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Dearest LOVE
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1:
雪弥
今まで愛した人は一人も居なかった。
あなたに会えて変わった。愛する事を知った。
あたしは汚れてますか・・・?2005-06-08 15:47:00 -
8:
削除削除されますた
あぼ~ん -
9:
ただ愛されたかった・・。
拓磨の為に、お金を渡すのは苦では無かった。
今で言う“直引き”なのだが、ホストという職業を知らない私は、無知で彼を信じていた。
拓磨に愛されたい。
何でもするから他の女の人の所なんて行かないで・・・。
願いはただそれだけ・・・。
『店を出したいから貯金したい』
私は必死に貯めていた60万を拓磨に渡した。
その後、彼の態度は豹変する。2005-06-08 15:53:00 -
10:
『金は?』
「もうないの」
『じゃあ客から貰うからいいわ』
・・・え??
『なぁ、俺の事本間に好きなんやったらヘルス行ってや』
拓磨は何を言ってるの…?背筋が凍りつく気がした。『俺態度で示してくれな信用できへんねん。他の客は行ってくれてるからさぁ、そういうコやっぱ大事やなって思ってまうやんかぁ』
私は愛されては居なかった。彼が愛したのはお金で、人ではなく・・・私を見ては居なかった。2005-06-08 15:54:00 -
11:
“拓磨・・・どうして…?”
私はフラフラと夜の街を彷徨った…。
気が狂いそう…。
もう目の前から愛する人が消えるのは嫌だった。
私は16の時、当時付き合っていた彼氏を事故で亡くしている。
バイクに乗っていた彼は不幸にもトラックと衝突し、50?吹っ飛び即死した。
お葬式には行かなかった。いや、行けなかった。
彼がもう、この世に居ない事を実感したくなかったからだ。2005-06-08 15:55:00 -
12:
削除削除されますた
あぼ~ん -
13:
啓介という…。彼はまだ18才だった。
京と出会うまでの私は、啓介と一緒に逝きたいと、いつも願っていた。
不幸は続くもので、拓磨との別れにより最大の不幸が訪れる。2005-06-08 15:56:00 -
14:
気が狂いそうだった私は、友達・・(冒頭で登場した、りの)
と夜の梅田へ行った。
忘れたい、忘れたい…。
真冬だったその日。
夜中3時の梅田には人通りもなく、
心が埋まる訳もなく、寂しさが増した。
そんな時
『送ったるわ』と声をかけられたと同時に、無理矢理クルマに押し込まれた。
車は2台・・・。人数は、6、7人…。
逃げれない。2005-06-08 15:57:00 -
15:
『名前何て言うん〜?』
リーダー格だろうか?車の運転手のΗが私に聞いた。
「・・・・雪弥」
『雪弥、綺麗な顔してんなぁ』
『本間やなぁ』男達も賛同した。
りのには興味が無かったらしく、男達は私に優しかった。
‐ターゲットは私だったのだろう‐2005-06-08 15:57:00 -
16:
『雪弥っ♪』
後ろからHが抱きついてきた。
「きゃあ!」
思わずはねのけてしまった。
Hの顔つきが変わる・・。『何さらすんじゃ、ワレ』「ごめんなさい、びっくりして…。」
もう遅かった
りのはもう1台の車に乗せられ私達は別々にされた。
男6人に車内で囲まれ、Hが私の髪をつかんだ。
「痛いぃぃ」
『黙れや!!』
男達は私を殴りつけた。2005-06-08 15:59:00 -
17:
しばらく殴り続けると、気が済んだのだろう。
Hが言った。
『お前の靴で車が汚れたやんけ、200万払えや!』「・・・っ、そんな大金ありませんっ」
半泣きになりながら言った。
でも不思議な事に、本当に辛い時、恐い時、涙もでないんだな。
冷静にそんな事を思っていた。
私は泣いていなかった。 『じゃあ…ぬげ』
男達はむりやり服を破った。
「いやぁぁぁ!」2005-06-08 16:00:00