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ヤンキー時代。

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  • 1:

    ぁぃら

    今からもう7年前からの話しです☆
    へたくそだと思うけど、良かったら読んでください!

    2005-07-10 13:21:00
  • 150:

    ぁぃら

    4人ともビショビショになり少し肌寒くなって来たところでゲームは終了した。
    帰りの単車。来るときに乗った時より安心できた。きっと拓矢を信じていたのだろう。
    地元に戻ると服はすっかり乾いている。駅前で少し話すと家の近くまで
    送ってもらい帰った。

    2005-07-14 13:58:00
  • 151:

    ぁぃら

    家に着くと直ぐにシャワーを浴び、部屋にこもる。父や母は何か言いたげだったが、
    何も言ってこなかった。PHSに着信が6件もある。全部美紀だ。
    すぐに掛けなおす。ぁぃら『おつかれ〜☆どうしたん?』
    美紀『うん。ちょっとなぁ・・。』少しもったいぶる。ぁぃら『何よぉ?』

    2005-07-14 14:00:00
  • 152:

    ぁぃら

    美紀『拓矢とどない?』急な質問に少し動揺した。ぁぃら『どないって?』
    美紀『うん。うち隆と付き合う事なってん。』
    ぁぃら『まじで?!いつ?急やん!おめでとぉ♪』ビックリしたけど
    別に不思議なことでもなかった。私たちはまだ若い。会って間もなくても
    全然付き合えた。

    2005-07-14 14:03:00
  • 153:

    ぁぃら

    美紀『ありがとぉ!今日の帰りやで☆』ぁぃら『帰り?あぁっ!あの途中遅かった時か?!』
    帰り隆の単車が急に後ろから消えた。しばらく拓矢と単車を止め待っていると
    戻ってきたが、隆『しょんべんしてた☆』と言った。
    美紀『あん時!あん時!』ぁぃら『告られたん?!いいなぁ〜。』
    美紀は私の知っている限りモテる子だった。

    2005-07-14 14:07:00
  • 154:

    ぁぃら

    美紀『告られたら付き合う?』ぁぃら『付き合う!!でもシン中やしなぁ。』
    美紀は『あぁ〜』と言ってしばらく黙った。
    すると隆に電話を変わった。ぁぃら『一緒におったん?!おめでとやなっ☆』
    隆『おぉ!拓矢の事やけど、アカン?』私は意味が分からなかった。
    アカンも何も告られてもいない。

    2005-07-14 14:15:00
  • 155:

    ぁぃら

    ぁぃら『なにが?』隆『今拓矢も一緒やねん。』ぁぃら『そぉなん?』
    私はこの時また自分だけが仲間はずれになった気がした。
    電話の向こうで話し声が聞こえる。《お前自分で言えやっ!》ギャーギャー聞こえた
    と思うと急に静かになった。拓矢『俺やけど・・。』ぁぃら『うん。』
    いくら鈍感な人でも分かる。「早く言ってくれっ!」と思っていた。

    2005-07-14 14:19:00
  • 156:

    ぁぃら

    しばらく沈黙になった。私は耐えられず、ぁぃら『なに?早く言ってっ!』
    と言ってしまった。拓矢『お前が言えやっ!』そんな意味の分からない事を
    繰り返し言い合った。拓矢『んじゃそういう事やから。』
    「ってどういう事やねん。」と思いながら、拓矢と付き合う事になった。

    2005-07-14 14:22:00
  • 157:

    ぁぃら

    それからは毎日のように4人で遊んでいた。
    付き合い始めて1ヶ月がたった頃―
    その日は初めて2人で遊ぶことになった。拓矢『んじゃ行こっ☆』
    迎えに来てもらい単車に乗る。ぁぃら『何処行くん?』拓矢『俺ん家♪』
    まさかと思った。ついにこの日が来てしまった。

    2005-07-14 14:27:00
  • 158:

    ぁぃら

    やっぱり予感は的中した。拓矢の家に着くなり部屋に連れて行かれた。
    敷きっぱなしと思われる布団へ拓矢はもぐりこみ私の腕を引っ張る。
    正直、2度としたくないと思った。何あの痛さ!何あの変な格好!
    拓矢は私が始めてだと知って、優しくしてくれたけどそれでも痛すぎた。

    2005-07-14 14:36:00
  • 159:

    ぁぃら

    15歳の夏―
    私は処女膜を破った。パンツには3日間くらいずっと血がにじんでいた。
    母にばれるのではと、しきりに気にしていた。
    そんな出来事から1週間ほどすると、待ちに待った暴走に連れて行って貰う事になった。

    2005-07-14 14:39:00
  • 160:

    ぁぃら


    今日はここまでにしまぁす☆
    あとで又時間があれば更新します(*^-^*)
    読んでくれてる方本当にありがとう!いつも感想やしおりなど感激です♪
    またお願いしますm(__)m

    2005-07-14 14:42:00
  • 161:

    えりな

    待ってます(o^o^o)

    2005-07-14 14:56:00
  • 162:

    いくみ

    おもちろい?

    2005-07-14 15:46:00
  • 163:

    ぁぃら

    時間出来たので更新しまぁす♪
    えりなさん*いくみさんありがとぉ^0^/
    みんなのカキコがあると凄くやる気が出ます☆完結までまだまだですが
    ヨロシクお願いしまーす!

    2005-07-14 16:17:00
  • 164:

    ぁぃら

    170より続き→

    PM10:30―
    族の仲間が集合し始めた。私と美紀はみんなとは初対面だ。隆と拓矢にべったり引っ付いて
    次々やって来る仲間達を見ていた。

    2005-07-14 16:20:00
  • 165:

    ぁぃら

    みんなイカツイ単車にイカツイ人ばかり・・・拓矢たちが可愛らしく見えた。
    中には私たちとタメの子も居たし、年齢はバラバラだった。
    一台のヤン車が大きな音楽と共にやって来る。ウーハーと重低音が響く。
    ドンドンと鳴る車から1人の男の人が出て来た。名前は大樹。
    私たちは、たっちゃんと呼んだ。

    2005-07-14 16:25:00
  • 166:

    ぁぃら

    拓矢『お疲れ様です!!』深く頭を下げて言う。みんなも揃って挨拶をした。
    それだけで十分この人の威圧は伝わった。
    たっちゃん『おつかれぇ!この子らか?』影から見ていた私達に気づいたたっちゃんは
    隆に言った。隆『はい!お願いします。』たっちゃんは私と美紀の前まで来て
    『名前何て言うん?こいつらの女?』と聞いた。

    2005-07-14 16:29:00
  • 167:

    ぁぃら

    私達は名前を言ってコクリと頷いた。たっちゃん『そんな怖がらんといてや〜。』
    と私と美紀の頭をポンッとした。拓矢『ぁぃらが俺の女です!』いきなり言う。
    たっちゃん『そんな心配せんでも食わんて!・・・たぶんな。』ニヤリとして
    拓矢をからかう。拓矢『まじ勘弁っすよー。』さっきまでの緊迫した空気が
    なじんだ。拓矢はたっちゃんに懐いているらしい。たっちゃんも可愛がっているようだった。

    2005-07-14 16:35:00
  • 168:

    ぁぃら

    私たちもすぐにたっちゃんには懐き、お兄ちゃんみたいだった。
    みんなが集合した頃にはもう、日付は変わっていた。
    たっちゃん『んじゃ、ぁぃらと美紀は車乗りや。』言われるがまま
    後部座席へと滑り込んだ。全員で何人くらいいただろう。
    単車の数は50台はあったと思う。

    2005-07-14 16:38:00
  • 169:

    ぁぃら

    今日は誰かの追悼暴走らしい。二つの族が一緒になって走っているといった。
    連合を組んでいる。よく分からなかったが「すごい組織だ。」と勝手に解釈した。
    他の車は殆どなく大きな道路に広がって走る男達。
    こけるんじゃないかと心配になるほどローリングをしてはケツに乗っている子は、
    背中を思いっきりそって踊っていた。

    2005-07-14 16:46:00
  • 170:

    ぁぃら

    交番や警察所の前を通過するときは思いっきりスピードを落とし、
    リズムを刻む。後ろの子はたこ踊りをした。思いっきりポリを挑発している。
    その挑発に乗るかの様にパッツンが出てくる。男の子達は顔にタオルを巻いたり
    変なマスクを付けたりと顔を隠していたが、思いっきり名前を叫ばれていた。
    サイレンの音が増える。私の興奮は絶頂に達していた。

    2005-07-14 16:54:00
  • 171:

    ぁぃら

    ある地点を過ぎると、ポリをまき始める。みんながバラバラになると
    たっちゃんは一気にスピードを上げ、目的地へ向かった。
    事前に決めていた集合場所。みんなが集まってくる。ケツ持ちをしていた子が
    最後だった。車からおり伸びをして拓矢の元へ行く。
    私以上に興奮状態にある拓矢は何を言っているのか分からないくらいに騒いでいた。

    2005-07-14 17:02:00
  • 172:

    ぁぃら

    今から折り返して地元へ戻るという。私と美紀の意見は一緒だった。
    ぁぃら『ケツ乗っけて!』しきりにお願いした。
    でも結局乗せては貰えず膨れながら美紀と車へ戻ると、引き換えしたのだった。

    2005-07-14 17:08:00
  • 173:

    ぁぃら

    その日から数日が経ったある日―
    寝ている所を母に叩き起こされた。母『あんた学校どぉすんの?』
    ちょうど夏休み前の事だ。私は学校へ既に行っていなかったが、
    辞めた訳ではなかった。ぁぃら『やめる。』それだけ言うと又眠りに付いた。

    2005-07-14 17:10:00
  • 174:

    ぁぃら

    夕方。また母に起こされる。私のはすっかり夜行性になっていた為、
    いつも朝から寝て夜7時頃に起きる。
    母に話しがあると言われダルイからだを起こしリビングへ降りた。
    ソファには父の姿も見えた。

    2005-07-14 17:12:00
  • 175:

    ぁぃら

    父『学校ほんまに辞めるんか?』そう言った父は悲しい顔をしていた。
    ぁぃら『どうせ留年やろ?』テストも受けず、出席日数だって足りていないはず、
    進級できるはずがないと思った。父『お父さんは行ってほしい。』
    この時私は両親の顔をまともに見ることが出来なかった。
    自分が悪い事をしていると気づいていたからだ。

    2005-07-14 17:17:00
  • 176:

    ぁぃら

    とりあえず学校は行ってくれ。と言われ私は了解した。
    父と母の元気の無い顔・・・私にはそれ以上反抗する事ができなかった。
    翌日両親と一緒に学校へ向かった。校長室で話しをされる。
    すっかり変わってしまった私を見て担任は驚いていた。

    2005-07-14 17:19:00
  • 177:

    ぁぃら

    髪の毛は金色になり、耳にはピアスがずらりと並ぶほど付いてあった。
    目つきも変わったと言われた。
    2学期が始まってちゃんと学校に来るれば進級できると言われた。
    私はその言葉に少し安心して家に帰った。

    2005-07-14 17:21:00
  • 178:

    ぁぃら

    だからと言って遊ぶ事を辞めた訳じゃない。学校へ行けばそれでいいだろう
    と思っていたからだ。
    夏休み、私たちは暴走を繰り返し休みが終わりに近づいた頃には
    単車の後ろでたこ踊りをするほどになっていた。

    2005-07-14 17:25:00
  • 179:

    ぁぃら

    特攻服を作りレディースを結成しようともしたが、女友達は少なく
    自分達では単車を運転する事が出来なかった。何度か練習をしたが
    足は地面に届かず、思い単車を支えることも出来なかった。レディースの
    夢はあっけなく終わり、拓矢たちに混じって踊っていた。

    2005-07-14 17:27:00
  • 180:

    ぁぃら

    二学期に入ると最初の1週間はちゃんと学校へ行った。
    が、1週間後私はサボってしまった。シンナーを始めたからだ。
    その日いつもの4人で集まった。そこに拓矢はボケて来た。別に珍しい事では
    無かったがその日は無性に気になった。

    2005-07-14 17:31:00
  • 181:

    ぁぃら


    今日はココまで☆
    まだまだ先は長いです(。。;)どこを省略するべきか悩みながら結構詳しく書いていて、
    ダラダラとなってしまってるんじゃないかと心配です↓
    最後までお付き合いしてくれると嬉しいです(*^-^*)

    2005-07-14 17:39:00
  • 182:

    いくみ

    楽しみにしてるね?

    2005-07-14 17:49:00
  • 183:

    まり

    しおり

    2005-07-14 19:43:00
  • 184:

    ヘロヘロ君

    続き楽しみに待ってます??

    2005-07-16 02:00:00
  • 185:

    ぁぃちゃ

    しぉりぃ?

    2005-07-16 06:23:00
  • 186:

    名無しさん

    ?

    2005-07-16 08:37:00
  • 187:

    ぁぃら

    こんにちは★みんなカキコありがとう!
    昨日は忙しくて更新できませんでしたm(__)m
    今から更新しますねっ♪ヨロシクお願いしまーす(*>ω)ノ

    2005-07-16 12:51:00
  • 188:

    ぁぃら

    192より続き→

    ぁぃら『拓矢いつまで続けるん?』この頃付き合ってもう半年くらいだった。
    一向に辞めようとしない拓矢がドンドン違う人へと変わって行くようだった。
    拓矢『ん〜?』ボケている相手に聞いても意味のない事だった。

    2005-07-16 12:55:00
  • 189:

    ぁぃら

    美紀と陵は全然気にしていないみたいだったが、私には気になって仕方がない。
    そんなに気持ちいい物なのだろうか。
    シンナーやシャブをしている人に対して私は偏見すら持っていなかった。
    どちらかと言うと興味のほうが強い。ぁぃら『そんなに美味しいん?』
    そう聞いた私に、拓矢は、にまぁ〜っと不気味に笑った。

    2005-07-16 12:59:00
  • 190:

    ぁぃら

    この頃美紀にしきりに言われていた。美紀『うちらは絶対薬物禁止やで!』
    もしどっちかが手を出したら殴ってでも止めようと言う約束をした。
    ぁぃら『約束なっ!』私は自分がする訳ないと思っていた。
    でも美紀との約束はあっけなく破られた。

    2005-07-16 13:04:00
  • 191:

    ぁぃら

    美紀と隆が後輩を迎えに行くと言って、その場から居なくなった時、
    拓矢は見計らっていたかの様に言った。拓矢『ぁぃらも吸う?』
    公園の草むらに入っていった。ビニール袋とシンナーの入ったペットボトル。
    大事そうに抱え戻ってきた。ニールの底を結び透明な液体を入れると
    私に手渡した。

    2005-07-16 13:07:00
  • 192:

    ぁぃら

    私は迷うことなくニールに口を付けた。
    最初は少しむせたりしたけど、直ぐに気持ちよくなった。
    何も喋らず無言で吸い続ける。やたらとヨダレが出ていた。
    美紀たちが戻って来たときは少し焦った。美紀との約束を破ったから。
    でも直ぐにどうでも良くなって無視して吸った。

    2005-07-16 13:15:00
  • 193:

    ぁぃら

    美紀『自分何してんねん!』しゃがんでいる私を美紀は蹴った。
    それでも無視している。美紀は私を無理やり立たせ、持っていたニールを
    取り上げた。ぁぃら『返してーよぉ・・』美紀から取り替えそうと必死になる。
    その時の私はとても醜かっただろう。

    2005-07-16 13:17:00
  • 194:

    ぁぃら

    美紀『何でやねん・・・。』美紀は悲しそうに泣いていた。
    私は美紀の涙を見ても正気には戻らなかった。
    バッチン―
    思いっきりビンタをされ、私も泣き出した。
    ぁぃら『何で殴るん?返してって言ってるだけやん。。』

    2005-07-16 13:20:00
  • 195:

    ぁぃら

    美紀は言葉を失っていた。美紀『もう1発殴らせろ!』と言うと、
    私を今度はグーで殴り去って行った。投げ捨てられたニールを拾い、
    美紀の姿を見送ると、私は又拓矢とボケ始めた。
    何か耳もとで呪文のような声が聞こえると私は完璧に飛んだ。
    そこから先は全く記憶になかった。

    2005-07-16 13:33:00
  • 196:

    ヘロヘロ君

    続き楽しみに待ってます??

    2005-07-16 13:44:00
  • 197:

    ぁぃら

    それからは結局学校も辞め、拓矢と二人毎日ボケるようになった。
    いつも呪文のような声が聞こえると、記憶が失われた。
    ある日、私は拓矢が約束の場所に来なかったので、美紀に殴られた日
    以来に連絡を取った。電話に出てくれるか心配だったが、不機嫌そうに
    美紀が出た、美紀『なに?』ぁぃら『怒ってるやんな?ごめん。』

    2005-07-16 13:46:00
  • 198:

    ぁぃら

    ヘロヘロ君ぁりがとう!
    もう少し更新しますのでヨロシクです(*^-^*)

    2005-07-16 13:48:00
  • 199:

    ぁぃら

    美紀『んで辞めたん?』ぁぃら『・・・拓矢知らんかなって思って。』
    私は美紀の質問には答えなかった。答えなくても美紀には十分わかっていた。
    美紀『知らんし。』ぁぃら『そっか・・・。』しばらく沈黙が続いた。
    陵『ぁぃら?』美紀の電話に陵が出た。陵『お前もう拓矢と別れろ!』

    2005-07-16 13:52:00
  • 200:

    ぁぃら

    急に言われて何も言えなかった。陵『あいつもうパクられんぞ!』
    ぁぃら『えっ?』私は意味が分からなかった。ずっと一緒にいたから
    捕まるような事はボケてる事くらいだ。それなら私も捕まる。
    でも理由は違った。隆『アイツ引ったくりしよった。』

    2005-07-16 13:54:00
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