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ヤンキー時代。

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  • 1:

    ぁぃら

    今からもう7年前からの話しです☆
    へたくそだと思うけど、良かったら読んでください!

    2005-07-10 13:21:00
  • 67:

    ぁぃら

    私はいつもみんながまだ遊んでいる中、一人さきに帰らなくてはいけなかった。
    門限があるからだ。学校が終わって1時間半くらい騒ぐと夢から覚めた気分になる。
    みんなとギリギリの時間まで遊んでダッシュで家に帰る。
    何回かは時間をすっかり忘れていて門限を過ぎた事もあった。
    その度に怒られて、私の不満は膨らんでいった。

    2005-07-11 19:27:00
  • 68:

    ぁぃら

    気が付けばもう受験シーズンだった。推薦で決まった子はもう春休み気分だった。
    私はと言うとろくに勉強もせず美紀たちと下ネタの話に華を咲かせていた。
    勿論私は未経験。美紀は中2で沙耶は最近、めぐみは自称小6で処女膜を破ったと言った。
    未知の世界に私はドンドン引き込まれて言った。

    2005-07-11 19:33:00
  • 69:

    ぁぃら

    沙耶が良いものを見せてくれると言って、
    その日は女4人で美紀の家に集合した。沙耶『じゃーん♪』
    沙耶が手にしたものはコンドームだった。私は始めてみる物に興奮せずには
    いられなかった。みんなに色んな知識を吹き込まれては興味が沸く一方だった。
    だからと言ってどうする事も出来ず、卒業が近づいたある日私は恋をした。

    2005-07-11 19:37:00
  • 70:

    ぁぃら

    私に煙草を勧めた誠だった。みんなにそれを打ち明ける。
    美紀『何処がいいん?!』沙耶『ぁぃら趣味おかしいって!』めぐみ『・・・・。』
    散々言われたが卒業式にボタンを貰おうと協力して貰った。

    2005-07-11 19:39:00
  • 71:

    ぁぃら


    今日はココまでにします☆まだこの話しの出だしですが、これから
    私のヤンキー時代の話しはもっと進んでいきます♪良かったら又
    感想などお願いします。(*^-^*)

    2005-07-11 19:43:00
  • 72:

    名無しさん

    やばいこれめっちゃおもろい?あいらさん頑張れ?

    2005-07-11 20:08:00
  • 73:

    名無しさん

    頑張ってなぁっ☆めっちゃおもろい〜!!!

    2005-07-12 01:40:00
  • 74:

    名無しさん

    2005-07-12 02:41:00
  • 75:

    ?みほ?

    早く書いてなぁ(^-^)頑張れよっ?

    2005-07-12 03:01:00
  • 76:

    名無しさん

    続き気になる???

    2005-07-12 03:02:00
  • 77:

    名無しさん

    しおり

    2005-07-12 03:42:00
  • 78:

    名無しさん

    ???

    2005-07-12 06:09:00
  • 79:

    名無しさん

    しおり?

    2005-07-12 08:01:00
  • 80:

    ぁぃら

    わぁーい☆いっぱいカキコしてくれてありがとう^0^/
    読んでもらえて嬉しいです♪本当に励みになります。
    今から更新しますねぇ(*^-^*)これからもヨロシクm(__)m

    2005-07-12 14:54:00
  • 81:

    ぁぃら

    沙耶も公立の受験が残っている。直人や誠、男の子達は私立も受ける事が
    出来ず、夜間学校へ進学する。みんなバラバラになってしまうのは目に見えていた。
    卒業なんてしたくなかった。
    けど、ほっておいても卒業式の日は訪れてしまった。

    2005-07-12 15:03:00
  • 82:

    名無しさん

    しぉり

    2005-07-12 15:05:00
  • 83:

    ぁぃら

    かったるい式ももうそろそろ終わりだ。私は最後のクラス5組の転校生の為
    卒業証書の授与は一番最後だった。1組から1人づつ授与されているのを
    長い時間ぼぉ〜と待ち、自分の名前が呼ばれる。
    きっと一番長く緊張していたに違いない。最後に校歌を歌うと、保護者や在校生の
    間を抜けて体育間を後にした。

    2005-07-12 15:06:00
  • 84:

    ぁぃら

    86さんしおりぁりがとう!本当に嬉しいです(*^-^*)
    これからもヨロシクねぇ♪

    2005-07-12 15:09:00
  • 85:

    ぁぃら

    運動場へ出ると涙を流し友達や先生と別れを済ます生徒がたくさんいた。
    私は涙の一粒も出ず、未練の欠片もなかった。唯一、仲間とバラバラに
    なる事だけが心残りだった。人で溢れ帰る運動場から美紀たちを探す。
    すると私が見つけるよりも先に美紀たちがやって来た。

    2005-07-12 15:13:00
  • 86:

    ぁぃら

    美紀『ぁぃら〜。こっち!こっち!』ぁぃら『何処おったか全然分からんかったぁ・・。』
    私は美紀たちの元へ駆け寄り、少しスネた感じで言った。
    めぐみ『ぁぃらは制服で目立つからなぁ☆』
    ぁぃら『そっか☆』必要以上に納得する。

    2005-07-12 15:18:00
  • 87:

    ぁぃら

    沙耶『誠は?』沙耶に言われてドキッとした。すっかり忘れていたのだ。
    私にって卒業式よりも、ずっと大きな大事なイベントが残っている。
    告白なんて1度もした事がなかった。ぁぃら『どうしよ!どうしよ?!』
    急にパニックになる。みんなが『大丈夫やって☆』と既に泣きそうな私を
    励ました。

    2005-07-12 15:21:00
  • 88:

    ぁぃら

    美紀『あっ!おったで☆』沙耶『ほらっ!』
    みんながグイグイ腕を引っ張って誠のところへ連れて行こうとした。
    ぁぃら『待って!本間待ってっ!』私の抵抗は意味のないものだった。
    めぐみが誠を大声で呼んでしまったのだ。

    2005-07-12 15:24:00
  • 89:

    ぁぃら

    誠が気づきこっちへやって来る。美紀『みんなは?』誠に聞いた。
    誠『直人らは後輩に捕まってるで。』二人が話している時、
    私はもう失恋する事に気づいてしまった。ふと、顔を上げたときに
    目に入った誠の姿。着ている学ランにはもう第二ボタンは付いていなかった。

    2005-07-12 15:29:00
  • 90:

    ぁぃら

    それには美紀たちも気づいたのか、私に無理やり告白させる事はしなかった。
    この状況で気持ちを伝える勇気はさすがになかった。
    沙耶『んじゃ又後でなっ!』沙耶が気を利かせ、誠の傍から離れさせてくれた。
    私の恋は告白もしないまま終わってしまった。

    2005-07-12 15:32:00
  • 91:

    ぁぃら

    人ごみの中から離れれると、みんなが心配そうに私をみた。
    ショックは大きかった。ぁぃら『誰にあげたんかなぁ?』ただそれが気になった。
    だってそれは憎き相手だ。美紀たちも心当たりはないようだった。
    めぐみ『気にするなぁ〜!ウチなんか失恋しまくりやで☆』
    確かにめぐみは失恋しまくりだった。でも慰めにはならない。

    2005-07-12 15:40:00
  • 92:

    ぁぃら

    私は黙って俯いていた。するといきなりめぐみが泣き叫ぶように言った。
    めぐみ『うちらだって辛いねんで?!ぁぃらに何て言っていいかも分からんし、
    何もしてあげられへんし!』沙耶はめぐみの背中をさする。
    私は顔をあげた。みんなが悲しそうな顔をしている。
    ぁぃら『ごめんなぁ・・・。』そういって思いっきり泣いた。

    2005-07-12 15:44:00
  • 93:

    ぁぃら

    ぁぃら『別れを惜しんでたに決まってるやん☆』私は何も無かった様に言った。
    美紀たちもそれには安心した様子だった。
    誠『もう行く?』美紀『行こかっ!』みんなが揃えば学校にいる必要もなかった。
    ぁぃら『お母さんに言ってくる!』私は走って母の元へ行き、先に帰っているように言った。

    2005-07-12 15:52:00
  • 94:

    ぁぃら

    神社へ付くと男の子達がカメラをドサドサッと鞄からだした。
    使い捨てカメラが10個ほどある。美紀『やるやん☆』直人『余裕やし!』
    ぁぃら『いつの間に?!』直人たちは近所のスーパーで万引きをしていた。
    そんな事が悪いとさえ思わなくなっていた。
    いっぱい写真を撮り酒を飲み騒いで過ごす。

    2005-07-12 15:55:00
  • 95:

    えりな

    それは突然の主のえりなです(^-^)いつも読ませてもらってます☆頑張ってくださいね(o^o^o)

    2005-07-12 15:56:00
  • 96:

    ぁぃら

    酔っ払うと決まって男の子達は服を脱ぎ出した。
    恥ずかしくないのだろうか。みんながフルチンで走りまわる。私には刺激が強すぎだった。
    いつも見ないように端っこで座っていた。
    直人『大丈夫なん?』直人が急にそういった。ぁぃら『ちょっと・・・・。』
    私はみんなが裸でいる事を言っていると思った。

    2005-07-12 15:59:00
  • 97:

    ぁぃら

    えりなさんぁりがとう!読んでもらえて嬉しいです☆
    えりなさんも書いてるんですか?忙しいのに本当にありがとうm(__)m
    私も又読ませていただきますね♪お互い頑張りましょぉ(*>ω)ノ

    2005-07-12 16:02:00
  • 98:

    ぁぃら

    直人『これやるわっ☆』そう言って私に手渡した。ボタンだった。
    ぁぃら『いらんしぃー。』そう言いながらちゃっかり貰った。
    深い意味は無いと思っていた。だって直人の学ランにはもう1つもボタンが無かった。
    私にくれたのは第三ボタンだ。直人たちは後輩にモテていたから
    直人だけじゃなく誠もみんな、ボタンは1・2個しか残っていなかった。

    2005-07-12 16:07:00
  • 99:

    ぁぃら

    私はふと「知ってたんや。」とその時初めて気づき少し恥ずかしくなった。
    私はその日もみんなより先に家へ帰らなくてはいけなかった。
    お酒も少ししか飲まない。酔って帰っては危険すぎる。もうみんな出来上がってしまって
    いる中、一人鞄を持ち神社を後にした。

    2005-07-12 16:10:00
  • 100:

    ぁぃら

    私が残念に思っている中、両親は喜んでいた。私は急にひらめき
    合格祝いにPHSを買ってもらう事をねだった。
    春休みだと言うのに今まで家を出してもらえなかった分、私は残りの休みを
    思いっきり遊ぶ。買って貰ったばかりのPHSでみんなに連絡を取り
    バラバラになってしまう不安は無くなっていった。

    2005-07-12 16:27:00
  • 101:

    ぁぃら

    ある夜、私はみんなより早く家に帰り部屋でテレビを見ていた時だった。
    PHSが鳴った。着信は直人からだ。
    ぁぃら『はいはーい☆』直人『何してるん?』ぁぃら『テレビ見てるで☆どうしたん?』
    私は直人との電話は慣れていなかった。遊ぶ約束をする程度の事でしか
    連絡を取らないからだ。

    2005-07-12 16:37:00
  • 102:

    ぁぃら

    しばらく世間話をしていたが、直人が言った。
    直人『自分、彼氏作らんの?』急にそんな事を言われたので少し
    驚いた。ぁぃら『作りてくてもなぁ。』と答えた。
    直人『俺は?』ぁぃら『えっ?』直人『俺と付き合う?』
    それが直人の精一杯の告白だった。

    2005-07-12 16:41:00
  • 103:

    ぁぃら

    私は今まで直人を意識した事は1度も無かった。
    けど何となく付き合った。彼氏という存在がほしかったのだ。
    春休みはみんなと一緒に遊んだり直人と二人で遊んだりした。
    直ぐに誠の事は忘れ直人を好きになれた。でも二人よりみんなで遊ぶ方が
    私には楽しくて仕方がなかった。

    2005-07-12 16:45:00
  • 104:

    ぁぃら

    駅に着く。ぁぃら『おつかれ〜☆』改札を抜けるとみんなが見えた。
    美紀『共学どない?』ぁぃら『別に〜おもんない!』私にとって共学だろうが
    なんだろうが関係ない。友達もそれなりに出来たが、
    美紀たち程仲良くはならなかった。ぁぃら『もう帰らな。』
    私は駅で30分ほど喋ると家へ向かった。

    2005-07-12 16:52:00
  • 105:

    ぁぃら


    今日はココまでにします(*^-^*)
    読んでくれている方、本当にありがとう!又更新しますので
    ヨロシクです☆また感想など入れてくれると嬉しいです♪

    2005-07-12 17:01:00
  • 106:

    名無しさん

    書いてやあー?

    2005-07-12 20:38:00
  • 107:

    ?飛鳥?

    あげ?毎日楽しみに読ましてもらってます?がんばって最後まで書いてねぇ?

    2005-07-13 15:20:00
  • 108:

    ぁぃら

    いつもカキコしてくれて本当にありがとう!
    みんなのお陰で頑張ろうって思えます(*^-^*)完結まで頑張ります☆
    では、今から更新しますねぇ♪

    2005-07-13 16:28:00
  • 109:

    ぁぃら

    その日もいつもの様に学校が終わり電車に揺られ地元まで帰ってきた。
    美紀『あっ!来たっ来たっ☆』美紀が私の方へ手を振る。
    ぁぃら『あれ?みんなは?』珍しく美紀とめぐみしか居なかった。
    いつもは、直人たちも居てバトンタッチをしてから男達は夜間の学校へ向かう。

    2005-07-13 16:33:00
  • 110:

    ぁぃら

    めぐみ『みんなは後から来るで☆』ぁぃら『学校間に合うん?』
    美紀『何かサボるみたいっ。』私は直人にそんな事は一言も聞いていなかった。
    少し不機嫌になるい私を見て美紀とめぐみが顔を合わせて、
    会話をする。美紀『何かな・・ぁぃら門限あるやん?気使ってるみたいやで?』

    2005-07-13 16:36:00
  • 111:

    ぁぃら

    気を使ってるのは私のほうだ。何に気を使っているのか全く理解出来ない。
    ぁぃら『どおいう意味なん?』美紀はしばらく言葉を選んでいるようだった。
    するとめぐみが言った。めぐみ『夜出て来られへんやろ?自分だけ遊ぶんが悪い気がするみたい。』
    ぁぃら『・・・で?』美紀『今日みんなでカラオケ行こう言ってんねん。マラソン。』

    2005-07-13 16:39:00
  • 112:

    ぁぃら

    ぁぃら『んでうちに黙って行くつもりやったん?』
    めぐみ『みたいやで?ぁぃらが帰ってから駅集合するって。』
    言うまでもなく私は頭にきていた。今までもそうやって遊んでいたのだろうか。
    別に束縛なんかしていない。ただ隠された事に腹が立った。

    2005-07-13 16:44:00
  • 113:

    ぁぃら

    ぁぃら『んじゃいつでも遊べる子と付き合ったらええやん!』私は、
    怒りを美紀たちにぶつけてしまう。美紀『直人に電話する?』
    ぁぃら『来るまで待つ。』私は何も知らずに駅にやって来る直人を
    待ち伏せしようとした。

    2005-07-13 16:46:00
  • 114:

    ぁぃら

    PM 6:00―
    何も知らない直人は誠たちと騒ぎながら駅へやって来た。
    私を見て驚いた様子だ。直人『帰らんでええん?』ぁぃら『直人も学校は?』
    黙っている直人に意地悪く言う。ぁぃら『うちがおったら不都合なんや?』

    2005-07-13 16:49:00
  • 115:

    ぁぃら

    みんなは気まずそうにしていた。
    ぁぃら『もうええわ。隠す時はバレん様にしいや!バイバイ。』
    駅を後にした。私の中で直人とは終わった。
    悔しかった。まるで自分が輪悪いような気分だ。

    2005-07-13 16:54:00
  • 116:

    ぁぃら

    家に着くともう6時半をまわっていた。父が何か叫んでいたが、
    無視をして自分の部屋にこもった。全て厳しい親のせいだと憎んだ。
    それから数日が立ち、私は学校を行かなくなった。
    もう親の言う事は何も聞かない。美紀たちも学校をサボるようになり
    1日中一緒にいた。

    2005-07-13 16:57:00
  • 117:

    ぁぃら

    この頃から美紀と二人でいる事が多くなった。
    二人で遊びに出かけ、帰りの電車の中。二人組の男の子からやたら視線を
    感じていた。美紀『めっちゃ見られてるやん。』
    ぁぃら『なんやろ?パンツ見えてんちゃん☆』美紀『金取るぞ〜!』
    冗談を言っていたが結構気になった。

    2005-07-13 17:03:00
  • 118:

    ぁぃら

    私たちは当時流行っていたのかコギャルをしていた。
    15センチ近くある厚底サンダルを履き、超が付くほどのミニスカート。
    チューブトップやキャミを来て露出強だった。意味も無くハイビスカスに敏感だった
    記憶がある。お金は無い為全部がパクった物だった。

    2005-07-13 17:07:00
  • 119:

    ぁぃら

    eggと言う雑誌からパクり服や鞄サンダルブーツ、メイク道具まで
    万引きした。捕まる気なんて全くしなかった。私服警備まで見分けが付く程に
    慣れ当たり前の事だったのだ。
    電車を降りるとその男の子達も降りた。酔っ払っているのか少し動きがおかしかった。

    2005-07-13 17:10:00
  • 120:

    ぁぃら

    駅で美紀と飽きるまで喋る。これが日課だった。別に話題がある訳じゃなかった。
    何ともない事でも二人はバカ笑いが出来た。
    美紀と駅前にしゃがみ込み煙草を咥えながら喋っていた。
    『なぁなぁ・・。』さっきの男の子達だ。地元でナンパをされるのは
    初めての事だった。

    2005-07-13 17:13:00
  • 121:

    ぁぃら

    私達は特に警戒はせず普通に喋りだした。
    色々質問したり、されたり直ぐに仲良くなる。男の子達の名前は隆と拓矢。
    隆は23歳で拓矢は20歳だった。私から見れば20歳と言うのは凄く大人に感じていた。
    が、二人は全然子供だった。

    2005-07-13 17:16:00
  • 122:

    ぁぃら

    ぁぃら『酔ってるん?』さっきから様子のおかしい拓矢が気になった。
    正直少し気持ちが悪い。拓矢『酒は飲めませ〜ん。』目が全然会わない。
    美紀『おかしいで?』なんとなく想像できた。でも目の前で見たのは初めてだった。

    2005-07-13 17:19:00
  • 123:

    ぁぃら

    隆『ラリってるからほっといたって〜。』ぁぃら『やっぱり?』
    電車の中でも吸っていたのかと思うと関心する。
    袖口に口をつけスーハーしている拓矢は一人別世界に行ってしまっていた。
    拓矢は話にならないので隆と番号を交換すると私達は家へ帰った。

    2005-07-13 17:23:00
  • 124:

    ぁぃら

    美紀から電話が鳴る。美紀『今隆から電話あってんけど遊ぶ?』
    ぁぃら『別に良いけど何するん?』私は意味なく地元でたむろするのは
    嫌いだった。あれ以来直人たちとも会いたくない。
    美紀『分からんけど迎えに行くって〜☆』迎えに来られるのは困る。
    親に又ごちゃごちゃ言われたらうっとうしい。

    2005-07-13 17:31:00
  • 125:

    ぁぃら

    ぁぃら『んじゃ○×公園にいてるわぁ。』電話を切って仕度を始める。
    地元で遊ぶときは大体ジャージだった。その日もKANIのジャージにTシャツ
    を来て家を出る。公園に着くとすぐ迎えが来た。
    やたらうるさい音を立ててやって来たのは大きな単車にまたがった
    拓矢だった。この前の印象が強くちょっと怖かった。

    2005-07-13 17:34:00
  • 126:

    ぁぃら

    拓矢『よぉ!ぁぃら?』ぁぃら『覚えてないんかい?!』拓矢『おぉ。隆に聞いただけ。』
    ぁぃら『今日はボケてないん?』この前と違ってちゃんと目が合う。
    ラリってたら拓矢のケツになんか乗れない。事故られたら終わりだ。
    拓矢『今日は素!!』なんか威張った感じで言われた。

    2005-07-13 17:40:00
  • 127:

    名無しさん

    2005-07-13 17:42:00
  • 128:

    ぁぃら

    ぁぃら『何かカッコイイなこれっ☆』私は単車にまたがりながら言った。
    サンダンシートと言うらしい。拓矢『誰やと思っとんねん☆』誉められたのが嬉しかったのか
    意味の分からない返事をされた。ぁぃら『美紀たちは?』拓矢『先行ってるわ!』
    同時に単車のエンジンをかけた。

    2005-07-13 17:44:00
  • 129:

    ぁぃら

    137さんありがとう!それってその番号のレスが見れるんかな?
    よく分かってないんですが、ヨロシクですm(__)m

    2005-07-13 17:45:00
  • 130:

    ぁぃら

    慣れるまでは鼓膜が破れるんじゃないかと思った。
    軽快にリズムを刻みながら走る。気持ちよくて仕方がなかった。
    この前に見た拓矢とは別人でとてもかっこよく見える。
    拓矢『落ちんなよ?』大通りに出る前に言われた。ぁぃら『平気☆』

    2005-07-13 17:48:00
  • 131:

    ぁぃら

    大きな通りに出ると運転が変わった。とりあえず怖い。
    相変わらずリズムを刻みながら走る。ジグザグにローリングをしながら渋滞を
    起こす。と思ったら急にスピードを上げた。ウーウー《植木!止まらんかー!》
    パトカーが追って来る。「ってか名前バレてんやん?!」
    本当に事故るかと思った。

    2005-07-13 17:52:00
  • 132:

    ぁぃら


    今日はココまでにします(*^-^*)
    これから私はドンドン荒れて行ってしまいます。ヤンキー時代の本題とも
    言える話になって行くので又ヨロシクお願いしますm(__)m

    2005-07-13 17:57:00
  • 133:

    えりな

    楽しみにしてます☆彡

    2005-07-13 18:46:00
  • 134:

    美咲

    まぢおもろい(●>∀<)oまた覗きに来まぁぁす♪しおり♪

    2005-07-13 22:27:00
  • 135:

    いくみ

    しおり??

    2005-07-13 22:53:00
  • 136:

    まり

    しおり

    2005-07-13 23:42:00
  • 137:

    名無しさん

    ?

    2005-07-14 04:44:00
  • 138:

    ぁぃら

    今日もいっぱいの人が読んでくれていて嬉しいです♪
    しおりや感想本当にありがとう!!今から更新します☆
    又ヨロシクお願いしまぁぁぁす(*>ω)ノ

    2005-07-14 13:17:00
  • 139:

    ぁぃら

    141より続き→

    私は拓矢にしがみ付き目をギュッとつぶっていた。パッツンとサイレンと
    スピーカーから叫ぶ声、単車の音が聞こえる。拓矢の背中からは
    楽しくて興奮しているのが分かった。

    2005-07-14 13:20:00
  • 140:

    ぁぃら

    サイレンの音が聞こえなくなる。諦めたようだ。
    私は安心して顔を上げた。辺りは地元から離れ海の臭いが漂っている。
    地元から一番近い海に着く。まだ海開きはしていない為人は少なかった。

    2005-07-14 13:23:00
  • 141:

    ぁぃら

    単車が止まったと同時に私は飛び降りた。おしりがジンジン痛かった。
    拓矢『隆たち何処やろ?』ぁぃら『先着てるんちゃん?』
    拓矢『そやけど、ここ広いし・・。』そう言って電話をかける。
    辺りは少数の人たちがポツポツと居るだけで美紀たちは見当たらなかった。

    2005-07-14 13:26:00
  • 142:

    ぁぃら

    拓矢『すぐこっち来るって!』拓矢は電話を切ると煙草に火をつけた。
    その横に座って私も煙草を吸う。しばらく会話はない。
    そりゃそうだろう。会うのは2回目だし、拓矢は覚えていない。
    今日だって単車に乗せられつれて来られただけだ。

    2005-07-14 13:29:00
  • 143:

    ぁぃら

    私はこの時拓矢を意識していたに違いない。沈黙する二人を波の音だけが
    包んでいた。拓矢『何かしゃべれやっ!』拓矢も気まずかったのだろう。
    ぁぃら『拓矢が喋ってや。』拓矢『じゃぁ・・・何歳?』それが素の拓矢と
    交わした最初の言葉だった。ぁぃら『じゃぁって何?!15歳やけど。』

    2005-07-14 13:33:00
  • 144:

    ぁぃら

    拓矢『わっか〜!俺20歳やでぇ。』ぁぃら『知ってるし!この前「酒は飲めませ〜ん」って
    言ってたで☆』私は真似をして言った。拓矢は少し恥ずかしそうにしていた。
    そうこうしている内に美紀と隆がやって来た。
    拓矢『おっそい!』隆『ぁぃら大丈夫やった?』隆は拓矢の言葉をわざと無視して言った。

    2005-07-14 13:36:00
  • 145:

    ぁぃら

    拓矢『無視かい。』美紀『花火買っててん☆』拓矢は無邪気に喜んでいた。
    ぁぃら『なんとか無事やったぁ。』私は隆に大げさに怖かった事を説明する。
    隆『追われたん?!』拓矢『おぉ。余裕でまいたけどなっ☆』
    自慢そうに言う拓矢に隆はキックをするフリをした。隆『女ケツ乗っけてんねんぞ。』

    2005-07-14 13:40:00
  • 146:

    ぁぃら

    拓矢は『ついつい・・。』と言ってごまかした。
    それから暗くなるまで4人で喋ったり服のまま海に入ってじゃれたりしていた。
    隆と拓矢は暴走族だった。隆は引退しているが、今でもたまに参加するらしい。
    拓矢は現役だった。拓矢『引退しなアカンけど、やめられん。』と言っていた。

    2005-07-14 13:44:00
  • 147:

    ぁぃら

    拓矢の暴走は族の中でもピカイチらしい。運転技術も上手いと言った。
    私と美紀はそんな話を興味津々に聞いた。ぁぃら『今度連れて行ってやっ!』
    二人は『女はアカン!』と声をそろえて言ったが、美紀と二人でだだをこね、
    先輩の車から見ると言う約束でOKしてもらった。

    2005-07-14 13:48:00
  • 148:

    ぁぃら

    暗くなるとロケット花火や打ち上げ花火、後はねずみ花火(?)をして
    遊んだ。基本的に相手に向けて火をつける。逃げ回ったり追いかけたり。
    でも私と美紀は焼けどなどしない。隆と拓矢がカバってくれる。
    二人はアチッアチッと言いながら両手に一杯の花火を持って戦っていた。

    2005-07-14 13:53:00
  • 149:

    ぁぃら

    拓矢『よしっ。ぁぃら行けっ!』ぁぃら『おぉっ♪』私は拓矢を盾に隆へ攻撃する。
    美紀も隆を盾に攻撃していた。私たちは自然とそういう組み合わせになっていた。
    花火がなくなると、浪打ぎわで棒倒しをした。負けたら海へ投げ飛ばされた。
    拓矢が隆が負けると美紀と一緒にズルズルと海へ引っ張りこんだ。
    勿論私達も道連れにされる。

    2005-07-14 13:56:00
  • 150:

    ぁぃら

    4人ともビショビショになり少し肌寒くなって来たところでゲームは終了した。
    帰りの単車。来るときに乗った時より安心できた。きっと拓矢を信じていたのだろう。
    地元に戻ると服はすっかり乾いている。駅前で少し話すと家の近くまで
    送ってもらい帰った。

    2005-07-14 13:58:00
  • 151:

    ぁぃら

    家に着くと直ぐにシャワーを浴び、部屋にこもる。父や母は何か言いたげだったが、
    何も言ってこなかった。PHSに着信が6件もある。全部美紀だ。
    すぐに掛けなおす。ぁぃら『おつかれ〜☆どうしたん?』
    美紀『うん。ちょっとなぁ・・。』少しもったいぶる。ぁぃら『何よぉ?』

    2005-07-14 14:00:00
  • 152:

    ぁぃら

    美紀『拓矢とどない?』急な質問に少し動揺した。ぁぃら『どないって?』
    美紀『うん。うち隆と付き合う事なってん。』
    ぁぃら『まじで?!いつ?急やん!おめでとぉ♪』ビックリしたけど
    別に不思議なことでもなかった。私たちはまだ若い。会って間もなくても
    全然付き合えた。

    2005-07-14 14:03:00
  • 153:

    ぁぃら

    美紀『ありがとぉ!今日の帰りやで☆』ぁぃら『帰り?あぁっ!あの途中遅かった時か?!』
    帰り隆の単車が急に後ろから消えた。しばらく拓矢と単車を止め待っていると
    戻ってきたが、隆『しょんべんしてた☆』と言った。
    美紀『あん時!あん時!』ぁぃら『告られたん?!いいなぁ〜。』
    美紀は私の知っている限りモテる子だった。

    2005-07-14 14:07:00
  • 154:

    ぁぃら

    美紀『告られたら付き合う?』ぁぃら『付き合う!!でもシン中やしなぁ。』
    美紀は『あぁ〜』と言ってしばらく黙った。
    すると隆に電話を変わった。ぁぃら『一緒におったん?!おめでとやなっ☆』
    隆『おぉ!拓矢の事やけど、アカン?』私は意味が分からなかった。
    アカンも何も告られてもいない。

    2005-07-14 14:15:00
  • 155:

    ぁぃら

    ぁぃら『なにが?』隆『今拓矢も一緒やねん。』ぁぃら『そぉなん?』
    私はこの時また自分だけが仲間はずれになった気がした。
    電話の向こうで話し声が聞こえる。《お前自分で言えやっ!》ギャーギャー聞こえた
    と思うと急に静かになった。拓矢『俺やけど・・。』ぁぃら『うん。』
    いくら鈍感な人でも分かる。「早く言ってくれっ!」と思っていた。

    2005-07-14 14:19:00
  • 156:

    ぁぃら

    しばらく沈黙になった。私は耐えられず、ぁぃら『なに?早く言ってっ!』
    と言ってしまった。拓矢『お前が言えやっ!』そんな意味の分からない事を
    繰り返し言い合った。拓矢『んじゃそういう事やから。』
    「ってどういう事やねん。」と思いながら、拓矢と付き合う事になった。

    2005-07-14 14:22:00
  • 157:

    ぁぃら

    それからは毎日のように4人で遊んでいた。
    付き合い始めて1ヶ月がたった頃―
    その日は初めて2人で遊ぶことになった。拓矢『んじゃ行こっ☆』
    迎えに来てもらい単車に乗る。ぁぃら『何処行くん?』拓矢『俺ん家♪』
    まさかと思った。ついにこの日が来てしまった。

    2005-07-14 14:27:00
  • 158:

    ぁぃら

    やっぱり予感は的中した。拓矢の家に着くなり部屋に連れて行かれた。
    敷きっぱなしと思われる布団へ拓矢はもぐりこみ私の腕を引っ張る。
    正直、2度としたくないと思った。何あの痛さ!何あの変な格好!
    拓矢は私が始めてだと知って、優しくしてくれたけどそれでも痛すぎた。

    2005-07-14 14:36:00
  • 159:

    ぁぃら

    15歳の夏―
    私は処女膜を破った。パンツには3日間くらいずっと血がにじんでいた。
    母にばれるのではと、しきりに気にしていた。
    そんな出来事から1週間ほどすると、待ちに待った暴走に連れて行って貰う事になった。

    2005-07-14 14:39:00
  • 160:

    ぁぃら


    今日はここまでにしまぁす☆
    あとで又時間があれば更新します(*^-^*)
    読んでくれてる方本当にありがとう!いつも感想やしおりなど感激です♪
    またお願いしますm(__)m

    2005-07-14 14:42:00
  • 161:

    えりな

    待ってます(o^o^o)

    2005-07-14 14:56:00
  • 162:

    いくみ

    おもちろい?

    2005-07-14 15:46:00
  • 163:

    ぁぃら

    時間出来たので更新しまぁす♪
    えりなさん*いくみさんありがとぉ^0^/
    みんなのカキコがあると凄くやる気が出ます☆完結までまだまだですが
    ヨロシクお願いしまーす!

    2005-07-14 16:17:00
  • 164:

    ぁぃら

    170より続き→

    PM10:30―
    族の仲間が集合し始めた。私と美紀はみんなとは初対面だ。隆と拓矢にべったり引っ付いて
    次々やって来る仲間達を見ていた。

    2005-07-14 16:20:00
  • 165:

    ぁぃら

    みんなイカツイ単車にイカツイ人ばかり・・・拓矢たちが可愛らしく見えた。
    中には私たちとタメの子も居たし、年齢はバラバラだった。
    一台のヤン車が大きな音楽と共にやって来る。ウーハーと重低音が響く。
    ドンドンと鳴る車から1人の男の人が出て来た。名前は大樹。
    私たちは、たっちゃんと呼んだ。

    2005-07-14 16:25:00
  • 166:

    ぁぃら

    拓矢『お疲れ様です!!』深く頭を下げて言う。みんなも揃って挨拶をした。
    それだけで十分この人の威圧は伝わった。
    たっちゃん『おつかれぇ!この子らか?』影から見ていた私達に気づいたたっちゃんは
    隆に言った。隆『はい!お願いします。』たっちゃんは私と美紀の前まで来て
    『名前何て言うん?こいつらの女?』と聞いた。

    2005-07-14 16:29:00
  • 167:

    ぁぃら

    私達は名前を言ってコクリと頷いた。たっちゃん『そんな怖がらんといてや〜。』
    と私と美紀の頭をポンッとした。拓矢『ぁぃらが俺の女です!』いきなり言う。
    たっちゃん『そんな心配せんでも食わんて!・・・たぶんな。』ニヤリとして
    拓矢をからかう。拓矢『まじ勘弁っすよー。』さっきまでの緊迫した空気が
    なじんだ。拓矢はたっちゃんに懐いているらしい。たっちゃんも可愛がっているようだった。

    2005-07-14 16:35:00
  • 168:

    ぁぃら

    私たちもすぐにたっちゃんには懐き、お兄ちゃんみたいだった。
    みんなが集合した頃にはもう、日付は変わっていた。
    たっちゃん『んじゃ、ぁぃらと美紀は車乗りや。』言われるがまま
    後部座席へと滑り込んだ。全員で何人くらいいただろう。
    単車の数は50台はあったと思う。

    2005-07-14 16:38:00
  • 169:

    ぁぃら

    今日は誰かの追悼暴走らしい。二つの族が一緒になって走っているといった。
    連合を組んでいる。よく分からなかったが「すごい組織だ。」と勝手に解釈した。
    他の車は殆どなく大きな道路に広がって走る男達。
    こけるんじゃないかと心配になるほどローリングをしてはケツに乗っている子は、
    背中を思いっきりそって踊っていた。

    2005-07-14 16:46:00
  • 170:

    ぁぃら

    交番や警察所の前を通過するときは思いっきりスピードを落とし、
    リズムを刻む。後ろの子はたこ踊りをした。思いっきりポリを挑発している。
    その挑発に乗るかの様にパッツンが出てくる。男の子達は顔にタオルを巻いたり
    変なマスクを付けたりと顔を隠していたが、思いっきり名前を叫ばれていた。
    サイレンの音が増える。私の興奮は絶頂に達していた。

    2005-07-14 16:54:00
  • 171:

    ぁぃら

    ある地点を過ぎると、ポリをまき始める。みんながバラバラになると
    たっちゃんは一気にスピードを上げ、目的地へ向かった。
    事前に決めていた集合場所。みんなが集まってくる。ケツ持ちをしていた子が
    最後だった。車からおり伸びをして拓矢の元へ行く。
    私以上に興奮状態にある拓矢は何を言っているのか分からないくらいに騒いでいた。

    2005-07-14 17:02:00
  • 172:

    ぁぃら

    今から折り返して地元へ戻るという。私と美紀の意見は一緒だった。
    ぁぃら『ケツ乗っけて!』しきりにお願いした。
    でも結局乗せては貰えず膨れながら美紀と車へ戻ると、引き換えしたのだった。

    2005-07-14 17:08:00
  • 173:

    ぁぃら

    その日から数日が経ったある日―
    寝ている所を母に叩き起こされた。母『あんた学校どぉすんの?』
    ちょうど夏休み前の事だ。私は学校へ既に行っていなかったが、
    辞めた訳ではなかった。ぁぃら『やめる。』それだけ言うと又眠りに付いた。

    2005-07-14 17:10:00
  • 174:

    ぁぃら

    夕方。また母に起こされる。私のはすっかり夜行性になっていた為、
    いつも朝から寝て夜7時頃に起きる。
    母に話しがあると言われダルイからだを起こしリビングへ降りた。
    ソファには父の姿も見えた。

    2005-07-14 17:12:00
  • 175:

    ぁぃら

    父『学校ほんまに辞めるんか?』そう言った父は悲しい顔をしていた。
    ぁぃら『どうせ留年やろ?』テストも受けず、出席日数だって足りていないはず、
    進級できるはずがないと思った。父『お父さんは行ってほしい。』
    この時私は両親の顔をまともに見ることが出来なかった。
    自分が悪い事をしていると気づいていたからだ。

    2005-07-14 17:17:00
  • 176:

    ぁぃら

    とりあえず学校は行ってくれ。と言われ私は了解した。
    父と母の元気の無い顔・・・私にはそれ以上反抗する事ができなかった。
    翌日両親と一緒に学校へ向かった。校長室で話しをされる。
    すっかり変わってしまった私を見て担任は驚いていた。

    2005-07-14 17:19:00
  • 177:

    ぁぃら

    髪の毛は金色になり、耳にはピアスがずらりと並ぶほど付いてあった。
    目つきも変わったと言われた。
    2学期が始まってちゃんと学校に来るれば進級できると言われた。
    私はその言葉に少し安心して家に帰った。

    2005-07-14 17:21:00
  • 178:

    ぁぃら

    だからと言って遊ぶ事を辞めた訳じゃない。学校へ行けばそれでいいだろう
    と思っていたからだ。
    夏休み、私たちは暴走を繰り返し休みが終わりに近づいた頃には
    単車の後ろでたこ踊りをするほどになっていた。

    2005-07-14 17:25:00
  • 179:

    ぁぃら

    特攻服を作りレディースを結成しようともしたが、女友達は少なく
    自分達では単車を運転する事が出来なかった。何度か練習をしたが
    足は地面に届かず、思い単車を支えることも出来なかった。レディースの
    夢はあっけなく終わり、拓矢たちに混じって踊っていた。

    2005-07-14 17:27:00
  • 180:

    ぁぃら

    二学期に入ると最初の1週間はちゃんと学校へ行った。
    が、1週間後私はサボってしまった。シンナーを始めたからだ。
    その日いつもの4人で集まった。そこに拓矢はボケて来た。別に珍しい事では
    無かったがその日は無性に気になった。

    2005-07-14 17:31:00
  • 181:

    ぁぃら


    今日はココまで☆
    まだまだ先は長いです(。。;)どこを省略するべきか悩みながら結構詳しく書いていて、
    ダラダラとなってしまってるんじゃないかと心配です↓
    最後までお付き合いしてくれると嬉しいです(*^-^*)

    2005-07-14 17:39:00
  • 182:

    いくみ

    楽しみにしてるね?

    2005-07-14 17:49:00
  • 183:

    まり

    しおり

    2005-07-14 19:43:00
  • 184:

    ヘロヘロ君

    続き楽しみに待ってます??

    2005-07-16 02:00:00
  • 185:

    ぁぃちゃ

    しぉりぃ?

    2005-07-16 06:23:00
  • 186:

    名無しさん

    ?

    2005-07-16 08:37:00
  • 187:

    ぁぃら

    こんにちは★みんなカキコありがとう!
    昨日は忙しくて更新できませんでしたm(__)m
    今から更新しますねっ♪ヨロシクお願いしまーす(*>ω)ノ

    2005-07-16 12:51:00
  • 188:

    ぁぃら

    192より続き→

    ぁぃら『拓矢いつまで続けるん?』この頃付き合ってもう半年くらいだった。
    一向に辞めようとしない拓矢がドンドン違う人へと変わって行くようだった。
    拓矢『ん〜?』ボケている相手に聞いても意味のない事だった。

    2005-07-16 12:55:00
  • 189:

    ぁぃら

    美紀と陵は全然気にしていないみたいだったが、私には気になって仕方がない。
    そんなに気持ちいい物なのだろうか。
    シンナーやシャブをしている人に対して私は偏見すら持っていなかった。
    どちらかと言うと興味のほうが強い。ぁぃら『そんなに美味しいん?』
    そう聞いた私に、拓矢は、にまぁ〜っと不気味に笑った。

    2005-07-16 12:59:00
  • 190:

    ぁぃら

    この頃美紀にしきりに言われていた。美紀『うちらは絶対薬物禁止やで!』
    もしどっちかが手を出したら殴ってでも止めようと言う約束をした。
    ぁぃら『約束なっ!』私は自分がする訳ないと思っていた。
    でも美紀との約束はあっけなく破られた。

    2005-07-16 13:04:00
  • 191:

    ぁぃら

    美紀と隆が後輩を迎えに行くと言って、その場から居なくなった時、
    拓矢は見計らっていたかの様に言った。拓矢『ぁぃらも吸う?』
    公園の草むらに入っていった。ビニール袋とシンナーの入ったペットボトル。
    大事そうに抱え戻ってきた。ニールの底を結び透明な液体を入れると
    私に手渡した。

    2005-07-16 13:07:00
  • 192:

    ぁぃら

    私は迷うことなくニールに口を付けた。
    最初は少しむせたりしたけど、直ぐに気持ちよくなった。
    何も喋らず無言で吸い続ける。やたらとヨダレが出ていた。
    美紀たちが戻って来たときは少し焦った。美紀との約束を破ったから。
    でも直ぐにどうでも良くなって無視して吸った。

    2005-07-16 13:15:00
  • 193:

    ぁぃら

    美紀『自分何してんねん!』しゃがんでいる私を美紀は蹴った。
    それでも無視している。美紀は私を無理やり立たせ、持っていたニールを
    取り上げた。ぁぃら『返してーよぉ・・』美紀から取り替えそうと必死になる。
    その時の私はとても醜かっただろう。

    2005-07-16 13:17:00
  • 194:

    ぁぃら

    美紀『何でやねん・・・。』美紀は悲しそうに泣いていた。
    私は美紀の涙を見ても正気には戻らなかった。
    バッチン―
    思いっきりビンタをされ、私も泣き出した。
    ぁぃら『何で殴るん?返してって言ってるだけやん。。』

    2005-07-16 13:20:00
  • 195:

    ぁぃら

    美紀は言葉を失っていた。美紀『もう1発殴らせろ!』と言うと、
    私を今度はグーで殴り去って行った。投げ捨てられたニールを拾い、
    美紀の姿を見送ると、私は又拓矢とボケ始めた。
    何か耳もとで呪文のような声が聞こえると私は完璧に飛んだ。
    そこから先は全く記憶になかった。

    2005-07-16 13:33:00
  • 196:

    ヘロヘロ君

    続き楽しみに待ってます??

    2005-07-16 13:44:00
  • 197:

    ぁぃら

    それからは結局学校も辞め、拓矢と二人毎日ボケるようになった。
    いつも呪文のような声が聞こえると、記憶が失われた。
    ある日、私は拓矢が約束の場所に来なかったので、美紀に殴られた日
    以来に連絡を取った。電話に出てくれるか心配だったが、不機嫌そうに
    美紀が出た、美紀『なに?』ぁぃら『怒ってるやんな?ごめん。』

    2005-07-16 13:46:00
  • 198:

    ぁぃら

    ヘロヘロ君ぁりがとう!
    もう少し更新しますのでヨロシクです(*^-^*)

    2005-07-16 13:48:00
  • 199:

    ぁぃら

    美紀『んで辞めたん?』ぁぃら『・・・拓矢知らんかなって思って。』
    私は美紀の質問には答えなかった。答えなくても美紀には十分わかっていた。
    美紀『知らんし。』ぁぃら『そっか・・・。』しばらく沈黙が続いた。
    陵『ぁぃら?』美紀の電話に陵が出た。陵『お前もう拓矢と別れろ!』

    2005-07-16 13:52:00
  • 200:

    ぁぃら

    急に言われて何も言えなかった。陵『あいつもうパクられんぞ!』
    ぁぃら『えっ?』私は意味が分からなかった。ずっと一緒にいたから
    捕まるような事はボケてる事くらいだ。それなら私も捕まる。
    でも理由は違った。隆『アイツ引ったくりしよった。』

    2005-07-16 13:54:00
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