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一言だけ…ありがとうな。

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  • 1:

    さな

    まだ冷たい風がふいていた3月…。七ヶ月以上ぶりに外に出た私…少年院短期という勤めを終わった私は十六歳になっていた。

    2007-05-04 15:34:00
  • 591:

    さな

    アイとアズサとマキは線路沿いにある建設中の家の中にいた。私が着いた時には既にマキの鼻からは血がでていた。私はマキの顔を見た途端また周りが真っ赤になった。気がつけば皆に押さえられマキが倒れこんでいた。イズミ「サナっ!」イズミに顔を叩かれ我にかえった。私「…ごめん。」くらーっとし意識を失いそうになった。私「ミチヨは?」アイ「こいつ言えへんねん。」私はフラフラしながらもマキの髪をひっぱり言った。私「どこや…?ミチヨどこや?」マキは泣きながら首を横に振った。私はマキの髪をひっぱり外へつれだすど力なく倒れているカナを原付きでひいた。マキがエズきながら何かを吐いた。アイ達が必死に私をとめる。私「死なん程度にするから。アイ達はもう帰り。パクられんのウチだけでいいから」アイ「…」私「早く行き。あんたらは絶対巻き込めへんから!もしなんかあったら脅されたっていいな!本間ありがとうな。カナの事お願いな…」アイ「…うん」そう返事をし皆はかえっていった。私「じゃーマキ続きしよっか」私はまたマキを引きずり工事中の中にはいった。

    2007-06-07 07:59:00
  • 592:

    さな

    ↑間違えた!
    カナじゃなくてマキをひきました!(笑)
    カナひいたらアカンよねー!もうすぐ完結!!頑張りまーす!

    2007-06-07 08:02:00
  • 593:

    さな

    私「マキ?火傷ってどんな痛みか分かる?」マキ「…」私「カナやったんお前やな?」マキ「…」私「忠告しとくわ。さっきは死なん程度にやるって言うたけど…それはウチの加減なだけでマキはもしかしたら死ぬかもしらんで…?シンナー吸ってるし痛みの感覚鈍ってるだけやし。今のあんた結構重傷なん気付いてるか?」私はそう言うとわざとマキの鼻を折った。やっぱり鈍い…痛がってはいたがカナリ反応が鈍かった。マキ「ご、ごめんなさ…い」私「謝る前に答え?カナやったんは?誰?」マキ「…」やっぱり答えない…。私からカバンからジョコウ液をとりだしマキの服にかけた。火をちかずけると以上にこわがるマキ…私「お前も燃やしたろか?」マキ「ごめんなさい!ウチがやってん!ウチと…ミチヨがやってん!ごめん!ごめんなさい!」私「もう一回言って?」私はもう一度同じ事をいわし携帯に録音した。マキにカナをおそった時のっていた原付きにのりマキと一緒にミチヨの元へむかった。

    2007-06-07 08:22:00
  • 594:

    さな

    私「何でカナにあんなんやってん?」マキ「…サナはいつもマキじゃなくてカナばっかりやん…ミチヨもカナにいっかいボコボコされてムカつくからって…やらなマキも燃やすって言われて…」マキは泣きながら私の背中にだきついた。私「別にそんなんちゃうよ。ウチあんたも好きやってんで?だからシンナー吸ってるあんた止めたやん。」マキ「サナ…ごめん。本間ごめん…」そうもしてるとミチヨがいると言うマンションの下についた…。私「本間にウチに悪いと思ってるんやったらミチヨつれてこれる?」マキは怯えていた…私「ウチと!ミチヨどっち取るねん!?」マキ「絶対サナ!」私「じゃ。ミチヨにこう言い!(ミチヨの居場所サナ達にばれた!今こっちにむかってるから!早く今のうち逃げよう!)って言って焦りながら手引っ張っておいで!分かった?ウチの好きなマキやったらできるな!?」マキ「うんっ!」少しフラフラしながらマキはエレベーターにのり上にあがっていった。何だかお女をだますホスト的な気持ちだった。

    2007-06-07 08:48:00
  • 595:

    さな

    私はエレベーターの影に隠れ二人が降りてくるのをまった。マキがキッチリ連れてこれるかはあまり自身がなかったが、とりあえずマキに賭けてみた。少ししてポストに反射してうつるマキとミチヨが見えた。マキ「ミチヨ!急いで!早くしやなサナ達くるって!」ミチヨ「ちょっとまって〜」ミチヨ達の声がきこえエレベーターのドアがあいたと同時に私はミチヨにとびかかりポストにミチヨの頭を打ち付けた。ミチヨが悲鳴をあげた。「いたーい!」カナの泣いてる姿が…カナの叫び声が頭に響く…(カナ…絶対仇とったるからな!)私「久しぶり♪痛みの感覚ないってきいたけど、まだのこってるみたいやなー?」ミチヨ「はー?お前何やねん!?」必死にあがくミチヨ…私「ウチの大事な親友ようやってくれたの!?北川サナエや!よう頭入れとけ!」私はミチヨを引きずったまま少し離れた小さな広場に入った。フツフツと沸き上がってくる怒りに体中の毛がさかだった。殴れば殴る程でてくるミチヨの悲鳴…私「お前だけは絶対許せへん!!百回死ねや!」ミチヨの顔をなんどもなんども踏み付けた。

    2007-06-07 09:22:00
  • 596:

    さな

    ミチヨ「ごめんなさいっ!お願いやめてっ!」私は殴るのを止めた。私「お前カナに指折られたらしいな?どの指?」ミチヨ「…」私はミチヨのアバラをけった。ミチヨ「うっ…」脇腹を押さえ丸くなるミチヨ…。私はミチヨの中指と薬指を握り反対へと力一杯曲げた。怪獣のような叫び声をあげ泣きまくるミチヨ…。私「カナにやったこと警察行って自白せーや!」私はそう言ってもう一本反対の指をつかんだ。私「これもおってしまうか?」ミチヨ「分かった!ごめん!言うから!止めて!」ガタガタ奮えながらミチヨが言った。(カナ…こんなんでいい?)心の中で呟きながら私は泣いた。私「マキ今シンナー持ってるか?」マキは原付きのヘルメットケースからペットボトルにはいったシンナーをとりだした。私「これもって」そう言ってミチヨにシンナーをもたせそのまま三人で警察署にむかった。

    2007-06-07 09:42:00
  • 597:

    さな

    二人が先に警察署に入り私は晃にメールをうった。
    晃へ
    ごめん!ちょっとサナいってくる!
    カナの事お願い!
    後ずっといいたかってん
    ごめんなさい…
    サナ晃の事めっちゃ好きやから。
    じゃ、しばらくばいばい。文章は素っ気なかったが私の精一杯の文章だった。


    その後私は傷害の罪で鑑別所に送致されることになった。

    2007-06-07 09:55:00
  • 598:

    名無しさん

    うぅ〜?
    泣きそうやァ??

    2007-06-07 11:08:00
  • 599:

    名無しさん

    続き楽しみ?
    てか入院してるみたいやけど大丈夫?

    2007-06-07 11:19:00
  • 600:

    みな

    はじめっから読んでるよ?楽しみにしてるから更新してください!!

    2007-06-07 11:30:00
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