-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
*美容師のお姉さん*
-
1:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
ギャング。第一作目?2007-07-14 05:02:00 -
2:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
タカラ サクラコ
宝 桜子 21
性格。
ド天然ッ(゚∀゚)?2007-07-14 05:07:00 -
3:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お家はお金持ちで世間知らずのお嬢様?(・∀・)
「お母さま♪お母さま♪桜子少し出掛けきます♪」
『あら。また美容院(´・ω・`)??』 お母様が口を尖らせて言った。2007-07-14 05:13:00 -
4:
?
おもろそお??
頑張ッてなー?2007-07-14 05:14:00 -
5:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
タクシーの運転手『着きましたよ。お姉ちゃん可愛いから今日は2千円でいいよ(-_☆)』
運転手のおじさんが鏡越しにチャーミングに言ってきた。
「あら♪嬉しいわ♪有難う(^-^)桜子嬉しいからお釣りはいらないわ(^-^)ルン♪」
桜子は一万円をひらりと置いてタクシーを出た。『にやり( ̄ー ̄)毎度あり!!』2007-07-14 05:26:00 -
6:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
カランカラン……
扉を開けると美容院の独特な匂いがする。桜子はこの匂いが好きなのだ。
「こんばんわぁ♪」
『宝さん。いらっしゃいませ(^_^)今日はトリートメントの御予約でよろしいですか?』
「はい♪あれぇ?お姉さ……あっ!!お姉さぁ〜んっ(^▽^)ノ゙」2007-07-14 05:32:00 -
7:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
桜子が手を振る先には桜子の担当のお姉さんが居た。
『宝さん☆いらっしゃいませ。どうぞこちらへ』
お姉さんに案内されて桜子はポスッと座る。『宝さん今日のそのワンピース可愛いですね!!』
「本当(〃▽〃)?これ先月のわたくしのお誕生日に頂いたの♪嬉しい(^-^)」どうやら桜子はとても気分が良さそうだ。2007-07-14 05:42:00 -
8:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『素敵ですねっ☆じゃあトリートメントしていきますね(^_^)』
桜子は鏡に映っているお姉さんに聞いた。
「そういえば…お姉さんはお誕生日いつなんですか(^-^)?」 『私?私は来月の20日です(^_^)』 「7月20日かぁ…♪彼氏さんと過ごすのぉ?♪」
『その日は此処にいますよ(^_^)彼氏忙しいみたいで…中々σ(^_^;)』2007-07-14 05:51:00 -
9:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「(゚。゚;)」
桜子は勝手に妄想し、うまくいって無いんだ。聞くんじゃなかった(._.;)
と…目を泳がせた。『やだぁクスクス。私は大丈夫ですよ☆此処のスタッフもいるしね(^_^)宝さんは彼氏とどうなの(^_^)?』
「あっ。わたくし別れちゃったの(・∀・)」………と。いつもこんな会話を桜子は楽しんでいる。2007-07-14 05:58:00 -
10:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
桜子はお姉さんが大好きなのだ。
特にお姉さんのシャンプーがお気に入りだそう。
「あぁ〜やっぱりお姉さんシャンプー上手ですわ(´∀`)♪」
今日も満足げな桜子。目はとろんと眠たそう2007-07-14 06:15:00 -
11:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『宝さん。ありがとうございました(^_^)』
「わたくしこそ有難う♪また来ます(・∀・)さようなら(^-^)」
桜子はタクシーに乗り込みお姉さんが見えなくなるまで手を振った。
トリートメントしてサラサラになった髪をいじりながら桜子は笑みを浮かべた。2007-07-14 06:21:00 -
12:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「明日も行こうかしら(^-^)ふふ♪」
どうやら凄く気分が良いようだ。2007-07-14 06:22:00 -
13:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
????????????さん!!初レス有難う(^-^)?今から楽しみにしていたビデオを見るのでまた更新しますね(・∀・)?るん????????
2007-07-14 06:27:00 -
14:
名無しさん
あ
2007-07-14 15:52:00 -
15:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
名無し様有難う(・∀・)????????????
2007-07-15 00:11:00 -
16:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
一方、宝家では―…
カチャカチャ、
「お母様♪お父様♪わたくし今日ね美容院のお姉さんにこのワンピース誉めてくださったの(^-^)ふふふ」
カチャカチャ、2007-07-15 00:15:00 -
17:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
父『それとぉ、桜子。最近…美容院にばかり行っている用だが何か隠している事でもあるのか?」
父がカチャカチャと音を立てて食べる。
「……クス。やだぁお父様ったら!この桜子が何か悪い事でもしてそうでも?クスクスわたくしはお姉さんとお話したいのよ♪お姉さんは美人でスタイルも良くてお話してるとすっごく楽しいんだから♪」
桜子が目をキラキラさせながら言った2007-07-15 00:52:00 -
18:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
父『そおか。それならいいんだ』
「お父様は心配症なんだから♪明日もお仕事でしょ?今日はゆっくり寝てね(^-^)わたくしは明日もお姉さんとお話してきます♪明日はどんなお話をしようかしら。ふふ♪楽しみだわ(´∀`)」
桜子のキラキラしている目を見て父と母が少し暗い顔をした。2007-07-15 01:21:00 -
19:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
翌日、
「お母様行ってきまぁーす♪」2007-07-15 03:23:00 -
20:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
元気よく飛び出したのは可愛くラブリーな服を着飾った桜子だった。
タクシーに乗り込み美容院に向かう。2007-07-15 03:28:00 -
21:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
一方、桜子が向かっている美容院では―…
「えーっと宝さんが今日も予約入ってるからよろしくね。あなたの事凄く気に入ってるみたいね」
そおゆうのは店長。2007-07-15 03:30:00 -
22:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お姉さん『そんな…私なんて(>_
2007-07-15 03:39:00 -
23:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
カランカラン…
『いらっしゃいませ。』
勢いよく扉を開けたのは桜子。
「あっ。お姉さぁん(^▽^)ノわたくし今日も来ちゃいました(〃▽〃)♪」
お姉さんはフフッ(^-^)と笑って桜子を席に案内した。2007-07-15 03:43:00 -
24:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お客さんは桜子だけだった。
桜子はいつものように椅子に座り辺りを見渡しながら鼻歌を歌った。
「あっ(・∀・)今日はお花が飾ってある(・∀・)」
桜子の席の近くにシンプルな花瓶に入った花が飾ってあった2007-07-15 03:51:00 -
25:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
今日もトリートメントをしながらお姉さんが笑顔で答えた。『それ今日私が飾ったんです(^_^)昔から花が好きなんです』
「へぇー☆可愛い♪お姉さんこのお花コスモスですよね?」
『そうです(^_^)私一番好きな花がコスモスなんですよ(^-^)』2007-07-15 04:03:00 -
26:
名無しさん
オモロイ?あげ?
2007-07-15 04:06:00 -
27:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「そうなのですか(^▽^)♪コスモス可愛いですものね♪」
『えぇ(^_^)昔、私の妹がコスモスをプレゼントしてくれてから好きなの(^_^)だけどその時のコスモスったら何故か花がいっぱいちぎれていてね、クスクス。』
お姉さんが懐かしそうに話をした。2007-07-15 04:11:00 -
28:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「へぇ〜(〃▽〃)♪いいなぁ〜。わたくし一人っ子ですから羨ましいですわ(^-^)妹さんは何をなされている方なんですか?♪」
『……………。』
「(゚-゚)」
何やら暗い雰囲気になってきた。2007-07-15 04:23:00 -
29:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
???????????名無し様有難う(。^-^。)??見てくれている方がいるので今日はいっぱい更新しますわ(^-^?)?
2007-07-15 04:27:00 -
30:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「あっあの…(゚△。)」『私が7才の時にね、家の都合で妹と離れちゃったの。』
桜子は暗い顔をして言ったお姉さんにどう返していいか分からなくあたふたした結果。
「あっあの…申し訳ございません(>_2007-07-15 04:34:00 -
31:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お姉さんは鏡越しでクスっと笑った『やだ宝さん♪謝る事なんてないわよ(^_^)クスクス。』
桜子は無理に笑うお姉さんの顔を見て
「‥じゃじゃあっ!!わたくしがお姉さんの妹になるけぇっ(゚〇゚;)!!」
…………バカとゆうのか天然とゆうのか……2007-07-15 04:42:00 -
32:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お姉さんは目をまん丸くして笑った
『クス、クスクスクス(^^)宝さんて本当に可愛いですね。宝さんみたいな方が妹なら私の自慢よ☆('_^)』
「そそそんな…(〃▽〃)わたくしこそ自慢ですわ(〃▽〃)!!」
どうやら誉められて凄く気分が良さそうだ。2007-07-15 04:50:00 -
33:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
そんなお世辞??な会話をしながら桜子とお姉さんの話は続いた。2007-07-15 04:53:00 -
34:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「はぁ〜やっぱりお姉さんのシャンプーわたくし好きですわ(´∀`)゚」
やはり眠たそうな目になっている桜子であった。「ねぇ♪お姉さん♪お姉さん♪お姉さんの夢って何ですか??」
桜子が興奮しながら聞いた。2007-07-15 04:57:00 -
35:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
桜子の髪をブローしながらお姉さんが答えた。
『私はやっぱりプロのカリスマ美容師かしら(^_^)ふふ。まだまだ今は卵ですけどね』
そう話すお姉さんは綺麗で輝いて見えた。2007-07-15 05:05:00 -
36:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「お姉さんなら絶対にカリスマ美容師になれますよ(^▽^。)わたくし応援します(^-^)♪」
『ふふ。そう言われると頑張れます。ありがとう(^_^)さっ!!終わりましたよ(^_^)』
またもやサラサラになった髪を触り笑みを浮かべる桜子であった。2007-07-15 05:22:00 -
37:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「お姉さん♪有難う(^-^)♪また来ますわ(。^-^)さようなら♪」
『いつもありがとうございます(^_^)またお待ちしていますね』
桜子はお姉さんに手を振り帰りのタクシーでまたもやサラサラになった髪をいじった。「フフフフーン♪」どうやら鼻歌を歌っている。とても上機嫌のようだ。2007-07-15 05:29:00 -
38:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
宝家夕食の時間―……
カチャカチャ…
父『桜子。今日もいつもの美容院へ行ってきたのか?』
カチャカチャ…「えぇ(^-^)そうなの。今日もお姉さんとお話出来て楽しかったわ(^-^)るん♪」父はビールをグイッと飲み干した。2007-07-15 05:35:00 -
39:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「先月にここへお引っ越ししてきてからこの街で初めてのお友達なんですもの。わたくし最近凄く楽しいわ(^-^)ふふ♪」
……と。サラサラになった髪を触りながら笑顔な桜子。
カチャカチャ……
カチャカチャ……2007-07-15 05:42:00 -
40:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「…(゚-゚)」
カチャカチャ……
…………………………………………………………「‥あのっ…お父様お母様?どうして黙っていらっしゃるの??」…………………………カチャカチャ……………………2007-07-15 05:47:00 -
41:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
父『…桜子。せっかく友達が出来たのにとても言いにくいのだが……』
「(・∀・)??」
『また‥仕事の都合で引っ越しをする事になったんだ』2007-07-15 05:50:00 -
42:
名無しさん
最初めたぉちてるヶドこれ読んだら元気なる?頑張って??
2007-07-15 05:53:00 -
43:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
!!('◇')!!{引っ越し…
『今度はお父さんにとって大きな仕事なんだ。桜子、すまない(>_<)!!』
「…そうですの‥。それなら仕方ありませんわね…」相当ショックを受けているようだ。
「今度は何処へお引っ越しするんですか?」2007-07-15 05:56:00 -
44:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
父・母『………』
(゚-゚)
………………………………………………………………………………………………………………………『アメリキャン…いや、アメリカ‥なんだ。』2007-07-15 06:03:00 -
45:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
Σ( ̄□ ̄)!
(゚Д゚)!!!!!!!!((((゜д゜;)))(ノД`)!!(+_+)!!('◇')!!Σ(゚□゚;)!!!!
(T_T)……………………
(>_<)……………………
(/_;)……………………2007-07-15 06:08:00 -
46:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『桜子!!すまない!!』
もぅ……………
会えない………
『桜子‥お父さんの仕事の都合なの。分かってあげて?ねっ桜子・・』……………………………………………もぅ会えない!!お姉さんにっ!!!!!°・(ノД`)・゜2007-07-15 06:22:00 -
47:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
???????????名無し様有難う(・∀・)?元気になってもらえるなんて嬉しいデス(^-^)?♪頑張りますわ(´∀`)????????????
2007-07-15 06:25:00 -
48:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
翌日―……
コンコン…『桜子‥?まだ寝ているの?』
夕方になっても部屋から出てこない桜子をお母様はさぞかし心配していた。2007-07-15 06:37:00 -
49:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「……私…アメリカになんて行きたくないわ。」
桜子は予想以上にショックを受けているようだ。
「でも行かなきゃならないんですものね。」
『桜子……』2007-07-15 07:04:00 -
50:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『…ずっと向こうに住む訳じゃないのよ?』
「…」
『ご飯置いておくからね…?』………………………………………パタン。「…」桜子はその日から一週間、家から出る事は無かった。もちろん、お姉さんがいる美容院にも行かなかった。2007-07-15 07:12:00 -
51:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
7月7日七夕
6月も終わり、7月に入った。
アメリカへ出発まで
あと一週間。
桜子は何やら窓を開けて空にお祈りをしだした。「織り姫様。彦星様。どうかわたくしの願い事が叶いますように(;人; )」2007-07-15 07:24:00 -
52:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お願い事が終わると桜子はおもむろに父と母が居る1階へ降りた。
ダンッ!!「お父様っ!!」"(+_+)(+_+)"ビクッ
桜子が扉を開け声を張り上げた。
「出発日を一週間程延ばして頂きたいの!!」2007-07-15 07:31:00 -
53:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『むむむ、無茶をゆうな桜…』「お願いしますわ!!せめて20日まででいいの!!」
『そんな急に…』「お願いします!!!!わたくし…桜子からの一生のお願いよっ!!」
………どうやらお父様とお母様は初めて真剣に話す桜子を見て驚いているようだ。お父様は少し悩んでからビールを一口飲んだ。2007-07-15 07:37:00 -
54:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『理由を…話しなさい』「そんなの…わたくしの勝手よ!!今はわたくしがお願いをしているの」
桜子が粘った挙げ句……お父様は二十日まで出発を延ばしてくれる事になった。「お父様…本当に!?」
『あぁ。その変わり必ず二十日だからな(p_-)?』
桜子はみるみるうちに笑顔になった。2007-07-15 07:46:00 -
55:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「キャーε=ヾ(*~▽~)ノお父様♪有難う!!♪」
桜子に抱きつかれてお父様はたじたじのご様子。
「織り姫様☆彦星様☆こんなわたくしのお願い事を叶えてくれて有難う♪(^-^)ふふふ♪」
…………………どーやらさっきの桜子のお願い事はこの事だったみたいだ。可愛いお願い事だ。2007-07-15 07:51:00 -
56:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
なぜ桜子が二十日までとお願いした理由(・∀・)?
ふっ決まってるでしょ。あの美容師のお姉さんのお誕生日だから。ただそれだけなんですよ(・∀・)2007-07-15 08:11:00 -
57:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
桜子は閉店ギリギリの美容院に電話をかけた。
「あの、宝ですけど明日のお昼に予約したいんですの(^-^)お姉さん明日いるかしら?………………………あっ(〃▽〃)ハイッ。ふふ♪でわ明日伺います」
………………………………………………………………………………………………「ふふふ(^-^。)」……………………………どうやら明日、お姉さんはいるみたいだ。 桜子は明日を楽しみにして眠りについた。2007-07-15 08:19:00 -
58:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
朝―…大理石の洗面台でラブリーな桃色の口紅を塗っている桜子がいた。
『おはよう桜子(^_^)お出掛け?』
「あらお母様(^-^)おはようございます♪わたくし行って参りますわ(^-^)」
桜子は口紅をポーチに直し髪を整えた。2007-07-15 22:02:00 -
59:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『…今日もあの美容院に行くの?』
「えぇ(^-^)少し外でお茶してから行きますわ。行ってきます(^-^)♪」
と。家を出て行った桜子に対して母は深い溜め息をし暗い顔をみせた。2007-07-15 22:06:00 -
60:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
午前10時
「今日はここで降ろしてくださいな(^-^)」
タクシーの運転手『あいよ!!1200円になります!!じゃあお姉ちゃん今日も可愛いから1000円におまけしちゃうよ(p_-)☆』……と。運転手が鏡越しにチャーミングにウィンクした。
「まぁ(〃▽〃)嬉しい♪有難う(^-^。)お釣りはよろしくってよ(^-^)♪」と。またもやひらりと一万円を置いた。2007-07-15 22:18:00 -
61:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
桜子は何やら鞄からゴソゴソとしだした。
桜子はテーブルに便せんとペンを出し、何やらおもむろに書き始めた。
時にはペンを止め、少し考えている仕草もみせた。真剣な眼差しで書く桜子であった。2007-07-15 22:41:00 -
62:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
━午後1時過ぎ━
一方、美容院では―…
『宝さん‥遅いわねぇ。1時に予約のはずなのに。いつもは予約の時間にきっちり来るのにねぇ。どうしちゃったのかしら』と少し顔をしかめたのは店長。2007-07-15 22:48:00 -
63:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『きっと車が混んでいるんですよ(^_^)』
お姉さんは桜子が座る席の前に小さなお皿を置き、その上に飴玉をそっと置いた。2007-07-15 23:00:00 -
64:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
一方、桜子はと言うと…「やだっ!!わたくしったら約束のお時間が過ぎてるわ(゚◇。)!!」
桜子は書くのに夢中で予約の1時を過ぎているのにやっと気が付いた。
「お釣りはいらないわ(>_2007-07-16 00:36:00 -
65:
ウォーエンブレム
?ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身??ウォータ?クティクス?の分身?
2007-07-16 00:42:00 -
66:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
カランカランカラン…
「あのっ遅くなってしまってごめんなさいっ!!」
桜子は店に入るなり勢い良く謝った。
『いえいえ。何かあったのかしらって心配してたんですよ(^_^)来て頂いてよかったです。』店長が微笑みながら桜子に言うと後ろからお姉さんが来た。『いらっしゃいませ宝さん(^_^)お待ちしておりました☆さっどうぞこちらへ(^_^)』2007-07-16 00:47:00 -
67:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
桜子はお姉さんの手を取るなり握った。
「お姉さーん(^▽^)♪お久しぶりです(・∀・。)」
と。なんともまぁ、随分嬉しそうな桜子であった。お姉さんは久しぶりですね(^_^)ふふっと一言交わし桜子を席に案内した。2007-07-16 00:52:00 -
68:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
桜子は席に座り久しぶりにお姉さんと会話をした。
「でね♪わたくしがその時にね…ふふふ」
桜子とお姉さんの席からは楽しく会話をしている二人の笑い声だけが聞こえていた。2007-07-16 01:52:00 -
69:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『有難うございました(^_^)♪』
桜子はまたもやトリートメントしてサラサラになった髪を触り笑った。
『それと宝さん。うちのお店スタンプカードを始めたんですよ(^_^)』
…………………………………………………………すたんぷかーど(・∀・)??…………………………………………………………桜子はスタンプカードの意味があまり分からないみたいだ。2007-07-16 01:57:00 -
70:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「スタンプカードですの(・∀・)??なんだかいい響きですわね(^-^)♪」
『…(^_^)??』お姉さんは少しハテナを浮かべたが桜子に説明をした。
『500円毎に1スタンプなのでスタンプが全部溜まりましたら当店のトリートメントをプレゼントさせてもらってるんです(^_^)』
お姉さんの坦々と話す説明に桜子は「まぁ♪素敵(´∀`)☆」と。まぁ何とも言えない返事だ。2007-07-16 02:06:00 -
71:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『このカードの裏に名前をお書きください(^_^)』
‥━桜子は少し間を置いてから名前を書いた。
『では次回からこれを持参してください(^_^)』
何やら桜子の顔が暗い。「えぇ。また‥明日のお昼に来ます。有難うございました(^-^)」
桜子は呼んでいたタクシーに乗り込み、お姉さんに手を振った。2007-07-16 02:19:00 -
72:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
桜子はタクシーの中で深い溜め息ついた。
その日は桜子からいつものふふふ(^-^。)が聞こえなかったみたいだ。
…………一方、閉店した美容院では……………2007-07-16 02:35:00 -
73:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
店長『へぇー☆宝さんて花子って名前だったたんだね(^_^)なんだか花子って感じには見えなかったわね☆』
店長が今日の片付けをしながら言った。
…………そう……桜子は名前を書く時に嘘の名前を書いていたのであった。2007-07-16 02:47:00 -
74:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
翌日の7月9日。
出発まで後11日
「あっ!!お姉さぁん(^▽^)ノ"こんにちわ(^-^。)」またもや美容院に来た桜子であった。桜子はアメリカに行く事をお姉さんにまだ言えずに日が過ぎていった。2007-07-16 03:11:00 -
75:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
出発の日まで後3日。
この日の桜子はいつもより何だか元気無く変だった。
『宝さん、今日は何だか元気が無いようだけど‥何かあったんですか?』
元気が無い桜子を心配して鏡越しにお姉さんが問いかけた。桜子は何か言いたげなご様子。2007-07-16 03:19:00 -
76:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
桜子は変な空気を作り出した。「あにょ‥あっのあのあのわたくし、あの‥‥」『ふふ(^_^)なぁに?』「あの、あの!!」
頑張れ桜子!!!(・∀・)!!!あともう一息だ(・∀・)!!
「わたくしっ‥!!」
頑張れ頑張れ頑張れ!!!!アメリカに行く事を言うんだ!!(゚Д゚)!!2007-07-16 03:31:00 -
77:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「わたくし‥!!」
カランカラン…『いらっしゃいませー』
………………………………………………………………桜子が言おうとした時にお客さんが邪魔をするかのように来たのであった。『すみません(^_^)それでどうしたんですか?』桜子は力が抜けたのか拍子抜けしている。「いえ。何でもありませんわ(^-^)」
桜子はまたもや言えなかった。2007-07-16 03:41:00 -
78:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
帰りのタクシーで深い溜め息をついた。
その晩━…宝家では…
『桜子?あなたまだ荷物をまとめていないでしょ(´・ω・`)今日中に荷物をまとめておくんですよ(^_^)』お母様にそう言われて桜子は小さく返事をし、荷物をまとめて眠りについた。2007-07-16 03:46:00 -
79:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
出発まで後二日。
桜子は朝起き、何やら自分に渇を入れて美容院へと向かった。
カランカラン…
「お姉さぁん(^▽^)ノ♪わたくしまた来ちゃいました(〃▽〃)るん♪」
『ふふ。いらっしゃいませ(^_^)』 そこにはいつもの桜子がいた。2007-07-16 03:53:00 -
80:
名無しさん
この話好き☆頑張ってね!o(^-^)o
2007-07-16 04:00:00 -
81:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「はぁ〜(´∀`。)やっぱりお姉さんお上手ですわ♪(。´∀`)」
今日もお姉さんのシャンプーにご満足のようだ。席に戻るなり桜子が言った。「明日はお姉さんのお誕生日ですよね?」
『覚えていてくれたんですか(^_^)ふふっ有難う☆』
「あのっ、わたくし明日絶対来ますから(^-^。)♪♪」お姉さんは嬉しそうにありがとう。と言った。2007-07-16 04:13:00 -
82:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
???????????名無し様有難う(^-^)?頑張ります!!!もうすぐ完結に近いので暖かく見守ってください(´∀`)???????????
2007-07-16 04:19:00 -
83:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『ありがとうございました(^_^)また明日、お待ちしておりますね(^_^)』
「わたくしこそ有難うございます(〃▽〃)それと、お姉さんっあの‥」
桜子はやっと言う決心がついたのかまたもや何か言いたげだ。
頑張れ桜子っ(・∀・)!!!!頑張れ頑張れ(・∀・)!!!!2007-07-16 04:25:00 -
84:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「あの‥っお姉さん」
『??なぁに(^_^)?』
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………「今、幸せですか?」
………………………………(゚∀。)2007-07-16 04:38:00 -
85:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
バカとゆぅのか天然とゆぅのか……(・∀・)
ほらみろ、お姉さんが凄い顔して困ってるよ。
………………………………………………………………(∵)…………………………………………………………………………………………………………お姉さんはしばらく目を丸くしていた。2007-07-16 04:43:00 -
86:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
桜子はとゆうと目を泳がせていた。
……………………………………………………………『クス。クスクスクス。……………ふふふふ(^_^)』…………………………………お姉さんが口に手を当てて笑い出した。
『ふふふ(^_^。)宝さんて本当に可愛い方ですね(^_^)ふふ。私は幸せですよっ(^_^)♪』
桜子は恥ずかしくなり手で顔を煽った。2007-07-16 04:49:00 -
87:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お姉さんはまだクスクスと笑っていた。そんなお姉さんを見て桜子が嬉しそうに笑みを浮かべた。
「…それならいいんです(^-^)♪♪有難うございました(^-^)♪♪さようなら(^-^)」
『はい☆じゃあ宝さん(^_^)また明日(^_^)』
お姉さんにそう言われて桜子は大きく手を振り、タクシーに乗り込んだ。2007-07-16 05:06:00 -
88:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
タクシーの中……桜子は一人悩んでいた。……………………………………………………………そして、アメリカ出発当日の日。2007-07-16 05:10:00 -
89:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『桜子。今日は4時出発の便に乗るから用意をしておくんだよ(^。^)y-゚゚゚』煙草を吸いながら言う父に対して桜子が言った。
「わたくし今日行く所があるんですの。だから‥お父様とお母様は先に空港に居てくださる?」
お父様は煙草を消し桜子に暗い声で聞いた。2007-07-16 05:27:00 -
90:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『行くってどこへだ。』「お姉さんの所よ。行ってきますわ。」
それを聞いていたお母様はお父様と目を合わせた。『やっぱりあの子…気付いているんじゃ……』『……。』
何やらお父様とお母様は桜子に隠している事があるようだ。2007-07-16 05:34:00 -
91:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
桜子はタクシーに乗り込み、やはり悩んでいた。
タクシーの運転手『いつもの美容院でよろしいですか?』
タクシーの運転手が桜子に聞くが桜子は黙っていた。『美容院でいいですか!?』運転手は少し声を大きくして聞いた。2007-07-16 05:40:00 -
92:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「お花屋さんに行ってください。」
運転手はいつもの桜子の様子がおかしい事に気が付いた。
『はい。』
と。軽く返事をして桜子を乗せたタクシーは花屋へと向かった。
桜子は運転手を待たせ、花屋へと入った。2007-07-16 05:46:00 -
93:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
桜子は店に入るなりすぐさま花を注文した。
花屋『メッセージカードには何てお書きしますか(o^_^o)??』
「…自分で書いても…よろしいかしら…」
桜子がそう言うと店員は小さなメッセージカードとペンを渡し、一席だけある小さな椅子と机に案内した。『どうぞこちらで書いてください(o^_^o)』桜子は頭を少し下げ、ペンを持ちメッセージカードに書き出した。2007-07-16 05:55:00 -
94:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
桜子はそのメッセージカードを書き終えると、この前カフェで書いた紙と一緒にメッセージカードを便せんに入れた。
「あの。このお手紙もお花と一緒に○○美容院まで今日届けてもらえないかしら」
と。ゆうと桜子はお金を払い花屋を出た。2007-07-16 06:23:00 -
95:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
そして桜子はタクシーに乗り込んだ。
「空港へ向かってください。」
一方。美容院では━2007-07-16 06:28:00 -
96:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お姉さんは桜子が来てくれるのを待っていた。
いつしか、桜子が来てくれるのがお姉さんにとって仕事をする一つの楽しみにもなっていたのであった。
店長『宝さんいつもはお昼に来てくれるのにね。今日は遅いわねぇ』
お姉さんは桜子がいつも座る席の鏡を拭いた。2007-07-16 06:54:00 -
97:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『きっと車が混んでいるんですよ(^_^)ふふ』
どうやらお姉さんは想像以上に桜子が来る事が嬉しいようだ。
カランカラン…
『いらっしゃいませ』と扉の方に目をやるがそこに居たのは桜子では無く花屋のおばさんだった。2007-07-16 07:02:00 -
98:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お姉さんは桜子では無かった事に少し悲しい顔を一瞬見せた。
花屋のおばちゃんは宛先の氏名を見ながら言った。『あのぉ…配達に来たんですけど中村ぁ…え〜と中村江梨子さんって方は居ますか?』
花屋がそう言うとお姉さんは少し戸惑った様子で花屋のおばさんの方におそるおそる近づいた。
『わ…私ですけど…』2007-07-16 07:12:00 -
99:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『お届け物です。こちらに受け取り名をお書きください(o^_^o)』
『えっとあの‥』『ここよ☆こぉこ』と花屋のおばさんは受け取り名を書く所に指を突き立てた。
お姉さんは誰からなのか分からず戸惑いながらもとりあえずシャシャッと名前を書いた。2007-07-16 07:21:00 -
100:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
花屋のおばさんはお姉さんが書いたのを確認してから『持ってくるからちょっと待っててね!』と言い残し外に出ていった。
『あらあら江梨子ちゃん!!彼氏からのプレゼントじゃないの?ふふふ('-^*)』
と。横目でお姉さんを見ながら店長はスタッフ室へと入っていった。2007-07-16 07:31:00 -
101:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お姉さんは苦笑いをした。
『‥っよっと!!大き過ぎて前が見えないわ☆ホホホッ(o^_^o)』
と言って花屋のおばさんが戻ってきた。
『どうぞ(o^_^o)☆』と言い、お姉さんにバサッと花を渡しおばさんは帰っていった。2007-07-16 07:40:00 -
102:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お姉さんは渡された花を見て感激していた。
そこにはお姉さんが大好きだと言ったコスモスの花がお花畑のようになって花束にされていた。
何十本あるのだろう……いや、何百本だろうか。2007-07-16 07:45:00 -
103:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お姉さんはコスモスの真ん中にある便せんに気が付いた。
手に取りゆっくりと開けた。まず小さなメッセージカードを取りお姉さんは目を通した。
桜子が花屋で書いたカードだ。2007-07-16 07:53:00 -
104:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
(お姉さん。お誕生日おめでとうございます☆
本当は今日、お店に行くつもりだったのですが行ったら泣いてしまいそうなので……。
届けてもらう事にしました。昨日約束したのに約束を破ってしまってごめんなさい。)
『‥宝さん?』どうやらお姉さんは桜子からだと気付いたようだ。お姉さんは続けて目を通した。2007-07-16 08:05:00 -
105:
名無しさん
気になる?あげ?
2007-07-16 15:53:00 -
106:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
???????????名無し様有難う(・∀・)?気になりますか?(^-^)vふふ?今日の夜中に必ず更新しますね(^-^)??
2007-07-16 20:28:00 -
107:
?
今いっきに読みました??面白い??頑張って?さァぃ??
2007-07-16 22:43:00 -
108:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
????????????さん有難う(・∀-)??素直に嬉しいです(^-^)v今日も頑張っちゃいます???????????
2007-07-17 00:42:00 -
109:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お姉さんは『宝さんったら‥ふふ』と。少し嬉し涙を出しそうだ。
(あとわたくしお姉さんに嘘をつきました。ごめんなさい(/_;)わたくし花子じゃありません!!ごめんなさい)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥??‥‥お姉さんは意味が分からずもう一つの手紙を便せんから出し読み始めた。
桜子がカフェで書いた手紙だ2007-07-17 00:48:00 -
110:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
(わたくしはお姉さんがコスモスの花を妹にもらったと笑顔でお話ししてくれた時‥わたくしはとても嬉しかったです。
わたくしの事を覚えていてくれた事。
わたくしがあげたその花を好きだと言ってくれた事。
とっても嬉しかったです。)2007-07-17 02:09:00 -
111:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
(でもそぉ話すお姉さんの目の前にはわたしくがいるのに…そぅ思うと悲しくてわざとお姉さんに嘘をついてしまいました。一人っ子だから羨ましいだなんて…。
あんな大嘘をついてしまってごめんなさい。
正直あの時わたくし生まれて初めて冷や汗と言う物が出ましたわ(^-^)ふふ♪それと。
お姉さんはあの時のコスモスをちぎれていたって言いましたわよね。
実はあの時のコスモスは施設の花壇に咲いていたお花だったの。)2007-07-17 02:22:00 -
112:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
(お花を抜いている所を先生に見つかって慌ててポケットに隠しちゃいましたの。
そしたらお姉さんに渡した時にはちぎれてしまっていましたの。あの時は本当に先生が怖かったですわ(^-^)ふふ♪
今だから話せるって、ことわざかしら?ふふふ(^-^)それとまだお姉さんに言えずにいた事がもう一つありますの。
お姉さんのお誕生日の日に父の仕事の都合でわたくしはアメリカへ発つ事になりました。
帰ってくるのはいつになるか分かりません。またこちらで会えた日にはまたお話してくださいね。わたくしはお姉さんの夢をアメリカから応援しています。
宝 桜子。)2007-07-17 02:38:00 -
113:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
PS・わたくしみたいな方が妹だったら私の自慢よって言ってくれた時、嘘でも嬉しかったです。2007-07-17 02:44:00 -
114:
名無しさん
いい話(^-^)v
2007-07-17 02:51:00 -
115:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お姉さんは桜子の数枚にも書かれた手紙をぐしゃっと手で握りしめ、泣き崩れた。
お姉さんは扉の前で大きなコスモスの花束の上に倒れるように膝をついた。2007-07-17 02:51:00 -
116:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
胸に手紙を当て、わんわん泣いた。
そこにいつもの落ち着いているお姉さんはいなかった。時には桜子の名前を何度も叫んだ。
お姉さんの様子に気付いた店長がすかさずお姉さんに寄り添った。2007-07-17 02:54:00 -
117:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
そんなお姉さんを見てここにもまたもや泣いている人が居た。
扉の向こう側には一台のタクシーが止まっていた。
そのタクシーの影になるように桜子が居た。2007-07-17 03:07:00 -
118:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「空港へ向かってください。」桜子を乗せたタクシーは空港へ向かったはずだった。
「…あのっ運転手さんっ!!その前に寄ってほしい所があるんです!!」
桜子はやはりお姉さんが気になり引き返したのであった2007-07-17 03:13:00 -
119:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お姉さんはまだ扉の前で泣き崩れていた。
同時に桜子は静かに泣いていた。
桜子は今すぐにでもお姉さんの胸へ飛び込みたい気持ちであったろうに。
だが桜子は今お姉さんの前へ出るとアメリカへ行きたくなくなる気持ちを自分自身分かっていた。
そんな事出来ない。2007-07-17 03:22:00 -
120:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お姉さんは店長に抱え上げられ、店長はあたふたしながらスタッフ室へとお姉さんを連れていった。
それを見届けた桜子は涙を拭き、タクシーに乗り込んだ。
「ごめんなさい。ふふ。空港へ向かってくださいな(^-^)」
そぉゆう桜子の目にはさっき拭いたばかり涙がまた目からポロポロと流れていたのであった2007-07-17 03:33:00 -
121:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
そう。
桜子とお姉さんは本当の姉妹だったのだ。
桜子のお父様とお母様は本当の親子では無い。
本当の親はとっくの昔に事故で亡くなっていた。2007-07-17 03:41:00 -
122:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
そして両親達が亡くなり桜子達は施設へと入ったのであった。
その時の桜子はまだ幼く、何故施設に入ったかなんて理解出来なかったのだ。
そして桜子が5才の時。今の父母に拾われたのだ。2007-07-17 03:49:00 -
123:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『桜子ちゃん(^_^)こんにちわ(^_^)』
当時の少し若いお母様に笑顔で言われ桜子は「こんにちわ☆」と元気に挨拶をした。
お父様とお母様は桜子にどこか行きたい所はある?と聞くとお姉ちゃんと水族館に行きたいと桜子は言った。2007-07-17 04:03:00 -
124:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
当時のお父様とお母様はさぞかし困った。
本当はお姉さんも引き取りたかったがすでにお姉さんの引き取り先は決まっていたのだ。
そして数日後。改めて桜子を引き取りにお父様とお母様が迎えに来た。2007-07-17 04:08:00 -
125:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「お姉ちゃん!!これあげる☆」
………幼い桜子はお姉ちゃんにボロボロになった一本のコスモスを渡した。無邪気に笑う桜子。
『ありがとう。…桜子?新しいお父さんとお母さんと仲良くするんだよ?お姉ちゃんは違う所に行っちゃうけどお利口さんにするんだよ?』お姉ちゃんは桜子の目を見ながら坦々と話した。
『うん☆また絵本読んでね!!ばいばい☆』2007-07-17 04:29:00 -
126:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
もちろんその後、絵本を読んでもらう事も水族館に行く事も無かった。
お姉ちゃんと最後のばいばいとも思わずに行ってしまった。
お金持ちのお父様とお母様に引き取られた桜子は新しい服や靴に喜んでいた。2007-07-17 04:38:00 -
127:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お父様とお母様は桜子に寂しい思いをさせず愛情いっぱい注いだ。
そんなお父様とお母様を桜子は大好きになっていった。2007-07-17 04:45:00 -
128:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
時たま、桜子はお姉さんの事を口ずさんだがその度に大好きなお父様とお母様が悲しい顔をするのを見て、桜子はお姉さんの事を忘れたかのように口にする事は無かった。
そしてそれから、父の仕事の都合で桜子は色んな街へと引っ越しをした。2007-07-17 04:48:00 -
129:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
桜子は相変わらず大事に大事に育てられ、気品の良いお嬢様になったのであった。
そしてまた父の仕事の都合で桜子は十数年ぶりにあの施設がある街へと戻ってきたのであった。
桜子は決して忘れた訳では無かったのだ。父と母に内緒で小さな記憶を辿ってあの施設を探したのだ2007-07-17 04:57:00 -
130:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
???????????>>119さん有難う(^_^)?本当に嬉しいデス(^-^)?気付いたら朝だったのでこのまま勢いで更新しちゃいますっ( ´∀`)
2007-07-17 05:04:00 -
131:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
そして桜子の小さな記憶で3日かけてあの頃より少し綺麗になった施設を見つけたのであった。
『あんた‥桜子ちゃんかい??』
そう呼んだのは鈴おばちゃん。
当時お世話になった先生はもうおばぁちゃんに近いおばちゃんになっていたのだ。2007-07-17 05:15:00 -
132:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「まぁ(〃▽〃)!!鈴おばちゃんね!?わたくしです♪桜子です(^-^)♪」
久しぶりの再開に桜子と鈴おばちゃんは抱き合った。
『まぁまぁ‥こんなに大きくなって‥。べっぴんさんになったねぇぃ。』鈴おばちゃんは元気でやっている桜子を見て涙を浮かべた。2007-07-17 05:21:00 -
133:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
桜子も元気そうな鈴おばちゃんを見て安心したご様子だ。『それで今日はどうしたんだい?』
鈴おばちゃんにそぅ言われると桜子は姉の話を聞いた。
あれから姉は何処へ行ったのか。
今どこに居て何をしているのか。……………………………………………………鈴おばちゃんは坦々と話始めてくれた。2007-07-17 05:27:00 -
134:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お姉さんは桜子が今の両親に引き取られた後、
直ぐに新しい両親に引き取られた。
桜子のようなお金持ちの両親では無かったが、人の良い両親だったみたいだ。
桜子はそれを聞いてホッと胸を撫で下ろした。2007-07-17 05:37:00 -
135:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
姉は引き取られた後もまだこの街に住んでいた。
そして、
桜子の姉がこの街の美容院で仕事をしている事を鈴おばちゃんから聞いた。
桜子はほかにも今のお姉さんの名字を聞いたり、姉が働く店の名前も聞いた。2007-07-17 05:44:00 -
136:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
桜子は鈴おばちゃんにお礼を言い、タクシーを捕まえそのまま姉が働いている美容院へと向かった。
桜子は美容院の前で中の様子を伺っていた。
周りから見れば不審者だ(・∀・)2007-07-17 05:59:00 -
137:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
それに気付いた一人の店員さんが扉へ近づいてきたのだ。
カランカラン…2007-07-17 06:02:00 -
138:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『いらっしゃいませ(^_^)初めての方ですか?』
後ずさりした桜子の足が止まった。2007-07-17 06:06:00 -
139:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
それが十数年ぶりの再開。
桜子はお姉さんの目をじっと見て服にぶらさがってある名札を見てすぐに分かったみたいだ。
『……(^_^)??』
少しハテナを浮かべた姉を見て桜子が口を開いた。「はっ!はひふへ初めて!!!初めてです!!」2007-07-17 06:13:00 -
140:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
姉はふふふ(^_^)っと笑って桜子を席に案内した。
その時の桜子ったらもう目はキョロキョロしていて落ち着きが無かった。
『今日はどうしますか(^_^)?』桜子に気付いていない姉に桜子は少し落ち着いて答えた。2007-07-17 06:20:00 -
141:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「おぅお姉さんがしてくださるですか!?」
『はい(^_^)』
「(゚◇゚)!!じゃあっ……えっと、えぇっとえっ?あのえっとっとトットリートメントをっ!!」
どうやらちっとも落ち着いたご様子では無かったみたいだ。2007-07-17 06:32:00 -
142:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『…ふふふ(^_^)かしこまりました(^_^)』
桜子は久しぶりの再開にとてもとても喜んでいた。自分から積極的に話をしてみたり、会話が出来た事がとても嬉しかったみたいだ。とっってもご機嫌のご様子だった。
その日の帰りのタクシーで「お釣りはいらないわ♪(^-^)」と2万もひらりと置いたのはゆうまでも無い。2007-07-17 06:40:00 -
143:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
それからとゆうもの…。桜子はあの美容院へと通ったのであった。
お姉さんは桜子が実の妹だと気付か無いまま……そして
気付いた時にはもぅ遅かった。2007-07-17 06:45:00 -
144:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
一方、空港では―…
『桜子はまだか?もう出発の時間だぞ…』
そこにはさぞかし心配しているお父様とお母様が居た。
『あの子…まさか来ないんじゃ…』お母様は随分と心配していた。お父様とお母様はだてに桜子を育てただけあって何となく勘ずいていたのだ。2007-07-17 07:07:00 -
145:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お母様は心配するがあまりみるみるうちに涙を浮かべたそんな時。
「お母様ぁー♪お父様ぁ〜♪」
桜子が遠くの方から走ってくるのが見えた2007-07-17 07:10:00 -
146:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「ハァ‥ハァ‥(´ヘ`;)久しぶりに走ってしまったら疲れましたわ(^-^゚)♪ふふ。お父様、お母様、遅くなってしまってごめんなさ…っ」
桜子が言い終わる前に、お母様は桜子を抱き寄せた2007-07-17 07:15:00 -
147:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「おっお母様ったらどうしちゃいましたの(゚∀。)?」
『‥な‥何だか‥桜子が来ないような気がしちゃったのよぅっ(ノД`)!!』
と。ほっとして泣く母を見て桜子は改めてこの方々達に拾ってもらってよかったと強く思ったのであった。2007-07-17 07:22:00 -
148:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お父様の方に目をやるとまたもやお父様も泣いていて目をゴシゴシとしていた。
桜子はお父様の方に寄り「あら(^-^)お父様も泣いていらっしゃるの??(^-^)ふふふ♪」
『なっ何を言う!!私は泣いてなんかいないぞっ!!(〃∧〃)』『まぁ☆あなたまで泣いてるの?』
またもやお母様がお父様をからかった。2007-07-17 07:29:00 -
149:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お父様はお母様に少し怒った口調で否定したが、お母様はまだお父様をからかっていた。
そんなやりとりを見ていた桜子は胸の中でお姉さんに言った。2007-07-17 07:33:00 -
150:
?
レス&更新ありがとう??
読んでて切ない気持ちになりました(つ∧;?)
続きが気になる???2007-07-17 08:25:00 -
151:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
????????????さんまた見て頂いて嬉しいです(´∀`)?
気になりますか?ふふふ(^-^)ではではまだ時間があるので更新します?もうすぐ完結?です?2007-07-17 08:32:00 -
152:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
((お姉さん。‥いいえ、わたくしのお姉様(^-^。)桜子は今、とっても幸せでございます(^-^)行って参りますわ(^-^)♪))2007-07-17 08:38:00 -
153:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
7月20日
桜子はアメリカへと旅立ったのである。2007-07-17 08:46:00 -
154:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
………………………………………………………………………………………((お父様が種無しでよかったですわ(^-^)ふふふ♪))………………………………………………………………桜子は飛行機の中で小さく心の中で言ったのであった。
「だってお父様が種なしだったからわたくしは今こうして居るんですものねっ(^-^)♪」
……『ん?何だ?桜子』「いっいいえ(・∀・)何でもありませんわ(^-^)v」2007-07-17 08:55:00 -
155:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「ふふふふふ(^-^)」
……………………………一方、
その頃。2007-07-17 08:58:00 -
156:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『あいよ!!着きましたよ!!お姉ちゃん可愛いからおまけしちゃうよ(p_-)☆』
と。鏡越しにチャーミングに言った。
『まじでぇー!?超〜嬉しいんだけどぉ!!ありがとー☆また乗っけてねぇ〜!!』『えっ!?チョッちょっと!お客さ…っ』
バタンッ……。……………………………………………………………………『‥‥(p_-)』
……………………………………………これからは真面目に仕事をしようと心の中で決めたタクシーの運転手が此処に居た。2007-07-17 09:10:00 -
157:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
そして……2007-07-17 09:15:00 -
158:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
年月は過ぎ
…━3年後の夏━…
「んん〜っ!!やっぱり久しぶりの日本は良いですわね(^-^)♪」そこには空気をうんと吸い込む桜子が居た。2007-07-17 09:28:00 -
159:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『桜子!早く来なさい。もう車を待たせているんだぞっ』「もぉお父様ったら(^-^)せっかちさんなんですから♪」
『ほらほら。行くわよ桜子(^_^)』
空港から車に乗り込む際に周りの人達が桜子を見るなり写真を撮り始めたり歓声をあげた。2007-07-17 09:36:00 -
160:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
周りからはいつも見てますとの声も。
『ふふふ♪センキューですわ(^-^)♪』
そう。
桜子は細く長い腕や足に、綺麗な顔立ちをしていた事からたまたまアメリカへ撮影に行った日本スカウトマンが、桜子をモデルにスカウトしたのであった。2007-07-17 09:46:00 -
161:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「ちょうど退屈でしたの(^-^)嬉しいわ(^-^)♪」
その一言から桜子のモデル活動が始まったのであった。
おもにアメリカを中心に活動していた桜子は海外で活動する日本人として、日本の雑誌にも載るようになっていき、
一躍有名にもなったのだ。2007-07-17 09:54:00 -
162:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
桜子は日本へと帰ってきた為、これからは日本の活動が期待されていた。
「お父様♪お母様♪わたくしもぅ行ってきてもよろしいかしら?(^-^)」2007-07-17 09:59:00 -
163:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『行くって何処へだ(-。-)y-゚゚せっかく新しい家に着いたばかりだしまだ引っ越しの荷物も片付けていないだろう?』
「後でちゃんとしますわ(^-^。)それよりこの街を少し見てみたいの(^-^)v行ってきますわ♪」……………………………………………相変わらず桜子はこんな調子だった。2007-07-17 10:06:00 -
164:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お母様はタクシーに乗り込む桜子を笑顔で見送った。
桜子はある有名な美容院へと向かった。
「あっ。その前にお花屋さんに寄ってくださいな(^-^)♪ふふふ(^-^)」
どうやら桜子はとても気分がご機嫌のようだ。2007-07-17 10:16:00 -
165:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
桜子は鞄からごそごそと何やら取り出した。
アメリカで活動していた時に日本のスタイリストさんから貰った雑誌から切り抜いた記事だった。2007-07-17 10:28:00 -
166:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
その小さな記事には
プロのカリスマ美容師
中村 江梨子さん
とお姉さんの名前が書かれていたのだ。とても小さいがお姉さんの顔写真も載っていた2007-07-17 10:33:00 -
167:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
桜子は着くまでの間、
タクシーの運転手に記事を見せて自慢していた。
「この方はわたくしのお姉様なんですのよ(^-^。)ふふふ♪とても美人でしょ(^-^)」
タクシーの運転手は『あなたもとても美人ですよっ(^_^)』っと軽く返事をした。…………………………………どうやら。今日の桜子は絶好調にご機嫌が良い日になりそうだ(・∀・)2007-07-17 10:43:00 -
168:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
一方、ある有名な美容院では━…
『ありがとうございました(^_^)またお越しくださいませ(^_^)』
夢が叶ってキラキラ輝いて仕事をするお姉さんが居た。2007-07-17 10:52:00 -
169:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『中村さん休憩の時間入りましたよ(^o^)』
『えぇ。少し休憩させてもらうわね(^_^)』
スタッフに言われてお姉さんはスタッフ室へと入り、コーヒーを口に入れながら雑誌をペラペラとめくり出した2007-07-17 11:10:00 -
170:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お姉さんが見ているのは桜子が載っているモデル雑誌だ。
お姉さんはふふっ。っと少し悲しい表情をして笑みを浮かべた。
そこへさっきのスタッフがそそくさと戻って来た。
『中村さん!!あのっサングラスかけて変な動きしてた方が店の前に居て…(・・;)怪しくて話かけたら中村さんを探しているみたいなんですけど(T_T)』2007-07-17 11:24:00 -
171:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お姉さんは見ていた雑誌に手を止めた。
『しかも何だか挙動不審で(--;)よく聞くと中村さんの妹だって言って……ッあっ!!ちょっと中村さんっ(゚Д゚)』
お姉さんはスタッフの横をこれでもかとゆぅくらいにダッシュで横切り、スタッフ室から出た2007-07-17 11:32:00 -
172:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
まだお昼時。
店に出るとお客さんやスタッフばかりだった。
キョロキョロしているお姉さんの背後から桜子が呼んだ。「…お姉さん♪ふふ」2007-07-17 11:38:00 -
173:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
後ろを振り向くと
そこには大きく花束にされたコスモスで顔を隠している桜子。
それを見たお姉さんはふふっと笑った。
桜子は花束から顔をぴょこっと出しサングラスを外した2007-07-17 11:46:00 -
174:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「今日は‥わたくしが配達に参りました(〃▽〃)ふふ(^-^。)」
桜子は照れながらお姉さんにコスモスの花束を渡した。
今度こそ桜子を目の前にして、お姉さんはお帰りなさい。と目から涙を流し、笑顔で抱きしめた。2007-07-17 11:57:00 -
175:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
夢が叶ってプロのカリスマ美容師になったお姉さん。モデルになって帰ってきた桜子。
そして桜子はこれから自らお姉さんに会いに行く事が無くなった。
…………………………………………………………何故かって(・∀・)??
ふっそんなの決まってるでしょっ(・∀・)
姉のお姉様は妹の桜子専属のスタイリストになったんですよ。2007-07-17 12:15:00 -
176:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
だから桜子の側にはお姉様が常に居るんですよっ(・∀・)
そして桜子が日本に帰ってきてから半年が経った頃、桜子は人気モデルへと成長した(・∀・)
一冊の雑誌の1ページには仲良く寄り添いながら写っている桜子とお姉さんが載っていた2007-07-17 12:27:00 -
177:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
宝 桜子さん24
姉のカリスマ美容師の江梨子さん26
二人はそのページを見て何やらクスクスと笑っていた。
「まぁっ(〃▽〃)美人姉妹だなんて書いてあるわ(〃▽〃)何だか恥ずかしいわ(^-^。)ふふ♪」桜子がお姉様に髪をブローされながら言った。2007-07-17 12:37:00 -
178:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『ふふ(^_^)本当ね。
さっ!!出来たわよ桜子(^_^)何だか今日は私も話に参加するみたいで緊張だわ(>_2007-07-17 12:49:00 -
179:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
数ヶ月後の全国の書店に新しく並べられた本。
その本には桜子とお姉さんの話を元に書かれた物語の小説であった。
桜子とお姉様の話を聞いたある有名な作家が話を気に入り、書いたのだった。2007-07-17 13:00:00 -
180:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
小説のタイトルを見るなり、ふふふ(^-^)っと。笑う仲の良い姉妹の姿があったとさ(・∀・)
タイトル
*美容師のお姉さん*
━━━おしまい♪━━━2007-07-17 13:10:00 -
181:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
???????????完結しました(^-^)?
今日は頑張っちゃいました(・∀・)?最初から読むと漢字など間違えている部分や分からない部分があるかも知れませんが、どうか暖かく許してやってください(゚▽。)
わたくしの自己満小説でした(^-^)v見てくれていた方達に感謝の気持ちを込めまして、有難うございました(^-^)?(^_^)
???????????ぎゃんぐ2007-07-17 13:19:00 -
182:
?
朝からリアルでずっと読んでました??
完結おめでとうございます(・?・?)
続編とかゎあるんですか??2007-07-17 13:30:00 -
183:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
?さん朝からずっと見ていてくれてたんですかっ(・◇・)!?わぁー(゚∀゚)?
めっちゃめっちゃ嬉しいです(^-^。)v???有難うございます(^_^)?
続編は今の所考えていないんです(゚Д゚。)もしまた書く時はココに報告致しますネッ(´∀`)?2007-07-17 13:49:00 -
184:
名無しさん
めちゃハマりました?途中ウルウルくるとこもあって泣きそうになっちゃいました(笑)また次の作品書いてくださるときも読ましていただきます?
2007-07-17 14:25:00 -
185:
名無しさん
最後まで読ませて頂きました。とても心温まるお話でした(^-^)お疲れ様です☆
2007-07-17 16:33:00 -
186:
名無しさん
面白かったよ?
2007-07-17 16:59:00 -
187:
?ちな?
なんか続きが気になるようなお話しでした?
かわいい姉妹のお話しですね??素敵な話しありがとうございました?2007-07-17 18:44:00 -
188:
名無しさん
ぉ疲れ様ですっ??今いっきに読んだけどめっちゃ面白かったです??
久しぶりに暖かい小説を読ませてもらぃました?本間にお疲れ様でした??2007-07-17 20:59:00 -
190:
名無しさん
すごい良かったです。
ありがとう(^-^)2007-07-21 00:59:00 -
191:
まぁ?
今読みました?お疲れさまです???おもしろかったぁ???なんか本当に心温まる話でした?それと桜子のキャラ好き?次も楽しみにしてますね??
2007-07-21 18:31:00 -
192:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
>>195さん(・∀・)
まぁ?さん(・∀・)
有難うございます?
新しい作品を書く事にしました(・∀・)この作品とは正反対でガラッと変わった作品です。
題名は*優しい子*です(^-^)?2007-07-23 17:31:00 -
193:
名無しさん
あげ
2007-08-02 15:25:00 -
194:
今初めてコレ読みました??本間にあったかい小説??二作目も読ませてもらいましたよ〜??久しぶリにイイ小説を読ませて頂きました(´3`?)アゲときます??
2007-08-02 19:31:00 -
195:
名無しさん
なんか泣きそうなった??
2007-08-02 20:24:00 -
196:
名無しさん
うちもぉ?バリりあるに想像出来た?ギャングさん素敵すぎる??良かった??
2007-08-02 20:50:00 -
197:
名無しさん
めっちゃよかった???いい小説ありがとう?????
2007-08-03 21:47:00 -
198:
名無しさん
めちゃめちゃめちゃめちゃいいぃぃっ!
もう一回読もう?2007-08-03 23:13:00 -
199:
名無しさん
ageときます?
2007-08-05 23:10:00 -
200:
名無しさん
ギャングさんアゲ???
2007-08-12 19:45:00 -
201:
名無しさん
泣いてしまいました??
面白かったです?2007-08-13 04:57:00 -
202:
名無しさん
あ
2007-09-16 09:10:00 -
203:
ちはる
オススメの所にあったから読んでみました?
ヤバフィス?感動???
あげときます??2007-11-14 00:31:00