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いつもアンタは…

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  • 1:

    あゆみ

    なぁ…知ってる??…

    あたしら人間が     この世に生まれて    死ぬまでの間…
    どれだけ涙を流すんか…

    2006-01-07 16:29:00
  • 101:

    あゆみ

    でも、涼に噂が尽きなかったのは事実。
    枕から始まり、客を風俗に落とすのが特技とか。笑
    本当なのかどうかはわからないが私の知ってる涼にはまずありえない。
    考えられなかった。

    2006-01-17 19:36:00
  • 102:

    名無しさん

    2006-01-17 20:28:00
  • 103:

    あゆみ

    105さん?ありがとうございます??
    読んでもらえて嬉しいです?時間ができたのでまた今から少しですが更新します?

    2006-01-17 22:09:00
  • 104:

    あゆみ

    私は涼のエースではなかったが客が被ってても放置は他のテーブルでシャンパンがおりた時ぐらい。
    大げさかもしれへんけど、本当に涼はずっと私の席についてくれる。
    涼と外で会う事もかなり多くなった。
    店に行っても涼は「シャンパンまずいから卸さんといて。」って言うし…
    それでもホストか?って思うけど店行ってもほとんどおごり。

    2006-01-17 22:18:00
  • 105:

    あゆみ

    私は仕事中、前にいる客のお酒を作っている時も涼の事を考えてしまうぐらい、涼が好きになっていた。
    真麻と涼の店に行くこともあったが、一人で行くことも多かった。
    でも相変わらず真麻とは、順調でどっちかが早く帰ってきた日にはご飯を作りっこしたりしていた。
    その時の私には涼と真麻が私の支えでできれば失いたくなかった…。

    2006-01-17 22:35:00
  • 106:

    あゆみ

    ある日、久しぶりに真麻と一緒に涼の店に行った。
    この日私は休みなしでぶっつづけの仕事だったので、疲れがたまっていてあんま乗り気じゃなかった。
    でも真麻が行こと言うのでラストまでは無理やけどって言って行く事になった。
    って言っても行ったらほとんど涼から店終わった後ご飯誘われるから結局ラストまでいる事がほとんど。

    2006-01-17 22:43:00
  • 107:

    あゆみ

    私は今日は本気で限界来そぅやからもうさっさと帰ろ〜…と思っていた。
    どれぐらい飲んだのかはっきり覚えていないけど、
    突然真麻から涼が席を立った時「あゆ姉ごめん!この後ちょっと先帰ってて」と真麻が言った。
    (思っきり涼やん‥。あゆみ涼からアフター誘われてへんし〜)

    2006-01-17 22:49:00
  • 108:

    あゆみ

    「わかったぁ〜あゆみ寝たいし」と言ってハハと軽く笑った。
    真麻もどこかしらホッとしたような表情をあゆみに見せた。
    それからちょっとして、私は帰った。
    真麻はラストまでいると言っていた。クリューグかなんかを卸していたが忘れた。そんな事より私は涼が真麻をアフターに誘った事にイラッときた。

    2006-01-17 22:55:00
  • 109:

    あゆみ

    (涼はせっかく上手い事あゆみにバレへんように誘ったのに真麻もっと上手い事ゆえよな。笑)
    そんな事を考えながらタクシーに乗り家に帰りシャワーを浴びてすぐ寝た。
    あゆみが起きた頃には真麻も帰っていて隣で幸せそうに寝ていた。
    (今日も仕事か…。)
    遅刻してはいけないので、急いで準備をして出掛けた。

    2006-01-17 23:02:00
  • 110:

    あゆみ

    (あ゙!今日あゆみ誕生日イベントやん)
    ぶっ続けだった仕事のせいか自分の事なんてすっかり忘れていた。
    (うわ最悪やっプレゼントねだるん忘れてる…)
    さすがあゆみはちゃっかりしている。笑
    急遽、行きつけの美容院に行き、セットをしなおてもらいにいった。

    2006-01-17 23:09:00
  • 111:

    あゆみ

    あゆみは涙で化粧がボロボロやったけど、どうでも良かった。
    お客さんやわざわざ、あゆみのために来てくれた数人の同級生の温かい気持ちが嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
    「キャバ嬢」っていうと世間からは偏見されたりする、でもこの時あゆみは本間に「キャバ嬢」を誇りに思った。

    2006-01-17 23:30:00
  • 112:

    名無しさん

    ????????????????????????

    2006-01-17 23:38:00
  • 113:

    あゆみ

    117さんありがとうございます??少しだけ更新します???

    2006-01-18 10:12:00
  • 114:

    あゆみ

    客足も一段落ついた頃、突然ホストの軍団がきた。
    (イベントで営業かい…)
    でもどっか見かけた事のある子達…。
    (あ。涼の店の子達やん!涼もくんのかな?)とウキウキした。
    「あゆみさん!これ涼さんからっす」そう言って一人の子が私に花束を手渡してくれた。
    (涼から…??)「本間?嬉しい?ありがとう。涼は?」ときいた。

    2006-01-18 10:26:00
  • 115:

    あゆみ

    ★略
    (涼から…??)「本間?嬉しい?ありがとう。涼は?」ときいた。

    2006-01-18 14:45:00
  • 116:

    あゆみ

    「涼さんは後から来るゆうてましたよ。」
    (良かった?…)と思った。下の子達は
    「あゆみさんおめでとうございます。
    オレらもせっかくのバースディイベント、飲んで帰りたいんですけど…。
    涼さんに渡すもん渡したら帰ってこいゆわれてるんで、とりあえず帰ります?」そう言って帰ってしまった。

    2006-01-18 14:53:00
  • 117:

    あゆみ

    渡しは「えぇよ?わざわざありがとう。また来て??」と声をかけ下まで見送った。
    私はすっかり上機嫌で他の接客に回った。
    優の指名客もが花束を持ってきてくれた。
    (イベント忘れとったんあゆみぐらいやん…)とか思いながら店は朝方になっても満席状態。ずっと涼を待っていた。

    2006-01-18 15:00:00
  • 118:

    あゆみ

    涼が店に来たのは、それからしばらくして。
    お客さんも少しずつ、帰りはじめていた。
    涼も連絡してくれたらいいのに突然来た。
    ドアが開いた瞬間(涼や?)と思いドレスのすそを踏まないように走りよった。
    「あ〜ゆみ?誕生日おめでとう?これ俺から」と言い何か黒い箱に入ったものをくれた。

    2006-01-18 15:10:00
  • 119:

    あゆみ

    涼が真麻をアフター誘った時イラッとした事なんて、忘れていた。忘れたかったのかもしれない。
    私は涼の気持ちが嬉しかった。素直にやっぱり涼が好き。何もいらない。
    涼がいてくれたら…。

    2006-01-18 15:14:00
  • 120:

    あゆみ

    会えば会うほど涼の笑顔を見て見れば見るほど涼が、恋しくなる。
    涼と話せば話すほど涼の声が聞けて、愛しくなる…。たまに切なくなって、
    涼が癒してくれる。
    ただ私のそばにいてくれるだけで幸せだと単純にそう思った。

    2006-01-18 15:21:00
  • 121:

    名無しさん

    2006-01-18 15:22:00
  • 122:

    あゆみ

    黒い箱の中身は…
    「はよ空けてみ??」と涼にそう言われ空けたらなんとブルガリの時計だった。
    「うわぁ?可愛い?涼ありがとう。」
    「つけてや。」
    「当たり前やぁ〜ん。」そう言い涼が私の腕に時計をつけてくれた。

    2006-01-18 15:28:00
  • 123:

    あゆみ

    でもふと私は思った。
    涼は忙しいと思ったから、あえてこの日の事、話してなかったような‥。
    (何で知ってんねやろ?)
    「涼、あゆみのイベント何で知ってたん?」と聞いた。「そういえば何でゆってくれへんかったん?ひどいやん?真麻に聞くまで俺知らんかったし」

    2006-01-18 15:34:00
  • 124:

    あゆみ

    (真麻…?)なんでやろうと思ったけど、もうそれ以上聞かんかった。
    「涼忙しいと思ったから…ごめんな!??」
    「もぅええわ。しゃあなし許したる。しゃあなしやで?」
    「はいはい?」
    優しいんか優しくないんかわからんけど、憎たらしいとこにまた可愛く思った。

    2006-01-18 15:41:00
  • 125:

    あゆみ

    涼はラストまで居てくれたけど店の片付けの当番で、とりあえず店に戻らなあかんかった。
    それから後、会う約束をして別れた。
    待ち合わせはやっぱりびくドン。
    いつもここ。

    2006-01-18 15:50:00
  • 126:

    名無しさん

    2006-01-18 16:14:00
  • 127:

    あゆみ

    涼と会ったのはもう昼過ぎだった。
    とりあえずご飯を済ませ、その後、涼の家に行った。お互い理想のタイプとか、結婚についてとかいろいろ話していて、
    涼は「自分」っていうのを、すごい持っていた。
    涼と語りあっていると突然涼の顔が近づいてきた。
    私は初めて涼に唇を奪われた。

    2006-01-18 21:33:00
  • 128:

    あゆみ

    (え…?)
    私はびっくりしてどうしていいかわからんかった。
    しばらく涼との間に沈黙が流れた。すると涼が
    「あゆみ、ごめん?」と謝りだしたので私はわけもわからず呆然とした。
    また沈黙…。
    なぜか私の心臓の鼓動は早くなるばかりだった。

    2006-01-19 14:49:00
  • 129:

    あゆみ

    ★略
    なぜか私の心臓の鼓動は早くなるばかりだった。

    2006-01-19 14:50:00
  • 130:

    あゆみ

    「あ、あゆみ帰るわ?」
    「送るわ。本間ごめん」
    沈黙に絶えきれなくなり、私は、思わずそういった。涼が下まで送ってくれた。涼がすごい申し訳なさそうにしていたから私はあえて笑顔を作り
    「ばいばい?」と涼に向かって手を振った。

    2006-01-19 14:56:00
  • 131:

    あゆみ

    それから、私はタクシーを探して歩いていた。
    頭の中はさっきの出来事を思い出してばかり。
    でも嬉しかった。
    タクシーを見つけ私は乗った。
    「すいません。○○まで」と運転手に言い私はまだ涼の事を考えていた。

    2006-01-19 15:00:00
  • 132:

    あゆみ

    涼の事を考えれば、考えるほど私の胸はしめつけられる思いがした。
    涼とあんな雰囲気になったのは初めて。…
    やっぱり涼が好き。…
    会いたい……………。
    「涼‥‥。」

    2006-01-19 15:04:00
  • 133:

    あゆみ

    「すいません。止めてください!!!!これ!」
    そう言い私は1000円札を財布の中からあるだけ取り出して運転手に渡した。
    気付くと私はタクシーから降りていた。
    運転手はなにか私に向かって大声で叫んでいた。でもそんなものは聞こえるはずがない。
    私は今来た道を走って戻っていた。

    2006-01-19 15:10:00
  • 134:

    あゆみ

    それは無意識のうちで多分距離も、そうとうあったに違いない。
    そんな事なんて、どうでも良かった。
    ただ私は涼に会いたい一心でただひたすら走り続けた。こんなに一人の人を好きになった事が今までの私にあっただろうか。
    早く涼に会いたい。…
    会って私の気持ちを伝えたい。

    2006-01-19 20:03:00
  • 135:

    あゆみ

    一分一秒でも早く涼に会いたかった…。
    髪はくずれているし化粧もボロボロ…。
    いつもの私なら、1時間に1回は絶対に鏡を見て見た目の容姿には、人一倍気を使うのに。
    その時の私は私でありながら私ではなかった。
    涼を思う気持ちでいっぱいだった。

    2006-01-19 20:12:00
  • 136:

    あゆみ

    涼の家の前で私は、ドアをたたいた。
    ドンドンドンドンドン!!!!!
    ドンドンドンドンドン!!!!!
    涼が怒ったような表情で、ゆっくりドアを開けた。
    髪も服も化粧も乱れた私を見て唖然としている……。私は「涼!!」と言って涼の顔を見た瞬間目からポロポロと涙がこぼれた。

    2006-01-21 10:49:00
  • 137:

    あゆみ

    「あ…ゆみ‥?‥」
    「涼、あゆみ来ちゃった?…あゆみもちゃんと、涼に言わな思って」
    と泣きながら言った。
    涼は状況をまだ理解できずびっくりしたままだった。それでもあゆみは話し続けた。

    2006-01-21 11:02:00
  • 138:

    あゆみ

    「涼、あゆみ嬉しかったで??めちゃびっくりしたけど…。前にな涼があゆみに好きやから付き合ってってゆってくれた時あゆみ断ったやん?
    それからあゆみな、涼の事だんだん気になりはじめて断った事ちょっと後悔した。…
    涼の顔見てる時も声聞いてる時もあゆみはめちゃ幸せやし、おいしそうにハンバーグ食べるとことか、ちょっと憎たらしいとこもあゆみは好きやで?」

    2006-01-21 11:22:00
  • 139:

    あゆみ

    涼は私をじっと見ながら、真剣に話を聞いてくれた。話せば話すほど涙が出て、目の前はぼやけて涼が2人いるように見える‥
    しかも相手は有名な売れっ子ホスト。…
    自分が傷つくだけやのに。‥わかってる!…
    でも涼が好きな気持ちは、かわれへんもん。…

    2006-01-21 11:35:00
  • 140:

    あゆみ

    傷つくんなら最初から好きになんかなりたくなかった。…
    でも今の気持ちを伝えずに黙ってる事なんてあゆみには無理。…やった。
    傷ついてでも伝えたかった。

    2006-01-21 12:18:00
  • 141:

    あゆみ

    あの時を思い出せば今も涙がこぼれ落ちるぐらい…

    「あゆみが涼を好きに想う気持ちを今ここで言うたらいつまでかかるかわからんぐらいで…。
    もしあゆみが涼を好きやってゆうたら涼はどうする?…」と聞いた。

    2006-01-21 13:47:00
  • 142:

    あゆみ

    涼はこう答えた。
    「今あゆみが言った事に最初びっくりして言葉出やんかったけど…。あゆみが俺の事想ってくれてる気持ちめちゃ伝わったし嬉しかったで?俺もあゆみに一途なんやなって改めて思た。でもな‥」

    2006-01-21 13:55:00
  • 143:

    あゆみ

    「俺もあゆみもお互いの事必要としてるわけやろ?
    俺な、本間は前からあゆみの事幸せにしたいって思ってた。…
    不安も心配もさしたくないしその時にはこの仕事やめようと思ってた。…
    でも状況がな…新しい店出す事になって俺代表に選ばれた…。」

    2006-01-21 14:04:00
  • 144:

    あゆみ

    「俺、選ばれたからには自分が納得するまでしたいと思うねん…。
    こんな俺を、世間はどう評価するかわからんけど‥。あゆみの事ももちろん考えた。…あゆみに会うたび、自分で決めたのに気持ち、揺れ動くし。…」

    2006-01-21 14:10:00
  • 145:

    名無しさん

    2006-01-21 19:11:00
  • 146:

    あゆみ

    「あゆみ。。。涼と一緒にいたい…あゆみな人一倍、ヤキモチやきやし心配性やけどあゆみ我慢できるで…?」
    本当は我慢できるかさえも不安だった。
    でも涼がいてくれるなら、どんな事でも乗り越えられる!そう思った。

    2006-01-22 11:39:00
  • 147:

    あゆみ

    涼はあゆみを抱き締めてくれた。痛いぐらいに‥
    「ん…。涼痛いってば…」
    この痛さも幸せだった。…「あゆみ、好きやで?将来、俺とあゆみの可愛い赤ちゃん産んでな??」
    「……うん///」
    そう言ってまた私と涼は抱き締めあった。

    2006-01-22 11:45:00
  • 148:

    あゆみ

    それから私は、涼と約束をした。
    お互い店には行かない事…それから心配させない事。
    それから……………

    ずっと傍におる事…。。。

    2006-01-22 11:54:00
  • 149:

    あゆみ

    あの時のあの約束…。
    ずっと傍におる事…………
    …昨日も一昨日も、隣で涼は笑ってるはずやのに。。
    私の隣にもう涼はいない…
    今でも好きやで?

    2006-01-22 12:01:00
  • 150:

    あゆみ

    その日初めて涼とエッチをした…
    それは優しくて甘いエッチでいつまでも、愛し合っていた…
    「あゆみの事、こうして抱きたかった?…」
    「あゆみも抱かれたかった?…//」
    一生離れたくないとそう思った。愛する人はこの人で最期でいいと心から思った。

    2006-01-22 12:07:00
  • 151:

    あゆみ

    それから私は家に帰った。「ただいまぁ〜真麻ぁ〜おる〜ん??」
    「あゆ姉おかえりぃ」
    こうして家に帰れば真麻がいる…。
    以前の私には想像もできなかったような光景が今こうして現実に目の前にあってときどき私は夢かと思うぐらい、それはまさに幸せのなにものでもなかった。…

    2006-01-22 22:36:00
  • 152:

    あゆみ

    右を見れば、世界で一番に大好きな涼がいて左を見れば大事で可愛い妹がいる…。
    こんな事、周りから見れば、ごく当たり前の事なんだと思う。…
    でも過去の私には当たり前の事が当たり前なんかじゃなかったから…。

    2006-01-22 22:41:00
  • 153:

    あゆみ

    「あゆ姉、コレ。真麻から。開けてみて?」
    と突然何か箱に入ったものを渡された。
    「え何なんコレ〜あゆみにくれるん??もしかしてのもしかしてぇ〜?」
    突然の事にうかれてしまい何より生まれてきて初めての妹からのプレゼントが嬉しかった。

    2006-01-22 22:46:00
  • 154:

    あゆみ

    箱の中身は…
    見覚えのあるいつかどっかで見たシルバーのペアリングだった。…
    「それな、あゆ姉と一緒に買い物した時買ったやつ!いつかこうしてまた会える事真麻信じててんで。だから会えたらあゆ姉に、絶対渡そうと思ってた?エヘヘ」と真麻が笑った。
    私は感激した。真麻はこれほどにあゆみを想ってくれてたんや…って。

    2006-01-22 22:55:00
  • 155:

    あゆみ

    「真麻、あゆ姉よりもっと真麻と遊んでくれるそんなお姉ちゃんが欲しかった…ってずっと思ってた。
    でもな誕生日だけは絶対に忘れてなかった。
    何でかな?…?」
    「やっぱりあゆみの妹やな?」と笑いあった。
    嬉しくて嬉しくてまた泣いた。一日何回泣いたら気がすむんやろ。笑

    2006-01-22 23:04:00
  • 156:

    名無しさん

    ????

    2006-01-24 00:35:00
  • 157:

    いいちこ

    マヂおもろい?ここの人等って素人にみえへんぐらい話がおもろい?頑張ってなぁ?これって実話なぁん?

    2006-01-24 21:06:00
  • 158:

    あゆみ

    163さん?ありがとうございます??

    いいちこさん?ありがとうございます??話し言葉など少し変えてるとこもありますが実話ですよ?へたですが良かったらこれからもぜひ読んでもらえたらとおもいます???

    2006-01-24 22:06:00
  • 159:

    あゆみ

    その日の晩、私は涼との事を真麻に話した。
    真麻が涼の事を好きやったらどぅしよぅ…とか色々と考えて迷ったあげく私は妹やからこそ、なおさら隠し事なんてやめようと思って結局話した。…
    「なぁ、真麻?ちょっと聞いてほしい事あんねん?聞いてくれる?」
    「なに?なんか嬉しい事あってんやろ??真麻が聞かんっていっても、あゆ姉勝手に喋るんやろ。笑」

    2006-01-24 22:18:00
  • 160:

    名無しさん

    2006-01-24 22:21:00
  • 161:

    あゆみ

    「そんなん言わんと?。聞いてな?あんな、今日涼と会っててんやん。ほんでな…」
    私が話始めたら真麻はうんうんとうなずきながら聞いてくれていた。
    私は一から十まで話す気でいた。
    「…………でな、あゆみ、涼が好きになってしまってな…………」
    話してる時からうすうす思った。真麻、涼の事好きなんちゃん??‥‥‥‥‥

    2006-01-24 22:26:00
  • 162:

    あゆみ

    涼の名前を出した瞬間、真麻の顔がちょっと一瞬恐くなったような気がしたのは私の気のせいかな…。
    やっぱり隠しておくべきだったかな?‥
    ほんまはあんたも涼の事…………………
    ごめんな??………………

    2006-01-24 22:58:00
  • 163:

    ぃいちこ

    バリきになるぅ?でも自分のペースで頑張ってな?

    2006-01-25 21:27:00
  • 164:

    あゆみ

    いいちこさん?ありがとうございます??はい?頑張ってかきますねぇ??

    2006-01-25 21:42:00
  • 165:

    あゆみ

    それから真麻は最後まで黙ってきいてくれた。
    顔が苦笑いだったのはやっぱり気のせいかな…。
    私、なんかあかんかった?それから真麻は最後にこう言った。
    「ぁゆ姉、頑張りな?」
    その笑顔はなぜか不気味で私の記憶している昔の真麻に戻った気がした。…

    2006-01-25 21:49:00
  • 166:

    あゆみ

    私はあんまり気にしなかった。後から思い出してみれば、これが始まりだったと思う。…
    それから真麻は同じ店で働くマイコの家に行くと言って家を開けたので3日間ほど顔を合わせなかった。
    私は、涼と毎日、会っていた。
    店で潰れていたら店まで会いに行ったし涼は疲れていても会いたがってくれた。

    2006-01-25 22:02:00
  • 167:

    あゆみ

    この時は涼しか見えてなかった。…
    真麻の変化に気付いてあげれんかった。
    真麻の気持ちわかってあげられんかった。

    ごめんな。………??……でもな、あんたは絶対やったらあかん事してんで??あたしはあんたの事許してあげれるほど広い心は持ってないねん…やっぱりあゆみには「家族」なんて言葉…いらんねん。。

    2006-01-25 22:08:00
  • 168:

    あゆみ

    毎日があゆみは順調。
    仕事も涼も、家族も…?…
    「あゆみ〜?早く会いたい?いっぱいラブラブしよな?」
    仕事中も涼はこまめに私に連絡してきてくれた。
    涼は涼なりに不安や心配をさせないように考えてくれた。これで私も店で(よし?頑張ろ?)って思ったし涼のメールの一通、電話での一言で幸せな気持ちになれた。

    2006-01-25 22:23:00
  • 169:

    あゆみ

    でも私はそうゆう「自分」をしっかり持ってる涼も好き。?
    キレイゴト並べてるだけ!って思われるかもしれないけど真剣に話す涼の目は、誰よりも綺麗で輝いているように見えた。
    涼はひたすら前向きで後ろなんて振り返らない。

    「俺はな「後悔」って言葉が大嫌いやねん。だから一分一秒を懸命に生きるんじゃ!」もう聞き飽きたぐらい聞かされた。。

    2006-01-26 01:20:00
  • 170:

    あゆみ

    そんなある日私はふと涼に夢を聞いた。
    「涼のさ〜夢って何なん?」「俺の夢?!ん〜‥嫁さんもらって〜‥子供と嫁さん世界一幸せにしたる事?」
    「いい夢?でも涼そんなんゆうガラちゃうでな」
    「うっさいわ?」
    ムキになる涼がかわいくて笑ったら涼もあゆみにつられて笑った。?

    2006-01-26 01:30:00
  • 171:

    あゆみ

    そんな涼も新店オープンのため準備、打ち合せなどで忙しくなっていた。

    そんな事関係ない。
    いつも通り、電話もメールもするし顔が見たくなった時はTV電話という便利なものもあった。
    逆に真麻と会う時間が多くなりいっぱい話したりいっぱい二人になれた。

    2006-01-26 01:48:00
  • 172:

    あゆみ

    真麻はもう涼の店には行っていないらしかった。
    でも涼は、真麻の事を妹のような感覚で、可愛がってくれていた。
    初めて会った時から「なんかほっとかれへん存在」やったと言っていた。
    真麻を信用してるし真麻が困ってる時は助けてあげたりした。
    それやのに真麻は……。

    2006-01-26 13:11:00
  • 173:

    あゆみ

    とうとう涼代表の新しい2号店もオープンした。
    クラブのママ、同業のホスト、ソープ嬢…数えきれないぐらいの人が涼のため祝いに足を運んでくれたらしい。
    私も指名客がいない間仕事を少しだけ抜けさせてもらった。
    店に行かない約束だけど、新店オープンでしかも代表にまで選ばれた涼をどうしても祝ってあげたくて無理矢理に涼を説得させた。

    2006-01-26 22:40:00
  • 174:

    あゆみ

    涼は最初、「無理」の一点張りで不機嫌やったけどどうしても行くと聞かない私に条件つきで仕方なくOKしてくれた。
    私は店に入りびっくりした。通路には涼あての花束がズラ〜ッと並んでる。
    店内はとにかく広くてにぎわっていた。
    従業員の数も半端じゃない。ど〜んとセンターには、グラスが何段にも積まれたタワー。

    2006-01-26 23:01:00
  • 175:

    あゆみ

    多分涼は客が何組も被っていたんだと思う。
    世話しなく、店の中を走り回り大忙しだった。
    こんなに忙しいとは思ってなかったから、わがままで来た事にちょっと後悔。
    店の従業員も私と涼の事を知っている。
    下の子なんて、なぜか私にまですごい気を使ってくれる…。やっぱり涼はスゴい。

    2006-01-26 23:07:00
  • 176:

    ぃぃちこ

    しぉりぃ?

    2006-01-27 18:18:00
  • 177:

    あゆみ

    ぃいちこさん??
    しぉりどぅもデス??
    すこし更新??

    2006-01-27 23:01:00
  • 178:

    あゆみ

    前までは涼が他の席に回った時、寂しくて自然に涼を目で追っていた。
    でももう大丈夫‥
    涼がどんなに他の客に笑顔を見せても不安なんてならない。…涼が好きだから★

    涼もときどきチラチラこっちを見ながら、客にバレないようにニコッと笑ったりする。たまにあほみたいな顔をするからあゆみは思わず笑ってしまう。

    2006-01-27 23:38:00
  • 179:

    あゆみ

    私は一応仕事中だったので飲めなかった。
    ていうか涼に、ピンドン卸すと言ったのに卸させてくれなかった…。?
    涼が「今日は100潰れるわ」と断言していたから店の後会うのはやめて、次の日の朝に会うことにした。
    それから私もすぐ店を出て仕事に戻った。

    2006-01-27 23:54:00
  • 180:

    あゆみ

    店が終わった後、心配になってちょっと覗いた涼は本間に潰れていた。…
    そら潰れるわ…!
    後からたった一晩でおりたものを聞いて本間にびっくりした。
    軽くシャンパンは20本、カフェパリも軽く20本、それからルイにクリューグなど………なんとバカラまでおりたらしい…。(あゆみがここまで飲んだら死ぬやろなぁ〜)とか思いながら横で寝てる涼を見ていた。

    2006-01-28 00:07:00
  • 181:

    あゆみ

    ※訂正
    188、上から2段目。

    ちょっと覗いた涼は→ちょっと覗いた。涼は
    丸ぬけてました。すいません?

    2006-01-28 00:10:00
  • 182:

    あゆみ

    涼は気分が悪いのか時々、顔がけわしくなって、吐きそうになる。
    そのうち吐くものがなくなって、胃液しか出なくなるから、とりあえず水をいっぱい飲ませた。
    この辛さは夜の仕事には、付きもので私も何回も経験して痛いほどにわかる。
    涼はうなされていたけど、私が来た事がわかって「あゆみ〜ぁゆみ〜」ってずっと呼んでいた。

    2006-01-28 00:23:00
  • 183:

    あゆみ

    とりあえず店ですこしだけ寝かせて私が、涼を支えてタクシーを拾ってなんとか涼の家についた。
    涼はあっという間にベッドの上で寝息を立てて寝始めた。
    出来れば私も隣で寝たかったけどそうもいかなかった。
    だから涼が起きた時、お腹がすいたら食べれるように、適当に料理を作って置き手紙を書いて涼の家を出た。

    2006-01-28 00:31:00
  • 184:

    あゆみ

    涼へ
    おはよう?イベントお疲れ!昨日は無理言ってごめん。お腹がすいたらテーブルの上のご飯食べてね?
    あゆみは用事があるから涼が起きるまでいてあげられないけどゆっくり寝て休んで?ぢゃあまた明日ね。
    と書いた。

    2006-01-28 21:17:00
  • 185:

    名無しさん

    ????????????

    2006-01-28 22:24:00
  • 186:

    名無しさん

    ??

    2006-01-29 12:13:00
  • 187:

    あゆみ

    193さん?194さん?
    ありがとうございますm(__)mあまり更新できずにすいません?
    今日はできるだけ更新したいと思うので是非読んでください??

    2006-01-29 13:00:00
  • 188:

    あゆみ

    しばらくして涼からメールが入った。
    「あゆみ今日はありがとう。?うまかったで?俺の嫁さんになるもんな?笑」
    私は思わず顔がほころんでしまった。
    私は父の病院に行っていた。
    でも真麻には言ってない。

    2006-01-29 13:06:00
  • 189:

    名無しさん

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    2006-01-29 13:21:00
  • 190:

    あゆみ

    真麻は、父が入院してる事は知ってるはず…。
    でも病気の事や、どういう状態なのかとかは全く聞いてこない。話も出さない。もし真麻が父を恨んでいたとしても少なくとも実の父である事には、変わりないのに…。

    2006-01-29 14:04:00
  • 191:

    あゆみ

    それに今思えば私も真麻の細かい事なんてこれっぽちも知らなかった…
    どこで育ったのか…
    どんな人と付き合ってきたのか…とか…。
    私はそれを当たり前ですませてきたけど、お互いの事なんて、ほとんど知らない上辺だけの姉妹なんだ…と思った。これから真麻の事を少しずつ知っていけばいい。私はそう思っていた。…

    2006-01-29 14:13:00
  • 192:

    あゆみ

    でも真麻は、変わってしまった。…
    家に帰っても部屋は真っ暗。…
    いつもなら聞こえる「あゆ姉、おかぇり〜」の明るい真麻の声が、最近から聞こえない。
    何日間も会えない日がよく続いた。
    家に帰ってきても必要意外、部屋から出てこない。…少しずつ少しずつ私と真麻の距離は縮まるどころか、広がっていった。

    2006-01-29 14:53:00
  • 193:

    あゆみ

    私は真麻の事を、涼に相談した。
    涼の答えは「真麻は優しい子やから、あゆみに迷惑かけたくないんと違うか」… だった。
    確かにそうかもしれないとその時は思った。でも私は前までの真麻に戻ってほしかった。…
    涼から、「不愉快にならんようさりげなく真麻に思う事言ってみ」と言われその日の晩、私は真麻に言った。
    「」

    2006-01-29 15:04:00
  • 194:

    あゆみ

    「あのさ真麻最近ちゃんとご飯たべてる??」
    「…うん食べてる。」
    「そっか?良かった。頼りないけど、あゆで良かったらなんでも聞くでぇっ?」真麻はニコッと笑った。
    私もニコッと笑った。
    それから私は、なんとなく真麻に聞いてみた。

    2006-01-29 15:14:00
  • 195:

    あゆみ

    「真麻の好きなタイプってさ、どんな人なん??」
    「………涼みたいな人。」
    え…私は真麻から出た言葉に一瞬凍り付いた。
    「そ、そっか?」返す言葉が見つからず私は動揺を隠せなかった。真麻は、何事もなく素の顔でご飯を食べている…。

    2006-01-29 15:20:00
  • 196:

    あゆみ

    やっぱ好きやってんや…。真麻は涼の事。…
    涼が誰に好かれようと涼が私のそばにいてくれるなら私にはそんな事、どうでもよかった。…
    でもそれが「妹」となれば、もちろんそんなわけには、いかない。…
    私は、直観的に涼には言わない方がいいと思った。
    それにただタイプってだけで「好き」なんて一言も言ってないわけやし。。

    2006-01-29 15:30:00
  • 197:

    あゆみ

    もしかしたら私の思い込みかもしれへんし。…
    実際、涼とも会ってるわけじゃないしな。
    (もうあんま深く考えやんとこ。)
    それから真麻との間の沈黙。…
    耐えきれなくなった私は、ふと聞いた。

    2006-01-29 23:16:00
  • 198:

    あゆみ

    「……なぁ真麻?マイコちゃんちってドコなん?」
    この《マイコ》とは前少し出た真麻と同じ店で働いている2コ1の子。
    私は真麻が家を開けている先はマイコの家で、寝泊りしているからと思い込んでいたから単に確認のようなつもりで聞いただけだった。

    2006-01-29 23:25:00
  • 199:

    あゆみ

    「え?…」真麻が食べていた手をとめてこっちを見た。
    言われてみれば私は真麻の《友達》なんてマイコしか知らなかったんだ。…
    いやマイコ…?友達…?
    じゃ…ないか。。
    「今度連れてくる。」なんとなくボソッと真麻は言った。その言葉の意味がわからず真麻は少し残して自分の部屋に入ってしまった。

    2006-01-29 23:53:00
  • 200:

    あゆみ

    その《今度》は思ったよりも早かった。
    真麻が連れてきたのは…
    明らかなホスト。
    「こんばんわ初めまして〜」ん‥?もしかして…
    名前は藤咲裕也。…そう。彼は私の店の2コ1、優の指名ホストだった。

    2006-01-30 00:06:00
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