-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
店内恋愛
-
1:
結愛
これは、私の現在に至るまでの実話です。
どこにでも溢れている、だけどかけがえのない、たった一つの自分だけのストーリー。2006-05-30 14:07:00 -
51:
名無しさん
頑張れ?読んでまつ?
2006-05-30 23:03:00 -
52:
名無しさん
今はぢめてよんだけどおもしろい♪がんばってなぁ
2006-05-30 23:16:00 -
53:
名無しさん
期待?
2006-05-30 23:19:00 -
54:
結愛
「着いたで。」
『えっこんなすごいとこなん!?』
「稼ぎたいんやろ?ここはでかいし女もいっぱいおる。正直初めてやったらしんどいと思うわ。でも俺がちゃんとやったるから頑張り。お前やったらいけるわ」その店は、自分の想像以上の広さだった。まさか水商売初めての、若干17歳の私がこんな店で働けるなんて思わなかった。2006-05-31 08:27:00 -
55:
結愛
「入るで。」
扉を開け中を覗くと、広い店内にはあちらこちらに花が飾られ、綺麗なシャンデリアまであった。まさに“夢の世界”。
お客さんはもうかなり入っていて、店内は賑わっている。どこを見渡しても、綺麗なお姉さんばかりだった。2006-05-31 08:30:00 -
56:
結愛
「ははっ!!えらい元気のいい子やなぁ。この子はいけるわ。」
「でしょ。ほなよろしく頼みます。終わったら俺に電話してもらっていいですか?こいつ携帯持ってないんで…」
そう、この頃私は携帯なんて持っていなかった。父が持つ事を許してくれなかったのだ。2006-05-31 08:38:00 -
57:
結愛
「じゃあ俺行くから、頑張れよ。」
『うん、ありがとう。』
大樹が帰り、一人残された私は不安で半泣きだった。オーナーさんに呼ばれ、奥の事務所に入る。そこにはもう一人、スーツを着た人が煙草を吸っていた。2006-05-31 08:44:00 -
58:
結愛
オーナーに指示された椅子に座り、入店書を書いた。もちろん生年月日を偽って。
「結愛、干支もゆえるようにしとけよ。たまにめっちゃ聞いてくる奴おるから」『はい。』
そこからは煙草の火のつけ方、ドリンクの作り方、指名交渉の仕方などを教えてもらった。しかしいきなり完璧に覚えられる訳がなく、聞き逃さないようにするのが精一杯だった。2006-05-31 08:50:00 -
59:
結愛
「じゃあ早速接客してみよか。今からナンバーワンの美和の客のツレの方についてもらうな。熱い客やし、優しいから。美和も色々教えてくれると思うわ。」
『はい、頑張ります。』
事務所を出ると待機室があって、女の子たちが煙草を吸ったり携帯をいじったりしている。おはようございます、と挨拶をしてみたけどまともに返してくれる人はいなかった。2006-05-31 09:15:00 -
60:
結愛
「結愛さん入ります。」
『しっ失礼します!!』
緊張するとどもってしまうのは、私の悪い癖だ。
祐樹の言っていた通り、お客さんは初めての私にもすごく優しくて美和さんもフォローしてくれたりと楽しかった。美和さんと私は、この後色々あるんだけれど…それはもう少し先の話……。2006-05-31 09:25:00