • 85:

    ユナ

    この日あたしとカケルは彼氏彼女になった。あの頃のあたし達はただ、ただ子供で未来はあたし達の為にあると思っていた。
    これからいろんな人と一緒に出会っていろんな事件が起きてあたし達は一緒に大人になっていく…

    2005-06-11 04:42:00
  • 86:

    ユナ

     〜〜チャララ♪〜〜
    小西君と付き合えた事で幸せな気分で寝ていたらマナーモードにし忘れた携帯の着メロで眠りを妨げられた。
    『もしもぉし〜…』
    寝呆けて電話をとると……『アホユナァ?何してん?』
    またもやトモキだった……

    2005-06-11 04:43:00
  • 87:

    ユナ

    『寝てたし………』
    あたしが眠そうに答えるとトモキはまったく逆のテンションで言った。
    『今さぁみんなで信也の家で飲んでるんやんかっ☆お前も来いよ♪』
    は?今、夜中の二時ですが?バカかこいつ……
    『あのさぁ…ユナは学校行ってる子やねん、無理無理!てかそんなん奈美誘い〜や』

    2005-06-11 04:45:00
  • 88:

    ユナ

    『いや、あいつはどうでもいいねんっ!お前前やったら確実に来てるやろっ最近学校も真面目に行ってるみたいやし…噂の小西君の影響かぁ??』
    トモキがちゃかすように言った。
    『あっ!そうそう☆ユナ小西君と付き合ってんやん☆だからもう電話してこんといてな☆』

    2005-06-11 04:46:00
  • 89:

    ユナ

    そうゆうとトモキの声色が変わった。
    『え……!?そうなん!?……ちょっと待ってや…』そしてトモキが回りに向かってなんか言って回りがザワザワしだして次々といろんな男が電話に出た。
    『神田さんっ!俺上村やで!わかる!?俺神田さんに遊び人っぽいてゆわれたからそれから女の子と遊んでないねん!俺じゃあかんの?』
    『ごめんね〜…』
    上村君…あたしトモキと付き合ってる時君に女の子紹介しましたけど…

    2005-06-11 04:47:00
  • 90:

    ユナ

    『俺樋口!!俺ずっと神田さんの事好きやってトモキとずっと別れんのまっててんけど!!』
    『す、すいませんっ!』
    あなた誰ですか!?
    『俺タケシやけど…神田さんは俺らのアイドルやねんから彼氏とか作ったらあかんねん!!』
    『いやいや………………』関係ないやん……

    2005-06-11 04:49:00
  • 91:

    ユナ

    あたしはたまらなくなり
    『ごめん……もう寝るわぁ』
    と言って無理矢理電話を切った。そして朝まで起きなくてもいいように携帯をマナーモードにして眠りについた。

    2005-06-11 04:50:00
  • 92:

    ユナ

    次の日のあたしの目覚めはすこぶる良かった☆
    《初めてトモキに電話してこんといてなってゆえた☆トモキより好きな人が出来た☆》
    これからの小西君とのラブラブライフを想像すると自然と顔が二ヤけてきた。
    だけど枕元に置いてあった携帯に目を通すと幸せな気分から一気に地獄に落とされた。
    『何コレ………』

    2005-06-11 04:51:00
  • 93:

    ユナ

     《不在着信:トモキ》
     《不在着信:トモキ》
     《不在着信:トモキ》
     《不在着信:トモキ》

    2005-06-11 04:52:00
  • 94:

    ユナ

    《不在着信:トモキ》  《不在着信:小西君》  《不在着信:トモキ》  《不在着信:小西君》 朝方までトモキと小西君から交互に着信があった。

    2005-06-11 04:53:00
  • 95:

    名無しさん

    あげ?

    2005-06-11 10:05:00
  • 96:

    この話バァリ良ぃ???続きゃたら気になァ??るゥ??頑張ってチョ??

    2005-06-11 10:55:00
  • 97:

    あぁぁぁぁぁ!!復活してるぅぅ!!
    前ずーっと見てて、無くなってショックやったから嬉しい!!

    2005-06-24 15:36:00
  • 98:

    ゆーか

    読んでます??めっちゃ?気になるンで更新してくださぃ?

    2005-06-25 01:58:00
  • 99:

    ユナ

    偶然…な訳がない…あたしは一番初めにトモキに好きな人がいるって事を伝えた時の事を思い出した、名前、年、青年団、地元、これだけあれば小西君やトモキの地域はすぐに調べられる…
    『……しまった。全部いっちゃってる…』
    トモキ達は今あたしが想像している事をやっちゃう子達だ。あたしはすぐ小西君に電話をした。
    『……………。』出ない
    あたしは次にトモキに電話をした。

    2005-06-28 15:59:00
  • 100:

    ユナ

    『はいよ〜!』
    トモキが出た!!
    『トモキ……あんな昨日小西君に…』
    あたしが言い終わる前にトモキが言った。
    『………あんな奴……やめとけ!!』

    2005-06-28 16:00:00
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