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1:
ぁぃら
今からもう7年前からの話しです☆
へたくそだと思うけど、良かったら読んでください!2005-07-10 13:21:00 -
249:
名無しさん
ババタンゎおまわりさんのバイク
2005-07-19 00:35:00 -
250:
み〜☆
ババタンッてシロバイの事?
2005-07-19 03:22:00 -
251:
名無しさん
美紀ちゃんに何があったん?気になる?
2005-07-19 05:21:00 -
252:
名無しさん
白バイゎ白バイ(´・ω・)ババタンゎ新聞配達の人等がのってるようなバイクの事
2005-07-19 06:44:00 -
253:
名無しさん
楽しみにUてマス??めっちゃ読みやすいからぃいUャ??完結まで頑張ってや?
2005-07-19 06:56:00 -
254:
名無しさん
???
2005-07-19 08:09:00 -
255:
☆らびゅ☆
しぉり?
気になるぅ???2005-07-19 08:10:00 -
256:
ぁぃら
キャー^0^/たくさんカキコあって、めちゃ嬉しい(T^T)
感激です☆りささん分かりにくくてごめんね↓ヤンキー用語(?)
みたいのです(*^-^*)普通に書こうか悩んだんですが、当時ゎこぉ言っていたので・・・。
みなさんが説明してくれたように、「パッツン=パトカー」「ババタン=バイク(新聞配達と間違える↓)」
「白バイ=白バイ」です。説明してくれた方ありがとうございましたm(__)m今から更新します♪2005-07-19 13:28:00 -
257:
ぁぃら
256より続き→
美紀『・・・・っ。』美紀は声を押し殺すように泣きその場でうずくまった。
私は状況がさっぱり分からず、黙って見ているだけしか出来なかった。
2005-07-19 13:31:00 -
258:
ぁぃら
美紀は、ボロボロになってしまっていた。
綺麗に伸ばされた金色の髪も、ガタガタにばっさり切られ、服は泥だらけになり
破れていた。靴もお気に入りだと履いていたものでは無く、何処かでパクッた
であろうスリッパを履いていた。所々から出ている血はどす黒く固まってしまっている。2005-07-19 13:34:00 -
259:
ぁぃら
そんな美紀を呆然と見ていたが我に返った。ぁぃら『何があったん?!』
美紀『・・・・・。』ぁぃら『美紀!!』ただ無くだけの美紀に少し強く言った。
美紀『・・うっ・・ぁ、ぁぃらー・・っ。』しゃくりあげながら私に抱きついて来た。
背中をヨシヨシと撫でながら、ぁぃら『とりあえず中入ろ?』と言って
部屋まで美紀を連れて上がった。2005-07-19 13:38:00 -
260:
ぁぃら
*****訂正****
ただ無く×
ただ泣く○ すみませんm(__)m2005-07-19 13:39:00 -
261:
ぁぃら
しばらくは、黙って泣いていた。私は何があったのか頭でずっと考えながら
美紀の言葉を待った。「まさかレイプ・・・」と考えたが違った。
美紀『ぁぃら?』ぁぃら『ん?』美紀『ごめんな・・・。』
美紀はやっと喋りだした。私はなだめる様に1つずつ話しを聞いて言った。2005-07-19 13:42:00 -
262:
ぁぃら
ぁぃら『何があったん?』美紀『ボコられた。』ぁぃら『誰に?!』
美紀『たかの女・・・。』たかとはナンパで知り合った、男だった。
そいつといる事は分かっていた。彼女がいたのだろうか。
話しは良く分からなかった。美紀の話によると、美紀は浮気相手にしか
過ぎなかったらしい。2005-07-19 13:45:00 -
263:
ぁぃら
ぁぃら『その女1人にそんなにやられたん?』そんな訳ない・・・。
一人相手なら美紀だって、戦えたはずだ。どう見たって男の仕業か
複数にやられた。美紀『たかと女と後5・6人。』ぁぃら『たかも手出したん?!』
私は怒りが込み上げて来た。2005-07-19 13:48:00 -
264:
ぁぃら
たかの家に二人でいる時、女が来たらしい。既に仲間が5・6人いた。
入って来るなり何も言わずに、美紀を部屋から引きずり出し、
『誰の男に手出してんねん?!』と言われ一瞬のうちにボコボコに
された。美紀が『彼女おらへんって言ったやん・・・。』と言うと。
たか『お前嘘つくなよ。女おっても関係ないって言ってたやんけ!』
2005-07-19 13:50:00 -
265:
ぁぃら
と言ってたかにも殴られた。『外歩けんようにしてまうぞっ!』と
彼女達の暴力はしばらく止まなかった。最後に髪をばっさり切られ、
『二度と面見せるなよ。』と捨て台詞を吐かれた。
話し終えると、美紀『悔しいっ・・・。』ただそれだけ言った。2005-07-19 13:53:00 -
266:
ぁぃら
ぁぃら『なんなんそれっ?!』私はこの時すでに仕返しを考えていた。
親友がこんな目に合うなんて許せなかった。
なぜこんなにまで殴ったのか。理由なんてもうどうでも良かった。
美紀『ぁぃら・・・うちどうしよう。』ぁぃら『何が?』2005-07-19 13:57:00 -
267:
ぁぃら
私は、「やりに行くに決まってるやん。」と思っていた。
美紀『うちアイツの子供おる。』ぁぃら『・・・・はぁ?』
美紀『出来てもて、たかの所行ってん。』私はこの時だから殴られたんじゃ
ないかと思った。妊娠させて責任取りたくないから。そして私の予感は的中する。2005-07-19 14:00:00 -
268:
ぁぃら
ぁぃら『何も心配せんでいいから!』私はとりあえず隆に連絡を取った。
もう1ヶ月は取っていなかっただろう。
美紀の了解の下、隆に事情を話し来て貰った。ぁぃら『んでやりに行こ思ってんねん!』
隆『アホか!お前1人で行っても一緒やんけっ!』その通りだ。
ぁぃら『だから隆に連絡したんやん!』2005-07-19 14:03:00 -
269:
ぁぃら
隆『でも相手女やろ?』ぁぃら『男もおる!!』私あ今直ぐにでも行きたいのを
我慢し、鼻息を荒くしていた。隆『お前やれるんか?』私達はあまり喧嘩とかに
縁がなかった。売られたら買う程度だ。周りには常に男仲間が居た為
自分達が被害に合うことも少なかった。私は部屋に飾られてある
昔作った、特攻服を指さした。2005-07-19 14:11:00 -
270:
ぁぃら
《喧嘩上等》の文字が刺繍されている。
隆は『分かった。』と言った。隆『10人くらいでええか?』ぁぃら『うん!』
隆の声で直ぐに人は集まった。私はさしぶりにめぐみに連絡をした程度だった。
所詮私には何の力もないのだ。めぐみは私たちの知る限りでは最強の女だった。
唯一喧嘩なれしている女だ。2005-07-19 14:17:00 -
271:
ぁぃら
めぐみは事情を聞くと速攻で来てくれた。心強い限りだった。
美紀を連れていくのは危険だったが、場所が分からないので連れて行く事にした。
美紀『うちもやり返したいし!!』と単車にまたがった。6台の単車をふかしながら
よそ者の縄張りへ着く。2005-07-19 14:20:00 -
272:
ぁぃら
美紀のガタガタにされた髪の毛を見ると、怒りがマックスに達した。
たかの家の前に着き少し様子を伺う。家からは騒ぎ声が聞こえた。
在宅のようだ・・・・ぁぃら『乗り込む?』めぐみ『余裕☆』めぐみは
誰よりもやる気満々だったと思う。まず私とめぐみが二人たかの家に向かった。
ベルを押す。2005-07-19 14:25:00 -
273:
ぁぃら
ガチャ―
ドアが開き中を見ると美紀をリンチしたであろう奴らがたまっていた。
たか『誰?』ぁぃら『出て来いや。』とりあえず外に出すのが計画1だった。
たか『はぁ?』めぐみ『ええから来いゆーてんねん!!』
バコッ・・・めぐみはいきなり殴りかかった。めぐみ『ワレ、うち等の連れよぉどついてくれたなぁ!』2005-07-19 14:31:00 -
274:
ゅん
やった?リアルタイム?いつも読んでます?頑張ってください?
2005-07-19 14:34:00 -
275:
ぁぃら
めぐみは玄関で殴り飛ばし怒鳴った。仲間ながらめぐみが怖かった。
男を相手に止まる事なく殴り続けた。がたかの仲間も異変に気づきやって来る。
計画は失敗だ。狭い玄関で喧嘩が始まってしまった。
たかの女だと思われる奴を引きずり出した。私はこいつとタイマンをはる事になる。
『ワレ誰どいっ!!』女の口調が変わる。2005-07-19 14:35:00 -
276:
ぁぃら
ゅんさんぁりがとう♪いつも読んでくれてるんですか??
本当に嬉しいです(*^-^*)よーし!頑張るぞっ☆これからもヨロシクね!2005-07-19 14:36:00 -
277:
ぁぃら
ぁぃら『ワレこそ歩けん面にしたんぞっ・・ゴラァァ!』
美紀には一人男をつけていた。『絶対守れよ!』とめぐみに脅されていたように
見えた。たかはめぐみがボコボコにした。他の奴らはたぶん隆たちが
やってくれたと思う。私は自分の事で精一杯だった。2005-07-19 14:40:00 -
278:
ゅん
はぃ?初カキコなんですけどなんか昔思い出したりめっちゃワクワクして読んでマス?応援してるんで完結してくださぃね??
2005-07-19 14:41:00 -
279:
ぁぃら
相手の女は中々しぶとい・・と言うより私が弱い。
人を殴るのはこっちも結構痛かった。輪つぃは殴るより蹴るほうが得意だ。
蹴り飛ばすと女が履いていた厚底のサンダルが目に入った。
美紀がお気に入りと言っていたサンダルだった。
2005-07-19 14:43:00 -
280:
ぁぃら
ゅんさん初カキコぁりがとう☆本当に励みになります(*^-^*)
私も自分で思い出しながら書いています♪なんか本当にアホやな〜って。
2005-07-19 14:46:00 -
281:
I?凜
初めてカキコします?
早く書いて????
続き気になる?ぅ???
2005-07-19 14:49:00 -
282:
ぁぃら
怒りを通り越すとこういう事なのだろう。私は女の足を蹴り倒し、
サンダルを奪い返した。そのサンダルを握り締めると馬乗りになり
顔を殴り続けた。サンダルは血でにじみ、女はもう抵抗せず
『やめて!・・・やめてっ。』と訴えた。
でも私は止める事なく女をサンダルで殴り続けた。2005-07-19 14:50:00 -
283:
ぁぃら
凛さんカキコぁりがとう☆頑張って早く書きますね(*^-^*)
これからもドンドンカキコして下さいm(__)m
私の頑張れる元なので♪これからもヨロシク!!2005-07-19 14:51:00 -
284:
ぁぃら
その時は何の感情もなかったと思う。美紀の事も頭には無かった。
私はめぐみに止められ我に返った。めぐみ『ぁぃら!!もうええで。』
ぁぃら『・・・・・。』手をとめ辺りを見た。みんなの戦いはもう終わっていた。
めぐみ『ぁぃら?』ぁぃら『たかは?』めぐみ『余裕やし!』Vサインをして言った。
2005-07-19 14:55:00 -
285:
ゆかvI
続き気になる??´3`)ノ
頑張ってにゃン?
楽しみにしてます?
?しおり2005-07-19 14:56:00 -
286:
ぁぃら
女の上から降りると私は一目散に美紀のところに行った。
ぁぃら『どうする?』美紀『・・・・。』これで解決した訳じゃない。
美紀のお腹にはアイツの子が宿っている。ぁぃら『おい・・・お前や!』
私はたかを呼んだ。たかはめぐみが見事にボコボコにしていた。動くのも辛そうだった。2005-07-19 14:58:00 -
287:
ぁぃら
ゆかりさんぁりがとう!頑張りますねぇ♪
できる限り更新していきますのでヨロシクでぇぇす(*>ω)ノ2005-07-19 14:59:00 -
288:
ぁぃら
ぁぃら『お前どないすんねん。』たか『・・・・。』ぁぃら『責任逃れするぐらいやったら
チンポ切ってまえやっ!』めぐみ『切る?ハサミ持って来るわ☆』勿論冗談で言ったが、
男は十分怖かっただろう。めぐみなら本当にやりそうだ。
美紀がいきなりたかの顔面を蹴り上げた。美紀『もういいわ・・行こ!』
2005-07-19 15:04:00 -
289:
ぁぃら
美紀は誰の顔を見ることもなく言った。どうする事も出来ない。
本当に悔しかっただろう。私たちはもうそこにいる理由は無くなった。
ぁぃら『美紀ごめん・・・サンダル血まみれにしてもた。』
美紀『もう要らんで☆ぁぃら怖すぎなぁ〜!』笑っていたが、目が笑っていない様に
見えた。2005-07-19 15:06:00 -
290:
ぁぃら
私たちは地元に戻り美紀の家に集合した。ぁぃら『今日はありがとうやで!』
隆たちにお礼を言って帰ってもらった。めぐみと残り女だけで話をしたかったからだ。
隆たちもそれは分かってくれた。隆『おぉ!何かあったら又連絡して来いよ?』
ぁぃら『ぅん!隆頼りにしてんで☆』隆は手をヒラヒラさせて帰っていった。2005-07-19 15:09:00 -
291:
ぁぃら
ぁぃら『どうすう?』めぐみ『美紀はどうしたいん?』
お腹にいる赤ちゃんの事を考えなくてはいけなかった。美紀は本当に辛かっただろう。
この子のパパは最低な奴だった。美紀『うん。産んでも育てられるかな?』
当然の不安だった。まだ16歳の私たちが1人で子供を育てるのは想像以上に大変な事だろう。2005-07-19 15:12:00 -
292:
ぁぃら
ぁぃら『産みたい?』美紀『正直アイツの子供はほしくない。』
めぐみ『んじゃ降ろすん?』美紀は黙って首を横に振った。
矛盾している美紀だったが、何となく気持ちは分かる。子供は何も悪くないのだ。
ぁぃら『出来る事は協力する!』めぐみ『うちにも連絡くれたらいいし!』
思いつく限りの言葉で励ました。2005-07-19 15:15:00 -
293:
ぁぃら
無責任と思われるかもしれない。でも私達なりの友情だった。
美紀『うん。ありがとう・・・。』美紀は子供を産む決意をする。
めぐみを送り出すと、私は荷物をまとめた。美紀の希望だった。
今までお世話になったが実家に帰る事になったのだ。美紀は複雑な心境の中
『一人になりたい。』と言った。2005-07-19 15:17:00 -
294:
ぁぃら
今日はココまでにします(*^-^*)
読んでくださっている方、応援ありがとう!これからも頑張ります♪
また更新しますのでヨロシクですm(__)m2005-07-19 15:20:00 -
296:
凜
次はいつくらいに更新するの〜??
めっちゃ?楽しみに?してます???2005-07-19 15:29:00 -
297:
☆らびゅ☆
しぉり?
2005-07-19 17:49:00 -
298:
名無しさん
しおり?
2005-07-19 22:14:00 -
299:
?舞花?
なんか先輩?って感じ??本屋で発売してる小説とかよりもおもろい?がんばってください?
2005-07-19 22:40:00 -
300:
ピカチュー
今いっきに読んだ????めっちゃぉもしろぃ??
2005-07-19 23:36:00 -
302:
美咲
こちらもまた覗きに来ましたぁぁぁ(^ε^)♪カキコぁりがとぅですp(^-^)qぁぃらさんの更新も楽しみにしてます♪完結に向かって頑張りましょうね♪
2005-07-19 23:44:00 -
303:
えりな
あいらちゃん頑張ってね(o^o^o)
2005-07-20 00:48:00 -
304:
名無しさん
しおり
2005-07-20 08:29:00 -
305:
名無しさん
?
2005-07-20 10:15:00 -
306:
ぁぃら
しおりゃ感想本当にぁりがとう!!
めっちゃぃっぱいカキコあってビックリしました♪
今から更新しますね☆
これからもヨロシクでぇぇす(*>ω)ノ
2005-07-20 14:01:00 -
307:
ぁぃら
306より続き→
もう3ヶ月も家に帰ってない。今更どんな顔して帰ればいいのか悩んだ。
というより家に入れてくれるのだろうか。私は一人荷物を抱え公園のベンチに座った。2005-07-20 14:03:00 -
308:
ぁぃら
美紀の事も心配だった。一人にしておいて大丈夫なのか。
とりあえず家に電話をしようと、私は携帯を取り電話帳を開いた。
実家の番号が映し出され、それをじっと眺めた。
中々発信ボタンを押せずにいると、急に電話がなった。2005-07-20 14:08:00 -
309:
ぁぃら
公衆電話からだった。ぁぃら『はい?』《ねぇちゃん?!》
弟からだった。心配してかけて来たらしい。3つ離れた弟にまで、
心配かけて本当に情けない。ぁぃら『どうしたん?』《もう帰って来て!》
ぁぃら『帰ろうと思ってんねんけど、おとん怒ってるやろ?』
私はとりあえず弟に家の状況を探った。2005-07-20 14:11:00 -
310:
ぁぃら
《体壊してるねん。ねぇちゃんのせいやで!》プチッ・・ツーツー・・・
私は電話を切ってしまった。お父さんの具合が気になった。
私のせい・・・ひどく罪悪感を覚えた。電話帳から実家の番号を出すと
直ぐに発信した。《はい。》電話に出たのはお母さんだった。2005-07-20 14:15:00 -
311:
ぁぃら
元気のない母の声に、驚いた。ぁぃら『うちやけど、今から帰ろうと思って・・・。』
《気をつけて帰っておいでね。》ぁぃら『分かった。ごめん・・・。』
電話を終えると涙がこぼれた。自分のした事がどれだけ親に心配かけただろう。
直ぐに公園から出て家に向かった。2005-07-20 14:18:00 -
312:
ぁぃら
ぁぃら『ただいま・・・。』母『おかえり。』母は私の顔を見ず言った。
自分の家なのにとても居ずらかった。私がまいた種だ。
出て行った時のままになってある部屋にこもった。これからどうすれば
いいのかをひたすら考える。しばらくすると父が帰宅し、リビングへ降りてくるように言われた。2005-07-20 14:23:00 -
313:
ぁぃら
とても気が重い。階段を下りそっとリビングに入ると、父と母が
ソファに腰を下ろし私を待っていた。少し老けたような気がする。
二人とも顔色もあまり良くなかった。
ぁぃら『ごめんなさい。』私はとりあえず謝った。もう家出したりしないから
許してほしいと願った。やっと父が口を開いたと思うと、私は耳を疑った。2005-07-20 14:31:00 -
314:
ぁぃら
父『・・・・やっぱり嫌か?』ぁぃら『ぅうん・・行くわ。』
内心は嫌だった。誰が好きでそんな所に行くものか。でも私は断れなかった。
目に涙を浮かべる両親。きっと凄く悩んだのだろう。
私はこの話をされてから3日後、児童相談所と言う所に入る事となった。2005-07-20 14:35:00 -
315:
ぁぃら
児童相談所=児相と言っていた。
そこは身寄りのない子供や、家庭内問題を抱えた子供がいる所だった。
私のようないわゆる問題児も例外ではなかった。
期限はバラバラだが、そこから養護施設や里子に出されたり教護院や鑑別所といった
所に送られることとなる。2005-07-20 14:43:00 -
316:
ぁぃら
私の場合は親が相談へ行き、少し友達から離れて生活を送り一人考える時間を
作る事が目的だった。児相の中に入れば、そこから出られるときまで
一歩も外出出来ない。外の光を浴びられるのは小さなグランドだけだった。
周りは大きな建物に囲まれ逃げ出す事は出来ない。2005-07-20 14:46:00 -
317:
ぁぃら
テレビは決まった時間だけ見れる。小さな子供もいるので体外アニメを
見させられた。一番小さな子で2歳。私はその中でも年上のほうだったので
小さな子の面倒をよく見させられた。子供は大好きだったし、懐いてくるので
可愛かったが、退屈だった。就寝時間から起床時間まで決められ、
お風呂も周に3回。知り合いもいないし、気が狂うかと思ったほどだった。2005-07-20 14:51:00 -
318:
ぁぃら
同じ部屋には女の子が5人いた。仲良くなったのは2つ年上の香織ちゃんだった。
香織ちゃんはずっと『うちカンベ決定してんねん!』と言っていた。
私はその言葉にいつも不安になっていた。自分がここにいつまでいるのかも
この先どうなるかも知らない。ただ毎日決められた生活を送るだけだった。2005-07-20 14:54:00 -
319:
ぁぃら
私が児相へ入ってから3週間が経った頃―
香織ちゃんは言っていた通り鑑別所に送られて行った。
もう2度と会う事もないだろう。私は香織ちゃんが出て行ってから
1週間後家に帰れることになる。2005-07-20 15:00:00 -
320:
ぁぃら
『ぁぃらちゃんちょっと来て?』保母さんに言われ後を付いて行った。
応接間に入れられると父と母が座っていた。そこには担当の近藤先生もいる。
先生『そこに座り。』私は言われるがままに座った。キョロキョロと様子を伺っていると
話は始まった。先生『では2日後でいいですね?』父『はい。ありがとうございます。』2005-07-20 15:03:00 -
321:
ぁぃら
先生『ぁぃら?2日後に帰る事になったから荷物まとめておくようにね!』
ぁぃら『まじで?!』私は凄く嬉しかった。母を見るとニッコリ笑っている。
ぁぃら『ありがとう・・・。』私は涙を流し言った。
そして2日後―
母に迎えに来てもらい児相を後にした。2005-07-20 15:06:00 -
322:
ぁぃら
家に着くと、しばらくは大人しくしていた。
けど美紀が気になり、禁じられていたが連絡を取った。
ぁぃら『もしぃ?美紀?』美紀『ぁぃら?!自分何してるん!!』
美紀たちには何も言ってなかったのだ。ふとお腹の子が気になったが、
聞こうとしたら美紀『ごめん!また掛けなおす!!』と忙しそうに切られた。2005-07-20 15:09:00 -
323:
ぁぃら
私は仕方がなくめぐみに電話した。美紀に話したことをもう一度説明し、
子供の事を聞いた。めぐみ『あぁ・・知らんねんなぁ。』ぁぃら『何が?』
めぐみ『流産してもてん。』ぁぃら『うそやろ・・・。』
私がいない間に流産してしまっていた。美紀はその時大丈夫だったのだろうか。
自分が傍にいなかった事を悔やんだ。2005-07-20 15:13:00 -
324:
あぃちゃ?
しぉりぃ?頑張ってね(^O^)
2005-07-20 15:13:00 -
325:
ぁぃら
あぃちゃさんぁりがとう☆めちゃ嬉しい(T^T)
頑張ります♪これからもヨロシクですm(__)m2005-07-20 15:16:00 -
326:
ぁぃら
それから私は何となく美紀に連絡を取りずらくなり、
めぐみと遊ぶ事が多くなった。
めぐみの友達と遊ぶようになり、知り合う男の子が増えた。
それと同時に私の最初で最後のモテ期が到来した。
2005-07-20 15:20:00 -
327:
ぁぃら
けど、どれも長続きはせず変な奴ばっかりだった。
最初に付き合ったのは光。彼は私より3つ年上だった。VIPに乗ってると
自慢していた。初めて車に乗った瞬間気持ちが一気に冷めた。
趣味の悪い内装・・・・全く統一されずカラフルなシートにビックリした。
流れてくる音楽はダンスマニア。「違うくない?」と思ったが何も言わずに分かれた。
2005-07-20 15:25:00 -
328:
ぁぃら
***訂正****
分かれた×
別れた○2005-07-20 15:26:00 -
329:
ぁぃら
その後、また直ぐに彼氏が出来た。その子は1つ年下だったが
かなりの美形で男前だった。私も直ぐに気に入り付き合った。
いつも単車デート、どこでパクッたか窃盗品だった。いつもポケットには
ハサミが入っている。でもそんな事は別に良かった。その子の地元に着くといつも周囲を
気にしていた。2005-07-20 15:29:00 -
330:
ぁぃら
理由は直ぐに分かった。『お前何処おってん!』彼拓海の友達だと思われる
人がやって来た。と思ったらいきなり殴られていた。『煙草。』と
言われるとそそくさとパクりに言った。時間が掛かると蹴られていた。
「パシリかよ。」と思ってすぐ別れた。2005-07-20 15:31:00 -
331:
ぁぃら
その次も直ぐに彼氏が出来た。この人も年上だった。名前は隼人。
付き合ってその日にラブホに連れて行かれた。そこまでは別に何も思わなかったが、
エッチが始まると人が変わった。彼は超M男だった。
言うまでもなく速攻で別れた。2005-07-20 15:34:00 -
332:
ぁぃら
この他にも何人かいたが、話にならなかった。
そうこうして半年がたった頃、美紀にさしぶりに連絡を取った。
美紀『何で連絡くれへんねん!』ぁぃら『ごめん?・・・最近どないなん?』
美紀『どないって?ってか家来いやっ☆』と言われあの日以来始めて家に行った。2005-07-20 15:36:00 -
333:
ぁぃら
少し休憩(*^-^*)
また後で更新しまぁぁす(*>ω)ノ2005-07-20 15:37:00 -
334:
凜
また続き気になる???
早く書いて???
2005-07-20 17:02:00 -
335:
あい
初めまして??更新楽しみにしてます??しおりぃ??
2005-07-20 17:05:00 -
336:
ココ
おもしろぃ?頑張って完結さしてねぇ?しぉり?
2005-07-20 18:54:00 -
337:
ぁぃら
凛さん*あいさん*ココさん
カキコぁりがとぉ☆今から更新しますねぇ♪2005-07-20 19:08:00 -
338:
ぁぃら
345より続き→
さしぶりの美紀の家、ドアの前で少し深呼吸をしながら入った。
ぁぃら『おひさ〜☆』美紀『お〜来たかぁ♪』美紀が玄関まで迎えてくれる。2005-07-20 19:10:00 -
339:
ぁぃら
美紀『自分冷たいんちゃん?!』ぁぃら『ごめんって〜・・・何か連絡しずらかってん。』
美紀『まぁ〜こっちもごめんな☆』美紀は思ったより元気そうだった。
ぁぃら『最近何してるん?』美紀『ん〜?お茶でいい?』
私は度肝抜かれた気分だった。今まで一度もお客さん扱いなんかされた事が
なかったからだ。2005-07-20 19:15:00 -
340:
ぁぃら
ぁぃら『えっ?ありがとう。何か変わったなぁ?』美紀『そうかぁ?』
ぁぃら『変わったで!お茶とか自分で入れろって言ってたやん!』
美紀『言ってたな!ぁぃら買ってに冷蔵庫あさってたもんな☆』
しばらく美紀は黙り込み、行儀良く座り直した。私もつられて正座する。2005-07-20 19:17:00 -
341:
ぁぃら
美紀『赤ちゃん流産したの聞いたやろ?』ぁぃら『ぅん・・・。』
美紀の目線の先には先輩から貰ったというベビーベットが置いてあった。
美紀『めっちゃ落ちててさぁ。ぁぃら行方不明やし!』
私は黙って話しを聞いた。2005-07-20 19:20:00 -
342:
ぁぃら
美紀『めぐみに相談しようと思ったけど、あの子も忙しいやん?』
めぐみは誰よりも良く遊び、喧嘩し、恋愛してた。
美紀『んで、隆に連絡してん。正直元カレやし悩んでんけどなぁ・・・。』
あの事件を知っているのは限られていた。隆しか相談できる人がいなかったのだろう。2005-07-20 19:24:00 -
343:
ぁぃら
美紀『隆と会った?』ぁぃら『会ってないで?』
美紀『・・・アイツめっちゃええ男になってるで。』美紀は思い出すように喋った。
ぁぃら『隆は昔からええ男やったやん☆』話しの方向が全く見えないまま
進んで行く。2005-07-20 19:27:00 -
344:
ぁぃら
美紀『ずっと一緒におってくれた。本間はぁぃらにおってほしかったけど〜!』
ぁぃら『ごめん・・・。』それを言われると弱い。
美紀『勿体無いことしたわっ!』ぁぃら『もう1回頑張れ!』
美紀が隆をまた好きになった事はすぐに察した。2005-07-20 19:29:00 -
345:
ぁぃら
でも話しは私が思うよりずっと進んでいたようだった。
美紀『隆に励ましてもらってる間に何も無かったと思う?』
ぁぃら『え?何かあったんや・・・。』美紀『どうしよ。』
またベビーベットを眺める美紀。ぁぃら『え?えっ?!まじで?』
美紀はコクンと頷いた。2005-07-20 19:32:00 -
346:
ぁぃら
ぁぃら『何ヶ月なん?』美紀『2ヶ月。』ぁぃら『そっか・・んで?』
私は正直何を悩んでいるのか分からなかった。好きな男の子供だ。
隆だってそんあに無責任な奴じゃない。美紀『隆に言ったらどう思うやろ?』
ぁぃら『美紀はそんな所だけ弱気よなっ!隆は大丈夫やって!』
何の根拠もなかったが、そう信じたかったのだ。2005-07-20 19:35:00 -
347:
ぁぃら
ぁぃら『ちゃんと言い!』美紀『一生のお願いやねんけど。』
美紀の一生は何回あるのだろうか。これまでもお願いされて来た気がする。
それは私にもいえる事だけど・・・。ぁぃら『ん?』美紀『隆呼んでくれへん?』
ぁぃら『それぐらいするやん!気持ち悪いなぁ☆』改まっている美紀が
おかしかった。美紀『うるさいなっ!』2005-07-20 19:38:00 -
348:
ぁぃら
私は早速隆に連絡を取った。隆は私だと気づくまで時間がかかり、
ぁぃらだと名乗るともの凄くビックリしていた。
隆《お前何処おんねん?!》ぁぃら『何でキレてるん?』
隆《美紀が辛い時おらんかったからや!!》事情の知らない隆はご立腹だった。2005-07-20 19:41:00 -
349:
ぁぃら
説明したい事は山ほどあったが、今は美紀の事が優先だ。
ぁぃら『またちゃんと説明するから!』隆《なんやねんそれっ!》
ぁぃら『もうちゃうねんって!今美紀の所おるから来て!』
そういうと隆は少し黙った。隆《美紀とおるん?仲直りしたん?》
ぁぃら『ってか喧嘩してへんから!来てよ!速攻やで!!』2005-07-20 19:44:00 -
350:
ぁぃら
そういうと私は一方的に電話を切った。このまま喋っていたら、
こっちまでイライラしそうだったからだ。
ぁぃら『一応来てって言ったで☆』美紀は私たちの会話にお腹を抱えて
笑っていた。美紀『昔からそんな感じやんな☆』2005-07-20 19:47:00