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ヤンキー時代。

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  • 1:

    ぁぃら

    今からもう7年前からの話しです☆
    へたくそだと思うけど、良かったら読んでください!

    2005-07-10 13:21:00
  • 100:

    ぁぃら

    私が残念に思っている中、両親は喜んでいた。私は急にひらめき
    合格祝いにPHSを買ってもらう事をねだった。
    春休みだと言うのに今まで家を出してもらえなかった分、私は残りの休みを
    思いっきり遊ぶ。買って貰ったばかりのPHSでみんなに連絡を取り
    バラバラになってしまう不安は無くなっていった。

    2005-07-12 16:27:00
  • 101:

    ぁぃら

    ある夜、私はみんなより早く家に帰り部屋でテレビを見ていた時だった。
    PHSが鳴った。着信は直人からだ。
    ぁぃら『はいはーい☆』直人『何してるん?』ぁぃら『テレビ見てるで☆どうしたん?』
    私は直人との電話は慣れていなかった。遊ぶ約束をする程度の事でしか
    連絡を取らないからだ。

    2005-07-12 16:37:00
  • 102:

    ぁぃら

    しばらく世間話をしていたが、直人が言った。
    直人『自分、彼氏作らんの?』急にそんな事を言われたので少し
    驚いた。ぁぃら『作りてくてもなぁ。』と答えた。
    直人『俺は?』ぁぃら『えっ?』直人『俺と付き合う?』
    それが直人の精一杯の告白だった。

    2005-07-12 16:41:00
  • 103:

    ぁぃら

    私は今まで直人を意識した事は1度も無かった。
    けど何となく付き合った。彼氏という存在がほしかったのだ。
    春休みはみんなと一緒に遊んだり直人と二人で遊んだりした。
    直ぐに誠の事は忘れ直人を好きになれた。でも二人よりみんなで遊ぶ方が
    私には楽しくて仕方がなかった。

    2005-07-12 16:45:00
  • 104:

    ぁぃら

    駅に着く。ぁぃら『おつかれ〜☆』改札を抜けるとみんなが見えた。
    美紀『共学どない?』ぁぃら『別に〜おもんない!』私にとって共学だろうが
    なんだろうが関係ない。友達もそれなりに出来たが、
    美紀たち程仲良くはならなかった。ぁぃら『もう帰らな。』
    私は駅で30分ほど喋ると家へ向かった。

    2005-07-12 16:52:00
  • 105:

    ぁぃら


    今日はココまでにします(*^-^*)
    読んでくれている方、本当にありがとう!又更新しますので
    ヨロシクです☆また感想など入れてくれると嬉しいです♪

    2005-07-12 17:01:00
  • 106:

    名無しさん

    書いてやあー?

    2005-07-12 20:38:00
  • 107:

    ?飛鳥?

    あげ?毎日楽しみに読ましてもらってます?がんばって最後まで書いてねぇ?

    2005-07-13 15:20:00
  • 108:

    ぁぃら

    いつもカキコしてくれて本当にありがとう!
    みんなのお陰で頑張ろうって思えます(*^-^*)完結まで頑張ります☆
    では、今から更新しますねぇ♪

    2005-07-13 16:28:00
  • 109:

    ぁぃら

    その日もいつもの様に学校が終わり電車に揺られ地元まで帰ってきた。
    美紀『あっ!来たっ来たっ☆』美紀が私の方へ手を振る。
    ぁぃら『あれ?みんなは?』珍しく美紀とめぐみしか居なかった。
    いつもは、直人たちも居てバトンタッチをしてから男達は夜間の学校へ向かう。

    2005-07-13 16:33:00
  • 110:

    ぁぃら

    めぐみ『みんなは後から来るで☆』ぁぃら『学校間に合うん?』
    美紀『何かサボるみたいっ。』私は直人にそんな事は一言も聞いていなかった。
    少し不機嫌になるい私を見て美紀とめぐみが顔を合わせて、
    会話をする。美紀『何かな・・ぁぃら門限あるやん?気使ってるみたいやで?』

    2005-07-13 16:36:00
  • 111:

    ぁぃら

    気を使ってるのは私のほうだ。何に気を使っているのか全く理解出来ない。
    ぁぃら『どおいう意味なん?』美紀はしばらく言葉を選んでいるようだった。
    するとめぐみが言った。めぐみ『夜出て来られへんやろ?自分だけ遊ぶんが悪い気がするみたい。』
    ぁぃら『・・・で?』美紀『今日みんなでカラオケ行こう言ってんねん。マラソン。』

    2005-07-13 16:39:00
  • 112:

    ぁぃら

    ぁぃら『んでうちに黙って行くつもりやったん?』
    めぐみ『みたいやで?ぁぃらが帰ってから駅集合するって。』
    言うまでもなく私は頭にきていた。今までもそうやって遊んでいたのだろうか。
    別に束縛なんかしていない。ただ隠された事に腹が立った。

    2005-07-13 16:44:00
  • 113:

    ぁぃら

    ぁぃら『んじゃいつでも遊べる子と付き合ったらええやん!』私は、
    怒りを美紀たちにぶつけてしまう。美紀『直人に電話する?』
    ぁぃら『来るまで待つ。』私は何も知らずに駅にやって来る直人を
    待ち伏せしようとした。

    2005-07-13 16:46:00
  • 114:

    ぁぃら

    PM 6:00―
    何も知らない直人は誠たちと騒ぎながら駅へやって来た。
    私を見て驚いた様子だ。直人『帰らんでええん?』ぁぃら『直人も学校は?』
    黙っている直人に意地悪く言う。ぁぃら『うちがおったら不都合なんや?』

    2005-07-13 16:49:00
  • 115:

    ぁぃら

    みんなは気まずそうにしていた。
    ぁぃら『もうええわ。隠す時はバレん様にしいや!バイバイ。』
    駅を後にした。私の中で直人とは終わった。
    悔しかった。まるで自分が輪悪いような気分だ。

    2005-07-13 16:54:00
  • 116:

    ぁぃら

    家に着くともう6時半をまわっていた。父が何か叫んでいたが、
    無視をして自分の部屋にこもった。全て厳しい親のせいだと憎んだ。
    それから数日が立ち、私は学校を行かなくなった。
    もう親の言う事は何も聞かない。美紀たちも学校をサボるようになり
    1日中一緒にいた。

    2005-07-13 16:57:00
  • 117:

    ぁぃら

    この頃から美紀と二人でいる事が多くなった。
    二人で遊びに出かけ、帰りの電車の中。二人組の男の子からやたら視線を
    感じていた。美紀『めっちゃ見られてるやん。』
    ぁぃら『なんやろ?パンツ見えてんちゃん☆』美紀『金取るぞ〜!』
    冗談を言っていたが結構気になった。

    2005-07-13 17:03:00
  • 118:

    ぁぃら

    私たちは当時流行っていたのかコギャルをしていた。
    15センチ近くある厚底サンダルを履き、超が付くほどのミニスカート。
    チューブトップやキャミを来て露出強だった。意味も無くハイビスカスに敏感だった
    記憶がある。お金は無い為全部がパクった物だった。

    2005-07-13 17:07:00
  • 119:

    ぁぃら

    eggと言う雑誌からパクり服や鞄サンダルブーツ、メイク道具まで
    万引きした。捕まる気なんて全くしなかった。私服警備まで見分けが付く程に
    慣れ当たり前の事だったのだ。
    電車を降りるとその男の子達も降りた。酔っ払っているのか少し動きがおかしかった。

    2005-07-13 17:10:00
  • 120:

    ぁぃら

    駅で美紀と飽きるまで喋る。これが日課だった。別に話題がある訳じゃなかった。
    何ともない事でも二人はバカ笑いが出来た。
    美紀と駅前にしゃがみ込み煙草を咥えながら喋っていた。
    『なぁなぁ・・。』さっきの男の子達だ。地元でナンパをされるのは
    初めての事だった。

    2005-07-13 17:13:00
  • 121:

    ぁぃら

    私達は特に警戒はせず普通に喋りだした。
    色々質問したり、されたり直ぐに仲良くなる。男の子達の名前は隆と拓矢。
    隆は23歳で拓矢は20歳だった。私から見れば20歳と言うのは凄く大人に感じていた。
    が、二人は全然子供だった。

    2005-07-13 17:16:00
  • 122:

    ぁぃら

    ぁぃら『酔ってるん?』さっきから様子のおかしい拓矢が気になった。
    正直少し気持ちが悪い。拓矢『酒は飲めませ〜ん。』目が全然会わない。
    美紀『おかしいで?』なんとなく想像できた。でも目の前で見たのは初めてだった。

    2005-07-13 17:19:00
  • 123:

    ぁぃら

    隆『ラリってるからほっといたって〜。』ぁぃら『やっぱり?』
    電車の中でも吸っていたのかと思うと関心する。
    袖口に口をつけスーハーしている拓矢は一人別世界に行ってしまっていた。
    拓矢は話にならないので隆と番号を交換すると私達は家へ帰った。

    2005-07-13 17:23:00
  • 124:

    ぁぃら

    美紀から電話が鳴る。美紀『今隆から電話あってんけど遊ぶ?』
    ぁぃら『別に良いけど何するん?』私は意味なく地元でたむろするのは
    嫌いだった。あれ以来直人たちとも会いたくない。
    美紀『分からんけど迎えに行くって〜☆』迎えに来られるのは困る。
    親に又ごちゃごちゃ言われたらうっとうしい。

    2005-07-13 17:31:00
  • 125:

    ぁぃら

    ぁぃら『んじゃ○×公園にいてるわぁ。』電話を切って仕度を始める。
    地元で遊ぶときは大体ジャージだった。その日もKANIのジャージにTシャツ
    を来て家を出る。公園に着くとすぐ迎えが来た。
    やたらうるさい音を立ててやって来たのは大きな単車にまたがった
    拓矢だった。この前の印象が強くちょっと怖かった。

    2005-07-13 17:34:00
  • 126:

    ぁぃら

    拓矢『よぉ!ぁぃら?』ぁぃら『覚えてないんかい?!』拓矢『おぉ。隆に聞いただけ。』
    ぁぃら『今日はボケてないん?』この前と違ってちゃんと目が合う。
    ラリってたら拓矢のケツになんか乗れない。事故られたら終わりだ。
    拓矢『今日は素!!』なんか威張った感じで言われた。

    2005-07-13 17:40:00
  • 127:

    名無しさん

    2005-07-13 17:42:00
  • 128:

    ぁぃら

    ぁぃら『何かカッコイイなこれっ☆』私は単車にまたがりながら言った。
    サンダンシートと言うらしい。拓矢『誰やと思っとんねん☆』誉められたのが嬉しかったのか
    意味の分からない返事をされた。ぁぃら『美紀たちは?』拓矢『先行ってるわ!』
    同時に単車のエンジンをかけた。

    2005-07-13 17:44:00
  • 129:

    ぁぃら

    137さんありがとう!それってその番号のレスが見れるんかな?
    よく分かってないんですが、ヨロシクですm(__)m

    2005-07-13 17:45:00
  • 130:

    ぁぃら

    慣れるまでは鼓膜が破れるんじゃないかと思った。
    軽快にリズムを刻みながら走る。気持ちよくて仕方がなかった。
    この前に見た拓矢とは別人でとてもかっこよく見える。
    拓矢『落ちんなよ?』大通りに出る前に言われた。ぁぃら『平気☆』

    2005-07-13 17:48:00
  • 131:

    ぁぃら

    大きな通りに出ると運転が変わった。とりあえず怖い。
    相変わらずリズムを刻みながら走る。ジグザグにローリングをしながら渋滞を
    起こす。と思ったら急にスピードを上げた。ウーウー《植木!止まらんかー!》
    パトカーが追って来る。「ってか名前バレてんやん?!」
    本当に事故るかと思った。

    2005-07-13 17:52:00
  • 132:

    ぁぃら


    今日はココまでにします(*^-^*)
    これから私はドンドン荒れて行ってしまいます。ヤンキー時代の本題とも
    言える話になって行くので又ヨロシクお願いしますm(__)m

    2005-07-13 17:57:00
  • 133:

    えりな

    楽しみにしてます☆彡

    2005-07-13 18:46:00
  • 134:

    美咲

    まぢおもろい(●>∀<)oまた覗きに来まぁぁす♪しおり♪

    2005-07-13 22:27:00
  • 135:

    いくみ

    しおり??

    2005-07-13 22:53:00
  • 136:

    まり

    しおり

    2005-07-13 23:42:00
  • 137:

    名無しさん

    ?

    2005-07-14 04:44:00
  • 138:

    ぁぃら

    今日もいっぱいの人が読んでくれていて嬉しいです♪
    しおりや感想本当にありがとう!!今から更新します☆
    又ヨロシクお願いしまぁぁぁす(*>ω)ノ

    2005-07-14 13:17:00
  • 139:

    ぁぃら

    141より続き→

    私は拓矢にしがみ付き目をギュッとつぶっていた。パッツンとサイレンと
    スピーカーから叫ぶ声、単車の音が聞こえる。拓矢の背中からは
    楽しくて興奮しているのが分かった。

    2005-07-14 13:20:00
  • 140:

    ぁぃら

    サイレンの音が聞こえなくなる。諦めたようだ。
    私は安心して顔を上げた。辺りは地元から離れ海の臭いが漂っている。
    地元から一番近い海に着く。まだ海開きはしていない為人は少なかった。

    2005-07-14 13:23:00
  • 141:

    ぁぃら

    単車が止まったと同時に私は飛び降りた。おしりがジンジン痛かった。
    拓矢『隆たち何処やろ?』ぁぃら『先着てるんちゃん?』
    拓矢『そやけど、ここ広いし・・。』そう言って電話をかける。
    辺りは少数の人たちがポツポツと居るだけで美紀たちは見当たらなかった。

    2005-07-14 13:26:00
  • 142:

    ぁぃら

    拓矢『すぐこっち来るって!』拓矢は電話を切ると煙草に火をつけた。
    その横に座って私も煙草を吸う。しばらく会話はない。
    そりゃそうだろう。会うのは2回目だし、拓矢は覚えていない。
    今日だって単車に乗せられつれて来られただけだ。

    2005-07-14 13:29:00
  • 143:

    ぁぃら

    私はこの時拓矢を意識していたに違いない。沈黙する二人を波の音だけが
    包んでいた。拓矢『何かしゃべれやっ!』拓矢も気まずかったのだろう。
    ぁぃら『拓矢が喋ってや。』拓矢『じゃぁ・・・何歳?』それが素の拓矢と
    交わした最初の言葉だった。ぁぃら『じゃぁって何?!15歳やけど。』

    2005-07-14 13:33:00
  • 144:

    ぁぃら

    拓矢『わっか〜!俺20歳やでぇ。』ぁぃら『知ってるし!この前「酒は飲めませ〜ん」って
    言ってたで☆』私は真似をして言った。拓矢は少し恥ずかしそうにしていた。
    そうこうしている内に美紀と隆がやって来た。
    拓矢『おっそい!』隆『ぁぃら大丈夫やった?』隆は拓矢の言葉をわざと無視して言った。

    2005-07-14 13:36:00
  • 145:

    ぁぃら

    拓矢『無視かい。』美紀『花火買っててん☆』拓矢は無邪気に喜んでいた。
    ぁぃら『なんとか無事やったぁ。』私は隆に大げさに怖かった事を説明する。
    隆『追われたん?!』拓矢『おぉ。余裕でまいたけどなっ☆』
    自慢そうに言う拓矢に隆はキックをするフリをした。隆『女ケツ乗っけてんねんぞ。』

    2005-07-14 13:40:00
  • 146:

    ぁぃら

    拓矢は『ついつい・・。』と言ってごまかした。
    それから暗くなるまで4人で喋ったり服のまま海に入ってじゃれたりしていた。
    隆と拓矢は暴走族だった。隆は引退しているが、今でもたまに参加するらしい。
    拓矢は現役だった。拓矢『引退しなアカンけど、やめられん。』と言っていた。

    2005-07-14 13:44:00
  • 147:

    ぁぃら

    拓矢の暴走は族の中でもピカイチらしい。運転技術も上手いと言った。
    私と美紀はそんな話を興味津々に聞いた。ぁぃら『今度連れて行ってやっ!』
    二人は『女はアカン!』と声をそろえて言ったが、美紀と二人でだだをこね、
    先輩の車から見ると言う約束でOKしてもらった。

    2005-07-14 13:48:00
  • 148:

    ぁぃら

    暗くなるとロケット花火や打ち上げ花火、後はねずみ花火(?)をして
    遊んだ。基本的に相手に向けて火をつける。逃げ回ったり追いかけたり。
    でも私と美紀は焼けどなどしない。隆と拓矢がカバってくれる。
    二人はアチッアチッと言いながら両手に一杯の花火を持って戦っていた。

    2005-07-14 13:53:00
  • 149:

    ぁぃら

    拓矢『よしっ。ぁぃら行けっ!』ぁぃら『おぉっ♪』私は拓矢を盾に隆へ攻撃する。
    美紀も隆を盾に攻撃していた。私たちは自然とそういう組み合わせになっていた。
    花火がなくなると、浪打ぎわで棒倒しをした。負けたら海へ投げ飛ばされた。
    拓矢が隆が負けると美紀と一緒にズルズルと海へ引っ張りこんだ。
    勿論私達も道連れにされる。

    2005-07-14 13:56:00
  • 150:

    ぁぃら

    4人ともビショビショになり少し肌寒くなって来たところでゲームは終了した。
    帰りの単車。来るときに乗った時より安心できた。きっと拓矢を信じていたのだろう。
    地元に戻ると服はすっかり乾いている。駅前で少し話すと家の近くまで
    送ってもらい帰った。

    2005-07-14 13:58:00
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