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世界で一番好きでした…

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  • 1:

    ユナ

    前書いてる途中で夜遊び一瞬止まったのでまた最初から書きます?

    2005-05-11 00:49:00
  • 251:

    ユナ

    『カ、カケル!!どこ行くん!?』
    『俺ん家!!風呂入りたいねん!!!はよしな休憩終わってまうわ!!』
    そう言ってグングンこいで行った。昨日の気まずさはなくなっていた。いつものカケルだった。

    2005-08-28 11:07:00
  • 252:

    ユナ

    家に着くとカケルは着ていたハッピをばさっとあたしに引っ掛けて      『風呂入ってくるから部屋行っといて!!』    っと言った。      『おばちゃんとかは!?』『みんな祭り行ってておらん〜〜!!』

    2005-08-28 16:01:00
  • 253:

    ユナ

    そう言って風呂場に行ってしまった。カケルの家は結構お金持ちで家もおっきかった。あたしは小声でおじゃましまぁすと言って三階のカケルの部屋に行った。カケルの家は夏休みに毎日行ってたのに今日は久しぶりだ。なんだか懐かしくおもえた。

    2005-08-28 16:05:00
  • 254:

    ユナ

    ガチャッ
    ベッドに寝転んで適当にマンガを読んで待っているとカケルがお風呂から上がってきた。
    『あっ!お疲れ〜!』
    あたしが顔を上げるとキスをして押し倒してきた。
    『………カケル??』
    『ユナ……エッチしよ?』

    2005-08-28 16:08:00
  • 255:

    ユナ

    (略)         『ユナ……エッチしよ?』

    2005-08-28 16:10:00
  • 256:

    ユナ

    あたし達は久しぶりに体を重ねた。なんだか初めてした時みたいにドキドキした。終わってからカケルはギュッとあたしを抱き締めてボソッと言った。
    『逆コスプレ、祭りスタイル笑』
    二人で笑った。休憩時間が限られてたのでバタバタしながら家を出た。

    2005-08-28 16:13:00
  • 257:

    ユナ

    カケルは後ろに乗せてまたグングン自転車をこいだ。『昨日……ごめんな……』カケルは前を向いたままフイに言った。
    『………え?』
    『昨日祭り終わった後梶原のとこに行ってん、お前が何されんたんか気が気じゃなかったし梶原かばったお前もわけわからんかったし……ほんで聞いた、ユナが女共にいちゃもんつけられてた事……。』

    2005-08-28 16:17:00
  • 258:

    ?なぁぎ?

    ュナチャンぉぱ??今見たょ??頑張ってね???

    2005-08-28 16:30:00
  • 259:

    ユナ

    なぁぎちゃん→おぱ?またちょっと行進するね??

    2005-08-28 22:46:00
  • 260:

    ユナ

    『あ〜…いいで☆大丈夫やったし☆ユナ強いも〜ん』わざと明るく言ってみた。『梶原にかなり怒られた。お前が昔遊んでよーが遊んでまいがどうでもええ、せやけどユナを巻き込むな、祭りで一人にするとかめっちゃ危ないねんぞ!!俺はユナがそんな目にあわんようにだいぶ気をつけてたわって怒鳴られた……』

    2005-08-28 22:50:00
  • 261:

    ユナ

    そういえばトモキと付き合ってた時は女の子にあんなに直接的に攻撃される事はなかった、あたしの知らない間に努力してたみたいだ『俺…返す言葉なかったわ…ほんまにごめん………』『ま、まぁ!無事やったし!そんな気にしやんといてよっ!!!』
    『俺……何があってもこれからもずっとずっとユナ守っていくから!俺が守るから!!!』
    『……………うん☆』
    あたしはほほえんだ。

    2005-08-28 22:56:00
  • 262:

    ユナ

    『俺がずっと守る』
    あなたの背中をみながらこの言葉を聞いた。
    十七才の男の子の背中はどこか頼りなくてどこかあぶなっかしくて………
    それでも十七才のあたしはその言葉を聞いてあなたの背中が大きく見えた。
    まだ『永遠』を信じる事ができたあの頃。

    2005-08-29 00:03:00
  • 263:

    ☆砂利☆

    見てるょ‐☆″ガンバレ‐(;≧θ≦)/~

    2005-08-29 00:45:00
  • 264:

    ァヵ?

    メッチャおもろぃ??頑張って完結さしてねぇ??続き楽しみにしてまぁすo(^?^)o

    2005-08-29 01:16:00
  • 265:

    頑張って(??'?`)ノこのごろチョクチョク来てる愛ですが?マヂこれ好き??

    2005-08-29 01:27:00
  • 266:

    ユナ

    砂利→ありがとう??誰かすぐわかった?     ァカちゃん→初めまして??まだまだ長いけど頑張って完結しますね??   愛ちゃん→マジ好きとか嬉しすぎ?これからもちょこちょこ見にきてね??

    2005-08-29 17:29:00
  • 267:

    ユナ

    その日祭りは最終日もあっておおいに盛り上がった。あたしが家についたのは夜中の三時だった。    カケルと回ってる時トモキ達のグループと出くわした。トモキ以外は     『小西や、小西や』
    と連呼してきたがトモキだけは黙っていてすれ違いざまにあたしの頭をポンっポンっとなでた。

    2005-08-29 17:33:00
  • 268:

    ユナ

    あたしはすぐに振り向いた。トモキは振りかえらなかった。ありがとうもごめんなさいも何もいえなかったけどあたしが笑っていたからそれでよかったんだろう…なんとなくそう思った。

    2005-08-30 01:42:00
  • 269:

    ユナ

    祭りが終わりまた平穏な日々が続いた。あたしとカケルはいつも一緒だった。学校の廊下を歩いていてカケルを見つけるとあたしはすぐに走って飛び付いた。回りはそれを見て笑っていた。文化祭ではベストカップル賞とゆうありがたい賞も頂いた。学校の生徒や先生の中でもあたし達は公認のカップルになった。

    2005-08-30 02:49:00
  • 270:

    ユナ

    学校が楽しくてしょうがなかった。
    ケンカもよくした。理由はたいがいしょうもない事…しょうもない事でよくケンカしてしょうもない事でも二人で笑えた。そしてあっとゆう間に冬休み前になった。

    2005-08-30 02:52:00
  • 271:

    ユナ

    『なぁ…ユナと小西クリスマスどうするん??』
    昼休み…いつものように五組の教室のストーブの回りにたまって喋っている時サエが聞いてきた。
    『クリスマスなぁ〜…カケルなんか考えてる?』
    あたしがカケルに話を振った。
    『俺が考えてるわけないやんけっ!』

    2005-08-30 02:56:00
  • 272:

    ユナ

    直人が大声で提案した。 『なんで聖なる夜にまでこのメンツであそばなあかんねん!!!!』
    直人以外の全員で即効却下笑。直人はその頃一年から付き合ってた彼女に振られ遊びまくっていた。顔はそんなによくないが派手さと口の巧さは天下一品、他校、年下にたくさん彼女がいてクリスマスをどう乗り切ろうか悩んでいた。大方あたし達をダシにうまく逃げようとしていたのだろう…

    2005-08-30 03:05:00
  • 273:

    ユナ

    『こんなんいっぱい持ってきてんけどさぁ〜………』サエが自分の机からいっぱい温泉やらスノボやらのパンフレットをもってきた。あたしはその中のあるパンフに目が行った。
    『……ユナこれがいい…』『どれどれ〜〜〜???』カケル以外のみんながあたしが手にとったパンフを覗きこんだ。

    !!!!!!!!!!!!
    みんな見た瞬間息を飲んでカケルを見た。

    2005-08-30 03:11:00
  • 274:

    ユナ

    みんながカケルを見て言った。
    『だ、だからなんやねんって!!おい!!ユナなんのパンフやねん!?』
    『これぇぇぇぇ????』あたしはパンフの表紙をカケルに見せた。

    2005-08-30 03:19:00
  • 275:

    名無しさん

    《夜行バスで行く☆話題のディズニーシー☆三泊四日の旅☆☆☆☆》
    ………カケルは大のテーマパーク嫌いだった…………『あっ!………あっか〜ん!!!何考えてんねんっ!!なんで人が混む日にわざわざ人が混む場所に行かなあかんねん!!!』
    カケルが怒鳴った。   『クリスマスやで!?ミッキーとクリスマスのコラボやで!?』
    あたしも怒鳴った。あたしとカケルのケンカが始まりだ。

    2005-08-30 03:30:00
  • 276:

    ユナ

    『お前ディズニーシーとかまだできて間もないやんけっ!!!絶対人いっぱい!!!絶対だるい!!!!』『いまさらランドの方行ってどないすんの!!!』
    『いやいやっ!!それによく考えてみ!!ミッキーの中はバイトの油ぎったおっさんか兄ちゃんやで!!お前はそんな奴にクリスマスを盛り上げてもらうんかっ!!!』
    『いや!!盛り上げんのはあたし達と夢の国やっ!』『またわけのわからんことを………だいたいなぁ〜夜行バスとかめさしんどいねんぞ!!あれ肩凝りひどくなんねんぞ!!!』

    2005-08-30 03:38:00
  • 277:

    ユナ

    『………ふ〜ん。誰かと夜行バスでランド行った事あるんやぁ???』
    カケルはしまったとゆう顔をした。
    『い、いやあの、付き合いでなんつ〜か……』
    『二人か大人数かしらんけど昔は女と夜行バスで頑張って行ったのにユナとはいかんねんやぁ??』
    『い、いやぁ〜〜二人ではないけど………』

    2005-08-30 03:43:00
  • 278:

    ユナ

    『ほぉ〜〜〜それでしんどったからユナとは嫌だと!前の女で懲りたから今カノのユナとは嫌だと!!!』『…………………………』『カケルの気持ちよくわかったわぁ☆』
    『わぁっ〜〜た!わかった!行くわ!!クリスマス!!行ったろうやんけ!!ミッキーと遊んだろうやんけ!!!!』
    カケルはついに折れた。
    パチパチパチパチ
    教室のいたる所から拍手が沸き起こった。こうしてクリスマスにディズニーシーに行くのが決定した。

    2005-08-30 03:50:00
  • 279:

    ユナ

    それからあたし達はすぐに旅行の手続きをした。クリスマスはやはり自殺行為だとゆうカケルの訴えによってクリスマス前のテスト休みに行く事にした。この期間はクリスマスイベントもやっていて全然問題なかった。期末テストを頑張っておえいよいよその日がやってきた。

    2005-08-30 03:55:00
  • 280:

    ユナ

    夜行バスは意外とぐっすり寝れた。まぁ半分カケルにベッドになってもらってたけど………笑
    早朝着いてゲート前におっきい荷物を預けて開演を待っていよいよ夢の国に出発だ☆☆☆
    『行くぞっ!!!』
    カケルは開演と共にあたしの手をとり走り出した!!

    2005-08-30 03:59:00
  • 281:

    ユナ

    乗り物は時間指定のパスをとりまくって意外とうまく立ち回れた。      『すげ〜〜☆☆』
    カケルは何回も連呼した。長く並んでる時も二人とも夢の国の演技くさい従業員の真似をしたりして遊んでいた。
    『なぁ!!二人で写真撮ってもらお☆』

    2005-08-30 04:03:00
  • 282:

    ユナ

    『お前はまたとんでもない事ゆうなぁ!絶対嫌!!恥ずかしい!!!』
    『そんなんゆわんと……あっ!すいませぇん☆』
    あたしはカケルの意見を無視して通りかかったカップルにカメラを渡して頼んだ。

    2005-08-30 04:06:00
  • 283:

    ユナ

    『カケル!撮ってくれるって☆っておい!!!』
    カケルはダッシュして逃走をはかっていた。あたしはカケルを走って追い飛びゲリをしてズルズルとひきずりアリエルの噴水前に連れて行き
    『お願いしまぁす☆』
    と言った。
    『じゃっじゃあいきますよ〜』

    2005-08-30 04:11:00
  • 284:

    ユナ

    ポカンとしていたカップルも笑顔になって言った。
    『カケル笑顔!』
    『は、はいっ!』
    鉄壁の笑顔のままあたしはくんでいた腕でカケルの脇腹に軽くヒジ鉄をくらわして言った。

    2005-08-30 04:16:00
  • 285:

    ユナ

       カシャッ!!   後から見たこの写真のカケルの笑顔はひきつっていた笑
    その後もあたし達ははしゃぎまくった。夜になりいよいよミッキー達のクリスマスショーだ。当時は真ん中の湖でショーが行なわれていた。
    ショーが始まる前にカケルが言った。

    2005-08-30 04:19:00
  • 286:

    ユナ

    『なぁ〜ホテルまでの電車、一気に混むからショーを最後までみんと終わるちょっと前にもういこうや!』『ほんまやなぁ☆そうしよ☆』
    あたしは笑顔で言った。ほんまは最後までみたかったけど嫌いなテーマパークにきて文句一ついわず一緒にはしゃいでくれた。あたしはそれだけでも十分嬉しかった。

    2005-08-30 04:23:00
  • 287:

    ユナ

    いよいよミッキー達のショーが始まった。前に人がいっぱい……あたし達は人の頭と頭の間から一生懸命みた。あまりの綺麗さに感動してると
    『さぁクライマックスだよ☆☆』
    真ん中のミッキーが言った。
    『行くぞ!!』
    カケルがあたしの手をひっぱって人ゴミの外へと連れ出した。

    2005-08-30 04:26:00
  • 288:

    ユナ

    《さよならミッキーぃぃさよなら夢の国ぃぃぃ》
    あたしは心の中でお別れを言っていた。すると…人垣からあたし達が抜け出したと同時にカケルはあたしの肩を持って回れ右をさせた。そしてあたしを後ろから持ち上げたっ!!!!
    『カ、カケルぅぅぅ!?』『見えるか?!ミッキー達見えるかぁ!?!?』
    『見、見える!めっちゃ見えるぅぅ!!!』
    『よぉ〜し☆見ろ!!!穴があくほど見てしまえ☆』カケルが下から叫んだ。

    2005-08-30 04:33:00
  • 289:

    ユナ

    次の日あたし達は夜行バスの時間まで東京見物をした。渋谷、原宿、お台場、ありきたりだか楽しく観光した。渋谷を歩いているとあたし達はテレビ局の人らに止められた。某有名お昼番組の街頭インタビューらしい、あたし達はせっかくだから参加した。そして夜行バスで大阪に帰ってきた。

    2005-08-30 05:30:00
  • 290:

    ユナ

    帰ってきてからすぐあたし達は学校にいかなければならなかった。期末で赤点をとった者は呼び出され個人面談をしなければいけなかった。当然カケルとあたしも呼び出された。あたしはカケルより時間が遅かったが進路はもう決まっていたので割りとすぐ終わった。

    2005-08-30 05:33:00
  • 291:

    ユナ

    話が終わり教室を出るとカケルが待っていた。あたしの担任が二人揃っているのを見て言った。
    『東京は楽しかったかぁ笑!?』
    『え!?なんで知ってるん!?』
    二人でハモッた。

    2005-08-30 05:38:00
  • 292:

    ユナ

    『お前ら昨日ジャ○トってゆう昼番組に出てたやろ、昨日職員室でテレビつけてたらいきなりお前らが渋谷バックにしゃべりまくってて俺はお茶ふきだしてもたわ!先生らみんな見てたぞ笑』
    『ゲッ!!!!』
    『お前ら遊んでる場合ちゃうやろが!!特に小西!!お前まだ進路決めてないねんやろ!?』

    2005-08-30 20:31:00
  • 293:

    ユナ

    そしてあっとゆうまに冬休みに入り年が明けた。大晦日はいつものメンバープラス洋平君一也も一緒にS遊園地に行った。トモキ達もたまたま来ていて、てんやわんやでカウントダウンをして最後にはなぜか全員で地元の神社に初詣に行きそこは山の上なので初日の出を見た。

    2005-08-31 04:33:00
  • 294:

    ユナ

    新学期が始まり進路指導や、卒業検定、卒業準備なので忙しく、時間は早く過ぎて行った。
    そして…………卒業した。不思議と涙は出なかった。卒業してこれから社会に出るなんてまったく実感はなかった。男の子みんな制服のまま学校の池に飛び込んだ。

    2005-08-31 04:39:00
  • 295:

    ユナ

    先生に無理矢理就職の面接に行かされなぜか社長に気に入られカケルは嫌がっていたが先生、親、そしてあたしに説得されしぶしぶ行く事になった。
    卒業式が終わった後学年で打ち上げの飲み会をした。三年通った学校の中はほとんどが友達だった。でももう毎日当たり前の様に顔を合わす訳ではない…卒業しても会う子もいればもう二度と会わない子もいるだろう………そう思うとなんだか泣けてきた。

    2005-08-31 04:54:00
  • 296:

    ユナ

    『またな〜☆★☆』
    朝方解散になった時みんなで言い合った。これからみんなそれぞれいろんな方向に進んでいく………あたしはカケルと手をつなぎながら
    『カケルとは一生同じ道を歩めますように…………』と密かに願った。

    2005-08-31 04:58:00
  • 297:

    ユナ

    春休み…………あたしは昼間から夜までバイトをした。その頃、バイトが終わるとサエの家に入り浸るねが日課になっていた。
    『はぁ………なんかあんな感動的な卒業打ち上げやったけど実際まだ実感わかんなぁ〜、なんや普通の春休みみたいやわ』
    サエがマンガを読みながら言った。
    『まぁな〜まだ出勤もしてないしな。』
    『今日の昼さぁヒロとケンカしてん、でもいつも通りヒロが折れてくれてすぐ仲直りした☆』

    2005-08-31 05:04:00
  • 298:

    ユナ

    『そ〜いや、直人車買ったらしいな。』
    『らしいなぁ☆カケルがゆうてた、なんかめっちゃイジッてるやつらしな☆★』『来週辺りみんなで夜ドライブいこゆうてたで★』
    『まぁじで!?!?いこいこ☆』
    『なんか……サエずっとずっとこのままみんなでいたいわ☆ずっと仲良くしていこなぁ☆』
    サエが嬉しそうに言った。あたしも同じ気持ちだった。その次の日カケルと昼から約束があったのであたしは帰った。まさかあんな事が起きるなんて思ってもいなかった。

    2005-08-31 05:18:00
  • 299:

    ユナ

    次の日……あたしはカケルと出掛ける約束をしていたので準備をしていた。カケルが免許を取れたから家の車でドライブをしようってなっていた。
      〜チャララ〜♪♪
    『あれ?サエから電話?』もしもし〜とあたしは電話を取った。
    『はぁ…はぁ…ユナ〜〜』電話に出るとサエはすごい息切れをしていた。
    『ちょっ!?サエ!?どしたん!!??』

    2005-08-31 06:43:00
  • 300:

    ユナ

    『ヒロに……ヒロに別れよってゆわれたぁ〜!!!』サエが泣き声でゆう。
    『え!?な、なんで!?』『わからんっ!ヒック…!ヒック!きょっ…今日の朝、いきな…りメールきて、今から…ヒロんちに話しに…いくっ!!』
    『まぢで!?ちょっとなんでいきなり!!』
    『サエもわからんよぉぉぉ!!なんし今から行ってくるっ!また終わってから会って話きいてな』

    2005-08-31 06:54:00
  • 301:

    ユナ

    そう言ってサエは一方的に電話を切った。
    《なんで!?昨日あんな幸せそうやったのに………》昨日のサエとの様子を思い出しながらあたしはパニくっていた。
    もしかしたらカケルも………あたしは急に不安になった。

    2005-08-31 13:40:00
  • 302:

    ユナ

    『話……終わった…今からいける?』
    サエの声は力がなかった。サエの家の近くのスーパーで待ち合わせになった。
    『俺も行ったらあかんかな……』
    カケルが聞いてきたのでサエにメールを入れてみた。サエはカケルにも来てほしいと言った。二人で待ち合わせ場所に行った。

    2005-08-31 18:08:00
  • 303:

    ユナ

    着くとサエはもう待っていた。泣き腫らした目をしていた。
    『ごめんな……デート中に………』
    あたしとカケルは黙ってクビを振った。
    『ヒロな……ずっと我慢しててんて……そしたらしんどなってきていつのまにか気持ち冷めててんて……』あたしとカケルは何も言えなかった。

    2005-08-31 18:12:00
  • 304:

    ユナ

    『サエ…ヒロに思う事あったらゆってなぁ……ってゆうてたのになぁ…………』サエは……泣き崩れた……今日サエはどれだけの涙を流したんだろう………胸が痛くてなんて声をかけたらいいのかわからなくてあたしはひたすら黙っていた。『ドライブいこ!!!!』カケルが急に叫んだ。
    『へ??』
    サエはびっくりして顔を上げた。
    『そうや!!ドライブにいこ!!!』
    あたしもカケルに合わせて言って無理矢理サエを車に乗せた。あたしも助手席ではなく後ろの後部座席に一緒に座った。

    2005-08-31 18:18:00
  • 305:

    ユナ

    あてもなく車を走らせた。音楽を大音量でかけノリノリで走った。サエにも笑顔が戻ってきた。サエがタバコを出そうとカバンをあさった時キーホルダーをつけた鍵が落ちた。
    『あれ〜サエっちそのキーホルダー可愛いやん★それどしたん??』
    カケルが言った。
    『……ヒロからもらった』カケル地雷だよ、それ!!あたしがハラハラするのをよそにカケルは続けた。

    2005-08-31 18:22:00
  • 306:

    ユナ

    『そーいや昨日の昼間何してたん??』
    『……ヒロとおった!』
    カケル〜!?あんた知ってるでしょうがっ!!!!!『ユナぁお前の弟の名前なんやっけ??』
    『は?今さら何ゆうてるん??ヒロユ……あっ!!』あたしの弟の名前はヒロユキでヒロって呼んでいた。あたしが固まってサエを見ると
    『もうっ!小西っ!!あんたわざとってバレバレやねん笑めちゃむかつく★☆』とケラケラ笑ってカケルの頭をはたいていた。

    2005-08-31 18:28:00
  • 307:

    ユナ

    どうして離れていくんだろう………
    どうしてこの涙を止めれるのは一人しかいないのに傍にいてくれないんだろう…どうして元には戻れないんだろう………
    ただ永遠に一緒にいられるだけでいいのに………

    2005-08-31 18:52:00
  • 308:

    ユナ

    あの頃のあたし達は『しょうがない』といってなんでも諦める事ができなかった。ひたすらあがき続けるからよけいに自分を苦しませた。
    でもすぐに諦めがつく大人よりもあの頃のほうが純粋で綺麗な涙を流していただろう……

    2005-08-31 18:55:00
  • 309:

    ユナ

    サエの家に着くとサエは涙をふいて笑顔で言った。 『な、なんかごめん☆★変にスイッチ入ってもたわぁ〜☆いやぁ恥ずかしい笑』あたし達は笑った。
    サエは車から降りてあたしは助手席に移った。
    『今日はありがと☆☆楽しかった!か〜なり元気出た。』

    2005-08-31 19:01:00
  • 310:

    ?なぁぎ?

    今見たれぇ(゚?≦?)??めっちゃ進んでた??ュナチャン頑張ってるナァ??スゴィy0ッツ??まだまだ頑張ってゃぁ《笑》

    2005-08-31 19:18:00
  • 311:

    ユナ

    なぁぎちゃん→おは??かなり頑張ってるやろ??笑時間あるうちにちゃっちゃっ更新するね??

    2005-08-31 19:22:00
  • 312:

    ユナ

    運送会社に頼まず自分達でやった。さすがに男6女3も入れば意外に早く終わり夕方からは宴会になった。夜十時を回った頃………
    ピーンポーン〜♪♪♪
    家のインターホーンが鳴った。サエの顔つきが変わった。あたしは急いで玄関に走った。

    2005-09-01 01:33:00
  • 313:

    ?なぁぎ?

    かなり頑張ってはりますゃん(???)??尊敬しちゃぅ《笑》楽しみだナァ??頑張ってくりィ??

    2005-09-01 08:07:00
  • 314:

    ユナ

    2連休だったから頑張ってみたよん??ありがちょ?

    2005-09-01 08:51:00
  • 315:

    名無しさん

    書いてやあ?

    2005-09-01 18:17:00
  • 316:

    ユナ

    354さん→ありがとうございます?今からちょっと更新?

    2005-09-02 02:55:00
  • 317:

    ユナ

    『なら……優しくすればよかったん?気ないのに優しくして期待させてまた同じような辛い目に合わせたったらよかったんか?』
    あたしは黙ってしまった。『これが……俺がサエの為にしてやれる最後の優しさやねん…………』
    『………もう無理なん?』『……………無理や……』『……ほんまに無理なん』『ほんまにもう無理なんや!!』

    2005-09-02 03:08:00
  • 318:

    ?なぁぎ?

    ュナチャン今見たょ??こんな時間まで頑張ってるねんなぁ(???)?感動???頑張って???でも完結しちゃうとュナチャンと、こーやって会話出来なくなるのが淋しぃけどねぇ(´?`)??

    2005-09-02 03:35:00
  • 319:

    ユナ

    なぁぎちゃんおはよ?昨日は仕事終わるんほんま遅かったよ??今からまた仕事やし……??せっかく仲良くなれたのな寂しいなぁ………でも完結まだまだやし☆

    2005-09-02 10:47:00
  • 320:

    ユナ

    あたしは涙を拭いて部屋に戻った。部屋に戻ると、みんな酔い潰れて爆睡していてサエ、直人、カケルだけ起きていて語っていた。
    『おかえり〜〜☆★☆★』サエは笑って手を振っていた。
    『ただいま………』
    あたしはサエ達に加わった。
    『いやぁサエ今日でもうヒロとは無理って事わかったわ★☆あんだけはっきり態度出されたらなぁ☆わかるしかないわ!!』

    2005-09-02 11:01:00
  • 321:

    ユナ

    『いや、あいつはサエっちが嫌いやからあんなんしたんちゃうで!』
    カケルが言った。
    『わかってるって☆ヒロ優しいもん☆サエの為やろ??だから余計もう無理やねんなってわかった☆★』
    サエは明るく言った。
    『サエ…………』

    2005-09-02 11:04:00
  • 322:

    ユナ

    直人がサエの頭をなでた。………みんなもうわかっていた。
    『いやでもほんまみんなありがとう★☆ユナも小西も話聞いてくれたり直人もサエの事毎日連れ出してくれたし……もう大丈夫やから☆もう大丈夫……やから』サエの笑顔が崩れていくのがわかった。
    『………せやから今日だけは泣かせて……今日泣いたらもう……ヒロの事では泣かんからっ……』
    サエは……思いっきり泣いた……

    2005-09-02 11:11:00
  • 323:

    ぁゃ?

    初めて書きます?
    ずっと読んでるんで頑張って完結してください?????

    2005-09-02 13:42:00
  • 324:

    名無しさん

    頑張れえー?書いて?

    2005-09-02 14:33:00
  • 325:

    ユナ

    ぁゃさん→はじめましてぇ?ずっと読んでくれてたんですね?うれしいです?頑張りますね?? 366さん→頑張りまぁす?書きまぁす?ありがとうございます??

    2005-09-02 20:28:00
  • 326:

    ユナ

    いつのまにか…朝だった。あの後四人で飲みまくってなぜか四人で号泣していつのまにか寝ていたらしい…あたしはひとまずシャワーを浴びる事にした。シャワーを浴びて出てみるとみんなボチボチ起きてきててサエがキッチンで適当に朝ご飯を作ってくれていた。
    『サエ、ユナも手伝うわ』あたしは隣にいった。
    『ありがと☆』
    二人でカチャカチャやっているとサエは言った。

    2005-09-02 20:37:00
  • 327:

    ユナ

    それにあたしはみんなとワイワイするのが好きだがカケルは逆にめんどくさがるようになった。あたしといる時に直人とかが合流したいとゆうと二回に一回は断るようになった。断らない方の一回はあたしがみんなで遊ぼうと散々言っての事だった。

    2005-09-02 20:52:00
  • 328:

    ユナ

    だんだんカケルとその束縛の価値観の違いでの言い争いが増えていった。その頃からカケルは『そんなんやったら別れよ!』とすぐ別れの言葉を出すようになった。
    ある日……あたしはついに堪忍袋の尾が切れた。カケルはその頃、直人や良介とも個人的に連絡を取るなとゆうようになっていた。

    2005-09-02 20:57:00
  • 329:

    ユナ

    直人や良介はカケルと付き合う前からの友達でカケルも昔から仲がいい、あたしは思いっきり反抗した。もちろんケンカになったがその日はカケルの部屋にお泊りに行っててせっかくお泊りしてんのにもったいないとゆう事で仲直りした。しかしその次の日の夕方家に帰って携帯を何げなく見ると、直人と良介のメモリが消えていた………

    2005-09-02 21:01:00
  • 330:

    ?なぁぎ?

    ュナチャン今見まちたょ?゙ 本間にまだまだ完結してほしくなぃゎぁ《笑》ュナチャンと会話してたら楽しぃもぉん??ぉ姉→チャンみたぃ??後、仕事めっちゃ遅く終ゎるねんなぁ??無理せん程度に頑張りゃぁ??

    2005-09-02 21:19:00
  • 331:

    ユナ

    なぁぎちゃん→ユナも楽しいよ??まだまだ完結じゃないから大丈夫笑なぁぎちゃんはいくつなん??

    2005-09-02 22:01:00
  • 332:

    ユナ

    カケルに携帯を見られるのは日常茶飯事だった。トモキ達から連絡がときどきくるのを嫌がったからカケルと一緒の携帯に変えさせられた。だけど知らない内にメモリを消されていたのは初めてだった……しかも大事な友達だったのに………あたしはすぐにカケルに電話した。
    『ほいほい。どしたぁ?』呑気に電話に出た。

    2005-09-02 22:12:00
  • 333:

    ユナ

    『カケル………あんた直人と良介のメモリ…勝手に消した………?』
    『…………………知らん』『消したよな?』
    『ごめんなさい………』
    そっからかなりの言い争いになった。そして

    2005-09-03 10:59:00
  • 334:

    ユナ

    『もーええわっ!おまえとは終わりじゃ終わり!!』またいつものカケルのセリフがでた。いつもならそんな事簡単にゆうなとたしなめるあたしだがいい加減あたしもキレた。
    『うん別れよ、もう無理』あたしが冷めた声でゆうとカケルは焦った。

    2005-09-03 11:04:00
  • 335:

    ユナ

    『………お前っ!本気でゆってんの!?』
    『本気やで、カケルも本気でゆうてんやろ、交渉成立やん。』
    『…………いや、俺は…』ごにょごにょなんか口を濁していた。あたしはめんどくさくなって
    『まぁ別れたけど友達でおろな☆回りに気使われんの嫌やしさ♪♪』
    と強制終了してやった。

    2005-09-03 11:08:00
  • 336:

    ?なぁぎ?

    今見たぢぇ???なぎゎ??歳らy0ッツ??ュナチャンゎ何歳なのらぁ??

    2005-09-03 14:22:00
  • 337:

    ぁゃ?

    見にきたら更新しててめちゃ嬉しい??ュナちゃんは仕事なにしてるんですか?ュナちゃんって呼んでよかったんかなぁ?

    2005-09-03 15:39:00
  • 338:

    ユナ

    今休憩中?
    なぁぎちゃん→19才かぁ?わっかいなぁ??ユナはもう22です?
    ぁゃちゃん→全然好きなように呼んでやぁ??ユナは昼はパチ屋夜はキャバに行ってるよ?

    2005-09-03 15:58:00
  • 339:

    ユナ

    『お、おう……俺、今まで元カノとか友達なった事ないけどお前は長いし友達でおるわ、だから……絶対連絡してこいよっ!!』
    『わかったわかった☆☆』明るく言った。カケルと付き合って一年二ヵ月になろうとした時の出来事だった。カケルの事は好きだったけどもう束縛されるのもコソコソするのもうんざりだった。

    2005-09-03 16:02:00
  • 340:

    ユナ

    カケルと別れてから最初はスッキリした。連絡とれなかった子とかにも連絡しまくって遊びまくった。楽しかった。カケルとも時々二人で会ったりもした。前と何もかわらない……ただHもチュウもしないし、お互いのプラベには干渉しなくなった。

    2005-09-03 16:06:00
  • 341:

    ユナ

    わがままな話、あたしは自分が遊びまくってるのにカケルのプラベは気になったしHやチュウができないのも寂しかった。そしてあたしの誕生日目前となった。

    2005-09-03 16:08:00
  • 342:

    ?なぁぎ?

    ュナチャンも十分若ぃゃぁぁん(?≧?≦)なぎも年らけゎ若ぃんだなぁ???ュナチャン働き過ぎぢゃなぃ??身体大丈夫??しっかり御飯食べて睡眠取らなくちゃ???

    2005-09-03 17:11:00
  • 343:

    名無しさん

    頑張って書LIてよン?

    2005-09-03 17:33:00
  • 344:

    ユナ

    なぁぎちゃん→19才若いよ???ユナは19才の時カケルと付き合ってたからとおい昔に思える笑仕事の時間の多さはもう慣れたよ?ユナ旅行好きやから時々一週間とか休みとるから普段は一日二倍はたらかなお金たまらんのよ?
    387さん→ありがとう???今からまた更新しますね?

    2005-09-04 01:58:00
  • 345:

    ユナ

    誕生日三日前……カケルからメールがきた。
    《お前あさって誕生日ちゃん?》
    《せやで☆よう覚えてるやん☆》
    《誕生日前に俺と別れたとかかわいそうやな笑しゃーないから俺が遊んだろか?》

    2005-09-04 02:04:00
  • 346:

    ユナ

    誕生日の日、実は同じ会社の兄ちゃんが祝ってくれるって言っていた。カケルと別れてからその中島君とあたしはかなり仲良くなっていた。あたしは中島君に少し憧れていた。でもカケルを選んだ。やっぱりあたしはカケルが好きなんだろう………

    2005-09-04 02:08:00
  • 347:

    名無しさん

    読んでます

    2005-09-04 02:12:00
  • 348:

    ユナ

    《しゃーないから遊んだるわ笑》
    あたしはわざとひねくれたメールを返信した。
    誕生日前日……家でゴロゴロしていると懐かしい人物から電話がかかってきた。『ヨシ!?ひっさしぶりやぁん☆どしたん??』
    『お前カケルと別れたらしいなぁ〜〜〜』

    2005-09-04 02:12:00
  • 349:

    ユナ

    391さん→ありがとうございます??リアルタイムですね?

    2005-09-04 02:14:00
  • 350:

    ユナ

    ゲッ……!ヨシの耳に入る程噂が広まっているのか…『う、うん……ま、まあ』『今から家出れる??ドライブいこーや☆』
    時間は夜の十時頃だった。『いけんでぇ☆★☆』
    『ほな迎えに行くわぁ☆』二十分程経って着いたとメールがきたのであたしは外に出た。

    2005-09-04 02:19:00
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