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♪ちんこ物語♪

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  • 1:

    ちんこは15歳。生まれて初めて気になる女の子が出来た。
    隣のクラスの子で、名前は「まんこ」

    2005-07-26 14:48:00
  • 71:

    しゃぶろう校長は朝の挨拶が終わると、校長室に戻る。壁一面を鏡張りにしてあるその部屋には、トレーニングマシンやダンベルが並んでいる。雑誌ターザンも創刊号から全部揃っていた。しゃぶろう校長は筋肉トレーニングマニアだった。フィットネスクラブの会員であることはもちろん、生活のあらゆる場面が彼にとっての筋トレであり、
    朝の生徒への挨拶も、その一つだった。

    2005-07-26 18:31:00
  • 72:

    「ケインコスギがライバルだったけど、新しいライバルが出来たよ」「と、申しますと誰ですか?」「ヨン様だよ!写真集を見てトレーニングメニュー変えることにしたよ」

    2005-07-26 18:32:00
  • 73:

    情事教頭はそんな校長の影響を受けて、一緒にジムに通うようになっていた。いつも校長に同伴しているので、出世狙いのゴマスリだと陰口を叩く者もいた。
    生徒たちは筋肉マニアな2人を「なかよしきんに君」と呼んでいた。情事教頭は誰がどう言おうが気にならなかった。校長の生きる姿勢に共鳴していたからだ。そして、尊敬は、いつしか淡い恋愛感情へ移っていった。
    ヨン様の写真を見つめる校長の姿に、情事教頭は内心穏やかでなかった。
    (もっと筋肉をつければ私の事も見てくれますか?校長…)情事教頭は嫉妬に唇をかみしめた。

    2005-07-26 18:33:00
  • 74:

    ちんこは、2週間ほど家に引きこもっていたが、いつまでも周りに心配をかけてはいけないと思い、昼から登校した。
    久々に教室に入るのは勇気がいることだったが、みんな普通に迎えてくれ、ホッとした。
    体育の時間で教室を移動する時に、まんこのクラスの前を通り、チラッと横目でのぞいた。が、いなかった。どうしたんだろう。気になる…。結局、その日は会うことはなかった。

    2005-07-26 18:34:00
  • 75:

    下校する時に、粗挽ソウに会った。「俺、気になる事聞いたんだけど。まんこの事で…」「えっ?何、教えてくれよ!!」
    「お前が休んでる間に、まんこが告られたらしい…」「誰に?」「A組の槍杉(やりすぎ)だ」

    2005-07-26 18:35:00
  • 76:

    ハンマーで頭を殴られたようなショックがちんこを襲った。槍杉は次五郎(じごろ)、紐(ひも)保須斗(ほすと)と並び、スキモノ中学の四天王と呼ばれてるうちの一人だ。
    「でも、付き合ってないみたいだし。気にすんな。て言うか、2人で話したんか?」「…うん、まだだけど」
    「そうじゃないかと思ったよ。よし、まんこを呼んでくるからな」

    2005-07-26 18:36:00
  • 77:

    「え、呼んで来なくていいから!槍杉に告られて断る女いないだろ。僕はまんこさんが幸せならそれでいい…」「無理すんなって!ここにいろよ。絶対連れて来るから」
    粗挽ソウの気持ちは嬉しいが、心の準備はまだ出来ていない。どうしよう、どうしよう、何を話したらいいんだ!?
    この前はごめん って言うのか?槍杉と幸せに って言うのか?ちんこの心は乱れた

    2005-07-26 18:37:00
  • 78:

    「ここにいろよ」と言われて、ちんこは動く事も出来ず、ひたすら思い悩んだ。ソウの気持ちは嬉しいが、本当にまんこさんが来たらどうしよう…。
    それから待つこと2時間あまり、ソウが戻ってきた。一人で。

    2005-07-26 18:38:00
  • 79:

    ちんこはホッとした。しかし…
    ソウは「あと5分もしたら、ここに来る。来たら俺は帰る。あとはしっかりやれよ!」
    「い、い、いや、呼ばなくて良かったのに!来ても、どうしていいか分からないし」
    ダメだ!緊張で心臓がバクバクしてきた。「ごめん、帰る!」と立ち上がった。
    ソウはちんこの腕を掴み、「ここにいろ!」と一喝した。
    「あっ、来た」ソウの視線の先には、まんこがいた。こっちに向かって歩いている。

    2005-07-26 18:39:00
  • 80:

    略部分 「あっ、来た」ソウの視線の先には、まんこがいた。こっちに向かって歩いている。

    2005-07-26 18:40:00
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