-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
Dearest LOVE
-
1:
雪弥
今まで愛した人は一人も居なかった。
あなたに会えて変わった。愛する事を知った。
あたしは汚れてますか・・・?2005-06-08 15:47:00 -
21:
19才の夏を迎える。
安定剤は手放せなかったが、心身共に回復していた私は、一つのケジメをつけようと思い、入れ墨を入れた。
汚れた私。過去を忘れてはいけない、結婚など・・・夢を見てはいけない。
私の入れ墨にはそういう誓いがあった。2005-06-08 16:04:00 -
22:
愛してくれる人も居た。
だけど愛する事はなかった。
19の夏に出会った、タカ。タカは心から私を愛して居たらしく、過去も、素性も明かさない私と
『結婚したい』と言った。
タカの両親は暖かい人で、『いいコなんだから、早く結婚しろ』と急かした。2005-06-08 16:05:00 -
23:
幸せな時間は暫らく続いた。
だけど愛する事は出来ない。本当の私を知ったらタカとの幸せが壊れてしまう。
私とタカは育った環境も、世界も違い過ぎた。
私の思い詰めた、行動は彼にとっては理解出来なかった“奇行”だった。
頭がおかしい。そう言われる事も少なくなかった。
ある日、タカの両親から話があると言われる。
『別れてほしい』との事だった。2005-06-08 16:05:00 -
24:
削除削除されますた
あぼ~ん -
25:
京と出会った頃、私は過去の事など気にする事もなくなっていた。
地元に着き、京にメールをする。相手の職業など考える暇もない位、京が気になった。
ピンときたからだ。
今思えば似ていたのだろう。
メールのやりとりを何日かした。京は決して店には呼ばなかった。
もちろん私の過去など知る訳もない。2005-06-08 16:07:00 -
26:
ホストと言う職業は後々、私に重くのしかかる。
拓磨の事があって以来、ホストとは無縁だった。
京とは付き合っていなかったが、お互いの気持ちは通じていた。
家が遠かった為、毎日は無理だが週に何回か帰ってきてくれた。
付き合ってからも京は店に来いとは言わなかった。2005-06-08 16:08:00 -
27:
京は色んな事を話してくれた。
自分に両親が居ない事…、昔、女の人にひどく裏切られた事。
京も昔、眠剤と安定剤を飲んで居た事・・・。
そういった時間を多く共有する事で、
初めて他人に対し、愛しいと思う感情を持った。
だけど、私は過去を話す事はなかった。
店に来いとは言わない京。支えたい気持ちが私の中に生まれた。
私は初めて夜の世界に足を踏み入れた。2005-06-08 16:09:00 -
28:
京はまだ、私が夜の世界に足を踏み入れた事を知らずにいる。
京は私には心を開いてくれたが、色を入れているコには冷たかった。
俗に言う、“釣った魚に餌を与えないタイプ”である。 昔、女の人にひどく裏切られたからだろうか?恨みでもあるかのような扱いだ。2005-06-08 16:10:00 -
29:
ーSideー京
トゥルルル…ガチャ
「…はい」
可愛らしい女の声。
『あや、おはよぉ』
《京は深く関わらないと気付かないほど、普段はアホキャラで、強気なタイプだ。》 「京、おはよっ」
『何してたんや?』
甘く優しく言った。
「寝てたよぉー、今日も会えないのぉ?お休みなのにぃ?」
『ゴメン×2今日は店の人の買い物付き合わなあかんねん』2005-06-08 16:11:00 -
30:
「淋しいよー」
京は目をこちらにちらっと向け、車の助手席で静かにしている私にキスを一つした。
あやはまだしゃべり続けていた。
『淋しい思いさせてゴメンな。また電話するわな』
京はあやにそう言い電話を切った。
電話を切った京は何かを考えているようだ。2005-06-08 16:12:00