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■アルバム■
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1:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
外でチュンチュン言うてる茶色の小さい鳥と網戸越しに目が合う。
奴らは
「朝や朝や」
って騒いでるから俺はベットに潜っているユウヤを起こしに行った。2007-07-01 18:42:00 -
2:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
枕元に座って、
「ユウヤ起きて。朝やで」
と言ってるのになかなか起きない。昨日の夜遅くまでゲームしてたからなぁー…。早く起きな仕事遅れるで。
どうしよ…2007-07-01 18:46:00 -
3:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
その時やん。布団の中からバッて手が出て来て、ユウヤは俺を抱きしめた。
「んー…。お前ぬくいわ…。」
と言っておでこにキスされた。2007-07-01 18:48:00 -
4:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
やば、めっちゃ幸せ…。2007-07-01 18:49:00 -
5:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
俺は、ユウヤを起こすことなんてすっかり忘れて、幸せにひたってる。
こんな寒い日には、抱かれながら寝るんが1番やでな。
ウトウトしてきた頃、【あの日】の事を思い出した…。2007-07-01 18:51:00 -
6:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
■12月12日■
俺はこの日、オカンと妹と三人でコンビニの前で座っていた。
夜中にいつも来るオッサンかじいさんかわからん奴を待ってた。2007-07-01 18:54:00 -
7:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
「オッサン遅いなー」
俺が言うと、妹はギャーギャー泣き出した。
「お前泣くなや、もぉすぐ来るって…」
「遅いー!寒いー!」
うん、確かに寒いなぁ。まだかな…2007-07-01 18:56:00 -
8:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
するとその時、俺らが座ってるゴミ捨て場に影が近づいて来た。
オッサンキター(・∀・)ーー!!
ん、オッサン今日は人数多いな…。影は三つある。2007-07-01 18:59:00 -
9:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
…ん、ヤバイ。オッサンじゃない。
逆光でよくわからんけど、年は16か17かぐらいの金髪やらハゲに模様いってる男三人組やった。
なぁ、こんなに夜遅くに出歩く若い子って…ヤンキーって言う悪い子じゃないん…??2007-07-01 19:02:00 -
10:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
俺ら、このままどっか連れて行かれてリンチ受けて明日の新聞に載るんちゃうか…。
俺はガクブルしながらオカンを見た。
…オカンは呑気に座りながら寝てた!
「ちょ、オカン…前…」
それでも寝てる。2007-07-01 19:26:00 -
11:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
「な、言うたやろ!」
と、得意げに言うヤンキーA、坊主の彼である。
BとC(双子かお前は、と言う程似ている二人、金髪。)
俺は冷や汗が出てきた。体も地面もびちょびちょだ。2007-07-02 22:49:00 -
12:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
「じゃあ俺この子にするわ…」
と、ヤンキーBが言う。BはCに比べて無口な様だ。Bは、ギャーギャー泣く妹を抱いた。
ヤバイのはわかってても、俺は動けなかった。2007-07-03 01:41:00 -
13:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
次にAが、オカンを選んだ。
必然的にCに選ばれた俺は、人生の終わりを悟り目を閉じた。
ABCと違う気配を感じたので、うっすら目を開けるといつものオッサンが立っていた。2007-07-03 01:45:00 -
14:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
オッサンは、オカンを抱きかかえるAに何かを言っている様だが少し話して元来た道を帰って行ってしまった。
ちょっと待てーーーー!!
オッサンは毎晩自転車でコンビニに来ては、俺達に飯をめぐんでくれてた。…信じてたのに…助けてくれなかった。2007-07-03 01:47:00 -
15:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
きっと殺人鬼レベルに冷酷なABCはなぜか俺達を優しく抱いてくれている。
何でや。どうせ俺らにひどいことするんやろ??
ほんなら優しくしやんとって…2007-07-03 02:30:00 -
16:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
俺とオカンと妹は、それぞれABCに抱かれてある建物に入った。
どうやらAの自宅マンションらしい。
玄関を入ってすぐの、白い小部屋に入れられてお湯をかけられフローラルな匂いがする液体をかけられて泡立てられた。2007-07-03 02:59:00 -
17:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
とんでもない拷問やけど、多分今からもっとひどいことされるに違いない。
…ほら、体全体に熱い爆風をかけられる。
それでもビビリきった俺は動けない。
妹はずーっと泣いてる。
オカン…は爆風が心地よいのか、また寝てる…。2007-07-03 03:02:00 -
18:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
えぇわ、もぉ。
どうにでもなれ…
知らない間に眠ってしまった。
いつものダンボールと汚いタオルのベッドよりも、めっちゃあったかい…。2007-07-03 03:07:00 -
19:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
目が覚めると、右隣りにはオカン、左隣りにはCがいた。めっちゃぬくい…。
しばらくしてABC全員で、俺らを残してどこかに出掛けた。
キョトン。2007-07-03 03:17:00 -
20:
名無しさん
実話?
2007-07-03 12:57:00 -
21:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
実話です(o^v^o)段々解っていくと思います♪♪♪
2007-07-03 13:34:00 -
22:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
しばらくして帰ってきたABCは、大きな袋を抱えている。
俺達の飯を買ってきてくれたみたい。
…わかた。俺らを太らしてから食う気や。2007-07-03 13:38:00 -
23:
ぬこ◆MtlOf6gHPI
敵の作戦が解っていながらも、食べた。
「お前等めっちゃガリガリやねんからいっぱい食えよ」
と言ってAが両手で俺と妹を撫でながら言った。
うっさいんじゃボケ!!!と心の中で思いながら、威嚇しながら食った。
オカンは少し食べてすぐに寝てた。2007-07-03 13:42:00 -
24:
削除削除されますた
あぼ~ん -
25:
名無しさん
おちゆうなよ…
2007-07-03 17:24:00 -
26:
名無しさん
なるほど〜?主、表現下手くそやな?(笑)
2007-07-03 19:23:00 -
27:
名無しさん
確かに文章下手やけど、途中でわかるようにしようと思ってましたが??p(^^)q
2007-07-03 21:57:00 -
28:
名無しさん
下手ちゃうで!ゆわれるまでわからんかったし頑張ってや
2007-07-04 16:59:00 -
29:
てか、名前見たらわかりますよね(o^v^o)
>>23
俺と妹はたらふく食べたせいで、眠たくなった。
俺はフラフラとオカンのとこまで歩き、バタンと倒れて眠った。2007-08-02 15:29:00 -
30:
目覚めると、俺はCの膝の上にいた。妹は、Bの携帯ストラップをおもちゃにして遊んでて、オカンはやっぱり寝てた。
怒鳴り声が聞こえたのでそちらを向くと、AとBが喧嘩してる。2007-08-02 15:37:00 -
31:
(。´_`。)ハァ…うるさ…。
「何やねん!えぇやんけ!!もぉ決めたんじゃ」
と、C。
「てかセンス無さ杉やろ、お前〜」
ケラケラ笑いながらA。2007-08-02 15:39:00 -
32:
「どこがやねん!かわいいやんけ…なぁ【ピュア】☆」
と言いながら、Bは暴れまくりの妹を抱き上げた。
「プゲラ(*´∀`)ダサ…」
そしてまだ言い争いは続く。2007-08-02 15:42:00 -
33:
「ほんならお前のセンス見せろや!!!」
Bは指を妹に噛まれながら言う。
「うーん、そやなぁ…。」
チラッとオカンの方を見たAは、しばらく考えて言った。2007-08-02 15:45:00 -
34:
「おし!!【芋】か【マリル】どっちがえぇかわからん!」
Bはポカーン(´・Д・)
抗議の結果、妹の名前は【ピュア】オカンの名前は【マリル】に決まった。後は俺…2007-08-02 15:48:00 -
35:
「…で?ユウヤはどないすんねん。」
俺とCを交互に見ながらAとBは声を揃えた。
「う〜ん、まだわからん。ゆっくり考えるわ」
と、Cは俺の肉球をプニプニ押しながら言った。2007-08-02 15:50:00 -
36:
「ほな、明日仕事やから帰るで」
そう言ってCは俺を肩に乗せて、でかいビニール袋を持ってAの家を出た。
オカンといもう…ピュアと離ればなれになっちゃった…。2007-08-02 15:55:00 -
37:
俺は涙を堪えてCの顔を見た。
真っ直ぐ前を見て歩いてた。
この頃にはもう、ABCの事を怖いとか思わへんよぉになってた。2007-08-02 15:58:00 -
38:
Aの家から徒歩5分のところにある、Cの家。
玄関を開けると、体にバスタオルを巻いただけの半裸の中年女性がいた。
「ユウヤおかえり〜!…ってあんたホンマに拾てきたん!?ビックリするわ!!」
と、その中年女性は近づいてきて俺の手をにぎにぎする。2007-08-03 00:54:00 -
39:
「ふーん…」
中年女性は冷蔵庫から小さい缶ビールを取り出し、一気に飲み干した。
ユウヤはそれをボーっと見て、二階に続く階段を上がった。2007-08-03 01:45:00 -
40:
階段をあがってすぐのドアの向こうが、ユウヤの部屋の様だ。
ドアを開けて、俺を床に降ろしてタバコを吸うユウヤ。
これから二人の生活が始まった。2007-08-03 01:53:00 -
42:
俺を抱きしめて、まだ起きないユウヤ。俺も気持ち良くなって半分寝ていた。
ら、ユウヤのオカン…あの元・半裸の女性がドスドス階段を上がってきて、バタンと部屋の戸を開けた。
「あんた、早くしな遅刻やで!!!知らんで!」
と言うだけ言うてまた階段を下りて行った。2007-08-03 02:09:00 -
43:
彼女はすごく口うるさくて怖いけど、時々焼いた魚の骨を綺麗に取って俺にくれたりするし、意外と趣味は小さなベランダでガーデニングをすること。
実は優しい心の持ち主である。
多分世の中で言う【ツンデレ】とは、ユウヤのオカンのことだろうか…。2007-08-03 02:12:00 -
44:
それに、早くに亡くした父親の分も一日中働いてユウヤを育てたらしい。
ユウヤは俺に似てるな…。あ、俺のオトンは元からいなくてオカンは俺とピュアをコンビニの駐車場で一人で産んだらしい。2007-08-03 02:15:00 -
45:
オカンは俺達を産んだ後も相当モテたらしい。
オカンのオトン…つまり俺のオジンは外人で、メイ…メイク…メイン…あれ?
とにかく、ジャガ芋みたいな名前のいい種類やったらしくて、その血を濃く引き継いだオカンはノラのクセに長髪で美人だ。2007-08-03 02:19:00 -
46:
俺とピュアはクォーターな訳だが、何故か普通のトラ柄だ。目だけ青い。
だけど俺はユウヤとお揃いのこの金髪が気に入っている。
うーん、と背伸びをしてバタバタ用意をするユウヤを、出掛けるまで見届けてから俺は自分で窓を開けてベランダを出た。2007-08-03 02:22:00 -
47:
ベランダから下を見下ろすと、ユウヤご自慢のバイクが遠ざかって行った。
今日は温くてきもちいいから、ベランダで昼寝でもしよ…
と、仰向けになって、なぜか【あの日】のことを思い出す。2007-08-03 02:25:00 -
48:
「ごめんなさい。ミカ静かにしまーす♪♪♪」
ペロっと出した舌にドン引きしながらも、俺はいつもの様に客人の膝の上に座る。
「わ☆猫ちゃんやぁ!人懐っこくてかわいい〜☆★ミカ猫にゃん大好きだニャ」
…いやいや。2007-08-03 02:55:00 -
49:
ツッコミ所が多すぎて俺は目を閉じた。
「俺風呂入ってくるから、大人しくしててや。何も触るなよ…」
ユウヤはクローゼットから、パンツとタンクトップだけを持って部屋を出て行った。2007-08-07 01:06:00 -
51:
削除削除されますた
あぼ~ん -
52:
削除削除されますた
あぼ~ん -
54:
ミカはパタパタと、服に着いた俺の毛を掃い鞄から携帯を取り出して、誰かに電話をかけた。
「あ、ミサ??聞いてー☆今どこやと思う?…ブー☆…ブー☆…もぉ、違うって!!ユウヤクンの家でしたー☆キャー☆」
あれだけ【静かにしろ】と…言われたのに、この女はホンマにうるさい。2007-08-08 02:48:00 -
55:
「しかもー、ユウヤクンは今お風呂ですニャン☆エッチしちゃうかも☆…うん、…うん、頑張ります☆キャハハ☆…じゃあ、また電話するね。バイニャン☆」
――――ピッ。
電話を切ったミカは、俺と目が合うと舌打ちをして睨み付けた後、鞄から汚ッッいポーチのような物を取り出して、化粧直しをして
今でもキツイ香水を更に体中に振り撒いた。2007-08-08 02:54:00 -
56:
そしてまた携帯を取り出してはカコカコとボタンを連打し、
ユウヤが階段を上ってくる音と気配がすると、即座に立ち上がり俺を抱いて元の位置に戻った。
―――ガチャ…2007-08-08 02:56:00 -
57:
「もぉ、ユウヤクン遅い〜☆ミカ寂しいかったぞ!!」
ミカは怒ったふりをした。
ちなみに、再びミカの膝の上に座らされた俺は…臭すぎる香水の臭いに意識が朦朧としていた…。2007-08-08 02:59:00 -
58:
ユウヤは、俺とミカに近づいて来た。
風呂上がりで髪が濡れていて、上半身裸のユウヤは…男の俺から見てもちょっとエロい☆笑☆
ミカの鼓動が早くなるのを、全身で感じた。
「お前、まだ膝の上座らしてもろてたんかー。良かったな。」2007-08-08 03:04:00 -
60:
その後、ミカが電話で言っていた【エッチ】をすることなく…ユウヤはさっさと寝てしまった。
俺は毎日の日課、【新聞配達のバイクを窓から見る】を実行するために、ベランダに向かった。
取り残されたミカは、猫撫で声でユウヤに擦り寄ったが、ユウヤは一度寝たら朝まで起きへんでー。2007-08-08 03:13:00 -
66:
名無しさん
?2007-09-26 23:33:00