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1:
結愛
これは、私の現在に至るまでの実話です。
どこにでも溢れている、だけどかけがえのない、たった一つの自分だけのストーリー。2006-05-30 14:07:00 -
31:
結愛
名無しさん、すごく嬉しいです?出来るだけ早く更新出来るように頑張るんで、またのぞいて下さいね?
2006-05-30 17:26:00 -
32:
結愛
「そんな恥ずかしがらんでも大丈夫やって!!これから成長するわ笑」
『自分があんな幼児体型やと思わんかった…』
「まぁそれは否定出来ひんわ笑。何食べたい?」
『ん〜っとなぁお好み焼き!!』2006-05-30 17:29:00 -
33:
結愛
私はお好み焼きが大好きだった。まだ小さい頃、両親と食べに行ったお好み焼きが忘れられなかった。
道頓堀にあるお好み焼き屋に入ると、周りの人たちは一斉に私たちを見て何か話して笑っている。
無理もない――………私もまだ“向こう側”にいた頃は、こんなでっかい頭をしている水商売丸出しの人をよくジロジロ見ていたから。2006-05-30 17:33:00 -
34:
結愛
「何食べる?」
大樹はもう慣れっこなんだろう。周りを気にする事なく、平気な顔をしていた。『イカ玉!!』
「じゃあ俺はぶたモダンにしよ〜。」
注文を終えてもまだ周りを気にして俯いている私に、大樹は一言「かわいいで」って言ってくれた。2006-05-30 17:37:00 -
35:
結愛
「そや!彩花にいいもんやるわ。」
そう言って手渡されたのは綺麗に包装された化粧品だった。ファンデーションやマスカラ、グロスやチーク…
『これ…』
「さっきの美容院でな、一通り包んでもらってん。まずは化粧上手ならなな」2006-05-30 17:40:00 -
36:
結愛
私が売れれば、その何割かはスカウトマンである大樹に入ってくるんだろう。それぐらいは知っていた。でも…さっき出逢ったばかりの私にここまでしてくれる大樹の行為を、“仕事”だなんて思いたくなかった。
『ありがとう…』
そう言うと、涙が溢れてきた。思えば、祖母が亡くなってからずっと涙を流していなかった。父が亡くなった時も…泣いてしまえば全てが壊れていってしまいそうで…恐かった。2006-05-30 17:47:00 -
37:
結愛
「泣くなや!俺が泣かしてるみたいやん!!」
慌てて辺りを見渡しナプキンを差し出す大樹を見て、少し笑ってしまった。
「お前の源氏名考えななぁ」
『彩花のまんまじゃあかんの?』2006-05-30 17:50:00 -
38:
結愛
「今日行く店な、彩花って子もうおんねん。名前被んのはタブーやからな。あっそや!!いいの思いついた」スーツの胸ポケットからペンを取り出すと、手帳を一枚破って何かを書き出した。
「はいっ!!今日からお前は、愛を結ぶって書いてユアや!!」2006-05-30 17:55:00 -
39:
結愛
『愛を結ぶやったら愛結でアユじゃないん?』
「そこはあえて逆にすんのがセンスってもんやで!それに席ついてアユです〜ってゆったらみんな浜崎あゆみを思い浮べるやろ?お前目はでかいけどあゆには似ても似つかんから客にボロカスゆわれるだけやで笑」2006-05-30 17:58:00 -
40:
結愛
『似てなくて悪かったね』少しむすっとしながらそう答えたけど、私は“結愛”と言う名前がすごく気に入った。
「ほなら飯も来た事やし仕事に備えて食べまくろかぁ」
『うん!!』2006-05-30 18:06:00