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世界で一番好きでした…

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  • 1:

    ユナ

    前書いてる途中で夜遊び一瞬止まったのでまた最初から書きます?

    2005-05-11 00:49:00
  • 21:

    ユナ

    ちなみに一也はあたしが一年の初めに付き合っていた元カレ、イキリのくせに根性無しのもっともあたしが嫌いなタイプ…
    洋平君は一也と地元が一緒で小西君とも仲が良かった。
    『…でそのまま一也ら小西君を置いて逃げたん!?』『だからサエも詳しく知らんねんって!』
    『ユナが直接洋平君に聞くわ』
    洋平君はあたしと同じクラスだ、あたしはすぐさま洋平君の席に向かった。

    2005-05-13 22:54:00
  • 22:

    ユナ

    『…それ誰から聞いたん?』
    『なんか一也が五組ででっかい声で喋ってるらしいで!』
    それを聞いた洋平君は鋭い目になり小さな声で『あいつっ!』と舌打ちをして席を立った。
    『ちょっ!!洋平君っ!』あたしが呼び止めると洋平君があたしの耳元で言った

    2005-05-13 22:58:00
  • 23:

    ユナ

    『その話は本間やで、途中みんなバラバラにはぐれて小西だけが捕まってもてん、神田さんには最近小西と仲いいみたいやからゆうたけど小西の為にあんまみんなにゆわんといたってな、今から一也のアホどついてくるわ』
    そう言って教室から出ていってしまった。

    2005-05-13 22:59:00
  • 24:

    ユナ

    それから三日後…洋平君から小西君が今日退院すると知らされた。どんなケガだったとか、退院するとはいえ今どんな状態なのかとか全然わからなくて心配だった。電話したかった。
    小西君とは二年の初めにケー番交換したがそれから三年になるまでの一年間メールした事なんてほんの2、3回、電話で話した事なんて一度もなかった。いくら最近仲良くなっていたとはいえこんな時に電話するのはずうずうしいんぢゃないかと思い電話しにくかった。

    2005-05-13 23:00:00
  • 25:

    ユナ

    サエに相談してみる…
    『ん〜?別にいい思うで?退院するって事はもう体大丈夫って事やしさ』
    『でもサエは一年から仲良いけどユナ最近やで、なんか図々しい気がするわぁ…』
    『そんなん関係ないって!てかなんで小西相手に気使ってるん?!……ユナもしかして小西の事好きなん?』
    サエにそう聞かれてあたしは慌てて否定した。

    2005-05-13 23:01:00
  • 26:

    ユナ

    『そ、そんな訳ないやんっ!!』
    『そうやんな〜☆ユナには健太がおるもんな!まぁなんし電話しても全然大丈夫や思うで☆』
    そう言ってサエは帰って行った。サエが帰ったあとあたしは一人で考えた。
    「サエのゆうとおりあたし小西君の事好きなんかな…」

    2005-05-13 23:02:00
  • 27:

    ユナ

    バイトが終わり健太の家に少し寄って家に帰りあたしは携帯とにらめっこ。
    『どうしょ…でも元気かどうか気になるしなぁ…』
    あたしは思い切って小西君のメモリを呼び出し発信ボタンを押した。
    〜トゥルル トゥルル〜 ドキドキして電話を耳におしつけて待っていると…

    2005-05-13 23:41:00
  • 28:

    ユナ

    『はい〜』
    小西君が出た。
    『も、もしもしっ!』
    『神田さん久しぶりやん☆どしたん??』
    『あっ!あの、大丈夫かなぁて思って…』

    2005-05-13 23:42:00
  • 29:

    ユナ

    『ああ〜!大丈夫やで☆洋平から神田さん心配してたでって聞いたわ☆あしたから学校も行くしな!ケガもな頭何針か縫うただけで骨折もしてないしたいした事ないねん☆』
    『頭縫うたってたいした事やんかっ!』
    それからあたし達は一時間位しゃべった。
    最後に小西君が言った。
    『わざわざ電話ありがとうな☆また明日久しぶりに学校でゆっくり顔見てしゃべろな☆』

    2005-05-13 23:44:00
  • 30:

    ユナ

    電話を切ったあとあたしは嬉しくてサエにメールを入れた。
    《ユナ今日小西君に電話したよ!明日学校来るって☆》
    サエからのメールの返事はなかった。あたしはそのまま眠りについた。

    その日あたしは小西君の事が好きな事を自覚した。

    2005-05-13 23:45:00
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