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  • 1:

    ◆IChye4Qua.

    この物語は
    実話に基づいたフィクションで作成しています。

    2007-07-15 04:52:00
  • 2:

    ◆IChye4Qua.

    PM22時過ぎ。
    家のドアを開けるとすぐさま、父さんが現れ怒鳴りながらいきなり私の髪を鷲掴みにして家の中へと引きずりこんで
    怒鳴りながら殴りつづける。

    「やめっ!やめてよ!痛い!「お前は何回言ったら分かるんや!」 私の叫び声と父さんの怒鳴り声が家に響き渡る。

    2007-07-15 04:57:00
  • 3:

    ◆IChye4Qua.

    「お父さん!やめてください!」母さんが止めにはいる。
    止める気もないくせに、わざとらしい女。
    母さんが私と父さんの間に必死に入ると父さんが殴るのをやっとやめた。興奮してるみたいで息が荒い。
    母さんは乱れた髪を手で軽く直しながら一瞬私をにらむように見てから、視線を父さんに向ける。

    2007-07-15 05:02:00
  • 4:

    ◆IChye4Qua.

    私は、父さんの手によって乱れた制服のブラウスを直しながらふらつきながら立ち上がり玄関にぐちゃぐちゃに散らばったカバンの中身をカバンに戻してから階段をふらつきながらのぼっていく。

    父さんは何も言わず寝室のドアをしめたと同時に 
    「はぁ」母さんのため息だけが耳に飛び込んできた。  面倒くさい。早く出ていってほしい。
    ため息にそんな言葉をこめたような感じ。

    2007-07-15 05:09:00
  • 5:

    ◆IChye4Qua.

    二階のドアが取られた部屋へ入る。
    私の部屋がある場所は元々庭だった場所で、母さんと姉ちゃんがうちの家族になってから家を広くするために増築した六畳の部屋。その為、階段から上がった右隣にある3つ年下の弟の部屋を通らないと私の部屋へは行けない。  ドアがあると部屋でシンナーでもされると困るからと母が取り外し、のれんがかけられた。
      2つ年上の姉ちゃんの部屋は弟の部屋の隣にあり、階段を登って正面側。鍵つきのドアがついている。
     階段から上がった左には1つ年上の兄ちゃんの部屋。二階は全部兄弟の部屋。ドアがないのは私の部屋だけ。

    2007-07-15 12:39:00
  • 6:

    ◆IChye4Qua.

    母さんと姉ちゃんがこの家にやってきたのは中1の夏休み。初めて会ったのは夏休み前。 小3の時家庭内暴力と浮気に耐えきれなくなったお母さんは私達兄弟を置いて逃げるように家を出ていきそれから父さんが一人で私達を手探り状態で育てた。
     大変だったとは思う。仕事と家事と子育てなんて両立するのは。けど自業自得。
     そして母さんと再婚。父さんは私達兄弟に母さんと姉ちゃんを会わせ「この人と結婚したい」と言ってきた。  兄は反対したが私と弟は父さんが幸せなら構わないじゃないかと兄をなだめ、兄が父さんに了承した。

    2007-07-15 12:58:00
  • 7:

    ◆IChye4Qua.

    あの時こんな女だって分かってたら再婚なんて認めなかった。もしかして兄ちゃんは分かってたんかな。   

    部屋の床にくずれるように座り、壁にもたれながらタバコに火をつけた。殴られて切れた唇からは血の味が交ざりタバコの煙と一緒に体内に入ってくる。

    2007-07-15 13:05:00
  • 8:

    ◆IChye4Qua.

    多分リョウからだろう。別れたばかりの彼氏。メッセージなんて見なくても分かるよ。

    私の小学生からの友達の美香の彼氏の友達で、地元の駅にいつもたむろしてる集団の中にいて、その集団と私と美香は仲良くしてるから、別れたってどうせ会う。
    別に好きでもなくて、好みのタイプでもないのに付き合ってしまいそのままずるずると3ヶ月くらいが経ってしまった。付き合った理由なんて単純。 ただその集団の中に交じりたかったから。

    2007-07-15 15:07:00
  • 9:

    ◆IChye4Qua.

    その集団といれば、寂しくないしみんな制服のまま駅に集まりそのままべらべら話したりして遊んだり、遅刻して学校に行き、学校が終わり駅に戻ってくるとまた集団に交じって、駐輪場に止めてある原付を細工したハサミでエンジンをかけてそのまま遊びに行ったり、自転車の鍵を足でつぶしてそれに乗ってそのまま地元をぶらついたり。

    10人くらいで行動するから目立つけど、そんなの気にもしなくて、そこに居たかったからリョウからの突然の告白を断れなくて付き合っただけ。

    2007-07-15 15:16:00
  • 10:

    ◆IChye4Qua.

    きっと明日駅に行けば集団の中にいる女友達のリカとアイに理由聞かれるだろな。リョウの地元の女友達で、リョウが私と付き合いだしてから仲良くなった二人。売られた喧嘩はかう二人で見た目は怖いけど、仲良くなれば友達には優しい二人。
    美香は嫌がってるみたいで何度か私に美香はリカとアイが気に入らないと話してきたけど
    美香はいつも陰口たたくから気にもしなかった。

    2007-07-15 15:22:00
  • 11:

    ◆IChye4Qua.

    1話

    2007-07-15 15:52:00
  • 12:

    ◆IChye4Qua.

    隣の部屋では弟がテレビゲームをしているみたい。外からは蝉がやかましく鳴きわめいていてそれだけでイライラする。
    私はナオと遊ぶために服を着替え階段を降りると、リビングで姉ちゃんと母さんが二人でなにやら話していて、一瞬母さんが振り向き冷たい視線で私を見てからまた姉ちゃんに視線を向けた。
    そんなうざったそうに見なくたってあんたらの邪魔なんてしいひんわ。
    目が合っても別に話す事なんてない。母さんは父さんが居るときだけいい母親を演じていて、父さんが居ない時はほとんど無視か睨むか。
    話かけられるのもだるいから丁度いいんやけどね

    2007-07-15 22:53:00
  • 13:

    ◆IChye4Qua.

    行ってきますとも言わず、黙って家を出て、バス停まで歩いていくとナオがすでに待っていた。
    ナオとは家がかなり離れているけど、今日はナオが私の地元に来てくれた。

    2007-07-15 22:56:00
  • 14:

    名無しさん

    あげ

    2007-07-16 05:22:00
  • 15:

    名無しさん

    あげげ

    2007-07-16 21:23:00
  • 16:

    ◆IChye4Qua.

    このくそ田舎にある唯一ひとつだけあるデパートやパン屋やコンビニが建ち並ぶ通りに歩いていく事になり、二人で話ながら歩いていく。
    その途中でリョウ達とよく行ったカラオケボックスの前を通り、リョウの友達が乗ってるらしき塗装した原付を見つけたけど、リョウが居ると嫌なので通り過ぎた。
    ナオはリョウのプリクラとか見せた事ないし、集団に会わせた事もないからもちろん、塗装した原付を見てもナオの視線が止まるわけでもなく、ただ嬉しそうに全くリョウとは関係のない話をしながら歩いて通り過ぎた。

    2007-07-16 21:56:00
  • 17:

    ◆IChye4Qua.

    しかし暑い。暑すぎる。
    デパートまでの道のりもやたら遠い。アスファルトは強い日差しが照っていてもやもやとしていて余計暑い。
    原付でブィンと走りたいものだけど、原付もないしもし捕まったらナオに迷惑かかるからな………。
    やっとデパートやコンビニが建ち並ぶ通りまで二人で歩いてきた。

    2007-07-16 22:01:00
  • 18:

    ◆IChye4Qua.

    田舎でも、この通りは結構人や車が行き交っていて少し賑やか。
    ナオ「うわっ、何あの連中!」
    ナオが指を差していきなりそう言ったから私はナオが指差した先を見ると、そこには6人くらいの不良チックな同じ年頃か少し年下の男の子達が道端にしゃがみタバコを吸いながらしゃべってる。

    うわぁ〜ややこしそう〜ヤンキー丸出し。。関わりたくないなぁ〜。リョウの連れかもしれんし。。

    2007-07-16 22:07:00
  • 19:

    ◆IChye4Qua.

    駅では見たことない人達やけど、リョウの周りにいそうな感じやなぁ。しかも道のど真ん中にいるからこのまま歩いて行ったら絶対声とかかけられるやろし………。
    ナオ「なぁなぁめっちゃこっち見てくるで?知り合い?「いやっ、全然知らん!なぁ、遠回りなるけど違う道から行かへん?」
    ナオにそう話、体を回転させ来た道を何故か早足で振り向きもせず歩く。

    2007-07-16 22:28:00
  • 20:

    ◆IChye4Qua.

    リョウからのポケベルに届いたメッセージ昨日から返事してないから、もし友達やったらややこしいもん。一方的に別れたし。
    っていうか、やっぱり好きになった人と付き合うべきやし。

    「なぁ、なに逃げてるん?」

    2007-07-16 23:11:00
  • 21:

    ◆IChye4Qua.

    びくっ!
    後ろから聞こえてきた声にびっくりして立ち止まりナオとほぼ同時に後ろを向くと、集団の中でも一番リーダーっぽい奴が視界に飛び込んできた。
    脱色しすぎて痛んだ髪、ほっそい眉毛、いかにもヤンキーですと物語る服装。

    真っ直ぐ私を見てっていうか睨んでる?

    2007-07-16 23:58:00
  • 22:

    名無しさん

    期待上げ?

    2007-07-17 01:17:00
  • 23:

    ◆IChye4Qua.

    1人だけで追い掛けてきたみたいで、他の子達はさっき居た場所でこちらを気にしながらも盛り上がってる。
    私とナオは目を合わせる。やだなぁ。関わりたくない………。きっと二人とも そう思ってたと思う。

    「ん〜………?何か見たことある………気のせいかな?」金髪男が私の顔を覗き込むようにじぃっと見てくる……………駅に来た事あるんかなぁ………やっぱリョウの友達なんかなぁ………やだなぁ…………

    2007-07-17 02:31:00
  • 24:

    ◆IChye4Qua.

    目付き悪すぎ………。ってかそんな見るな見るなぁ! 

    両手をズボンのポケットに突っ込みながら金髪男は少しの間、私の顔をじぃっと見てから、いきなりにっこり笑い「あっ!思い出した!」そう言う。

    あ〜………やっぱそうやわ…………絶対駅で会った事あるんやわ………リョウの友達なんやわ。。。

    2007-07-17 02:37:00
  • 25:

    ◆IChye4Qua.

    「夢で会ったんや(笑)!」

    ・・・・はい?・・・・
    いきなり金髪男は私を指差し、笑いながらそう言ったから私は拍子抜け。だって、真剣な目しながら言うから絶対ほんまにどっかで会った事あるもんやとばかり思ったのに。。
    この金髪男。。。

    2007-07-17 02:40:00
  • 26:

    ◆IChye4Qua.

    どうやらリョウとは関係なさそうだな。ってか冗談なんてさらさら言いそうにないから、ちょっとびっくり。ってか、早く立ち去ろう。付いていったら、2対6やねんし何されるか分からん!

    私はナオの手を握り早足で歩くと、後ろから金髪男が付いてきてひたすら喋ってる。

    「ちょおちょお!俺そんな怪しい奴ちゃうから!ストップストップ!」いやいや、あなた充分怪しいです!怪しいってか、話聞いたら最後、きっと六人にまわされるのがオチ!無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理!

    2007-07-17 02:57:00
  • 27:

    ◆IChye4Qua.

    ぐいっ!
    いきなり手を金髪男が握り歩くのを阻止。「なぁ、ナンパちゃうから!ちょっと話聞いてや「しつこいねん!いい加減にしてや!」

    気付けば怒鳴っていた。しかも思い切り睨み付けて…………。握られた手は思い切り振り払ってしまった。。。時すでに遅しとはこういう事を言うんやろうな……相手は六人もおるしこの見た目。昼間からきっと連れ去られてまうんかなぁ………。

    2007-07-17 03:03:00
  • 28:

    ◆IChye4Qua.

    けど、引いたらあかん。怖いけど引いたらあかんねん!私は睨み付けたまま立ち止まってる。ナオは私の手をくいくいっと引っ張り、もう行こうよと合図してる。
    金髪男はぶち切れるかと思えば、笑顔で「可愛い声やん!」そう言った。

    2007-07-17 03:07:00
  • 29:

    ◆IChye4Qua.

    これが達也との出逢い。
    第一印象最悪だった。最悪すぎてあの出逢いは今でも強烈に覚えている。


    ねぇ、達也?達也も覚えてる?
    私と達也が出会った夏の日。

    まさか付き合うなんて思いもしんかったんやで?


    あれから全てが始まったんやんなぁ。
    もしもあの時、あの場所に行かなかったら、私は達也に出会う事はなかったのかな。。

    2007-07-17 03:13:00
  • 30:

    ◆IChye4Qua.

    「分かった!じゃあお茶だけしようや?それなら大丈夫やろ?」拒み続ける私に金髪男はそう話す。 さっきからずっとひたすらなんとか引き止めようと話し掛けてきている。
    ナオ「ヒロミ、………お茶だけしようや?」ナオからの言葉を聞き思わずナオを見るとナオはもう疲れてる感じ。
    あまりにもしつこすぎて根負け。私とナオは仕方なく金髪男達と喫茶店に行く事になってしまった。

    大きなテーブルに椅子が10脚あるその喫茶店。何度か来た事がある店でさっきたむろしていたすぐ近くだ。私とナオは黙ってジュースを飲んでいる。それにしても暑かったからここは涼しくて心地良い。っていうかよく考えたらまだお昼過ぎなんだ。

    2007-07-17 06:02:00
  • 31:

    ◆IChye4Qua.

    このテーブルに座ってる男達を1人1人見ていくと、ぱっと見より普通。っていうか何か幼い?

    「名前なんて言うん?」いきなり金髪男からそう言われ、ナオと私の目が合う。聞く前に名乗れよ……。 ヒロミ「あんたは?」 「本間や!達也自分の名前言ってから聞けや(笑)」金髪男の友達が金髪男に向かってそう言いながらタバコを吸う。

    「俺は達也!こう見えても中3やねん俺達」それを聞いて私とナオは驚いた。驚きすぎて顔を見合い、笑う。

    2007-07-17 06:13:00
  • 32:

    ◆IChye4Qua.

    書き込みありがとうございます???
    がんばります!

    2007-07-17 06:16:00
  • 33:

    ◆IChye4Qua.

    「二個上やん!中学どこやったん?!」ヒロミ「○○○中やで?」私がそう言うと達也が驚き、みんなが騒ぎだした。
    「思いっきり先輩やん!おい達也!お前の姉ちゃんと同じ年ちゃうんか?!」

    2007-07-17 13:56:00
  • 34:

    名無しさん

    age

    2007-08-27 20:49:00
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