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うちのネエチャン観察日記?

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  • 1:

    名無しさん

    昔あったワシ?ちゃんのやつ、だれかコピ保存持ってたらはってくれませんか?
    どうしてももっかい読みたいです?

    2007-05-19 02:04:00
  • 300:

    その後しばらくゆる?い日々が続き、季節は梅雨。 あいかわらず【劇的☆ビフォーアフター】生活のネエチャン。 なに事もなく平和な日々もあるんじゃの?…と御隠居みたいにまったりしていたワシ。
    …が。【実験大好き♪米村でんじろう先生】の一番弟子、ネエチャンがまったりしていたわけがなかった…。

    2007-05-24 11:40:00
  • 301:

    ワシ「今日は雨やなくてよかったなぁ?。雨やったらべそべそなるもんな。」 しゃもじに話しかけながら夕方のお散歩するワシ。 公園の前をテクテク歩いていたら見覚えのあるチワワが…。
    徹平「ワシちゃん。待っててん。」
    ワシ「ワシを!?どしたんすか!?」 …この地味代表な小学生のワシに、チワワ…じゃなくて小池徹平がなんの用ぢゃ…  しゃもじを柵につなぎ、徹平に見られない様にさりげなく【首輪】をはずしポケットに入れる。  
    …あッぶな?!!しゃもじの首輪にしてるんバレるとこやった(>д

    2007-05-24 11:43:00
  • 302:

    二人並んでベンチに座る。 黙ったままの徹平。 仕方なくたずねるワシ。  
    ワシ「舞香ちゃんとなんかあったん?」   …小学生に空気読ませるなよ…徹平…。   
    徹平「…舞香ちゃんなんか言うてた?」  
    ワシ「は?何を?」 …なんやねん。はよ言いなさい。

    2007-05-24 11:46:00
  • 303:

    徹平「俺さぁ…こないだ舞香ちゃんと…! そっから会えてなくて…舞香ちゃんどう思ってんのかな…。」   うつむいたままつぶやく徹平。  
    んげっ( ̄ロ ̄;)!? 舞香ちゃんと!?舞香ちゃんとなんすか!?!? ま、ましゃかヤッ・ちゃっ・たぁぁ-!!!?   あのオッサンいつの間にチワワを(ーロー;)!!  いやいや、違うかもしれんし一応確認せな!ワシ!   
    ワシ「エッチしてもた…とか?」

    2007-05-24 11:49:00
  • 304:

    徹平「うん…。」
    ゴイーン(ーロー;)!! やはりそうでしたか…。
    ワシなんて言うべきなんや!?ネエチャンっっ!! このしょぼくれてるチワワに!!  アンタ【策士】なんやから、そうゆーことは前もって言うとかんかいっ! こんな状況どないしたらええねん、ワシ! 思わずしゃもじに助けを求めたが、しゃもじは土をほじくり返して楽しんでいた。
    …しゃもじー!!

    2007-05-24 11:52:00
  • 305:

    徹平「ごめんなぁ。ワシちゃんなんでも聞いてるわけちゃうよな。舞香ちゃんと仲ええって言うてたから、もしかしたらなんか聞いてるかなぁと思ってん。」  ワシが何も返事できずにしゃもじを見ていると、うるうるした大きな目でワシに謝るチワワ。
    …あぁ…そんな目で見ないでください…。ワシ、自分がものすごく汚れてる気がしてきます…。 こんなか弱そうなチワワを苦しめてるのが、あの【下町のオッサン】なのだから…。

    2007-05-24 11:55:00
  • 306:

    徹平と別れ、「しゃもじ、助けてくれんかったやろ?(;-_-+」と恨みがましくブツブツ話しながら帰宅しすると【下町のオッサン】も学校から帰宅していた。
    …アンタそのカッコ…。
    いつもながら素晴らしいファッションのネエチャン。 黒Tシャツの胸には有名アニメ【ドラゴンボール】の 【神龍の球】が。  背中にはハゲ頭の【クリリン】がアップでプリントされている。 そして後ろの襟の部分にはカタカナで堂々と【ヤムチャ】!!

    2007-05-24 11:59:00
  • 307:

    …( ̄ロ ̄;)!? ヤムチャ!? クリリンですよね!? 突っ込まずにはいられない!!  海外製らしいのでその間違いは冗談なのか本気なのか…。 ちなみにネエチャン、ワシにも同シリーズのTシャツを1枚くれた。
    背中のプリントは【悟空】。 襟部分は【ベジータ】…。 …本気…??

    2007-05-24 12:02:00
  • 308:

    ネエチャンはもちろん首にタオルを巻き、もう5年ははいているであろうジャージの半パン。 ウエストのゴムがゆるゆるで、歩く時に「よいしょっ」とずり上げている…。 そして今日ゎなぜかシャワーキャップをすっぽりかぶっていた…。 前髪もイン…。
    …なぜシャワーキャップ…髪がうっとーしかったんか…ネエチャン…。いや、もう服装にはふれるまい…。

    2007-05-24 12:05:00
  • 309:

    ワシ「ちょっと!!ネエチャン!! 今公園で徹平にお悩み相談されましたけど!? なんかあったんやったら言うてくれとかな、対処に困るやん!!」
    姉「ぐぇ。まじで?!? そういえばワシちゃんに言うん忘れてたなぁ。チワワなんて!?」
    …たくも?(;-_-+…と思いながら、報告するワシ。
    姉「で、なんて返事した!?」

    2007-05-24 12:08:00
  • 310:

    ワシ「え?…とりあえず、〈集会の日はネックしていってよかった〉って喜んでた?。とか、最近悩んでる感じしたけど徹平くんのことなんやなぁ、とかあたりさわりないことを。 次会ったら聞いてみるね!って言うて別れたけど。」
    姉「お?♪うまいこと言うてるやん!!まあそんなもんやろ♪」
    …無邪気に誉められた…アンタが報告しててくれたらワシあんな焦らんですんだっちゅーねん…。

    2007-05-24 12:11:00
  • 311:

    ━ネエチャンの回想━数日前━
    いつも通り、仁の家で夕食を食べさせたネエチャン。 仁のひざに座りラブラブタイムを過ごしていた。  すると遅出のはずの仁に、オープンから店に入るよう頼む電話が。 しぶっていた仁だが、けっきょく急遽オープンから出勤になった。 スーツに着替え、髪をセットする仁。 その間ネエチャンは後片付けを…してなかった…。

    2007-05-24 12:14:00
  • 312:

    …なんとこのバカップル、仁が用意している間、【舞香ちゃん】は愛らしく仁に抱きついたりじゃれたりしていなければならないらしい…。 …ブッ飛ばしちゃっていいすか…?  
    ワシ「着替え中て…仁くんウザいんちゃうん…?」   あきれて尋ねるワシ。 目は半目(-д-;)   
    姉「わしがだるいわ。仁がそうしてほしいみたいやねんもん。チュウしてきたりさぁ?。 ちゃっちゃと用意せえよ!ってここまで出そうになる時あるで!! ここまで!」

    2007-05-24 12:17:00
  • 313:

    そう言ってネエチャンが指さしたのは、下唇だった。 …アンタ、そんな超ギリギリて…今にも言うてまいそうなんか…? 言うたらアカンでその面(この時スッピン)で…。

    仁の用意が終わると玄関でおみ送り。 抱きついてうるうると涙目になってみせる。
    姉「仁くぅん。お店でいっぱい女の子いても舞香のこと忘れたらイヤやでっ。」 頬をかるくプクッとふくらませる。

    2007-05-24 12:20:00
  • 314:

    ガバッ!!とまた抱きしめる仁。
    仁「あほっ!オマエのことばっかり考えてるわ!!」
    舞香「仁くぅん…。」
    …毎回玄関でこんなことしてるらしいっすよ?コイツら。けっ。 アンタ達ほぼ毎日会ってるでしょうが…。
    ひとしきり名残を惜しんで仁が出勤していった。

    2007-05-24 12:23:00
  • 315:


    …はぁ?。行った行った! ったくはよ行ってくれなドラマ進んでまうっちゅーねん。 毎回毎回いちゃこらいちゃこら…飽きんのかアイツわ…。  さっ。洗いもんしてわしも帰ろっ。
    …なんちゅー言い草や…ネエチャン…このバチあたりがっ…。アンタみたいなオッサンを大事にしてくれる美少年やで!? 国宝級に大事にしなさい。…
    ━ピンポーン♪ チャイムが鳴った。 ドアを開ける。
    舞香「仁くん忘れもの?  …!!!えっ…徹平くん!?」

    2007-05-24 12:26:00
  • 316:

    立っていたのは徹平。
    徹平「あ、仁さんは?」
    舞香「今出勤したとこ?。ビックリしたぁ! 徹平くんどしたぁん?」
    徹平「え!?そうなんや。ちょっとシャツ貸してもらおかな?と思ってんけど…。じゃあまた来る。」
    …キラーン☆ ネエチャンの目があやしく光る。 …チャンスや…!!

    2007-05-24 12:29:00
  • 317:

    舞香「じゃあ選んで借りていきなよ?。着てないのいっぱいあるし。大丈夫やわぁ。お茶入れるねっ!」
    ニッコリ笑うと、グイッと徹平を引っ張り部屋に入れる舞香。 徹平のとまどいを背中に感じながらグフフ…とひそかに笑っていた。

    2007-05-24 12:32:00
  • 318:

    …これ【神様が与えてくれたチャンス】って言いましたよね…ネエチャン。
    この頃から現在までよく【神様のおぼしめし】やら【神様がくれたチャンス】やら言ってますよね。 無宗教なのに…。   
    …でもさぁ、ネエチャン。 アンタが【神様】と呼んでるの、世間一般では【真逆の名前】で呼ばれてる例のアレではないですか…? どうもワシにはそんな気が…?。

    2007-05-24 12:35:00
  • 319:

    クローゼットから何枚か仁のシャツを取り出し、徹平に渡す。 舞香がキッチンで紅茶を入れている間、二人とも黙ったままだ。
    …まぁ突然の事態に、チワワは緊張し、ネエチャンは「チャンスや!!どないしたろかいな?」とたくらんでたから沈黙してたんですがね…    
    …よっしゃ、いくでチワワ!!…

    2007-05-24 20:19:00
  • 320:

    ━カーン!!! ファイッ!! ゴングが鳴りまたまたリング上で構えるボクサーネエチャン。(イメージ。)   
    舞香「はいっ。紅茶どうぞ。でもなんでシャツがいるん?」 テーブルにカップを置きながら尋ねる。
    徹平「あ、ありがと。シャツはちょっとね?。」 照れたように笑う徹平。  
    舞香「ふぅん…。…なんか徹平くんと二人っきりでちゃんと話すの初めてやねっ。確か最初に集会のとこ行った時、舞香がぶつかったの、徹平くんやったよね?♪」 …あん中でおぬしが一番かわいかったからのう…グフフ…。    …THE 妖怪。

    2007-05-24 20:22:00
  • 321:

    徹平「そうそう!裸足で走ってきたしビックリしたわぁ! 飛びこんできて舞香ちゃん泣きそうやったしなぁ。」  
    …俺、あん時【天使】みたいやと思ってん。…言ってしまいそうになって口をとじた。   それからまた沈黙になる。  
    …今、舞香ちゃんと二人っきり!…シャツを選びながら緊張する徹平。 緊張感を増やすため、沈黙を続ける間をはかっているネエチャン。    
    …よし、今や!!  拳をくりだすネエチャン(イメージ)。

    2007-05-24 20:25:00
  • 322:

    舞香「…舞香ね、あの時徹平くんに助けてもらってうれしかったの。ありがと。 お誕生日のネックレスもありがとう。  おうちでずっと付けてるよ。(しゃもじが。)  すごく大事やから…。」
    徹平「えっ!?」 顔をあげると、舞香は恥ずかしそうにうつむいて両手でカップを包み込んでいた。 愛らしい顔がピンク色に染まっている。

    2007-05-24 20:28:00
  • 323:

    思わず立ち上がり、舞香の隣に移動する徹平。 うつむいたままの顔をのぞきこむ。
    …ええい!!やめんかっ!このチワワっ。顔はアカン、顔はっ。わし半笑いなんがバレるやん!   
    徹平「こないだのドレスの時、付けてくれてたよな。仁さんいるのに…。」
    深くうつむいたままコクッとうなづく舞香。 ひざの上の両手が小刻みにふるえている。 …コヤツ…笑いそうなんこらえてるのでは…

    2007-05-24 20:31:00
  • 324:

    舞香「だって…大事なんやもん…。あのドレス一番好きやし、徹平くんのネックレスしてたかったもん…。」 そう言って顔をあげると、目にいっぱい涙をためていた。
    …うおー!!涙ためるん間に合ったー!!あっぶねー!! あっぶねー!!!  
    …ネエチャン間一髪。

    2007-05-24 20:34:00
  • 325:

    …キューン!!
    …な、なんの音っ!? あ、徹平の胸がときめいた音か…(;-_- 。 ビックリするやん。 ワシでよかったら【憐れチワワ!!妖怪にコロッとだまされる】って紙芝居でも書きましょうか?
    徹平「舞香ちゃん!」 ガバッ!!と抱きしめる徹平。
    徹平「俺っ…ずっと好きやってん!!  仁さんいてるし、言うたら困らせるんわかってる。 でももう抑えれん!! 俺のもんになってくれ!!」 抱きしめて頬と頬をくっつけたままついに想いを打ち明けた。

    2007-05-24 20:37:00
  • 326:

    舞香「徹平くん…でも舞香、仁くん…んっ!!」 言い終わらないうちに徹平が唇をふさぐ。
    舞香「やっ…!!んっっ…徹平くんっ…!!」 軽く抵抗してくる舞香を抱きしめたまま、唇を離さない。 ドサッとラグマットの上に押し倒した。
    徹平「わかってる!わかってるけどっ…!!  俺じゃアカンの?」 真剣な目で舞香の目をのぞきこむ。 舞香は何も答えず、そっと徹平の頬に両手でふれる。 そのまま引き寄せ、もう一度唇を重ねた…。

    2007-05-24 20:40:00
  • 327:

    徹平の想いが伝わるような、優しいキスが続く。 唇に、頬に、まぶたに…。   唇をはなし、ジッと見つめると舞香の瞳に自分の顔が映っているのが見える。  
    初めてぶつかってきた日から、もう一度ふれたいとずっと思っていた【天使】が今自分の腕の中に…。 …徹平、感無量。

    2007-05-24 20:43:00
  • 328:

    また長いキスが続き、準備万端♪にうるおうネエチャン。   
    舞香「ンッ…フ…ァッ!」 クチュクチュと舌をからめられ自然と声ももれる。  …さぁカモーン!!チワーワ!! オパーイカモーンっ!! …もぅ中身のオッサンが【天使】の着ぐるみを突き破って飛び出してきそうな勢いだ。   
    舞香「…??  どしたの、徹平くん…?」 急にのしかかっていた重みがなくなり、閉じていた目を開けると、徹平が体を起こしていた。 …な、なんじゃっ!?   訳がわからず起き上がるネエチャン。

    2007-05-24 20:46:00
  • 329:

    徹平「…キスしてもてごめんな。仁さんちやのに…。 止めれんかった。…でも俺、まじうれしい。めっちゃ満足や。」 心底うれしそうにほほえみ、舞香の髪をなでる徹平。

    エエエエッ(ーロー;)!? 何ほざきよんねんこのハゲッ!! 真面目万歳!!かオマエわっ!!  わしのこのほてった体をどないしてくれんねんーッ!!
    …愛らしい【チワワ】に対してもやはり二人称は【ハゲ】なネエチャン。

    2007-05-24 21:28:00
  • 330:

    舞香「えっ!?なっ…う、うん。そやねっ。仁くんちでこんな…アカンやんね。」 あやうく「なんでやねん!!」と言ってしまいそうになったのを無理矢理飲み込むネエチャン。
    かろうじて【天使の皮】が【オッサン】に破られずにすんだらしい。
    強烈なボディブローをくらいガックリとリングの真ん中に膝をつくネエチャン(イメージ)。
    …ああ…負けるんか、わし…? いやっ!!まだや!! まだダウンせえへん!! 立て!!立つんだジョオーーッ!! じゃなくてわしーッ!!わしーっわしーッ…(←エコー。)

    2007-05-24 21:31:00
  • 331:

    舞香「あのっ、舞香もう帰るんやけど徹平くんバイクやったら送ってくれる?」 徹平の手をキュッとつかみ、上目使いで見つめる。
    徹平「うん!夜道は危ないからな。変なヤツも出てくる時期やし。シャツはまた仁さんに言お。」 うれしそうに舞香の頬にふれる徹平。
    …危ない…変なヤツ…両方アンタをペロッと食おうとして目をキラキラさせているこの【妖怪やおいマニア】のことかな…? 真に危ないのはズバリ!!あなたです!!!

    2007-05-24 21:34:00
  • 332:

    バイクの後ろに【欲望のオッサン】を乗せているとも知らず、ウキウキな徹平。 ワシ?としゃもじの〈お散歩公園〉に到着。
    昼間は子供達でにぎわう公園も、夜にはまったく人気がない。 …嗚呼!!チワワ徹平の運命やいかに!? …紙芝居風。
    …じゃなくて!! ちょっと待てぇい!!
    ワシ「アンタまさかワシ?としゃもじの〈憩いの公園〉でちょめちょめを!?」

    2007-05-24 21:37:00
  • 333:

    姉「うん。おいしく食しました♪」
    うそーん(ーロー;)!! や?め?てぇ?ぇ?!! ワシ?毎日〈さわやか〉な気分でお散歩公園行くのに、オッサンが美少年を犯した現場かと思うとっ…ボェー(-д-;) 生々しいんじゃいっ!! 〈さわやか感〉を返せぇっ!! ワシ、猛抗議。
    そう、ネエチャンとチワワは公園で結ばれ(てしまっ)たのでした…。 …よかったね、ネエチャン…あの時ダウンせずに立ち上がって…?。

    2007-05-24 21:40:00
  • 334:

    ワシ「でもネエチャン、チワワどないかしたらんと。えらいしょぼくれてたで。」   公園で会ったチワワのしぼみっぷりを思い出すワシ。  …あわれぢゃ…。  
    姉「あ?!そういやあれから会ってへんしなぁ! 一仕事終えてスッキリした気になっとったゎ!」 ガハハと豪快に笑うネエチャン。
    …一仕事って…チワワが聞いたら自殺するで…アンタって人は…。  …しかしコヤツ、ろくな死に方せんな…刺されて死ぬか絞め殺されて死ぬか殴られて死ぬで…。  頼むから新聞の三面記事にだけはなってくれるな!!と心の底から祈るワシであった?。

    2007-05-24 21:43:00
  • 335:

    紙には【第一志望;職人(鳶)】 【第二志望;職人(西陣織り)】 【第三志望;;自衛隊(陸自・武器)】 とデカデカと書かれていた。
    …し、職人になりたいんかネエチャン(ーロー;)!! でも〈鳶〉と〈西陣織り〉って…真逆とゆうか…  どんな二択やねんッッ!!  
    いやいや、それより【自衛隊】てなんやねん( ̄ロ ̄;)!! しかも〈武器〉指定!? 何作る気ぢゃオマエわ!!

    2007-05-24 21:52:00
  • 336:

    …って、待て待てぇい!!   職種うんぬんはこのさい置いといてっ。 学校トップが【就職希望】はアカンやろ?!! アンタ【進学率アップの星】やろ!?  全国9位やろ!? それが第三志望まですべて【就職】って!!  ガッツ泣くでッッ!!
    …しかしなぜ職人…?。 またそこに戻るワシ。  
    ああもうツッコミ所がどこなのかさえわからない!! 我がネエチャンながら、まったく不可解…。

    2007-05-24 21:55:00
  • 337:

    あ…思い出した? ワシが中3の時の【進路希望調査】にコンニャローは勝手に書き込みやがったのだ…。
    夕食が終わり、自室に戻るワシ(中3)。 調査の志望校を書こうと机の上の紙を見たら…。
    【第一志望;起き上がりこぼし】 【第二志望;昼行灯(ひるあんどん)】 【第三志望;蝉の幼虫】

    2007-05-24 23:00:00
  • 338:

    ( ̄ロ ̄;)!? なんぢゃコレっ!? 書きやがったなアンニャロー!! 
    紙をつかんで部屋からダッシュでリビングへ行くワシ。 ぼへ?っとだらけるネエチャンと母。
    ワシ「ネエチャン!! これなんよっ!? 勝手に書いたやろ?。」 紙を突き出すワシ。
    姉「ワシちゃんにピッタリやろ♪ちゃんと理由もあるねんで。」 ニヤリと笑うネエチャン。
    紙をみて目を丸くする母。

    2007-05-24 23:05:00
  • 339:

    母「も?、またネエチャンはこんなん書いて。ワシちゃんに謝りや?。」   しかしなぜか紙とワシをチラ見して半笑い…。母よ…。
    ワシ「理由ってなんよ?!?」 ぷくっとふくれるワシ。 …どうせくだらん理由なんやろうけど一応聞いてみよかな…。

    2007-05-24 23:08:00
  • 340:

    姉「まず第一志望の【起き上がりこぼし】はな。 何回倒されても倒されても、こづき回されてもこづき回されても、起き上がるとゆう素晴らしいヤツやねん。 ワシちゃんにはそんな強い子に育ってほしいわけよ!」
    …(-д-;)…な、なにを語ってんねん…それ、ワシがこづき回されて倒されまくること前提やん…。 ワシにそんな悲惨でハードな人生を歩めと…? もうちょっと順調に生きさせてくださいよ…。

    2007-05-24 23:11:00
  • 341:

    姉「第二志望の【昼行灯(ひるあんどん)】はな。おるかおらんかわからん、とか。おっても役に立たん人間のことやねん。 〈必殺仕事人〉で〈昼間の中村主水〉がよく言われてるアレよ。 そうゆう人間のほうが細く長?く、出世もせず地味に生きていけるねんで。」
    …(-д-;)…をい。…ワシは出世もせず、おるかおらんかわからん存在で生きていけと…? なんの盛り上がりもない人生なわけですな…。 そしてヒッソリと死んでゆけと…?…ほほ?…。 だいたい〈昼の中村主水〉って…ダメ人間ですやん…。

    2007-05-24 23:14:00
  • 342:

    姉「第三志望の【蝉の幼虫】はな。アンタ〈ヲタク〉やし。 ふとんもぐり込んで本読んでるの好きやろ。 蝉の幼虫は7年間、土の中で寝っぱなしやねんで。 うらやましいやろなぁ?と思ってな?♪」
    …(-д-;)…孵化して1週間で死に至りますけど…?
    ネエチャンの話にふんふんとうなづく母。 こらっ!!納得するんじゃないっっ!!
    姉「この中やったらどれがいい?」   うれしげに聞いてくるネエチャン。

    2007-05-24 23:17:00
  • 343:

    ネエチャンの進路希望に話を戻しますかな…?。
    なんとネエチャンは恐ろしいことに、そのまま【志望調査】を提出したのだ。 先生方に衝撃が走った!! 【超進学校】に絶対行って進学率を引き上げてもらいたい生徒がなぜか【就職希望】!!
    先生方は説得を開始した。   
    なんとその日から校長室で昼食をとるようになったネエチャン。 毎日、昼休みになると校内放送で校長室に呼び出されるのだ。
    「至急弁当持参で校長室へ来てください。」

    2007-05-24 23:23:00
  • 344:

    数日たつと、昼休みになり〈ピンポンパンポ?ン♪〉と放送の合図が鳴るだけでクラスメイトが 「雅?!ガッツが呼んでるで?!」 と言うようになった。
    校長室の応接ソファで、ガッツや担任と向かい合って弁当をつつくネエチャン。 …プッ??。
    ひたすら毎日「【超進学校】に行ってもらいたい!!」 「うん、と言うてくれるまであきらめん!」 「君ならトップ合格やから!学校のためやと思って頼むから進学してくれ?!」 となだめすかし、おだて、頼み込む先生方。
    まったく聞き流すネエチャン。 先生方とネエチャンの攻防は2学期末の受験校確定ギリギリまでつづいたのだった…。

    2007-05-24 23:26:00
  • 345:

    2学期末になぜ攻防が終了したのか? ネエチャンが【超進学校】を受験することに同意したからだ!!
    ホッと胸をなでおろすガッツと担任。 校長室ではネエチャンの目の前で習字セットを広げ、またまた直筆色紙を渡すガッツの姿が…。   帰宅したネエチャンに見せてもらうワシ…。

    2007-05-24 23:29:00
  • 346:

    ━誠意━
    …ぬぬ?…自分の誠意が通じたとでも言いたいのか…?…ガッツ…。
    残念ながらまったく通じてないらしいよ…。
    だって「色紙どこやったんやろ?…今回…。 さすがに捨てたんかな…。」 と思ってキョロキョロしてたら…ありましたよ。  リビングのすみっこに。  しゃもじの水とご飯入れる食器の下に。  …し、敷かれてる…。 …ランチョンマットですか…。

    2007-05-24 23:32:00
  • 347:

    もちろん【合格】しましたよ。おかげ様で。フンッ。  
    なんかさ?…神様っているのかな…。 遠い目で空を見上げるワシ。   確実にネエチャンの言うところの【神様】は存在するんだな…と思ったね…。 ネエチャン、【神様】とやらに魂売っちゃってるんじゃないの…。
    だってまっったく受験勉強もせず、塾も例のごとくさぼりたおし、入試当日は寝坊して開始ギリギリに到着。 そんなヤツが【超進学校】に合格するなんておかしい(>д

    2007-05-24 23:44:00
  • 348:

    受験の日の夕方、塾で行なわれた【自己採点】の結果を母に報告するネエチャン。
    姉「社会の地理がマイナス2点やったわ?。 答え〈鮭〉やってんよな?。」 …答え〈鮭〉て。どんな問題ぢゃ…。
    ワシ「んで他の教科は?」
    姉「は?満点やけど。」
    満点( ̄ロ ̄;)!? こっコイツ?!!しゃあしゃあとッッ!! なんで!?なんでこんなオッサン風味が!? パコッと頭蓋骨あけて脳みそ見てみたい…!!   …なんにせよ【神様】の存在がどうしても腑に落ちないワシでありました…。

    2007-05-24 23:47:00
  • 349:

    名無しさん

    ワシちゃん久しぶりやんか!楽しみに読んでたで! また読むから頑張ってな

    2007-05-24 23:47:00
  • 350:

    大変残念なことですが、これをもちましてこの小説を終了させていただきます。
    ワシ?のつたない初小説を今まで応援してくださり、励まし、あたたかく見守ってくださった皆様、本当に有難うございましたm(__)m 皆様、お元気で。ワシ?。

    2007-05-24 23:50:00
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