小説掲示板《続》過ち…後悔…傷…真実…。のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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《続》過ち…後悔…傷…真実…。

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  • 1:

    かなえ

    若気の至り。
    今までの私はそんな言葉で自分に言い聞かし、真実として受け入れてはこなかった。
    不安と、絶望と、悲しみと怒りしかなかった十八歳。
    けれど今よりも無心に愛を求めていた。
    純粋だった。
    怒濤の半年…。

    2007-06-01 22:29:00
  • 2:

    http://bbs.yoasobiweb.com/read_i.php?tb=chat_shosetu&id=90
    >>続き

    2007-06-01 22:43:00
  • 3:

    《留守番電話》を再生してする
    ……一件目のメッセージ再生…“なあ、かなえ!!おまえらエエ加減にしとかな、俺はどこに逃げてもみつけるからなっ。ほら!はよ逃げな後ろにおるぞ!!”
    不気味な笑い声。
    背筋が凍り付く…。

    2007-06-01 22:54:00
  • 4:

    メッセージを再生します。
    かなえ??取りあえず連絡してこい。してこなエライ事なるし、絶対俺が守ったるから。
    田中だった。
    《…………》

    2007-06-01 23:13:00
  • 5:

    あと、いくつかのメッセージを聞いてから私は全てのメッセージを削除した。
    阿部の声。耐えれなかった。

    2007-06-01 23:36:00
  • 6:

    一階に降りた。
    みんなの所に戻った。
    まだ皆眠っている。
    母、美奈、里音の寝顔を見ていたら、涙が出てきた。
    《もし、見つかったら…。》……急に恐くなった。

    2007-06-01 23:43:00
  • 7:

    皆に気付かれないように、声を殺し泣いた。
    そんな私の膝の上に愛犬、チャッピーがちょこんと座った。私が、泣いていたらいっつも膝にのってくれる。私が叱られてたら、相手を威嚇し向かっていく。
    私が祖母を亡くし失意のどん底にいる時も、拒食・過食になったとき、母が誕生日プレゼントに買ってくれた。かけがえのない家族の一員なんだ。

    2007-06-01 23:53:00
  • 8:

    《《ありがとう…》》
    私は呟いた。

    2007-06-02 00:01:00
  • 9:

    しばらくして、皆目を覚ました
    私は涙を拭い笑顔で《おはよう》と呟いた。
    みんなで朝ご飯にパンを食べた。
    今考えたら、パンが嫌いな美奈。炊飯器が無いから米が炊けない。レンジもないからレトルトも作れない。
    美奈はけれど一切文句を言わなかった。

    2007-06-02 00:08:00
  • 10:

    朝ご飯を食べて、みんなで掃除をした。
    …と言っても家裁道具は、コタツだけ。
    私達は一生懸命拭き掃除をした。
    私は《ココかなの部屋ッ!!》、美奈《ぢゃあココミィの部屋!!》《…ぢゃあそこ里音の部屋で良いやんっ!》と私は言った。
    里音は《うんッ!!》と言って微笑んだ。

    2007-06-02 00:16:00
  • 11:

    何も無い部屋。
    家具なんて無くても私達には一筋の《希望》があった。
    ココにベットを置いて、タンスを置いて、勉強机で…。
    私達はそんな話を三人でずっとしていた。
    いつ取りに行けるかもわからない状況なのに…。

    2007-06-02 00:24:00
  • 12:

    一階に降りて、私達は居間の窓を開けた。
    《チョー見て!裏に公園あんでっ!バリすこいなぁ!》と私が言うと、二人は、《本間やッ!!》…っと言って覗きこんだ。
    別に何がすごいのか今になっても謎だけど、私達には嬉しかった。

    2007-06-02 00:31:00
  • 13:

    しばらくして、母が《チャッピーは?》と尋ねてきた。
    《えっ!》っと私達は固まった。母は、《外出たんちゃうん?》と聞いてきた。
    私は《外て、これドアかなんか付いてるんちゃうん?》と聞いた。
    《…付いてないで。》と言われその瞬間私達は走りだした。

    2007-06-02 00:36:00
  • 14:

    みんなで必死になり名前を呼び捜し回った。
    けれど泣き声一つ聞こえない…。泣きだす美奈…。
    その顔を見て私は、《絶対見つけたるからっ!》と言い、ふと考えた。
    さっきから、ワゴン車が目の前に止まってる。もしかして?!
    私は運転席の横を通る時、相手に聞こえるように、《うちの犬誘拐したら、ただじゃ済まさんから!!》と言いながら歩いた。

    2007-06-02 00:43:00
  • 15:

    すぐに後部ドアが開き、チャッピーが走って出てきた。
    ミィはすぐにチャッピーを抱き上げて《良かったッ!》と笑いがら泣いていた。
    母も《良かった!》と言いホッとした表情を浮かべた。

    2007-06-02 00:46:00
  • 16:

    《てか何でかなえ分かったン?》と里音が聞いてきた。
    私は真顔で《《……愛》》と答えた。
    すぐに、《いやっ、冗談やて。こんだけ探してもおらんし、吠えもせんから、もしかしたら人に抱かれてるかなっ?って思た。バカ犬やから人に抱かれてたら絶対吠えへんし!まさかこんなに、近所の人やとはおもわんかったけど、近所じゃなかったら許さんかったわ!!》と私は笑顔で答えた。

    2007-06-02 00:53:00
  • 17:

    家に連れて帰り、ジャーキーをあげて、私達は一服した。私達も、昼食にカップラーメンを食べた。

    2007-06-02 00:58:00
  • 18:

    夕方、兄がウチにやってきた
    兄は家を出て社宅に住んでいた
    毛布や、炊飯器や、鍋、小さな冷蔵庫等を持ってきてくれた。
    《お前ら大丈夫か?》といつもみたいに優しかった。

    2007-06-02 01:08:00
  • 19:

    名無しさん

    .

    2007-06-02 13:11:00
  • 20:

    買い物に行って、お母さんは私の大好きな、お鍋を作ってくれた。
    炊きたてのご飯も、とても美味しかった。
    私は、メールや留守電の事まだみんなには言えないでいた。

    2007-06-02 19:23:00
  • 21:

    ご飯を五人で食べ終えた。
    ゆっくりと時は流れた。
    私は里音と二階に上がり、タバコに火をつけた。
    私は《あんなぁ、かな朝携帯電源入れて、メールと留守電聞いてん…。》と口を開いた。
    里音は《そうなんやぁ。なんて入ってたん?》と口にした。

    2007-06-02 19:31:00
  • 22:

    私は今日のメールの内容、留守電の言葉を里音に話した。
    黙って、里音は聞いていた。
    そして私達は一階に降りた。
    コタツに入り、兄や、美奈や、母に留守電、メールの事を告げた…。
    黙って話を皆聞いていた。

    2007-06-02 19:37:00
  • 23:

    話を聞き終えて、母が口を開いた。
    《……あんたら、携帯出してみ!》
    私は、《でも朝、恐くて留守電消してもうたから…。》と
    《言いからはよだしてみやっ!》と母は言い続けた。

    2007-06-02 19:42:00
  • 24:

    私達は顔を見合わせてから、携帯電話をコタツの上に置いた
    母は、携帯電話の電源を入れて、メッセージを再生した。私達は黙ってその様子を見ていた。

    2007-06-02 19:45:00
  • 25:

    しばらくして、母が一言。
    《あんたら、これ消したらあかんでっ。警察に出したら脅迫になるしっ。証拠やから消したらあかん!!。》
    と冷静に淡々と母は話す。
    そう。朝消した留守電は、また最大20件に達していた。
    ……と、その時私の携帯が鳴りだした。
    ディスプレイを見た。
    《阿部さん携帯》

    2007-06-02 20:54:00
  • 26:

    私は携帯を投げ発狂した。
    《絶対見つかるって!もうココらへん来てるかも知らん…。あの人等から逃げれる訳ないねん。お母さんらはあの人の恐さ知らんねん!》っと…。
    母は直ぐに携帯の電源を切った。

    2007-06-02 21:00:00
  • 27:

    《そこ!裏の公園におるんちゃう!!フフっ…。私達は逃げられへん…。》
    と私は続けた。
    母と兄は外を確認した。
    《…誰もおらんわっ!大丈夫やから!!》兄は言う。
    私は《カーテンを閉めて!》と叫んだ。
    母は急いでカーテンを閉めた…。

    2007-06-02 21:06:00
  • 28:

    精神状態は常に不安定…。私の希望は、一瞬で絶望に変わり、楽しさは、不安へと変わった。
    幸せも、不幸も紙一重なら、【希望と絶望も】紙一重なんだと言うこと、幸せなんて長くは続かない…。18歳で学んでしまった。
    早かったのか、遅かったのか…。
    私は知りたくなかった…。

    2007-06-02 21:20:00
  • 29:

    時は過ぎ、私を落ち着きを取り戻した。
    私達は二階に上がった。
    タバコに火をつけて、私と里音の間には、しばらく沈黙が続いた。

    2007-06-02 21:23:00
  • 30:

    どれ位沈黙が続いたのか、私は口を開いた。
    《なぁ、里音…。かなな、今回の事で一つだけ後悔してることがある…。》
    《なんなん?いきなり…。》と里音は答えた。
    私は、《……前な、カラオケ行った時に、二人で自殺しようなった時…。》
    《………》里音は黙って聞いていた。

    2007-06-02 21:34:00
  • 31:

    私は続けて…
    《あの時、一緒に自殺してたらお母さんや、ミィやお兄ちゃん…。みんなを巻き混まんでよかったし…。あたしらも怯えたり、不安になったり、辛くなったりしやんくて良かった…。》
    《……。》黙ってる里音に
    《…里音ごめんなっ…。あの時、一緒に死んでいたら…こんなに辛い事にならんくて良かった…。》と泣き崩れた。

    2007-06-02 21:45:00
  • 32:

    里音は黙って私を抱き締めた。
    そのまま、私達は抱き合って泣き続けた。
    電気もない、真っ暗な部屋で、二人はしばらく泣き続けた…。
    二人を月明かりだけが、照らしてくれた…。

    2007-06-02 21:50:00
  • 33:

    平然を取り戻した…。
    しばらくして私達は、一階に降りた。
    そしてしばらくして、二人で手を繋いで眠りに就いた…。
    まさか、今夜は里音との最後の夜になるなんて、想像もつかなかった…。

    2007-06-02 21:56:00
  • 34:

    朝起きて、みんなで朝ご飯を食べた。
    妹は今日から学校に行く。
    母は車で妹を送りに行った。
    私と里音と兄は家で待っていた。

    2007-06-02 22:00:00
  • 35:

    私達は三人で色々な話をした。これからどうして行くのかや、どうしたい等。
    色々な話をして時間を過ごした。
    一時間を過ぎた時、母は帰ってきた。

    2007-06-02 22:18:00
  • 36:

    母が帰ってきて間なしに、母の携帯に学校から電話がかかってきた…。
    『すぐに来て下さい!』
    と呼び出され、母はすぐに学校に向かった。

    2007-06-02 22:23:00
  • 37:

    《どしたんやろッ…》と私は呟いた。
    兄は《……待つしかない》と言い、それっきり三人は口を閉ざし母の帰りを待った。
    私達が心配していたのは、新しい家は、今までの家と学区が違うと言うこと。
    妹はまだ中学二年生、学区が変われば、転校させられてしまう…。
    それだけが気掛かりだった。
    事態はそれよりも深刻だった。

    2007-06-02 22:33:00
  • 38:

    二時間程が経過して、母が帰ってきた。
    母は、曽根崎警察の刑事と、地元警察の刑事と一緒に帰ってきた。
    三人は家に入ってきた…。

    2007-06-02 22:36:00
  • 39:

    曽根崎の刑事の顔を見た瞬間、私は《嘘つき!すぐに助けてくれるゆうたやんっ!》と言い泣いた。

    2007-06-02 22:39:00
  • 40:

    落ち着いて、私は《…学校はどうやった?》と聞いた。
    母は、学校での話を語りだした

    2007-06-02 22:43:00
  • 41:

    《…学校に着いたら、すぐに校長室に呼ばれた。そこには先生が、10人に、刑事サンが3人おった。その中に囲まれて美奈小さくなって座ってんねん…。母さんそれ見たとき……。》
    と言い、母は泣き崩れた。この生活を初めて、母は初めて泣いた。

    2007-06-02 22:48:00
  • 42:

    曽根崎の刑事が口を開いた。
    《お前の妹も、お前といっしょですごい強情やなっ。あんだけ皆に囲まれてるのに、《…お姉ちゃんは悪くない!お姉ちゃんはわるくないって!》ずっとゆってたわっ。あんだけの状態になっても、ずっとお前等かばって…。エエ妹居てるやんけっ…。》

    2007-06-02 22:57:00
  • 43:

    私達は皆、刑事の話を聞きながら泣いた。
    妹の置かれていた状況が目に浮かび泣き続けた。

    2007-06-02 23:02:00
  • 44:

    名無しさん

    頑張ってください?

    2007-06-03 03:36:00
  • 45:

    書き込みありがとうございます
    励まされます?

    2007-06-03 11:16:00
  • 46:

    時が流れて、母が一杯のコーヒーを入れてくれた。
    私は刑事に聞いた。
    《何で学校におったん?》

    2007-06-03 11:20:00
  • 47:

    刑事は、《お前から、電話もらった日、忙しくて、朝家に電話しても、携帯に電話しても繋がらへんし、お前が書いた調書の妹の学校に行っても、二日間妹も欠席。お前の家に行って、近所の人に聞いても、《お前の家の前に若い男寝袋で泊まり込んでた》ゆうし…。必死になって探したんやっ。妹にお姉ちゃんドコにおるんやっ!ゆうてもゆわんから、お母さんに来てもらった。》
    《……………。》黙ったまま私達は話を聞いた。

    2007-06-03 11:27:00
  • 48:

    刑事は《……かなえ、ごめんなっ。すぐに助けたる!ゆうたのに、遅なってもうた…。》
    私は《…ぅうん…。もう良いよっ。ちゃんと来てくれたからッ!》と微笑んだ。

    2007-06-03 11:34:00
  • 49:

    私は《田中や思うわ…。》
    《田中ってお前の男やったやつか?》と続けた。
    《……うん。》
    私は黙り込んだ。

    2007-06-03 11:43:00
  • 50:

    暫らく沈黙が続き、刑事は《…良い家ですねっ!》と笑った。母は《ほんまは三月から、離婚して入居するはずだったんですが、だから今は家具が何にもなくて…。すごい原始的な生活でしょっ!》と笑った。

    2007-06-03 11:50:00
  • 51:

    《里音ちゃんの荷物は?》と聞くと、母は、《荷物もみんな前の家です…。》
    《お母さん。我々も一緒に行きますので、荷物取りに行きませんか?》
    私は《…あかんて、もしあいつらおったらどうすんの!絶対危ないからあかん!!あかんて…。》
    私は叫んだ。

    2007-06-03 11:57:00
  • 52:

    《…なあ、かなえ。絶対お母さん守ったるから、里音チャンの荷物取りにいかなあかんし、家裁道具や、妹の勉強道具取りにいかなあかんやろっ!》私を悟すように話続ける。

    2007-06-03 12:01:00
  • 53:

    名無しさん

    見てます?

    2007-06-03 14:27:00
  • 54:

    《………分かった。》
    私は答えた。
    刑事は、誰かに電話をして応援要請を出した。
    母と兄と、地元警察の刑事は家を出た。      家には、私と里音と、曽根崎の刑事が残った。

    2007-06-03 23:23:00
  • 55:

    刑事は、《携帯貸してッ!》っと私に言う。
    《何でッ!?》っと私が聞くと、《…お母さんが携帯に脅迫電話掛かってきてるゆうてたから!》と答えた。私は《……あの人等死刑になるっ?……死刑になるなら、携帯渡す!》と聞いた。

    2007-06-03 23:29:00
  • 56:

    《……死刑にはならへんなあ。でも、あんな奴らは、一日でも長く、服役させなあかんねん!世の中に出したらあかんねん!!せやから、お前達は全てほんまの事話してくれなっ。そうせなお前ら守られへんから…。》

    2007-06-03 23:34:00
  • 57:

    暫らく沈黙が続いた。
    私は《里音二階上がろかっ?》と言った。
    里音は《うん。と答えた。》
    刑事は、《何しに行くねん?》と尋ねた。
    《…そんなん〇〇さんの前で一服出来るわけないやんっ。》と答えた。
    刑事は、《えぇでっ。》と答えた。
    《アホなッ!!ワラってかかなら、ここでタバコ吸った事ないねんっ。みんなタバコ吸わんから。》と返した。

    2007-06-03 23:42:00
  • 58:

    《…すぐ下りてくるしっ!!》っと言い、私は里音の手を取り二階へ上がった。

    2007-06-03 23:46:00
  • 59:

    私達は二階へ上がり、タバコに火を点けた。
    しばらくして、里音が口を開いた。
    《……なぁ、かなえっ。里音が覚醒剤打たれた事も、ゆったほうが良いんかなぁ…。》

    2007-06-03 23:53:00
  • 60:

    《《絶対あかん!!》もし…尿検査で、反応出たら、里音逮捕されんねんでっ!かな、前捜索願い取り下げに行くとき、そうゆわれたしっ!…阿部さんが前にゆってたけど、二週間は反応出るゆうてたしっ…、まだ経ってないやん……。》

    2007-06-03 23:58:00
  • 61:

    《《……。》》
    二人の間に沈黙が続いた。
    もぅ、嘘をつきたくないって言う気持ちは一緒だった。痛いほど良くわかる。 けど、反応が出たら里音は鑑別所行って、少年院…。
    これ以上里音に傷ついて欲しくなかった。

    2007-06-04 00:08:00
  • 62:

    私達は一階へ降りた。
    刑事サンは愛犬と遊んでた。
    刑事は、私の携帯のメールと留守電を調べていた。
    私達は会話をする事もなかった。

    2007-06-04 00:16:00
  • 63:

    時は過ぎ、母と兄と、刑事さん達は帰ってきた。
    車に積めるだけの荷物と、衣類。里音の荷物を持ってきていた。

    2007-06-04 00:19:00
  • 64:

    曽根崎の刑事は、《…じゃあ里音ちゃんいこかっ!》と言いだした。
    《えっ!……。》私は声を上げた。
    《…里音ちゃんは、我々が責任持って安全に守から、大丈夫!親元に送り届けるからっ。》と言われ、《…イヤヤッ。里音と離れるなんて!絶対嫌!……私達の助かる道って、別々にならなあかんの?一緒に助かることってできやんの?……。》私は泣き崩れた。

    2007-06-04 00:27:00
  • 65:

    《……かなえ、泣かんといてっ!別に永遠の別れやないし、またすぐに逢えるよっ!!お互いの安全が、確定するまでの我慢やしっ!今度逢えたら、どっか楽しいトコイコッ!!普通の18歳の女の子に戻って…。なっ!幸せになろっ!!…。》
    里音の顔は穏やかで、優しい顔だった…。
    最後に見た里音の笑顔…。

    2007-06-04 00:40:00
  • 66:

    里音はワゴン車に乗り込み、車は走り去った…。里音との最後の時間。

    2007-06-04 00:44:00
  • 67:

    《かなえ、明日から地元警察に九時に来るように…。しばらく話聞かなあかんから、毎日来なあかんから。分かったか?》
    《………。》私は静かに頷いた。

    2007-06-04 00:49:00
  • 68:

    母に何かを言い残し、曽根崎の刑事は帰っていった。
    私はその日の事、何も覚えていない。

    2007-06-04 00:53:00
  • 69:

    《《出逢ってはいけなかった》》二人。後になり、私は誰かにそう言われた。
    そう言われても何も言い返せない…。
    けれど私は、初めて、守りたい、大切にしたい…。そう思った人。
    家に居場所がなかった二人、居場所が欲しかった二人、生きる価値が欲しかった二人は、まるで磁石のように引き寄せあい、そして悲しい結末を迎えた。
    私はきっと、私の最期の時思い出すのは、あなたの事。18歳のままのあなたの笑顔でしょう。
    ずっと変わらない…。
    あなたを探す事も、声を聞く事も出来ないけれど…。
    私はその気持ちを忘れない。
    そう思えたのは、今までも、きっとこれからも《親愛なる里音》唯一人。

    2007-06-04 01:10:00
  • 70:

    次の日母に付き添われ、地元警察に連れていかれた。
    少年課の入り口の壁には、『児童福祉法違反特別捜査本部』
    と言う紙が貼られていた。

    2007-06-04 01:18:00
  • 71:

    始めにまた、《尿検査》をさせられた。
    二回目だった事もあり、二十分程で終わった。
      《反応ナシ!!》
    当たり前だけど、私は阿部を見ていたから、絶対にやりたくなかった。

    2007-06-04 23:22:00
  • 72:

    取り調べ室に入り、私はすぐに《〇〇さん、里音は?今ドコにおるん?》
    と尋ねた。
    《今はまだココにおるよっ!》と答えてくれた。
    《……ちゃんとご飯食べてる?ドコで寝てんの?》と私が次々に尋ねると、
    《大丈夫やから、心配せんでいいからッ。》と言う。
    《《……覚醒剤反応は?》》と私は恐る恐る聞いた。《………出んかった。》と言われ、私は嬉しくて、嬉しくて立ち上がって喜んだ。

    2007-06-04 23:29:00
  • 73:

    取り調べが始まり、私達は始めから、全て話した。
    何故あの人達に出会ったのかから、全てを話した。
    期間にして四ヵ月弱なのに私は二週間以上毎日地元警察に通った。
    私達以外にも、リナにも取り調べは及んでいた。
    同時に少しずつではあったけれど、前の家から持ってきた家具や、新しく買った家具で人間らしい生活をできるように変わっていた。あと、母と父は正式に離婚して、兄が家に戻ってきてくれた。それが一番嬉しかった。

    2007-06-04 23:40:00
  • 74:

    《…離婚は私のせい?私がお父さんおるから、帰りたないゆうたから?》
    と私は母に聞いた。
    母は笑いながら、《あんたのせいちゃう!ただ私が許せんかってん!あんたがやくざに拉致・監禁・管理売春させられているとなった時あの人は何もせんかった。そん時に無理って思った。だから、きっかけにはなったけど、あんたのせいじゃないから、気にせんようにッ!》と笑ってくれた。私はその話黙って聞いていた。

    2007-06-04 23:53:00
  • 75:

    警察の捜査は水面下では、進んでいたが、田中はまだうちの前に泊まり込んだりしていて、自由に荷物取りに行けない。脅迫電話は未だ続いていた。
    私の精神状態は少しずつ、マシにはなっていたけれど、たまに叫んだり、号泣したり不安定な物だった。
    そんな私をみて、母は以前努めていた会社の社長に相談をした。

    2007-06-05 00:00:00
  • 76:

    その日の夜、母に連れていかれて、私はファミレスへ向かったそこには、以前母がお世話になっていた社長と、知らない人が一人いた。

    2007-06-05 00:03:00
  • 77:

    母が今現状の状況と、今まで私の身にあった事全てを二人に話した。
    初め事情を知らなかった私は、淡々と知らない人達に話すのを、隣で聞きながら、死にたいくらい恥ずかしかった。
    私の携帯のメッセージを聞いていた。

    2007-06-05 00:07:00
  • 78:

    私に、知らない男の人は、いくつか、質問してきた。《本間に売春させられてたんか?》と聞かれ、《はい…。》と答えた。
    《どこの組やゆうてたんや?》と聞かれ、《私の付き合ってた田中は〇〇の〇〇って、ゆってました。その上の人は元〇〇の若頭ゆうつて、阿部です。》と答えた。
    あと、二人の電話番号と名前、いくつか質問して来た後、最後に《もう二度とこんな事したらあかんぞっ!!》と言われた。
    私は《はい。もう二度としません。》と答えた。
    そのまましばらくして、母が知らない人に封筒を渡して、二人は帰っていった。

    2007-06-05 00:19:00
  • 79:

    私は帰りの車中の中、母に《あの人ら、私達守ってくれんの?》と聞いた。
    《あの人は〇〇の組長さんで、あいつらに脅しかけてもらうねん。》と冷静に答えた。
    《そんな事して、もし見つかったら…。》と私は泣きだした。
    《そんな事にならん為に、警察やみんないろんな事してあんたを守ってくれてんねやろっ!もしみつかっても、私が命に変えてもあんたを守から。》と母は言った。

    2007-06-05 00:29:00
  • 80:

    そのまま沈黙が続き、私達は帰宅した。

    2007-06-05 00:30:00
  • 81:

    その一件行こう、脅迫電話や、旧家での待ち伏せは一切なくなったが、あいつらは逮捕されない。
    《面通し》等が捜査は順調に行われてはいたのに…。あと、この頃位から、私が以前曽根崎で取り調べされた、あの刑事も加わっていた。
    私が聞くと、地元警察と大阪府警本部の合同捜査本部になったから、と言われた。
    正直、あの刑事が来ただけで、私の精神状態は取り乱された。

    2007-06-05 00:41:00
  • 82:

    私は前、この刑事に取り調べ中に浴びせられた卑猥な言葉の数々に、顔を見ているだけで、吐き気がした。鳥肌が立ち、体は拒絶反応を起こしていた。

    2007-06-05 00:46:00
  • 83:

    名無しさん

    今全部読みました?忙しいと思うけど続き待ってます??

    2007-06-07 09:24:00
  • 84:

    読んでくれている方ありがとう
    モウ暫らくお付き合い宜しくお願いします?

    2007-06-07 23:53:00
  • 85:

    一つ幸いな事がある。
    二人の取り調べはなかった。自分が今まで、してきた事に比べれば、たかが《刑事》一人の為に精神状態を、取り乱したくはなかったけれど、ただ他の刑事が、良い人過ぎて、どうしても許せなかった。
    同じ、一つの警察という組織の中に、相反する刑事。
    私は本当に沢山の刑事を見てこれたから、良い部分も、悪い部分も含めて見てきたけれど、もし悪い部分しか見えなかったら、私はどうなっていたのか…。
    世の中やはり、壊れている。子供も…、大人も…。

    2007-06-08 00:04:00
  • 86:

    もう、日課になっていた。毎日警察での取り調べが…。人間の慣れる力!!そうすることで、我が身を守っているとしても、やっぱり恐ろしい。
    里音と離れて、二週間を過ぎた頃であった。

    2007-06-08 00:11:00
  • 87:

    三人で取り調べをしていた頃、私はいつも通り、《里音はどこ?》と地元警察官に尋ねた。
    《〇〇に元気でおるから、大丈夫や!》とすぐに返事が返ってくるのに、今日はいつもとは違っていた。

    2007-06-08 00:15:00
  • 88:

    《……あんなっ、かなえ!里音は今鑑別所におるっ。》《………》はっ!意味分からん、私は一瞬で頭がパニック。刑事が何を言っているのは分からなかった。
    涙も出なかった…。

    2007-06-08 00:18:00
  • 89:

    どれ位沈黙が続いたのか…。
    私は《…ナンデなん?里音覚醒剤反応出やんかったゆうたやん。なぁ何でなんよっ…。》とそのまま冷たい机に私は頭を打ち続けた…。

    2007-06-08 00:21:00
  • 90:

    《…やめろっ!》と私の肩を掴み、刑事は続けた。
    《里音は確かに覚醒剤反応は出ぇへんかった。だから、捕まることもないねん…。……でも、両親が里音を引き取りに来うへんねん…。田舎の両親も、大阪の両親も…。だから、行くとこがなかって。里音守れる所鑑別所しかなかってん…。あいつ、元気やでっ!あいつに手紙書いたれっ!今住所書いてきたるからっ!》
    と言って刑事は部屋を出た。

    2007-06-08 00:30:00
  • 91:

    私は涙も流さず、窓から見える空をずっと眺めていた。
    そんな私にあの刑事は《お前と、出会わんかったら、あいつ鑑別所なんていかんで良かったのになっ!!》と言い、私の肩をポンポンと叩いた。

    2007-06-08 00:34:00
  • 92:

    刑事はすぐに戻ってきて、住所の紙を机においた。
    私は、《……なぁ、里音行くトコないんやったら、ウチに帰ってきたら良いやんっ!かなお母さんに頼むし!なっ?》と私は刑事を掴み言った…。
    《それは無理やねん…。今お前ら二人、会わす訳にいかんねん…。》と静かに答えた。
    私は続けて…

    2007-06-08 00:41:00
  • 93:

    《でも、今里音の近くに誰かおったらないと、里音今一番辛いねんで…。また親に捨てられたって、思ってんねん…、あの子はまた、親に捨てられて、しかも両方の親から……。私のせいで親に捨てられたんやから、そんなん里音可哀相すぎる。そんなん……。》
    と言い、私はその場に泣き崩れた。

    2007-06-08 00:46:00
  • 94:

    名無しさん

    ぁげときます??

    2007-06-08 20:09:00
  • 95:

    名無しさん

    書いてね?

    2007-06-08 22:09:00
  • 96:

    泣きながら私は《……ほんなら、かなもカンベ行く…。里音と同じ事かなもしたんやから、行くわっ!!はよ連れて行けやっ!かなも援交してたんやから》
    《……あんなっ。里音もお前も罪は犯した。けど、里音も親御さん来てくれたらすぐ出れるし、捕まって鑑別所行ってる訳ちゃうねん。お前がもし、行ったとして里音喜んでくれる思うか……。かなのお母さん喜ぶ思うか…。》
    それ以上何も言えなかった…。

    2007-06-14 00:15:00
  • 97:

    その日の取り調べは終了した。
    泣き続ける私。話にならなかった。
    いつものように、母が五時に迎えに来てくれた。
    目を真っ赤に腫らしている娘。でも私の母は自分からは、何も言わない。
    どれだけ泣いて目を真っ赤に腫らしても、喧嘩をして帰っても。
    私から言わない限り何にも聞いてこなかった。
    ただいつも傍にいてくれた。

    2007-06-14 00:21:00
  • 98:

    車に乗り込み私は、イズミヤに行きたいと言った。
    《フゥンッ!》と言い、母はイズミヤに連れていってくれた。
    車中は静かに到着した。

    2007-06-14 00:25:00
  • 99:

    私と母は、黙ったまま歩き文房具コーナーに向かった。私は便箋と封筒のセットと綺麗なボールペンを買った。そのまますぐに車に乗りこんだ。

    2007-06-14 00:29:00
  • 100:

    《あんな。里音今、鑑別所におるねんて…。親迎えに来てくれへんかってんて…。》
    母は《……可哀相に。けどお母さんは、もうこれ以上里音ちゃんに何にもしてあげられへん…。白状かもしれへんけど、今の生活もやし、あんたら守るんが精一杯……。》

    2007-06-14 00:40:00
  • 101:

    母の気持ちは、痛いほどよく分かった。
    私にとっての、里音という存在は自分自身だという事母は知っていたから…。
    だからこそ私は、それ以上言えなかった。

    2007-06-14 00:47:00
  • 102:

    家に帰り私は自分の部屋に入った。
    まだ、電気カーペットとガラスのテーブルしかない部屋。
    私は里音に手紙を書いた。

    2007-06-14 00:52:00
  • 103:

    里音へ
    元気にやってんの?
    里音が鑑別所に入ったって今日知りました。
    《……………。》
    離れとっても里音ずっと一緒。かなの親友はあんただけ。
    三枚に渡り、何度も、何度も書き直した。内容覚えていないので、書きません。すいません。

    2007-06-14 01:02:00
  • 104:

    封筒に住所を書いた。
    『堺市田出井町…』
    書いていたらまた涙が出た。

    2007-06-14 01:05:00
  • 105:

    また取り調べの毎日が続いた。
    家に帰った私に里音からの手紙を、母から受け取った。私はすぐに封筒を開け、手紙を読んだ。
    嬉しくてたまらなかったから。

    2007-06-14 01:09:00
  • 106:

    里音からの手紙全文。
    香苗のお母さん、香苗、美奈ちゃんへ。
    みなさん、お元気でしょうか。里音はめっちゃ健康的な生活をしているので、すごく元気です。
    香苗のお母さんには、とてもお世話になりました。本当に感謝しています。本当にありがとうございました。
    また会えたらあいに行きたいと思っているので、元気にがんばって下さい。
    香苗、元気?里音はバリバリ元気やで。タバコあんまり吸わんようにしなや。体に悪いで。あんた体弱いんやから気つけなあかんで。また、手紙書くわ。
    香苗も書いてや。待ってんで。また会えたらあおうな。
    美奈ちゃんへ、元気ですか?チャッピーとラブラブしてますか?迷惑をいっぱいかけてしまってごめんね。本当に反省しないといけないな、と思っています。
    また、みんなでトランプして遊ぼうな。チャッピーと仲良くね。
    では、またみんなと会える事を楽しみに待っています。
    平成十一年一月二十五日
        〇〇里音 P、S香苗、ぜったい返事書いてよ。みんなも書いてよ

    2007-06-14 01:23:00
  • 107:

    涙が止まらなかった。
    何度も、何度も、読み直した。

    2007-06-14 01:28:00
  • 108:

    泣きながら一階へ下りた。
    みんなで手紙を読んだ。
    私達は里音に手紙を書いた。

    2007-06-14 01:31:00
  • 109:

    里音からの手紙で元気が出た。毎日の取り調べにも、苦痛感じなかった。
    まだ逮捕されていない事除いて…。

    2007-06-14 01:37:00
  • 110:

    いつも通り地元警察に行くと、リナがいた。
    私は《……えっ。なんでおるん?と尋ねた。》
    《今日阿部の家、現場検証行くねんて、香苗ちゃんと一緒に。》

    2007-06-14 01:43:00
  • 111:

    《…えっ!意味分からん。そんなん聞いてないし、てか、まだ逮捕されてないのに、もし見つかったら…。殺される…。かな行かん!絶対イヤ。リナもかなとおったら見つかったら殺されるで。》

    2007-06-14 01:46:00
  • 112:

    《………。》
    何も言わないリナ。
    私は《…そんなんゆうて、まだリナちゃん阿部等と繋がってるんちゃうん?リナちゃんかなの事嫌いやろ!阿部等にかな連れて来いとかゆわれてるんちゃう…。》
    《…私も阿部等から逃げてるから、かなえちゃんと一緒やて。あの人等逮捕される以外、助かる道ないんやから。だから、一緒に…。私があいつら紹介せんかったら、こんな事ならんかってんから…。》
    《………。》何も言えなかった。

    2007-06-14 01:56:00
  • 113:

    《《カネ=居場所》》
    無いと不安なもの。
    私達が欲しかったもの。
    人間には、悲しいかな、欲がある。その欲に目を暗ませて、何も見えなくなった。
    私が幼い時から積み重ねてきた、優しくて、良い子で、いつも笑顔でな子。音をたてて壊れていった。
    《信頼》も《親友》も…。
    数えきれない程の人を傷つけ、裏切った末の、絶望と地獄の日々…。

    2007-06-19 00:00:00
  • 114:

    《…なぁ、かなえ絶対俺たちが守ったるから、大丈夫や。車から降りやんで良いから。なっ?!》と刑事に言われ、私は
    《絶対にいかなあかんねんやったら…。いかなあの人ら逮捕されへんねんやろッ………。》

    2007-06-19 00:05:00
  • 115:

    待合の椅子にりなと二人で座った。会話はない。
    しばらくして地元刑事が走って戻ってきた。
    《車用意できたぞ!!》と言い、私の前に止まった。

    2007-06-19 00:09:00
  • 116:

    表に出た。ワゴン車が止まっていた。スモークが薄く貼っていて中はあまり見えなかった。
    私は一番後ろに座るように言われた。その前にリナが座る。
    私達に、沈黙の時が続く。

    2007-06-19 00:14:00
  • 117:

    時は過ぎ、私の苦手…と言うか、嫌いな曽根崎の刑事が私の横に座った。
    『ありえへん…。』と心の中で呟き、私は端に寄り、窓の外を見ていた。

    2007-06-19 00:18:00
  • 118:

    結局その刑事以外に三人車に乗り込み、静かに車は走り出す。私は地元を出るのは、追込みをかけられてから初めてだった。

    2007-06-19 00:23:00
  • 119:

    《ガム食うか?》と耳元で小声で呟く。
    《…ありがとう…。》と私も答え受け取った。
    車中は相変わらず沈黙が続く。

    2007-06-19 00:27:00
  • 120:

    車は少しずつ、マンションへと近づく。見慣れた道。
    私の頭の中はまた、恐怖に支配されていく…。
    《はぁっ…。ハァ…。》
    私の呼吸はどんどん激しくなっていく。

    2007-06-19 00:31:00
  • 121:

    心搏数が一気に上昇する。
    涙が溢れだし止まらない…。
    《《息が苦しい》》
    隣にいた刑事は《大丈夫か?》《……ハァッ。はぁっ…。》何も答えられない。

    2007-06-19 00:39:00
  • 122:

    隣の刑事は、《過呼吸やっ!袋あるか?》と叫ぶ。
    誰かがすぐに袋をその刑事に渡し、車は目的地手前のコンビニに止まった。

    2007-06-19 00:43:00
  • 123:

    刑事は私を抱きしめ、口に袋をあてた。
    しばらくして私は気を失った。

    2007-06-19 00:47:00
  • 124:

    誰かが私の、頬を打ち、名前を呼ぶ。
    私は目を覚ました。
    《…外に出たい。》と私は呟いた。

    2007-06-19 00:50:00
  • 125:

    私は外に出た。
    新鮮な空気をゆっくり吸い込んだ。
    足がよろける。
    めいっぱい空気を吸い込んで、頬を2度打った。
    私は振り返り向かい歩きだした。

    2007-06-19 00:58:00
  • 126:

    ふと気が付いた。
    車上に赤色灯が光っている。
    しばらく見つめて、私は車に戻った。
    刑事は《お前大丈夫か?》と聞いてきた。
    《ぅん。ありがとう。》と私は答えた。

    2007-06-19 01:13:00
  • 127:

    刑事は笑いながら、《お前ほんまに洗脳されててんなぁ!》と言い、私の脚を二度叩いた。
    窓は全てカーテン閉め、車はまた走りだした。

    2007-06-19 01:16:00
  • 128:

    車は走り続け、静かに目的地に到着した。

    2007-06-19 01:19:00
  • 129:

    名無しさん

    ??

    2007-06-19 07:25:00
  • 130:

    名無しさん

    続き気になるから書いて?

    2007-07-10 05:17:00
  • 131:

    見慣れたマンションはずの前。
    車中にカーテンの隙間からほんの少しだけ日が差し込む。
    私達は断固として車から降りなかった。
    気が付けば、小刻みに手が震えていた…。

    2007-07-15 00:30:00
  • 132:

    車から刑事が二人出て行き写真を取りに行った。
    私は俯き自分の気持ちを抑えるのに必死だった。
    車内には沈黙が続いた。

    2007-07-15 00:36:00
  • 133:

    カーテンを閉めきった車内は異様な空気を放っていた。
    私の隣の刑事は、《こんな雰囲気やったら、変な気持ちになるわっ!!》
    と笑いながらこちらを見た。
    《《気持ち悪い…。》》
    心の中で叫んだ。

    2007-07-17 11:30:00
  • 134:

    名無しさん

    気になる〜

    2007-07-18 22:58:00
  • 135:

    現時点どうなっているかは分からないけれど、当時の警察は当たり前に卑猥な言葉や、ヘタをすれば、《ヤらせれば》多少の罪なら消し去れる。
    今も対しては変わっていないのかもしれないけれど、当時は、聴取中足広げれば罪にならないとかまで言われていた。
    悪い事をしなければ、嫌な思いなんてしなくても良かった。けれど、私の警察に対する不信感は未だになくならない。
    当時の私の状態で、援助交際をし、多くの人へ迷惑をかけて、自尊心、慈愛の気持ちなんて微塵もなかった私に、《やめてください》なんて簡単な言葉。言えなかった。

    2007-07-19 20:08:00
  • 136:

    名無しさん

    続き気になる

    2007-07-23 21:42:00
  • 137:

    名無しさん

    ?

    2007-07-26 02:07:00
  • 138:

    名無しさん

    続けて下さい

    2007-07-26 07:16:00
  • 139:

    名無しさん

    あげ

    2007-07-28 23:40:00
  • 140:

    名無しさん

    続きは読者の妄想で終わり?

    2007-07-30 05:42:00
  • 141:

    名無しさん

    書いて?

    2007-08-01 13:41:00
  • 142:

    名無しさん

    あげ

    2007-08-10 01:59:00
  • 143:

    直ぐに現場検証は終わり、刑事達はマンションの階段を掛け降りてきた。
    車はすぐに静かに走りだした。

    2007-08-13 00:20:00
  • 144:

    車中には沈黙が続いた。

    2007-08-13 00:22:00
  • 145:

    そのまま車は地元警察に到着した。
    いつものように取り調べは進む。
    今日この日一日が一番苦痛で、長く感じられた。

    2007-08-13 00:25:00
  • 146:

    帰宅してすぐに私は眠りについた。

    2007-08-13 00:31:00
  • 147:

    名無しさん

    更新されてる?

    2007-08-13 00:54:00
  • 148:

    家に帰り、嬉しい事があった。里音から手紙が来ていた。
    里音の手紙前文
    やっほー。手紙の返事ありがとう。もうけーへんかと思ったわ。
    えっと今回すぐ返事を返したのは、この手紙が届く頃には、堺市田出井町に里音はもうおらんのよ。だから、それ教えとこうと思って。だから、そこにもう手紙出さんといてって言っとこうと思って。だから、私が又落ち着いたら手紙出すわ。それまでレンラクとれへんしな。まぁ、みんな元気そうなので何よりです。みんなからの手紙めちゃうれしかったんよ。泣いたわ。ホンマ。カンゲキ×2?お兄ちゃんからなかったのがザンネン(笑)なんちゃって。ウソ×2。
    里音は17才の女の子にちゃんと戻ります。香苗も黒い服好きかも知れんけど、やめや。お兄ちゃんもかえってきて心強くなったね。よかったね。
    冷蔵庫もテレビもあるんやろ。えーなー。私のおった時とゼン×2ちゃうやん!あの三ヶ月は里音にとっては、ホンマムダな三ヶ月やったわ。自分自身もっとちゃんとしないとあかんなと思ったもん。これからは自分の体大切にしたいし。自分傷つくだけやし。お互い胸はって生活したいもんナッ?
    里音が今どんな生活してるか気になってるみたいやけど、心配せんでもえーで。少なくとも香苗よりはまじめに生活してるよ。(笑)ゴメン×2。心配すんな。大丈夫です。近いうちにまたみんなに会いに行く?そん時は香苗のお兄ちゃんみたいにかっこよくってやさしくって、頼りになる人みつけてその人と行くわ?出来んと思うわ。だってもうコワイもーん。
    みんなで一生けん命考えてがんばって、今思えばとても楽しかった(?)ちがうな、久しぶりに人の温かさを知ったね。お兄ちゃんにもお世話になりましたって伝えて。おばちゃんや、ミィちゃんにも体に気をつけてって伝えて。
    本当にお世話になりました。
    んじゃ又手紙かけるぐらいおちついたかく。
    それまで元気でね。
    P*S
    香苗→。たばこすう数減らした?減らせよー。
    髪も少しのびました。
    又会いましょー。
    FROM 里音

    2007-08-13 01:07:00
  • 149:

    私はこの手紙を、何度も、何度も読み泣き続けた。
    もう永遠に逢えないという事知っていたから。

    2007-08-13 01:11:00
  • 150:

    出逢ってはいけなかった二人。
    そんな二人はまるで引力に引き寄せられるように出会ってしまった。
    当時の私にとって、この3ヵ月間は無駄で、忘れたくて、自分をも憎み、思い出すだけで、辛く悲しい日々でしかなかった。
    しかしそれが私にとっての《《真実》》

    2007-08-13 01:19:00
  • 151:

    翌日警察に行き、刑事に、《とりあえず、一通り話まとまったから、しばらくこんくていいわっ。また聞きたい事あったら電話するし、そん時は来てもらわなあかんから!》
    《……。》私は黙って頷いた。

    2007-08-13 01:24:00
  • 152:

    帰宅して2・3日引きこもり、その後家族で近くの中華屋に食事に行った。
    母に《これからどうするのっ?》と聞かれ、私は《……バイト探してバイトする。》と答えた。
    そのまま食事を追え、帰宅した。

    2007-08-13 01:30:00
  • 153:

    日は経ち、日曜日に新聞に入っている求人広告を見て、たまたまみんなで食事に行った中華屋チェーン店の求人を見て、店に電話をした。面接に行き、すぐに採用された。
    次の日から仕事に行った。

    2007-08-13 01:36:00
  • 154:

    ノリで受かった仕事だったから、正直真剣さなんておそらくなかったであろう…。
    けれど、バイト先の店長が見た目も恐いが、中身も恐かった。
    その日のバイトは正直びびりっぱなしだった。

    2007-08-13 01:39:00
  • 155:

    正直辞めようと一日行って思ったが、それじゃ逃げる事になる。負けることになる
    もう逃げたくなかった。
    自分に負けたくなかった。
    だから、私はその日の晩徹夜して、今日教えてもらった事を、ノートに全て書き、メニュー表を全て暗記した。

    2007-08-13 01:44:00
  • 156:

    すぐにメインでフルにシフトに入れてもらい、私は必死に働いた。
    何も考えないですむように…。

    2007-08-13 01:49:00
  • 157:

    時は過ぎ、二月末位に、警察から呼び出しがかかった。
    たまたま夕方出勤で良かったので、昼間に地元警察に向かった。
    この頃には一人で自転車で、バイト先までと、警察までは行く事が出来ていた。
    片道五分の行動範囲。

    2007-08-13 01:54:00
  • 158:

    地元刑事から、《いきなりやねんけど、明日検察庁にいかなあかん。時間大丈夫か?》と聞かれ、
    《……かな明日バイト入ってるねんけどッ…。》
    《俺がバイト先ゆったろか?》と言われ、
    《…良いよっ!かな自分で言えるから……。》と答えた。刑事は明日九時に家に迎えに行くと言い、私は警察署を後にした。

    2007-08-13 02:02:00
  • 159:

    帰りに、バイト先に行き、たまたま店長休みだったので、チーフに話をした。

    2007-08-13 02:35:00
  • 160:

    おはようございます。
    本編今月中には完結させたいと思います。
    別スレ、同タイトルの…そして…
    私とは一切関係ありません。それではマタ後程…。

    2007-08-13 08:47:00
  • 161:

    名無しさん

    気になる

    2007-08-14 09:54:00
  • 162:

    名無しさん

    終わり?

    2007-08-28 07:37:00
  • 163:

    《…明日ちょっと検察庁に行かないといけないのですよう。なので明日休みもらえますかっ?》
    と私はチーフに話をした。笑いながら、チーフは、《お前何してん?》私は《ちょっとした事件に関わってしまって、参考人として行かないといけないんで。》《そうかっ。分かった。》と休みをもらい店を後にした。

    2007-08-29 21:32:00
  • 164:

    次の日、朝八時に地元警察の刑事が家に迎えに来た。私は車に乗り込み検察庁へと向かった。

    2007-08-29 21:56:00
  • 165:

    言い訳になりますが、再就職して、仕事忙しく、今月中に終わりませんでした。すいません。
    少しずつにはなりますが、このまま《sage》進行しています。
    後少しで完結するのに、引っ張ってしまってすいますん。
    読んでくれている方ありがとう。

    2007-08-31 22:30:00
  • 166:

    待合室で、刑事と二人座って待った。
    しばらくして、呼ばれ部屋に迎う。
    地元警察の刑事は、《また夕方迎えに来るから!》と言い帰っていった。
    私は事務官に連れられて部屋へと入っていった。

    2007-09-07 20:33:00
  • 167:

    紙に名前やら、住所等を書いた検事は言った。
    《今日は参考人として、来てもらってるから、交通費や、昼食代、今日仕事休んでもらった分は、銀行に振込むから口座番号も書いて下さい。》
    私は《えっ!お金もらえるんですか?ケド、交通費は、地元警察に送ってもらって来たんで、良いです。》《…一応書いといて、交通機関。》
    私は家に電話をして、口座番号を聞いて、書類を渡した。今までは、警察に行っても、馬鹿にされたり、怒鳴られたり、悲しそうな顔をされる。お金もらえたことが嬉しい訳ではなかったけれど、何とも言い難い複雑な気持ちになった。

    2007-09-07 20:51:00
  • 168:

    もぅ、何度同じ話を聞かれたのだろうか…。
    始めから全てを、話す。質問された事に答える。
    話す度に自分を戒めながら。私はこの四ヵ月の話を、たった一日半で、検事に話をした。
    そう…。たった一日半で…。

    2007-09-10 21:02:00
  • 169:

    検察庁では、待合室で、手錠に腰ヒモの、目つきの鋭い男の人が刑事に連れられ入ってきたりで、恐かった。
    後は、別に私には正直何の感情もなかった。
    その当時の私には何も…。

    2007-09-10 21:10:00
  • 170:

    一つだけ笑っちゃった出来事。
    《《ピース》》
    検事サンのタバコ…。
    …笑っちゃったなっ。

    2007-09-10 21:15:00
  • 171:

    二週間が経ち、銀行に検察庁から一万六千円程が銀行に振込まれた。
    それと同じ時期に、阿部と田中の刑が確定した。

    2007-09-10 21:20:00
  • 172:

    新聞に小さく搭載された記事。
    児童福祉法違反。
    田中…。懲役2年半。
    阿部3年9ヵ月。

    2007-09-10 21:24:00
  • 173:

    …少女A。
    私達の全ては終了した。

    2007-09-10 21:29:00
  • 174:

    過ちを犯した私は、後になり後悔をした。
    人を傷つけ、傷つき、自分自身を壊した。
    私は、この真実を受け入れることも、受けとめる事も今まで出来なかった。……しなかっただけかもしれない。
    今になってやっと分かった気がする。全てを否定して、他人事として考えることでしか、辛く、悲しい事から逃れる事が出来なくて。やっと分かった。過ちや、傷や、後悔は消す事も逃れる事もできないんだと…。全ては真実なんだと…。

    2007-09-10 21:39:00
  • 175:

    どんなに辛くても、
    どんなに悲しくても、
    どんなに不安でも、
    どんなに憎んでも…。
    乗り越えられない壁がある。
    人を傷つけたり、
    人を裏切ったり、
    踏み躙った事は、
    絶対に消す事ができない。
    だからこそ、全てを受け入れるんだ。
    そうやって、
    人は強くなり、乗り越えていくんだ…。

    2007-09-10 21:50:00
  • 176:

    大切な友達がいるって、
    大切な家族がいるって、
    守るべきものがあるって、
    本当に、本当に、大事な事。
    私は里音に出会う事はもうできないから。
    辛いこと、思い出したくない事、悲しかった事を、お互い思い出してしまうから。
    会いたくて、会いたくて、お互い生死さえも分からなくて…。
    もし、会う事が出来たら、
    《ありがとう》ただそれだけを伝えたい。

    2007-09-10 22:11:00
  • 177:

    卒業してすぐ、私はバイトで働いていた飲食店チェーン店に就職して、店長をして、六年働いたその会社を今年五月に退職した。
    そして、先月中旬から不動産の営業を始めた。

    2007-09-10 22:28:00
  • 178:

    かなえ

    どれだけ辛いことも、
    どれだけ悲しくても、
    あの頃に比べたら…。
    乗り越えられた。
    私はこの小説を23歳になった妹に、読んでもらう事ができた。
    兄や、母、再婚したおっちゃんとも、この事件の話をしたり、振り返れるようになれた。
    過ちは過去にはならない。悔やんでも、悔やみきれない。
    皆や、自分の心の傷は消えない。
    だからこそ、私は強くなりたい。
    全てを真実として受け入れた今…。

    2007-09-10 22:46:00
  • 179:

    かなえ

    今私には、19歳年上の彼氏がいます。彼には二十歳になる息子が居て、私の母は彼と七つ違い。
    私はその彼に、この小説を読んでもらおうと思っています。
    来年結婚したいから…。
    今までは、《《絶対に誰にも言えない》》そう思っていたけれど、それでは私は強くなれない。全てを曝け出して、全てを受け入れてもらいたいから……。

    2007-09-10 23:00:00
  • 180:

    かなえ

    これから先、私はまっすぐ前を見て生きて生きたい。失敗することも、悲しいことも、乗り越えて…。
    《《私は生きたい》》

    2007-09-10 23:14:00
  • 181:

    かなえ

    一年半に渡り、ダラダラと書く結果になってしまい、本当にすいませんでした。
    今まで読んで頂きありがとうございました。
    励まして頂いたり、厳しい意見を言って頂いたお陰で無事に完結する事が出来ました。
    これから私は、後悔しないように生きて行きます。ありがとう。 《完》

    2007-09-10 23:26:00
  • 182:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 183:

    名無しさん

    アゲッ?

    2007-09-11 21:34:00
  • 184:

    名無しさん

    完結ありがとう!!

    2007-09-14 10:56:00
  • 185:

    名無しさん

    2007-09-14 14:26:00
  • 186:

    名無しさん

    age

    2007-09-14 16:03:00
  • 187:

    名無しさん

    .

    2007-09-14 17:19:00
  • 188:

    名無しさん

    は??意味わからん終わりですか??きもッ

    2007-09-16 01:15:00
  • 189:

    名無しさん

    あげ

    2007-09-17 05:00:00
  • 190:

    主さん、結構年いってるのに書き方とか表現の方法など子供ですね。
    もう少しうまく書けたらもっとこの話をいろんな人に見て、感じてもらえると思いまーす

    2007-10-24 03:12:00
  • 191:

    名無しさん

    完結ありがとうございます(o´∀`)ノ

    里音ちゃんとの話で、『もう二度と会えない事はわかってたから…』ってゆうのは、なぜですか?
    そこだけが気になってしまって…

    2007-11-15 15:06:00
  • 192:

    名無しさん

    (ρ_-)o

    2007-11-16 15:17:00
  • 193:

    名無しさん

    (゚д゚)

    2007-11-19 00:37:00
  • 194:

    名無しさん

    \(^_^)/

    2007-11-27 02:23:00
  • 195:

    名無しさん

    あげ

    2008-04-01 21:41:00
  • 196:

    名無しさん

    にひゃく?

    2008-04-02 03:12:00
  • 197:

    名無しさん

    結婚できたのかと、里音ちゃんとは会えたのか聞きたいです

    2008-04-04 03:31:00
  • 198:

    名無しさん

    完結おつかれさまでした?でも、ワタシも>>195さんと同じで、そこだけ気になってます?

    2008-04-05 16:55:00
  • 199:

    名無しさん

    ↑お互いの けじめを確信してたって感じやろ

    2008-04-06 01:45:00
  • 200:

    名無しさん

    ?

    2008-12-05 00:15:00
  • 201:

    名無しさん

    全部読ませてもらいました。私も似たような経験があるので、当時の気持ち、考え方一つ一つに共感しました。
    ですが、現在の彼にまで暴露して過去を背負わせる必要はないと思います。
    文章を見る限り、主さんがまだ過去に苦しめられているように感じてなりません。阿部や田中みたいなただのチンピラに脅える必要なんてないのに…。主さんが早く過去から開放されることを心から願います。

    2009-02-21 19:55:00
  • 202:

    名無しさん

    今日夜から一気に読んでもた?

    2009-03-29 03:45:00
  • 203:

    名無しさん

    ???

    2009-08-10 00:15:00
  • 204:

    名無しさん

    かなえさん、かなえさんの過去を最後まで読ませてもらいました。ありがとう。家族の存在、優しさに対してすごく考えさせられました。書いてくれて本当にありがとうございました。

    2011-01-25 16:44:00
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