小説掲示板世界で一番好きでした…のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

夜遊びweb掲示板 関西夜遊びweb掲示板 関西
エリア選択

夜遊び掲示板を検索する

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。

掲示板リストメニュー

世界で一番好きでした…

スレッド内検索:
  • 1:

    ユナ

    前書いてる途中で夜遊び一瞬止まったのでまた最初から書きます?

    2005-05-11 00:49:00
  • 30:

    ユナ

    電話を切ったあとあたしは嬉しくてサエにメールを入れた。
    《ユナ今日小西君に電話したよ!明日学校来るって☆》
    サエからのメールの返事はなかった。あたしはそのまま眠りについた。

    その日あたしは小西君の事が好きな事を自覚した。

    2005-05-13 23:45:00
  • 31:

    ユナ

    次の日学校に行くとサエがあたしを見つけて走ってきた。
    『ユナ〜おはよ!昨日メール返せんでごめんなっまた話すけどいろいろあってん…それより小西もう来てんで!五組おいで!』
    サエと五組に行くと小西君が教室の後ろの方でたくさんの男子達に囲まれていた。まだ頭やほっぺに包帯やらガーゼをつけていたけど真ん中で元気そうに笑っていた。

    2005-05-14 00:43:00
  • 32:

    ユナ

    『サエらもいこっか☆』
    とサエに手をひっぱられたがあたしは首を振って言った。
    『今はいっぱいおるしええわ、それよりサエ昨日どしたん?』
    『あぁ〜!実はなぁサエ昨日野田君に告ってん、まぁ見事に振られましたけど☆』
    『え!?そうなんっ!?』い、いつのまにそこまで…

    2005-05-14 00:45:00
  • 33:

    ユナ

    あたしがそんな事を考えて一人でニヤニヤしているとサエが逆に聞いてきた。
    『で、ユナは?ユナぶっちゃけ小西の事好きになってるんちゃうの?』
    『じ、実は好きになってるっぽい…。』
    あたしは正直に答えた。

    2005-05-14 00:48:00
  • 34:

    ユナ

    『やっぱり☆まぁええやん!サエから見ても小西ええ奴やし、頑張り☆ただし、サエはユナが健太と別れてからぢゃないと応援せんからねぇ!』
    ………自分の気持ちを改めて口にするとますます気持ちが盛り上がってきた。だけど元カレに似ている小西君をこれ以上好きになっていくのが怖かったしなにより安心を与えてくれる健太の元を離れる勇気もなかった。

    2005-05-14 00:50:00
  • 35:

    くらら

    ぉ?また復活ャン?応援しとるけ??ュナちん頑張って??〃

    2005-05-14 01:17:00
  • 36:

    ユナ

    くららやぁ?まだまだ前止まったとこまで追い付くん大変だ?ありがちょ?

    2005-05-14 01:22:00
  • 37:

    ユナ

    それから体育祭の準備に入る時期になった、うちの体育祭は毎年かなり盛り上がる、あたし達は今年三年で先頭に立つ立場だ。あたしやあたしの周りの子達は小西君も含めてみんな団の幹部の役職についていて違うクラスともなれば選択授業以外ではなかなか会えなかった。
    でもあたしが電話した日以来小西君は団の仕事を終え学校から帰ってからやバイトがおわってからメールをしてくるようになりあたしと小西君の日課になった。

    2005-05-24 04:34:00
  • 38:

    ユナ

    メールの内容はいたって普通だった。体育祭の話、今日の出来事、共通の友達の話。毎日小西君からメールが来るのはすごく嬉しかった。ある日恋愛の話になった。
    《俺今めっちゃ彼女欲しいわ〜》
    《小西君やったらその気になったらすぐできるよ☆》《めっちゃ人ゴトやん笑神田さんは彼氏おるからって!》
    《小西君モテるやんか☆あっ!でも遊び人やからなぁ笑》
    《俺な、今は本気でお互いの事大事に思って付き合える彼女が欲しいねん》

    2005-05-24 04:35:00
  • 39:

    ユナ

    なんだか…ドキッとした。あたしは思い切って聞いてみた。
    《小西君…今好きな人とかおるん?》
    《今はいてないなぁ》
    ホッとしたような悲しいような…
    《そっかぁ☆早く出来るといいね☆小西君遊び人やおもてたけど一応ちゃんと考えるようになってたんや☆》

    2005-05-24 04:36:00
  • 40:

    ユナ

    《俺確かに今までひどい事とかしてきたけどこれからはもう女の子泣かせるような事は絶対せーへん!これだけは絶対信じてな!》
    と最後に入ってきた。あたしは正直嬉しかったけど期待するなと心に言い聞かせた。

    2005-05-24 04:37:00
  • 41:

    ユナ

    体育祭三日前、忙しい中健太とはだいぶ会ってなかった。そんな時知らない番号から電話がかかってきた。『はい…誰?』
    『久しぶり………俺、トモキやけど……』
    あたしが健太と付き合う前に付き合っていたあたしの歴史上最低最悪の元カレ…トモキだった。今はあたしのバイト先の子と付き合っている。
    『なぁ、お前今の新しい男とうまくいってるん?』
    『そんなんトモキに関係ないやん』
    『…いや、お前の事紹介してってゆうてる奴おるから。』

    2005-05-24 04:39:00
  • 42:

    ユナ

    (略)         『ええからゆえって!!』

    2005-05-24 04:41:00
  • 43:

    ユナ

    『そんなんいらんし!今ユナ好きな子おるし!』
    思わずゆってしまった。するとトモキの口調が変わった。
    『は?そいついくつ?どこの奴やねん?』
    『別にトモキに答える必要ないやん』
    『ええからゆえって!!』

    2005-05-24 04:41:00
  • 44:

    ユナ

    47の略部分間違ってました?           『お前の事紹介してゆうてる奴おんねん』     です?

    2005-05-24 04:43:00
  • 45:

    ユナ

    トモキはしつこく聞いてきた、あまりにもしつこくて少しイライラしてたあたしはまくしたてるように言った。
    『井出岡のおない、ちなみにトモキの青年団といっちゃん仲悪い浦枕青年団に入ってるわ』
    『…そいつと今付き合ってるって事?』
    『ちゃうよ!ユナが勝手に小西君に片思いしてるだけや!だから紹介とかいらんからっ!バイバイ!』

    2005-05-24 04:45:00
  • 46:

    ユナ

    そう言って一方的に電話を切った。「何で今更電話かけてくるんよ……」
    声を聞いた瞬間ちょっとだけ嬉しかった自分が嫌だった。
    それからトモキからちょくちょく電話がかかってくるようになった。内容は今暇だとか遊ぼうとかばっかり…あたしも電話に出なきゃいいんだけどまだどこか気持ちが残っていてついつい出てしまう
    「信じたってまた裏切られる、今だってナミと付き合ってるくせに」

    2005-05-24 04:46:00
  • 47:

    ユナ

    そんな事を思いながらあたしはトモキに対して皮肉たっぷりに会話する、それでもトモキは電話をしてくる。あたしが嫌いになりきれてないのわかってるんだろうなぁ…。
    そして体育祭の日がやってきた、あたし達三年の幹部はみんなバタバタしていた、団長で忙しい小西君を見付けあたしも時間を作り小西君の団に行った、見てみると小西君は女子から一緒に写真をとってくれと頼まれまくってたがすべて断っていた。あたしも思いきって誘った。
    『小西君一緒に写真とろうやぁ☆』
    『えっ!いいわ〜〜』
    『一枚位いいやんか☆』

    2005-05-24 04:47:00
  • 48:

    ユナ

    『しゃーないなぁ☆』
    そう笑っていって一緒に撮ってくれた、嬉しかった……でもふとトモキの事が頭によぎった。小西君もトモキみたいな男なんかな……

    2005-05-24 04:48:00
  • 49:

    ユナ

    その日の夜はどこの団もみんな打ち上げだった。
    「小西君も今頃自分の団で飲んで騒いでんねやろなぁ…」
    そう思うと同じクラスのサエ達がうらやましく思えた。あたし達の団は二次会は三団(三組)と大きい公園で花火する事になった。花火に火をつけ友達らと騒いでいると…
    『あれ〜?小西!一也!どないしたん〜?』
    と男の子らの声がした、見ると小西君と一也が来ていた。

    2005-05-26 09:00:00
  • 50:

    ユナ

    『洋平にここで花火してるって聞いて抜けてきた!うちの団は今カラオケやわ☆』
    そう言って花火をしだした。回りの女の子はキャーキャー騒いでいる。何人かは小西一緒にしよ〜?と甘い声を出して近づいていった。いつもならうっとしそうにしている小西君も今日は笑顔で火をつけてあげている。相当酔っ払っているらしい。

    2005-05-26 09:01:00
  • 51:

    ユナ

    遠巻きにその光景をボーッと見ていると小西君と目があった。小西君はあたしを見つけるなり花火を投げ捨て走ってきて
    『神田さぁぁん!』

    と抱きついて…いや倒れ込んできたとゆうのが正しいだろう。
    『ちょっ!ちょっと!』

    2005-05-26 09:02:00
  • 52:

    ユナ

    あたしは小西君に押し倒されそのまま少し坂になっている地面に座り込んだ、小西君はそのままあたしの横にゴロンとあおむけになり寝転んだ。思った通り相当酔っている。

    2005-05-26 09:04:00
  • 53:

    ユナ

    『はぁ…しんど…』
    そう言って小西君は目をつむった。あたしもゴロンと横になってみる。
    途中うちの団の二年の子があたしに声をかけてきたが状況をどう察したのかそそくさと逃げていった。
    初夏の夜は暑くも寒くもなく天気のいい夜空は意外にも星がたくさん見えて綺麗だった。
    「……なんか久しぶりにこうやって夜空見たなぁ…」

    2005-05-26 09:06:00
  • 54:

    ユナ

    そんな事を考えながらあたしはぼーっと夜空を見ていた。すると小西君が口を開いた。
    『神田さん…やらせてや』はぁぁぁぁぁあ!?
    『は?何ゆってるん?』
    『ええやん、別に』
    あたしは小西君にそんな事を軽くいわれてめっちゃショックやった、でも必死で笑顔を作って言った。

    2005-05-26 09:07:00
  • 55:

    ユナ

    『そんなん好きな子にじゃないとゆうたらあかんよ』すると小西君が小声で言った。
    『好きじゃないとこんなん俺ゆわんし。』
    いや…好きやったらこんな簡単にゆえんやろ…………あたしは必死でなだめるように言った。
    『ぢゃっ!ぢゃあさっ!この後みんなでカラオケいこっ!?』
    『…みんなでやったら行かん、二人でやったら行く』ふ、二人!?あきらかヤリ目的やん、でもここでユナが断ったら他の子と…そんなん嫌やし何より小西君と一緒にいたい!!

    2005-05-26 09:09:00
  • 56:

    ユナ

    『いいよ!二人でいこ!』あたしは覚悟を決めていった。もうどうにでもなれ!すると小西君はニパッと笑い
    『よし!決まり!いこ☆』と起き上がりみんな大きい声で叫んだ。
    『俺ぇ〜今から神田さんと二人でカラオケ行ってくるからぁ!後はよろしく☆』そう言ってあたしの手をとり走った。あたしはひっぱられながら後ろを見るとみんなポカァンとした顔であたし達を見送っていた。

    2005-05-26 12:50:00
  • 57:

    ユナ

    あたし達は駅前のカラオケに向かった。途中小西君に良介から電話がかかってきた。
    『はい、え?今からみんなガスト行くん?俺今から神田さんとカラオケ行くねん!おう、また電話するわ』そう簡単に言って電話を切った。
    『小西君、自分の団戻らんでいいん?』
    あたしが聞くと小西君はあっけらかんと言った。
    『別にええやろ!』

    2005-05-26 12:52:00
  • 58:

    ユナ

    『そ、そっか☆』
    あたしは覚悟を決めたもののかなり緊張していた。駅前につき小西君の原付とあたしの自転車を止めていると
    『あっ!ユナやぁ☆あれ?小西君も?』
    同じバイト先でトモキの今カノ奈美だった。奈美は小西君と同じ地元だから小西君とも知り合いみたいだった。

    2005-05-27 22:55:00
  • 59:

    ユナ

    『今からカラオケ行くねん〜☆』
    そう言ってしばらく雑談していると奈美が急に真顔になって言った。
    『なぁ…最近トモキユナに連絡してない?』
    『あ〜なんか意味なくようかかってくるわぁ』
    あたしがそう答えると奈美はやっぱりって顔をして言った。

    2005-05-27 22:56:00
  • 60:

    ユナ

    『やっぱりそうなん!?あいつ本間ありえへんわっ』そんな事を話ているとなんとトモキから電話がかかってきた。
    『ユナ、トモキに奈美と一緒におるってゆわんと普通に電話でてみて!あっスピーカーにしてなっ!!』
    そーゆわれてあたしは電話をとった。

    2005-05-27 22:58:00
  • 61:

    ユナ

    『もし〜?あほユナ!何してん??』
    会話がつつ抜けなのも知らないでトモキはしゃべる。『今日体育祭やったからその打ち上げぇ、今からカラオケ行くねん』
    『俺今一人で暇やねん〜俺と遊んでやぁ☆』
    『トモキには奈美がおるやん、ユナ何時に終わるかわからんし』
    『そんなん行かんと俺と遊べって☆迎えに行くし!』

    2005-05-27 22:59:00
  • 62:

    ユナ

    『無理、無理。』
    『じゃあ終わったらあそぼ!電話しろよ、迎えに行くから☆』
    『考えとくわ』
    そう言って電話を切った。一連の会話を聞いて奈美が激怒した。

    2005-05-27 23:00:00
  • 63:

    ユナ

    『なんなん!?あいつ!本間信じられへん!!今日奈美が遊ぼて誘ったら忙しいとかゆうてたしっ!……なぁユナ、トモキにユナから聞いたってゆったらあかん?』
    『ええで〜ユナはいまさらあいつにどう思われようがええし、ガツンとゆうたり!』
    そう言って奈美と別れあたしと小西君はカラオケに向かった

    2005-06-08 01:31:00
  • 64:

    ユナ

    『は?誰からそんなん聞いたん?』
    『野田からやで!あいつ北中の奴やもん』
    『いや、そんなアイドルとかたいしたもんちゃうから』
    『野田はなんか北中のヤンキーの子らが神田さんのバイト先によく行っててその内の一人が抜けがけしたらしいってゆうてたで!てかサエッチ野田に告ったやろ』
    『そうそう!びっくりやろ!!』

    2005-06-08 01:34:00
  • 65:

    ユナ

    『ユナァ〜お前奈美にチクッたやろ!』
    『奈美はトモキの彼女、ユナは奈美と友達、当然の行動や思うけど?』
    『はぁ〜…もうええわ、また電話する。』
    そう言ってトモキは電話を切った。あたしは不思議だった、こんなにも普通にトモキに冷たくできたのは初めてだった。「もしかして小西君と一緒にいるからかな」そう思った。

    2005-06-09 04:37:00
  • 66:

    ユナ

    二人っきりのカラオケは朝まで続いた。あれだけ覚悟していたのに小西君はあたしに何一つ手を出してくる事はなかった、喋ったりふざけたり歌ったりで怪しいフインキになる事もなかった。
    『さぁみぃ〜〜!!』
    お会計を済ませて外に出た。五月とはいえ朝方はまだ寒い…
    『よっしゃ!神田さん送るわっ☆』
    小西君がニカッと笑っていった。目は相当眠そうだ。

    2005-06-09 14:09:00
  • 67:

    ユナ

    『ええよ!もう朝方やし遠いし…それに原付とチャリやったら走りにくいし遅いで!』
    『女の子一人で帰らすわけにはいかんわ!!』
    『ユナでも帰り彼氏んとこ寄るから…』
    『そ、そっか!じゃあ途中まで送るわ☆』
    そういって小西君は健太の家の近くまで送ってくれた。

    2005-06-09 14:10:00
  • 68:

    ユナ

    合鍵で健太の部屋に入る…健太はスヤスヤと寝ている、時間はまだ六時半、健太が起きなきゃいけない時間までまだ一時間もある。あたしは健太の寝顔を見ながら一人考えてた。
    「健太はトモキでボロボロになっていたユナを助けてくれた人、すごく幸せにしてくれたけど結局トモキの事忘れられんかってんな、でも小西君といるときは…」
    あたしの中で何かがはっきりした気がした。

    2005-06-11 01:22:00
  • 69:

    ユナ

    体育祭は金曜に行なわれたので次の日は土日で休みだった。結局土曜日は健太が仕事から帰ってくる前に家に帰り日曜日も何かと理由をつけて健太と会うのを断った。日曜日、家でゴロゴロしているとサエからメールが入ってきた
    《ユナ〜ヒマぁ?いろいろ話たい事あるし今から遊べへん??》
    あたしもいろいろ聞いてほしい事があったのですぐ返信して会う事になった。

    2005-06-11 01:23:00
  • 70:

    ユナ

    待ち合わせのカフェに行くとサエはもういた。
    『おは☆てかもう昼やな笑』
    なんだかご機嫌だ。あたしは席に座りミックスジュースを頼んでサエに聞いた。『……で、どんないい事があったん?』

    2005-06-11 01:24:00
  • 71:

    ユナ

    『あっわかった?その前にあんたも小西とどうやったんよ??』
    あたしは体育祭の打ち上げの時の話、そしてトモキから電話があった事を言った『トモキうざいな〜いまさらなんやねんってな!、てかあんた小西とヤッてなかってんや!?』
    『当たり前やんっ!!』

    2005-06-11 01:26:00
  • 72:

    ユナ

    『え!?展開早すぎやろ!?』
    『あんたなぁ恋愛なんてもんは勢いやろ!!遊ばれるか遊ばれへんかは自分の魅力しだいや☆ってあんたもゆうてたやんっ!』
    『…………………。』
    『とにかく健太と別れ!ぢゃないと話進まんわっ!』………もっともな事を言われたと思った。

    2005-06-11 01:28:00
  • 73:

    ユナ

    次の日、学校の昼休み、食堂に行く為に一組の前を通ると教室の廊下側の窓から顔を出したヨシに呼び止められた。ヨシは一年の時一也の次に付き合った元カレで顔は正統派の男前、性格もいいので別れてからも大事なお友達だ。
    『お前体育祭の打ち上げの時小西と消えたらしいなっ!』
    『え?!なんで知ってるん!?』
    『五団がガストおった時うちの団もたまたまおって良介が小西と電話して切った後にでっかい声で《小西今からユナと二人でカラオケ行くらしいでぇ!!》て叫んでた笑今や学年中の噂やで?゛小西カケルと神田ユナがヤッた´って!』

    2005-06-11 02:03:00
  • 74:

    ユナ

    あ…、良介から小西君に電話がかかってきた時だ。
    『……で、真相はどやねん?てかお前健太さんと付き合ってなかったっけ??』ヨシと健太は地元の先輩後輩の仲だった。
    あたしは一緒にいた友達らに先に行っててもらいヨシが座っている席の前の席に座った。
    『ユナと小西君ヤッてないよ。でもなぁ…健太とはもう別れよ思ってんねん…』

    2005-06-11 02:04:00
  • 75:

    ユナ

    『やっぱりなぁ!お前見た目派手やから遊んでるように見られるけど俺はお前は絶対ヤッてない思ってたわ…、でも小西の事好きなんやろ?だから健太さんと別れるんやろ…?』
    さすがあたしの元カレ…よくわかってる。
    『俺、健太さん本間にいい人や思う、でも小西の事好きになったんやったらしゃーないよな、頑張れよ!!小西モテるからはよしな取られんで!』
    『うん…ありがと。』

    2005-06-11 02:05:00
  • 76:

    ユナ

    そう言ってあたしは教室を出た。
    後ろからヨシの
    『遊ばれんなよっ!!』
    て叫んだ声が聞こえた。

    2005-06-11 02:06:00
  • 77:

    ユナ

    その日……あたしは健太の家に別れ話をしに言った。『好きな人ができたから別れて欲しい……』
    そう伝えると小西君か?と聞かれあたしはびっくりして黙っていると健太は静かに話した。
    『俺な、本間は気付いててん、ユナ三年になってから学校の話する時小西君の話多かったし俺にもあんまり会いにこやんようになったし、ユナが俺から離れていってるんわかっててん…』『ごめん……健太はユナを救ってくれたのに……』
    『そんなん関係ないよ、俺はユナが好きやから側におってん、ユナを離してしまったんは俺や、ユナが他に好きな子できるって事は俺にどっか問題あってんよ』

    2005-06-11 04:30:00
  • 78:

    ユナ

    『そんな事ないっ!!健太ごめっ!』
    あたしが謝ろうとすると健太はかぶせるように言った。
    『謝んな。もう帰ってくれ、お前の顔これ以上見るん正直辛いわ……今までありがとうな!』
    そしてあたしは健太の家を出た。
    一生の別れでもないのに涙がポロポロ出た。

    2005-06-11 04:31:00
  • 79:

    ユナ

    泣きながら帰ってる途中バイトの先輩からメールがきた。
    《健太からユナと別れたって電話かかってきた!今から会いに行ってくる、……健太電話で泣いてたよ?》あたしは健太のメモリを出して電話をかけようとしたがすぐ携帯をとじた。
    『今ここであたしが電話したって健太の涙を止める言葉何一つかけてやれないやん』
    あたしは心の中で健太に
    「今までありがとう…バイバイ」 と言った。

    2005-06-11 04:32:00
  • 80:

    ユナ

    それから何日かの間小西君との関係は変わらず毎日メールや電話、学校でもよく一緒にいててテスト期間に入った。テストを受け学校帰りにサエとミキとお昼ご飯を食べている時いい加減進展しろとせかされ遊ぼうと誘えと言われた。
    ドキドキしながら誘うとオッケーだった。そして一回家に帰って着替えてから体育祭の打ち上げの時花火をした大きい公園で待ち合わせとなった。

    2005-06-11 04:35:00
  • 81:

    ユナ

    大きい公園に行くと小西君はもう着いていた。
    『お、お待たせ〜☆』
    なるべく普通に喋ろうとしてるが内心心臓バクバクだった。
    『お〜!しかしもう暑いなぁ!』
    と小西君はベンチに座った。あたしも隣に座る。

    2005-06-11 04:36:00
  • 82:

    ユナ

    それからたわいのない話やふざけてこしょばしあいとかお腹がすいたらコンビニで食物買って食べたりなどをしていたら辺りはもう真っ暗だった。
    『てか今何時!?』
    『え?えぇ!?もう十二時やっ!!』
    『マジで!?俺ら待ち合わせしたん昼の三時やで笑てか俺らどっかいけよな笑』『楽しくて全然気付かんかったわぁ☆でももうユナ帰らなあかん……』

    2005-06-11 04:37:00
  • 83:

    ユナ

    『そうやな、神田さんは女の子やもんな!家まで送るわ☆』
    そう言ってバイバイした、遊んだもののついつい楽しくて本気で遊んでしまった笑あんまり進展はしてないけど楽しかったからまぁいいや☆と思った。

    2005-06-11 04:39:00
  • 84:

    ユナ

    『ほ、本間にええの!?』『ええよ☆付き合おーや!俺も神田さんの事好きやったもん☆』
    『めっちゃうれしい☆仲良くしよね☆』
    そう言って電話を切った。電話を切ってから小西君からすぐメールがきた。
    《俺、今までスロットよう行ってたけど我慢するようにするわ!神田さんとのデート代貯めなあかんもんな☆》
    幸せだぁ〜〜☆☆

    2005-06-11 04:41:00
  • 85:

    ユナ

    この日あたしとカケルは彼氏彼女になった。あの頃のあたし達はただ、ただ子供で未来はあたし達の為にあると思っていた。
    これからいろんな人と一緒に出会っていろんな事件が起きてあたし達は一緒に大人になっていく…

    2005-06-11 04:42:00
  • 86:

    ユナ

     〜〜チャララ♪〜〜
    小西君と付き合えた事で幸せな気分で寝ていたらマナーモードにし忘れた携帯の着メロで眠りを妨げられた。
    『もしもぉし〜…』
    寝呆けて電話をとると……『アホユナァ?何してん?』
    またもやトモキだった……

    2005-06-11 04:43:00
  • 87:

    ユナ

    『寝てたし………』
    あたしが眠そうに答えるとトモキはまったく逆のテンションで言った。
    『今さぁみんなで信也の家で飲んでるんやんかっ☆お前も来いよ♪』
    は?今、夜中の二時ですが?バカかこいつ……
    『あのさぁ…ユナは学校行ってる子やねん、無理無理!てかそんなん奈美誘い〜や』

    2005-06-11 04:45:00
  • 88:

    ユナ

    『いや、あいつはどうでもいいねんっ!お前前やったら確実に来てるやろっ最近学校も真面目に行ってるみたいやし…噂の小西君の影響かぁ??』
    トモキがちゃかすように言った。
    『あっ!そうそう☆ユナ小西君と付き合ってんやん☆だからもう電話してこんといてな☆』

    2005-06-11 04:46:00
  • 89:

    ユナ

    そうゆうとトモキの声色が変わった。
    『え……!?そうなん!?……ちょっと待ってや…』そしてトモキが回りに向かってなんか言って回りがザワザワしだして次々といろんな男が電話に出た。
    『神田さんっ!俺上村やで!わかる!?俺神田さんに遊び人っぽいてゆわれたからそれから女の子と遊んでないねん!俺じゃあかんの?』
    『ごめんね〜…』
    上村君…あたしトモキと付き合ってる時君に女の子紹介しましたけど…

    2005-06-11 04:47:00
  • 90:

    ユナ

    『俺樋口!!俺ずっと神田さんの事好きやってトモキとずっと別れんのまっててんけど!!』
    『す、すいませんっ!』
    あなた誰ですか!?
    『俺タケシやけど…神田さんは俺らのアイドルやねんから彼氏とか作ったらあかんねん!!』
    『いやいや………………』関係ないやん……

    2005-06-11 04:49:00
  • 91:

    ユナ

    あたしはたまらなくなり
    『ごめん……もう寝るわぁ』
    と言って無理矢理電話を切った。そして朝まで起きなくてもいいように携帯をマナーモードにして眠りについた。

    2005-06-11 04:50:00
  • 92:

    ユナ

    次の日のあたしの目覚めはすこぶる良かった☆
    《初めてトモキに電話してこんといてなってゆえた☆トモキより好きな人が出来た☆》
    これからの小西君とのラブラブライフを想像すると自然と顔が二ヤけてきた。
    だけど枕元に置いてあった携帯に目を通すと幸せな気分から一気に地獄に落とされた。
    『何コレ………』

    2005-06-11 04:51:00
  • 93:

    ユナ

     《不在着信:トモキ》
     《不在着信:トモキ》
     《不在着信:トモキ》
     《不在着信:トモキ》

    2005-06-11 04:52:00
  • 94:

    ユナ

    《不在着信:トモキ》  《不在着信:小西君》  《不在着信:トモキ》  《不在着信:小西君》 朝方までトモキと小西君から交互に着信があった。

    2005-06-11 04:53:00
  • 95:

    名無しさん

    あげ?

    2005-06-11 10:05:00
  • 96:

    この話バァリ良ぃ???続きゃたら気になァ??るゥ??頑張ってチョ??

    2005-06-11 10:55:00
  • 97:

    あぁぁぁぁぁ!!復活してるぅぅ!!
    前ずーっと見てて、無くなってショックやったから嬉しい!!

    2005-06-24 15:36:00
  • 98:

    ゆーか

    読んでます??めっちゃ?気になるンで更新してくださぃ?

    2005-06-25 01:58:00
  • 99:

    ユナ

    偶然…な訳がない…あたしは一番初めにトモキに好きな人がいるって事を伝えた時の事を思い出した、名前、年、青年団、地元、これだけあれば小西君やトモキの地域はすぐに調べられる…
    『……しまった。全部いっちゃってる…』
    トモキ達は今あたしが想像している事をやっちゃう子達だ。あたしはすぐ小西君に電話をした。
    『……………。』出ない
    あたしは次にトモキに電話をした。

    2005-06-28 15:59:00
  • 100:

    ユナ

    『はいよ〜!』
    トモキが出た!!
    『トモキ……あんな昨日小西君に…』
    あたしが言い終わる前にトモキが言った。
    『………あんな奴……やめとけ!!』

    2005-06-28 16:00:00
  • 101:

    ユナ

    『はぁ?やっぱりトモキ昨日小西君になんかしたん!?』
    『俺、あいつだけは許さん!!絶対許さん!!』
    『何!?なんなん!?』
    『お前が傷つくからゆわん!学校行って直接聞けや!まぁあいつはゆわんやろうけどな!』
    そう言ってトモキはまた電話すると言って電話を切ってしまった。

    2005-06-28 16:01:00
  • 102:

    ユナ

    あたしは急いで学校に行った。トモキの言葉も気になる…。学校に着くと一目散に五組に向かった。……小西君はまだ来てなかった。辺りを見回すとサエがあたしの姿を見つけてやってきた。
    『おはぁ☆メール見たで!おめでと〜☆』
    『サァエ〜!!助けて〜』あたしはサエに訳を話した『う〜ん…トモキのゆうてる事気になるけどたぶんなんもない思うで?ただ小西が何されたんか気になるなぁ…』

    2005-06-28 16:02:00
  • 103:

    ユナ

    『小西君がトモキに呼び出されたん明らかやろっ!付き合って数時間後にこんなややこい事なって小西君絶対ユナの事だるい思ってるわ…』
    『大丈夫やって!とりあえず小西きたら話聞いてみ』『そうする…ユナ保健室おるから小西君きたら待ってるって伝えといて』
    そう言ってあたしは保健室に向かった。

    2005-06-28 16:05:00
  • 104:

    ユナ

    保健室はあたしの憩いの場所だった。授業を受けるのがめんどくさい時、先生に追っかけまわされてる時、その度に保健室の先生(瞳ちゃん)に甘えて避難していた。
    『瞳ちゃーんおはよう〜』『あれ?ユナちゃん!まだ学校始まったばっかやでぇ』
    あたしは事情を説明した。『う〜ん…そーゆう事なら仕方ないなぁ…そのかわり小西君と話したら残りの授業はちゃんと受ける事!わかった?』
    『うん!ありがとう!』

    2005-06-28 19:55:00
  • 105:

    ユナ

    チャイムがなり授業が始まった。あたしはぼーっと外を眺めてた。二時間目が始まった頃セイジがきた。
    セイジは一年の時同じクラスで良介と地元が一緒で仲が良かったのであたしも仲が良かった。もちろんあたしが小西君の事好きなのを知って言って付き合った事を報告しようかと思ったがやめといた。もしかしたら今から別れ話されるかもしれないし…

    2005-06-28 19:57:00
  • 106:

    ユナ

    瞳ちゃんとセイジとたわいのない話をして三時間目が始まった頃
    ガラガラガラ
    『ごめん!遅くなって!』小西君がきた。
    瞳ちゃんは職員室に用事があるといって席をはずしてくれた。セイジもなんとなく察してくれたのか帰っていった。

    2005-06-28 19:58:00
  • 107:

    ユナ

    保健室にはあたしと小西君だけになりシーンとなった。
    『何があったか…話してくれる?』
    意を決して聞いてみると小西君が口を開いた。
    『昨日なぁユナちゃんとメール終わった後地元のツレから電話かかってきてお前に話があるゆうやつがおるからって呼び出されてん』それからの小西君の話の内容はこうだ。

    2005-06-28 19:59:00
  • 108:

    ユナ

    呼び出された所に行くと地元のツレ二人と北中の子が7〜8人いた。最初上村君が前病院で会った時に睨んだ睨んでないでつっかかってきた。(前小西君が集団リンチにあって入院したケガの通院の時一度顔を合わせてるらしい)小西君が落ち着いて否定するとおさまり座って雑談になった。

    2005-06-28 20:00:00
  • 109:

    ユナ

    いろんな話をしているとその内ユナの話になった。どうして付き合ったのか、どうゆうとこが好きなのかとか聞かれフイに上村君が言った。
    『でもぶっちゃけ自分遊び人やろ〜☆』
    『ま、まぁ昔はな、今はそんなんちゃうけど…』
    小西君がそう答えるとさらに別の北中の子が言った。『まぁでも女と付き合うんってヤルためだけとかあるやんなぁ』

    2005-06-28 20:01:00
  • 110:

    ユナ

    『さぁ?どうやろ……』
    すると次々に回りの子が言う。
    『いや、そうゆう時もあるって!』『絶対そうやって!!』上村君も
    『絶対一度はそんなんあるわな!』と笑ってゆう  『まぁ…そうゆう時も、あるわな』
    小西君がそう答えるとさっきまで一切しゃべらなかったトモキがものすごい勢いでキレた

    2005-06-28 20:02:00
  • 111:

    ユナ

    『……お前神田ユナともそーゆうつもりで付き合ってんのかっ!!』
    そう言って小西君の胸ぐらを掴んできた。
    『神田さんは違う!!』
    小西君がそう言ってもトモキはおさまらない。
    『お前今女はヤルためだけに付き合うもんゆうたやんけっ!』

    2005-06-28 20:03:00
  • 112:

    ?ォvノ??? ◆EmQljjeRiw

    ゃっと?復活ぢゃン??
    読ωτ"ゥヵラ??????
    頑張っτйё(??∪?)?

    2005-06-29 18:20:00
  • 113:

    ?ぁゃは?

    楽しみにしてるねんから早く完結しちゃってゃぁ?(??з?)?

    2005-07-01 15:36:00
  • 114:

    ユナ

    124番さん?毎回読んでくれてありがとうございます?待たせてごめんなさい??ぁゃは?さん?更新ほんま遅くてごめんなさい?なるべく早く更新するようにして絶対完結させますね?

    2005-07-07 00:47:00
  • 115:

    ユナ

    地元のツレ二人がトモキを必死に止めるがトモキはぶち切れている。北中の連中や上村君は
    『神田さんにそんなんしたらあかんわぁ〜』
    とまったくトモキを止める様子はない。
    《はめられたっ!!!》
    小西君は思った。

    2005-07-07 00:47:00
  • 116:

    ユナ

    トモキは小西君に顔を思いっきり近付けて言った。
    『あいつと遊びで付き合ってんやったら別れろやっ!ユナはそーゆう女ちゃうねんっ!』
    小西君はまっすぐトモキの目を見て言った。
    『絶対別れへんわ、神田さんは遊びじゃないねん!』その時北中の子がはやしたてるように言った。
    『遊びだろーが真剣だろーが別れたほうが身の為やでぇ』

    2005-07-07 00:48:00
  • 117:

    ユナ

    それでも小西君は黙ってトモキから目を離さない。すると上村君がトモキを止めた。
    『あかんわ、今日はこれ以上やってもどうもならん、トモキそろそろやめとけ』トモキは掴んでた手を離し言った。
    『お前絶対しばくからな!お前だけは絶対許さんからなっ!!』
    上村君は小西君が地面に置いていた携帯をとり言った『この携帯あずかっとくわぁ!明日学校終わったらこの北中の公園に女連れてこいや!この呼び出しはトモキ関係なく俺個人の呼び出しやから。』

    2005-07-07 00:49:00
  • 118:

    ユナ

    そして解散になったらしい…トモキと小西君から交互に電話があったのはトモキが電話しても出なかったので小西君の携帯からなら出ると思ったみたいだ。
    話を聞いてあたしはトモキに怒りを感じ同時に小西君に申し訳なく思った。
    『ごめん…なんかユナと付き合ったせいで変なんに巻き込まれて…』
    あたしがそうゆうと小西君は言った。

    2005-07-07 00:50:00
  • 119:

    ユナ

    『なんでユナちゃんが謝るん?ユナちゃん全然悪くないやん★とりあえず今日俺バイト休んで北中の公園行ってくるわ!』
    『そんなん行かんでいいよっ!携帯はユナが誰かにゆうたらいくらでも取り戻せるし…』
    『ここで逃げたら俺ユナちゃんと付き合う資格ないやん☆大丈夫やから☆』
    小西君は笑っていった。

    2005-07-07 08:43:00
  • 120:

    ユナ

    『じゃあ…ユナも一緒に行く!!上村君ユナも連れてこいゆうてんねやろ?』
    『あかんって!何されるかわからんねんから!!!』小西君が止めるのも無理はない、だけどあたしは小西君が一人で行くなんて絶対許せなかった。
    『大丈夫!!あの子らユナには絶対なんもせーへん!!連れて行ってくれへんねやったらユナ一人でトモキに文句言いに行くわ!!』小西君は困った顔をしていたが渋々あたしがついて行くのを承諾した。

    2005-07-07 08:44:00
  • 121:

    ユナ

    その後あたし達は教室に戻り瞳ちゃんとの約束通り最後まで授業に出た。あたしは授業中にトモキにメールを送った。
    《小西君に話全部聞いたから。あんなんあんたらがハメたようなもんやん》
    返事はなかった。
    そして放課後になり小西君がサエと一緒にあたしのクラスまで迎えにきた。

    2005-07-07 08:46:00
  • 122:

    ?あやは?

    あげぇ??がんばってね?

    2005-07-08 01:57:00
  • 123:

    名無しさん

    もう書かないんですか?楽しみにしてるょ?

    2005-07-22 15:53:00
  • 124:

    ユナ

    ?あやは?さん→ありがとうございます☆ 135さん→見ていただいてありがとうございます☆一気に書き貯めてたのを更新します?

    2005-07-25 20:26:00
  • 125:

    ユナ

    洋平君はニヤニヤ笑ってあたしと小西君の顔を交互に見て
    『おめでと……☆』
    と一言だけゆって帰っていった。
    『じゃあいこっかぁ☆☆』小西君はまるでちょっとした用事を済ませるかのように軽く言った。

    2005-07-25 20:28:00
  • 126:

    ユナ

    自転車でこいで北中の公園に着いた。上村君はまだ来ていない。あたし達はブランコに乗りながらいろんな話をした。小西君が緊張した様子がないからかあたしも自然と気が軽くなった。あたしは疑問に思っていた事を小西君に聞いた。
    『今回の事みんな知らんやろ。…なんで誰にもゆわんかったん?小西君が声かけたらいくらでも人集まるやろ』

    2005-07-25 20:29:00
  • 127:

    ユナ

    『だってこれは俺個人のケンカやん、しかもユナちゃんとの事やろ?ここでツレ巻き込んだら俺かっこ悪いやん笑負けてもいいから筋は通したいねん、あ〜絶対俺ドツカレるわ、痛いの嫌やねんなぁ』
    と笑って言った。
    あたしは…小西君を本気でかっこいいと思った。

    2005-07-25 20:30:00
  • 128:

    ユナ

    トモキはすぐ『俺らの軍団は〜』とか『俺めっちゃ強いからぁ〜』とか言っていた。あたしはそんなんよりも『俺ケンカ弱いからな笑』といいつつも絶対逃げずに一人で行く小西君の方がずっとかっこいいと思った。
    『てかいつからユナちゃんって呼ぶようになったん?』
    次に質問を投げ掛けると小西君は顔を赤くして言った

    2005-07-25 20:31:00
  • 129:

    ユナ

    『だって…彼女やのに名字で呼ぶんってなんか変やし……』
    あたしは嬉しくなって言った。
    『ぢゃあ《ちゃん》てつけんのも禁止〜☆』
    『じゃあユナも俺の事小西君って呼ぶのん禁止やわぁ☆』

    2005-07-25 20:32:00
  • 130:

    ユナ

    お互い照れながら言った。途中トモキから上村君がきたかどうかとメールが入ってきた。当たり前のように昼間にあたしが送ったメールはスルーだった。上村君を待っている間あたしと小西君……いや、カケルはいろんな話をした。
    気がつけば辺りは暗くなっていた。
    『上村けーへんなぁ……』『うん……』
    『もう…帰っていいかな』『い、いいやろ笑』
    あたし達は顔を見合わせて笑って言った。

    2005-07-25 20:34:00
  • 131:

    ユナ

    その日帰りにあたし達はマクドに寄ってご飯を食べて帰った。後から聞くとその日の夜…カケルの地元の子がカケルの携帯を持ってきてくれて上村君からの伝言を預かってきた。
    『仕事終わるん遅くて行けんかったっ!携帯とか連絡つかんから取り上げるもんちゃうな笑神田さんによろしく☆またな☆』
    と笑って言ってたらしい…相変わらずわけのわからん子だ。ただトモキだけはまだ怒り狂ってるみたいで…度々あたしの携帯に《小西どこにおるねんっ!》とか《俺は絶対認めんっ!》とかメールが入ってきた。

    2005-07-25 20:35:00
  • 132:

    ユナ

    それをカケルに話すと……『ほっとき〜!せやけどユナになんかしてきたらすぐゆえよ!お前になんかしてきたらさすがに俺も黙ってられんから!』
    とあっさり言った。
    今回の事件でなんだかんだ言ってあたしとカケルの距離が思いっきり近づいた気がした。

    2005-07-25 20:36:00
  • 133:

    ユナ

    そして小西カケルと神田ユナが付き合ったとゆうのは瞬く間に学校中に広まった。
    カケルは今までにない位恋愛バカになっていた。ほとんどの子が祝福してくれたが冷たい目で見る人間もいた。カケルに遊ばれた子達…そして元カノさえもカケルの恋愛バカになった姿を見て驚きと同時にイラだっていた。ただ元カノ達もみんないい子であたしには何一つ言ってこなかった。文句も祝福もどちらとも。

    2005-07-25 20:39:00
  • 134:

    ユナ

    『俺……今までの女にどんだけ嫌われてるかわかったわ……』
    昼休み、五組でみんなで溜まって喋ってる時フイにカケルが言った
    『小西……今頃気付いたん!?』
    サエがびっくりしたように言う。
    『あっことかナナとかあと二年の名前忘れたけどそいつとかとにかくみんな俺がユナとおる時冷たい目で見てくるしこの前ゆみなんてすれ違いざまに「死ね」とかゆうてきてんで!?どう思うコレ!!』

    2005-07-25 20:45:00
  • 135:

    ユナ

    『今更何気にしてんの☆』全員でカケルに言った。
    『まぁ日頃の行いやろ!ユナなんて元カレからも祝福されてるやん☆』
    良介が笑って言う。
    『あたしは誰かさんみたいに遊んでませんでしたから。人徳です。』
    あたしが冷たい声でそうゆうとカケルが焦ったように反論した。

    2005-07-26 00:19:00
  • 136:

    ユナ

    『あーもうわかったわかった!!とにかく小西は今まで遊んでたけどユナの事は本間に大事にしてるしまぁそれが鼻につく奴らがおんねやろ!一つゆうとしたらユナ…刺されんように気をつけろよ…』
    そう言ってあたしの肩をポンッと叩いた。
    『ごめん……あたし辞退するわ…』
    あたしがそうゆうと
    『お前……ひどいわ……』カケルが情けない声をだしみんな爆笑した。教室にチラホラいるあたしらに関係ない子らもあたし達の会話を聞いて笑っていた。

    2005-07-26 00:31:00
  • 137:

    あい

    しおり??????????????????

    2005-07-26 04:05:00
  • 138:

    ユナ

    あいさん→しおりありがとうございます??

    2005-07-26 11:42:00
  • 139:

    ユナ

    セミが例年よりも早く泣きだした初夏の時期のほんの少しの出来事だった。
    お互いの約束は守られる事はなかったけれどあの頃は純粋にずっと一緒にいようって思っていたよ…

    2005-07-26 20:05:00
  • 140:

    ユナ

    悩んだ末あたしはカケルに電話した。カケルは
    『ええで〜!急ぎやったら俺が今からかけるわぁ!』とアッサリ言った。
    『…嘘かもしれんでぇ〜』『嘘やとしてもええ加減ケリつけなあかんやろ!いつかは来るおもてたし☆』
    『うん…でも心配やぁ…』『大丈夫やって☆いざとなったらダッシュで逃げるから笑お前俺の逃げ足の早さ知ってるやろぉ!?』

    2005-07-26 20:16:00
  • 141:

    ユナ

    カケルはわざとおちゃらけて言った。
    『うん…めっちゃ知ってる……笑』
    あたしが少し笑ってゆうとカケルは今度は優しく穏やかな声で言った。
    『終わったら電話するから…な?』

    2005-07-26 20:19:00
  • 142:

    ユナ

    『うん…気をつけてね!』そう言って電話を切った。あたしは一人で待ち続けた。もうあれから二時間は経っている。心配で心配でたまらなかった。夜中の3時頃カケルの着メロ…ラムのラブソングが部屋中に響きわたった。

    2005-07-26 20:23:00
  • 143:

    ユナ

    集団の中からトモキが出てきてしきりに
    『お前井出岡の上に今回の事チクッた!?』
    と聞いてくる。もちろんカケルはチクっていない…どうやら井出岡の上の人らにトモキは狙われてるみたいだった。カケルは今回の事は関係ない事を伝えると、『俺とりあえずこの事で忙しいからひとまずお前らから手を引くわ!チクんなよっ!!』
    そう言ってあれだけ大騒ぎしていたトモキだったが今回の事件はこれであっけなく幕をとじた。トモキらしいといえばトモキらしい笑

    2005-07-27 01:36:00
  • 144:

    ユナ

    ちなみにトモキと奈美は別れたようだ。トモキがカケルにいちゃもんつけてきてた事をあたしは奈美に話していた。トモキはかなり怒られ携帯代も奈美の口座だったので別れるまで携帯を止められてて今まであたしに連絡できなかったらしい……

    2005-07-27 02:51:00
  • 145:

    ユナ

    何もかもがうまくいって夏休みに入った。夏休みに入ると毎日朝からカケルの家で遊んで夕方から二人共バイトに行きカケルと良介がバイト終わる頃にみんなでカケル達のバイト先に集合して朝方まで遊んだ。
    カケルとどこに行くのも何をするのも一緒だった。みんなで海にも行った。
    それなりに毎年夏を楽しく過ごしていたあたしだったが今でも夏になると思い出すのはその年の夏の事だった。

    2005-07-27 02:57:00
  • 146:

    ユナ

    夏休みが終わり『燦花祭』の時期になった。
    『燦花祭』は毎年十月に三日間にわたって行なわれあたし達の地域では秋のビックイベントだった。各地域によって青年団がありそれぞれ太鼓台を担いで祭りに参加する。

    2005-07-27 03:01:00
  • 147:

    ユナ

    青年団はカケルのいる青年団やトモキや上村君達がいる由家青年団の他に十個ある。全部の青年団が宮入りを済ませ神社前の中央にそれぞれの位置に揃った時はため息をつくくらい圧倒される。だから各青年団のファンもいてその分各青年団は祭りに関しては厳しかった。

    2005-07-27 03:06:00
  • 148:

    ユナ

    夏休みが終わると祭りの一ヵ月前になり青年団の集会が毎日あり学校以外では会う事が出来なくなった。
    その頃からあたし達はよくケンカするようになった、理由はささいな事だったがひどい時は授業中でも怒鳴り合いのケンカになった。でもいつも怒鳴り合ってる内にあほらしくなって仲直りしていた。

    2005-07-27 03:20:00
  • 149:

    ユナ

    そんなある日…休み時間カケルと二人でいる時にカケルがとんでもない事を言い出した。
    『なぁ〜俺ユナとサエっちとアイ以外の女のケー番全部消したからお前も俺の知らん男の番号全部消してや。』
    『え!?どうゆう事!?』『だって必要ないやん。あ、あとバイト先の飲み会とかももう行くなよな!!』『ま、待ってよ!そりゃもう関わらん子もおるやろうけどバイト先は無理やって!!』

    2005-07-27 03:27:00
  • 150:

    ユナ

    『じゃあ今から二人でどれ消していこーか話し合お☆』
    カケルが無邪気に笑ってあたしの携帯を勝手にいじりだした。あっとゆうまにメモリは消されていった。さすがに同じ学校の子は残してくれたがそれ以外はバイト先もすべて消されてしまった。

    2005-07-27 08:59:00
新規レスの投稿
名前 (8文字まで)
E-mail
必須本文 (750文字まで)
世界で一番好きでした…を見ている人におすすめの掲示板

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。
※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。