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ァタシのもの…

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  • 1:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    いつだってァタシゎ…
    その人の全てを欲しがる。
    全てが欲しい。
    一番でいたいのに…

    2007-07-11 02:08:00
  • 2:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    恋愛する上で当たり前だと思ってた。                その人の全て、ァタシのもので…
    その人の一番愛しい人がァタシだって事が。              だって、だから付き合うんでしょ?
    違うんなら何だっていうわけ?

    2007-07-11 02:12:00
  • 3:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ァタシってダメな女なんだ。自分でよくわかってるつもり。                  いつもいつも…辛くなるような恋愛を求めてる。わかってんのに、それでもァタシは全てを求めて自分自身で地獄に落としていく。

    2007-07-11 02:16:00
  • 4:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ァタシには一年前、大切で仕方ない人がいた。
                ァタシは20歳。彼はヨシ、19歳。正直…ァタシは自分だけのものにしたいって思ってしまうと止まらない。彼はそんなァタシの心を奪っていった。
                           ホスト。                  ァタシからしてみればホストってお客様のものって感じだった。
    そんな彼をお客様から奪ってしまいたいって思った。

    2007-07-11 02:24:00
  • 5:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    それだけだった。               それだけの理由でこの恋はスタートした。
                          出会いは簡単。     その時付き合ってた彼との待ち合わせの時にキャッチされて、しつこかったから連絡先を教えた。
    ただそれだけー…

    2007-07-11 02:27:00
  • 6:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    その日、デートから帰ろうとした時電話が鳴った。知らない番号。
               誰?そう思いながら電話に出た。
               「俺だよ!さっき番号教えてもらったヨシだけど」                      あー…。こいつか。
    話していると、今日休みだから今から遊びに行こって誘いだった。

    2007-07-11 02:32:00
  • 7:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「無理」
    その一言で電話を切った            正直その時ゎ眼中になんかなかった。
    その時ァタシはお昼の仕事とキャバを掛け持ちしてた。理由なんかなかったケド…
                それでもヨシは毎日電話をしてきた。ホストであるヨシにキャバもしてるなんて言うわけもない。店に行く気なんかさらさらなかったし。営業かけられるとか面倒なだけ。

    2007-07-11 02:37:00
  • 8:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ァタシだってキャバ嬢。   上辺だけで、営業なんてされたくもない。ホストにも興味ない。どちらかと言うと嫌い。
               だからヨシからの誘いも断り続けた。それでもヨシはしつこく誘ってくるから、一回だけ遊んで切ってしまうつもりで遊ぶ約束をした。
               ヨシの休みの夜。待ち合わせをして何故かァタシの家に行く事に。
               ずぅずぅしくも、ヨシはお腹すいたとか言い出した。ァタシの家はお風呂と寝るだけのためって感じだから食品なんてほとんどない。

    2007-07-11 02:45:00
  • 9:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    仕方なく二人で買い物に出掛けた。                  あれやこれや買い込むヨシに半ば呆れてたァタシに無邪気な顔して
    「楽しいね♪」
    って笑いかけてきた。
                その無邪気な笑顔がたまらなく可愛く感じた。

    2007-07-11 02:48:00
  • 10:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    家に戻って二人でご飯を食べて、のほほんとした時間を過ごしていた。
                時間を見るともう終電の時間。コイツはいつ帰るんだ?そう思って聞いてみると…初めから帰る気なかったらしい。
               まぁいいや。そう思えた。

    2007-07-11 02:51:00
  • 11:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    この先どうなるか考えもしなかった。
               無理やりでも…帰らせればよかった。
                ァタシはその時の彼に罪悪感を感じながらも…ヨシと関係を持ってしまった。すでにもうァタシはヨシに興味を持ってた。

    2007-07-11 02:59:00
  • 12:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    次の日の夕方までヨシといた。あまりにも自然な空間だった。
                ヨシが帰った後、彼氏に別れを告げた。                もうァタシが欲しかったのはヨシだったから。
    一緒にいた間、鳴り止まない携帯を無視して、ァタシといた。お客様全てからヨシを奪ってやりたいって思った。

    2007-07-11 03:04:00
  • 13:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    それから頻繁に会うようになった。営業は一切かけてこない。
    それでも毎週休みは一緒にいてくれた。                育てかなとか思ったりもしたけど、ヨシにとってァタシは昼職の金のない女。            よくお前に営業かけても店これるわけねぇよって笑われてた。

    2007-07-11 03:09:00
  • 14:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    出会ってから1ヵ月。
    急にヨシがァタシに言った。            「俺と付き合って?お前なら自然でいられる。久しぶりに一緒にいて楽しいって思える人だから。嫌?」                              嫌なはずがない。
    それからァタシたちは恋人同士になった。

    2007-07-11 03:12:00
  • 15:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    付き合う事になった途端、ヨシは束縛しだした。
                「男と連絡とるなよ。あと、夜の仕事だけはするな。お前は今のままでいいし、普通でいて欲しい。」
                それがァタシには安心感を与えてくれた。アタシはもぅ…
                  ヨシだけのもの…

    2007-07-11 03:16:00
  • 16:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    速攻キャバを辞めて昼職一本になった。
    ヨシ一色の生活が始まった。
                ァタシと休みがなかなか合わないから週1だけ会う。それはヨシが休みの日。何があっても、夜中になろうと休みだけは一緒にいてくれた。

    2007-07-11 03:19:00
  • 17:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    休み一緒にいる間、ずっと携帯が鳴ってる。
    色彼からかかってくると…「ごめんな…ちょっとだけ静かにしてな」って言う。                     そしていつも怒り口調で電話に出てすぐ切ってしまう。
    かなり気を使ってくれてるのが分かるけど、そんなんじゃァタシは満足出来ない。もっと求めてしまう。

    2007-07-11 03:25:00
  • 18:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    わざと寂しそうな顔をしてみる。それを見たヨシは
                「ごめんな?電話出なきゃうるさいんだよ…。でもなるべくお前の前ではホストの部分は見せないから…だから嫌いになるなよ…」
                そう寂しそうに言った。確かにァタシといる休みはホストの面影なんてない。普通の彼氏。
                でもそれでも…まだ満足出来ない。

    2007-07-11 03:31:00
  • 19:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシは記念日とかになると普通に外でデートしたりしてくれた。なるべく普通のカップルみたいにって。手も繋いだりもしてた。
                やっぱりホストってだけで嫌な思いもする。
    手繋いでデートするだけでサイトで叩かれる。
                それでもヨシは頻繁に外でデートする事をやめはしなかった。ちなみに休みは俺はホストじゃない。いつもそう言った。

    2007-07-11 03:40:00
  • 20:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ァタシとヨシがお互い未来を意識し始めた頃。
                突然に色彼とのバトルが始まった。噂って早いもんで…結婚するって叩かれてた。そりゃあ色彼も黙っちゃいない。
                ずっとヨシに電話で怒鳴り散らしてきてた。でもそれはヨシが悪い。そうゆう営業してるんだから。
                 そろ?決意したら?って言うと、ヨシは2ヵ月後に辞めると決めた。

    2007-07-11 04:24:00
  • 21:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ねぇ…ヨシ?
    ァタシは心も体も未来もヨシとの幸せも、全て欲しい
                  依存。
    きっと周りはそぅやって言う。ァタシ自身も分かってる。ヨシに依存してる。ヨシがいなきゃ生きていけない…そぉ思ってるよぅで思い込みさせてる。

    2007-07-12 23:11:00
  • 22:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    それでも構わない。ァタシがヨシを愛してるっていう証明にしていたかったんだ。
                  ヨシが2ヵ月後ホストを辞める、そう決めてからはァタシと未来についてよく話をしていた。
    幸せだって思った。だって、ァタシだけのヨシになるんだから。ずっと願ってた事。叶えたい…
                  その事でヨシのお客様が切れたりする事もあった。サイトでその話がされてたから。

    2007-07-12 23:16:00
  • 23:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「俺は客にお前の存在がある事言ってる人も何人かいるから」
                  ヨシが一緒にいる時そう言ってたのを思い出した。
    だから誰が叩いてるかも大体分かるって。
                  ァタシは好きに言えばいい、叩かれたところで別れる事もなければ、ヨシがホストを辞めないわけでもない。ァタシは順調そのものだった。

    2007-07-12 23:25:00
  • 24:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ァタシに嫌がらせの電話があったりもした。
    そんなので壊れると思うの…?そんなヤワなもんなんかじゃない。
                ヨシはあと2ヵ月はナンバーも維持したいし、最後にホストしてたって思い出として頑張りたいって言ってからガムシャラに頑張ってた。
                 ちょうどその頃にはヨシの先輩や後輩とも仲良くなってた。ご飯一緒に行ったりパチンコに一緒について行ったり。

    2007-07-12 23:29:00
  • 25:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    辞めるのが近くなるにつれてヨシはこう言った
    「お前と俺が出会えたのもこの店に入ってお前をキャッチしたからだな。最後に俺の仕事場や従業員、俺の仕事見てみな」
                 ヨシはァタシを店にちょこちょこ連れて行ってくれるようになった。お金も出さなくていいようにしてくれたり、店の外でしか知らなかった先輩や後輩の知らないホストの姿を見る事も出来た。
                先輩たちにはよくビールおごってもらったりして遊んだりしてた。みんなヨシのおかげであり、ヨシがこの店で頑張ってきた証なんだって思えた。

    2007-07-12 23:36:00
  • 26:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ァタシはホストのヨシを知らなかった。接客やお客様、店の雰囲気。
                知らなくて良かった事だけど、知る事が出来た事が嬉しかった。

    2007-07-12 23:39:00
  • 27:

    名無しさん

    おもしろい?
    頑張れ〜?

    2007-07-12 23:50:00
  • 28:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    28さんありがとう??
    頑張ります??

    2007-07-13 00:10:00
  • 29:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    2ヵ月はァタシにとって長い。正直怖かった。
                気持ちなんて本人にしかわからない。もしヨシの気持ちに嘘があったら?ァタシの他にも彼女がいたら?ホストを辞めた後もァタシのそばにずっといてくれる?
                それが怖かった。本当にァタシを選んでくれたのか…知りたかった。

    2007-07-13 00:19:00
  • 30:

    名無しさん

    しぉり??

    2007-07-13 00:23:00
  • 31:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    知りたくて…確認したくて…絶対の自信が欲しい。ァタシは2ヶ月間、ヨシが困るような事も言ったし聞いた。
    本当に愛してくれてるって証がほしかった。
                「枕してたの?」「何人色彼いるの?」「みんなァタシの事どぉ言ってるの?」「どうして今すぐ帰ってきてくれないの?」「そんなにナンバーが大切?」「ヨシにとってァタシは何?」
                「ァタシの事本当に愛してる?」

    2007-07-13 00:25:00
  • 32:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    31さん、しおりありがとう??

    2007-07-13 00:27:00
  • 33:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ァタシがそんな事ばかり聞くたびにヨシは悲しそうな顔をした。
                だってね?わかんないんだよ…。
                ァタシがいつも思う事、言葉なんて簡単に言える。思ってなくたって、気持ちがなくたって何だって簡単に言える。
                現にヨシはそうやって仕事してる。そうやって色彼に言ってるじゃん…。ァタシは何を信じたらいい?好きや愛してるなんて言葉は嘘で言っていい言葉なんかじゃない

    2007-07-13 00:33:00
  • 34:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ァタシは余裕のようにしてたつもり…でも余裕なんて全くなかった。
                ァタシの中で幸せと引き換えに何かが壊れ始めてた。
                …誰にも渡さない…

    2007-07-13 00:37:00
  • 35:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    あと2ヶ月もすればヨシと幸せになれる。そう思ってたのに…
                ァタシ自身のバランスが崩れ出すと喧嘩を繰り返すようになった。
                「そんなに客が大事?ァタシは大事じゃないん?」 「なんで辛い時一緒にいてくれんの?ァタシばっか我慢して意味わからん。本当に幸せになろうとか考えてんの?」
     書ききれないほど怒鳴りつけた。

    2007-07-13 02:32:00
  • 36:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    携帯を見てしまったり…客やって分かっててもモォ自分の中で収まりがつかなかった。
                何でァタシだけ見てくれへんの?何でァタシだけじゃアカンの?そんなにナンバーが大切?
    いつだってそうだ。
                「お前は彼女なんだから。辛い思いさせてるし、我慢させてる。でも俺が一番好きなのはお前だから。だから今は我慢して」

    2007-07-13 02:36:00
  • 37:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    そんな言葉が欲しかったんじゃない。一番好き…?笑わせんな…。それって当たり前の事じゃないん?ァタシを色彼と同じような扱いしないで…
                そっから毎日泣き叫んでた。ヨシの言葉が全て偽物な気がした。
    色彼に同じような言葉言ってるくせに…同じ事言ってるくせに何を言ってるん?
                毎週休みに一緒にいれば安心させてると思ってる。確かに彼女の特権かもしれない。でもそんなん関係ない。

    2007-07-13 02:43:00
  • 38:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    毎週休み、ヨシの寝てる間に携帯を見てた。ァタシは見ちゃいけないもんを見た。
               枕してるって分かりやすい内容だった。
               でも内心分かってた。あと2ヶ月、ナンバーを維持したいけどァタシの存在で叩かれすぎて客が切れてるのに焦って枕。これがホストとして最後に残したい結果?

    2007-07-13 02:47:00
  • 39:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    そんなもの望んでない
               ァタシの中で何かが切れていった
                  もぉいい

    2007-07-13 02:50:00
  • 40:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ァタシはもう何もかもいらなかった。今まで築き上げてきたヨシとの愛も何も。
               「もぉヨシと一緒にいるの無理」
               それだけ言って電話を切った

    2007-07-13 02:53:00
  • 41:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    次の日の朝、ヨシが仕事終わってから来ていた。来るなりァタシに怒鳴った。
                「俺は今売り上げも上がって、ナンバーにも入ってあとちょっとで夢だったNo.1にもなれそうな時に…ホスト辞めるって決めた。正直言えば、嫌だよ。トップに立ちたかった。その夢も何もかも捨ててお前のために辞めるって決めた。お前のためなら捨てられるって思った。俺には全部捨ててでも守りたいのはお前だってわかったから。でも何でそれがわかんねぇんだよ!頼むから…ずっと一緒にいてくれよ…」
               悲しそうな顔でァタシに言った。

    2007-07-13 03:01:00
  • 42:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ァタシがもっと我慢すればいいの?
    仕事っていう言葉で片付けて他の女と寝るのを黙って見てればいいの?
               普通のカップルにそんなん通用するわけない。確かにァタシとヨシは普通カップルじゃない。ホストなのは分かってる。でもだから仕事だから仕方ないって流せって?出来るわけない…

    2007-07-13 03:06:00
  • 43:

    名無しさん

    同じ環境だから気持ちスゴク分かります?
    頑張って続き書いて下さいね?
    応援してます?

    2007-07-13 03:18:00
  • 44:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    44さん?ありがとぅ?
    1年前ってしてるケド半年前くらいの話なんだ??
    やっぱ辛いですよね??
    頑張って書くんでよろしくです?また明日更新します??

    2007-07-13 03:37:00
  • 45:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ァタシに理解出来るはずなんかなかったんだ。
    いつだってヨシの言う通りにしてきた。夜からも足を洗って、男友達と連絡もしないで、オールで遊ぶのはダメって言われたら終電で帰って…
                ァタシがしてきた事って何?ァタシがヨシに嫌な思いさせた事ある?

    2007-07-13 17:09:00
  • 46:

    名無しさん

    一人よがりなダメ男

    2007-07-13 20:47:00
  • 47:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ァタシはただ嫌われたくなくて自分を作ってただけなのかもしれない。
    でもそれでも…そうしてでもヨシの全てが欲しかったんだ…
                何度喧嘩をしても別れる事はなかった。いつもヨシに丸め込まれてたし、きっとァタシ自身離れる事なんて出来なかったから。

    2007-07-14 01:22:00
  • 48:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    本当は分かってた。
    意地になってるだけで、ヨシがいなくなったらァタシは何もないって思いこんでた。そうしてァタシは自分自身で苦しめていた事も。
               でもこの出来事でァタシはヨシを少し遠ざけた。

    2007-07-14 01:25:00
  • 49:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    色彼からのメール。
               早く帰ってきて?ヨシがいない休みの日は寂しいよ
                何この内容…この子の家に行ってるんだ。休みァタシといるのも分かってて送ってきてんだ…
               なんかもう疲れた…

    2007-07-14 01:32:00
  • 50:

    名無しさん

    2007-07-14 15:49:00
  • 51:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ァタシはヨシと今すぐ話がしたかった。
    ヨシに電話するとミーティングが終わったところだった。
                「ヨシ…真面目に話したい事があるの。」
    そういうと、ヨシはいつものァタシじゃないと分かったのかタク代と店代出すから今からおいで?客呼ばないようにしとくから。っと言った。

    2007-07-16 00:32:00
  • 52:

    名無しさん

    しぉり??

    2007-07-16 01:14:00
  • 53:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    53さんありがとう?

    2007-07-16 01:37:00
  • 54:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ァタシはすぐに準備をした。…ミナミに向かう途中に色んな事を考えていた。自分の気持ち、これからどうしたいのか…。
                でも心のどっかで、またヨシに丸め込まれるんだ、ヨシはァタシを離したりはしないって思ってた。
                本当は離して欲しくなんかないくせに。ァタシはズルイ。ヨシが必死になってくれる姿や必死に引き止めてくれる言葉が欲しかっただけなんだ。

    2007-07-16 01:42:00
  • 55:

    名無しさん

    りあるかな?
    まぢ楽しみやから頑張ってー?

    2007-07-16 01:42:00
  • 56:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    56さん読んでくれてありがとうございます?
    頑張ります?

    2007-07-16 01:43:00
  • 57:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ァタシがヨシに話したい事
    それはもぅ離れたいってきっと言ってしまう。ァタシはそぅ言う事でしか、ヨシの気持ちを確認するすべがなかった。
                店の前に着くとヨシが立っていた。タク代を払ってくれて一緒に店の中へ向かった。
                その間、ヨシは小さな声で「話、こんなトコで聞く事しか出来なくてゴメンな…」それだけ言って頭を撫でた。

    2007-07-16 01:49:00
  • 58:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ァタシもズルイけど、ヨシだってズルイ。そうやっていつも優しさをくれる。ァタシがダメになるといつも頭を撫でてくれる…
               でも…ァタシにとってその優しさがもっとァタシをダメにしていく…

    2007-07-16 01:53:00
  • 59:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ァタシもズルイけど、ヨシだってズルイ。そうやっていつも優しさをくれる。ァタシがダメになるといつも頭を撫でてくれる…
               でも…ァタシにとってその優しさがもっとァタシをダメにしていく…

    2007-07-16 01:54:00
  • 60:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    店内に入り席に案内された。奥の隅っこだった。誰にも話聞かれないように、っていうヨシの配慮。
               席に座り、ヨシが飲み物をとりに行っている間、一番ヨシを可愛がってくれてる先輩が来てくれた。まだオープンして時間がたってないから会いに来てくれたみたいだ。
                「ジュリチャン!久しぶりやなぁ?店くるとか何かあったんか?」

    2007-07-16 02:01:00
  • 61:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ァタシは店に全く行かない。今日が3回目くらいで、先輩たちには休みにご飯や遊ぶ時によく会っていた。ァタシが久しぶりに来たから何かあったんかと心配してくれていた。
               ァタシは苦笑いしてうつむいた。それを見て何か察したのか先輩はァタシの肩をポンポンと叩いた。
                「ヨシの事、信じたってな?俺もホストやし、こんなん言うても信じられへんやろけど…一番大切な人に信じてもらわれへんのは一番辛い事やから。ちゃんと話しぃな。」
    そう言ってちょうど来たヨシと入れ替わった。

    2007-07-16 02:08:00
  • 62:

    名無しさん

    ヨシって関東なん?
    セリフ標準語…

    2007-07-16 18:06:00
  • 63:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    63さん?
    一応関東ですよ?
    名前とかは変えて書いてますが、読みにくいとことかあると思いますが読んでいただけたら嬉しいです??

    2007-07-16 22:53:00
  • 64:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシは来るなりウーロン茶をくれた。アタシはいつもウーロン茶を飲んでる。横でヨシはコーラを飲んでる。
    ヨシはアタシの前ではお酒は絶対飲まない。
                「…話しよっか。まだ店もお客さんそんないないから静かだし。どうした?」

    2007-07-18 00:23:00
  • 65:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    そう言ってヨシはタバコに火をつけた。
    静かな空気が流れる。
    まだ何も話してないのに…涙が出た。
               自分の弱さや、ヨシを責める自分が悔しかった。でもアタシにも限界もあった。アタシといつもいてくれるヨシはホストなんかじゃない。ワガママで自分勝手で時々何を考えてるのか分からなくて…でも本当は優しくて、アタシを本当に愛してくれてるヨシ。

    2007-07-18 00:29:00
  • 66:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    今だって…売り上げあげたい時にアタシのために客も呼ばないでそばにいようとしてくれる。場所は店かもしれない。でもアタシの負担にならないようにお金もいらないようにしてくれる。…アタシはヨシの何を見てあげられてるんだろぅ…
               でも…止まらない。
    行き場のない気持ちが消えなくて止まらなかった

    2007-07-18 00:33:00
  • 67:

    名無しさん

    おもろい?

    2007-07-18 00:38:00
  • 68:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    68さん、本当にありがと?

    2007-07-18 00:41:00
  • 69:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「あと2ヵ月我慢すればいいってずっと考えてきた。辛くても、我慢ばっかりしなきゃいけなくても、アタシはヨシが好きだから…それでももっと我慢しようって思った。ヨシとずっと一緒にいたいから…。でもヨシの気持ちが全然わかんないんだょ…。ヨシが本当に愛してるのは誰で、ヨシの言う言葉の何が本物なのか…我慢すればするほどわかんないんだよ…。ヨシは何を考えてるの?…ヨシはアタシが傷つかないようにするために嘘つくよね。ヨシがアタシのためを思ってつく嘘は…優しさなんかじゃない。そんなの優しさなんて言わない。本当の事分かってるのに嘘つかれる悔しさとか辛さを考えてた事ある…?」
               ヨシは一瞬驚いた顔をしたけど、すぐ真剣な顔つきになった。

    2007-07-18 00:54:00
  • 70:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「それでも…本当の事言ってお前を傷つけたくなかったし、これ以上辛い思いさせたくなかった。だからいくら本当だったとしてもお前が悲しむなら嘘をつこうって思ってた。俺はさ、こんなだけど本気でお前と一緒になるつもりだし…お前を絶対幸せにしてやるし、後悔なんかさせない。お前がすべてを失ったとしても俺がいるし、俺が失ったもの全部埋めて幸せする。何が不満…?お前に俺の何もかもをあげるのにまだ信じられない?」
                何もかも…?絶対なんて言い切れない。そんなのヨシ自身が一番分かってる事なんじゃないの?
                正当化してるよいに聞こえた。お前を思ってやった事、俺は悪くない。そう言ってるみたいに…

    2007-07-18 01:29:00
  • 71:

    名無しさん

    しぉり??

    2007-07-18 05:07:00
  • 72:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    72さん?しおりありがとう??

    2007-07-19 00:33:00
  • 73:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    アタシは頭ではわかってる。これ以上何を言っても同じ。なのに…それでも聞いてしまう。
                「アタシが別れたいって言ったらどうする…?」
                答えは決まってる。この状況でじゃあ別れようなんて言う人なんているはずがない。
                「は?ふざけんなよ。無理だから。別れる気なんかないし、お前を他の奴にやるつもりもない。俺はお前しか考えらんねぇから…。お前は俺だけ見てろ。俺だけ信じて、俺だけを好きでいてくれればいいから。」

    2007-07-19 00:42:00
  • 74:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ほらね?
                こぅ言われると思った。でも…今は…今だけはこの言葉で安心していたかった。
                今思えば…依存してたのはアタシだけじゃない。今だから分かる。ヨシもアタシに依存していた事。

    2007-07-19 00:47:00
  • 75:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「わかった?俺はお前しかいらねぇの。あとちょっと我慢さすけど…そばにいてよ。もう別れるとか言うなよ?今日はラストまでいろよ。みんな久しぶりだろ?」
                そう言ってヨシは笑顔になった。
                アタシは何しにきたんだろう…

    2007-07-19 21:14:00
  • 76:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    もぅいいや…
                正直そう思った。考える事にも疲れた…。どうせアタシ自身も離れられない。だったら悪いのはヨシだけじゃないー…。
                ちょうど他のホストクラブのオーナーや代表が来ていた。挨拶に行かなきゃいけないから、シンと喋っててと言い、ヨシはその席へ向かっていった。

    2007-07-20 00:55:00
  • 77:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「ジュリちゃん!久しぶりやん☆最近顔見なかったから。なんかあったの?」
                シンは横に座ってホッペをつついた。シンはヨシの昔からの友達でヨシが一番信頼してる人だった。
    アタシもなぜか、シンと話していると落ち着いて話が出来た。
                シンはいつもアタシとヨシの事を近くで見ててくれてた。シンにはいつもヨシには言えない本心を話す事が出来た。

    2007-07-20 01:02:00
  • 78:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「アタシね、ヨシが枕してんのも知ってるんだ…。でも…仕事だから何も言っちゃいけないとか…おかしいだろって思うと、ヨシが信用出来なくて…。本当にアタシが彼女なのかなとか、本当にアタシを好きなのかもわかんなくなってきて…どうしようもないの。シンの彼女は何も言わない…?」
                アタシは今思ってる事をシンに素直に話した。

    2007-07-20 01:09:00
  • 79:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    その真実を早く見てみたい。アタシがヨシの中でどういう存在なのか…。
                シンと話していると、ヨシが戻ってきた。
                「シン!お前人の女のホッペつんつんしてんなよ(笑)」
                機嫌よくヨシは戻ってきた。少し三人で話して、シンは他の席回ってくるわと他の席に行ってしまった。

    2007-07-20 01:32:00
  • 80:

    名無しさん

    しぉり??

    2007-07-20 06:37:00
  • 81:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「シンと何話してたの?」
    ヨシは少しヤキモチっぽく言う。
                「別に普通の話だよ。最近どう?みたいな」
                本当の事は言わない。だって言ってまた言い合いしたくない。もう今日は…これ以上気持ちを重たくしたくなかった。

    2007-07-22 23:41:00
  • 82:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    この日はいろんな先輩や後輩がヨシがいない間に話に来てくれた。
                「初めましてー!ヨシからいつも話聞いてんで♪写メとかいつも見せられてノロケられてるわぁ。結婚するんやってなぁ☆ヨシがやから辞めるて言うてたわ。アイツはアホやけど、幸せになりな♪」
               くる人?みんな同じような事を言っていった。
    と同じようにくる人?みんなビールを持ってきて、おごっちゃるから飲め?♪とたくさんビールをくれた。

    2007-07-22 23:51:00
  • 83:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    そしていつものように…タカヤさんという先輩がきてくれた。
                「ジュリチャン♪久しぶりやなぁ?ヨシ、俺もここ座るでぇ。お兄さんがビールおごっちゃるから飲もうなぁ♪」
                タカヤさんはいい人なんだけど、いつも酔ってる時にくる。酒癖が悪い人。
                「タカヤさん、今日はコイツに飲ませすぎないで下さいよ?」
    とヨシがタカヤさんに言い聞かせる。と言ってもタカヤさんがそんなの聞くはずもなく…(笑)

    2007-07-23 00:06:00
  • 84:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「先輩のお酒飲めないって?アホやなぁ(笑)まぁ今日はお祝いって事で」
               結局タカヤさんに言いくるめられて乾杯。
    「で、結婚すんねや?いいなぁ…幸せそーで。俺からヨシをとるとはいい度胸してんな、ジュリチャン(笑)」
                そんな話で三人で盛り上がっていた。ラストになり、ヨシがチェックして払ってくるから待ってろよって言って席を立った

    2007-07-23 00:12:00
  • 85:

    名無しさん

    しぉり??

    2007-07-23 00:13:00
  • 86:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「なぁ、ジュリチャン?アイツな、ホンマいいやつやねん。だから幸せにしたってな?ジュリチャンも幸せにしてもらいや?そしたら俺からヨシをとった事も許したる。(笑)ホンマに…頑張ってな!」
                いつになく真面目にタカヤさんが呟いた。ヨシはこんなにみんなに大切にしてもらってたんやって思えた。
                ヨシが戻ってきて、店の先輩や後輩にお礼を言ってヨシと店を後にした。
    今日は一緒に帰っていいよと代表から言ってもらい一緒に家に帰る事になった。

    2007-07-23 00:19:00
  • 87:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    家に着き、一緒にお風呂に入った。そしてお風呂を上がって二人でベッドに入って寝付くまで話していた。
                「ねぇ、ヨシ?ヨシの店の人はみんないい人ばっかりやね。」

    「そうだな。俺はあの店に入って幸せだよ。みんないい人で、お前にも出会えて、No.にも入れた。絶対忘れねぇな。」
                そう言ってアタシを抱き締めてオデコにキスをした。ヨシは本当にあの店と従業員みんなが好きなんだと痛感した。

    2007-07-23 00:25:00
  • 88:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    痛感しても…アタシ自身望んでた事。
    ヨシをだれにも渡したくない。ただそれだけ。
                今まで嫌って程傷ついてきた。だからもぉ…解放させて…

    2007-07-26 00:38:00
  • 89:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    何だかんだ言いながらヨシのラストイベントが近づいてきた。
                この頃はヨシは売り上げに必死だった。お客様との約束やアフターも多くなった。
                ただ一つ変わらない頃。休みは一緒にいる事。それだけは変わらなかった。

    2007-07-26 00:54:00
  • 90:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    いよいよヨシのラストの日。初めはヨシは来なくていい、お前は家で待ってろって言われてたから行かないもんだと思っていた。
                ヨシの後輩や先輩が、最後なんだし、ジュリチャンよんでやれよ!お前がよくても俺らが会えるの最後やし、お前がここで頑張った証見せてやれよ。俺らが見ててやるから!そうヨシに頼んでくれて、ヨシはアタシをラストイベントに呼んでくれた。

    2007-07-26 00:59:00
  • 91:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシの店につくと、ほぼ満席だった。こんなにもヨシにお客様がいた事を初めて知った。
                今更だけど、アタシはヨシと付き合ってすぐに一緒に暮らそうって言われていた。でも、アタシには今の家を離れられない理由があった。だから同棲しなかった。よくサイトで、本彼なら同棲してるはずやんって書かれてた。理由があって断ったのはアタシ。だから同棲出来なかった。だから毎週休みにヨシは遠いのに来てくれていた。

    2007-07-26 01:04:00
  • 92:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    そんな余談はさておき…
                店の端っこに座ったアタシは相変わらずお茶を飲んでいた。その頃、アタシとヨシはペアリングをしていた。それも叩かれてたのを思い出して、付け替えたりしていた。
                鳴り響くシャンパンコールの中に輝くヨシを見つめていた。楽しそうに笑うヨシをただ見てる事しか出来なかった。

    2007-07-26 01:09:00
  • 93:

    名無しさん

    しぉり??

    2007-07-26 03:48:00
  • 94:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    どこを見てもヨシのお客様ばかり。どの子が色彼だろ?とかそんな事ばっかり考えていた。
                お手洗いに行きたくなって、トイレに行くと女の子が一人立っていた。
                女の子はアタシの指をじっと見つめてトイレから出ていった。
                トイレ待ってたんじゃなかったんかな?と思ったけど、その時は気に止めなかった。

    2007-07-26 23:02:00
  • 95:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    斜め前の席にヨシのお客様の席がある。その席のテーブルには数えきれない程のシャンパンやボトルがおりていた。
                「すごいなぁ…」アタシはそう呟いた。するとちょうどタカヤさんがきた。
                「あの席すごいやろ?ヨシのエースやで!今で200万くらい使ってんちゃうかぁ?…てか俺あっこでめっちゃ飲んでもぉ無理やねん。ちなみに一緒に来てるんが俺の客な。あっこに戻りたくないねん。てか無理、眠いてかしんどい…」
                話の途中でタカヤさんはアタシの膝を枕にして寝てしまった。

    2007-07-26 23:09:00
  • 96:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    これはよくない状況。それくらいアタシにも分かる。自分の席放置で自分の客でもない席に行って膝枕で寝る。しかも丸見え。これはまずい…
                「タカヤさん!起きて下さいよ!席戻って下さいってば!お客さん待ってますよ、ねぇ?早く起きて下さい!」
                アタシは必死でタカヤさんを起こそうとしたけどなかなか起きてくれない。

    2007-07-26 23:15:00
  • 97:

    名無しさん

    しぉり??

    2007-07-27 07:18:00
  • 98:

    名無しさん

    100?

    2007-07-27 08:13:00
  • 99:

    名無しさん

    主さんおもしろいです??

    2007-07-27 22:57:00
  • 100:

    名無しさん

    頑張ってー?

    2007-07-31 21:17:00
  • 101:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    101さん、102さんありがとうございます?

    2007-07-31 22:45:00
  • 102:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    アタシゎ必死でタカヤさんを起こしていた。
                ちょうどその時、タカヤさんの席に代表がヘルプで入っていた。アタシでも見ててわかる。タカヤさんのお客さんの機嫌が悪くなっていくのが。
                原因なんてこれしかない…

    2007-07-31 22:55:00
  • 103:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    代表は察して、アタシの席にやってきた。
                「タカヤ!席戻って!」
    そぃ言いにきた。この酔っ払いのタカヤさんがそんなの聞くはずもなく、ダダこねている。
                「やです。俺がいたって面白くないし、代表がいた方がいいんですよ」とタカヤさんは呟いた。

    2007-07-31 23:00:00
  • 104:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    この時に気付いてあげられなかったけど、タカヤさんはタカヤさんで色んな事悩んでたんだなって思う。
                それからもタカヤさんは動こうとしなかった。代表が5回目くらいに呼びにきてやっとタカヤさんは席に戻っていった。
                そしてタカヤさんとお客さんの壮絶なバトルが始まった。

    2007-07-31 23:05:00
  • 105:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    お客さんはタカヤさんの胸ぐらを掴み、アタシを睨みつけてタカヤさんにむちゃくちゃ言いだした。
               それに更に切れてお客さんの手を払ってキレだすタカヤさん。

    2007-07-31 23:11:00
  • 106:

    名無しさん

    しおり?

    2007-08-01 03:40:00
  • 107:

    名無しさん

    あげ?

    2007-08-01 06:09:00
  • 108:

    名無しさん

    しぉり??

    2007-08-01 07:15:00
  • 109:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシがいそいでアタシのとこに帰ってきた。
    「大丈夫か?タカヤさんよりによって目立つような事するから焦ったよ。何もされてないか?」
                ヨシは心配そうにアタシに聞いた。そこら中のお客さんの視線が集中していた。もちろん…タカヤさんのお客さんと、一緒にいるヨシのお客さんの視線も…。

    2007-08-06 02:00:00
  • 110:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「アタシは大丈夫だから、席戻りなよ?タカヤさんとの席行った方がいいよ、みんな見てるし…」
    アタシは周りの視線が怖かった。みんなそれぞれ思ってる事があるんだろうなと思うと怖く感じた。
                「本当に大丈夫かよ…。ちょこちょこ戻ってくるから。シン呼んでくるし、シンといて。」

    2007-08-06 02:08:00
  • 111:

    名無しさん

    しぉり??

    2007-08-06 09:55:00
  • 112:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    大丈夫なはずなんかない…。今すぐこっから出てしまいたいと思った。
                しばらくするとシンがやってきた。
    「ジュリちゃん大丈夫?んなわけないよなぁ…?どうなってんの?」

    2007-08-08 18:34:00
  • 113:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    今までの流れをシンに話した。
    「タカヤさん…あれほど言ったのに…」
    シンはボソっと言った。アタシには何の事か分からないし、あまり詮索しないでおこうと思った。

    2007-09-18 02:36:00
  • 114:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    タカヤさんと代表が戻ってきて二人ゎタカヤさんの席に着いた。
    「ごめん…ホンマごめん。」
    タカヤさんはお客さんに謝っていた。不器用だけど、本当にいい人。どうして今日みたいな日にあんな風になっちゃったんだろう。

    2007-09-18 03:01:00
  • 115:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    タカヤさんとお客さんが仲直りしたのを見てホッとしていると、ヨシが戻ってきた。
    「で、さっきどうなってたの?お前チューされかけてたじゃん!してねぇよな?」

    ヨシゎ見てないと思ったけど、タカヤさんを起こしてる時にチューしてくれたら起きると言われて、それは無理です!と言ったらチューせまられていた事。

    2007-09-18 03:05:00
  • 116:

    名無しさん

    書いて〜

    2007-09-24 00:15:00
  • 117:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    アタシは必死に弁解をした。あれは何でもないと。タカヤさんをかばわけじゃないけど…酔ってただけで何の意味もない事だから。アタシはそんな事よりこの空気が重たい…。

    2007-09-24 01:12:00
  • 118:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    そしてアタシには…ヨシにどうしても言わなくてはいけない事があった。
    大切な話が。
                もぅ今言ってしまうしかない。イベント終わったらベロベロに酔っててそれどころじゃないだろうし…今言って帰らせてもらおう、そう思った。

    2007-09-24 01:19:00
  • 119:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    アタシも2日前に知った事。
    アタシは妊娠していた。
    もぅ2ヵ月に入ってる。出来てるんじゃないかって薄々感じてた。
                ヨシがホストを辞めると決めた頃から避妊をしなくなった。もぅ結婚するし子ども作っちゃおう♪って2人ともその気だった。出来ちゃったじゃなく、出来てくれたという感じだった。

    2007-09-24 01:26:00
  • 120:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    こんな所で、こんな時にって思うかもしれないけど…どうしても顔を見てこれだけは伝えたかった。ヨシの喜ぶ顔が見たかったから。
                「ヨシ?ヨシに言わなきゃいけない事があるの。アタシね、赤ちゃん出来てたよ!ヨシとの赤ちゃんだよ☆」

    2007-09-24 01:30:00
  • 121:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシは一瞬驚いた顔をした。でもすぐに笑顔へと変わってアタシのア頭をなでた
                「本当に?…すっげぇ嬉しいんだけど♪いつ分かったの?何ヶ月?」
    嬉しそうに聞くヨシを見て迷いが消えた気がした。喜んでくれた事がアタシにとって何よりも嬉しかった。

    2007-09-24 01:36:00
  • 122:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    嬉しそうに興奮するョシを見て幸せを感じた。
    一生この人と生きていこうって思った。
                「2日前にわかったの!今2ヵ月だよ☆」
    アタシも自然と笑顔に変わっていた。

    2007-09-25 00:31:00
  • 123:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    アタシの頭を撫でてョシは嬉しそうに言った。
    「俺タバコお前の前では我慢する♪てかシンとかに報告してこよーっと☆」
    そう言って席を離れた。こんなに喜んでくれた事で、アタシはョシに本当に愛してもらってるんだって感じる事が出来た。

    2007-09-25 00:39:00
  • 124:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    席を出たヨシを見ていると仲のいい後輩や先輩の所に次々と言いに回っていた。
    これで…よかったんだ。
    しばらくすると真っ先にシンが走ってきた。

    2008-01-11 03:13:00
  • 125:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「ジュリチャン!おめでと(≧∀≦)まじかぁ…すげぇなぁ♪お腹触っていい?」
    笑顔でシンはお腹を撫でた
    「まだ全然お腹わかんないよぉ(笑)」
    アタシも笑顔でいっぱいだった。
    でもこの時気付いてればよかったんだ。周りの目を…。さっきの今なのに…アタシもヨシもみんなも嬉しくて忘れてたんだ…。

    2008-01-11 03:17:00
  • 126:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    シンや他の仲良しな後輩もみんな順番に来てくれた。みんなまだ全く目立たないお腹を嬉しそうに撫でてくれた。
    みんなにこんなに祝福されて…頑張ってきてよかったって本当に思った。

    そしてまだまだイベントは続く。帰りたかったけど帰らせてくれなくて最後までいる事になった。やっぱりヨシは楽しそうだった。みんなも一生懸命ヨシを盛り上げてくれていた。そんな時…

    2008-01-11 03:37:00
  • 127:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「ジュリチャン…」
    タカヤさんだった。少し酔いも冷めたのか真面目な顔していた。タカヤは横に座った。

    「さっきはごめんな…。酔ってたとはいえ…まじでごめん!さっき…シンから聞いた。酔ってジュリチャンにした事も、妊娠の事も…」

    2008-01-11 03:41:00
  • 128:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    悲しそうな顔…そう感じた。
    大丈夫です!タカヤさんは大丈夫ですか?とアタシは話しかけた。

    「俺…最後やしハッキリしとくわ。俺、酔ってたからってだけじゃない。キスしたいって思った。…ていうか、ヨシがジュリチャンをキャッチした時に俺近くにいて…笑顔がメッチャいいなって思ってた。それからご飯行くってなってジュリチャンに会えるようになって…ジュリチャンはどんどん笑顔が可愛くなってて。でもそれはヨシがいたからだってわかってるけどな。俺ジュリチャンをヨシの彼女やてわかってても、ずっとジュリチャンの事考えてた。でも…もぅいいねん。幸せになってな!赤ちゃんも…元気に産んでや。」

    2008-01-11 03:48:00
  • 129:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    それだけ言ってタカヤさんは静かに席を立った。
    何も言えなかった。頭の中が真っ白で…お礼すら言えなかったんだ。きっとシンがぼそっと言った一言はこの事だったんだね。アタシはバカだ。何も知らないで、自分の事ばっかり考えて…
    タカヤさんに今まで色んな相談したり、話を聞いてもらったり…。絶対聞きたくなかったはずなのに笑顔で聞いてくれた。

    2008-01-11 03:52:00
  • 130:

    名無しさん

    ?

    2008-01-12 13:24:00
  • 131:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    やっぱり来てはいけなかったんだ。素直に待ってればヨカッタ…。

    「気持ち悪っ…」
    突然気分が悪くなり、トイレにかけこんだ。それを見ていたヨシが席を離れてトイレまできてくれた。                      「ジュリ?大丈夫か?どうした?!つわり?ちょっと開けろよ!」

    2008-01-12 18:31:00
  • 132:

    名無しさん

    頑張ッて下さい??
    応援してます?

    2008-01-12 20:01:00
  • 133:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    133さん?135さん?
    ありがとうございます?

    2008-01-12 22:56:00
  • 134:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシはバンバンとドアを叩いた。
    トイレには入り口のドアがあって、さらに中にドアがある。

    中のドアをバンバンと叩きつけた。でもアタシはそれどころか返事も出来ない。

    2008-01-12 23:02:00
  • 135:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    やっと5分ほどして声を出せた。
    「大丈夫…。」アタシはそう言ってカギを開けた。

    心配そうに中に入っきたヨシは泣きそうな顔をしていた。アホやなぁ…ヨシわ。つわりくらいで今からそんなに心配してちゃ産まれるまでもたないやん。でも…そんな顔が見られるのも幸せなんだね。

    2008-01-12 23:11:00
  • 136:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「バカ…今からそんなんじゃ大変だょ?(笑)大丈夫だから、ヨシは仕事に戻って?アタシはやっぱ先に帰ってるから。」
    アタシはすごい笑顔だったと思う。辛さとかあったのが嘘みたいに。
    「帰っちゃうの?寂しいじゃん…。でも今は大事な時だしな!そうしな。終わったらすぐ帰るから。」
    アタシとヨシはトイレから出ると、お客さんの睨むような目が突き刺さった。

    2008-01-12 23:28:00
  • 137:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ……………………。
    とりあえず席に一緒に戻った。よく考えたら…さっきから、してはいけないよぅな事してる。
    みんなが分からないようにとはいえ…お腹を撫でて、おめでとうって言っている。急に口を塞いでトイレに駆け込むアタシを追いかけてヨシもトイレに一緒に入る。それでなくてもタカヤさんの事があって睨まれてるのに…

    アタシとヨシは無言だったけど…同じ事を考えていただろう。

    2008-01-12 23:40:00
  • 138:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「ジュリ…多分怪しまれてるから…お茶一杯しか置いてないし、さっきのも俺何も考えないで行動したし…。最後はやっぱちゃんと終わりたいから…ジュリを客やと思わせるようにドンペリ出すね。お前は妊婦なんだから飲ませないし、全部俺払っとくから、お前は何も心配しないで。」
    そうゆうとヨシはシンにその事を伝えてコールするように言った。

    そして従業員が集まってコールが始まった。

    2008-01-12 23:52:00
  • 139:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「ジュリチャンからヨシにドンペリのプレゼント〜!盛り上がっていくぞぉ!」
    コールをしてグラスに入れ乾杯。
    一応飲むフリをした。
    「でわ、ジュリチャンからヨシに一言!」と言われた瞬間ヨシに耳打ちされた。マズい!って言いなと笑いながら言われた。

    2008-01-13 14:58:00
  • 140:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    マイクがアタシに向けられた。
    「マズいぃ…」
    みんな爆笑した。
    「まさか、ここにきてその言葉!ヨシ残念!ジュリチャンマズいドンペリごっちゃんでしたぁ!(笑)」とシンや従業員が騒ぐだけ騒いでコールは終わった。みんな席についてもう一度乾杯してゆっくり飲んでいる。

    2008-01-13 15:05:00
  • 141:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「お前面白いな(笑)本当に言うとは思わなかった(笑)。お疲れ様とか言うべきだから!(笑)」
    ヨシはゲラゲラ笑いながら言っている。言わせといてそれはない。シンや他の仲の良い後輩も一緒になって笑ってる。空気読めないアタシ。なんか悲惨…

    ヨシは他でもシャンパンいってくると言って席をぬけた。

    2008-01-13 15:55:00
  • 142:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシが席離れてから先輩やシンと話していた。
    「さっきヨシの席のヘルプ入ってたら、ジュリチャンの事を色彼かなんかなんってめちゃ聞かれたから怖かった!」と先輩が言った。色彼…何とも言えない響き。
    「てかかなり怪しまれてるし…先に帰ろうかな」とアタシは苦笑いをした。すると先輩は困った顔をした。
    「まぁ体大事な時やしなぁ。うちの嫁もしんどかったみたいやし…ヨシに言うてくる!アイツ今からラストスパートかけるやろし、今帰らな帰れんくなりそうやしな…」先輩はそう言って席を離れた。

    2008-01-13 23:56:00
  • 143:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    シンとこれからの事を話していた。赤ちゃんの話や結婚の話。なぜかシンと盛り上がっていた。
                そんな時いきなりオーナーがマイクを持った。そして、ヨシが一緒に立っている。
    「実は、ヨシとか先輩や俺らで…ジュリチャンが帰る前にヨシの挨拶を先に入れようって考えてたんだ。ヨシもここで頑張ってきた事や支えてもらった事の感謝を込めてジュリチャンが帰る前に言いたいって。ヨシなりのホストだった証とホストの仕事を理解して付いてきてくれたジュリチャンへだよ。お客様へって感じで挨拶するけど、一番聞いてもらいたいのはジュリチャンだって言ってたよ。聞いてやって。その後ジュリチャン送り出して、俺らもヨシの席のシャンパン煽ってくるし、残り3時間も大成功で終わらるから。」と、シンは言った。アタシはライトに照らされた輝いてるヨシを見つめた。

    2008-01-14 00:09:00
  • 144:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    シンとこれからの事を話していた。赤ちゃんの話や結婚の話。なぜかシンと盛り上がっていた。
                そんな時いきなりオーナーがマイクを持った。そして、ヨシが一緒に立っている。
    「実は、ヨシとか先輩や俺らで…ジュリチャンが帰る前にヨシの挨拶を先に入れようって考えてたんだ。ヨシもここで頑張ってきた事や支えてもらった事の感謝を込めてジュリチャンが帰る前に言いたいって。ヨシなりのホストだった証とホストの仕事を理解して付いてきてくれたジュリチャンへだよ。お客様へって感じで挨拶するけど、一番聞いてもらいたいのはジュリチャンだって言ってたよ。聞いてやって。その後ジュリチャン送り出して、俺らもヨシの席のシャンパン煽ってくるし、残り3時間も大成功で終わらるから。」と、シンは言った。アタシはライトに照らされた輝いてるヨシを見つめた。

    2008-01-14 00:10:00
  • 145:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    隣に座っているシンや後輩たちがアタシにしがみついて泣いていた。後輩ジョウがアタシに泣きながら言った。
    「本当に…寂しくなりますね…。ヨシさんいなくなるとかめちゃ辛い…」

    「…ごめんね…。いっぱいありがとね…。ジョウもシンも…ありがとう。」              アタシはこんな事しか言えなかった。そんな時ヨシが戻ってきた。

    2008-01-14 00:35:00
  • 146:

    かな

    頑張ってください?

    2008-01-16 11:52:00
  • 147:

    名無しさん

    トリップの付け方教えて下さい?

    2008-01-16 12:06:00
  • 148:

    名無しさん

    ↑名前の横に#好きな英数字を入れるとトリップに変換される

    2008-01-16 13:22:00
  • 149:

    名無しさん

    有難うございます?

    2008-01-16 19:36:00
  • 150:

    名無しさん

    まッてます?頑張れ?

    2008-01-20 18:40:00
  • 151:

    名無しさん

    頑張って下さい?

    2008-01-21 00:11:00
  • 152:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    泣きながら横に座ったヨシの頭を優しくなでた。
    「ヨシ…?ありがとうね。というワガママ言ってごめんね…。もっとこの店で頑張りたかったよね。分かってたのにね…。でもね、本当に嬉しかったの。ヨシがアタシのために辞めるって決めてくれた事。今までお疲れ様でした。幸せになろうね。」

    ヨシは泣きすぎて顔がぐちゃぐちゃだった。

    2008-02-05 01:35:00
  • 153:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「俺…本当にこの店で働けてよかったよ。…みんな大好きだったし。お前にも出会えた。絶対忘れないよ。ジュリ…本当にありがとな。不安にさせたけど、絶対幸せにするからな。」
    ヨシゎ涙を拭いてアタシの手を握った。

    ヨシがチェックを済ませてくれて店を出ようとした。忙しいのに、みんなに会うのは最後っていう事で送り出しにみんな来てくれた。

    2008-02-05 01:41:00
  • 154:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    シンは笑顔で言った。
    「また絶対会えるよ!幸せになってね。仲良くするんだよ!」
    そぅ言って手を振って店に入って行った。みんなも同じように、結婚式は呼んでなって言って店へ戻って行った。

    ヨシと2人になった。なんだか照れくさい…。早く帰ってきてねとアタシはヨシに言って手を振って帰った。

    2008-02-05 01:45:00
  • 155:

    名無しさん

    更新ありがとうございます?頑張って下さい?

    2008-02-05 02:24:00
  • 156:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    159さん?
    読んでいただいててありがとう?

    2008-02-06 02:27:00
  • 157:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    帰り道。もう空も明るい。アタシの気持ちも晴れやかだった。
    でも、まだ問題はある。アタシの両親は認めてくれるのかな…?
    アタシはヨシとこれから先を歩んでいきたい。
    ヨシに付いて行くって決めたんだ。

    2008-02-06 02:32:00
  • 158:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    家に着いてヨシに着いてメールを送り、母親に電話をした。
    「もしもし?ママ?あのね…アタシね、結婚したい人がいるんだ。お腹に赤ちゃん出来たの。結婚するって決めた!」
    アタシがそう言うと母親は慌てて、怒りだした。
    「あんたね、結婚する!ちゃうわ!赤ちゃん出来たってどういう事?順番間違えてるやろ!相手はどう言ってるん?どういう人なんかちゃんと言いなさい!」

    2008-02-06 02:37:00
  • 159:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    こう言われるのは分かってた。アタシの両親は厳しくて、曲がった事が嫌い。だから…言えなかった事がいくつかある。ヨシがホストだった事、ヨシ両親が…ヤクザだと言う事…。でも…もう隠していられない。きっと隠しても調べ上げるだろう。
    やっぱり…反対しかされなかった。

    2008-02-06 02:42:00
  • 160:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    アタシは一人泣いていた。分かってたのに…ここまで反対されたら…。でもアタシの中では諦めたくなかった。それでもヨシと結婚する気は変わらないし…ヨシの地元に一緒にいくつもりでいた。関西じゃないし…知り合いもいない。ヤクザという家族の元へ行く覚悟もしていた。

    2008-02-06 02:46:00
  • 161:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    お昼すぎにヨシから電話がきた。
    「今終わったよ。これからエースとお礼にご飯行く事になったから遅くなるけど、待っててね」
    そう言って電話は切れた。こんな時も一人で待たなきゃいけないんだね…

    2008-02-06 02:49:00
  • 162:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシは夕方帰ってきた。
    ヨシの話によると、タカヤさんのお客さんと一緒だったエースが支払い半分未収だったらしい。飛ばれたら困るからアフターに行ってきたと。
    200万。このエースが払わないとヨシが被る事になる。その間連絡をとり続けないといけない。アタシは不安になった。せっかくホスト上がったのに…まだお客さんの事で悩まないといけないんだ。

    2008-02-06 02:53:00
  • 163:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    この日からアタシと両親の喧嘩、ヨシとエースとのモメ事が始まった。これだけでも辛いのに…
    もう一つ夜遊びがアタシたちを苦しめ始めた。
    ホスト上がったのに…まだ叩かれる。

    2008-02-06 02:57:00
  • 164:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシが寝ていて暇だったから、夜遊びを見ていた。すると…ヨシのラストイベントの事でたくさん書かれていた。
    [絶対あれホンカノやって!][そうやろな!やたらみんなあの席行ってたし]
    [うちトイレで見たけど、ヨシとペアのクロムのリングしてたし!]
    [まぢで…ジュリって子やろ?]

    2008-02-06 03:02:00
  • 165:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    [なんかタカヤとモメてた子やろ?膝枕とかタカヤがチューしようとしてたの見た]
    [何なん?タカヤも好きだったとか?]
    [それはないやろ!]
    [てかトイレにヨシも入って行って、なか?出てこやんかったやん。どゆ事なんやろ?]      [妊娠とか?やからヨシ辞めたんかな?]

    2008-02-06 03:05:00
  • 166:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    [妊娠してるんあり得るかも…だって微妙にみんなお腹なでてなかった?][そういえば…。うち、あの席気になってガンミしてたし]
    [ほんまなんやったら、まじ最悪!うち付き合ってたし]
    [はいはい。もうほっといてあげたら?ホス上がったんやし]
    [絶対あれホンカノやな。お金払わなかったし。]
    [見過ぎだから!]

    2008-02-06 03:11:00
  • 167:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    [妊娠は事実。でもヨシはホス上がったし別にいいやん。]
    [何で知ってるん?]
    [何だっていいやん]
    [うち外の階段の裏で電話してたんやけど、みんなが結婚式呼んでね。とか仲良くね、とか言うてたし…ジュリって子がヨシに早く帰ってきてなって言うてたん聞いてたし]

    2008-02-06 03:15:00
  • 168:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    [ほんまに?まじムカツクし!ジュリって子キャバ?いつも来てた?]
    [見た事ない。初めて見た!キャバかな?キャバちゃうやろ]
    [うちも見た事ない!確実ホンカノやん…]
    [結婚するんかなぁ?嫌やぁ…]                   だいたいこんな感じだった。だからか…。さっきからヨシの携帯が鳴り止まないのわ。これはひどい叩かれようだなぁ…と一人で落ち込んでいた。もぅ見るのやめよ…もう考えたくない。

    2008-02-06 03:20:00
  • 169:

    かぃり

    頑張って書いて下さい(^O^)
    応援してます?

    2008-02-09 22:19:00
  • 170:

    みき

    おもしろい?ジュリちゃん頑張ってね?待ってます?

    2008-02-10 00:29:00
  • 171:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    かいりちゃん?みきちゃん?

    ありがとうございます?更新します?

    2008-02-11 21:11:00
  • 172:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    アタシは携帯を閉じた。
    横でスヤスヤ寝ているヨシを見つめていた。ヨシはきっと…お客さんを切らないだろうな…。今までの色カノたちをどうするんだろう?

    アタシはヨシの携帯を開いてしまった…。

    2008-02-11 21:26:00
  • 173:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    まずは受信メールを見る事にした。

    [ヨシお疲れ様。今日から、なかなか会えなくなるね。地元に会いに行くからね。今あの人の家だよね?もう帰ってきてくれないの?最後くらい一緒にいたいのに…。別れないの?] これは宿カノからだった。あぁ…この子の中ではアタシは色カノなんだ。

    2008-02-11 21:33:00
  • 174:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    [どうして別れないの?アタシとは別れといて、アイツとは別れないの?早く別れて帰ってきなよ!]これは元エースの本営だった子。彼女だから店行かないと言い出したから、切られた子だった。

    こんな感じで同じようなメールが来ていた。決まってみんな、地元に行くと書いてある。
    きっと…ヨシが来いって言ってるんだろう。

    2008-02-11 21:41:00
  • 175:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    送信メールが気になって見てみた。

    [会いたいなら会いに来いよ。お前一緒に帰るか?] これは宿カノへのメールだった。
    [お前はいらないから。俺を信じられない女はいらねぇよ。] これは切った本営の子へのメール。ずっと読んでいくと…繋げている意味が分かってきた。

    2008-02-12 02:35:00
  • 176:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    送信メールにはだいたい同じ事が書いてある。
    [俺の誕生日には会いに来て?一緒にお祝いして欲しいからさ。言ってたプレゼント楽しみにしてるからな。]

    そう…誕生日プレゼントが目的だったんだ。みんなそれぞれ欲しいって言ってるものが違う。ホスト上がる前にヨシは言ってた事がある。今辞めたらバースデーイベントもプレゼントもないのは痛いよなぁ!って。

    2008-02-12 02:40:00
  • 177:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシは物欲が強いのは知ってたけど…これほどだと思ってなかった。
    そのために色カノたち繋げておくの…?
    アタシはね、宿カノだって知ってて知らないふりしてきたんだよ…?
    もぅ…全て捨ててくれていいやんか…。ヨシの物欲をアタシは満たしてあげる事なんか出来ないし。でも…これはひどいよ…。

    2008-02-12 02:44:00
  • 178:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    寝始めてからのメールはあげるとバレるから見なかったけど…夜遊びの事だって想像つくからわかる。

    携帯を閉じるとまたずっと着信が鳴り響いている。携帯を折ってしまいたい。連絡なんかとれなくなったらいいのに…そう何度思っていただろう…

    2008-02-12 02:47:00
  • 179:

    名無しさん

    気になる?

    2008-02-13 17:17:00
  • 180:

    名無しさん

    書いて??

    2008-02-14 09:45:00
  • 181:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    183さん184さんありがとうです??

    2008-02-14 16:51:00
  • 182:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    色カノ…
    アタシは色カノ?本カノ?
    正直まだ分からない。
    アタシは一体何なんだろう?

    2008-02-14 16:55:00
  • 183:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    寝ているヨシの横に寝転んだ。こうして一緒にいるのに…安心出来ない。

    夜ヨシは起きるなり携帯を見てため息をついた。
    「何なんだよ…。これ…ちょっと電話するから静かにしててね…」

    2008-02-14 17:00:00
  • 184:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    そぅ言ってヨシは電話をかけはじめた。
    「もしもし?何?メールどういう意味?わけわかんない事言ってんじゃねぇよ。………。それ信じてメールと鬼電なの?知らねぇよ。信じるなら信じとけよ。………。もういいよ、じゃあな。」
    ヨシゎ同じような電話を何度もしていた。かけてきた子みんなに同じ事を言う。そして今度はメールが順番に入ってくる。
    謝りメールがきたきた!とヨシは返信していた。

    2008-02-14 17:57:00
  • 185:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    みんなヨシの思うがまま。ヨシの言葉に喜んだり、悲しんだり…突き離されると必死についていく。

    きっとアタシもその一人。
    ただ少しみんなと違う。大切にしてもらってると思いたい…。

    2008-02-14 18:02:00
  • 186:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    そんなヨシを見て悲しくなった。当分はこの状態が続く。これでいいのか…耐えられるのかな…?
    ご飯を一緒に食べる。
    アタシはヨシの好きな物しか作らない。ヨシ中心の生活だった。ヨシは急に真剣な顔をした。

    2008-02-15 17:55:00
  • 187:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「あのさ、俺まだ客と連絡とらなきゃ行けないし…未収の事とかあっからさ…不安にさせるかもしれないけど、ちゃんとお前の事真剣に考えてるから。ホスト辞めて、こぅやって一緒にいるのが真実。お前が見たかった結果だよ。お前も赤ちゃんの事があるし、仕事辞めろよ?」

    ヨシはそう言って笑顔になった。アタシの顔見てたら…不安になってたのが分かったのかもしれない。そぅいう優しさが…アタシは嬉しかった。

    2008-02-15 18:02:00
  • 188:

    名無しさん

    おもろい?

    2008-02-16 11:33:00
  • 189:

    名無しさん

    しおり

    2008-02-16 18:33:00
  • 190:

    名無しさん

    192さん193さん?
    ありがとうございます?

    2008-02-16 22:52:00
  • 191:

    名無しさん

    頑張ってください?

    2008-02-17 00:03:00
  • 192:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    195さんもありがとうございます?

    2008-02-17 11:36:00
  • 193:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシはアタシを抱きしめて頭をなでた。
    こうしている時間が本物なら…どうか…この時間を奪わないで…。

    2008-02-17 11:40:00
  • 194:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    朝起きるるとヨシはまだ寝ていた。
    見たくない…見てはいけないサイト。でも…気になってしかたない。また見てしまったんだ。

    [ヨシ結婚するんちゃう?][つーか!まじ暴露ってやりたいし]      [何かあったの?] [ヨシ普通に枕やし、うちによく来てたし。寮とか嘘やで!] ……………。

    2008-02-17 11:48:00
  • 195:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    寮じゃない…?
    そう言えば…タカヤさんが前におかしな事言った事があった。
    「寮出てから寂しくなったわぁ」
    この時に気付けばよかった…。じゃあヨシはどこにいたの?アタシに何で嘘ついてたの?
    …あっ!付き合い始めてすぐくらいにヨシはアタシに聞いてきた事があった。「俺が客と住んでたら嫌?」って。ありえないってアタシが言ったら…ヨシは 「冗談だよ!怒るなよ」って言ってたよね。あれは本当だったんだね…。

    2008-02-17 11:55:00
  • 196:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    アタシに黙ってたのは何で?嫌って言ったのに…。
    また分からなくなってきた。ヨシは何がしたかったの?一体アタシは何なの?どうしてアタシなんかといるの…?子どもだって…何で作った?
    どうして…。
    アタシのそばにいるの…

    2008-02-17 11:59:00
  • 197:

    名無しさん

    .

    2008-02-17 20:00:00
  • 198:

    名無しさん

    店にお金出してなくて仕事もやめてくれて結婚って、どう考えても愛されてるやん?

    2008-02-18 00:07:00
  • 199:

    名無しさん

    うちの彼氏ホストじゃないけど、黒服しててキャストとかに告られたりしてやるから、ジュリちゃんの気持ち分かるわぁ…
    愛されてるて分かってても不安なんよなぁ?

    2008-02-18 02:58:00
  • 200:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    気持ち分かってくれてありがとです?
    なんか難しいです?
    本心みえなくて?
    子ども出来たから責任とるつもりだったのか…とかいろ?考えてしまって?

    2008-03-11 11:03:00
  • 201:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    きっと…宿カノの所にずっといたんだね。
    毎日店に通わせてたのはメールで分かる。休みはアタシの所にいた。これも事実。全部事実。宿カノからすれば同棲。
    ホストを上がった今ではもぅ終わった話なのかもしれない。でも…アタシには簡単に理解出来ない…

    2008-03-11 11:07:00
  • 202:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシが起きたら…確かめよう。
    全部、本当の事を知りたい。本心も聞きたい…。嘘をついていた事、今アタシといる事。

    2008-03-11 11:28:00
  • 203:

    名無しさん

    更新ありがとうございます?最後までつきあうんで頑張って下さい?

    2008-03-12 23:33:00
  • 204:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    お昼前、ヨシが目を覚ました。
    ご飯の準備をしているアタシを後ろから抱きしめた。 「ジュリ、おはよ♪お昼ご飯何?ってかなんか幸せだな♪お前がこうやってこれから毎日ご飯を俺のために作ってくれるんだな☆お前のご飯美味いし、一番好き☆」
    そう言って嬉しそうに微笑んだ。今まで、この笑顔で何度許してきたのだろう…。一番?じゃあ二番は誰?宿カノさん?

    2008-03-21 00:30:00
  • 205:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ここは冷静でいよう…。 アタシだって喧嘩を望んでるんじゃない。別れを求めてなんかない。
    「ヨシが好きなものや味付けだからなぁ♪いい奥さんなるよ!」
    そう微笑んでみせた。
    正直、宿カノさんや色カノなんかに負けるつもりもないし、負ける気もしない。アタシはアタシなりの自信はある…はず…。

    2008-03-21 00:35:00
  • 206:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    仲良くご飯を食べる。
    アタシはこの幸せのために頑張ってきたんだから…もぅ誰にも渡さない。
    どんな事情があろうと、お金をいつら遣ったからとか、そんなのアタシには関係ない。
    そして…選ぶのはヨシだから…。

    2008-03-21 00:37:00
  • 207:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ご飯の片付けをしてヨシとテレビを見ていた。
    するとそこに電話がなった。いつものようにヨシはアタシに静かにしててと言って電話に出た。
    「もしもし?何?…あー、寝てた。あ?うん、わかった。また連絡するよ。じゃあな。」
    きた。今が話をするタイミングだ。

    2008-03-21 00:42:00
  • 208:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「誰?静かにって事は色カノさん?ってか色カノなんで切らないの?」
    アタシは静かに聞いた。
    ヨシ「色カノ。今切るとうるさいんだよ。でも結婚までには切るから心配すんなよ!」
    アタシ「ヨシさぁ、色してないって言って、色カノいっぱいやん。信じたくもないけど、色カノがいるって事は少なからず枕してるって事やん?それは今更言っても仕方ないけど、一番内緒にしてた事あるやろ?」

    2008-03-21 00:49:00
  • 209:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシ「何だよ急に。俺、前に言ってよな?ホスの間は本当だろうと、お前が悲しむなら嘘だってつくって。だいたい今、こうやってお前といるんだろ?休みだってお前といた。それでいいじゃん。」
    アタシ「確かにいてくれた。今も一緒にいる。じゃあヨシは休み以外どこにいた?」
    ヨシ「…は?寮じゃん。お前知ってるだろ。」
    アタシ「寮にいた?もうホス上がったんならいいやん。言いや、本当の事。ヨシ、寮なんて嘘つくんやめ」

    2008-03-21 00:56:00
  • 210:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    一瞬ヨシの顔色が変わったのが分かった。さぁ…どうくる?静かに始まった本音の戦い。アナタはどうする?ごまかしきる?

    ヨシ「何で?」
    アタシ「何でって寮じゃなかった事知ってるから?前にタカヤさんがポロッと言った一言で知った。ヨシが寮を出てから寂しくなったって一言で!」

    2008-03-21 01:01:00
  • 211:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシ「…。ごめん…。宿カノのとこにいた…。でもこれだけは信じて!アイツは客!毎日店来てたし、それはシンにも聞けば分かるから!休みだけはお前のとこに行くって言ってたんだよ!ホストである休み以外は一緒にいてやるから毎日店来いって言って…同居してた。」

    ジュリ「それ同棲やん。毎日来てた?それはアタシに関係あるん?シンも知っててアタシを騙してたんだ?2人して何なん…?営業のためならそこまですんの?それで休みだけはお前とって言われて納得出来ると思うん…。正直、アタシより時間一緒に暮らしてたんやで?客やったら何やねんな!枕なんかあったもくそもないやろ!それで一緒にいたいとか…素直に信じられると思うん?」
    我慢してたものを全て吐き出してるのが自分でも分かる。今この大切な時に、自分から崩すような事をしてる。

    2008-03-22 01:47:00
  • 212:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    喧嘩なんかしてる場合じゃない。赤ちゃんだって育っていってる。こんな事したいわけじゃない。でも、今ハッキリさせなきゃこれから一緒にいられない…
    ヨシ「シンも騙してたわけじゃない!俺がジュリだけは悲しませたくないから黙ってろって言ったんだよ!それに同棲なんかしてたつもりなんかねぇよ。お前が一緒に住めないし仕方なかったろ?」
    ジュリ「今はこの家出れないって言ったアタシのせいなん?それだけで客と同棲してたんや?仕方なかったって、寮にいればよかっただけの話やん。ヨシはさ、ホスって仕事で全部許されるって思ってるやん。そんなわけないやんか。アタシはホスちゃう。普通にヨシの彼女なん。そんなん通用するわけないやろ!何がしたいん?アタシと結婚するんは赤ちゃん出来てしまったから?責任とらなアカンとかそんな考えなら…結婚してもらわなくていい。アタシと別れてや。赤ちゃんは1人で育てる。ヨシが…結婚したいし子ども作ろうって言ってくれたんめっちゃ嬉しかったのに…出来てしまったって少しでも思ってるんなら、別れてもらってかまんよ。」

    2008-03-22 02:02:00
  • 213:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    アタシはそう言いきった。情や、責任だけで結婚するなら…アタシは1人で育てていく。そんなんで結婚して上手く行くはずなんかないんだから…。ヨシが何て言うのか正直怖かった…

    ヨシ「俺…責任とか、情とかそんなので結婚するわけじゃない。お前と結婚したいからするんだよ。ホスだった時なんかの事は何言ったって信用してもらえないのも分かってるよ。お前との子どもが欲しかったし、お前と幸せになりたいと思う。そんな風に思えるのはお前だけなんだよ。休み一緒にいたのも、素直に一緒にいたかったから。客と営業のために結婚までは出来ないし、客じゃないお前と結婚しても営業としては意味ないじゃん。お金も俺が払って店に何回か来たくらいで昼職の金ない女なら客だったら一番に切るだろ。お前は客なんかじゃないし、本気で惚れた女だから今こうして一緒にいて、真剣に結婚しようって言ってる。だから、別れてなんて簡単に言うなよ。いい加減客じゃない事は自信持ってよ。ジュリの事、本当に愛してる。子どもが出来てても出来てなくても、俺はお前と結婚したいんだよ。」

    2008-03-22 02:16:00
  • 214:

    名無しさん

    .

    2008-03-22 12:04:00
  • 215:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    今だに分からない。これがヨシの本音なのか。どうしたら本音が聞けるんだろう?どうしたら…ヨシの気持ち全てアタシのものになるんだろう。。。

    アタシ「アタシは簡単に別れてくれていいって言ってるんちゃう。ずっと考えてきた。ずっと?悩んできたんやで?ヨシの本音が聞きたくて仕方ないのに…聞かせてくれない。見えないもんを信じるって難しいんよ。ホスだった間にしてた事許してあげたいのに気持ちがついていかない。アタシはこれから先ヨシを信用していけるんかわからんから…。許せないくらいヨシが好きなん。愛してる分、憎くて仕方ない…。もぅ安心させてよ…」

    2008-03-22 23:52:00
  • 216:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ョシは黙ってしまった。
    こんな時に何も言い返せないんだね…。
    ョシ「ホスト上がったんだから安心してよ。何のためにホスト上がったと思うの?お前のためだろ?お前が初めてだったからだよ!ホスト辞めてでも一緒にいたいと思えた女が。結婚は諦めない。今週末挨拶行くから。」

    2008-04-03 00:44:00
  • 217:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    そぅ言うとョシは携帯で電話をかけはじめた。誰にかけているのか分からずに、アタシは会話を聞いていた。
    ョシ「もしもし?あのさ、俺結婚したい人いるんだ。ホストも辞めた!今度一回連れて帰るから。…。うん。詳しくまた連絡するよ、じゃあね。」

    会話を聞いて、アタシは唖然とョシを見つけていた。ョシの気持ちが完璧に固まった瞬間だったと思う。

    2008-04-03 00:50:00
  • 218:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    黙ったままのアタシにアタシの携帯を差し出した。
    ョシ「俺は別れる気も子ども諦める気もない。今だって元気に育ってる。俺とお前の子どもだって頑張って生きてんだよ!俺はそう決めたんだ。今度俺の実家に一緒に行こう。ほら、早くお前の両親に挨拶に行きたいって電話してよ!」

    初めてだった。ョシが行動見せてくれたのは。後はアタシの親を説得するだけ。まだまだ時間はかかる。だけど…少しだけ安心出来たんだ。それと同時に、色カノ達への優越感みたいなものを感じた。

    2008-04-03 01:05:00
  • 219:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    アタシは親に電話をして週末に会う約束をした。
    電話を切ると、ョシは笑顔でアタシのお腹をなでた。 ョシ「なぁ、ジュリ?俺がお前を幸せにするから。何があっても俺に付いてきて?絶対に後悔はさせない。だから一生そばにいてな。」

    その言葉はアタシの望んでたものだった。後悔なんかしない。一生そばにいる。幸せになってやる。ョシがいればそれでいい。一番大切なものだから。

    2008-04-03 01:25:00
  • 220:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    お客さんだった人たちなんかには負けない。
    心からそぅ思った。彼が出した答え。それを誰も納得するしかないんだから。

    それからは毎日楽しく過ごした。色カノたちからの連絡はあるけど、こうして横にいるのはアタシ。毎日ヨシのご飯作って、寝顔を見て一緒に眠りにつく。

    2008-04-04 03:38:00
  • 221:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    やっとアタシの両親に挨拶する日がきた。
    ヨシもいつもと違って緊張が顔に出てる。アタシも…絶対に納得させてみせる。ヨシとの結婚、叶えてみせる。

    待ち合わせ場所で合流して個室の店へ向かった。みんなの顔がこわばっている。話し合いが始まった。

    2008-04-04 03:42:00
  • 222:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシ「初めてまして…。挨拶が遅れてすいませんでした。」
    ヨシが恐る恐る言うと父が口を開いた。
    父「これからどうするつもりだ?」
    アタシの父親は怖いし厳しい。いきなり本題を疲れてアタシ一人あたふたしていた。こういう時って女はどうしたらいいんだろう?

    2008-04-15 00:00:00
  • 223:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシ「結婚させてもらいたいです!」
    父「それは君の実家の方に嫁がせると?」
    ヨシ「そうしてもらいたいと思ってます。」
                父は少し黙っていたが、また話始めた。               父「それは出来ない。」

    2008-04-15 00:04:00
  • 224:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    父の言葉にアタシとヨシは言葉が出てこなかった。             分かってた事だったけど…面と向かって言われると言葉が出てこない。
    沈黙を破るように代わりに母が口を開いた。              母「正直、今の状態で嫁がせるのは不安なの。分かってもらえる?いきなり妊娠したんで結婚しますと言われて、土地も周りの人も誰も知らない所へ行かせられない。ましてや初めての妊娠で分からない事や不安がある時に。すぐ行ってやる事も出来ない。状況が違えば…そうでもないかもしれないけど。子どもを産むのは簡単な事なんかじゃないの。簡単に親になれるわけでもないからね」            母はそれだけ言うとまた黙ってしまった。
    正直…母の言ってる事はよくわかる。親としての気持ちもよく分かる。

    2008-04-15 00:14:00
  • 225:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    内心…アタシはこのまま終わってしまうのかなって恐怖心があった。               もぅ…どうすればいいか分からない。両親は口には出さなかったけど…ヤクザという家庭に入れさせるわけにはいかなかったんだ。

    きっとヨシも薄々感づいているはず。

    2008-04-15 00:26:00
  • 226:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    そんな沈黙の中今度はヨシが口を開いた。                ヨシ「…。俺が…家族と離れてジュリさんの実家の方に行くなら…許してもらえますか?」

    アタシはヨシの言葉に驚いた。驚いたのはアタシだけじゃない。                   父「それが出来るのか?こっちにきて暮らす勇気があるのか?それで君は後悔しないか?」

    ヨシ「しません。」
                ヨシはハッキリ言い放った。ヨシ…?自分が言ってる事よく分かってんの?アタシはそんな目でヨシを見た。

    2008-04-15 00:33:00
  • 227:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    父「ご両親は反対されないか?」
    ヨシ「俺の人生ですから。大丈夫です。」
    父「それなら…話は早い。一緒に帰ってきなさい。色々段取りしておくから。ヨシくん。泣かすような事だけはしないでくれ。」
                そう言って父は頭を下げた。

    2008-04-15 00:38:00
  • 228:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    話し合いは終わり、アタシの両親は帰って行った。アタシとヨシも家へ帰る事にした。
                帰り道、ヨシは笑いながらお前のパパ怖いからっと話していた。
    頑張ってくれたヨシ。
                本当はね、知ってるよ。ヨシが辛い思いしてた事。アタシが結婚するにはアタシの地元に帰らなきゃ認めてもらえないかもね…って少し前に言った事で、何度もヨシの両親と喧嘩して言い争いしてた事。

    2008-04-15 00:45:00
  • 229:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    長男だし、アタシの地元に行く事反対されてたんだよね?
    家族と縁切る覚悟で言ってくれたんだね。
    ヨシごめんなさい。アタシのために大切な家族を失わさせてしまう。
                本当に…これでいいの?

    2008-04-15 00:49:00
  • 230:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシ…
    アタシね、あの時やっと苦痛から解放された気分だったんだ。
    ヨシだけが辛い思いするって、何とかしなきゃって必死に思ってた心の隅で、アタシはもう大丈夫だって安心してしまったんだよ…。
                だからバチが当たったのかな?

    2008-04-19 02:07:00
  • 231:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    それから毎日一緒にいて、幸せだった。
    アタシの体の異変に気づくまでは…
                アタシは病院に行って、ヨシは代表と未収の事で話をしに行っていた。
    で検診してもらっていると、先生が手を止めた。

    2008-04-19 02:13:00
  • 232:

    名無しさん

    あげ

    2008-04-30 09:47:00
  • 233:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    先生「ジュリさん、最近なんかありましたか?」

    先生に急に聞かれて何の事だか全く分からなかった。何か?…あったっていうか、毎日結婚の事とかで喧嘩してたり、泣いてたり悲し思いしたりって精神的にはまいってたけど…
    ジュリ「精神的にいろ?あったくらいですけど…」

    2008-04-30 11:44:00
  • 234:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    先生「そうですか…。赤ちゃんがね、育ってないんですよ…」

    …?何言ってるん?育ってない…?そんなはずない!お腹の中で生きてるやん!
    アタシは3ヶ月に入っいるのに9週の大きさあるかないかだと言われた。

    2008-04-30 12:31:00
  • 235:

    名無しさん

    あげ?

    2008-04-30 16:17:00
  • 236:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    赤ちゃんは育っていない。アタシへの罰だと本当に思った。
    受け入れられない言葉にただ呆然とした。

    このまま育っていかずにお腹の中で死んでしまうのかな…。

    2008-05-08 04:09:00
  • 237:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    悪い事はやっぱり重なるもの…。
    ヨシの父が倒れて危篤の状態になった。元々病気を持っていた父は、今回の事で体調を崩してしまった。
    縁を切ると言ったヨシだったけど、さすがに実家へ戻って行った。アタシも、行ってあげて欲しいとヨシを説得した。
    言えなかった。赤ちゃんが育ってなかったなんて…

    2008-05-08 04:14:00
  • 238:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    実家へ戻ったヨシから夜電話がきた。
    「縁切るなんてデカイ事言って…いざ父親のあんな姿みたら…どうしたらいいのかわからないな…。」
    ヨシの声は微かに震えていた。こんな弱いヨシは初めてだよ。
    アタシが全ての罰を引き受けます。だから…これ以上ヨシを傷つけないで…

    2008-05-08 04:19:00
  • 239:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「ヨシ…。今は結婚辞めよう?無理やりにしたってダメなんだよ。これ以上誰も傷つけちゃダメや…。パパだけじゃない…赤ちゃん…育ってないの…。今はダメだって色んな人が教えてくれてんだよ…。ちゃんと祝福されなきゃダメなんだよ…」

    ヨシは黙っていた。あんなに喜んでくれた赤ちゃん。名前も決めてくれてたよね。ヨシのパパの一文字とヨシの一文字合わせた名前だった。だからね?…ヨシがパパの事、父親として尊敬してる事…知ってたんだよ。だから…パパを大切にしてあげなきゃダメなんだよ。家族を捨てたりなんかしちゃいけないんだよ…

    2008-05-08 04:27:00
  • 240:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシは静かに口を開いた。「俺…一瞬、こんな時に何で倒れんだよ!って思った。でも…ほっとけないんだ…。お前の事すごい大切だよ、赤ちゃんも大切だよ…。本当に赤ちゃん諦めたくなんかないんだよ…」

    ヨシの言葉が胸に刺さった。全てアタシのせいだから…赤ちゃんもアタシが嫌になっちゃったんだよね?
    ごめんね。ヨシ、パパ、ママ、赤ちゃん…。産んであげられないアタシを許して下さい…

    2008-05-08 04:32:00
  • 241:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシがこっちへ帰ってきて2人で話し合いをした。アタシはもう決心していた。やっぱり育っていない赤ちゃんと…さよならをする事を。
    いくらでも道はきってあったはず。
    少しの望みにかけてみるとか、そんな道もあったのに…アタシは母親になる資格がないのかもしれない…。
    本当にごめんなさい…。あの時ねヨシの泣き顔忘れない、忘れられない…

    2008-05-08 04:36:00
  • 242:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    アタシの両親に電話をした。ヨシの父親の事、赤ちゃんの事。そして決めた結果を。
    激怒し、泣いていた。
    また泣かせてしまったね。せっかくヨシとの事応援してくれたのにね…。
    もう言葉が出ない。ごめんなさいなんて言葉は安っぽすぎて…そんな言葉じゃ足りない。
    どうしたらアタシは許されますか…?許される時なんかこないかもしれない

    2008-05-08 04:41:00
  • 243:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    私は病院に行って手術の話を進めて明日には赤ちゃんとさよならする事になった。
    夜、ヨシと3人の最後の夜を過ごした。

    「ごめんね…。俺がもっとちゃんとしてたらこんな事にならなかったよな。育ててあげらんなくて…ごめん。でもパパはお前がママのお腹にきてくれた事すっげぇ嬉しかったんだ。ママもお前も大切で大好きだったんだよ。お前の事忘れねぇよ。絶対に…。短かったけど俺らの子どもになってくれてありがとな。」
    ヨシは泣きながらアタシのお腹をなでた。

    2008-05-08 08:05:00
  • 244:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    赤ちゃんを一番喜んで、楽しみにしてたヨシ。
    ヨシの気持ちが辛くて…本当に誰もが辛かったと思う。
    「ヨシ、ごめんね。アタシがもっと強ければ…。楽しみにしてたのに…ごめんなさい…。」
    アタシには謝る事しか出来なかった。決めたのはアタシだから…

    2008-05-08 08:10:00
  • 245:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシはアタシの涙をふいて、頭をなでてくれた。

    「お前が悪いんじゃない。状況が状況だからお前は自分を責めるなよ。…俺らはこれで終わりじゃないだろ。今は無理でも諦めねぇし、絶対2人で幸せになる。これからだよ。だからずっとそばにいてな?俺はジュリをずっと愛してく。何があっても諦めんな。」
    アタシたちはこれから先も一緒にいる。赤ちゃんが寂しくないように。終わりなんかじゃなく、またスタートしようってヨシの言葉にどれだけ勇気と愛をもらっただろう。2人なら何でも乗り越えられる、そう信じてる。

    2008-05-08 08:18:00
  • 246:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    次の日2人で病院に向かった。
    すぐ手術に入ると分かっていると…足が動かなくなる。何度逃げようとしたんだろう。
    病院につくと吐き気すらした。アタシは何しにきたの?って分かってるのに思ってしまう。
    アタシは手術室へ向かおうとすると、ヨシが手をつかんだ。

    2008-05-10 00:24:00
  • 247:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「ジュリ!本当にごめんな…体も心も傷つけてごめん…。お前も赤ちゃんも本当に愛してるから…。終わったらそばにいるから…」

    そう言ってアタシを強く抱きしめたヨシは今までで一番悲しそうな顔だった。
    アタシは手術室に入って横になった。麻酔がうたれて数を数えるうちに…自分に意識がなくなった。

    2008-05-10 00:29:00
  • 248:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    気付けばベッドで眠っていた。まだ意識がもうろうとしていて視界がぼやけていた。
    「ジュリ…?」
    この声…ヨシ?
    どうして泣いてるの?あぁ…そうだ…アタシ、赤ちゃんとお別れしたんだ…そぅ思ったら涙が溢れてきた。

    2008-05-10 00:35:00
  • 249:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    もぅアタシのお腹の中には赤ちゃんはいない…。
    今更だし自分で決めた事なのに…どうして産んであげなかったの?
    どうして逃げてしまわなかったの…?
    全て捨てでも…あの子を守ってあげられなかったんだろぅ…。

    2008-05-10 00:39:00
  • 250:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    自分の弱さが心底嫌になった。赤ちゃんは何も悪くなかったのに、親の浅はかな考えでこんな事になってしまった。

    眠ってる間、アタシは夢を見てた。お互いの家族と、アタシとヨシと赤ちゃんで楽しそうにしている夢を。きっとこんな風にって思い描いてた。こんな形で崩れるなんて…。
    赤ちゃんを失ってアタシは生きてる意味なんてあるんだろうか…?アタシが生きてたって、もうあの子は帰ってこない。一緒にいてあげるべきなのかもしれない…。そう思ってしまっていた。

    2008-05-10 00:47:00
  • 251:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    やっと意識がハッキリしてきて、涙で枕がとても濡れていた。

    「ジュリ…大丈夫か?この辛さ変わってやりたい」
    ヨシの顔を見ると余計辛かった。

    2008-05-10 00:51:00
  • 252:

    名無しさん

     

    2008-06-13 12:32:00
  • 253:

    主の関西弁
    おかしい

    2008-06-13 14:32:00
  • 254:

    名無しさん

    あげ

    2008-07-08 00:02:00
  • 255:

    名無しさん

    あげ

    2009-11-22 00:32:00
  • 256:

    名無しさん

    あげ

    2009-11-22 00:47:00
  • 257:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    長い間書かずにいました。
    やっと気持ちの整理もつき、自分のためにも彼に対する気持ちも書きたいと思い再開する事にしました。
    アタシの関西弁が変なのは、標準語の彼の話方が移ってきててなんか変な事になってます。
    自分のために完結させようと思います、勝手を許して下さい。

    2010-07-28 01:12:00
  • 258:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    まともにヨシの顔も見れないままでアタシは返事をした。
    「もういいから…帰ろう?」
    2人で家に帰った。何をするわけでもなく、アタシはベッドに横になっていた。

    2010-07-28 01:16:00
  • 259:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    横になって色んな事を思い出していた。
    ヨシと出会った事、付き合い始めた時の事、喧嘩した事、ヨシのラストイベント、赤ちゃん、ヨシとの思い出全て…

    自然と涙が溢れてくる。アタシはヨシを愛した事を後悔してるのかな…?

    2010-07-28 01:21:00
  • 260:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    そんなアタシに気付いたヨシは優しく話しだした。

    「ジュリ…。俺と出会った事後悔してる?…俺さ、ジュリと出会って初めて絶対別れたくないって思った。だから、もしジュリが今別れようと考えてるなら…俺納得しないし別れないよ?でも家族が大事な事も分かったんだ。今すぐに一緒になれなくてもいい。俺待つからさ!俺実家戻るよ。ジュリも戻りな?遠距離だけど…別れじゃない。いつでも会えるし気持ちは変わらないから。」

    2010-07-28 01:26:00
  • 261:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    遠距離…
    アタシたちに出来るのかも分からない事にすがってみる。

    不安がある今、何個不安があっても一緒だよね。

    2010-07-28 01:28:00
  • 262:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    お互いの実家に戻るまでずっと一緒にいた。

    初めての年越し。
    ヨシは正月早々、未収回収に行ってくると言って出掛けて行った。分かってる。お年玉回収に回ってくるんでしょう?

    2010-07-28 01:31:00
  • 263:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    夜は店の仲間たちと初飲みに行ってくると出掛けた。
    また…考えてしまう…
    本当はどこに行くの? 誰の所に行くの…

    2010-07-28 01:33:00
  • 264:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシは次の日のお昼に帰ってきた。
    不安…そればかりで仕方ないのに。遠距離で気持ちが変わらない?
    浮気しないって言っても分からないじゃない…
    アナタの事だから…またアタシの為に優しい嘘をつく。きっとアタシはそれにまた溺れていく…

    2010-07-28 01:36:00
  • 265:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    お互い実家に戻る日。
    駅までたくさん話した。
    2人の事、今までの事、一番ハッキリさせたかった宿彼の事。

    2010-07-28 01:41:00
  • 266:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「ねぇ?宿彼チャンさ、ヨシが実家帰る事何て言ってんの?てかさ…今だからハッキリ聞くし答えて欲しいんだけど、宿彼とやってたでしょ?アタシが妊娠してた事も知ってるよね、知ってて宿彼チャン黙ってんのおかしくない?」
    ヨシはごまかそうとしたけど、笑って答えた。
    「お前はすげーな!マジで聞いてくるやついないよ(笑)?今だから、本当の事言うよ。金使わせた日はやった…ごめんな。アイツには本彼はジュリだって言ってたけど、それでもいいって言うし休みいてくれなくていいからって言うから住んでた。子どもの事は俺が言ったんだ、帰らないって言ったら怒り狂ってたから…」

    2010-07-28 01:49:00
  • 267:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    宿彼チャン…
    陰で笑ってたんだろうね。アタシが子ども産めなかった事も、休み意外は一緒にいるって事も…本当は自分が彼女のようにしてたんでしょ?
    メール見ちゃったから知ってる。アタシが手術した後、アナタがヨシに送った言葉。
    「辛いだろうから、今は一緒にいてあげて。大丈夫になったら帰ってきてね」

    2010-07-28 01:53:00
  • 268:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    そのメールを見てどんな気分だったか分かる?
    分かんないよね。

    でも、アタシも謝るよ。アナタをバカにしてた事。毎日店に通って、生活費も出してよくやるよって思ってた。アナタも辛かったんだろうね…

    2010-07-28 01:55:00
  • 269:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    駅について時間までそばにいた。
    話しをすると泣けてきそうで、顔も見れなくて…ずっと下を向いてた。

    ヨシは立ち上がった。

    2010-07-28 01:58:00
  • 270:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「時間だ。ジュリ?こっち向いて?…頼むから泣かないでよ…。嘘ついてた事もあったし、悲しい思いもさせたね。ごめんな。でも、俺はお前しかいらないから。俺らは終わりなんかじゃない、これからなんだから、泣くなよ…。じゃあな?着いたら連絡する。お前浮気すんなよ」

    2010-07-28 02:02:00
  • 271:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    アタシは泣きすぎて声にならなくて…頷く事しか出来なかった。
    アタシはヨシの姿が見えなくなっても、駅の片隅で声を殺して泣き崩れていた

    アタシは本当にヨシを愛してたんだ

    2010-07-28 02:05:00
  • 272:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    一人トボトボと家に帰った。
    ヨシと一緒に過ごした部屋、いろんな思い出があるこの部屋を出たくないなぁ…

    アタシも最後の準備しなきゃ…

    2010-07-28 15:26:00
  • 273:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ようやくアタシも準備を終えて、駅へ向かう。
    寂しい…
    ヨシ…もう寂しいよ…
    まだ2時間もたってないのに、こんなに寂しくて辛いよ…

    2010-07-28 15:28:00
  • 274:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    色々考えながら電車にゆられて3時間後、アタシは地元についてタクシーで実家へ向かった。

    あぁ…本当に帰ってきたんだなぁ…
    そこに携帯がなった。

    2010-07-28 15:30:00
  • 275:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    ヨシからのメール。
    「今着いたよ。寂しくて泣いてないか?俺は正直寂しいよ。早く結婚出来るように頑張ろうな」

    叶えてみせるよ、アナタとの夢。

    2010-07-28 15:39:00
  • 276:

    頑張って下さい?

    2010-07-28 19:00:00
  • 277:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    281さんありがとうございます?

    2010-07-28 21:22:00
  • 278:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    アタシもヨシへ返信する。
    「アタシも今着いたよ。もう寂しいよ…。今からこんなんで大丈夫かな…?
    アタシね、ヨシの嘘もみんな気付かないふりしてたの。本当は分かってたんだ。でもね、アタシはヨシを愛してるよ。誰よりもヨシを想ってる。何があっても一緒にいたいよ。
    ワガママで自己中なヨシの嫁になれんのはアタシくらいだよ!?(笑)」

    2010-07-28 21:27:00
  • 279:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    アタシのありったけの強がり、本音、ヨシへの気持ち。アナタに伝わったかな?自分でも怖いくらい、アナタが好きだよ。
    離れてたって、誰にも触らせてやらない…気持ちを向かせてやれないようにしてあげる。

    だってアナタもアタシに依存してるでしょ…

    2010-07-28 21:30:00
  • 280:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    アタシたちの遠距離は始まった。
    毎日思う。会いたい、触れたい、声が聞きたい…
    地元でも仕事をして、毎日職場と家の往復の繰り返し。つまらない毎日。
    ヨシとの連絡だけが唯一の楽しみ

    2010-07-29 14:54:00
  • 281:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    遠距離にもなれて1ヵ月がたった頃
    夜中に着信がなる。
    知らない番号…
    迷ったすえに出てみる事にした

    2010-07-30 11:41:00
  • 282:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「もしもし…?」
    すると女の声が勢いよく入ってくる。

    「お前!いい加減にして!ヨシの元彼なんだけど、マジであんたムカつくんだけど!言っておくけど、アンタもすぐにヨシに捨てられるよ!アタシは仕方なく別れただけなんだから、ヨシ返せよ!」

    2010-07-30 11:44:00
  • 283:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    最後の一言で冷静になったアタシは、冷たく言う。
    「あー、アナタ東京の時のお客さんか。話聞いてたゎ、今更何?ホスト辞めて切られただけでしょ。ていうかさ、夜中にかけてくるとか常識ないの?迷惑なんだけど?仕方なくって、切られただけだしさ、アタシに言うのが間違い。選んだのはヨシだし、近くのアナタより遠距離でもアタシが良かったんじゃないの?」

    2010-07-30 14:07:00
  • 284:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    火に油を注ぐ、間違いなくこの事。
    「は?まぢムカつく!アンタ何様?アンタは本命なんかじゃねぇよ。本命はワタシだから!横から入ってきて汚い手使って寝取るなよババア!」

    ババアって…4つしか離れてないだろ

    2010-07-30 14:11:00
  • 285:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「どうでもいいけど、ヨシと話せば?アタシに関係あんの?明日ヨシに言っておいてあげるから、本心きけば?
    まぁでも…ヨシが中途半端な事したからだよね、本当に…ワガママだし自己中だしすぐ逆ギレだし…直んないもんかな…」

    この言葉になぜか、静まり返ってしまった元彼。

    2010-07-30 14:15:00
  • 286:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    なんかため息聞こえる。
    「なんか…アンタ案外いい人?そうなんだよ…ヨシのために必死でお金作ってヨシに遣ってその繰り返しで、ワガママだし自己中だし…。でも好きでずっと離れたくないって言ってたのに、あっさり切られてさ!あたるとこがアンタだけだったんだ…」

    気持ちが分かるよ。アタシもそうだから。

    2010-07-30 14:18:00
  • 287:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「ヨシがあんなだから、こっちが必死についてくしかないよね、アタシもいっぱい辛い思いしてるよ。それでも選んでくれたから、一緒にいる。この結果みるまでアタシだって我慢してたんだから。」

    そう言うと、元彼はヨシの悪いとこを話始めた。アタシも黙って聞いてた。
    そして最後に元彼は言った。

    2010-07-30 14:21:00
  • 288:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「ワタシが電話した事、ヨシに言わないで…?アナタがヨシに想われてる事よく分かったし、これ以上みじめになりたくないから。」
    そう言って電話を切った。
    色々話して、2時間もたってる。

    2010-07-30 14:25:00
  • 289:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    言わないでって言われたけど、アタシもヨシに聞きたい事が出来たから言わないわけにはいかないよ。

    わずかでも、ヨシを信じてる。でも…あまりにもアナタには問題がありすぎる

    2010-07-31 12:02:00
  • 290:

    名無しさん

    書いて??

    2010-08-04 00:18:00
  • 291:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    夜仕事が終わったヨシから電話がきた。

    「どしたの?なんかあったの?」
    あったよ、たくさんね!今ならどんな事でも言ってしまいそう。我慢…

    2010-08-04 10:29:00
  • 292:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    「元彼から電話きたよ。色々言われた。ヨシがアタシに本気なんじゃなく、仕方なくだって言ってたって。
    …アタシさ、ヨシにもう一回きちんと言わなきゃならないと思ってたけど、好きだし一緒にいたいから言えずにいた。
    ヨシはアタシに子どもが出来たから一緒にいないといけないとか、責任があるとか思ってるなら、もう自由になっていいよ?アタシそんな気持ちで一緒にいても嬉しくないし、ただの色彼か趣味彼だったなら…もうアタシをきってよ!でなきゃアタシずっと苦しいままなんだよ!それなら逆にアタシを解放してよ…もう…辛い」

    2010-08-04 10:35:00
  • 293:

    ジュリ◆Ybw76HdHt.

    アナタゎアタシをダメにする。ヨシを想えば想うほど…
    アタシ自身が不安定になっついく。
    周りが見えない。
    アナタしか見えなくなってしまう。

    2010-08-04 10:47:00
  • 294:

    名無しさん

    ヨシって東大阪?

    2010-08-25 21:45:00
  • 295:

    名無しさん

    書いて。

    2012-02-21 05:22:00
  • 296:

    名無しさん

    続き読みたいです
    (σ*´∀`)

    2012-03-29 05:54:00
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