小説掲示板■Last Song■のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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■Last Song■

• 1:

  あずさ

  短編です??暇潰しに読んで下さい?

  2007-04-19 00:37:00
• 2:

  あずさ

  人は死んだらどこに行くんだろう。悲しみもない、苦しみもない..そんな世界なんだろうか。もしも、この感情が無くなるならば..あたしは死んだっていいくらいの想い...

  2007-04-19 00:41:00
• 3:

  あずさ

  あたしが5歳の時、パパとママは離婚した。あたしを引き取ったのはママ。小学校の時、嫌な噂を流された。｢あずちゃんはパパがいないから可哀想な子なんだって｣…あたしは可哀想じゃないよ？｢あずさちゃんはパパがいないから貧乏なんだよ｣…関係ないじゃん？｢ママがあずちゃんとは遊んだらダメって｣…なんで？

  2007-04-19 00:47:00
• 4:

  あずさ

  中学に入っても、ある事無い事を言われた。そして噂の内容はエスカレートする。｢あずさの親、風俗してるんだって｣…関係ねぇよ。｢あずさも風俗してるんでしょ？｣…してねぇよ。｢あずさって誰とでもﾔるらしいよ｣…しないって。

  2007-04-19 00:51:00
• 5:

  あずさ

  ｢北村さ〜ん!｣ポツンと廊下の窓から景色を眺めるあたしに、一人の男子が声をかけてきた。｢…？｣相手の学年カラーは3年生。なんであたしの名前知ってるんだろう…。｢俺、伊藤亮平!よろしくな〜｣そう言って彼はあたしの頭をくしゃくしゃっとした。

  2007-04-19 01:00:00
• 6:

  あずさ

  ｢…けんなよ…｣｢はあ？｣｢ふざけんなってゆってんだよ!!｣あたしは切れた。このままじゃやられる。自分の身は自分で守らなきゃ…｢言いたい事あるならはっきり言いなよ？一人づつ相手になってやるよ!!｣｢…｣｢一人で何もできねー癖にごちゃごちゃゆーんぢゃねーよ。｣｢その通りだよ。｣｢亮平?!助けて!!北村頭おかしいよ!!｣｢おかしいのはお前らだ。さっさと消えろ｣女子は悔しそうに小走りで逃げていった。

  2007-04-19 01:19:00
• 7:

  あずさ

  ｢大丈夫？｣彼はずぶ濡れのあたしにブレザーを貸してくれた。…もとはあんたのせいじゃん…｢ありがと｣それでも、人に優しくされたのは、これが初めてだった。

  2007-04-19 01:22:00
• 8:

  あずさ

  ｢お世話になりました。｣…あたしが選んだ道。自主退学。学校に縛られるのはうんざりだった。社会に出よう…そしたらきっとこんな風な扱いをされる事はない。

  2007-04-19 01:24:00
• 9:

  あずさ

  ｢俺も辞めちゃった。｣…伊藤亮平?何で?!…｢何してるんですか？もうちょいで卒業なのに。｣｢見つけちゃったの〜俺の居場所。お前｡｣｢バカじゃないですか…何であたしが先輩の居場所なんですか…｣

  2007-04-19 01:28:00
• 10:

  あずさ

  ｢先輩じゃねぇ。亮平だ。伊藤良平。お前の事、一生守ってやる。｣…最悪…｢あたし行きます。じゃあ…｣｢少しは信じれや？世の中悪い奴ばかりじゃないから。少しは頼れ。｣…無理..何で..泣いちゃうよ…｢遠慮しときます。人は｣｢信じない主義だから？｣…何この人?…

  2007-04-19 01:33:00
• 11:

  名無しさん

  誰が話してるかわからへんから読みやすくして??

  2007-04-19 01:38:00
• 12:

  あずさ

  ｢そうです。信じない主義だから。｣｢それってさあ、信じれる奴に出会ってないからじゃん？｣…｢そうかもしれません。だけど｣｢信じてみ?後悔はさせねー。約束してやるよ。｣…ダメだ。甘えちゃう。ずっと探していた言葉…｢でも｣｢守ってやるって言ってんの。お前の一生のボディーガードだ。｣…｢わかりました。｣

  2007-04-19 01:39:00
• 13:

  あずさ

  読んでくれてる人いて嬉しい?ありやと?ぢゃあ、あずさは『』で他は｢｣にしますね?

  2007-04-19 01:41:00
• 14:

  あずさ

  結局あたしは伊藤亮平と付き合う事になる。『先輩???』｢何??｣『どうしてあたしなんですか?他に可愛い子はたくさんいます。』｢純粋に守らなきゃって思った。｣『バ…バカじゃないですか...』｢かもな〜｣…何だかんだいって、あたしたちはいい関係を保ってたよね。あの日、あの事件が起きるまでは…

  2007-04-19 01:50:00
• 15:

  あずさ

  亮平と付き合って半年が経つ頃、あたしのママが捕まった。覚醒剤、現行犯逮捕。あたしは知っていた。ママが壊れていくところをずっと見てきた。自業自得だ。捕まって正々した。

  2007-04-19 01:53:00
• 16:

  あずさ

  それをきっかけに、あたし達は同姓を始めた。何もかもが新しい生活。…ねえ亮平。あたしね、この関係が壊れるなんて思ってなかったよ。ずっと誰かに愛されたくて、誰かを愛したくて。本当に幸せだったんだ…

  2007-04-19 01:56:00
• 17:

  あずさ

  『いってらっしゃい』｢ん〜行ってくる｣あたしはいつも通り亮平を送り出した。亮平が?を出て20分ほどすると、外が慌ただしくなった。救急車やパトカーの音。なんだか嫌な感じ。

  2007-04-19 02:00:00
• 18:

  あずさ

  1時間程すると家の電話が鳴った。『もしもし…』(〇〇病院です。すぐに来ていただけますか？)あたしは急いで病院へ行った。病院へ行くと、亮平の様態を話された。『助かるんですよね？』｢腎臓が必要なんですが…伊藤さんの御家族は…お父さんは亡くなられたみたいで、離婚されたお母さんは刑務所に…｣『え…？』｢あなたは…｣『か…彼女です。』｢血液型は｣『…A型です』｢…｣『あたしの腎臓じゃダメなんですか？』｢検査をしてみないと…御家族以外の腎臓が合う可能性は8％以下ですが…｣『検査して下さい。』｢わかりました。｣
  

  2007-04-19 02:13:00
• 19:

  あずさ

  …ねぇ、あたし達がもし兄弟なら、この恋は終わりだよね。ねぇ、だけどもし、あたし達が兄弟なら、あなたは生きれるの。…

  2007-04-19 02:16:00
• 20:

  あずさ

  あたしはいろいろな検査を受けた。結果を聞くのは複雑で怖かった。兄妹なら助かる。だけど、助かった後のあたし達の関係は..？怖くて仕方なかった。
  ｢腎臓…完璧に合いましたよ…後、大変申し上げにくいんですが…｣『分かってます。亮平はあたしの兄なんですよね…』｢はい。検査の結果、DNAも血液細胞も全て一致しました。｣『兄は…助かるんですよね…？』｢80％の可能性で成功するでしょう｣『良かった…』

  2007-04-19 02:22:00
• 21:

  あずさ

  今日はこのへんにしときます????

  2007-04-19 02:23:00
• 22:

  ゆぅ

  読ましてもらってます?
  頑張って下さいね(^-^)

  2007-04-19 02:50:00